「OS X Yosemite」をインストールしてから僕の15インチ型「MacBook Pro Retina」は投げ捨てたくなるほど動作が重くなってしまっていた。
Mission Controlが固まる。文字入力も固まる。ウィンドウをスムーズに切り替えることができない。複数のウィンドウやアプリケーションを開き、文字入力をする僕にとっては作業にならなくて非常に困っていた。
僕は様々な要因を疑った。「Chrome Helper」がアクティビティモニタを真っ赤に染めている「Google Chrome」なのか。それとも外部ディスプレイに接続していることが原因で動作が安定しないのか。
試行錯誤を重ねた結果、現在、僕の「MacBook Pro Retina」は絶好調だ。相変わらずメインのブラウザはGoogle Chromeで、4Kディスプレイ「PB287Q」に接続してモリモリ作業をしている。「OS X Yosemite」が動作するMacを安定させる方法、もとい、「OS X Yosemite」をインストールされたMacの動作を不安定にさせている原因がやっと分かったのだ。
実施したことは合計7つ。ただし、個人的な理由で以下のことを前提としている。
- OSの再インストールはしない:時間と手間が掛かるので、今回は見送ることに
- エフェクトは極力そのままにしたい:Dockのエフェクトは無効にしない
OSの再インストールは面倒ということ、そしてエフェクトを無効にしすぎるとOS Xの良さが半減してしまうのでそのままにすることにした。
最新のOSをインストールしたのに安定しない、もしくは重くなって困っている、という人は要チェック!僕が実践して効果があった、「OS X Yosemite」をインストールしたMacの動作を安定させるために試すべき7つの方法を紹介する!
1. デスクトップを整理する
これはとにかく王道中の王道。デスクトップが散らかっているとMacの動作は重くなる。あれこれよと試す前に、まずはデスクトップが整理してから次に進みましょう。
2. 不要なウィジェットを無効にする
「OS X Yosemite」から通知センターにサードパーティ製のウィジェットを追加することができるようになった。Mac App Storeでは対応しているアプリもまとめられている。
アプリのちょっとした機能にアクセスできるのは非常に魅力的だが、そもそも使っていないのに通知センターの中に入れておくと結果的にMacの動作を重くし、場合によっては余計に電池を消耗する。
不要なウィジェットは無効にしておきましょう!
3. ディスクのアクセス権を修復
意外と実行する人が少ないという「ディスクのアクセス権を修復」機能。「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダ内に「ディスクユーティリティ」というアプリケーションがあるはず。これを起動すると、上記のような画面が表示される。面倒な場合は新しくなったSpotlightで「ディスクユーティリティ」と検索すれば一発で表示されるはず。
まずは「ディスクのアクセス権を検証」し、特に問題がなければ何もしなくてもいいが、万が一大量のエラーが表示された場合は「ディスクのアクセス権を修復」をクリックし、Macが自らメンテナンスを行う様子を見守りましょう。
4. 「OS X Yosemite」に非対応なアプリを無効化または削除する
今回様々なことを試していていてMacの動作が安定したと感じたのは「OS X Yosemite」に非対応なアプリを無効化または削除すること。僕の場合、以前記事で紹介したメモリ解放アプリ「Memory Scope」を消して以来、動作が劇的に安定した。
アプリを確実にアンインストールする場合、「AppCleaner」などのアンインストーラーアプリを使用して関連ファイルも全て削除することをオススメする。
5. ゴミ箱を空にする
不要なファイルやアプリを削除した後、そのままでは不十分。しっかりとゴミ箱を削除して作業完了だ。
ゴミ箱行きのファイルは使えば使うほど出てくると思うので、ゴミ箱を空にするのは定期的に実施した方が良い。
6. 透過度を下げる
透過度を下げたことによって意外にもMacの動作が安定したことを実感した。「システム環境設定」の中にある青いアイコンの「アクセシビリティ」をクリックすると「透過度を下げる」という項目があるので、これにチェックを入れるだけ。
この設定によってアクティビティモニタに表示される「WindowServer」というプロセスの暴走を抑えることができるのだ。
ちなみに、WindowServerとは名前の通り、画面上に表示される要素を表示・移動・削除などの描画をする時に実行されるプロセス。よって見た目に関する特殊エフェクトなどを減らし実行される量を減らすことによって高速化を図ることができる。
今回は冒頭で書いた通り極力エフェクトは残すことにしているので記載していないが、理論上はDockのエフェクトも無効にすると動作は高速化される。Dockを自動的に隠す設定も同じ。画面上でDockを描画する必要がない分、動作は高速化されると言われている。
7. セーフブートをして不要なキャッシュを削除
自分で書いておきながらやることをすっかり忘れていたのはセーフブートの実行。
「Shift」キーを押しながらMacを起動することにより「セーフブート」モードになるので、一度ログインし、そのままAppleメニューから再起動を選択し、普段通り起動することによって余計なキャッシュをクリアしてくれる。実は多くの人が忘れがちなお手頃で効果的なメンテナンス方法なのだ。
注意点として、「OS X Yosemite」は起動音が聞こえない。電源を押した直後に「Shift」キーを押せばセーフブートできるので、お試しあれ!
ようやく「OS X Yosemite」が快適に使える!
僕が今回「OS X Yosemite」をインストールしたMacの動作を安定させるために試した方法は合計7つ。中でも一番分かりやすく効果があったのは「OS X Yosemite」に非対応のアプリを削除したこと。基本的に互換性があると思いきや、メモリなどを取り扱う「Memory Scope」は何かしらの悪さを引き起こしていたのかもしれない。セーフブートも今回に限らず定期的に実施した方が良さそうだ。OSがより複雑になり高機能になればなるほど、僕らユーザー自身によるメンテナンスも欠かせない。「OS X Yosemite」を入れたMacが安定しない、という人は今回紹介した方法を試してみるべし!健闘を祈る!
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