SWITCHインタビュー 達人達(たち)「和田アキ子×水樹奈々」 2014.10.18

東京・渋谷をかっ歩するのはカリスマ的人気を誇る…人呼んでアニメソングアニソンの女王。
武道館をはじめ全国のドームを満杯にしてきた。
「紅白歌合戦」にも声優として初めて出場。
以降5年連続で大みそかの舞台に立っている。
今日はあるビッグな人物に会うために渋谷にやって来た。
一体誰?ご挨拶程度なんですけれどもとてもふだんはお優しくてでも…え〜何だろう?何でしょうねえ?ビビらずに話せます?聞きたい事がいろいろありすぎてう〜ん…。
でもやっぱり…どちらもの面から……という訳でやって来たのは「紅白歌合戦」が行われるNHKホール。
ちなみにここは楽屋口です。
ああ〜こういう状態のホールに来るのは初めてです。
空っぽの状態のステージ。
20m四方の広さがある。
これが「紅白」大みそか当日になると巨大なセットが入っていてもいつも見るNHKホールではないもっともっと大きなスタジアムで歌ってるような気持ちになるんです。
さてところでお相手は一体どこに?あ〜!アッハッハッハ!ようこそようこそ。
お疲れさまです。
びっくりしたでしょ?びっくりしました今。
水樹が超リスペクトする女性それはあの…2人が初めて顔を合わせたのは5年前。
水樹が声優として初めて「紅白歌合戦」の舞台に立った時の事。
和田はそのパワフルな歌声に驚いたという。
すっごく!アニメ全然知らないから。
ああ〜。
今日もかさ増ししてますけど。
いやいや。
ありがとうございます。
ここで声出すと届くと思わない?そうですね。
今誰もいないから余計。
もう今既に反響して気持ちいいですよね。
お客様いらっしゃらないから音何も吸わないし。
あっそうなの?楽屋では柔軟体操とかで体を温めておいてもういきなり歌っちゃうんですよ。
へえ〜。
和田さんはいつもどうされてるんですか?あ〜あ〜あ〜。
こんだけ通るもんね。
すごいですよね。
あ〜あ〜あ〜!…とかさ。
楽しいじゃん何となく。
いや〜すてき。
身長差20センチ。
年齢差30歳。
全く似てない2人だけど一体どうなっちゃうの?音楽。
本当にまさに音を楽しんで歌ってらっしゃるんだろうなって私すごい思ってたんです。
えっ?全然。
芸能生活46年。
歌手和田アキ子が本気をぶつける。
是非この映像を見て頂いて…。
水樹が和田にアニメの…「世界はもっと美しくなるはずです」。
…あっ「アンジュリーゼ」。
そうかせりふか。
「あなたにこれを」…うん?「和田さん和田さ〜ん!お願いしますぅ〜」。
水樹の…和田アキ子に思いっきり人生相談?いや〜。
あれ?私のイメージではアニメを歌ってる人ってすごくハイトーンなイメージがあったのね。
ああ〜。
「あ〜」とか「こんにちは」みたいな。
そうですね。
太いよねそれで。
そうですね何か。
私はもう低くて。
いや本当にかっこいいって。
男性のキーのものをそのままパ〜ンて。
「紅白」の時とか私すごく印象的なのが…オフマイクね。
もうあれは衝撃的で。
「紅白」史上に残る伝説の名場面。
1998年和田が初めて大トリを務めた時の事だ。
・「あなたのために歌いたい」・「何処かで聴いてるあなたに」・「あなたのために歌いたい」・「何処かで聴いてるあなたに」
(拍手)水樹は当時18歳。
テレビで和田の姿を見ながら身震いしたという。
・「忘れない遠いあの日」間奏でお客様からすごい拍手が来たの。
見てます。
すごい集中力だったんですね。
あれは結構…。
あそこで拍手が来るとは思わなかったから。
それをやったのを当時の「紅白」のプロデューサーがご覧になってて「やってほしい」って言われて。
そうですよね。
生だから響いてお客様にも感動っていうか何か…。
そしたらすごいんですよ。
この客席の集音マイク拍手するマイクあるでしょ?はい。
え〜?そうだったんですか?ものすごくクリアーに。
そうなんです。
そういえば「今あなたにうたいたい」歌ってないですねずっと。
うわ…聴きたいですね。
これまた難しい事でファンの人ってのは…そうなんです。
そうでしょ?「今あなたにうたいたい」をすごくお客様に感謝してもう本当に全身全霊で歌いますっていうと「あれ?今日は歌ってくれないの?」って思ってるうちはいいんですけど「あっ最後は『今あなたにうたいたい』だろうな」とかってね。
そうするともうお客様の拍手のしかたが違うのね。
歌う度に変わっていきますよね。
同じ歌歌ってもね。
そうすると正解とかそうじゃなくて…結構つらいっちゃあつらいよね。
ステージでは女王の風格を漂わせる和田アキ子。
しかし本番前の様子は意外なものだった。
実は極度のアガリ症。
既に息があがっている。
大丈夫大丈夫。
どうしよう…。
大丈夫大丈夫。
「うまくいく訳じゃないから自分を責めないでいてほしい」。
マネージャーに励まされながら何度も歌詞を確認する。
「その瞳にいつでも愛を」。
敬愛するミュージシャンレイ・チャールズと一緒に撮った写真。
力を貸してほしいと祈る。
はいハンカチ。
うわ〜すごい。
そうマネージャーの方が歌知ってるのよね。
へえ〜。
あれはまだいい方ですよ。
前に…お水よく飲むんですよ。
お水頂戴って言ってマネージャーにもらったら震えて…全部こぼれちゃってコップのが。
え〜!アハハハハッ!え〜?本当ですか?何だか落ち着かないの。
え〜意外すぎます。
こんな事NHKで言うのも何だけどもうね出ないのよ最後。
アハハハハッ!出ないんだけど行っとかないと。
不安になっちゃうんですね。
もう駄目と思って。
へえ〜。
トイレとか行かない?行きますけど8回もは行かない。
8回はオーバーにしても6回は。
なかなか…。
衣装を着替える前に1回ともう一回本番前に行くかなぐらいの2回ぐらいしか私は行かないかもです。
衣装でも例えばこういうふうに別々になってるといいけどディナーショーなんかだとドレスなの。
ドレスは大変なんですよね。
そうすると全部脱がなきゃ。
もうそれでビーズとかだと重いから。
そうなんですよね。
それで出なかった時のショック。
(笑い声)いやだからそれぐらい緊張するの。
今年めでたく初出場。
和田アキ子ちゃん「笑って許して」。
いくわよアッコちゃん。
18歳でデビューした和田。
「紅白」初出場は二十歳の時だった。
これはNHKにも残っていなかった幻のお宝映像だ。
・「なんでもないと」アッコ!・「笑って許して」アッコ!・「おねがいよ」こちらは24歳の時。
きれいですね。
・「信じたいの」歌手として生き歌手として死にたい。
それが和田の唯一の望みだという。
この夏和田は「ちびまる子ちゃん」のさくらももこが作詞した新曲をレコーディングした。
譜面には赤ペンでぎっしりと書き込みがされている。
つぎはぎだらけだとやっぱりつながりないですよ。
この言葉は一気に歌うとか。
歌詞のつながり言葉の強弱。
譜面にはひたすら模索した跡がある。
かなりご自宅で練習をしてから行かれるんですか?レコーディングの時は…それでず〜っとレコーディングはディレクター私の姿見た事ない。
え!?…というのは何かカーテンとかで仕切られたりとか?もう全部。
ディレクターに背を向けて。
だから何にも見えない。
みんなは。
私は壁を向いて。
それか譜面灯だけ。
今でもそうです。
はだしで。
私ねすっごい難しいのは自分のやってる番組バラエティーがもう28年生放送なんですよ。
それが日曜日で。
土曜日にラジオがこれまた25年もやってるの。
それを左手とすると…右手歌手だとするとね。
歌手100ぐらいまで行くんですよ歌歌う時に。
そうするとバラエティーは全然下の方にいる訳。
バラエティーの生放送やる時には歌手忘れてるから和田アキ子ここが100来てるんですよ。
いや本当に。
デビュー46年目和田が歌う場として新たに選んだのは客席数300の老舗ジャズクラブ。
和製リズムアンドブルースの女王としてデビューした和田。
今回は自らの原点であるブラックミュージックを数多く歌う。
入念なリハーサル。
いつもの大きなコンサートホールとは勝手が違う。
照明大丈夫です。
ピン戻ってるし。
バンドが演奏を続ける間和田は客席側に回った。
席によって音の聞こえ方は微妙に違う。
その席からどう聞こえるか自分の姿がどう見えるか細かく確認していく。

(演奏)コンサートホールと違いステージのほぼ真横に位置する席もある。

(演奏)もう大丈夫。
今分かった大体。
(スタッフ)大丈夫ですか?はい大丈夫です。
(笑い声)いやほんまやで。
ほんまやでマジで。
そこそこ。
ほんまやん。
はい。
じゃあよろしくお願いします。
(一同)お願いします!開演は午後7時。
間もなく本番だ。
水樹も会場に駆けつけた。
すごいすてきです。

(拍手と歓声)ワンツースリーフォー!幕開けはこの曲で。
憧れの黒人ジャズボーカリストサラ・ヴォーンが歌った「PeterGunn」。
・「Bye−bye.Bye,baby.」・「I’mgonnakissyougoodbye」・「Andwalkrightthroughthatdoorway.」和田が19歳で歌った「どしゃぶりの雨の中で」。
ブレークのきっかけになった思い出の曲だ。
・「やさしい人の想い出をつよく抱きしめて」締めは名だたるジャズシンガーたちが歌ってきたナンバー…・「Teachmetonight」
(拍手と歓声)1時間半で全15曲を歌いきった。
(拍手)改めて感じました。
何か自由自在で今ものすごく楽しく…。
え!?全然。
あんなに自由自在なのに?すごく楽しそうでした。
何か私歌ってうそがつけないものだなって思っていてやっぱり緊張してるとそれはそのまま伝わるし楽しいとそのままそれも全部伝わってくるし。
だから本当に…本当に和田さん楽しくて楽しくてたまらないんだろうなというのがすごく伝わってきて更にすごく太くてパンチのあるどすの利いた音からす〜ごく繊細な音にクッて切り替えて…。
あの柔軟さというかあれがもう見ててうわ〜こんなに歌えたら本当に気持ちいいだろうなってすごく思いながら聴いてたんです。
もうオバハンやん。
(笑い声)私あれ小学校の時初めて聴いて。
え〜!うわっかっこいい!何!?この歌って。
あの当時エイトビートとか16ビートなかったからね。
日本の歌謡界っていうか…。
その時演歌とアニソンしか聴いてなかったので衝撃的で。
何?これって。
そうなんです。
父自身も歌手に憧れていて…。
そうなんですなりたかったので。
ですがやっぱり昭和1桁の生まれなのでなかなかそういう機会もなく。
なのでひそかに思っていただけで諦めてた夢だったので自分に子どもが出来たら…全然。
うちの父と母は全くそういうの駄目で父がもう絶対的な父権を持ってたから…。
真っ黒い昔のLPってこんなでかいやつね。
それで…それでステレオっていったんだけどそこへ載っけてうちの父が「お前大事に扱えよ。
ダイヤの針やねんから変に使ったら減るで」って言われて「はい」ってこうやってきれいに拭いて。
落としたら割れるからね。
そうですね。
本当です。
でもそれぐらい。
・「わらにまみれてヨー」とか知らない?知ってます。
・「育てた栗毛」とか。
こんなの何十年ぶりだ?やっぱり覚えてるもんだね。
・「粋な黒塀見越しの松に」とか。
やっぱり。
うちのお父さんが大好きだったのでやっぱりその辺のをよく。
そういうのを私も聴いてましたよ。
それで中学入った時に最初に会った女の子がいきなり「Howdoyoudo?」って私に言ったの。
私大阪だから「毎度!」とかさそんな世界なのに「Howdoyoudo?」って「何や?これ」とか言ったらそこはちっちゃい幼稚園ぐらいから英語を教えてる学校で。
それであれ?これあかん。
…でレコード屋さん行ったら見た事もないブラックミュージシャンレイ・チャールズのレコードがあってそのレコード屋の人に…まあ大阪弁ではったりかましてんけどそしたら「愛さずにいられない」っていうのがあって割と歌詞も短くてドーナツ盤で。
それからそういう音楽聴くようになったの。
じゃあ本当にそのクラスメートのひと言発した英語から…。
そうです。
それで英語が好きになった。
15の頃から和田は地元大阪のジャズ喫茶やクラブで歌い始めた。
173センチの長身日本人離れした迫力ある歌声はすぐに評判を呼んだ。
当時はグループサウンズの全盛期。
和田は異彩を放っていた。
だからデビュー曲が「星空の孤独」。
歌詞が。
2曲目は…みんなどっかで会いたいとかイエイイエ〜イとかっていう歌の時に。
自分だったら絶対…いや〜。
怖いもん知らずだったのよ。
だから。
やっぱり何か大人の服を着せられてしまったように私だったらなっただろうなって本当思います。
大人の服っていうかみんなこんなフリルの服着てたのに私だけ黒ずくめだった…。
(笑い声)かっこいいです。
本当に。
それとねPVが…信じられないでしょ!?すごいですね。
本当に。
みんなお酒入ってるボトルが映って…。
デビュー40周年にあたる2008年。
和田はニューヨークのアポロシアターで日本人初となる単独ライブを開いた。
数多くのブラックミュージシャンたちが歌い演奏してきた聖地。
大きな夢がかなった瞬間だった。
何かもともと夢で昔から言ってたんだけど私の夢がね6070…昔よ。
お尻たれておなかが出てもうポッコンで。
でも…もうやめちゃったけど葉巻くわえてブルース歌いたいというのが夢だったの。
ちっちゃいライブでね。
もう見えないので本当に。
いやいやそれで…体は枯れてくるよそれは。
本当に。
まだまだ…。
もう最近ねお札とか数えられなくて。
脂ないんだ…。
だからこんなんなってさやってんだけど。
多分年取って脂がないと思う。
いやいや…。
でも何て言うか…全てに思いが乗って…。
そうそうそうそう。
もうね何が通じる…一生懸命さとか引いた時とかそういう時不安がどっかに引っ掛かっちゃうのよ。
耳に引っ掛かる時もあれば聴いてる人が。
ここにグサッと来る時もあればゴ〜ンと来る時もある。
それは…もうその言葉がやっと少しずつ分かるようになってきたんです。
あ〜いいね。
もう何かやっぱりそれまでは…とにかく今持っている自分の全てを出さないと失礼なんじゃないかとか。
確かに全力は出さないと失礼よ。
なんだけどやっぱり歌にもいろいろな個性があって。
だってそのためにフォルテとかさ強弱ある訳だから。
そうなんです。
それなのに…うお〜ってやっぱりなり過ぎていたり…。
もう何か子どもの頃演歌を歌ってた頃とかはとにかく大人の皆さんから…すごい言われていた意味がやっと今になって分かって…。
あんまりないです。
ない私も。
本当ない。
その時は燃え尽きるよ。
「はあ〜」みたいな。
でも翌日になると…。
「え〜あそこああやって歌えばよかった」ってあるでしょ?そうなんです!そうそう…。
そうなのよ。
和田さんでもあるんですね。
だからアポロシアターで黒人ブラックミュージックの聖地っていわれたとこ初めて立てて無我夢中で歌ってアンコール頂けて自分の頭の中では「これ以上の事はできない。
やった〜!」って思うんだけど「え〜あそこああいうふうに歌えばよかった。
いつもちゃんと歌えてるのに」とかね。
でも聴いてる人には何もそんな違和感なく…。
素直さが足んないと思う。
多分私。
そんな事ないですよ。
でもそれは日々成長されてるという事ですよね。
いや…。
成長だったらうれしいよね。
だからパーシー・スレッジじゃなくて…私の今の声の持っていき方。
まあやれるかどうかは分かんないけどね。
是非聴いてみたいです。
やってみたい。
後半は舞台をスイッチ。
アニソンの女王水樹奈々。
ライブには年間10万人を動員する。
ファンはサイリュームを振って大興奮!水樹もど派手な演出でファンに応える。
みんなでいくよ〜!声優としての人気もトップクラスだ。
ある時は…。
私が今いるべき場所へ。
クールな魔法少女。
ナナルト君と花火大会?ある時は内気なくノ一。
そんな魔物を暴れさせるなんてひどすぎます!またある時は変身して悪と戦う美少女。
何よりも…今日はだから…その辺の違いを彼女にもズバッと聞いてみたいですね。
行ってきます。
ドキドキするね何か。
キャ〜。
初めてのスタジオだしね。
わお。
ここは数々のヒットアニメを生み出してきたアフレコ専門のスタジオだ。
水樹は新作アニメのリハーサル中。
「それがそれこそが私たちにとっての勝利です。
洗礼の儀が終わったら帰ってきます。
どれだけ公務が忙しくなっても必ず」。
すいませんお仕事中…。
奈々ちゃん。
あっはい。
あ〜!どうも〜。
お疲れさまです。
すごい。
すごいすごい。
もうなりきってるね。
はい。
もうなりきってるんだすごいね。
是非こちらの方に…。
はい!じゃあちょっと行ってきます。
きゃ〜。
何かレコーディングみたいでドキドキすんな。
こんにちは。
きゃ〜こないだはどうも。
ありがとうございました。
お久しぶり。
お久しぶりです。
これ今やってるの何ですか?これは今私が主役をやらせて頂いている「クロスアンジュ」という作品の第1話のアフレコの映像なんですけれども…。
完成はカラーになるんですけれども…え〜!それなのに声入れちゃうの?イメージ湧く?ちゃんと線画ではあるんですけども絵がちゃんと動いているのでそれに合わせて…表情もちゃんとあるので。
ほかの人の声は入ってるんですか?もう。
この時はいつも…え〜!?そうなんです。
はい。
やり直しです。
結構…すごいよね。
だってこうやって本をめくる音とか大丈夫なの?なのでしゃべりながらめくる時はこう…。
あらかじめ私の場合はこういうふうに入れておいてすってマイクから落としてこういうふうに。
ほかの方がしゃべってる時にマイクを譲らなくてはいけないので基本的にマイクが…。
それも大変じゃない?こう…。
そうなんです。
4本立っているので…こういう音拾わない?去るんです。
なので…それ駄目だよね。
はい。
なのでお洋服を選ぶ時も面白い。
もしよかったら是非一緒に…。
えっ?できないよだって…。
一度見て頂いて…。
誰誰誰?お母様より…じゃあ落ち着いた人ですね。
はいそうです。
眼鏡かけとこ。
マネージャー呼んで下さい。
きゃ〜。
何でこんな緊張せなあかん。
だってスタジオ入るっていうだけで緊張する。
レコーディングみたいで。
和田皇后様のアフレコに挑戦。
上品な感じでお願いします。
「小さい頃から変わりありませんね。
何かあるとあなたはいつもここでこの歌を…」。
「全てを洗い流してくれる気がするんです。
迷いや不安も全部」。
「永遠語り…」。
切らないか。
「進むべき道を示す…」。
もう速っ!「マナを破壊する突然変異。
どうしてあのようなものがこの世にいるのでしょう?」。
「何も分かっていません。
どのように発生するのかどうして女性だけなのか」。
「そう…何も分かっていない」。
「何も分かっていない」でいいのか。
「ですから私が解き明かそうと思います」。
「えっ?」。
「ノーマがこの世から根絶されれば世界はもっと美しくなるはずです!」。
…あっ「アンジュリーゼ」。
そっかせりふか。
「あなたにこれを」。
うん?「これ斑鳩皇家の?」。
「どうか光の…」。
光でいいんですか?はい。
「ご加護があらん事を」。
「お母様…」。
何か意味分からんけど。
すごい!初めて見たとは思えない…。
すばらしいです!めっちゃ汗出た。
これ2回は無理ですよ。
しんど!しんど〜!面白いでも。
ありがとうございます。
いいね。
役によって皇后になった気分で。
そうなんです。
楽しいです。
なりきりで。
いや〜しかし本当に…あ〜ごめんなさい!もう「あ〜!」みたいな。
でもすごい。
何か分かんないけど皇后様より何よりもアンジュだっけ?あっこの子闘ってる子なんだっていう…。
ありがとうございます。
すごい分かったからそれが表現できるってのがすごいね。
うれしいです。
いやいや。
でもここにねスタッフが用意してくれたんだけどごめんなさい私ねアニメ全く分からないんですよ。
本当に。
有名なせりふ。
これすごいモジモジしてる…。
例えば?へえ〜。
このつぼみさんっていうのは?…みたいなそんな感じです。
マジ?それ。
はい。
戦うので…プリキュアになって戦うんで。
水樹の声は役柄によってがらりと変わる。
この作品では心に傷を負った少年。
物語の鍵を握る敵役だ。
邪魔だなその右手。
無駄なものは全部取り外そうよ。
その醜い機械の部品。
欲しいのかい?僕の腕が。
こちらは一転。
優しく艶っぽい織田信長の妻。
もうよいのです。
殿は私の事がお嫌いなのじゃ。
アニメ吹き替えゲームって要するに…これはどういうふうにあなたの中で?先ほど和田さんにやって頂いたみたいに…吹き替えは洋画というものでとか海外ドラマもあるんですけど…生身の俳優さん。
日本語で吹き替えをするので…。
すごいね。
台湾版とか韓国版とか…。
なのでその時は…え〜!消すんじゃなくて?はい。
同時なんです。
こちらが水樹が吹き替えを担当しているアメリカの人気ドラマ「アイ・カーリー」。
主人公のカーリーはにぎやかでしっかり者の女の子。
(英語で話す声)水樹が吹き替えると?今の聞いた?シェルビー。
お尻蹴っちゃうから。
いつでもどこでもほらかかってこい!冗談だから!完璧に冗談。
へえ〜。
じゃあちょっと何か変になんない?最初はやっぱり慣れなくて…。
そうですね。
そういうふうに聞こえてきてせりふで重要な「あなたどうするの?」って言う時はどうなんの?もうとにかく…え〜!最初吹き替えのお仕事をやり始めたばっかりの時は…アニメは一から…ゼロですね自分で…。
自分と一緒に。
一緒に作っていけるものなんですけど吹き替えは既に完成しちゃっているので…。
その国で出来ているものとかね。
そうなんですそうなんです。
でもアニメはじゃあ絵でしょ?吹き替えは生身の人間がやられる。
ゲームって…。
これはこんなものすごい辞典の…広辞苑何冊分みたいな台本が実はありましてそれをひたすら言っていきます。
ゲームだから結構…。
そうなんです。
エンディングが例えば20パターンあると20パターンの撮らなくてはいけないしゲームは…。
果てしなく…。
もしゲームやってる人が勝ってるとずっとだもんね。
そうなんです。
なのでずっと…。
もしここでゲームオーバーになったら…やられちゃったりするパターンとか。
声の仕事をとことん極めたいという水樹。
週に2本のラジオ番組でも7色の声を披露している。
ここからは「コトバのチカラ」。
声に出して読んでほしい日本語…。
中でも人気なのがリスナーがリクエストする役になりきるコーナー。
例えば…「間もなく横浜町田インターチェンジ入り口です。
ここから先は有料よ」。
恥ずかしい…。
面白い面白い。
なるほど。
続いては…「おお帰りなさいでしゅ。
ご主人しゃま〜。
ク〜ンク〜ン」。
かわいいね。
こんな犬だったら大丈夫だな。
私犬苦手だけど。
うれしいです。
かわいいかわいい。
こういうコーナーあるんだ?そうなんです。
ラジオでシチュエーションとかこんなせりふを読んでほしいっていうものをリスナーの方が送って下さってそれに毎週応えるという…。
ちょっとさ何かやってよ。
え〜?何がいいかな?何がいいかな?例えば…え〜怖い怖い!本当ですか?ちょっと甘えてくる…擦り寄ってくるような感じで。
え〜難しい。
「私出たいんです〜」。
「出ろ〜!」みたいな。
なるほどね。
は〜すごいわ。
今日何か勉強になったようなならないような…。
私にはできないもん。
水樹はもともと演歌歌手志望だった。
・「千年の古都」子どもの頃はのど自慢荒らしとして地元では知られた存在だった。
歌手デビューを目指し15歳で上京。
しかしチャンスはなかなか巡ってこなかった。
そんな中声優のオーディションに合格。
24歳の時テレビアニメで準主役を務め主題歌を歌った事から人気に火が付いた。
友達が泣いていると同じように自分も悲しいんだ。
そうなんです。
全部オーディションです。
結構もう…ねえ。
とんでもないです。
もう上には上に大先輩方がたくさんいらっしゃるので…じゃあ落ちる時もあんの?いっぱい落ちてます。
今までいっぱい。
「あ〜これやりたかったのに。
最終まで残ったけどトホホ」みたいなのいっぱいあります。
はあ〜。
そうなんですよ。
オーディション。
ちなみにこちらの役はなんと30倍の競争率だったとか。
キュアブロッサム!もうだから毎回が緊張で。
例えばこれまでもオーディション受けて落ちました残念ってなったけどその時にいて下さった……って言って呼んで下さったりとか本当はこんな役なかったけど…すてき。
オリジナル?そうなんです。
そういう時もありました。
今年8月全国ツアーの最後を飾る公演が行われた。
水樹はこの日体を張った新演出に挑もうとしていた。
なんとサーカスなどで使われる特製ワイヤーでスタジアムの上空を縦横無尽に飛び回ろうというのだ。
3万人を収容する巨大なスタジアム。
少しでもファンの近くに行きたいという思いで準備を重ねてきた。
ヘイヘイヘイヘイ!炎天下開演6時間前にもかかわらず全国から詰めかけたファンがその時を待っていた。
それは何のコスプレ?さっき着替え終わったばっかりでちょうど出てきたとこでこれからみんなでいろいろ写真撮ろうかなと思ってたので。
こっちにも水樹がライブで着た衣装をまねしている子たちが。
もう大好きです。
(取材者)このツアー中は何回目なんですか?午後5時水樹がど派手に登場した!行くぜ横浜〜!ハイハイ!
(観客)ハイハイハイハイハイハイハイハイ!そしていよいよアリーナの上空を飛ぶ!・「どんな時も響き合いたい」・「何も恐くない」いやこれもすごいね。
これ楽しかったです〜。
え〜!・「その笑顔だけは決して離さないよ」・「信じて繋がる鼓動まだ見ぬ世界へと」・「さあ、行こう…」フライングしながら歌うってどんな感じ?あの…楽しかったです。
でもすっごい…特に下半身がもうブルッブルで。
更にそこで声を出さなくてはいけないので。
そうそうそう。
いつも以上に地に足着いてない分ふんばれないじゃないですか。
だからもう自分の筋力だけで支えながら声を出すっていう。
例えばどういう…。
腹筋をするの?はい。
何かうわさによるとああいうコンサートやる時には腹筋が割れてるって聞いたけど。
パクッてここから…柔軟な声が出せなくなると私は先生から教わったので…そんな事できんの?トレーナーさんにそういうトレーニングを教わって。
横には何重にも割れてるけど。
ハハハハハ!いやでもいいね。
炎天下の中ねずっと待っててくれて…オープニングバッて出た瞬間にみんながバ〜ッて振ってくれてる光景は…えっオープニングバッと出た瞬間私が見たのは…そんな感じだったよ。
「行くぞ〜!」なんですけど。
でもあの瞬間…エネルギーを頂いて。
そうね私たち…あります。
本当にそう思います。
また…なのですごく…一番自分らしくあれる場所だなって。
ステージが。
緊張はするけどあの何て言うんでしょう…はあ〜もう楽しんでんだね。
でもなかなかそうなるまでには時間がかかったんですけど。
「こう動かなきゃ。
ここではちゃんと見せなきゃ」とか。
ダンスもあるからね。
はい。
…っていうのが考え過ぎてた時期もあったんですけど今は「あっもうそのまま飛び込んでいけばいいんだ」って思えて。
何かそんな感覚で。
私のライブにはいつもああいうプロペラ機が出てきたり毎回ああいう大きな乗り物が出てくるんですけど。
ちょっと笑っちゃうような演出なんですけどでも何か夢がかなう場所にしたいなって思ってて。
ライブを。
ふだん「あ〜うまくいかないな」とか「なかなか夢を形にするのって難しいんだな」ってやっぱり壁にぶつかる事っていっぱいあると思うし私もそういう経験をしてきて。
でもライブって…今回の仕事があるんで見させて頂いて…ありがとうございます。
ああうれしいです。
かっこよかった本当。
うれしい。
本当かっこよかった。
仕事命の水樹だが今回和田にどうしても聞いてみたい事があるという。
和田さんはどうされてるんだろうと思って。
え〜本当ですか?うん。
もう終わったらすぐ。
それと家にいる時は飯塚っていうんだけど飯塚現子。
ええ〜!?だからマンションだけど…朝ごはんとかね。
「ああ肉じゃが食べてないな最近」とかって。
料理するの好きだから。
料理がとてもお上手だっていうお話を…。
上手っていうかまあ下手ではないと思う。
なので何かこうツアーに行かれる時とかご主人のための…。
それがすごすぎるって思います。
ちゃんと日にちも書いて。
もう女性のかがみです。
働く女性の。
やっぱり…いや。
あれ?しないで済むならしない方がいいですよ。
だってこの仕事やってていなきゃいけないって事ないんだから。
あなたの性格だと結婚しないと声に艶がなくなるしよくないって言うとあなた結婚しそうだね。
そうですね。
それはかなり…。
何となく。
言われると「そうなんだ」って思うかもしれない。
やっぱりね。
別にこれはご縁だからね。
そうですね。
したからどうのしないからどうのじゃないもん。
何て言うんでしょう…「あ〜今日あそこうまくいかなかったな」と思いながら帰ってくると…。
私ね昔はね中島みゆきの歌聴いて必ず水割り作って。
お盆にね。
でティッシュ。
泣きながらはなかみながら酒を飲んでた。
「あ〜あそこが駄目だった。
みんなはいいって言うけど私は分かってる」とかね。
独り言言って知らないうちに寝てたりしたんだけど。
人に言えない事もいっぱいあるし。
こんなのあんまりテレビで言った事なかったけど旦那とかさ何も言わないでいてくれる。
何て言うの…そうですね。
だから泣いたって…。
喜怒哀楽ってそのためにあるんだからさ。
我慢しちゃうタイプで。
私最近ね…笑えんのも。
ちゃんと心が動いてるって事ですもんね。
怒るのも。
このあと2人は料理のだしパックの話からお肌のパックの話に至るまでガールズトークで盛り上がった。
でも何か全くジャンル違うんだけど…私もそう思います。
この世界入って17年?はい。
まあ47年目に入る46年だけど長けりゃいいってもんじゃないし短くてもどうのこうのじゃないけど年取ってもずっとやっていけるよね。
いきたいなって思います。
やりたいです。
やる時にはね。
はい。
皆さん来てくれてありがとうと思うけど心の中で「ク〜」みたいなさ。
「行くぞ聴いてくれ!」みたいな。
「練習したんだこの歌は!」みたいなさ。
で反応があると「やった〜!よっしゃ〜!」みたいなさやりたいよね。
何かそういうね歌手でありたいよねお互い。
頑張りたいです。
うれしいです。
うれしい私も。
身長差20センチ年齢差30歳。
距離はかな〜り近づいた?ありがとうございました。
本当に楽しかったです。
楽しかった本当に。
これ2回あんのかな?この番組ね。
次回乞うご期待。
2014/10/18(土) 22:00〜23:00
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち)「和田アキ子×水樹奈々」[字]

“和製R&Bの女王”和田アキ子と“アニソンの女王”水樹奈々。年齢差30歳・身長差20cm、異色すぎる二人が仕事について結婚について、最強のガールズトークを展開!

詳細情報
番組内容
水樹は18歳の時、和田が“マイクなし”で歌った紅白歌合戦伝説のシーンに大感動したという。飲んだら大変だが仕事には超真面目!本番前は極度の緊張でトイレに行きまくり、震えでコップの水をこぼしてしまうという意外な素顔に迫る。一方和田も、邪悪な男の子から甘えるダックスフントまで、声だけで瞬時に演じ分ける水樹の超絶テクにメロメロ!?そして結婚生活についての水樹の質問に、和田が返した意外な答えとは…
出演者
【出演】歌手…和田アキ子,声優・歌手・ナレーター…水樹奈々,【語り】吉田羊,六角精児

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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