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牛の生レバー提供の疑い 経営者らに逮捕状
10月29日 12時32分

牛の生レバー提供の疑い 経営者らに逮捕状
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京都の祇園にある焼き肉店が法律で禁止された牛の生レバーを客に提供したとして、京都府警察本部は、食品衛生法違反の疑いで店の経営者らの逮捕状を取り、取り調べています。
容疑が固まりしだい逮捕する方針です。

逮捕状が出たのは、京都市の祇園にある焼き肉店「志」の29歳の経営者と44歳の調理師です。
京都府警察本部によりますと、この経営者らは、ことし8月、生で食べるための提供や販売が禁止されている牛の生レバーを店で客に提供した食品衛生法違反の疑いが持たれています。
この焼き肉店では、表向きのメニューとは別に、牛の生レバーが掲載された「裏メニュー」を用意し、観光客などにも提供していたということです。
牛の生レバーを巡っては、3年前、富山県などの焼き肉店でユッケなどを食べた客が食中毒を起こし、子どもを含む5人が死亡した事件をきっかけに、おととし7月から生レバーの提供や販売が禁止されました。
警察は、今回摘発された店が客に生レバーを提供しているという情報を基に、すでに店長らを逮捕していますが、捜査を進めた結果、経営者らが違法な営業に関わっていた疑いが強まったとして、逮捕状を取って取り調べており、容疑が固まりしだい逮捕する方針です。京都では、去年10月にも八幡市の別の焼き肉店で客に牛の生レバーを提供したとして経営者らが法律の改正後初めて逮捕され、警察によりますと、今回の摘発が全国で2例目だということです。

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