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元朝日記者、来年雇用せず=「学生の安全優先」と学長―北星学園大

時事通信 10月31日(金)18時56分配信

 従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市)が脅迫を受けた事件に絡み、田村信一学長は31日、学内で会見し、来年度から元記者を雇用しない意向を示した。
 田村学長は会見で「学生の安全と平穏な学習環境を守ることが最優先だ」などと強調。大学祭などの警備に多額の費用が掛かったことや、学生からの批判や受験生の保護者から問い合わせがあったことを理由に挙げた。
 11月に開かれる評議会や理事会などを経て、理事長と協議した上で12月上旬ごろに最終的に判断するという。
 同大には5月下旬と7月下旬、「(元記者を)辞めさせないと学生を痛めつける。ガスボンベを爆発させる」などと書かれた脅迫文が送られ、9月12日に脅迫電話をかけたとして、男が威力業務容疑で逮捕されている。 

最終更新:10月31日(金)19時28分

時事通信

 

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