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労働者派遣法改正に反対 国会前で座り込み
10月29日 13時44分

労働者派遣法改正に反対 国会前で座り込み

28日に審議入りした労働者派遣法の改正案に反対する労働組合の関係者が、29日朝から国会の前で座り込みを行い、「派遣労働者は派遣から抜け出せなくなる」と訴えました。

派遣労働の期間の制限を一部撤廃する労働者派遣法の改正案は、28日、衆議院本会議で審議入りし、これに反対する、連合に加盟する労働組合の関係者およそ500人が29日朝、国会近くの議員会館の前に、のぼりや横断幕を掲げて座り込みを行いました。
そして、連合の神津里季生事務局長が「改正案は、企業や派遣会社にとっては都合がよいが、派遣労働者は派遣から抜け出せなくなり、生涯、低賃金のままだ。阻止するため粘り強く反対していきたい」とあいさつしました。
参加者は拳を振り上げながら「派遣労働者の使い捨ては許さないぞ」とか「派遣労働者の声を聞け」などと一斉に声を上げていました。
座り込みは29日午後4時まで続けるということです。

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