朝日新聞元記者の講師と契約打ち切りへ

　いわゆる「従軍慰安婦」問題を取材した朝日新聞の元記者の講師をめぐり、脅迫が相次いでいた北海道札幌市の北星学園大学はこの講師との契約を打ち切る方針を固めた。

　契約を打ち切る方針なのは、いわゆる「従軍慰安婦」問題を取材した朝日新聞元記者の講師。北星学園大学はこの講師との単年度契約を来年度は更新しないことを１１月にも正式決定するという。大学には、この講師を辞めさせるよう脅迫する手紙や電話が相次いでいた。

　大学側は「学生の安全を最優先に考えた結果で、脅迫に屈したわけではない」と説明している。