こんにちは、恋愛研究家(ラブサイエンティスト)のセブ山です。突然ですが、みなさんは恋愛にまつわるこんなウワサをご存知でしょうか?
女性は頭を触られると、その男性のことを好きになる。
女性の頭(髪の毛)を男性が優しくなでることにより、今まで好きでもなんでもなかった彼のことを「ちょっとアリかも」と意識してしまうようになる、というこちらのウワサ。
「かわいいね」「がんばってるね」といった優しい言葉をかけながら触ると、効果は倍増するといわれています。
しかし、このウワサは本当なのでしょうか?人間の心はそんな簡単なことで動いてしまうほど単純なものなのでしょうか?
もし、本当だとしたら、何回、頭を触れば、相手のことを好きになるのでしょうか?
また、頭を触れば好きになるのだとしたら、触れば触るほど、愛情の大きさは増加していくのでしょうか?
というわけで今回は、「本当に頭を触られたら、相手のことを好きになってしまうのか?」について調査いたします!
■実験方法
まずは、頭をポンポンしてくれる実験協力者を用意します。
実験の公正を期すために、顔面偏差値や身長がもっとも平均値である男性を用意しました。
つまり、イケメンでもなく、かといってブサメンでもない、ごくごく「普通」の男性です。
そして、その実験協力者の腕に、頭ポンポンカウンターを取りつけます。
1回、頭をポンと触ることによって、カウンターには1が足されます。これで「今、何回、頭を触ったのか」ということを可視化できるわけです。
以上、2点の用意をしましたら、実験協力者を被験者(セブ山)の隣に座らせます。
これは「二人でソファーに座ってDVDを見ている状態」や「バーカウンターに並んで座り、口説かれている状態」といった環境に似せた、もっとも頭をポンポンしやすい並び方です。この環境下において、被験者(セブ山)の実験協力者に対する気持ちがどのように変化していくのか観測します。
※ちなみに、被験者(セブ山)と実験協力者はこの日はじめて会った、まったくフラットなゼロの関係性です。
それではカウンターの数字が0であることを確認して、そろそろ実験を始めましょう。
はたして、被験者(セブ山)の気持ちに変化はあらわれるのでしょうか?
■実験開始
さあ、「おじさんがおじさんの頭をなで続ける」という世にも奇妙な実験が始まりました。
実験協力者の男性には、本当に女性の頭を触るつもりで、被験者(セブ山)の頭をポンポンしてもらっています。
今のところ、まったく何の感情も沸かないですね。
■374ポンポン目
そうこうしているうちに、カウンターの数字は早くも374ポンポン目。
普通なら、ポン、ポンと2回くらい頭を触るのが目安ですが、すでに、その何倍もの回数を触られていることになります。気持ちに変化はあったのでしょうか?
単純に、知らない人と密着することになるので、多少、ドキドキはしますね。
しかし、恋愛のドキドキではなくて、パーソナルスペースにあまり親しくない人が入ってきたということに対しての生理的なドキドキだと思います。ただ、もし、これが男女ペアだったとしたら、生理的なドキドキと、恋愛のドキドキを取り違えて、いわゆる「吊り橋効果」のような作用はあるかもしれませんね。
もしかすると、頭を触るから好きになるのではなく、頭を触れる距離まで近づくことができるから好きになるのかもしれませんね。
まだまだ頭ポンポンは続きます。
■911ポンポン目
まもなく、1000ポンポンが目前に迫って来ました。
そんなタイミングで、被験者(セブ山)の身体に変化があらわれます。
腰がめっちゃ痛い。
同じような背丈の男性に、頭をポンポンしてもらうためには、かなり体を曲げて座高を低くしないといけません。そのままの体勢で、ずーっと座っていないといけないため、腰がめちゃくちゃ痛くなってきました。
「頭をポンポンし続けると腰が痛くなる」という驚くべき事実が判明しましたが、この弊害は、実際の女の子の背丈なら、起こらないことだと思うので、座る体勢を変えて実験を続行します。
■3428ポンポン目
さあ、一気に飛びますが、3428ポンポン目。
時間的にも、すでに1時間以上ずっと頭をポンポンされ続けています。
ここで、明らかに被験者(セブ山)の表情が歪んできました。一体、どうしたのでしょうか?
もう、やめてくれーーーーー!!!!
うううーーー!!!! ううっ! うううううっーーーーーーー!!!!
頭がめちゃくちゃ痒いーーーーーーーー!!!!
頭部の同じ場所に、同じ間隔で、同じ刺激を加え続けたことによって、皮膚が軽い炎症を起こしているようです。めちゃくちゃヒリヒリしています。イメージでいうと、乾燥肌の人がお風呂上がりに皮膚が痒くなってしまう状態に近いですね。
なんと「頭をポンポンされ続けたら、頭皮が痒くなる」という驚きの事実が判明しました。
恋愛に関する実験を行なっていたつもりでしたが、いつの間にかそういう拷問になっていたようです。しかし、もしかしたら、まだその先にも何かあるかもしれないので、痒さを我慢しながら実験を続行します。
■5636ポンポン目
さらに、ひたすら頭をポンポンし続けて、ついに5636ポンポン目までやってきました。
ここまで、被験者の身体には「腰」「頭部」という個所に異常があらわれましたが、ここでついに致命的な変調が……
首が痛くなってきた。
1回、頭を触る力は、それほどでもないですが、その力が同じ場所に5000回以上も加わると、衝撃が蓄積され、痛みが発生。
「自分のことを好きになってほしい」という想いでやるはずの、頭ポンポンですが、やり続けると、愛する相手を傷つけることになってしまうようです。応急処置ではありますが、首筋に湿布を貼って、実験を続行します。
心も身体も、もうボロボロです。それでもまだ、頭ポンポンをし続けたら、人はどうなってしまうのでしょうか?
■7399ポンポン目
恐ろしいことに、1万回を狙える圏内にはいってきました。時間的にも、すでに2時間以上が経過しています。つまり、2時間ずっと頭をポンポンされ続けているわけです。
我ながら、よく気が狂わなかったなと思いますが、ここで重大な問題が発生してしまいます…
なんと、実験協力者の腕が限界に到達してしまったのです!
ここまで機械のように同じ動きで、頭をポンポンし続けてくれた実験協力者ですが、腕がパンパンになってしまったようです。たしかに、単純な動作とはいえ、休憩なしで同じ動きを8000回近くも続けさせられたら、誰だってこうなるでしょう。
「まだ頭ポンポンできますか?」と確認したところ「やれます」とのことだったので、応急処置として、湿布を貼って、実験を続行します。
こうして見ると、いつの間にか、二人の間に絆が芽生えたようにも見えます。
「頭ポンポンをひたすら続けたらどうなるか?」という同じ目標に立ち向かう戦友として、心の距離は近づいているのかもしれませんね。
これがおじさん同士ではなく、男女ペアだったら、もしかしたら、完全に恋に落ちているかもしれませんね。
さあ、湿布を貼って、再び、7399から数字を増やしていきましょう。正直、湿布なんて気休めにしかなりませんが、ないよりはマシ。
自分の身体に嘘をついて、命を削りながら、実験を続行します。
その後も、腰、首、頭部に痛みを抱える被験者(セブ山)と、腕に痛みを抱える実験協力者は、ひたすら頭ポンポンを続けました。
ひたすらに。
ただ、ひたすらに。
ポンポンポンポンポンポン…
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン。
ポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポンポン……
うああああああああああっ!!!!
やめろおおおおおおおおお!
いつまでやってんだあああああああああああああ!
俺が「実験に協力してください」って言ったけど、協力しすぎだあああああああああああああああああああああああああああ!
うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
■まとめ
人は8942回、頭をポンポン叩かれ続けたら、
ブチ切れる。
というわけで、人間はひたすら頭をポンポンされ続けたら、「ケンカになって仲が悪くなる」ということがわかりました。
どうやら、女性の頭をなでることは、ある程度の回数なら効果が見られましたが、やりすぎると身体のあちこちが痛くなり、相手にストレスを与えてしまうようです。
もし、「女性の頭をなでる」を恋愛テクニックとして使うなら、ある程度の回数で止めておくことをオススメします。
何事においても「限度」というものが肝心。くれぐれもやり過ぎにはご注意ください。
著者・SPECIAL THANKS
- セブ山
金さえもらえれば何でもやる守銭奴ライター。まとめサイトで仕入れた知識を、あまりインターネットに詳しくない友だちに教えてあげるのを生きがいにしている。
Twitter:https://twitter.com/sebuyama
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