ウェークアップ!ぷらす 2014.10.18

次に進むには、一度線を引くということで、引退したいなという気持ちで、すごく急なんですけれども。
たぐいまれな表現力と、世界一といわれるステップ。
長きにわたり男子フィギュア界をけん引し、銀盤で輝きを放ち続けてきた高橋大輔選手が、今週火曜日、現役引退を表明した。
今欲しいものは、なんでしょう。
夢ですかね。
夢です。
夢というか、目標ですね。
いろんな方に話を聞いて、自分で迷いながらやっていきたいなと思うので。
第二の人生でも、きっと新たな輝きを見せてくれるに違いない。
そこで、街で聞きました。
あなたが一番輝いていたときのことを教えてください。
やっぱり20代の初めぐらいだと思うんですけど、恋をしたりとか。
もうそれ以上聞かないでください。
輝いていたときって、過去形か。
今でももちろんです。
今、輝いてるよ。
今輝いてる。
今、絵描いてる。
あ、すごい。
2年ぐらい前ですね。
結婚式に行って、3回くらい行ったんですけど、自転車当たって、デジカメ当たって、なんかあと、マッサージ機みたいなの当たったんですけど、で、その3回とも全部、ブーケキャッチできました。
駆け足の秋本番。
水曜日、台風19号の通過とともに、強い寒気が流れ込み、日本列島は、この秋一番の冷え込みに。
各地で幻想的な光景も見られた。
7人が行方不明のまま。
捜索隊が山を下り始めました。
56人が死亡、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火。
いまだ7人が行方不明のままだが、木曜日、長野県の災害対策本部は、年内の捜索活動を打ち切ったと発表した。
氷のようにアイスバーン状態でしたので。
スコップで刺しても、刺さらないぐらい。
木曜日、山頂付近の気温は氷点下4度。
火山灰の上に雪が降り、それが凍結。
捜索環境は悪化していた。
もう3週間近くになるし、割り切らないといけないなと思って。
誰でもよかった。
佐藤静香さん21歳。
水曜日、大学3年生の未来は突然絶たれた。
誰でもいいってなんですか。
どういう意味か分からない。
埼玉県入間市の路上で、佐藤さんを刃物で刺し、殺害したとして、木曜日、20歳の大学生、沼田雄介容疑者が逮捕された。
沼田容疑者は調べに対し。
殺すつもりだった。
誰でもよかった。
また、佐藤さんの胸や背中には、刺し傷や切り傷が数十か所あることが分かった。
警察は詳しい動機などを捜査している。
40日ぶり、テレビに。
火曜日、北朝鮮の国営メディアは、キム・ジョンウン第1書記が新たに建設された科学者の住宅を視察したと伝え、その様子を写真で公開した。
満面の笑みをたたえてはいるが、その手には黒いつえが。
キム第1書記の動静は、先月4日以来、40日にわたって伝えられておらず、一部メディアは、健康不安説や、権力基盤の変化の可能性を報道。
足の治療のため、外国の医療チームが北朝鮮入りしたことも確認されていた。
今回の写真公開は、健在ぶりをアピールするねらいがあるとみられている。
歓声が悲鳴に。
きのう夕方、韓国・ソウル郊外にあるショッピングモールの野外広場で事故は起こった。
女性アイドルグループらのコンサートが行われ、700人以上の観客が詰めかけていた会場。
少しでも高い位置から見ようと、一部の観客たちが通気口に乗っていたところ、突然、ふたの部分が崩落。
乗っていた27人が、20メートルほど下の地下駐車場に転落したのだ。
地元の消防当局によると、多数の死傷者が出たという。
警察や消防は詳しい事故原因を調べている。
おはようございます。
10月18日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
今週は世界的に株は下落するし、それからエボラの二次感染者が新たに出るなど、本当に不安が広がってる中、こういうときこそやっぱり、政治の出番だと思うんですが、その国内政治に目を転じると、これ、けさの日本経済新聞の一面トップなんですが、小渕経済産業大臣が辞意と。
一体何が起きて、どうなってるんだという、まずはこのニュースからお伝えしてまいります。
小渕経済産業大臣の後援会が過去に行った観劇会を巡り、劇場側に支払った金額に比べて、参加者から集めた金額が、大きく下回っていた疑いが出てきました。
小渕大臣は今後、調査する考えを示しました。
若き看板閣僚に、政治とカネの疑惑が発覚。
今週木曜日発売の週刊誌が、小渕優子経済産業大臣の政治資金の不正使用疑惑を報じたのだ。
この日の国会に神妙な面持ちで臨んだ小渕大臣。
まずもって私事に関しまして、大変お騒がせをしておりますことを、心からおわびを申し上げたいと思います。
政治資金の不正使用疑惑が浮上しているのはまず、演劇を見る観劇会だ。
小渕大臣が関わる政治団体は2007年以降、毎年、明治座を借り切って観劇会を開いているという。
大臣の政治資金収支報告書では、2010年と11年、観劇会の参加者から受け取った金額は、合わせておよそ740万円と記載されている。
ところが、小渕大臣の政治団体が明治座に入場料などとして支払ったのは、およそ3380万円。
収入と支払いの差およそ2640万円は、何を意味するのか。
経費より低い会費しか集めてないのであれば、明らかにこれは公職選挙法違反の疑いが極めて濃厚であると。
参加者から十分な費用を受け取っておらず、差額を政治団体が肩代わりしていたならば、公職選挙法で禁じる選挙区内の有権者への寄付行為に抵触する可能性があると、野党は追及した。
一人一人この観劇会に参加をしていただいている方々につきましては、この会費分、例えばことしであれば1万2000円、それぞれにお支払いをいただいているものと承知をしています。
きちんと一人一人、お支払いを実際にしていただいているかという確認を今、取らせていただいているところであります。
さらにきのう、民主党の近藤議員の指摘で、2012年にも観劇会を開催していたのに、収支報告書に記載がないことも明らかになった。
小渕大臣の疑惑の支出はまだある。
親族が経営する服飾店に、品代などとして、2010年から3年間で200万円が支払われていたことだ。
お土産、そういうものにそのネクタイやハンカチというものを使わせていただきました。
政治活動の範囲内の支出であると考えています。
小渕大臣は、選挙区民以外への贈り物という、政治活動のための支出だったと説明したが。
これは公私混同ではないですか?
決して公私混同して、買い求めたものではないというふうに思っていますけれども。
亡くなった小渕元総理を父に持つ小渕大臣は、2008年、34歳で戦後最年少の閣僚となった。
そして9月の内閣改造では、40歳で経済産業大臣という大役に抜てき。
女性の活躍を重要政策に掲げる安倍内閣の看板閣僚だ。
野党は、小渕大臣の政治資金の疑惑に関して徹底追及の構え。
場合によっては、公職選挙法、あるいは政治資金規正法に触れるのではないかという疑問を持たざるをえない案件であります。
今国会では、松島みどり法務大臣が、選挙区内でうちわのようなものを配った問題が、野党の標的となっている。
民主党はきのう、これが公職選挙法違反の疑いがあると、松島大臣を東京地検に刑事告発した。
安倍政権は現在、原発再稼働や消費税の増税判断など、重要な課題を抱えている。
小渕大臣の疑惑が今後の政権運営に大きな影響を与えるおそれも。
強い責任感、あるいは閣僚としての自覚を持った方だと承知をしておりますので、小渕大臣ご自身が、きちんと説明責任を果たされると。
小渕大臣は、観劇を巡る政治資金の不正使用疑惑について、来週にも調査結果を公表する考えを示している。
まず何が起きているのか、まとめてみます。
これは、週刊新潮の今週の報道が火をつけた形になったんですが、ご覧のように、政治団体から明治座に2年分の観劇費用として、3380万円が支払われている。
ところが、行った人から集めたお金は帳簿上、740万円であると、じゃあ、この差額をもし後援会側、小渕さん側が持ったんだとするならば、寄付または買収に当たってこれが禁じられている行為であると。
もし、いや、ちゃんとお金はもらってたけれども、帳簿上、低く記載したんだとすると、裏金を作ったことになって、そのお金は一体どこにいったんだと。
どっち転んでも、つじつま合わないという現状です。
さらに、2012年にも、この明治座の観劇会が行われたんだけれども、これに関しては、入ってくるほうも出ていくほうも、一切、帳簿上の記載がないと。
これ、どういうことなんだろうと。
さらに、もう一つ、これに関しては、釈明はいろいろありましたけれども、ちょっと政治資金というか、政治団体の支出として、正直いかがなものかと。
下仁田ねぎも相当多数、多量なんですが、これは選挙区外に配ったということなんですけれども政治家の経験もおありの片山さん、どう見たらいいですか?
観劇会ですけどね、私、まだこのこんなことやられてたのかなっていう率直な印象なんですね。
一世代前の政治家が非常に盛んにやってましたよね。
よく地方の政治家の皆さんでも、バスツアーと称して、支持者の方を連れていって、だけど、会費以上に飲み食いさせないと票にならないというのは、よくかつては聞きましたけど。
まだ、こういう、小渕さんみたいな若い方がやられてたのかなっていうことで、ちょっと驚いてますね。
たぶん、お父さんのころからのある意味、しきたりだったのかなと。
たぶんそうでしょうね。
お父さんの世代の政治家で有力な方は、相当、金集めて、やっぱりこういうことをしょっちゅうやられてましたよね。
五郎さん。
そうですね。
この問題は非常に説明、これはね、一見、非常にある意味では分かりやすいんですね、これね。
構図としては分かりやすいですね。
分かりやすいんですよね。
ですから、とにかく早くきちんと説明することですね。
こうこうこういうことであったと。
週明けに説明をするというなんだけれども、さあ、それが納得できるものなのかというところが焦点ですが、伊藤さんはどうですか。
これ本当に市民感覚でいうと、やっぱり政治家としての基本のきじゃないかなっていう気がするんですね。
特に安倍政権は、第1次安倍政権が、やっぱりこの政治とカネの問題で追い詰められているので、もっと身体検査をしてもよかったのかなと。
第1次安倍政権のときには、ご覧のように、佐田さん、松岡さん、赤城さん、松岡さんの場合には、なんとか還元水について、自殺をされてしまうと、赤城さんは記者会見にばんそうこうを貼ってきて、ばんそうこう王子と呼ばれるようなことに、当時、なって。
これだけが原因ではないですけれども、第1次安倍政権は潰れていくという歴史がありますから。
今回ね、女性の活用ということを本当に前面に出して、閣僚の人事をやられたんですけれども、こうなっちゃうと、本当に資質として、まずどうだったのかというところ。
女性閣僚を起用するということだけに、本当に先に行ってしまって、こうなると、本当やっぱり女性はだめじゃないかみたいなことで、さらに後退してしまうということが、非常に怖いなと思います。
なるほど。
岩田さん。
第1次安倍内閣というのは、閣僚の失言、放言、スキャンダルというのがあって、そういったこと、それからお友達内閣なんていわれたもので。
第2次安倍政権になって、その辺のところを是正して、やってきて、その改造内閣前っていうのは、617日全員、閣僚が務めあげた、戦後初めて長期になったわけですけれども。
ですから別に代えなくてもいいんじゃないかという声の中で、目玉として最もクリーンだといわれてた小渕さんを登用して、女性と、その登用のことも図ってきた中でのことですから、今回やっぱり一般の人が聞いても、なかなか、これね、こんなずさんなことなのかって、今片山さんからお話が出たように、2、30年前の、以前の政治じゃないかなんていうことを思わせてしまったら、どうやって説明をちゃんとするのか、週明けの対応についてというのはやっぱり。
ものすごい。
それから安倍さんの判断ということも含めて。
そうですね。
先ほど、日本経済新聞の一面などは、もう辞意を表明というような話が出てくる事態になってますが、今後、これ、着地点というか、片山さん、どうご覧になってらっしゃいますか。
今までの過去振り返りますと、こういうことがあったときに大臣辞められて、それで、事が収まるということが多いんですが、実はこれ考えてみますと、大臣にのみ適用されるルールではないんですね。
政治家に適用されるルールである。
そうですね。
大臣、辞めればいいって問題じゃないんですね。
一般の国会議員がこんなことをやってても、やっぱり問題、同じ問題なんですね。
五郎さん、着地点は?
そうですね、恐らく、きょう、安倍さんが帰ってきて、相談されるでしょう。
その場合、内閣として恐れるのはドミノというか、先ほど松島法務大臣、いろんな次々とこれ以外にドミノになっていくことを恐れる。
そうすると、対応が遅れる。
遅れるとさらに問題になると。
ですから、これは素早くやっぱり対応するってことがどうしても必要でしょうね。
そうですね。
さあ、続いて世界経済に一体、何が起きているんでしょうか。
今週、世界経済の減速懸念などから、アメリカ・ニューヨーク株式市場で、株価が急落しました。
そのあおりを受け、日経平均株価も大きく値を下げていて、世界同時株安の様相を呈しています。
今週水曜日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価の終値が、およそ半年ぶりに低い水準をつけました。
この日、発表された小売りの売上高が8か月ぶりのマイナスとなり、市場の予想を下回ったほか、アメリカでエボラ出血熱の二次感染が広がったことも、投資家の不安を高めたと見られています。
アメリカでの株安を受け、日本でも株価が急落。
円相場が円高方向に推移したことも影響し、日経平均株価は水曜日から3日間続けて下落。
きのうの終値は1万4532円51銭となり、週明けから500円以上、値を下げました。
世界同時株安の様相を呈していて、警戒感が高まっています。
まず最新のマーケット情報だけ見ておきましょう。
ご覧のように先ほど閉まったニューヨークは、260ドル余り上げて終わっております。
きのうは日経、大きく下がったんですけどね、為替も106円の、107円直前ぐらいまで円安に今振れているという状況です。
ニューヨークと回線がつながっています。
現地で投資顧問会社を経営している堀古英司さんです。
堀古さん。
おはようございます。
おはようございます。
先ほど終わったニューヨークのマーケットを上げているようですが、今週、一体何が起きたんですか?
先ほどニュースにありました、まず小売り売上高ですね、これ実は、ガソリン価格の下落が理由として大きくて、実は今後、消費にとってプラスにきますので、あまり問題としなくていいと思います。
それからほかの経済指標も堅調です。
むしろ、株がじゃあ、なんで下がっているかですけれども、どちらかと言うと、需給要因ですね。
ここ2年ぐらい、調整らしい調整がなかったとか、ファンドが今月末までに売らないといけないとかですね、それに加えて、エボラ熱で買いが引っ込んだとか、そういう需要が多いんだと思います。
なるほど。
そのエボラなんですが、アメリカで連日の報道はどういう扱いですか?
少し飛行機の利用を控えるとか、あとチョコレート会社がアフリカとの貿易に支障を来すとか、そういうニュースは出ておりますけれども、ただ、今、全体として警戒感を強めるのか、心理的な影響はありますが、経済的に大きな影響があるということはないと思いますね。
そうですか。
今後、それからアメリカの市場ですね、そして、世界の市場はどういうふうに動いていくと見てます?
私はあまり経済状況に変わりなく、…要因で下がっただけだと思ってますので、結構、今、割安になっていて、例えばアメリカの企業の今、配当利回り2.1%あるんですけれども、一方で、アメリカの長期国債の利回りも2.1%なんですね。
株のほうは値上がり益が見込めるので、普通、同じだったらおかしい。
要するに株が割安だということなんですけれども、これ、アメリカで過去、金融危機のときと、3年前の2回しかない、珍しい株の上がり方の状況ですので、私はあまりアメリカの株に関しては心配しておりません。
そうですか。
一方でアメリカ、この2か月でアメリカのダウ下がったの、5%なんですけれども、日本が11%下がってて、こちらのほうがどちらかというと、心配だと思いますね。
その日本の今後の株価、経済の行方はどういうふうにアメリカから見えてますか?
消費税をもし引き上げるということになると、これ、まあまあのダメージになると思うので、私は今回、思い切って消費税の増税は見送るべきだと思います。
日本のGDP、名目GDP、ここ20年間で490兆円と、ほとんど変わってない。
なんで変わらないかというと、景気がよくなって、少しでもよくなったら、なんかそれを押さえつけようとする政策が出てくるんですよね。
今回のアベノミクス、うまくいっていたのに、消費増税が行われようとしてますから、日本の人のマインドがよくならなければ、経済はよくなりませんし、そうしないと、日本のいろんな問題、解決していかないと思いますので、私は今回は、株が一つの指標になっていると思いますけれども、思い切って消費税の増税は見送るべきだと思います。
ニューヨークから堀古さんでした。
ありがとうございました。
さあ、その世界の株価にも大きな影響を与えているエボラです。
感染の拡大が本当に止まらないですね。
そうなんですよね。
ちょっとこちらをご覧ください。
ご覧のように、特に世界的な大きなニュースになってるのは、万全の防護をしてたはずなのにということで、アメリカ、そしてスペインで二次感染が起きているという、この問題ですね。
そうなんです。
今、辛坊さんからもありましたけれども、万全の感染対策をしているはずの先進国の医療従事者の間で相次ぐ感染に、衝撃が広がっています。
アメリカ・テキサス州で、エボラ出血熱の治療に関わり、12日に二次感染が確認された看護師のニーナ・ファムさん。
病室での様子が公開された。
病室で涙を流すファムさん。
彼女はこのあと、より高度な医療施設を持つ、メリーランド州の病院に移送された。
エボラ出血熱感染が始まった西アフリカ。
シエラレオネでは今週。
暴動に催涙ガスなどで対応する警察。
住民がエボラ出血熱で死亡した人の遺体がいつまでも放置されているとして、抗議活動を行っているのだ。
14日、広がり続けるエボラ出血熱に、WHOは12月には、1週間当たり1万人以上が感染するおそれがあると警告。
すでにスペインでは、エボラ出血熱の患者を担当した看護師の二次感染が伝えられている。
感染はヨーロッパのみならず、アメリカでも。
リベリアから入国した男性が、アメリカでエボラ出血熱を発症して死亡。
その治療に当たっていた看護師、ニーナ・ファムさんが、アメリカ国内での初めての二次感染者となった。
さらに16日には、同じ病院の別の女性看護師からも、エボラ出血熱の感染が確認された。
この看護師は、隔離される前日までに、テキサス州とオハイオ州を飛行機で往復していたことが明らかになっている。
欧米の国内で感染した3人は、いずれも十分に注意していたはずの医療従事者だ。
事態を重く見たオバマ大統領は15日、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの首脳と、緊急の5か国テレビ会議を開いた。
同じく15日に、オバマ大統領は安倍総理とも電話で協議。
国際社会の平和と安全に対する脅威という認識を確認した。
感染の拡大に日本の水際対策は。
大阪の関西国際空港でも、エボラ出血熱の日本上陸を阻止するため、検疫官が目を光らせている。
サーモグラフィーによる発熱のチェックですね。
現在のところ、37度5分以上で、発熱している方が赤くなるように設定はしております。
果たして日本は、エボラ出血熱を食い止めることができるのか。
日本で唯一、エボラ出血熱の検査ができる、国立感染症研究所の見解は。
このエボラ出血熱の患者さんが、潜伏期間中に入国されて、そして病気になるという、この可能性はゼロではないのと、それをしっかりと対応するような準備をしておくことは、非常に重要だと思っております。
日本国内でエボラ出血熱の患者が出ることを想定した準備も進められている。
今週行われた、医師や看護師向けの緊急の勉強会。
実際にこの化学防護服を着たことのある方って、どのくらいいらっしゃいますか。
あっ、結構、いらっしゃいますね。
経験したことがないエボラ出血熱。
現場の医師からは感染のリスクについて、切実な質問が相次いだ。
こうやって先進国で二次感染が出たという状況で、やっぱり危険だから、通常の診療はやめておけというのか、そのへんはどうでしょうか?
唾液とか汗とか、例えば中には症状で、せきが出ると言うんですけど、たんからのウイルスの排出、それについてはどうなのでしょうか。
予断を許さない感染の拡大に、医療体制を整えることが急務だ。
万が一、エボラ出血熱が上陸した場合、日本の対策は。
このような患者さんを、しっかりと適切に対応するための病床、病棟、そういう施設が整備されている病院も比較的多くあると。
このあとは、国が指定した特定感染症指定医療機関から、エボラ出血熱が発生したケースの処置方法を生検証する。
では東京のスタジオのゲストをご紹介いたします。
東京都保健医療公社豊島病院感染症内科医長の足立拓也さんです。
足立さんは、ウイルス性出血熱の研究でアフリカへの渡航経験があり、ことし7月には、エボラ出血熱が発生しているシエラレオネに、政府から派遣され、現地で患者の診察や対策への助言などをされました。
足立さんおはようございます。
どうぞよろしくお願いします。
足立さん、その7月に、シエラレオネに行かれたということなんですが、ここまでの感染拡大というのは、予想できたものですか?
当初からシエラレオネを含め、3か国の患者数増大は、対策が急務でしたので、ひょっとするとこれはまだまだ続くんじゃないかということは、現地にいた専門家の一致した見解だったですね。
今のところ、恐れが現実になってしまったということなんですが、ちょっと振り返ってみます。
今回の大流行の経緯なんですが、3月にギニアで集団感染が確認されて、流行が始まると。
8月8日に、WHOが緊急事態を宣言して、スペインで神父さんが亡くなるんですが、この神父さんの看護に当たっていた女性がスペインで二次感染を、その下ですね。
してしまうと。
もう1例、二次感染の例でいうと、アメリカにリベリアから入国した男性、この方、後亡くなるんですが、この方の看護に当たっていた女性看護師2人が、次々に二次感染してしまったというんですが、足立さん、この医療関係者が、先進国で二次感染というのは、ちょっと常識では考えにくいなと思ってたんですが、そのおそれは十分あるんですか?
当初は、スペインにしても米国にしても、どうして、その医療従事者が感染をしたのかということは、みんな疑問に思っていたわけですけれども、あとから情報がまた出てきまして。
スペインですと、亡くなった患者さんの遺体の処置をした看護助手さんが、ひょっとすると、防護服を着たまま、顔を触ったかもしれないですとか、あと、米国ですと、発端者になった患者さんが、入院したときに、おう吐を何度もしている状況で、救急外来で何時間か、隔離されずにいらしたとかですね、そういった情報が分かってきてますので、エボラ出血熱にふさわしい対応ができてたかっていうと、やっぱり、もっと適切に対応できてたんじゃないかということは、いえると思います。
手順をしっかりすれば防げるということなんだろうと思いますが、さあ、実際に医療従事者の方がどんな対策をしてるのか、五十嵐さん。
その医療従事者も使用しています、防護服を私、着てみました。
これ、かなり柔らかくて非常に軽くて動きやすいんです。
ただ、かなり密閉されていますので、こうやってしゃべっていると、ちょっと息苦しさも、やっぱり感じるような気がいたします。
で、やっぱり一番重要なのが、これを脱ぐときなんですね。
体にウイルスがついてることも十分考えられるので、脱ぐときに細心の注意を払わなければならないんですが、まず手袋です。
手袋、この裏を外に、見せるようにして取るんですね。
手袋が二重になってるんですね。
そうですね。
一応、2つはめています。
その中は汚染されていない右手ということですね。
そうです。
片方の左手なんですが、こうやって内側に手を入れて、外を触らないように、こうやって脱いでいかなければいけないと。
でもそれって、相当難しい。
結構難しいです。
練習したんですけど、やっぱり難しくて。
で、指定された所に、こうやって捨てると。
基本、2人1組ということで、この辺りを取ってもらって、ファスナーを結構見えない、見えにくいですが、こうやって下ろすわけなんですが、このあとなんですがね、内側だけ触って脱いでいかなければいけないということなんです。
外側を触らないようにして、こうやって脱がなければいけない。
相当に気を遣いながらじゃないと。
手をクロスにしてしまうと、ここら辺についているウイルスが、体につくおそれもあるので、絶対にクロスしてはいけないということなんです。
難しいですね。
しかし、五十嵐さん、防護服はどこで手に入れたんですか?
これは辛坊さん、私たちのいます読売テレビのすぐ近くですぐ近くで売っていたんです。
えっ?
ちょっとこちらをご覧ください。
こちらの商店街なんですけれども、読売テレビのすぐそばにある大阪・京橋の商店街ですが、ここに防護服を扱うお店があったんです。
えー!
あ、ここにありました。
2階のショーウインドー、白い防護服が飾られてますね。
このようにショーウインドーに飾られていたんですけれども、ごく普通の婦人服店なんですが。
ネット通販を始める際に、ご主人のお父さんがつきあいのあったメーカーの防護服を扱うようになったのがきっかけだということなんです。
エボラ出血熱が報道されるようになって、実際に問い合わせも増えているということなんです。
このようにたくさん並べられていました。
きのうもちょっとお客さん来られましてね、どんなんがあるのというようなことで。
エボラ出血熱対策ということですか?
そうですね、そんな感じで言ってはりましたね。
今、エボラの関連でやっぱり減り方がすごく早いんで、メーカーのほうに発注をどんどんかけてるような状況ではあります。
だから、普通だったら、入荷がすぐに、入荷するんですけれども、ちょっと1週間とか、10日とかかかるという、そんな状況ではありますね。
あの四角いパッケージの中にマスクから服から、全部ワンセットになってるわけですね。
そうですね、3240円で販売されています。
意外と安いもんですね。
そうですね。
この服だけでいうと、1000円ちょっとだということです。
そうですか。
しかしそれにしても足立さん、やっぱり、医療従事者の方がこれだけ防護してても、うつるということになると、ウイルス自体が何か感染力が非常に強くなるような変異を起こしているんではないのか、そう見る向きもあるようですが、それについてはどうお考えですか?
現地で感染をしていた状況は、やっぱり今までと変わらず、発病した患者さんの血液、おう吐物、下痢便を通してということで、変わるところはないと思います。
今回の米国の例も、やっぱり救急外来で隔離されずにおう吐していた状況がありますので、ここでの感染が一番疑わしいですので、今の厳重な防護策を、さらに現住にするというよりは、基本的な隔離と、それから基本的な防護服着用も含めた、今までの感染対策を忠実に行うというのが、大事なポイントかなと思います。
なるほど。
さあ、もし日本で感染者が出たらということをちょっと考えてみたいと思いますが、まず、エボラ出血熱のおさらいですけれども、どうも、コウモリが宿主、つまり発症せずにウイルスを世代を越えて伝えていっている役割ではなかろうか。
コウモリに接触した最初の人が人から人へうつし始めると、これ、非常に激烈な症状が出て、非常に致死率が高いという状況なんですが、ウイルスというのは、その恐ろしさで1類から5類まで分類されてまして、このエボラは1類に分類されます。
ほかにはここには天然痘などがありますね。
2類が非常に鳥インフルエンザのH5N1は、普通の鳥インフルエンザは4類というように分かれているんですが、この1類の感染症を扱うことのできる医療機関というのが、日本に45あります。
それがこちらです。
45の医療機関が、地図が出ますかね。
ごめんなさい、こちらですね。
失礼しました。
国内の指定医療機関、45あります。
赤いぽっちのところですね。
ただし、ベッド数は全部で87ですから、1つの病院に2つ、3つという、そういうことなんですが、そのうちの一つに、きょうは中継が。
千葉にあります、成田赤十字病院に坂木さんが行っています。
坂木さん。
私は今、成田赤十字病院の感染症病棟の4階に来ています。
こちら、隔離病棟となっているんですが、エボラ出血熱など1類感染症の患者を治療する病室が3室あるんです。
では、そのエボラ出血熱の疑いのある患者を、どう受け入れるんでしょうか。
この成田赤十字病院は、成田空港から10キロほどの場所にありまして、空港でエボラ出血熱の疑いのある患者が見つかったとき、搬送される可能性が最も高い医療施設です。
隔離病棟の入り口は、一般患者との接触を避けるため、正面入り口を過ぎました別の所にあります。
エボラ出血熱の場合、患者は検査、診療を病室で行うため、ふだんは動いていない感染者専用のエレベーターで病室のある4階まで運ばれるということです。
さて、そのエレベーター、こちらなんですが、患者さんはこちらから出てきますと、廊下をまず左に曲がりまして、こちら奥ですね、角の所に、ドアがあるんですが、まず1つ目を開けます。
そしてまた奥にもう一つ、扉があるんですね。
こちら入っていきます。
ちなみに、先ほどのスペースとこちらで、気圧は低くなっています。
中のほうが低くなっています。
そして3つ目の扉を開けて入っていくと、ここが病室です。
ここで治療や診療を受けるということなんです。
そして病室に入ってきますと、また気圧が低くなるように設定されています。
これ、なぜかといいますと、空気の流れを外から中に入ってくるようにするためです。
そして、ウイルスが外に出ていかないようにしているということなんですね。
そして、この病室自体の施錠なんですけれども、このように電子錠となっていまして、患者さんが自分では出ていけないようになっているということなんです。
そうなんです。
そして天井には監視カメラが設置されています。
24時間、患者さんの様子が監視されるようになっています。
またほかにも対策を施されています。
食事なんですけれども、このボックスを使って提供されます。
ただ、病室側のこの扉が開いているときは、向こう側の扉は全く開かない状態になっています。
このようにして、触れ合うことがないようにしているということです。
そして、家族の方や、お見舞いの方がいらっしゃったときにはこのインターフォンを使って、窓越しで会話をするようになっています。
このようにたくさん対策を施されているんですが、こちらの病院では、以前からこの対策に力を入れていました。
14年前から、毎年、欠かさず訓練を行っているということなんです。
こちらは、ことし7月の訓練の映像です。
患者を搬送するときには、体液が外に触れないよう、全身にシートをかぶせます。
また患者がおう吐した場合には、医療従事者は、防護服の上に、さらにガウンを着て、吐しゃ物には布をかけ、その上から吸水シートをかけて拭き取ります。
これはより完璧に拭き取るためです。
このように、二次感染には最大限の注意を払っているわけです。
では、きょうは実際に治療に当たる先生にお越しいただきました、野口先生です。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
野口先生、もし日本で感染者が出た場合、このエボラ出血熱の患者にはどのような処置を施すんでしょうか。
まず、この病室でエボラウイルスの検査を行いますが、同時に熱帯病であるマラリア等の検査も行っていきます。
それから治療なんですけれども、基本的には、補助療法なので、点滴であるとかを行っていくわけですけれども、もし使用を許されれば、ファビピラビル商品名、アビガンですけれども、投与することになるかと思います。
そして現在の受け入れ態勢については、不安要素などはありますか?
成田空港検疫所というのは、毎年1回、搬送訓練をやってきていますし、それ以外に、病院内の各訓練も年に4、5回はやってきていますので、態勢としては十分なんですが、問題は入国後に発症された患者様がいかに早く見つけられるかということだと思います。
そこで一番大事なのは、患者様自身が、西アフリカに滞在していたってことを、真っ先に自己申告するってことが、一番大事だと思っています。
そしてエボラ出血熱にかかった疑いのある方は、強制的に病院に入院するということになるんでしょうか。
基本的に、検疫法ですと、強制的に入院になりますが、感染症、入国後に発症した場合には、感染症法の適用になるんですけれども、現時点ではまだ疑いの段階では、法律の届け出の義務がないので、法的根拠がなくなります。
ですから、強制的な入院勧告は、まだできない状況です。
疑いがあるけれども、もしかしたら外に出る可能性があるかもしれないということですか?
そうですね。
検査の結果が出るまで、病院内にとどまってくださいとお願いするしかないという段階なんですが、これはあくまでも8月の上旬に厚生労働省の決めたフローチャートですので、今の時点と状況が変わっていますから、見直す必要があるのではないかというふうに感じております。
ということなんです。
分かりました。
ありがとうございました。
足立さん、やはり対策が急務だと思うんですが、日本に感染者が入ってくる可能性、リスクについては専門家として、どうお考えですか。
渡航者を通して米国で発病者が出ましたので、同じケースというのは、やはり想定して対応に、対策を立てないといけないと思うんですね。
可能性はあるかないかで言ったら、やはりあると考えざるをえないと思っております。
一部の報道で、国立感染症研究所のレベル、いわゆる4ですね、つまり1類のウイルスを扱うように態勢ができていないと、住民運動等の反対で、実際、サンプルが運ばれても、ウイルスの特定ができないのではないかという報道もされてますが、そのあたりの態勢はどうなんでしょう?
診断に関しては、現状でも国立感染症研究所でできる状態ですので、その心配はないんですけれども、新規の治療法、治療薬ですとか、ワクチン開発ということになりますと、ウイルスを扱える、おっしゃる、いろいろP4の施設が必要になってきますので、日本初の治療薬、治療ワクチンの開発を目指すということになると、やはりP4がないと、ちょっと先には進めないと。
なるほど。
五郎さん、ちょっと急いで対策を立てなきゃいけないですね。
まず順々に、ちゃんと準備はしてるんだということは分かりましたよね。
そうすると、あとはやっぱり渡航した人がきちんと届け出るということが、それが最初にないと、発見されないとなんともしようがないですからね。
いやぁ、おっしゃるとおりですね。
片山さん。
昔、都市国家のベネチアでは、船が入ってくると、40日間、上陸させなかったんですね。
それで潜伏期間を過ぎて、大丈夫と入れたんですね。
だから、今でも検疫のことは40日というんですね、カランティーン、40ですね。
カランティーンというのはそういう意味ですか。
そうです、ですからやっぱり賢明だったなと思いますね。
伊藤さん、
そうですね。
今、やっぱり熱があるかないかだけしかないわけですよね。
でも潜伏期間だったとすれば、本当にこちらに入ってきてしまうので、おっしゃってましたけれども、強制的に疑いのある段階で、入院をさせるようなやっぱり態勢というのは必要かなと思いますね。
そうですね。
それは真っ先にやらなきゃいけないだろうと思いますが、過剰に恐れる必要はないですけれども、今、そこにある危機であることは間違いなさそうです。
足立さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、続いて突然の方針変更に、混乱が広がっています。
申し込みに対する当社の回答を、しばらく保留させていただきます。
資源が枯渇しにくく、環境面でも優れている再生可能エネルギー。
これにより民間事業者などが作った電気を、電力会社に固定の価格で買い取るよう、国は義務づけているのだが、電力会社がその買い取りを突然、中断してしまったのだ。
死活問題だよ、これは。
じゃあ、どういうふうにしたほうがいいんですか。
再生可能エネルギーの普及に急ブレーキなんでしょうか。
電力会社5社が、太陽光などで発電した電力の新たな買い取りを突然、中断しました。
国の制度の下、事業計画を進めてきた企業などの間で、混乱が広がっています。
こちらの場所に、当社のほうも今後、太陽光の発電事業という形のちょっと予定地として今準備をさせていただいている場所になります。
だいぶ前から、この土地の部分であったり、事業の計画というのをやって来た中、今回のこの電力会社さんの報道と言いますか、白紙に戻るというようなところになっている、今、なっていると、直面しているという状況ですね。
佐賀県小城市にある、太陽光発電の機器の販売と設置工事を手がけるこちらの会社、総額1億5000万円規模の新たな太陽光発電事業のために、土地を確保して準備していたが、九州電力の買い取り中断で計画がストップしてしまったのだ。
電力会社は電力会社さんで、いろんな言い分があると思うんですが、あまりにも突然すぎ、そこにまずは一番の問題があると。
さらに顧客のうち数十件、合わせて数千万円分についても中断を余儀なくされてしまった。
会社には日々、問い合わせの電話が相次いでいるという。
会社を訪れたこちらの男性。
新築する自宅で、導入を検討していた太陽光発電が、10キロワットを僅かに上回り、買い取り中断の対象となったため、相談に訪れた。
受け付けを再開するものなのかというのも、ちょっと明確な説明等がなかったものですから、ちょっと今後、先が読めないという状況が、もう今の正直なところなんですよ。
じゃあ、どういうふうにしたほうがいいんですか?実際は。
うーん、そうですね。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは、事業者らが、太陽光や地熱など再生可能エネルギーで作った電気を、電力会社が固定価格で買い取ることを国が義務づけたもの。
買い取り価格が高めに設定されていることから、申し込みが急増し、実際の電力需要を上回る状態になったという。
申し込みに対する当社の回答を、しばらく保留させていただきます。
太陽光発電が多くなると、悪天候のときに発電量が落ちるなど不安定となり、停電のおそれもあるという理由で、九州電力は買い取りを中断したのだ。
その後、北海道電力、東北電力、四国電力、沖縄電力も、相次いで買い取り中断を表明。
各電力会社が開いた事業者向けの説明会では、不満の声が相次いだ。
事業が成り立たなくなった場合、その責任というのは、事業者が負うと、そういうことでございますか。
現段階ではございますけれども、当社が補償するとか、そういったことにつきましては、今のところは、補償することはできないという状況です。
怒り狂うよね。
死活問題だよ、これは。
再生可能エネルギー導入を進める方針に変わりはないとする政府。
おととい、この問題を検討するため、有識者会議を開いた。
非常に重い状況になっていると理解をしてございます。
年内には、対応策をまとめる方針だ。
再生可能エネルギー推進に水をさす突然の事態。
その一方で。
九州電力管内にありますこちらの太陽光発電所。
先週金曜日に稼働したばかりだということです。
早くから準備を進め、電力会社からの許可を取得済みの事業者は、買い取り中断以降も、電気を買い取ってもらっているのだ。
この発電所を立ち上げた事業者は、こうした状況になることは、予想できていたという。
もうそれは、ことしの3月に、もうすでに分かっていましたよ。
これは絶対どっかで切らないと、急激に、これだけ増えてくるというのは、何か障害があるなと。
これは何か大変なことになるんじゃないかなと。
なぜこのような事態となったのか、この問題の背景と、政府の対応の問題点を辛坊が斬る。
まず大前提として申し上げておきますけれども、これは10キロワット以上の事業用に関して買い取りが停止、保留されているということで、家庭用の普通の5キロワット、3キロワットのやつはこれからも買い取りが続きますので、それはもう、ご安心いただきたいと思いますが。
なんでこんなことになっているのかというと、こちらです。
35億円空からおカネが振ってくる。
なんとも下品なタイトルですけどね。
まずどのぐらいメガソーラーがあるのか、ベスト5、発電量の多い所をちょっと見てみましょう。
ご覧のようになっております。
5つ、この1番、大分のものは、年間発電量が8700万キロワット時222億円の投資で作られたものなんですが、それがどういう意味かというと、こちら見ていただければ分かるんですけれども、次です。
年間に8700万キロワット時発電します。
投資額が2200億円ですと、投資を回収するために、1キロワットいくらで売ると投資が回収できるかというと、計算すると、12.6円で売れれば、20年間で投資額が回収できるんですね。
ところが、このメガソーラーの場合は1キロワット40円で20年間売れることが決まってますから、700億円、お金が入ってくる。
もちろん、金利だとか、メンテの費用はありますけれども、相当もうかりそうだなということが分かります。
もっと細かく見てみたいと思うんですが、まず何が起きているかというと、最初、40円だった買い取り価格は、今32円まで下がってます。
それ以外に風力、地熱、水力、いろいろあるんですが、太陽光だけが爆発的に増えてるもんですから、ここ停止されると、ほかも全部だめになるんですよ。
だからほかの再生エネルギーを今から頑張ってやろうという人はなかなか出ない。
特に地熱なんかは、国立公園内で許認可大変だとか、風力、安定して風が吹かないということがあって、みんな太陽光に殺到しているという現状です。
細かく見てみましょう。
例えば、1000キロワット、いわゆるメガソーラーというのが1000キロワットなんですが、メガソーラーを作るのに一体いくらお金がかかるか、こちらですね。
1000キロワットって大きさかというと、家庭用が3キロから5キロですから、家でいうと、200軒から3軒分のソーラーパネルということになります。
これを土地を1坪1万円で取得してパネルをばーっと並べます。
初期費用が3億7000万円です。
これだけのお金をかけてメガソーラー事業を始めると、いくらの収益になるかというと、年間売電収入がおよそこうなります。
次、出ますかね。
年間売電価格が1キロワット、今の32円で計算して、大体2700万円ぐらいはいってくるわけです。
これね、3億7000万円の初期投資で毎年2700万円ですから、利回り計算すると8%くらいです。
8%の利回りは大きいですよね。
それで14年でほぼ元が取れて、あと、確実に電力が、電力会社に売れる6年間で1億7000万円のもうけになると思えば、そりゃ、ちょっと目端の利く人はやってみようかと思って、みんな殺到します。
だから増えたんですか。
その結果何が起きたか。
ちょっとこの折れ線グラフご覧ください。
実際にもう、稼働を始めてるのが青線なんですが、これも結構すごいんですよ。
もうね、1000万キロワット。
これ、晴れてればですよ。
晴れてると、その瞬間、今も稼働してるパネルだけで1000万キロワット、夏の晴れた日なら、電力生み出す。
これ、原発10基分です。
原発10基分です。
すごい量ですね。
さらに計画も行われて、申請の出てるものが今、7000万キロワットです。
これもし全部稼働し始めて、日本列島ばーっと晴れたら、その瞬間、原発70基分です。
すごいでしょ。
だけどまだ稼働してないんです。
そこがポイントで、どういうことかというと、事業計画だけ提出するんですね。
それがポイントなのは、これ、3月と4月、こちらも3月と4月、40円の買い取り価格が36円になる直前に、グラフがばっと増えます。
去年からことしにかけてもそうですね、ばーっとこれ、伸びたんです。
なんでこのタイミングで、電力会社が、もうこれ以上は嫌って言ってるかというと、このまま放っておくと、次、年度が変わるときに、この値段が引き下げられる前に、申請をしとこうと思うと、ここでぐっとさらに上がると。
だからここで止めないとという危機感がたぶん、電力会社にはあるんだなということが分かるんですが、非常に制度に大きな穴が開いているのは、こういうことになっているんですね。
土地の所有なしでも、最初のときに土地の所有なしでも、設備や費用の見積もりがそろっていれば取得可能。
最初に40円の段階で、この国の認定を受けてると、実際に事業を始めなくても、これが権利になっちゃうわけです。
比較的審査が。
緩かったということですね。
この40円で計画はあるんだけれども、まだ建っていないという、その権利自体が今、売買されていると。
ブローカー、悪徳ブローカーじゃないんですが、その業界に詳しい人に話を聞いてきました。
発電事業者はもうかりますね。
買い取り価格が高めに設定されてるっていうので、ことし、今年度の32円であれば、まだ成り立ちますね。
ブローカーが増える理由としては、直接例えば、ソフトバンクさんとか、オリックスさんとかに案件を持っていくんであれば、それは別の普通の取り引きじゃないですか。
だけどもそうせずに、またブローカー仲間というか、こういう案件が出来上がったので、買ってくれる人を探してきてくれというのを、お願いするわけですね。
お願いされた人は、また自分で発電事業ができそうな人に行くケースもあれば、行かずにまた仲間に、誰か紹介してと。
仮に権利代が1000万だと、土地代は別にして、権利代が1000万円だとすると、お願いした瞬間に、今度は2000万に膨らむ。
その人がまた3人目を使ったら、3000万円と。
こう、どんどん膨らんでいってしまって。
どっかのタイミングで、あっ、この案件買うというふうに手を挙げた人が、いざ、金額を見ると、非常に高くなり過ぎてて買えない。
今の段階でも、早い話、むっちゃもうかるんで、業者さんが殺到しているという状況なんですが、そのお金、誰が負担するのかというと、こちらご覧ください。
基本的には、電気代に再生エネ作成付加均等というのに、上乗せされて、一般の電気を使ってる人が全部負担するという構造になって、一部の人がむっちゃもうかると。
私たち、国民が。
片山さん、これ、制度設計ちょっと間違ったんじゃないですかね。
ちょっとやっぱり甘くてずさんですよね。
当時は恐らく設備の代金なんか、まだ割高だったと思うんですが、そんな事情があるにしても、これは出だしのところが甘かったですよね。
再生エネルギー、増えることは私は歓迎したいんですが、ただ、今のままだと、これはどこかで必ず破綻するなということで、対策が急務であります。
さあ続いては、ネオ日本列島改造論です。
人口減少、過疎化、高齢化。
町の存亡の危機を救おうと立ち上がったのは、東京育ち、25歳の女性。
少子高齢化、人口減少という難問の解決に挑みます。
新シリーズ、ネオニッポン列島改造論、きょう第2回です。
皆さんは地域おこし協力隊という制度をご存じでしょうか。
2009年に総務省が導入し、安倍内閣が地方活性化策の中核を担う取り組みの一つと位置づけているものなんです。
番組ではこの制度で地域に移り住んだ25歳の女性に密着。
地域の人々との交流の中で、彼女が抱いた夢とは。
鳥取県八頭町。
今週日曜日に開催されたのが、隼祭り。
町内を走る若桜鉄道の隼駅に、隼という名のバイクに乗ったライダーが訪れたことがきっかけで始まった祭り。
ことしで5年目を迎え、今では全国から700人以上が集まる。
いらっしゃいませ、地元産のおむすび売ってます。
おいしいものありますよ。
そんな一大イベントで、地元の農産品などを売るのが、渡辺萌生さん25歳。
地元産のもの、そういったものを広く全国から来ていただいているライダーの方とか地元の方にももちろんですけど、やっぱり食べていただきたい。
山あいで農業が営まれる、志子部地区。
僅か12世帯30人が暮らす。
そんな限界集落に、東京生まれの東京育ち、東京農業大学で学んだ萌生さんが、地域おこし協力隊となり、移り住んで2年半。
今ではすっかり地域に溶け込んでいる。
あつ子さん、どうしとる?お米のね、水分がどれぐらいになったら脱穀するってやつ。
過疎に悩む自治体が、主に3大都市圏の若者を3年間の期限付きで、地域活性化の担い手として受け入れ、任期後は定住してもらおうという国の制度。
隊員1人当たり年間400万円が国から自治体に交付される。
2009年にスタートしていたこの制度。
現在978人が全国で活動している。
その一人が渡辺萌生さんなのだ。
任期はあと半年。
さて、その活動とは。
おはようございます。
おはようございます。
萌生さんがリーダーとなり、開催している農業体験交流会。
県内や県外の都市部に住む人を対象に、有料で農業を体験してもらうイベントだ。
この日は稲刈り。
おお、よし。
稲刈り初めてですか。
初めて。
初めて?
楽しい。
楽しい?
おさむさん、ここはいっつも、去年とかは使ってなかったんですよね。
去年は、草植えとったんかな。
そうかな。
確か草…。
そんな感じなんです。
この田んぼは、耕作放棄地だった。
そこを萌生さんのアイデアで、集落の住民が体験会のために復活させたのだ。
大学で農業を学び、農村の営みを受け継いでいこうと決めた萌生さん。
志子部に息づく伝統的で豊かな暮らしに出会い、地域おこし協力隊になる道を選んだのだ。
集落がすごい小さいので、おじいさんの働いている姿とか、いろいろ目に見えることが多くて、そういう姿の見れる場所というのは、貴重だと思いますし。
今でもお風呂をまきでたいたりとか、ひっそりと、生活が守られてたりとか、私にとっては魅力ですし、大事だと思いますね。
稲刈りのあとは、体験に来た人も集落の人も、子どもも大人も一緒に昼ごはん。
萌生さんがやってくれるからこれでもうこうして一緒にね、楽しいごはんが食べられたり、村の人と一緒に仕事ができるっていうことがね、それは一番ですよ。
志子部に住むようになった萌生さんのアイデアで、人と人がつながり、絆が生まれている。
イベントが終わればブログを更新。
ネットを使い、情報発信しているが、直接出かけていくこともある。
この日、
3年間限定で、過疎に悩む鳥取県八頭町に移住、地域おこし協力隊となった渡辺萌生さん。
この日は、東京・渋谷区にいた。
新しく出来た新甘泉。
とても甘くてみずみずしいので。
ふだん、八頭町の農産物は、日本大学の学生の協力を得て、都心で販売されている。
しかしこの日は、二十世紀梨より甘みが強くジューシー、鳥取県が開発した新品種、新甘泉のPRに、萌生さんはやって来ていた。
東京・勝ちどきや代官山で定期的に開催されるマルシェへも、たびたび出かけている。
どういう見せ方にするかとか、もっと試食を入れてあげようとか。
販路を開拓。
PRにも余念がない。
萌生さんは生産者グループを立ち上げ、地元、八頭町に拠点となる店をオープンさせた。
現在、日本全国に宅配も行っている。
そんな荷造りの最中、店に突然やって来たのが、9月に就任したばかりの若狭鉄道の社長。
地元で取れる四季折々の果物と鉄道のコラボレーションを提案された。
ぜひ試食販売とかで、乗り込んでいただくことを、ご検討いただけないかなと。
萌生さんの存在が、地元に新しい風を吹き込んでいる。
このカフェも影響を受けた一つ。
地元の若者たちが、ことし4月にオープンさせた。
八頭町で生産された食材をふんだんに使う料理が話題を呼び、県外からも客が訪れるという。
地元に住んでる自分たちが、なんでできないんだろうって、地元に住んでるからこそ、自分たちがやらなきゃいけないだろうなという、そういう刺激をいつももらってて。
刺激を受けているのは、若者だけではない。
志子部にやって来て2年半、集落の人たちが、自分たちの暮らしの場をどうにかしようと、未来に対して真剣で、積極的な考えを持たれるようになりました。
交流体験。
力入れていこうと思えば、やっぱり1回来たら2かい、もう1回来たい、志子部に行ってみたいなみたいなことが大事かなと思います。
今の志子部にある資源、ゆずとか、梅はいっぱいあるんだし、あのへんはもうちょっと手入れして、生かせるようにしたいな。
議題の最後に挙がったのが、あと半年で地域おこし協力隊の任期を終える萌生さんの将来。
今やめられたら。
今やめられたら。
萌生ちゃんが1人抜けてみんさいな。
今までのことがみんな水の泡になる。
水の泡や。
もう東京に帰ると言うんなら、困ったことになるけども。
地域おこし協力隊の制度は、最終的に定住を目的に創設された。
しかし、現在のところ定住率は全国平均で48%。
3年の任期を終えれば、収入源はなくなる。
まだまだ志子部の活動には関われるようにしたいという気持ちはありますし、自分で今、ちょっとお金を稼げる所を、いろいろ当たっています、状況としては。
決断を迫られる萌生さんの心は揺れている。
なるほど。
岩田さん。
岩田さんのふるさとも。
ですよね。
ですから、外のこういった知恵とか、エネルギーっていうのをもらって、活性化しようというのが、すごく大事だと思いますね。
ただ、どうしても限界、3年とか、今、この問題っていうのはね、きちっと定住できるような環境を作るとか、これは大事だと思いますね。
そうですね。
これ、1年間に400万円、3年の間は出るということなんですが、それが終わると、収入がなくなってしまう、五郎さん。
そうですね。
もうちょっと滑らかにね、いけないものかというね、ぷつんと切るんじゃなくてね。
そういう地方も十分あると思うんですよね。
片山さん。
これ、青年海外協力隊の国内版なんですね。
青年海外協力隊も同じ問題があるんです。
そうですね。
青年海外協力隊、行って帰ってきて仕事がないというケースはよく聞きますね。
これはですね、今のような本当にいい活動されている方の実績が後につながらなきゃいけないですね。
これをどうするかっていうんで、実はね、県には、改良普及員という制度がありまして、公務員でやっぱり似たようなことをする人たちがいるんです。
そこにうまくつなげればと思うんですがね。
そうですね。
伊藤さん。
そうですね。
やっぱりこれを長く続けていくためには、やはり働いて生きていくすべがないと、なかなか若者は定住しないと思うんですよね。
やっぱり農業って本当にこれからのことを考えたら、成長戦略にしていかなければいけないので、大規模でやっぱりサラリーマンとして、農業に携われるような仕組みを作るとか、あるいは鳥取市内にも近いですからね、大企業が本社機能を移せるように、働けるような場所を、そこ以外でも作れるとか、そういうことをやっぱりしていかないと、なかなか難しいかなという気がしますね。
そうですね。
単に高齢化だけの地方の農業を、もうちょっと制度変えれば、なんとかなるだろうと思うことは、片山さん、たくさんあるんですが。
今の八頭町は、鳥取市に隣接していましてね、そんなに奥深い所じゃないんですよ。
フルーツ、さっき出てました柿とか梨とか、非常にいいものが取れるんですね。
ですから、そういう資源を持ってますから、いろんな今のやり方を変えれば、可能性はあると思いますね。
本来は、
今月は2週続けて、週末、台風の影響を受けましたが、今週末は高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。
全国的にお出かけ日和となりそうです。
ではまず、きょうの全国のお天気です。
全国的に晴れ間が広がり、この時期らしい陽気となるでしょう。
ただ秋田では昼過ぎにかけて雨で、雷を伴う所がありそうです。
続いて週間予報。
初めに北日本と東日本です。
あす日曜日から月曜日にかけては晴れるでしょう。
火曜日と水曜日は曇りや雨で、北海道では雪の降る所がありそうです。
西日本です。
あすにちようびや月曜日は晴れる見込みです。
火曜日と水曜日は雲が多く、一時、雨が降るでしょう。
少しずつ秋が深まり、天気が短い周期で変わりやすくなってきています。
気温の変化も大きくなり、朝晩は冷え込む日も多いので、体調管理には十分にご注意ください以上、お天気でした。
岩田さん、地域おこしもエボラ対策も急務の待ったなしなのに、国会週明けは、小渕さんが。
今、外交的に中国との関係も少しね、いろいろ、対話ムードが出始めてる中で、内政がこういう形でどういう決着をつけるのか、きちんと説明等含めて、それは問われると思いますね。
五郎さん…。
そうですね、ともかく、きちんと早く説明、そして決断するということでしょうね。
皆さん、きょうはありがとうございました。
来週はこちらです。
人口減少、高齢化の日本で、今急増する空き家。
2014/10/18(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]

政治資金収支に疑義が…窮地!?小渕経産相の今後は▽エボラ出血熱世界的脅威に・日本上陸の可能性は?水際対策は?▽過疎の街を元気に!25歳女性“移住”で見えた絆と夢

詳細情報
出演者
辛坊治郎
森麻季
坂木萌子
岩田公雄(読売テレビ特別解説委員)
五十嵐竜馬(読売テレビアナウンサー)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
片山善博(慶応大学教授・元総務相)
伊藤聡子(フリーキャスター)
足立拓也(豊島病院感染症内科医長)
堀古英司(ファンドマネジャー)
番組内容
エボラ出血熱の感染拡大が止まりません。アメリカでは2人目の感染可能性例が確認され、経済にも影響を及ぼし始めるなど、世界的な「危機対応」が必要な段階に入りつつあります。なにより大切なのは正しい知識…感染ルートは?日本上陸の可能性は?水際対策は?現状を検証します。▽「NEOニッポン列島改造論