広告関連の特徴ばかり
私がいつもチェックしているサイト『Web担(Web担当者Forum)』のエントリー「パンダアップデートで低品質評価される5つの原因はこれだ!など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum」にあるテーマ「パンダアップデートで低品質評価される5つの原因はこれだ!」についての共有と、私なりの雑感をまとめたいと思います。
これは、パンダアップデートでダメージを受けてしまったサイトをいくつも回復に導いた手腕を持つ米国のSEOコンサルタントのグレン・ゲイブ氏が解説したものだ。
- ページ全体にかぶさるようにしてフルスクリーンで表示される広告
- 自動で再生する動画や、音が出る広告
- インタースティシャル広告(閲覧したいページにアクセスする前に強制的に差し込まれる広告ページ)
- コンテンツと見分けがつかない広告
- ページビュー数を稼ぐための過度なページ分割
どれもユーザー体験を著しく損ねるものだ。あなたもこうした特徴を持つサイトにイラッとした経験があるはずだ。
引用:
パンダアップデートで低品質評価される5つの原因はこれだ!など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
ありますね~。確かにイラッとします。
特徴として上げた5つのうち4つが広告に直接関係するものでした。
(最後の1つもPVに応じた広告契約をしている場合などもありますが。)
間違えないでほしいのは、一概に「広告が悪い」「広告を張ると順位下落する」と言っているわけではありません。
以前、私も広告と検索順位についての考察についてエントリーを行い、全く同じことを書きました。
【Google】過剰な広告はやはり検索評価を下げる(ペナルティになる) - 検索サポーターのアンテナ
雑多で過剰な広告や、コンテンツ内容とマッチしていない広告、姑息な方法で広告を見せる、押させるようにするコンテンツ(強制的にポップアップする広告や、誤クリック、誤タップを誘発させるバナーの配置など)、人が見て不快感を募らせる広告があるサイトは、やはり検索エンジンもそのページ、サイトの評価を下げると言えます。
広告は広告で堂々としていればよいのです。
「広告」と一目で分かるように。
Googleは広告をどう定義しているか
Googleアドセンスは「広告であること」をユーザーに視認しやすいようにすることをルールとしており、(ラベリングするなら「広告」「スポンサーリンク」としっかり明記する)、正にこれは今回の特徴で述べられていることの裏づけでもあるといえるでしょう。
Ad placement policies - AdSense Help
また、Googleアドセンスに参加することでGoogleの検索結果に表示されるサイトの掲載順位は変わることはないのですが、これはGoogleが定めるルールに則った上で適用されることなので、しっかりヘルプを読んで遵守することをおすすめします。
Google AdSenseに参加することで、Google の検索結果に表示される自分のサイトの掲載順位は変わりますか。 - AdSense ヘルプ
少しでも後ろめたいと感じるところがあれば、即、修正を行うことをおススメします。
(出稿、アカウント停止になって泣きを見るのは自分自身ですよ。)
しっかり確認して、ルール遵守。
ユーザーのことを第一に考える
5つとも広告に関する問題だ。広告収入が大切だったとしても、広告は訪問ユーザーがいるからこそ成り立つ。ユーザー体験が悪いサイトの訪問者はいずれ減っていくだろう。つまり広告収益も下がっていく。
ユーザーのことを第一に考えた運営を、常に心がけてほしい。それこそがビジネスを成功させる大切な要因であるし、だからこそグーグルの中の人たちも常にそう言っているのだ。
引用:
パンダアップデートで低品質評価される5つの原因はこれだ!など10+4記事 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum
「ユーザーのことを第一に考える」
正にビジネスにおける成功の鉄板だと私は考えます。
広告収入にしても先ずは「ユーザーに有益な情報や面白いことを提供すること」であり、その対価、報酬として広告収入を得るのです。
ですが最近は(特にネット界隈で)良質なコンテンツを提供することよりも、いかにユーザーに広告をクリックさせるか?いかに効率よく収益を上げるかという小手先のノウハウばかりが論じられているなと感じています。
そういったエントリーを鵜呑みにする、安易に信じるのは危険ですよ。
グレーな手法もかなり含まれていますし、それこそ喧伝している人達の思う壺ですから。
(それであなたが不利益を被っても、その人は責任をとってくれません。)
「ユーザーのことを第一に考える」
広告に限らずサイトを運営するにあたって「この施策はユーザーにとって有益なことなのか?」を自分でしっかり考えてみてから行動に移してください。
それを積み重ねることで、人からも検索エンジンからも信用を得ますし、検索順位も自ずと上昇していくことになるでしょう。