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コスタリカ 火山噴火で住民避難10月31日 14時12分
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中米コスタリカで標高3000メートル以上の火山が噴火して近くの住民が避難しており、地元当局は火山活動がさらに活発化する可能性があるとみて警戒を強めています。
噴火したのは、コスタリカの首都サンホセから東におよそ50キロ離れた標高3300メートル余りのトゥリアルバ火山です。
29日の深夜、複数回にわたって揺れが観測されたあと噴火し、その後も断続的に噴火口から灰色がかった煙が舞い上がっています。現地からの映像では、近くの住宅や乗用車、それに馬などに火山灰が降り積もっている様子が映っています。
今のところけが人は報告されていませんが、地元メディアが伝えたところによりますと、近くに暮らす住民十数人が安全な場所に避難しているということです。
トゥリアルバ火山はコスタリカの国立公園内にあり、地元の観光地として知られていますが、火山活動が活発で、4年前に噴火が起きたのを機に国立公園は閉鎖されています。
地元当局では、火山活動がさらに活発化するおそれがあるとみて警戒を強めています。