Updated: Tokyo  2014/11/01 00:18  |  New York  2014/10/31 11:18  |  London  2014/10/31 15:18
 

影の銀行が世界で75兆ドルに拡大、中国などで急増-FSB

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  10月30日(ブルームバーグ):シャドーバンキング(影の銀行)の規模が世界全体で昨年5兆ドル(約550兆円)拡大して約75兆ドルに達した。主要国・地域の中央銀行や監督当局で構成する金融安定理事会(FSB)が30日発表した報告書で指摘した。金融機関が規制回避を図ろうとしているほか、過去最低水準の金利を背景に投資家が利回りを追求しているためだ。

報告書によると、ヘッジファンドや不動産、不動産投資信託(REIT)、簿外のインベストメントビークルを含む影の銀行業界の規模は世界の国内総生産(GDP)比120%前後で、金融資産全体の約4分の1に相当する。

報告書はシャドーバンキングについて、「厳格な銀行規制が導入されていたり、実質金利や利回り格差が低く投資家がより高い利回りを求める場合、機関投資家の資産需要が大きいときに広がる傾向がある」とし、「先進国の現在の環境がさらなる拡大につながっているようだ」と分析。シャドーバンキングが最も急激に拡大した国はアルゼンチンと中国で、それぞれ50%と30%強の伸びを示した。

世界のシャドーバンキングにおける国別シェアは米国が昨年33%と、2007年の41%から低下。一方、中国は1%から4%に上昇した。

原題:Shadow Banking Grows to $75 Trillion Industry, RegulatorsSay(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ブリュッセル Ben Moshinsky bmoshinsky@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Anthony Aarons aaarons@bloomberg.netPeter Chapman

更新日時: 2014/10/31 10:51 JST

 
 
 
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