人生の楽園700回記念 楽園の住人を探しに行こう!スペシャル 2014.10.18

今週は何かいい事ありましたか?
私ね思うんですよ
こんばんは西田敏行です
『人生の楽園』おかげさまで放送700回を迎える事が出来ました
今夜は感謝の思いを込めて2時間拡大版です
素敵な人生を探して旅に出ます
少年時代の夢をかなえたローカル線の運転士
わずか4世帯天空の里の心温まる物語
(拍手)始まった始まった!
(拍手)こんばんは『人生の楽園』700回記念スペシャルです。
楽園の案内人西田敏行です。
菊池桃子です。
さあ西田さん。
はい。
今回の700回スペシャルなんですけれども皆さんに楽園の旅人として楽園の住人を探す旅に出て頂きました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よくこの番組はご覧になってらっしゃるんです?
(熊谷)もう大好きです。
ありがとうございます。
もう私もいつかは畑やってもう自分でそういう生活したいなって。
でもついこの間第二の人生っていうよりもう第一回目の人生がこの間始まったばっかりでしょ?結婚して。
いや〜ん!この番組好きな人って悪い人いないんですよ。
僕も悪い人ではないと。
(市川)さて最初の楽園の旅人ですけれども熊谷真実さんです。
女優活動を続ける傍ら田舎暮らしへの憧れがありこまめに地方の不動産情報を収集しているそうです。
(市川)『人生の楽園』という番組はこちら。
そうなんだ。
真実さんが訪ねたのは屋久島です。
(熊谷)そうなんです。
自然がいっぱい。
屋久島は行った事は?
(益子)ないんですよ。
僕もないの。
私もない。
屋久島は?ないです。
私もないです。
真実さんだけが自然がいっぱいの。
いやあ〜いいとこでした。
(熊谷)初めての屋久島です。
もう〜ホントに行きたかったとこなんでめっちゃ嬉しいです。
テンションめっちゃ上がってます。
鹿児島空港から74人乗りのプロペラ機で35分
熊谷真実さん憧れの屋久島に到着です
(熊谷)「ホントに行きたかったところだから」「屋久島」
(熊谷)「はい」うわあ〜めっちゃ…。
いや久しぶりだなこのタラップ。
かわいい!
(熊谷)こんなちっちゃいのに乗ってきました〜!気持ちいい〜!
(六角)「いやいい天気ですね」
(熊谷)「最高だったんですよ」
今年5月屋久島でジェラート屋さんをオープンしたご夫婦が最初の主人公です
運転手さん知ってるかな?
すいませんジェラート屋さんに行きたいんですけど…。
(熊谷)わからない。
なんか屋久島に1軒しかないって言ってたんでもしかしたらわかるかなと思ったんですけどわかんないですよね。
(熊谷)うん。
とりあえず向かってもらってもいいですか?わかりました。
(熊谷)よろしくお願いします。
まずはジェラート屋さんがある島の南を目指します
(熊谷)あっそうなんだ。
あーそうなんだ。
そんなに。
多分…。
(熊谷)屋久島生まれ。
屋久島といえば屋久杉ですよねえ
登山道は片道5時間
樹齢7200年とも言われる威風堂々たる姿は屋久島のシンボルです
屋久島は九州最南端の佐多岬からおよそ70キロの位置に浮かぶ周囲130キロほどの島です
標高1936メートルの宮之浦岳は九州最高峰
実は九州の1位から7位までの高い山がここ屋久島に集中しているんです
年間およそ170日も雨が降る屋久島は川と滝が多い事でも知られています
落差60メートル花崗岩の一枚岩を流れるのは屋久島の名所…
(熊谷)「ホントにいいとこでしたよ」「地球ってもう奇跡の星だね。
やっぱりね」
苔生す森は神秘的
世界自然遺産になってから年間26万人以上の観光客が訪れるそうです
「ミスタージェラード?とか言って…」
空港から30分
タクシーは安房地区を越え島の南麦尾地区に入りました
(熊谷)もうすぐ?この通りにあるのかも…。
(運転手)多分ねこの辺りだと思うんですけどね…。
あったあったあった!あった!
あっ見つけた?見つけた?
(熊谷)ありがとうございます。
よかったありました。
屋久島ジェラート。
どうもありがとうございます。
新しいなまだ。
かわいい看板が。
(熊谷)「そらうみ」だって。
かわいいね。
この屋久島でたった1軒のジェラート屋さん
ここが主人公のお店です
(熊谷)こんにちは。
初めまして熊谷です。
(みおさん)ようこそいらっしゃいました。
毛利さんですよね?
(哲さん)はい毛利です。
はいご紹介しましょう
毛利哲さん43歳と妻のみおさん45歳です
屋久島の自然に魅せられ東京から移住して1年半になります
(熊谷)「笑顔が最高なんだよ」ちょっと何この素敵な店内。
(熊谷)なんかまだ木のにおいがしますね。
(哲さん)はい皆さんそう言って頂いて…。
(熊谷)いや〜何あれ〜?これハンモックチェアっていうんです。
(熊谷)ハンモック!?
(哲さん)座ってみますか?多分この辺がちょうどいい高さだと思いますんで。
「やりたかったんだよこういう事この夫婦は」
(熊谷)「やりたかったんだと…」「やりたかったんだよ」
(熊谷)「ホントに気持ちよかった」これ寝ちゃいますよね。
(益子)「木の造りがいいですね」「いいね」
地元の大工さんにお願いし家は鹿児島産の杉で造ってもらいました
そしてテーブルやイスは屋久島の杉です
滑らかでやわらかな手触りです
いや〜すっごい種類がある。
どれどれ?
屋久島でとれた果物など天然の素材を使ったジェラートは12種類もあります
おお〜迷っちゃうなぁ
おすすめはなんだろう?
ぜひあの…季節なのでパッションフルーツ。
あと屋久島タンカンが有名なので名産品なのでタンカンと…。
(熊谷)ぜひ!
(みおさん)もし3つでもよければ…。
(熊谷)私はいいよ全然!お茶がすごい人気なのでこの三種盛りがいいかなと思います。
(熊谷)やったぁ。
(熊谷)「この屋久島茶めっちゃ美味しかったです」「もうロケ中ずっと食べた」
(六角)「ずっと食べた?」
(熊谷)「ずーっと食べてた」
そして屋久島産のマンゴーもありますよ
ウーッマンゴー!
色々試したいという方におすすめなのが好きな三種類が選べる三種盛り500円です
テラス席で頂きましょう
(熊谷)あら〜素敵!海見える!
毛利さんご夫婦がこの場所に店を構えたのは目の前の景色が気に入ったからなんです
なるほどねぇ
青い空と海
これが店の名前「そらうみ」の由来ですね
ああ素晴らしい!
(熊谷)ああ…風気持ちいい。
めっちゃ美味しい。
これもうパッションフルーツじゃないですか。
そのまんまですよね。
そのまんまだね。
タンカンいきまーす。
へえいくんだ…おいおい
ああ〜悔しい
美味しい!負けた。
どれもすっごい美味しい。
そりゃあうまいに決まってんじゃん
屋久島でとれたフルーツ使ってるんだから
(熊谷)そもそもなぜジェラート店始めようと思ったんですか?
(哲さん)まず第一に屋久島に住みたかった。
でそのためにはなかなか仕事を見つけるのは難しいので…。
(熊谷)そうですよね。
もう自営業でやっていこうって決めて…。
横浜出身で都内の大手レコード出版会社に勤務していた哲さんは26歳の時みおさんと職場結婚
ダイビングや登山など共通の趣味がきっかけでした
そんな2人が屋久島を初めて訪ねたのは哲さんが33歳の時
目的は趣味の登山でした
まずはその縄文杉に行ってみよう。
その時はたまたま2人だけで縄文杉を独占して見る事が出来てあっすごい木だなぁと思って。
そこで
ダイビングと登山が趣味の2人にとって屋久島はまさにパラダイスでした
特に気に入ったのが哲さん
将来は屋久島で暮らしたいと思うようになりました
暮らしたいと考えてたのはみおさん知ってました?いや知らなかったですね。
私は結構のんきに…。
まあ旅行に行けば楽しいのでまた屋久島に行くの?っていう感じで来てて…。
5年後2度目の屋久島旅行へ
この時哲さんはみおさんに内緒である計画を進めていました
えっ2度目に来て?土地いいのあったらいくつか物件見せてくださいっていうお願いをしていたのです。
最後に見せてくれた物件が今住んでる家であっ多分これは今買うしかないなと思って。
「その計画には私も入ってるんですか?」って一応聞いて…。
聞いたら「入ってます」っていう事だったので。
こうして哲さんのリードで計画は進み2013年屋久島に移住
でも2人にとっては島でどんな仕事をするのかが悩みの種でした
そんな時思いついたのがジェラートのお店
屋久島にはジェラート専門店がない事を知ったんです
(熊谷)でもご両親が…。
はい…。
東京で生まれ育ったみおさんは5人兄弟の次女
10年前に父親が亡くなり現在実家では母智子さんが一人で暮らしています
ねえお母さん娘さん夫婦が屋久島に移住すると聞いた時どう思われたのかな?
(益子・福田)「ええ〜!」私の理想はね…。
って言ったんですよ。
しめた!って感じですね。
では哲さんの方のご両親は息子夫婦がジェラート屋さんを始めると聞いてどう思われたんでしょうか?
その言葉自体が私わかりませんが喫茶店か?というような感じだったですね。
お前そんなんでもって食っていかれんのか?と…。
頑張って2人の人生を作っていくんならもうそれはそれでもいいと思って。
哲さんは3人兄弟の末っ子
結婚後は実家を二世帯住宅に建て替え両親と17年間一緒に暮らしていました
息子の決断に反対だった父はいつ戻ってきてもいいようにと2階の部屋をそのまま残しています
やっぱり寂しいですよ親父としてね。
引っ越していった時はそんなでもなかったんですけど今の方が寂しいです。
屋久島に一目ぼれする事がなければきっと今もご両親と一緒に暮らしていた哲さんみおさんです
どうですか?心配じゃありません?そりゃやっぱり心配ですけど…。
まあお義兄さんたちがねいるしね。
はい兄2人はね東京近辺におりますので何かあった時にはすぐ親に駆けつけてくれますし。
自分たちの思いで移住して1年半
哲さんはみおさんのお母さんと両親を屋久島に招待するつもりです
そして今日もいい天気
そらうみ開店です
こんにちは〜!
(哲さん)いらっしゃいませ。
あっアベさんこんにちは。
(哲さん)ようこそ!
次々とお客さんがいらっしゃいますね
口コミで評判が広がってます
美味しいですよね。
美味しいですね。
(熊谷)「口コミが全てなんですって」
屋久島はとにかく若い移住者が多い島です
今年で2年半ぐらい?2年目だよね。
移ってきてすぐお腹に赤ちゃんが出来て。
(熊谷)「まあかわいい子だったのこの子が」来たらもう何回も来るようになってて気づいたら住んでたっていうか。
(熊谷)あっやっぱりそうなんですね。
午後5時半そらうみ閉店です
ご自宅はお店から車で20分ほどの平内地区
「しかしこれを見たら住みたくなる気持ちってのはもう痛いほどわかるね」
(熊谷)「住みたくなります」「ええわかりますよ」
(熊谷)ここはお家建てたんですか?
(みおさん)いえ中古で。
(熊谷)中古で?
ご自宅は
(熊谷)失礼しま〜す!
(2人)はいどうぞ。
うわすげっ!
哲さんが釣り上げたカジキの剥製です
これは新婚旅行でメキシコ行った時に釣ったやつです。
(熊谷)それでこんなの釣っちゃったの?
(哲さん)はい。
(熊谷)すご〜い!「まあ私も釣りには一家言ありますけど…」
引っ越しの時角が折れないように梱包するのが大変だったらしいですよ
いや〜釣りバカとしてはちょっと悔しいですね!
(熊谷)広いですね!
畳スペースに寝転ぶと屋久島の風が気持ちいいそうですよ
ではお庭も見せてもらいましょう
はいはい
(哲さん)畑とかを少しずつやってるんですけど…。
敷地は500坪
木々が生い茂っていたんですが開墾して畑にしました
ここに果樹を増やしていく計画なんです
(哲さん)ゆくゆくその下準備をしていて。
(熊谷)あっ海見えるじゃん!
(哲さん)はい海もここ見えて。
(みおさん)これも切ってやっと見えるようになりました。
いやあ庭から海が眺められるなんて最高じゃないですか。
うらやましいな
西田さん。
もっとうらやましい事がありますよ
え〜?もっとあるの?
はいこちらです
ん?
あっ料金箱…100円って…
え?どうするの?泳ぐの?
どうしようっていうの?
ここは温泉なんです
温泉!
いやすごいところにありますねこれ
うわっいいなあ
満潮になると海に沈んでしまうので干潮の時だけ入れます
はあ〜!
旅行の時には恥ずかしくて入った事なかったんですけどこっちに移住してから初めて入ってみてそしたらすごい気持ちいいのでハマっちゃいました。
(熊谷)「ハマるよね」
(益子)「これはすごい」
ちなみに哲さんは平内地区の住民なので入浴料はタダです
いやあうらやましい!
(熊谷)「近所にあるんですよこれが」
屋久島に移住して1年半
お二人が一番リラックス出来るのが夕食の時間です
みおさんの手料理が並びました
空芯菜の炒め物にアボカドと豆腐のサラダ
蒸した鶏肉はニラに醤油を和えたオリジナルソースで頂きます
いやいいじゃないですかいいじゃないですか
お疲れさまでした。
うん美味しい。
やっぱ東京にいた頃…まあ横浜ですけど実家…。
いた頃は仕事が中心の生活なので常に時間に束縛されてる感じでしたけどこっちに来ると自分である程度はコントロール出来ちゃうので。
お店が休みの日には海や山に繰り出すお二人
今は沢登りに夢中です
仕事も大事ですけど仕事に追われて生きていくのもなんか窮屈になっちゃうので。
「クソッ俺だ」「
(スタジオ一同の笑い声)」
せっかく屋久島に移住したんですもん
ゆっくり島時間で生きていきましょうよ。

美人に会うと赤く…。
あっ!落ちた。
むちゃくちゃ美味しい。
(熊谷)屋久島においでよ。
バーベキュー始まるよ。
お店の定休日
お二人はジェラートに使うフルーツを仕入れるために農園に出かけました
(熊谷)「この人も移住の方なんだよね」「農園の…」
(熊谷)「全部自分で作ったんですって」
(福田)「すごいですね」こんにちは。
毛利です。
(熊谷)うわあ初めて見た。
こんにちは。
訪ねたのは果樹農家の立澤政彦さんのハウスです
熟すとこういうふうに自然にポトンと落ちてくるんですよ。
重さで勝手に落ちてくれるんだ。
(立澤さん)そうですそうです熟すとね。
南の島の果物パッションフルーツ
触ってみよう。
美人に会うと赤く…。
あっ!落ちた。
ホントポロッと落ちる。
(みおさん)ちょっと触っただけで。
もしよかったらこうしてねパカッと割って…パカッと…。
(熊谷)あっホントだ。
割れた。
(みおさん)ああもう香りが。
ああ香りがいい。
(みおさん)うわあ〜!見て…。
(熊谷)「これがね甘くて香りがすごい…」
(六角)「頬張ってる頬張ってる」「がぶついてんじゃん」
(益子)「がっついてますね」「一応女優なんだから」
(熊谷)「ホントそうです」「食べ物を目の前にすると人間変わっちゃうんですよね」
(福田)「10日ぶりの食事みたいな…」味の濃い美味しいものが出来るようになったので。
立澤さんが愛情たっぷり注いで育てたパッションフルーツ早速収穫しましょう
食べ頃の実はほんの少し持ち上げれば簡単にとれます
(みおさん)ポロッととれますね。
(熊谷)これもなんかよさそう。
これダメかな?
(哲さん)おおっ!
(みおさん)ああっ!真実さん目がいいですね。
なんとなくわかる…。
(熊谷)「これが入ってるんですから」「ジェラートの中に」「ジェラートにね」
屋久島には他にも色々なフルーツがあります
こちらはちょっと小ぶりですが味が濃い島バナナ
小ぶりの方がいいんだよ
そして果物の女王と呼ばれるマンゴーなどジェラートの材料に事欠きません
ウーッマンゴー!
それさっきもやりましたよ
やりましたか?すいません
さあ収穫したてのパッションフルーツでジェラートを作ります
表面をきれいに洗って…
ナイフを入れます
1つずつ果肉と果汁を取り出します
これがジェラート作りで一番手間のかかる作業なんです
果肉に砂糖などを混ぜ機械で撹拌します
この段階でベースの味が決まります
美味しい美味しい。
ああオッケーですね
(哲さん)じゃあ入れるよ。
(みおさん)はい。
そもそもジェラートとはイタリア語で「凍った」という意味
アイスクリームより乳脂肪分が少ないのが特徴です
冷やしながら練り込み空気をまんべんなく混ぜ込んでいきます
(みおさん)あっよさそうだね。
止めちゃおうか。
(みおさん)はい。
よし止めるよ。
ああ出てきましたね〜
屋久島パッションフルーツのジェラート
このまんま食べたいな〜
ください!
差し上げたいところですがお客様が待っています
ジェラートを通じて屋久島の果物の美味しさを知ってほしい
それがお二人の願いです
この日お二人が待ちに待った人たちがやって来ました
お疲れさん。
(哲さん)よく来たね。
こんにちは。
ああ哲さんのお母さんカヅミさん
ああそしてお父さんも
みおさんのお母さんと妹たみさんも一緒です
ジェラートのお店そらうみを開店して3か月
頑張ってる姿を見てもらおうと哲さん夫婦が招待しました
そうですね1年…1年経ったので…1年半か。
(たみさん)もうじき?
(みおさん)もうじきです。
(熊谷)もうじきですね。
左側です。
道に面してます。
左側。
あっここだ。
あ〜!「そらうみ」ああこれ?
はいそらうみに到着です
(みおさん)どうぞ〜。
(輝明さん)これはこのまま入っちゃっていいの?
(たみさん)あっすごい!いい香り。
木の香りが…。
(たみさん)入った瞬間に。
素晴らしい。
哲さんのお父さんとお母さん実はジェラートを食べるのは人生初なんです
初めて食べるジェラートは哲さんが作ったものにしようと決めていました
(みおさん)これ梅。
梅とパッションフルーツ。
いかがですか?美味しい。
(みおさん)美味しい?「お父さんよかったね」ちょっとここに目があって見てるみたい。
(みおさんの笑い声)
(智子さん)いらっしゃ〜い。
ああホントだ。
ハハハハ…!
いいの?飲んじゃって。
(熊谷)飲んじゃって全然大丈夫。
うんいい酸っぱさ。
パッションフルーツ美味しい。
(熊谷)ねえ美味しいよね!私息子がジェラート屋やるって言った時ねどこから仕入れるの?って聞いたの。
ジェラートを。
そしたら自分で作るんだよって…。
(熊谷)ビックリなさったでしょう?
(カヅミさん)ええ。
2人がよ。
2人が。
それをねやっぱ…。
嬉しいのひと言ですね。
(熊谷)そうですよね。
ご両親に安心して頂いてよかったですね
(熊谷)「午後に哲さんが家族を連れて屋久島観光に行ったんで私は買い出しに行きました初めて。
はい」
(熊谷)はあ〜いいとこだな〜。
(熊谷)「ホントにずっとお天気がよかったんですよ」
(熊谷)スーパー見つけました。
全然東京と変わんない。
598円。
(熊谷)「高かった」「スイカは作らない?」「青森から来てるんだ!」地のものとかありそうな感じがするんだけど意外とないんだね。
これも大分だ。
(熊谷)「島までの輸送費にお金がかかるので物価がね1割から3割ほどちょっと割高な感じが…」
(福田)「そうなんですか。
意外だな」
(六角)「そういう事があるんだねここ」
でもご安心を
屋久島には無人の販売所がたくさんあって地元で収穫された野菜や果物はとっても安く買う事が出来るんですよ
そして夕方
私バーベキュー初めてなんですよ。
そうなんですか?
(益子)「バーベキュー初めてなんすか?」
(熊谷)「そう!だからなんかワクワクしちゃって」
(益子)「バーベキュー初めてなんすか?」
(福田)「自分が一番楽しんでるじゃないですか」
(熊谷)結構バーベキューやる機会…。
(みおさん)多いですね。
(熊谷)ああやっぱりね。
さあじゃんじゃん焼いてわいわい食べましょう!ねっ!
ああうまそうだなこれ
西田さん屋久島においでよ!
もう行く!俺行く!
もうバーベキュー始まるよ!
テーブルの上もなんか豪華じゃないですか?ねっ
はいレストランをしている友人が心尽くしの料理を届けてくれました
いやあ嬉しいですねぇ!
じゃあ屋久島に来てくれてどうもありがとう!真実さんも屋久島へようこそ。
どうもありがとうございます。
ではカンパーイ!
(一同)カンパーイ!「ゴージャスだ〜」
(熊谷)「豪勢でした〜」お肉焼けました!うわあ美味しそう!どうぞどうぞ。
まだこれからどんどん焼きますので。
いやあご家族が揃いましたね。
(カヅミさん)何年ぶりかで…。
そうですか。
屋久島のたった1軒しかないちいちゃなジェラートのお店
そこで懸命に働く哲さんみおさん夫婦
その姿を見て家族は安心もしそしてちょっと寂しい思いにもなりました
2人はもう屋久島の人です
毛利のご夫婦と私のうちでもこういう…商売っていうんですか?やってる人もいないから身近に見たり体験した事がない世界に2人は入っていって。
いや…すごいなあと思って。
すごいある意味で…嬉しくて。
いやもうどういうふうになるかがすっごい楽しみでした。
やっぱり…反対。
(輝明さん)大反対って言うけどやっぱり息子がそちらの方に行きたいって言うからね俺は大反対だ!っていう事は言わなかったですね。
せっかくここまで来たんだからここにもう骨を埋めるっていう気持ちなんでしょうからね。
(輝明さん)周りの人とうまくコミュニケーションとって恩返しって言っちゃなんだけどね…こちらの人に…ね…。
本当…涙出ちゃう。
と思いますね。
今親父が人から好かれる…受け入れてもらえるようにって言いましたけど。
ちょっとやっぱ屋久島に引っ越してから1年半ぐらい過ぎてだんだん島の生活にも慣れてきて自分のやりたい事をやり始めてるので改めてここで皆さんにね受け入れてもらえるように…。
というふうに思いました。
離れてるからねちょっと心配ですけど…。
今日は哲さんみおさんの新たな門出の日となりました
(カヅミさん)島の人たちともね仲よくして…安心しました。
じゃあ元気で。
はいはい。
東京と屋久島その距離およそ1000キロ
遠いけれど家族の心は繋がってます
ホントにいいロケでした。
もうやる気に満ちたお二人にホントに私も感動して。
またあのお父さんぐっときましたでしょう?きましたね…。
私もああいうタイプですから。
すぐくる方ですからね。
もう西田さんが男親は骨を埋めるっていう言葉に弱いんだよねって仰ってましたけど。
いつでも戻ってこいよっていう気持ちもあるんだけどもやっぱりねひとつ決意して屋久島でホントにちゃんと自分たちの生活の基盤を置いていこうとする夫婦たちを見たらねやっぱりそう言いますよ。
誰だって。
あと仕事仕事でついつい時間に追われてしまうのが嫌だって仰ってて移動しましたけども。
普通そう思ってもなかなか都会から田舎の方って行けないじゃないですか。
そこを一歩踏み切ったのがすごいなと思って。
僕ら…ほどほどに休み頂いてるんでホントよかったなと思いました。
さあ続いての楽園の旅人は六角精児さんです。
どうも。
どこへ行ってくれたんですかね?知ってんだけど!
(市川)六角精児さんですけれども52歳。
芸能界を代表する鉄道好きとして知られています。
「『人生の楽園』という番組は…」「ローカル線が登場するのが好き」と仰っていますが。
なるほど。
先ほどの色々な自然も味わえますしその中を通っているローカル線っていうものがふっと映るとああ…っとほっとするんですよね。
(六角)僕今回ですね関東の中でもかなりローカル線中のローカル線といわれている…いすみ鉄道でですね子供の頃の夢が捨てられなくてそれまでの暮らしをなげうってもう一回再スタートを切ったという方をですねご紹介したいと思ってるんですよ。
ピッタリのロケ!
(六角)そうなんですよ。
ロケとしてはホントに僕…充実した時間を送らせて頂きました。
『相棒』では見せない笑顔ですもんね。
鑑識が笑ってるわけにもいきませんからね。
「今は山中今は浜今は鉄橋渡るぞと」
ハハハーッ!いやあ鉄道の旅いいですよねえ
こちらは千葉県房総半島を走るいすみ鉄道です
この先頭車両の一番前に陣取って仕事を忘れて楽しんでいるこの男
『楽園』の主人公に会いに行く途中なんですがすっかり子供に戻ってます
俳優六角精児52歳
耳を澄まして聞いているのは…
うなり…
(スタッフ)音…。
ええこの下から伝わってくる音が電車のモーターの音とは違いますよね。
はあ〜
ドゥルルルルル…ってやつですよね。
ドゥルルルルル…ってね
さすが筋金入りの鉄道好きいわゆる「鉄」
中でも六角君は乗るのが好きな「乗り鉄」ってやつだそうです
全国の鉄道全線制覇が夢だとか
すごいのどかな車窓に入ってきましたね。
(六角)はい小さい鉄橋を…。
でこのまましばらく真っすぐ続くこの車窓の風景。
これがやっぱり…。
もう早速なんですけどこれそんなに山深くもなくそれでいて住宅地が続くというわけでもない。
小さい山に囲まれながらこのねなんとも言えない…。
(熊谷)「きれい!びっくりした」
かわいいディーゼル車がのんびり走るいすみ鉄道
房総半島南部のいすみ市と大多喜町にまたがる路線は全長26.8キロメートルです
14の駅がありこれを1時間かけてゆっくり繋いでいます
かつては国鉄の路線でしたが今は第3セクターのいすみ鉄道が運行しています
足ですからね。
いすみ鉄道を愛しているのは地元の方ばかりじゃありません
(六角)あそこの…。
(益子)「マニアな話になってますね…」
東京から来たという鉄道ファンと六角君意気投合です
まああの考えてる事が多分恐らく一緒なんだと思うんですけど…。
だからだと思うんですけど…。
なるほど
ないですか?もう…。
えっ全線制覇したんだ。
すげえなあ〜!
(熊谷)「落ち着いてる」「制覇した落ち着きがあるよね」
(六角)「貫禄ですね」「貫禄だよね」旅楽しんでください。
どうもありがとうございます。
はい目的の駅に到着です
『楽園』の主人公こちらの駅で働いてるそうなんですが…
(六角)ここがですね大多喜駅なんですけども…。
えーっとちょっと…。
向こうの方に向かってみましょうか。
はいはい行ってみましょう行ってみましょう
すいません武石さんですか?
これは武石さんじゃないでしょう人違いだよ!
まったく六角君ったらもう…
こちら改札を出て…。
いすみ鉄道の本社がある大多喜駅は関東の駅百選に選ばれた事もあります
あっこれが本社ですね。
(六角)ごめんください。
どうも。
(六角)武石さんを探して…。
えっ?武石さんを…。
武石かい。
いる?
ああそうでしたか。
ありがとうございます
おおおおおお…。
作業の手を休めて来てくれました
ご紹介しましょう…
敬礼決まってます
(警笛)
子供の頃からの夢だった鉄道運転士となった武石和行さん47歳
運転席に座る姿いやあかっこいいですね
電話会社から転職して4年
車両の整備や事務なども手伝いながら運転士として週に3日ほど列車を走らせています
「武石さんもあれでしょ?乗り鉄が高じて結局運転士になっちゃったみたいな…」
(六角)「そうなんですよ」
和行さんが鉄道に興味を持ち始めたのは幼稚園の頃でした
中学生になると鉄道写真を撮り始めやがて全国へ列車の旅に出るようになりました
なりたいな…。
そういうふうに思ってきましたね。
そして和行さんは鉄道の専門知識を学ぶ高校に進学
しかし就職活動をする頃思わぬ事態が待っていたんです
憧れの国鉄が民営化…
私はその時に…。
運転士の夢を諦めた和行さん
電話会社に就職しシステムエンジニアとして働きました
そして42歳の時転機が訪れます
いすみ鉄道が運転士を募集している事を知ったんです
ただし応募するには条件がありました
1年半に渡る運転士訓練の費用700万円を志望者が自ら負担するというものだったんです
(六角)「自己負担なんですよ」「自己負担…」
第3セクターとして営業を続けてきたいすみ鉄道でしたが年々乗客も減り存続の危機にさらされていました
そんな中古くからの運転士さんが次々に定年退職
そこであみ出した苦肉の策が希望者が自費で訓練を受けるという方法だったんです
和行さんも決断します
(六角)まあまあ惜しいですけどもね。
(六角)親御さんというか…。
(六角)誰かから反対されたりするともしかしたら迷うかもしれないっていう気持ちを全部見切ってしまったわけですね。
(和行さん)そうですね。
そして2011年43歳で脱サラ
しかし鉄道運転士になるための訓練は想像した以上に厳しいものだったそうです
和行さんが晴れて国家試験に合格したのは転身してから2年経った頃でした
いや何はともあれよかったです
運転士人生出発進行!
西田さん
はい
和行さんが今年3月にようやく運転が出来るようになった車両があるんです
えっどれどれ?
(六角)あっ来ました!
(和行さん)そうですね。
他のとこではもう見る事がないですからね。
キハ52です
詳しくは六角さんお願いします!
(六角)「はいはいここは私がご説明致しますね」「キハ52はですね昭和33年から活躍した国鉄の車両でございまして」「高度経済成長期に112両が作られたんですけども今現在現役で残ってるのはこのいすみ鉄道の車両ただ1両だけとなりましたね」「1両だけ?」
(六角)「幻の車両でございます」
(益子)「幻?」
(六角)「ええ」「へえ〜なるほど」
(六角)「中に入るとね色んな事があるんですけどもね」
(六角)また随分懐かしいまんまなんですね。
(六角)「今この現在ここにあるキハ52はですね1965年に作られた車両で今49歳なんですね」「49歳!」「大切に使ってるんだ」
(六角)「そうなんです」「色々とね壊れたところを直したりしながらですね」「この風情がなかなかいいんですよね」「このイス」
(六角)「いいでしょ。
これね背もたれがね直角でしょこれ」
(熊谷)「確かに確かに」
(六角)「ずーっと座ってたらね…」「腰の辺りちょっと膨らみがあるんだよ」「だからこう背筋が伸びるんだよ」
(六角)「ずっと座ってると姿勢がよくなるかも…」「猫背だからこれに乗ろう!」いやいやすごいですねこれね。
(福田)「栓抜き?」
(熊谷)「あったあった!昔あった!」
(益子)「知らない」「知らない!」
(福田)「熊谷さんなんでわかるんですか?」
(熊谷)「いや私もうだって相当ですもん」「六角さんよりも年上ですから」
(六角)「栓抜きね実際これ僕も抜いてみたんですよ」「よかったね」
(六角)「これを…」
(六角)「お〜!」
(熊谷)「ああ懐かしい!」
(六角)「今この栓抜きで瓶開けるために駅で瓶ジュースがね売られてるんですよ」「ああいいですね!」
(益子)「あれ使いたいから」「僕が子供の頃ミルクコーヒーっていうのがあってね」「やっぱりああいう瓶に入ってて」「あれをこう開けるのがもう大好きで大好きで」
(六角)「これは温度計ですね」
(熊谷)「温度計付いてましたよね!」「そうなんですか?」
(福田)「わかんないです僕ら」
(六角)「昔のは付いとったんですよこれが」「あれで30度超えると冷凍みかん買わないともうダメだよね」
(熊谷)「もうダメ暑くて暑くて」
(六角)「扇風機が回ってますけどね」「昔は冷房なかったですもんね」
(六角)「ないですもん。
冷房もないですから」「風通しをよくするために窓が開くようになってるんですよ」「これね今窓なんか開くのほとんど車両なくなっちゃいましたからね」「顔出すとね顔出すんじゃない!とかいって大人から怒られた」
(六角)「特にSLなんかの場合はトンネルの中でこれ開けてると煙が入ってきて煤…」「そうそうそうそう」あとはやっぱこのシートの色ですかね。
これはもうホントにそうですねはい。
やはりこの色ですね。
いやあハハハ!2人とも楽しそうですね
趣味でも仕事でも熱中出来るものがあるってのはホントに幸せですよね
おおっキハがやってきました!
かっこいいな!
(警笛)
こちらはキハ52にキハ28を連結させた特別列車
おお!
週末に走るイベント列車なんです
え〜どんなイベントなんだろう?
うわっ賑やかだ!
こちらは…
詳しくは六角さん
お願いします!
(六角)「はいこちらはですね有名イタリア料理店のシェフが腕を振るう豪華イタリア料理が食べられる列車となっているんですね」「グラーチェグラーチェ」
(六角)「いすみ市でとれた新鮮な魚介類をふんだんに使った料理はですね飛行機のファーストクラスをイメージして作られてるんですね」
(福田)「すごい」
さあ和行さんのお仕事が終わったようですね
六角君和行さんの自宅を訪ねてみる事にしました
(六角)ご自宅ここですか?
(和行さん)はいこっちですね。
こっちのそこの2階が私の部屋になります。
おお。
お邪魔します
ヘヘヘッ独身で筋金入りの鉄
どんな部屋なんでしょうか?
お〜!段ボールが…。
(和行さん)そうですね。
何度か引っ越しをしたものですから段ボールに詰めたり出したりが大変になってきたんで。
なんて言ってますけどねえズボラなようでいてきっちり整理されてますね
難しそうな鉄道の専門書がもうずらりと並んでます
(熊谷)「ホントだ」「ああ」ここら辺は高校生の時に。
鉄道の専門の岩倉高校っていう…。
岩倉ですか?はい。
じゃあもうホントに鉄道マンになろうとして入られたんですね。
そしてまたこの次こちらに行くとですね『特急「北斗1号」殺人事件』。
(六角)山村美紗と西村京太郎がずらっと並んでますけども。
あるある。
ヘヘヘッ
ん〜読めば気分は鉄道警察
そして小学生の時から集めている全国の駅のスタンプ帳です
おお年季入ってますね
鉄道への一途な思い感じます
お一人住まいですよね?
(和行さん)そうですね。
あら〜そうですか。
(六角)僕もわかるんですよ。
写真撮りに行ったりスタンプ押しに行ったりしてるとそういう恋愛的なところで何か時間を使う事が少なくなっちゃうんですよね。
そうですね。
やっぱそちらの方もね。
そうですね。
ハハッこういう事は自然の成り行きに任せましょう。
ねえ
(熊谷)「いやいいとこだね」
朝6時半に起床して出勤の準備です
朝ご飯ですかね
あら美味しそうですね。
オムレツだ
これ朝ご飯ですか?
え?
ああ…。
で今は食堂ないからあっ手作りのお弁当ですか
(熊谷)「いい人お嫁に来て欲しいな」
栄養のバランスはもちろん彩りも考えてメニューを決めています
さあ今日のお弁当が出来上がりました
お〜なかなかうまそうじゃないですか
もう私でしたらもう早弁やっちゃいますねこれ
ホントうまそう
ありがとうございます。
ヘヘヘヘッ
勤め先の大多喜駅まで自転車で10分ほど
雨の日も風の日も雪の日だって休むわけにはいきません
今日は内勤業務の日
全部で54人が勤める職場。
とてもアットホームです
はい明日は乗務です。
朝からキハに乗ります。
おお。
おおガックンってなんないようにしないと。
あれそこが一番難しいでしょ?
(和行さん)そうですね。
あの武石さんこちらの方はどなたかしら?
こちらが当社の社長です。
えっ社長さんですか。
あっ失礼しましたどうも
こんな真面目で好青年なんですけどどうもお一人様傾向があるもんですから。
早いとこ嫁もらえと。
花嫁募集中と私が言って歩いてますんで。
アハハッ社長ありがとうございます
(熊谷)「これ見てお嫁さん募集来て欲しい」
(六角)「そうなんですよ。
収録しながらそういう事ずっと話してたんですけどね」
(熊谷)「でしょ?」
さあお昼の休憩時間になりましたね
手作りのお弁当を持って腹ごしらえですよ
こちらは同僚の皆さんですね
武石運転手のお弁当きちんとしてると思いません?
色合いはあまりよくないでしょ?そんな事ない全然。
ねえねえ女性社員いるじゃないですか
広報担当の
でも既婚者です
うわあ…
高崎浩さんも自費で運転手になった1期生で元バスの運転手さんです
特に1期生は
いすみ鉄道が存続するかどうかわからない中飛び込んできた1期生たち
いやあ考えてみたらやりたい事好きな事を仕事に出来るってホントに幸せですよね
鉄道ファンの憧れキハ28の運転席を見せてもらいました
(和行さん)こちらが運転席になります。
どうぞ…。
うわっ運転室!
(六角)ホントにこうやって見るとアナログですね。
(和行さん)そうですね。
全てがアナログ操作なので特別に訓練を受けた運転士だけが運転出来ます
(和行さん)ホントにブレーキが利き始めが遅くて今の新しいものですとすぐブレーキ利いてくるんですけどもこれは2秒3秒経たないと…。
(六角)キハ28に慣れるまでっていうのは結構大変なんですね。
そうですね。
あの…恐れ入ります
どうやって動かすのかちょっと教えて頂けますか?
(和行さん)これがハンドル。
これを回して出力が上がって加速していくんですね。
ああなるほど
(和行さん)それで今度ブレーキをかける時はまずこちら重なり位置というんですが持ってきて少しかけて戻します。
そうすると圧力計が下がっていきます。
いやあこの微妙な加減でスムーズに停止出来るかガタンってなってしまうかの違いが出るんだそうですね
でそれがちょうど停止位置に合うように止める。
本日は特別に六角君が運転席に座らせてもらえる事になりました
(六角)これでだってここからお客さんを運びながらこれでプシュープシューってやりながらカシッシューシュ−…ってやるわけでしょ。
やっぱりここに座ってこうやる…。
いやあそうですね
「命を預かるんだもんね」
(六角)「そうです」
(和行さん)場内注意制限45。
国吉停車。
注意。
いやありりしいですね。
ブレーキに手をかけました
圧を調整していきます
(和行さん)制限30。
目的はスムーズにホームの停止位置に列車を止める事
さあホームに進入していきます
徐々にスピードが落ちてあっいい感じじゃないですか
はいなんのショックもなく優しく停止しました
お見事!
和行さんかっこいいです
(六角)「運転席に座ってる時のりりしさと普段の優しさがなんかまたこう魅力なんですよね」
仕事が休みの日和行さんは千葉市の繁華街へ向かいました
おほほ…和行さんなんだかちょっとおしゃれして…
あれ?もしかして…あれですか?
デートっていうか出会いを求めて合コンみたいな?
(六角)「多分そうなんじゃないですかね?」
どうなのかな?
西田さん早とちりはやめてください
えっ?
あっどうも〜こんにちは。
なんか合コンの雰囲気じゃないね
ご無沙汰しております。
再会を祝って乾杯!
(一同)乾杯!
あの…桃ちゃんちょっとこの集まりはなんの集まりかな?
はい。
和行さんは電話会社に勤めていた頃社会人入学で大学の工学部に入り勉強していたんです
皆さんはその頃一緒に学んだお仲間
今日は4年ぶりの再会です
運転士になった報告がしたいと集まってもらったんです
ああなるほど
いや本当そうなんですよ。
すごいでしょ
ありがとうございます
全てを投げ打ってっていうかね…。
いいなぁと思いましたよ。
(益子)「どこ行っても言われてますね」「どこに行ってもそうだね」
(益子)「どこ行っても…」「みんな心配なんだね」
(和行さん)制限30。
鉄道は単なる移動手段ではありません
沿線の人々の毎日の暮らしを運ぶ人生のパートナーです
(和行さん)ドア閉まります。
はい。
出発進行…。
出発進行だね。
開いた!はいすいません。
はいありがとうございました。
はいどうも。
バイバイしなきゃ…バイバイ。
(2人)バイバイ。
はいありがとうございました。
はいすいません。
「いいなぁ…いいなぁこれは」
(和行さん)ドア閉まります。
バイバーイ!
そう思ってます。
鉄道に憧れて40年。
運転士となって2年
和行さんは今小さなローカル線の運転士として大きな生きがいを見つけています
なんか染みる。
胸に染みた。
(熊谷)ねえ染みました。
かっこいいもんねあの運転席で指さし確認ってね。
真剣な目が…。
侍だよね。
電車にも乗りたいけど武ちゃんもちょっと会ってみたいな。
そうっすね。
もしかしたらこれ見て武ちゃんの事好きになって…。
そうお嫁さんが!
(益子)お嫁さん!いや僕はねそれをホントに切に願ってるんですけど。
出会ってもらいたいもんだねホントにね。
やっぱり5歳の頃からの夢を何十年も忘れないで鉄道員になりたいっていうあの気持ちだけがすごいと思って。
かっこいい!ホントにもう私が独身だったらお嫁にいきたい!桃ちゃんは何になりたかったんですか?私はですね考古学者になりたかったんですよ。
(一同)ええ〜!小学校の5年生か6年生の時に歴史の時間に古墳を習ったんですね。
前方後円墳とか。
前方後円墳。
よし大人になったらやろう!と思ってたんですけど…。
今でもすっごく好きです。
六角さんの鉄道ぐらい好きです!「穴を掘ってたら」「出てきた出てきた何が出た?」…みたいなね。
「縄文時代の〜」…みたいなね。
「新しい土器!」…とかね。
「胸がドキドキ土器!」「ドキドキ!」
(一同の笑い声)いいな!これはいいな!さあじゃあ続いての楽園の旅なんですけれども…。
続いての楽園の旅人はU字工事さんです。
故郷栃木のネタで2008年にブレーク。
「ごめんねごめんね〜」で一世を風靡しました。
市川さんの口から「ごめんねごめんね〜」ってね。
そうですね。
上品な「ごめんねごめんね〜」。
ごめんねごめんね〜!何を謝ってるのかわかんないですけどもね。
お二人はですね『人生の楽園』という番組は将来のための教科書だとおっしゃっていますね。
今は…?
(益子)今36なんですよ。
自分が65歳の時に何をしてるかっつうのすごい気になりますね。
うん確かにそうですね。
僕も65過ぎた時の自分ってのは想像出来てなかったですね。
そうなんですか。
でもいまだにこうやって現役第一線でやってるんですよ。
褒めて。
(益子)素晴らしいです!ありがとう。
気持ちいいです。
すいません…。
そんなU字工事のお二人に訪ねてもらった楽園は天空の里の農家民宿なんです。
(益子)そうなんです。
楽園の舞台は「日本のマチュピチュ」と呼ばれるところです
まずは静岡県浜松市にある小さな無人駅に降り立ちました
ここが最寄り駅です
といってもかなり遠いらしいんですけどね
(益子)無人だ。
いや〜着いた!着いたね。
うわあ〜山だなあ!
(福田)すごい全部山だね。
(益子)降りていきなり山だんべよ。
(福田)隣川だしね。
浜松っつうと都会のイメージだったもんね。
うん。
(福田)似たようなもんだろ。
早速栃木ネタ始まってますがここに主人公が迎えに来てくれっからね
福田君益子君ほら来たべや
あっあの人じゃない?あっ来た!こんにちは。
(幸生さん)遠いところどうも。
(益子)こんにちは。
楽園の主人公の方ですか?はいそうです。
藤谷といいます。
(福田)今日はお世話になります。
U字工事といいます。
藤谷幸生さん66歳
去年生まれ故郷に戻り農家民宿を始めたお父さんです
(益子)あっ知ってます?ありがとうございます!え…?あっごめんなさい!なんで茨城になっちゃうんすか!そこだけ間違えると益子が本気で怒るんで。
ヘヘヘ!
民宿まではここから13キロありますからね
幸生さんがマイカーで送ってくれるそうです
車?ええこれです。
えっ!これ?
(益子)いやいい車だけど…。
(幸生さん)そうですよ。
(益子)どうするんですか?ええっ!?
(福田)4人乗りないんですか?うちの益子足腰には自信があるんで。
いやいやおめえ決めんなよ。
まあ山道は狭いですからねこの辺りでは軽トラックが常識なんですね
まあ福田君も元ラガーマンですから足腰は強いはずなんですけど
益子君幸生さんがピストン輸送すっから歩けるとこまで歩くっつう事でひとつよろしく!
(益子)行っちったよ軽トラで。
(益子)「置いていかれました」
とりあえず進んでみっぺほら!
両脇山ですね。
んだ
うんうん
(益子)そういう山の料理とかありそうですね。
いいねえいいねえ!どんな山の料理が出るのかな?
ああそう。
それじゃあ途中コンニャク屋さんに寄って…。
あら…コンニャク?
舞台はコンニャクの産地としても知られる静岡県浜松市の北部水窪町
清流水窪川が流れ町の96パーセントが森林という山深い町です
「いや〜こうやって見ると日本っていい国だね」「美しい国だよね」
宿に向かう途中コンニャクを仕入れます
(幸生さん)こんにちは。
(福田)こんにちは。
(幸生さん)今日またコンニャクを…。
いきなり工場みたいなとこ来ちゃいましたけどここで買えるんですか?
(幸生さん)そうです。
主人の米山さんです。
こんにちは。
米山さんが手作りしているのは水窪に古くから伝わるコンニャク
コンニャクイモの割合が高くしっかりした歯応えとイモの味が濃いのが特徴です
ああいいですねえ
泊まる。
はい。
いいところですか?あるよ。
辺境の宿。
辺境の宿!
何しろ日本のマチュピチュって呼ばれてる場所ですからね
どういうところなんだろう?
車はいよいよ細い山道に入っていきます
まだまだですか?まだまだですよ。
車は細い山道をどんどん登っていきます
いやあなかなかそう簡単には着きませんね福田君
一方の益子さんは?
気持ちいい。
「川遊びはたまんないね。
俺も大好きだ」日々やっぱり大都会で戦ってますから。
やっぱり田舎で川入るってホントいいな。
水窪川の上流部にやってきました
アマゴやイワナアユなど川魚の宝庫で釣り人に人気です
駅を出発してから1時間半
幸生さんが歩きの益子さんを迎えに戻ってきてくれました
ヘヘヘヘ…よかったよかった
どうもお待ちどおさまでした。
待ってましたよ!
ようやく本日の主人公幸生さんが暮らす集落の手前にたどり着きました
あと少し坂を登れば見えてくるはずです
「しかし緑濃いなあ」うわあ〜!すごい!すげえ〜!
何ビックリしてんだ?
ここ!?
(幸生さん)そうですよ。
声が響く!
見せろ!
ヤッホ〜!
ヤッホ〜!ってなんだこの野郎!
(熊谷)「うわあすごい」
(福田)「この大沢集落はですね標高が735メートルになります」「谷を挟んで反対側の山からこの集落を眺めるとこんな感じです」
(益子)「どうですか?これカメラさん」「ズームバック!ほらほらほらどんどん引いていきますよ」「おお〜!」
(益子)「引いて引いて〜」「おお〜!」
(熊谷)「うわっ!」
(益子)「どうですか?」「ホントに山の中なんです」
(六角)「あそこだけだ」「あそこだけなんだ」
(六角)「あそこだけですね」
(幸生さん)下の畑を。
うわっ怖え!
(幸生さん)ええここ使いますよ。
(六角)「断崖畑だ」
(熊谷)「ホントに」
あら〜すごいね
(福田)なんか日本じゃないみたいですね。
現在は4世帯が暮らしています
(熊谷)「4世帯だけ!?」
この大沢集落で生まれ育った藤谷幸生さん
1年半前に農家民宿をオープンしました
(益子)あっ木のチェアが。
(福田)トイレもあるんですね。
(益子)あっトイレ。
(幸生さん)そりゃありますよ。
(益子)かなり開放的ですけども。
(益子)ああかまどだ!すげえ。
これで米炊くんですか?
(幸生さん)炊きますよ。
(益子)これで?
(幸生さん)そうそう。
(福田)なんか懐かしい。
幸生さんもこういうかまどで炊いたご飯で育ちました。

ここが自分が始めた民宿「ほつむら」というところです。
(益子)はあ〜!
(福田)農家民宿!建物はね築140年と古いんですけどね。
140!?
農家民宿ほつむら
「ほつむら」は昔からの屋号です
この集落の伝統の暮らしを体験してもらおうとこつこつと改装しました
(益子)お邪魔します。
(幸生さん)はいどうぞ。
うわうわいろりだ!ああ〜いろり!ここでね色々…。
(福田)おお〜いいっすね。
使っていなかったいろりを幸生さんがよみがえらせました
語りたいです。
都会の悪口を言いたいです。
会話の内容そんなんかよ。
やっぱり我々田舎者はですね。
今日…。
やりますか。
ああいいですね。
もうやってもいいんですけどね。
早いよ。
(幸生さん)ちょっと早い…。
まあホントに夕げの時が楽しみです
お隣の和室が寝室になるんですね
そして幸生さんがお客さんのために作ったという自慢のスペースがこちらなんです
(益子)うわあ〜!
(福田)すごいなこれは。
(益子)うわあ〜!
(熊谷)「すごいねえ」
山の向こうにまた山山です
いやあ雄大です
(福田)すごい景色。
(益子)すげえ〜!
(益子)時忘れ。
そうです。
時を忘れるほどのんびりしてってください…。
いやあ…。
時間の流れがゆっくりな感じしますもんね。
いやあいいですね
時忘れ農家民宿ほつむら
いやあいいネーミングです
そういえば幸生さんはこの大沢集落そのものにも素敵なニックネームをつけました
それが
確かに限りなく空に近い場所にある里なんです
西田さん。
農家民宿ほつむらには1つ大切なルールがあるんですよ
なんだべ〜?
(幸生さん)こちらが台所になってましてね。
(益子)あっ台所?はいはい。
ああ〜なんかはいはい…。
(幸生さん)ここで料理したり…。
だから自分で用意してもらうようにしたんですよ。
そうですか自炊の宿なんですか
はいほつむらは古民家を丸ごと1軒貸し切りで使える宿なんです
かまどでご飯を炊き囲炉裏を囲む夜
昔ながらの田舎の暮らしを満喫出来ます
ところで桃ちゃんこの大沢集落には4世帯が暮らしてるって言ってたけど何人ぐらいいらっしゃるんですかね?
はい住民は4世帯5人と犬1匹
あらら…
こちらが集落の番犬ジョン君です
ああジョン君寝てるんだ
ああ起きた
ほつむらの裏手にあるのが幸生さんが生まれ育った藤谷家
現在はお母さんが1人で暮らしています
幸生さんは今も静岡県磐田市に自宅があって週の半分をこの実家で過ごしています
「母さんは離れねえんだなここから」はいお待たせでした。
ヘヘヘ…幸生さんの料理いや〜うまそうですね
はい特に野菜を使った田舎料理が得意です
こちらは
実家にいる時は89歳のお母さんのために食事を作ります
ねえきみ子さん息子さんの料理美味しいですか?
ねえ安心ですね。
そうですか
親孝行ふるさと孝行の幸生さんですね
水窪町大沢集落に生まれ育った幸生さん
当時は子供が多く集落もにぎやかでした
かまどで煮炊きして…っていうね。
しかし農業だけでは生活が苦しくなり28歳の時に山を下り磐田市の会社で働き始めました
結婚は30歳の時
娘も生まれましたが妻サキ子さんは11年前に病気で亡くなりました
そして7年前定年を迎えふるさとに戻ってみると…
ふるさとが活気を取り戻すために何かしたい
そう思っていた時にご近所の方が空き家になっていたこの家を提供してくれたんです
そこで幸生さんは自分の手でコツコツと改装して
以来磐田市と大沢集落を行き来しています
民宿にいらっしゃるお客さんとの交流も生まれ少しずつですが集落に活気が戻ってきました
ちょっとあいさつにね。
ちょっとお邪魔してるんで。
探してみてください。
ちょっと行ってみます。
面白そう。
いいねいいね
ごあいさつ行きましょう行きましょう
皆さん家にいてくれるといいですね
ほつむらの前の道が集落のこれメーンストリートなんですね
この道沿いに家が並んでます
4世帯5人が暮らす天空の里大沢集落
皆さんにごあいさつをしようというわけでU字工事の2人一軒一軒訪ねます
(益子)こんにちは!
(福田)ここはいるんじゃない?
(益子)人がいる感じがする。
(福田)生活感あるもんね。
こんにちは!返事が返ってきましたよ。
返事あった。
いいねぇ
(福田)ああそうなんですか。
(別所さん)中へ入って入って。
ここいきなり鳥の巣がありますね。
ホント…あっ!
ねえツバメの家族も天空の里の住人ですもん
お邪魔します。
あっいましたお父様が!
こちら別所さんは幸生さんの伯父に当たります
おおなるほど
(益子)こんにちは。
こんにちは。
今ね…。
(益子)もう行っちゃったんですね。
そうそう。
(益子)じゃあお年寄りの方ばっかりですか?ええまあ…。
メーンストリートから外れるといきなり迷路のような細い坂道ばっかりです
家と畑を結ぶ生活の道なんですねここは
(熊谷)「こんなところで畑やるの!?」
(福田)「よく歩いてるなと思いました」
ホントどこも絶景ですね〜
そしてこちらが集落の突き当たりのお宅になりますね
いるかな?
こんにちは!
(人の声)あっ意外と近くに…。
あらら…。
こんにちは。
お一人で今ここ住んでるんですか?
(福田)はあ〜!
(益子)へえ〜!
(益子)いいとこですねここね。
まあわしらは慣れてるもんでねここが。
そんな…。
なるほどなるほど
こちらは幸生さんの実家の畑
育てている野菜は大沢集落に古くから伝わる珍しい野菜なんですよ
珍しい野菜?
これ見てくださいよ…。
(益子)うわあまた違う!
(益子)ヘチマみてえなキュウリ!
(福田)太い!
(幸生さん)結構味がいいんですよこれ。
(益子)いきます!ドンッ。
太い!全然違うでしょう?太さが。
違いますね。
太さと色と。
ヘヘヘ…面白いなあ
聞けば代々大沢集落で栽培されそこからまた種を取り脈々と受け継がれてきたものなんだそうですよ
(幸生さん)キュウリ甘みがありますからね。
これ食べて。
(熊谷)「うわっみずみずしい!」「よく川に泳ぎに行って途中に畑あったんで味噌だけ持って行ってそれもいでねえ…」「考えてみれば人のうちのキュウリだったんだもんね…」
(益子)種はおっきいしきれい!
(噛む音)
どうよ?
(福田)すげえいい音するな。
うまい!
うまい
みずみずしいですねホントに。
(幸生さん)美味しいでしょう。
このように限られた地区だけで栽培されてきた野菜は「在来作物」と言って大沢集落には他にも色々あります
ジャガイモ!ジャガイモ?
(熊谷)「こういうところのジャガイモって美味しいよね」
(幸生さん)小さいジャガイモでしょう。
水窪。
水窪じゃがた。
水窪じゃがたもこの土地の在来作物です
味が濃く煮崩れしにくいためあちこちから種芋を譲ってほしいと言われるそうです
へえ〜。
不思議ですね。
今日はスペシャルゲストが大沢集落に遊びに来ました
えっ誰?ああ…!
(益子)かわいい!
(福田)お孫さんですか?
(幸生さん)いや…。
えっ!娘さんですか…。
えっ!?藤谷さんの娘さん?そうです。
何歳?4歳。
(益子)お孫さんじゃないんですか。
(幸生さん)ないんですよ。
そしてもう一人…
(福田)あら奥様お若い。
(益子)ええー!!若い奥さん…!いいでしょう?
(熊谷)「第二の人生どころか…」ミシェルです。
(福田)ミシェルさん。
(益子)ミシェルさん…。
11年前妻に先立たれた幸生さん
一人寂しくしていた時に明るく支えてくれたのがミシェルさんでした
結婚した2人には5年前に娘さんが誕生
ミシェルさんは娘さんの幼稚園のため普段は磐田市で暮らしていますが民宿を始めてからは掃除などを手伝ってくれています
すごい…。
ああ嬉しいですねえ
ぜひお願いします。
ミシェルさんは幸生さんのお母さんきみ子さんともとっても仲よし
(熊谷)「ホントねえ!」
(ひぐらしの鳴き声)
そして夕暮れ
民宿の縁側で涼んでいると…
(益子)あれっこんにちは。
(福田)こんにちは。
(福田)お隣さん…。
はいそうですが。
とれたてのトマトとキュウリ。
(益子)えー!
(福田)ああこれ在来の。
まあ嬉しいねえ
こんな写真…よく残ってるんですね。
別所さんは集落の歴史を伝えたいと宿泊客に写真を見せながら昔語りをしてくれるんです
あれまあ…
昭和30年代頃は盆踊り大会も開けるほど人が暮らしていたそうです
(福田)何人ぐらいいたんですか?子供だけで。
一番若い人で誰ですか?藤谷さん。
(益子)66で若い衆扱いですか。
まあそれにしてもいつ頃なにゆえこの大沢集落に住み始めたんでしょう?
色んなところの集落を渡り歩いて作ってたんですか。
えっ!想像以上!1600年ぐらいからですか…。
うわあ歴史ありますね
この集落のともしびを自分たちの代で消したくない
強い思いが幸生さんにはあります
それで火力が調整出来るもんでね。
なるほどなるほど。
これどっちからですか?
(幸生さん)反対です。
あっこっち。
(幸生さん)そうです。
やってみてください。
(幸生さん)出来るだけ火元の近くへね。
この大沢集落
50年ほど前まで電気が通っていませんでした
ですからかまどが当たり前だったんです
どう?まっかっか…。
かまどでご飯を炊くのは楽ではありませんがまあ炊き上がりが違いますからね
ほらお米が立ってるもん
ああいい…米のいい香り。
うん。
何点ですか?ありがとうございます!
台所では福田さんが大沢集落の郷土料理に挑戦です
(熊谷)「ええ〜っ料理作ったんだ!」
(福田)「飯食えないですからね自分で作らないと」
干した在来のトウモロコシが主役の地元の味きび煮です
他にささげ豆とサツマイモ砂糖を入れてコトコト煮て作ります
ああいいですね〜
まあ畑仕事やってるとおなか空きますもんね
さて待ちに待った夕食の時間ですね
幸生さんも一緒に囲炉裏を囲みます
集落の伝統食がずらりと並びました
全て幸生さんの指導のもとU字工事のお二人が作ったんですよ
偉いねU字工事
ふかした水窪じゃがたを串に刺し甘い味噌を塗って炭火で焼き上げるくし芋
おおうまそう!
そして丸こんにゃくの刺し身はしっかりした歯応えが癖になります
「う〜んこれもいいんだろうね〜」
とじくり豆は炒った大豆にそば粉を練って合わせたほんのり甘みのある香ばしい味
ああ食べてみたい
そしてかまど炊きご飯ですね〜
香りよしつやよしねばりよし!
甘みもたっぷり!
(熊谷)「美味しそうこれ」
おおきび煮も完成したようですね〜
うまそうだなこれ!
さあどうだ?
ああ美味しい〜!うん!ホントにいい甘みで。
んだな。
炊きたてご飯はどうだ?
米自体の味がすごく…ふっくらしてていい味になってますね。
(益子)やっぱ釜で炊いたから。
なるほど
お話はふるさとを愛する思いへ…
そうすればここら辺も活性化していくんじゃないかなと思ってね。
ふるさと愛ですね。
(幸生さん)愛ってほどではないんですけどね。
いやもうこれは愛ですね。
U字工事のお二人幸生さんの熱い思いに大いに刺激を受けました
ぜひ来て手伝ってくれる人があればいいですけどね。
やらせてくださいよ!やっぺや。
申し出たね申し出たね!じゃあ頑張れよ〜!
明日もやる事いっぱいあるからね今夜はもう夜更かしするんじゃねえぞ〜
もう寝ろは!
はいはい
さあ今日は農業体験といきましょうかね
でもただの体験じゃ済みませんよ
何しろここは日本のマチュピチュですから
(益子)うわあ!あんなとこに人がいる!
(福田)あっ作業してる人いますね。
(益子)こんにちは!
(福田)こんにちは〜!
ハハハ元気だ
(益子)何やってるんですか?
(福田)危なくないんですか?
(益子)いやあちょっと大丈夫ですか?慣れてるからねこの人たちは。
(福田)「何事も体験という事でそばの種まきをさせてもらう事になりました」
(熊谷)「これで見ただけですごい!」
(六角)「道というんじゃないですねこれ」
(福田)怖いな。
よく下りましたねそこまで。
(六角)「2人命綱とか付けた方が…」
(益子)「綱がほしいぐらいですよ」
(福田)大丈夫?これ。
俺怖えんだけどこれ。
(益子)うわっ滑る滑る滑る!
(益子)「現場に立つとほぼ直角にしか見えないんですよ」
(益子)「ホント怖かった」「そうだろうね」
(福田)「畑の持ち主の永井さんご夫婦は今は町で暮らしてるんですが畑の世話だけは続けたいという事で今も通ってるそうですね」「通ってるの?へえ〜」平坦なところで農作業は?こんな急なところじゃなく…。
(益子)大丈夫なんすか落ちて…落ちた事ないですか?こういう容器がね手離すと下までいっちゃう…。
(益子)それはあるんすか?そうそう。
(福田)「この急斜面を少しずつ進みながら種まきをしていたんですね」「あれで種まいてるの?」
(益子)「そうです種を…」
(福田)「畑を僕がおこして…」おおっ!
(益子)あ〜!ああ〜!「大丈夫か?福田君」
(六角)「滑落?滑落?」先に行ってください!
(益子)落ちた!福田が!
(福田)「端っこの方の土がちょっと崩れてて足を滑らせてズボッとはまっちゃったんですよね」
(益子)「少しでも農作業の手伝いが出来ればと思ったんですけども全然無理でした」
先祖が山の斜面を開墾して築き上げてきた大沢集落
幸生さんはこの斜面こそ財産なんだと考えるようになりました
そして訪れた人に斜面を楽しんでもらおうと遊歩道を作りました
(益子)めちゃくちゃ大変じゃなかったですか?と思って作ったんだけども…。
この鐘を鳴らすと願いがかなうという事らしいですよ
「ガンガン鳴らしたらいいわ」
(鐘)かわいい音が鳴りましたね。
(益子)大変ですね。
あれ?何これ?
(益子)「何回も鐘を鳴らすと願いが叶えられません」「一人一回にしましょう」あんまり何回も何回も
(益子)いやいやいやいやいや…。
じゃあ作んなきゃいいべやこれ。
普段は幸生さん一人で頑張っている町おこしなんですが男手が必要な仕事があるというのでU字工事のお二人手伝う事になりました
パンパン?
そんなだらしねえ事言ってねえでほら頑張ってよ!
重いもんなあ。
これで山の上までだったらきついですよね。
山の上の眺めのいい場所にベンチを作る計画です
なるほどなるほど
運び上げるのにはこれを使います
(益子)おお〜!いけ〜!やった〜!
(益子)いいね!
(福田)すごい!イエーイやった〜!
なんですか?これは
はい。
農機具などを運ぶモノレールです
おお!俺も乗ってみてえな
残念ながら人は乗れないんです
あら〜
(益子)よーし頑張れ頑張れ!
(福田)おおっ!急なところ登っていきますね。
(益子)来い来い!こっちこっち〜!
ここは集落を真上から一望出来る絶景ポイント
訪れた人が休憩出来るようにここにベンチを作ろうという計画なんですね
「集落の屋根が見えるんだもんね一番上だねじゃあ」
(益子)これで打ち込む?
(幸生さん)そうそう。
「器用にやんじゃねえか2人とも」
(益子)「丁寧にやってました」「たいしたもんだ」大丈夫。
はい完成だねこれで。
完成!いやあやったやった!
ハハハハハ!ねえ!
(益子)イエーイ!
新たなこれ名所になるといいですね
あっいいな。
ちょうどいい!高さもいいでしょ?高さもいい!全然ぐらぐらしない!
山の小さな小さな集落
色々不便な事もありますけどだからこそ宝物はいっぱいあります
(幸生さん)ありがとうございました。
これを最後と言わずにね。
(幸生さん)そうですね。
また…。
またぜひいらしてください!
(益子)さようなら〜!お元気で!
守りたいふるさとがある。
失いたくない景色がある
これからも幸生さんの奮闘に期待します!
西田さんお見せしたいものがあるんですよ。
おっなんでしょう?U字工事のお二人が作った天空のベンチなんですけれどもあれから…。
こちら!
(益子)座ってる!看板作ってくれたんですね。
「U字工事さん手作り」って書いてありますよね。
申し訳ないですね。
天空のベンチなんですけども農家民宿のお客様に今一番人気になっているそうです。
グッジョブグッジョブ!グッジョブ!
(益子)やりました!実はですね先ほどの民宿のほつむらの幸生さんがですね西田さんと桃子さんに味わってほしいとですね水窪じゃがたを送ってくれたんですよ。
実はですね先ほどの民宿のほつむらの幸生さんがですね西田さんと桃子さんに味わってほしいとですね水窪じゃがたを送ってくれたんですよこれ。
(益子)VTRにありましたけど。
(六角)これ僕らも…。
ありがとうございます。
そうです。
ぜひ…。
どうぞどうぞ。
ありがとう。
いやかわいいねなんか。
(益子)かわいいですね。
(益子)しばらく見ていたいですね。
(六角)ホントですね。
(福田)味噌につけて串焼きにしたんでぜひ食べてみてください。
いただきまーす!いただきます。
まいう〜。
(福田)まいう〜ですか。
(益子)ありがとうございます。
(六角)あっ美味しい!まいう〜。
美味しい!いやこれ素朴でいいですね!ねえ!この味噌の風味とジャガイモのこの歯応え。
うまいこれ!うまいんですよ。
幸生さんどうも本当にありがとうございます。
ごちそうになります!ありがとうございます。
そばまいてる時僕もザーッて落ちたりしましたけど。
おじいちゃんでいた別所さんなんですけども僕らがロケ行くほんのちょっと前に山に登っていってたら罠にかかって4時間ずっと逆さづりになってたらしいです。
自分で仕掛けたトラップにはまっちゃったの?そうかもしれないんですけども。
(益子)なんかに宙づりになったっつってました。
4時間?ちょっとした事件じゃないですか。
(益子)事件ですよ。
誰かが助けてくれたからよかったもののみたいな。
ひょうひょうと言ってたんですけども。
いやありがとうございます。
いい仕事したじゃないですか。
ああいう不便さとなんか向き合ってこうなんか生きてらっしゃる方のかっこよさ感じましたね。
やっぱり自分のやりたい事はやんなきゃダメだよなって思いました。
(六角)それは同時に可能性ですからね。
『人生の楽園』700回スペシャルという事でお送りして参りましたけども。
桃ちゃんどんな事感じましたですか?ナレーションを録りながら涙したりする事があるじゃないですか。
ありますあります。
そういう気持ちを今回は皆さんと共有出来てすごく楽しかったですね。
楽しかったですね。
今地球がどんどんどんどん温暖化も進んでなんとなく異常気象だったり色んな事するじゃないですか。
特に『人生の楽園』の住人の皆さんはそういった事をホントに心に秘めながら日々を暮らしてらっしゃるっていう方が多いので我々もなるべく地球の自然に邪魔にならないように生きていきたいなというふうに思いますよね。
はい。
最後にですね西田さんのあの言葉がどうしても聞きたいんです。
はい。
じゃあ…。
これからも皆さんの人生がますます輝きますように応援してまーす!2014/10/18(土) 18:00〜19:54
ABCテレビ1
人生の楽園700回記念 楽園の住人を探しに行こう!スペシャル[字]

『人生の楽園』700回記念SPとして、熊谷真実、六角精児、U字工事が“楽園の旅人”となって全国に飛び、「楽園の住人」と出会い、西田敏行と菊池桃子にスタジオで報告。

詳細情報
◇番組内容
六角精児が訪ねた「楽園の住人」は、少年時代の夢を叶えるため、40代でいすみ鉄道の運転士になった男性。鉄道ファン同士の二人はすっかり意気投合!熊谷真実は屋久島へ。脱サラして憧れの屋久島に移住し、ジェラート屋さんを始めた夫婦を訪ねた。U字工事の二人は静岡県の山中の秘境へ。生まれ育った小さな集落(4世帯5人と犬一匹が暮らす)を元気づけようと定年退職後に農家民宿を始めた男性と出会い、集落の暮らしを体験した。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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