2014-10-29

エボラ出血熱についての知識

インターネットテレビで得た私のエボラ出血熱に対する予防&対処知識。

不要煽りが多いなと思うので、ここで一旦整理。

間違ってる!と思ったら教えてください。

感染者→エボラウイルスを保持しているが症状は出ていない者

発症者→エボラ出血熱の症状が出た者

とする。


【①感染に関して】

1,エボラ出血熱は発症者の体液(唾液等)・血液・吐瀉物・排泄物に触れた場合でのみ感染の可能性が生じる。皮膚についただけで体内にウイルスが侵入しなかった場合感染しないが、皮膚に見えない傷等があり体内に入る可能性はあるので、接触で感染する可能性はあると言える。

2,エボラ出血熱空気感染はしない。だから「同じ空間にいた=エボラ出血熱うつる」ではない。

3,エボラ出血熱空気感染はしないが飛沫感染くしゃみで飛んだ唾液等)を近い距離で受けた場合には、目等からウイルスが侵入している可能性もある。

4,ウイルス保持者であっても、発症者でない限り、感染力はない。

以上のことから日本国内では今のところエボラ出血熱発症者と直にやりとりを行っていない限り感染することはない。ただし、発症者が使用したトイレなどで吐瀉物・排泄物に触れた可能性があるならば、感染の可能性は0とは言えない。

「元気だったけど、実はあの時エボラウイルスをもう持っていた」状態(感染者)では人にうつ感染力はない。



【②症状に関して】

1,非常に高い高熱が出る(初期症状はインフルエンザに似ている)

2,下痢嘔吐する

3,出血する

4,とても脱力感があるので、発症をすれば確実に異変が生じる(自覚症状が出る)

5,今のところ感染源外国のみなので、エボラウイルスを広めようという意志がない限り(外国に行ったことを隠していない限り)、本人も周りもすぐにエボラ出血熱だとわかる



【③治療に関して】

1,治療薬は頑張って作られていて、効いてるかも?となっている薬もある。

2,今のところはスポーツドリンクのような電解質の水をめっちゃめっちゃめっちゃ飲むぐらいしか治療のしようがない。

3,治るかどうかは発症者の体力的なところに頼る面が大きい。

4,感染者の半分が死んでいる。



【④西アフリカ以外にて発症が認められた人】

1,医療従事者に感染が多い。(特別な知識を持っていても感染しないようにすることは困難?)

2,西アフリカ帰りの医療従事者が行っていたエボラ出血熱感染か否かの確認は「朝晩の体温測定」のみ。(発症前の感染の有無はわからない?)

3,アメリカでの感染者と接触した人物についての対応は、一定期間経過観察。(人権問題などから隔離はされていない)

4,日本国内にて発症が認められた人はいない。

5,日本国内で発症が認められた場合、同じ飛行機内に乗っていた人たちに「あなたの乗っていた飛行機です」と通知するのはいつなのか等はまだ決まっていない。

6,世界各国でもぽつぽつ発症者はいるが、どこも二次感染の爆発的な広がりはない。



【⑤西アフリカエボラ出血熱が広まった理由

1,土葬をする(亡くなった方を素手で触り、住宅地に近い場所にそのまま埋める)

2,エボラ出血熱が広まってからは、人々が恐れをなして遺体放置する傾向にある

3,エボラ出血熱発症者の収容率は18%程度(エボラ収束させるには80〜90%の収容率が必要だと言われている)

4,宗教的理由で適切な治療を行わずに、まじない等で治そうとしている地域がある(発症者に容易に近づく)

5,エボラ出血熱を発症した人物、またはその周りの事物を差別する事態が発生している(発症を隠す&隠すための賄賂が横行?)


以上

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