米連邦航空局、スポーツゲーム中のドローンの違法飛行に刑事罰を設ける
知らなかった、では済まされません。
アメリカでドローンを操作する時には、絶対にやってはいけないことがあります。それはスポーツゲーム開催中のフィールド付近で飛ばすこと。連邦航空局の発行した警告書によると、もしも大型スポーツ会場・スタジアムの近くでドローンを飛ばしたなら、罰金もしくは禁固刑が課されるようになる、とのこと。
具体的に言うと、3マイル(約4.8km)以内を、3,000フィート(約914m)以下で飛ばすだけで、違反になってしまうそう。このルールはNFLのアメリカンフットボール、NCAAディヴィジョン1のアメリカンフットボール、メジャーリーグ、そして大型のカーレース等のイベントが行われるときに適用されるそうです。これらのゲームを行っている会場の上空は、ゲーム開始1時間前から終了の1時間後まで、「国防領域」に分類されるため、このような厳しいルールが必要になるみたいですね。
実は、このルールは既存のものに少しばかり付け足しをしただけなんだそう。しかし、連邦航空局がドローンの違法使用に刑事罰を課すように明言したのは、今回が初めてとのこと。
新しいものが普及したら、新しい事故が起きうるわけで。
image by Bureau of Land Management under Creative Commons license
source: FAA via Ars Technica
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(Tomo)
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