世界中から選りすぐられた第一線で活躍する人物の超濃密なプレゼンが繰り広げられるTED。
そんなの中から、10作品を厳選、要約しました。興味がある作品があれば、ぜひ日本語字幕付き動画をご覧下さい。
1. デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
デレク・シヴァーズが、ある驚くべき映像の助けを借りながら、社会的な運動というものが実際にはどのように起きるものであるかを解説しています。
最初にリーダーが勇気を持って立ち上がり、嘲笑される必要があります。でも彼の行動に続くのはすごく簡単です。ここで最初のフォロワー(追随者)が重要な役割を担っています。みんなに、どう従えばいいか示すのです。過小評価されていますが 実はリーダーシップの一形態なのです。こんな風に目立つだけでも勇気がいります。最初のフォロワーの存在が、1人のバカをリーダーへと変えるのです。
2. ザック・エイブラハム「テロリストの息子に生まれて――平和への道を選んだ軌跡」
教義をすりこまれ、憎むことを教えられて育てられたら、もうそれとは異なる道を選ぶことはできないのでしょうか?ザック・エブラヒムの父親が1993年の世界貿易センタービル爆破事件に手を染めた時、エブラヒムはまだ7歳でした。エブラヒムが語る衝撃的でパワフルな話は、最後に感動をもたらします。
母の言葉「他人を忌み嫌うことに疲れたわ」 その瞬間、私は憎しみを持ち続けることが、どれだけエネルギーを、無駄に消耗するのか悟りました。テロの犠牲者の方々のために、私は立ち上がり、こうした非情な行為に断固反対し、私の父の行いを非難します。この単純明快な事実とともに、私は身をもって、暴力は、宗教や人種に、最初からあるものではないと証明します
3. グラハム・ヒル「ものは少なく、幸せは多めに」
作家でありデザイナーのグラハム・ヒルが問います「モノやスペースを制限することは、幸せを増幅させるだろうか?」スペースを節約し、あなたの人生をコンパクトに編集する3つのルールをご紹介します。
「小さい = セクシー」。自問しましょう。「これを買って本当に幸せになれるかな?」 そうは言っても、一部のモノは買うべきです。ただし、ありふれたものでなく長年にわたって、愛用できるモノを買いましょう。もしかしたら、「少なさ」は、「多さ」を生むかもしれません。ですから、幸せのために、スペースを空けましょう
4. ハンス・ロスリング「地球規模の人口増加について」
「世界の人口は次の50年間で90億人に増加し、最貧困層の生活水準を引き上げることこそが、人口の増加への抑制につながるのです。」これが、ハンス・ロスリングが色鮮やかな新しいデータ表示技術を使ってTED@Cannesで発表した逆説的な回答です。(見ればわかります)
世界の人口の増加を本当に止めるためには、子供の生存率を引き続き、90パーセントまで改善させることです。高い子供の生存率こそが新しい目標です、子供が生き残ることこそが、人口の増加を止める唯一の方法なのです。西欧諸国が持つ役割は、新しい世界において、近代世界における土台となることです。
5. ジェイミー・オリバー「子ども達に食の教育を」 (TED Prize授賞講演)
ウェストバージニア州ハンティントンにおける肥満撲滅プロジェクトでのエピソードを語りながら、TED Prize 受賞者ジェイミー・オリバーが我々の食に対する無知を力一杯叩きます。
18分お話している間に、4人のアメリカ人が、死ぬのです。食が原因。 大手ブランドの食品表示の話ですが、前にも言ったように、まったくデタラメです。なんとかしなければなりません。まず学校、学校では当然、生徒に、1年に180日間ー可愛い4歳児〜24歳程になるまで、新鮮な地元の食材を調理して提供するー義務があります。子どものための新鮮で適切な食事の基準が必要です。
6. サイモン・シネック「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
サイモン シネックがシンプルで強力なモデルを使って周りを動かすリーダーシップについて説明します。全てはゴールデンサークルと「何のために」という質問から始まります。成功例として、アップルやマーチン・ルーサー・キング、ライト兄弟を取り上げ、失敗例として (最近の勝訴で株価が3倍になったものの) 苦難の続く TiVo を取り上げます。
「我々のコンピュータは素晴らしく 美しいデザインで簡単に使え ユーザフレンドリー ひとつ いかがですか?」、買いません。我々のすることはすべて、世界を変えるという信念で行っています。違う考え方に価値があると信じています。私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ、簡単に使えて、親しみやすい製品です。こうして素晴らしいコンピュータができあがりました」、買いたくなります。人は「何を」ではなく、「なぜ」に動かされるのです。
7. ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」
私たちは幸福になるために努力し成功しなければならないと思っていますが、逆だとしたらどうでしょう? このTEDxBloomingtonでの目まぐるしくも楽しい講演で心理学者のショーン・エイカーは、幸福は実際生産性や成功の可能性を押し上げるのだと言っています。
ほんの2分半でできることを21日続けるだけで、脳の回路を書き換えて、よりポジティブに働くようになります。「ありがたく思うことを毎日新たに 3つ書くというのを21日間続けましょう」。それを終える頃には、世の中にネガティブなものではなく、ポジティブなものをまず見つけようとするパターンが身につきます。ポジティブになることさえできれば、脳は、より熱心に、速く、知的に働き、その結果として、より成功するようになるのです。
8. ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」
キャリアアナリストであるダニエル・ピンクが、社会科学者が知っていて多くのマネージャが知らない「伝統的な報奨は我々が考えているほど有効ではない」という事実を手始めに、やる気の謎を調べます。啓発される話に耳を傾け、そして前に進むことにしましょう。
1. 20世紀的な報酬―ビジネスで当然のものだとみんなが思っている動機付けは、機能はするが驚くほど狭い範囲の状況にしか合いません。2. 「これをしたら これが貰える」式の報酬は、時にクリエイティビティを損なってしまいます。3. 高いパフォーマンスの秘訣は、報酬と罰ではなく、見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲、それが重要なことだからやるという意欲です。
9. メグ・ジェイ: 30歳は昔の20歳ではありません
結婚や仕事や出産のタイミングが遅れてきている現代において、20代は無駄にしても良い時間なのでしょうか?臨床心理学者メグ・ジェイは、そんな20代の時間が、どれだけ人生にとって重要か、具体的なアドバイスをもって示してくれます。今20代のひとも、これから20代になるひとも、はたまた20代の子供を持つひとも、このアドバイスを聞いて、「アハ体験」をしてみませんか。
今の30歳は昔の20歳に相当しません 大人として20代を有効に使い アイデンティティ・キャピタルを築き ゆるい繋がりを活かし 家族を選んで下さい 知らなかったことや しなかったことに 縛られてはいけません 皆さんは 今まさに人生を 決めているのです
ダン・アリエリー:我々は本当に自分で決めているのか?
私たちが物事を決断をするとき、その決断は本当に私たちが決めているのでしょうか?行動経済学者のダン・アリエリーは視覚的錯覚や、さまざまな研究結果から、私たちが本当に合理的で、正しいのかを証明します。とりあえず、騙されたと思って見てください。
自分たちに関しては 自分で制御している感覚があります 自分でコントロールしていて 決定を下しているという感覚があり 実は決定している幻影を 見ているに過ぎないんだという考えを 受け入れるのは大変難しいです
いかがだったでしょうか?
あなたの価値観を、すこしでも揺さぶるようなものがあればさいわいです。