(cache) 本島等元長崎市長が死去 天皇戦争責任発言で右翼が銃撃 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 本島等元長崎市長が死去 天皇戦争責任発言で右翼が銃撃


     死去した本島等氏

     昭和天皇の戦争責任に言及し、右翼から銃撃された元長崎市長の本島等(もとしま・ひとし)氏が10月31日午後5時27分、肺炎のため長崎市内で死去した。92歳。長崎県出身。

     京大工学部卒。高校教諭、衆院議員秘書、長崎県議などを経て1979年4月、長崎市長に初当選、4期務めた。

     88年12月、市議会で共産党議員の質問に答え「(昭和)天皇に戦争責任はあると思う」と発言。右翼からの脅迫、嫌がらせが続いたが発言を撤回しなかった。

     90年1月、市役所前で右翼の男から胸を短銃で撃たれ約1カ月の重傷を負った。これをきっかけに暴力から言論の自由を守れという世論が沸き起こった。

      【共同通信】