JAL:73万人分流出の可能性も 不正アクセスで

毎日新聞 2014年10月29日 20時35分

 日本航空の社内のコンピューターシステムに不正なアクセスがあり、大量の顧客情報が流出した問題で、同社は29日、調査の途中経過を公表し、4131人分の個人データ流出が確認されたことを明らかにした。

 流出したのはJALマイレージ会員の氏名、生年月日、自宅や勤務先の住所など。電子メールなどで情報流出の事実を伝え、謝罪する。個人情報が悪用されたとの報告はないという。

 調査の結果、身元が特定できない5614人分の情報流出も確認された。その他、約73万人分の顧客情報が流出した可能性が残っており、同社は調査を続けると共に、検証委員会を作って再発防止の検討を進めるとしている。【佐藤賢二郎】

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