これ何の数字だと思いますか?そうこれは…実は小中学校のクラスに1人か2人はいるくらい身近な存在なのだ。
しかし…人知れず悩みを抱えている。
周囲の人に理解されず小中学生の頃から悩み苦しむ彼ら。
あなたの子どもや子どもの友達の中にもいるかもしれない。
環境の問題。
今回はセクシュアル・マイノリティーの子どもたちをどう理解し支えていけばいいのか考える。
20人に1人ならそんなに少数でもないなと思いました。
クラスに2人ですもん。
そういう方たちがいるというのはみんな知ってるわけだから。
そうそう知ってはいるんですよ。
でもその知り方が…ちなみに尾木ママ…さんまさんはね僕のしゃべり方が女性っぽいしゃべり方なのでそれまでは尾木直樹だったんですけど5年前から尾木ママって言われるようになったでしょ。
だからねおすぎとピーコさんのピーコさんなんかね「笑っていいとも!」に僕呼ばれた時に出たら…それは3つの要素の組み合わせで考えられる。
生まれ持った性別体の性と自分が自覚している性別心の性そして自分はどの性を好きになるか恋愛対象の3つだ。
レズビアンの場合体の性は女心の性は女恋愛対象も女となる。
ゲイの場合体の性は男心の性は男恋愛対象も男。
そしてバイセクシャル。
例えば体の性が男の場合は心の性も男恋愛対象は男と女両方だ。
続いてトランスジェンダー。
体の性が男の場合心の性は女。
体と心の性が一致しないのだ。
恋愛対象は男の場合も女の場合もある。
そしてクエスチョニング。
心の性や恋愛対象が曖昧だったり迷ったり揺れ動いたりする人たちの事だ。
セクシュアル・マイノリティーはそれぞれの頭文字をとって「LGBTQ」ともいう。
人間の性の在り方は実にさまざまなのだ。
クエスチョニングっていう。
新しいです。
ほんとに最近ですよね。
特に性を意識し始める思春期にクエスチョニングの状態である子どもは…不安や混乱を招く場合も少なくないという。
親や周りの大人はクエスチョニングというセクシュアリティーの状態もあると知っておこう。
ところで東山さんと尾木ママのセクシュアリティーは?まずは東山さん。
僕はこんな感じ。
見た目男。
体も心も男。
でもこういうの食べたらおいしいよとかって紹介したいみたいな…かわいいみたいなのも女性的なとこもあるんじゃないかと思って。
でやっぱり恋愛対象は女性の方ですね。
さあそして尾木ママは?はい僕のはねジャジャーンですね。
はいお待たせ。
こういう感じ。
続いて尾木ママの…女性なんですけれども…振り返ってみると。
いつごろですか?大学生の頃。
それで自分があれ変だなって。
これは普通じゃない異常じゃないかと思ったりして悩んだ時期があるの。
かっこいい先輩がいたんですよ。
それでそれにブレーキかけるの大変でした。
よくない事だと思ってましたからね。
だから実際にはそんなにパキッときれいには分かれないというか…そう性の在り方は人の数だけある。
そんな多様な性のシンボルが…セクシュアル・マイノリティーに寄り添い支持するという意思を表しているのだ。
LGBTQの子どもが自分のセクシュアリティーについて…今は高1のはるきさんの場合。
生まれ持った性は女で心は男。
セクシュアリティーはトランスジェンダーだ。
セクシュアリティーの悩みを抱えたまま過ごす中学時代は更につらいものになるという。
セクシュアリティーがゲイのエクさんも苦しんだ一人だ。
トランスジェンダーのはるきさんも中学に入ると同時にある問題に直面した。
子どもたちは…不登校になったりする事が少なくない。
LGBTQの子どもや若者をサポートしている…環境の問題だという事ですね。
これはつらいですよね。
一番近くにいる人が理解してあげなきゃいけないなと思うし。
学校というのはねそういう子どもたちにとっては地獄みたいにひどいなと思うの。
そんな学校珍しいぐらいなんですよ。
そういう人たちをもうちょっと受け入れる社会があったらもうちょっといいのになという。
僕ら一人一人の考え意識が変わっていけばいいんじゃないかなとは思うんですけどね。
実は学校現場はね2010年からついこの間なんですけど…いわゆる発達障害の子や身体的な障害の子もあるいは性的なマイノリティーの子も含めてみんなそれは同じなんだよと。
一体なんだという方向に進もうとしてるんです。
だからそんなんで教室の方も一応頭では分かってるんですよ。
LGBTQの子どもたち。
最も悩んでいるのは…。
10人に1人しか親には言えていないという。
エクさんもその一人だ。
エクさんの親はテレビにゲイやレズビアンが出ているとあからさまな嫌悪感を示すという。
親にカミングアウトできた子に話を聞いた。
高校生の勝法さん。
セクシュアリティーはゲイ。
最近心の性についてはクエスチョニングの傾向もある。
勝法さんが母親の香さんに…二人で車に乗っている時に当時つきあっていた男性の事を告白した。
その時香さんは…。
平常心を装ってふだんどおりの生活を続けた香さんだが心の中では動揺していた。
我が子からカミングアウトされた親にはさまざまな感情が湧き起こる。
心から認められるようになるには時間がかかる事が少なくない。
香さんの場合転機が訪れたのは半年後。
勝法さんに「作文発表会に出場するから来てほしい」と言われたのだ。
なんと息子は…お母さんを招待するのがまたすごいね。
自分のセクシュアリティーについてありのままに話す我が子。
周りの人たちの反応が心配でならなかった香さんだが…。
(拍手)生徒や先生更に親たちからも拍手が湧き起こったのだ。
セクシュアル・マイノリティーの子どもたちは…これ勇気がいる事ですね。
そう私も見てて…そうしたらやっぱり拒絶したいという感情が先ほどのお母様もありましたけど一番最初に浮かんできてその次がふっと振り返ってみると自分の育て方じゃないかって自分を責め始めますよね。
結構大変な事だと思います。
例えばですけども…カミングアウトを受け入れる事は親にとっても大変な事。
やっぱりカミングアウトするっていうのは自分を認めてっていう自分からのアピールであると同時にやっぱり大事な人…友達であり一番大事なお母さんなりに信頼しているからこそ伝えたいんだという思いね。
この2つの事があると思うのね。
だからとっても大事な事だと思います。
母親にカミングアウトした勝法さん。
ある計画を立てていた。
高校生活最後の文化祭でセクシュアル・マイノリティーについて知ってもらおうと発表会を開く事にしたのだ。
すごいわほんとにね。
勝法さんはある事を思いついた。
香さんは勝法さんの事をまだ身近な人にしか伝えていない。
人前で語る事には不安があった。
文化祭当日。
(勝法)どうですか?よかったら1時から全日制の2年5組この階でやるんでよかったらお願いします。
勝法さんは一人でも多くの人に来てもらえるよう手作りのチラシを配っていた。
2年5組で講座やるんでよかったら来て下さい。
おお〜はるき君!
(はるき)ヤッホーヤッホー。
はるきさんもゲストスピーカーとして呼んでいた。
今まで一番つらい事だとかいろいろ聞いてから一応1人10分って感じで。
OK。
迫ってきた発表会の時間。
チラシを手にかなりの数の人たちが集まってきた。
(勝法)皆さん今日はほんとに来てくれてありがとうございます。
(拍手)
(勝法)お願いします。
じゃあ誰にしようかな…じゃあはいどうぞ。
500とか700とかはるかに上をいくと思うんです。
実際の数は全国に数百万人。
勝法さんはクイズなども織り交ぜできるだけ楽しく理解してもらえるよう工夫した。
(勝法)ゲストスピーカーの方に来てもらっているのでお願いします。
えっとはるきです。
今16歳の高校1年生です。
悩んでいた勝法さんの母香さん。
決心して来てくれた。
(勝法)今日のゲストスピーカーの方に来て頂いているので質問です。
…一番カミングアウトされた時に思った素直な気持ちですね。
それぞれの思いを伝えた発表会。
無事に終わった。
この日たまたま見に来てくれたこちらのご家族は…。
昨日は言ったんですけど…
(勝法)今日は来てくれてほんとにありがとうございました。
いないんじゃなくて言えない。
20人に1人いるんだから。
自分たちの事をもっと多くの人に理解してほしい。
勝法さん親子は大きな一歩を踏み出した。
パチパチパチ…。
いやすごいですね。
すばらしいですね。
でもこれが僕コミュニケーションの第一歩だと思うんでそしたらお父さんお母さんたちもハッとした顔してましたもんね。
なるほどねという感じだったので。
セクシュアル・マイノリティーは20人に1人。
周りにいないのではなく言えないのだ。
その事を心に留めて子どもたちと接しよう。
更に尾木ママからお母さんお父さんへ伝えたい事が。
全然言ってる方は悪気は大してないんですよ。
特徴をフッと言ってるだけであだ名を言ってるわけでもないしと思うんですけれどもそれは実は深刻な問題であってそういう事は言っちゃダメだよというのなんかもしっかりメッセージを伝えてほしいなと思いますね。
そうですよね。
自分の子どもの言葉一つでそんなに思ってないんだけど非常に傷つけてる人がいるかもしれないという事…。
そこは理解してあげる必要があってそしたら自尊感情といいますけど自己肯定感が高まっていくという。
でその人の能力だとかいろんなすばらしいまだ隠れてるところがダーッと発揮されるわけですよね。
先ほど出てきた勝法君なんかほんと生き生きと大活躍でしょ。
そういう生き方をしていけるわけですからこれは是非セクシュアリティーの問題をどう捉えていくかというのは全部の方にとっての重要なテーマだと思いますね。
そうなると人生の周りの見え方も変わってくるのでそうなってくれるとうれしいですよね。
広まりつつあるセクシュアル・マイノリティーへの支援。
全国で初めて自治体としてセクシュアル・マイノリティーを支える取り組みを始めた。
内容は全て当事者の意見を聞いて決めている。
今は電話相談と区の職員や企業などへの研修そして月に2回コミュニティスペースを開いている。
セクシュアル・マイノリティーの人たちが集まり体験を語って支え合える貴重な居場所となっている。
他にも各地でNPOなどによるセクシュアル・マイノリティーの子どもや親への支援が始まっている。
詳細は「エデュカチオ!」のブログにも。
是非ご覧下さい。
2014/10/18(土) 17:55〜18:25
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「多様な性の子どもたち 大人はどうすれば?」[字]
同性が好きになったり、性別に違和感を持ったりする「性的マイノリティー」の子どもは、小中学校のクラスに1人か2人いるという。大人が彼らをどう支えればよいか考える。
詳細情報
番組内容
小中学校のクラスに1人か2人いるという、性的マイノリティーの子どもたち。女性愛者(レズビアン)、男性愛者(ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、心と体の性が一致しない人(トランスジェンダー)、そして、性のあり方に迷う人(クエスチョニング)を加えて「LGBTQ」ともいう。彼らは周囲の理解がなく、小中学生の頃から一人苦しみ悩むことも。そんな彼らを大人はどう支えればよいか考える。出演:尾木ママ、東山紀之
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,臨床心理士…佐々木掌子,【司会】塚原愛,【語り】都さゆり
ジャンル :
趣味/教育 – 教育問題
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