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イモリツボカビはアジア産 京大解明、欧州の両生類に拡大

 イモリやサンショウウオなどの両生類に寄生し、高い病原性を示す「イモリツボカビ」がアジア起源とみられることをヘント大(ベルギー)や京都大、国立環境研究所(茨城県つくば市)などのチームが明らかにし、31日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 京大の西川完途助教(動物系統分類学)によると、欧州の両生類で近年流行しており、「アジアから移送された両生類が感染を拡大させたとみられる」と話した。

 イモリツボカビはカエルツボカビの近縁種。欧州に広く分布するイモリの一種「マダラサラマンドラ」への感染が2013年に確認され、大きな被害が出ている。

(共同)
 

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