THE HISTORICAL SCIENCE SOCIETY OF JAPAN
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日本古代史部会
日本古代史部会11月例会案内
11月例会のご案内を申し上げます。多くの方のご参加をお待ちしております。
【例会@】
日時:2014年11月15日(土)14:00〜(開場:13:30〜)
会場:早稲田大学戸山校舎34号館5階第5会議室
報告:上村正裕氏「奈良時代における官職昇進過程と氏の構造」(仮)
三輪仁美氏「「二宮大饗」の成立とその意義」(仮)
【例会A】日時:2014年11月29日(土)
※詳細が決定次第、追ってご連絡いたします。
《通信費について》
今年度の例会案内をご希望される方(ハガキ:600円、E-mail:300円)は、
例会の会場または郵便口座(00110-0-57807)にてお申し込み下さい。
なお、E-mailでのご案内をご希望される方は、E-mail(kodaishibukai@yahoo.co.jp)に、
ご氏名・ご連絡先と「例会案内希望」と明記の上、必ずメールをお送り下さい。
歴史学研究会日本古代史部会
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2 千代田三信ビル
e-mail:kodaishibukai@yahoo.co.jp
アジア前近代史部会
アジア前近代史部会6月例会のご案内
このたび下記の要領にて、歴史学研究会アジア前近代史部会6月例会を開催致します。
ご多忙の折かとは存じますが、是非ご参席いただき、ご意見を賜りますよう
お願い申し上げます。
なお、例会終了後に懇親会を開催致します。こちらも奮ってご参加ください。
【6月例会】
報告者:
飯田 祥子氏(岐阜聖徳学園大学等非常勤講師)
「更始政権の性質をめぐって」
日時:
2014年6月21日(土)18:30〜
会場: 専修大学神田校舎7号館8階783教室
(地下鉄神保町駅A2出口徒歩1分、専大通りに面する建物)
部会運営に関するご意見・ご要望等がございましたら、下記の宛て先までお寄せください。
〒101-0051 千代田区神田神保町2-2 千代田三信ビル3F
歴史学研究会アジア前近代史部会運営委員会
HP: http://rekiken.jp/seminars.html#Asia_zenkindai
E-mail: asia_zenkindai@yahoo.co.jp
西洋古代史部会
西洋古代史部会8月のお知らせ
この度、西洋古代史部会では8月例会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
報告:足立 恭平氏
東京大学大学院・人文社会系研究科欧米系文化研究専攻(西洋史学)修士課程
「グラックス改革と民衆 共和政ローマのコンティオをめぐる近年の研究から」
日時:2014年8月2日(土)18時〜
会場:山上会館203会議室
西洋古代史部会世話役
日本中世史部会
日本中世史部会10月・11月ののお知らせ
【戦国史勉強会】
日時:10月29日(水)19:00〜
場所:早稲田大学戸山キャンパス33-2号館(プレハブ棟)201教室
内容:修士論文準備報告会
細田大樹「戦国期越後上杉氏における当主権力と取次
−「披露」文言に注目して−」
【例会】
日時:11月22日(土)15:00〜
場所:学習院大学北1号館301教室
報告:水野嶺「織田信長禁制にみる幕府領国」
【大会関連論文勉強会】 ※今回は合宿は行いません
日時:11月30日(日)15:00〜
場所:早稲田大学早稲田キャンパス3号館605教室 ※戸山キャンパスとは異なります
報告@:海上貴彦(西田友広氏関連論文)
《対象論文》
・高橋典幸「荘園制と悪党」(『国立歴史民俗博物館研究報告』104、2003年)
・市沢哲「鎌倉後期の河内国金剛寺」(同『日本中世公家政治史の研究』校倉書房、2011年、初出は2003年)
・新田一郎「日本中世の国制と天皇」(『思想』829、1993年)
報告A:中山翠(松園潤一朗氏関連論文)
《対象論文》
・新田一郎「『由緒』と『施行』」(勝俣鎮夫編『中世人の生活世界』山川出版社、1996年)
・同「日本中世の国制と天皇」(『思想』829、1993年)
・同「法と歴史認識の展開」(『日本思想史講座2中世』ぺりかん社、2012年)
・家永遵嗣「建武政権と室町幕府との連続と不連続」(『九州史学』154、2010年)
・吉田賢司「室町幕府論」(大津透ほか編『岩波講座日本歴史8中世3』岩波書店、2014年)
※当日、来年度大会報告者に決意表明をしていただきます。
【お問い合わせ先】
似鳥雄一
rekiken.chusei2014@gmail.com
〒101-0051 千代田区神田神保町2-2 千代田三信ビル
歴史学研究会 日本中世史部会
ヨーロッパ中近世史合同部会
ヨーロッパ中世史・近世史合同部会10月例会開催のお知らせ
日時:2014年10月4日(土)午後15:00〜18:00
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館803会議室
(http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.htmlを 御参照下さい)
報告者: 津澤 真代 氏
「15世紀フィレンツェにおける大学の有用性と学位」
参考文献:
- 児玉善仁『イタリアの中世大学 : その成立と変容』名古屋大学出版会、2007年.
- J. Davies, Florence and its university during the early Renaissance, Leiden, 1998.
- K Park, Doctors and medicine in early Renaissance Florence, Princeton,1985.
歴史学研究会ヨーロッパ中世史・近世史合同部会
世話役: 内川勇太・木崎孝嘉・岸田菜摘・小坂井里加・後藤里菜・高津秀之・津澤真代・成川岳大・村上司樹
(50音順)
*これまでの「例会報告要旨」はコチラから。
日本近世史部会
日本近世史部会11月例会のご案内
日本近世史部会では、下記のように11月例会を開催いたします。
ご多忙中とは存じますが、ご参会下さいますようお願い申し上げます。
日時:11月20日(木)18:30
会場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール大会議室(地下一階)
※アクセス:http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
報告:清水翔太郎氏
「近世大名家の婚姻成立過程の変遷について‐秋田藩佐竹家の事例を中心に‐(仮)」
〈参考文献〉
・高橋博「大名佐竹家の婚姻・通婚圏と幕藩関係」(『学習院史学』第32号、1994年)
・松尾美恵子「近世武家の婚姻・養子と持参金」(『学習院史学』第16号、1980年)
〒101-0005
千代田区神田神保町2-2 千代田三信ビル
歴史学研究会 近世史部会
rekiken.kinsei@gmail.com
※近世史部会運営委員会へのご意見・ご要望などがございましたら、
是非お寄せ頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
近代史部会
近代史部会6月例会のご案内
2014年度大会批判会のご案内
近代史部会では、2014年度大会「「寛容」と嫌悪を問い直すための
クィア史」での議論をさらに発展させるべく、以下の通り大会批判会を
開催いたします。ご多忙中とは存じますが、お誘いあわせの上
ご参加下さいますようお願い申し上げます。
日時:2014年6月15日(日)13時〜
会場:明治大学研究棟2階 第9会議室
批判者
・兼子歩氏(明治大学専任講師・アメリカ史/ジェンダー史)
・川口遼氏(一橋大学大学院博士後期課程・ジェンダーと
セクシュアリティの社会学/男性性研究)
※参加費は資料代のみ実費をいただきます。
近代史部会修士論文報告会のご案内
近代史部会では、以下の通り修士論文報告会を
開催いたします。
ご多忙中とは存じますが、お誘いあわせの上ご参加下さい
ますようお願い申し上げます。
日時:2014年6月21日(土)13時〜
会場:早稲田大学早稲田キャンパス14号館8階804会議室
報告者
・渡邊桂子氏(早稲田大学大学院博士後期課程)
「西南戦争における情報統制と記者派遣」
・閔東曄氏(東京大学大学院博士後期課程)
「在日朝鮮人の「解放」意識に関する一考察
−雑誌『民主朝鮮』にみる文化人たちの思想状況を中心に」
・李英美氏(一橋大学大学院博士後期課程)
「戦後日本の出入国管理政策―大村収容所の成立を事例に」
※参加費は資料代のみ実費をいただきます。
現代史部会
現代史部会2014年度第1回例会のご案内
現代史における「第三世界」再考
−ヴィジャイ・プラシャド『褐色の世界史 第三世界とはなにか』を読む
日時:2014年6月21日(土)13時〜17時30分
場所:青山学院大学青山キャンパス総合研究所ビル10階第18会議室
書評:ヴィジャイ・プラシャド(粟飯原文子訳)
『褐色の世界史 第三世界とはなにか』(水声社、2013年)
評者:
浅田進史氏(ドイツ植民地主義史)
栗原康氏(アナキズム思想史)
林裕哲氏(パン・アフリカニズム思想史)
総合部会 (歴研シンポジウム)
歴研シンポジウム
歴史学の課題としての戦後日本/平和主義
―集団的自衛権問題を見すえて―
日 時:2014年12月13日(土) 13時30分〜17時30分
会 場:慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎527教室
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
※西校舎は上記サイトの「キャンパスマップ」中、12番の建物
報 告:
油井大三郎 世界史に逆行する集団的自衛権論の陥穽
鳥山 淳 自治と復興をめぐり揺れ動く、占領下沖縄の「平和」
村井章介 境界の蘇生を求めて−日本前近代史から−
資料代:500円(事前申し込み不要)
開催主旨
2014年7月1日、第二次安倍政権により、集団的自衛権を容認する閣議決定が強行された。当会委員会としてはこれに先立つ5月24 日に、声明「憲法解釈の変更による集団的自衛権の容認に反対する」を発表し、反対の意思を表明した。同声明では、集団的自衛権の行使は国際法上の戦争事態 にあたり、軍隊として交戦活動をおこなうに他ならないこと、戦争ができる国づくり≠フ一環としてこれをとらえる必要があること、解釈改憲をめぐる安倍政 権の手法は、強引かつ恣意的である点でかつてない危うさがあることなどを指摘した。こうした安倍政権の策動は、日本国憲法の根幹である平和主義に対する挑 戦であり、また、立憲主義の原則を否定するものに他ならない。本シンポジウムでは、そうした集団的自衛権の諸問題をふまえたうえで、歴史学の立場から、あ らためて現状を見すえる視座を探りたい。
歴史学研究会は、この間、眼前にある状況を見すえた企画を継続的におこなってきた。2013年12月15日には、シンポジウム「「慰安婦」問題を/から 考える」を日本史研究会と合同で開催し、2014年3月30日には総合部会例会「法と人権の歴史を再考する」を開催した。四月二八日には歴史科学協議会・ 歴史教育者協議会と「四月二八日の意味を考え辺野古への基地移設に反対する歴史学関係者の集会」を共催した。そして、5月24日には大会全体会で「いま、 歴史研究に何ができるかU」を、翌25日には特設部会「資料保全から歴史研究へ」を開催した。これらは、現代社会に対して歴史研究が果たす役割は何かを、 真摯に問い直そうとする、現実と歴史学のかかわり方=アクチュアリティを考える取り組みであった。
以上の経緯をふまえながら、今回は、眼前に浮上してきた集団的自衛権問題と表裏の関係にある、戦後日本が標榜してきた「平和主義」に照準を合わせて議論 したい。そのことはまた、「戦後日本」を再検討することにもつながるだろう。その際、とりわけ以下の三つのポイントを念頭に置いて、検討を加えていきたい と考えている。
第一に、平和主義は安倍政権がまさに「脱却」しようとしている、「戦後レジーム」の中心に据えられてきたものであり、集団的自衛権にかかわる問題の集約 点である。その平和主義を広く歴史的文脈のなかでとらえなおす作業をとおして、東アジアの緊張感をさらに高める現政権の動きに対して、それとは異なる平和 への展望を見出したい。
第二に、侵略戦争への反省の上に出発した戦後の日本が標榜してきた平和主義が、現実にはどのような関係のなかで「成り立って」いたのか。世界、あるいは 東アジアとの連関のなかで、歴史的に検証したい。
第三に、ここでいう戦後日本は、単なる歴史研究の対象ではない。そのあゆみのなかに、他ならぬ歴史学もあったことに留意したい。一人ひとりの研究者が、 眼前にある同時代的な現実と向きあい、問題意識を研ぎ澄ませたり、あるいは現実の影響を極力排そうとしたりしながら、積みあげてきた戦後の歴史学のあり方 についても問いなおしたい。
以上のような問題意識から、本シンポジウムでは、油井大三郎・鳥山淳・村井章介の三氏に報告をお願いした。
油井氏は、近年、第一次世界大戦後の国際社会における、戦争の違法化と国際機関の発展について論じてこられた。それをふまえ、第二次世界大戦後に世界の 中心としてあったアメリカとの関係のなかで日本をとらえ、アジア太平洋戦争をめぐる日米間の記憶の壁について論じていただく。
鳥山氏は、「自治」と「復興」の観点から戦後の沖縄の歩みを検討されてきた。沖縄は、つねに戦後日本/平和主義の矛盾の焦点であり続けてきた。鳥山氏には 沖縄の歩みに即して話していただく。そこから見えてくる戦後日本/平和主義はどのようなものなのか、一緒に考えたく思う。
村井氏は、日本中世の境界・境界認識について、積極的な研究を展開されてきた。これまでのご自身の研究成果をふまえて、幅広い時間軸のなかで、偏狭なナ ショナリズムが幅をきかせつつある今日の状況をとらえるための視座を提供いただく。
以上、専門とする時代や地域の異なる三氏の報告によって、戦後日本/平和主義を、時間的・空間的な広がりのなかで多角的にとらえ、議論をひらいてゆくこ とを企図している。当日はぜひ会場にお越しいただき、討論の輪に積極的に加わっていただきたい。
歴史学研究会部会合同シンポジウム
ヨーロッパ中近世史部会・早稲田大学イスラーム地域研究機構
合同シンポジウムのお知らせ
日 時 2月1日(土)12時30分〜17時30分(最大延長18時まで)
場 所 早稲田大学8号館411教室
報 告
青谷秀紀 中世後期ネーデルラントの出自神話とアイデンティティ
−君主・領邦・都市−
大塚 修 ペルシアの歴史からイランの歴史へ
−9〜14世紀の歴史叙述における古代ペルシアの記憶−
コメント 森本一夫
開催主旨
歴史研究諸分野の個別分極化がたびたび指摘される現状にあって、歴史学研究会大会における合同部会は、西洋古代部会、ヨーロッパ中世史・近世史合同部会 という二部会に加え、近年ではイスラーム史を専門とする研究者も企画・報告の顔ぶれに加わり、時代・地域を異にする諸研究者間の対話の場として機能してき た伝統をもつ。こうした対話の機会をさらに拡充するために、歴史学研究会ヨーロッパ中世史・近世史合同部会と早稲田大学イスラーム地域研究機構は、異なる 地域・時代の枠を越えた比較史的テーマに基づくシンポジウムを共同で開催していく可能性について議論してきた。
今回はその第一回目のシンポジウムであり、「歴史叙述とアイデンティティ」について議論したい。歴史は直線的に伸びる時間軸に沿って過去のできごとを整 序する営みという側面をもち、歴史叙述は、それが書き記された時点から遡って取捨選択された記憶の構築物としての性格を備えている。歴史叙述と作者を取り 巻き、時にはその内部に潜んでいる政治的要因や、時代と地域によって異なる社会的・文化的特性によって、叙述のあり方は大きく左右される。歴史叙述テクス トは、それ自体で完結した構築物ではなく、特に前近代においては、その作者と周囲の集合的記憶が取り結ぶ相互関係の編み糸そのものの表象であったとさえ言 えよう。作者はなんらかの形で周囲の社会から取捨選択の素材となる情報と記憶、あるいは取捨選択の際の規範としての社会論理を蒐集し、あるいは逆に、叙述 が周囲、つまりより具体的にはその作者の属する共同体の集合的記憶の鋳型として受容されることもあった。したがって、集合的記憶の担い手としての共同体、 あるいは歴史叙述、そして同時に歴史認識を規定する形式とその変化について、時代的・地域的な差異に注目しながら論ずることが、歴史学の重要な課題とな る。
この歴史叙述をめぐる問題は、同時に、われわれが「常識」として無批判に前提としてしまっている歴史認識を相対化する契機ともなりえる。異なる地域と時 代を生きた史料作者、いいかえるならば「歴史家」たちとの対話を通じて、それぞれが専門とする地域・時代を対象として日々研究に取り組む現代の歴史研究者 であるわれわれに対して、専門の枠を越えた対話の試みを探るために企画された、本シンポジウム初回にふさわしいテーマと言えるだろう。今回のシンポジウム の二報告は、それぞれ中世低地地方とほぼそれに対応する時代のイランを主たる対象とする事例研究である以上に、超領域的な対話の試みという性格をも兼ね備 えたものである。歴史学における最新の研究動向の成果に触れ、歴史研究者の新しい対話の可能性を探るべく、幅広い議論を期待する。
チラシpdf は コチラ から
共催の催しもの(研究会・シンポジウム)
四月 二八日の意味を考え辺野古への基地移設に反対する歴史学関係者の集会
政府は、昨年、多くの批判を顧みず「主権回復式典」を開催しました。
わたしたちは、歴史学の研究と教育に携わる立場から、
サンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約、外国人登録法が
発効した四月二八日がもつ意味を改めて考え、
辺野古への米軍基地移設に反対する集会を計画しております。
奮ってご参加下さい。
チラシpdfは コチラ から
櫻澤誠「沖縄戦後史のなかの四・二八」
鄭栄桓「対日講和と植民地支配責任――在日朝鮮人史から問いなおす」
吉田裕「国際社会の中で孤立する日本――慰安婦・靖国参拝問題を中心に」
山田朗「改憲路線と『教育再生』」
日時:2014年4月28日 午後6時半〜8時半
会場:明治大学 リバティータワー10階の1103教室
主催:歴史学研究会、歴史科学協議会、歴史教育者協議会
問合せ先 〒101-0051 千代田区神田神保町2-2
千代田三信ビル3F 歴史学研究会