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新幹線、列島縦貫へ 新青森―新函館北斗、あすレール締結 木古内駅で式典

(10/31 07:00)

レール締結式が行われる北海道新幹線木古内駅の周辺。真っすぐ伸びる高架橋や架線など主要工事はほぼ完了した=12日、渡島管内木古内町(本社ヘリから)

レール締結式が行われる北海道新幹線木古内駅の周辺。真っすぐ伸びる高架橋や架線など主要工事はほぼ完了した=12日、渡島管内木古内町(本社ヘリから)

 【木古内】北海道新幹線新青森―新函館北斗間のレール締結式が11月1日、渡島管内木古内町の同新幹線木古内駅構内で、高橋はるみ知事らを招いて開かれる。これにより、同区間149キロのレール工事が完了。東海道新幹線開業から50年にして、新幹線のレールが北海道から九州までを貫くことになる。

 レール締結式は、北海道新幹線の建設を手掛け、2016年3月の開業後は所有者としてJR北海道に設備を貸与する鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が単独で主催。午後2時からのセレモニーでは、木古内駅構内の線路上で、知事ら来賓約50人がレールを固定するためのボルトをレンチで締める作業を行う。

 北海道新幹線のレールがつながることで、新幹線のレールは、北斗市の新函館北斗駅から鹿児島市の九州新幹線・鹿児島中央駅までを縦断。総延長は2150キロに及ぶ。開業後は新函館北斗から3本の列車を乗り継ぎ、最速11時間超で鹿児島中央まで行ける見込みだ。(函館報道部 星野真)<どうしん電子版に全文掲載>

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