ニュースウオッチ9▽安倍首相が中国の李克強首相と初めて…▽韓国で転落事故 2014.10.17

事故の瞬間を、市民が捉えていました。
ステージには、歌手の姿が。
異常を感じたのでしょうか、カメラが手前に動きます。
事故は、ソウル郊外の野外コンサートの会場で起きました。
突然、地下駐車場の排気口のふたが壊れました。
コンサートを見るため、ふたの上に乗っていた25人ほどが、下に転落。
乗っていた人の重みで、ふたが壊れたのです。
事故が起きたのは、ソウル郊外のキョンギ道ソンナム市です。
きょう午後6時前、人気女性グループなどの野外コンサートを見るために集まっていた人のうち、25人ほどが、排気口のふたの上に乗っていたところ、重みでふたが壊れて、20メートル余り下に転落しました。
現地の消防によりますと、これまでに16人が死亡したほか、9人がけがをし、ほとんどが大けがをしているということで、近くの病院に運ばれて手当てを受けています。
事故が起きた場所は、キョンギ道が、ハイテク企業を集めるために設けた、テクノバレーと呼ばれる地区です。
きょうは広場でコンサートが行われ、人気女性グループ、4ミニッツなど、複数のグループが出演するのを見るために、700人ほどが集まっていたと、韓国のメディアが伝えています。
排気口は、地上から1メートルほどの高さにあり、ふたは、金属製の格子で作られていたということで、警察では、事故の詳しい原因を調べています。
韓国の日本大使館では、警察と消防で情報収集に当たっていますが、今のところ、日本人が事故に巻き込まれたという情報は入っていないということです。
こんばんは。
事故があったのは、ソウル郊外の野外コンサートの会場。
現場は大勢の若者であふれていました。
事故現場には、ソウル支局の花澤雄一郎記者がいます。
花澤さん、今の状況はどうなっていますか?
こちら、ソウル市郊外の事故が起きた現場です。
消防による救助活動が終わり、先ほどから警察による現場検証が行われています。
私のすぐ後ろ、こちら、コンクリートの塀の中が空洞になっているのが分かると思います。
この空洞の上に金属製の柵で出来たふたが乗せられていました。
このふたの上に2、30人の若者が乗って、コンサートを楽しんでいたところ、突然、ふたが壊れて、中に落下したということです。
こちらは目新しいオフィスビルが立ち並ぶ場所で、IT関連企業が多く集まっていることで知られています。
そしてビルの2階、3階辺りには多くのレストランですとか、商店が集まっていまして、若者やサラリーマンでにぎわう場所です。
そしてこのオフィスビルに囲まれる形で、広場になっていまして、この広場に特設のステージが設けられて、コンサートが行われていました。
多くの若者がこのコンサートを楽しんでいるときに、事故が起きてしまいました。
事故からおよそ3時間がたちますが、辺りには依然として、多くの人々が集まって現場を心配そうに見守っています。
以上、現場からお伝えしました。
花澤記者でした。
このあとも詳しい情報が入りしだい、お伝えします。
さて、小渕優子経済産業大臣が追い詰められています。
関係する政治団体などが開催した観劇会を巡り、収支が大きく食い違っていた問題。
そもそも政治資金収支報告書に、収入も支出も記載されていない年があったことが、新たに分かりました。
衆議院の経済産業委員会に臨む、小渕経済産業大臣。
政治資金収支報告書の記載を巡り、きょうも野党の追及を受けました。
追及された一つが、政治資金の使いみちです。
群馬県特産の下仁田ネギ。
強い甘みがあり、すき焼きなど、鍋料理の食材として人気があります。
小渕大臣の資金管理団体は、この下仁田ネギの送料代として、61万円を支出していたのです。
小渕大臣は。
さらに新たな問題も。
小渕大臣が関係する政治団体などが、平成24年に開催した観劇会。
収支報告書に、収入も支出も記載されていませんでした。
問題となっている政治資金収支報告書の記載。
収支の食い違いも指摘されています。
小渕大臣が関係する政治団体などが、平成22年と23年に開催した観劇会。
参加者から集めた会費よりも、劇場に対する支払いが2600万円余り上回っていました。
この問題について、きょうの委員会で。
観劇会を巡っては、ほかにも、群馬県から劇場まで、参加者を送迎したバスの代金を、政治団体が支払っていたことが、関係者への取材で分かりました。
このバスの代金を含めると、観劇会についての収支の食い違いは、さらに大きくなります。
政府・与党からは。
一方、野党側は、説明責任を果たせないのであれば、大臣を辞任すべきだと批判を強めています。
みずからの責任について、記者団に問われた小渕大臣は。
安倍内閣の閣僚が批判にさらされています。
民主党は、松島みどり法務大臣が、自分の選挙区の祭りで、いわゆる、うちわを配ったとして追及されている問題で、議員の一人が、東京地方検察庁に告発状を提出しました。
松島大臣は、中身は詳しく存じないので、コメントは差し控えさせていただくとしています。
なかなか身動きが取れずにきた日本の近隣外交が動きだすのでしょうか。
安倍総理大臣は、訪問先のイタリアのミラノで、中国の李克強首相と、立ち話の形で、あいさつを交わしました。
安倍総理と李克強首相がことばを交わすのは、双方が就任して以来、初めてです。
その場は、イタリア・ミラノのレアーレ宮殿でした。
ASEM・アジア・ヨーロッパ首脳会議に合わせて開かれた、イタリア大統領主催の夕食会。
安倍総理大臣と、中国の李克強首相も出席。
その夕食会のあと、2人は双方が就任して以来、初めて、ことばを交わしたのです。
沖縄県の尖閣諸島を巡る問題などで冷え込む日中関係。
安倍総理大臣は、来月、北京で開かれるAPEC・アジア太平洋経済協力会議に合わせて、首脳会談の実現を目指しています。
こうした中、安倍総理大臣と李首相は、夕食会を終え、各国首脳が席を立つ中、にこやかに握手し、ご機嫌いかがですかといったことばを交わしたということです。
首脳会談実現についてのやり取りはなかったということですが、今回の接触が首脳会談に向けた弾みになるかどうか注目されます。
立ち話とはいえ、安倍総理と中国首脳が直接会話を交わしたのは初めて。
まず安倍総理に同行取材をしている内田記者に聞きます。
内田さん、日本側は、この機会をうかがっていたんでしょうか?
今回の首脳会議には、外務省から中国語の通訳も同行しておらず、あいさつは当初から予定されたものではなかったようです。
ただ、2人がにこやかに握手を交わしたことは、政府内では、関係改善に向けた明るい材料であるのは間違いないと、受け止められています。
VTRでも、11月のAPEC首脳会議での日中首脳会談の実現ということが触れられていました。
これ、実現に弾みがついたということは言えるでしょうか。
直ちに首脳会談の実現につながるわけではないと思います。
首脳会談について、日本側が前提条件なしの会談を求めているのに対し、中国側は、歴史認識や、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で、日本側に歩み寄りを求め、隔たりは埋まりきっていません。
APECまで、さらに駆け引きや調整が続くものと見られます。
では、中国側はどう見ているのか、北京の逵記者に聞きます。
逵さん、中国側の受け止めを教えてください。
中国側は、外交上の礼儀であいさつを交わしたというふうな扱いをしていると思います。
きょう、中国外務省の記者会見で、この両首脳の接触について質問したんですけれども、報道官は、私は状況を把握していないと答えました。
この報道官とのやり取りは、中国外務省のウェブサイトには掲載されていません。
つまり、今のところ、中国側は、接触があったことを公式には明らかにしていないんですね。
実際には、報道官は日本との関係について、中国の立場ははっきりしている、日本側が両国関係のデリケートな問題を誠意を持って解決するように要求すると述べまして、歴史認識と尖閣諸島を巡る中国の立場に変化がないことを強調しました。
中国は靖国神社の秋の例大祭に合わせて、日本の国会議員が大勢参拝したことや、安倍総理大臣が真さかきを奉納したことにも、これまでと同様に反発しています。
中国は日本の出方とそれから、中国国内の反応を、ぎりぎりまで見極めたうえで、来月のAPECの場で、日中首脳会談を行うべきかどうか判断すると見られます。
逵記者でした。
一方、安倍総理大臣は、日本時間のきょう夕方、ロシアのプーチン大統領とも会談し、来月、北京で開かれるAPECに合わせて、正式な首脳会談を行うことを確認しました。
ロシアとの間で、北方領土問題の解決という課題を抱える安倍総理大臣。
日本時間のきょう夕方、プーチン大統領との会談に臨みました。
ことし2月以来、8か月ぶりの直接会談は、およそ10分間。
安倍総理大臣は、直接お会いできることを、うれしく思う。
困難な状況下でも、私は日ロの政治対話の継続を重視していると述べたうえで、来月北京で開かれるAPECに合わせて、正式な首脳会談を行いたいと呼びかけました。
これに対しプーチン大統領は、北京では、間違いなくお会いしたいと応じ、両首脳はAPECに合わせて、首脳会談を行うことを確認しました。
再び、政治部の内田記者に聞きます。
きょうはロシアのプーチン大統領との会談も実現しました。
この会談にはどのような意味があるんでしょうか?
両首脳間の信頼関係が、維持されていることが確認できたことです。
日本はウクライナ情勢を巡って、アメリカなどG7との連携を重視する立場で、ロシアに制裁を科しています。
その一方、北方領土問題の解決もにらんで、ロシアとの対話も続けたいとしています。
こうした中、両首脳はお互いにファーストネームで呼び合うなど、今回も親密さをうかがわせました。
APECでの再会談も確認し、短時間の会談とはいえ、日本政府にとっては、成果があったといえます。
さあ、その日ロ関係も、そして日中関係も、日本外交にとっての、非常に懸案事項だったわけですけれども、今回、その両首脳との対話が実現したということの、今後の安倍総理の外交における意味というのは、どういうことになるでしょうか。
日中関係については、完全な雪どけにはまだ時間がかかると思います。
日ロ関係については、プーチン大統領の日本訪問の見通しが立っていないという状況は変わっていません。
ただ、今回のあいさつや会談が、両国の関係改善に向けて、好材料だったことは確かです。
今後は来月の北京でのAPECなど、一連の外交で、具体的な成果を得られるかが問われることになります。
内田記者でした。
歴史認識ですとか、尖閣諸島を巡る問題で、こじれているのが日中関係。
そして一方、日ロ関係というのは、もともと両首脳の関係が悪くないところに、ウクライナの紛争があって、日本としても、到底ロシアの肩を持つことができずに、関係が冷却化しました。
事情はそれぞれ異なりますけれども、まずは首脳どうしの対話が行われたことを前向きに受け止めて、関係改善の糸口にしてほしいものです。
次です。
夜中に起きた突風で、大きな被害が出ました。
昨夜、青森県東通村で起きた突風被害。
建物が土台から離れて、ひっくり返るほどでした。
青森県東通村の現場です。
こちらの作業小屋、強風で完全に建物が横倒しになっています。
一方、あちらの住宅、建物に被害があるようには見えません。
被害のある場所とない場所が、くっきりと分かれています。
昨夜、青森県東通村で突風が発生。
住宅と作業小屋など合わせて32棟で、窓ガラスが割れたり、建物が大きく壊れたりする被害が出ました。
けが人はいませんでした。
南北1.5キロの範囲で、ほぼ一直線上に起きていた今回の突風被害。
気象台によりますと、きのうの東通村は大気の状態が不安定になっていて、昨夜9時前に、18.3メートルの最大瞬間風速を観測していました。
気象台は、建物の壊れ方が激しいことなどから、竜巻が発生した可能性もあると見て調べています。
東通村に被害をもたらした突風。
どのようにして起きたのでしょうか。
台風19号が縦断した日本列島。
そのあと、強い寒気が上空に流れ込んだ影響で、大気の状態が不安定になっていました。
昨夜は、日本海側を中心に積乱雲が発達し、相次いで落雷が。
新潟県、石川県、富山県などで、竜巻注意情報が出されていました。
ところが、青森県の東通村に突風の被害が出ました。
午後9時半過ぎの段階で、県内全域に雷注意報が出されていただけでした。
そのとき、住民は。
突風の被害に詳しい、東京工芸大学大学院の田村幸雄客員教授です。
被害の映像から、どれぐらいの風が起きていたのか、分析してもらいました。
田村客員教授は、今後、強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になりますが、こうした突風は予測が難しいと指摘します。
エボラ出血熱。
アメリカでは、相次ぐ二次感染に動揺が広がっています。
こちらなんですが、アメリカの有力な経済紙、ウォールストリート・ジャーナルの電子版です。
このように1面のトップの記事は、エボラ出血熱の記事なんですね。
こちらはオバマ政権がその対応を、議会から批判されているという内容なんですが、次のページにいきますとね、やはり。
行き過ぎましたか。
やはりこのエボラ出血熱の記事が出てるんです。
経済紙である、このウォールストリート・ジャーナルが、これだけの分量をこのエボラ出血熱について割いている。
ことほどさようにエボラ出血熱への不安が、アメリカ中にまん延しています。
防護服やマスクで全身を覆った医療スタッフ。
声をかけている相手は、エボラ出血熱に二次感染した女性看護師です。
厳重に隔離されて、治療を受けています。
アメリカでは、別の女性看護師にも、エボラウイルスの陽性反応が出ています。
2人はいずれも、エボラ出血熱を発症して死亡した、リベリア人男性を担当していました。
アメリカ社会には動揺が広がっています。
アメリカ議会では、保健当局の責任者が弁明に追われました。
広がる感染拡大への不安。
当局の対応に問題があったのではないかと、追及する声が高まっています。
アメリカで二次感染の発端となったリベリア人男性は、先月20日に入国しました。
このとき、病気を発症しておらず、当局は感染を把握することができませんでした。
その後、体調を崩した男性が病院で診察を受けたのは6日後。
しかし、西アフリカから来たことを伝えたにもかかわらず、医師は感染を疑わずに帰宅させていたのです。
患者の発見が遅れたことだけでなく、二次感染した看護師への対応にも批判が出ています。
アメリカのテレビ局は、女性看護師が熱があると申告していたのに、保健当局は問題にしなかったと報道。
西アフリカを中心に猛威を振るうエボラウイルス。
感染、あるいはその疑いのある人は、9000人近くに上り、およそ4500人が死亡しています。
現地では、医療施設の建設なども進められていますが、資金も機材も足りず、対策は追いついていません。
こうした中、欧米などでは、感染者の入国を防ぐ取り組みが、相次いで強化されています。
フランスの保健当局は、パリのシャルル・ドゴール空港で、ギニアからの直行便で到着する乗客を対象に、体温検査を実施すると発表しました。
エボラ出血熱の感染拡大を受けて、厚生労働省も対策を強化しています。
厚生労働省は、エボラ出血熱が発生しているアフリカ5か国に滞在したすべての乗客に、検疫所で申告するよう呼びかけています。
さらに乗客全員を対象に、サーモグラフィーと呼ばれる機器で、体温を調べたり、問診票に記入してもらったりして、発熱などの症状が出ていないか、チェックを徹底しています。
それに加えて。
こちらはアフリカ5か国に滞在した人に、空港の検疫所で渡される健康カードです。
21日間、朝夕の体温測定をして、体調に異常があった場合、保健所に連絡するよう呼びかけています。
さらに患者と接触した可能性が否定できない場合は、発熱などの症状がないか、1日2回、検疫所への報告を義務づけ、最長で3週間、健康状態の監視を行います。
しかし、こうした対策だけでは、ウイルスの侵入を完全に防ぐことは不可能だと、専門家は見ています。
その上で、国内で患者が出る事態に備えた態勢を整えておく必要があると指摘しています。
次です。
農業では稼げない。
農業の現場で何度もそういうことばを聞きましたが、そのありがたくない常識を、なんとか覆そうという動きが出ています。
こちらは、ことしからユニークな方法で販売を始めたお米です。
八十四と書かれたお米は、2キロ1750円。
そして、九十五と書かれたお米は、2キロ2500円です。
このパッケージに書かれた数字は、おいしさを表す点数なんです。
全国コンクールの審査基準をもとに、つけられています。
最大の特徴は、値段に応じた利益が生産者に還元されることで、生産者のやる気を引き出しています。
農業で稼ぐ。
地方で若い力が躍動し始めています。
高級食材を扱う都内のスーパーマーケットです。
先ほど、スタジオでご紹介したコメ。
今、売れています。
点数に応じて生産者の利益が増えるこの商品。
バイヤーからも注目を集めています。
アイデアは、鳥取県の山あいの町で生まれました。
この取り組みを始めた高橋隆造さんです。
5年前まで大阪で宝石を販売していましたが、体調を崩したのをきっかけに、鳥取県に移住。
農業を始めました。
そこで目にしたのが、ビジネスの世界ではありえない農業の姿でした。
農家の多くは、農協を通じてコメを販売しています。
買い取り価格は、産地や品種などで一律に決められます。
努力して質の高いコメを作っても、利益につながらない現状に、高橋さんは矛盾を感じたといいます。
どうしたら農家の努力が報われるのか。
高橋さんはビジネスの経験を生かして、努力が価格に反映される仕組み作りを始めました。
そこで考えたのが、コメのおいしさを点数化し、価格を決める方法でした。
この取り組みで、農家の意欲も高まっています。
どうですか?田んぼのほうは。
三上惇二さんです。
50年以上こだわりのコメを作り続けてきました。
三上さんのコメは、毎年コンクールで、80点台後半をつけるなど、高い評価を得てきましたが、価格に結び付いていませんでした。
やるからには最高のコメを作りたい。
ことし売り出した三上さんのコメは93点。
2キロで2500円の高値がつきました。
コメ作りを始めたばかりの若者にも変化が起きています。
26歳の若手農家が、去年から使い始めたのは、ミネラルを多く含む海藻から作った肥料。
コメのうまみを高めようというのがねらいです。
コメを点数化することで、産地としてブランド力がなくても、品質本位で勝負できる可能性が広がっています。
コメのおいしさに価格で応えるビジネスを手がける高橋さん。
農業で稼ぐには、常に新たな試みを行っていく必要があると感じています。
1人当たりの耕地面積が狭く、非効率といわれる日本の農業。
農地を集約することで、収益を上げようという取り組みも始まっています。
農地バンクといわれる制度です。
耕作放棄地などを地主と交渉して借り上げ、集約したうえで、意欲のある生産者に貸し出す仕組みです。
香川県坂出市で、4月から農業を始めた、高崎裕司さん28歳です。
まとまった農地が借りられるならと、これまで勤めていた鉄工所を退職。
1ヘクタール近い農地を借り、コメや野菜を作り始めました。
しかし、現在借りている土地だけでは、生活を安定させる収入は得られないのが現状です。
見込まれる収入は、年間200万円ほどしかなく、妻が稼いだ給料などで生計を立てています。
この辺が耕作放棄地です。
農業で家族を養えるようになりたい。
そこで高崎さんは、耕作放棄地の利用を考えました。
耕作放棄地は、簡単に借りられると思っていたからです。
こちらは、高崎さんの住む地区です。
自宅の周辺に耕作放棄地が点在しています。
高崎さんは、この農地を借りたいと、農地バンクに相談しました。
ところが、農地バンクから返ってきたのは、今はこれ以上、農地を貸してくれる人はいないという答えでした。
農地を広げるには、地元の信頼を得るしかないと、高崎さんは独自に動きだしました。
地域の行事に積極的に参加し、顔を売ることにしたのです。
乾杯!
決して得意ではない酒の場にも参加し、農業への思いを伝えました。
こうした努力を重ねた結果、地域の人から8アールの耕作放棄地を安く借り受けることができました。
今後も可能なかぎり農地を拡大し、一日も早く経済的に自立するのが、高崎さんの目標です。
地方に生きる若い世代が挑む稼げる農業。
新たな形が定着するのか、これからが勝負です。
コメを中心として、農家の保護する農政というのが、これまでの日本では常識だったといえると思うんですが、その行き詰まりを感じてきたのは、政治を行う側だけではなくて、ほかでもない農家の側にも、そういう方は非常に多いんです。
やる気と、そのやる気に応える政策のマッチングさえうまくいけば、農業は十分可能性のある産業であることを、いまのリポートは示していると思います。
お伝えしていますように、ソウル郊外で、野外コンサートを見るために集まっていた人のうち、27人が地下駐車場の排気口のふたの上に乗っていたところ、重みでふたが壊れて転落し、16人が死亡しました。
事故が起きた瞬間の映像です。
ステージの上には女性グループが。
ステージから少し離れた場所で、排気口のふたが落ち込んでいます。
ソウル郊外のキョンギ道ソンナム市で午後6時前、人気女性グループなどの野外コンサートを見るために集まっていた人のうち、27人が、地下駐車場の排気口のふたの上に乗っていたところ、重みでふたが壊れて、20メートル余り下に転落しました。
地元の消防によりますと、これまでに16人が死亡したほか、11人がけがをし、ほとんどが大けがをしているということで、近くの病院に運ばれて手当てを受けています。
排気口は地上から1メートルほどの高さにあり、金属製の格子状のふたがかぶせられていたということで、警察では事故の詳しい原因を調べています。
韓国の日本大使館では、警察と消防で情報収集に当たっていますが、今のところ、日本人が事故に巻き込まれたという情報は入っていないということです。
では現場から再び花澤記者です。
ソウルの事故現場です。
私の後ろでは、警察による現場検証が続けられています。
捜査員が時折、このふたの崩落した穴をのぞき込むようにしながら、ライトで照らしたり、写真を撮るなどして検証を続けています。
事故からおよそ4時間がたちますが、辺りには依然として多くの市民が集まって、心配そうに見守っています。
そうした中の一人の男性は、お祭りだと思って来たら、こんな大きな事故が起きていて、本当に怖いと話していました。
また別の年配の女性は、セウォル号の沈没事故からおよそ半年がたつ中で、また、こんな事故が起きてしまった。
安全という面で、韓国はまだまだ問題があるんだと感じると、悲しそうに話していました。
以上、現場からお伝えしました。
ソウルからお伝えしました。
それでは気象情報、井田さんです。
こんばんは。
きょうは北日本や北陸で、不安定な天気となりました。
曇り空に覆われた青森県弘前市。
きょうから弘前城菊と紅葉まつりが開かれました。
菊の花で飾られた人形や、色とりどりの菊の花が訪れた人たちを楽しませています。
菊は今月末頃、紅葉は来月上旬ごろに見頃を迎えます。
菊と紅葉が一緒に楽しめるんですね。
そうなんですね。
青森県では昨夜、東通村で突風の被害がありましたが、このあとはどうでしょうか?
明け方までは不安定な天気、注意が必要ですが、土曜日、日曜日、広い範囲で秋晴れとなってきそうですね。
では天気図見ていきましょう。
あすは高気圧の中心が、本州付近に移動してくる予想です。
詳しく見ていきましょう。
このために、あしたは秋晴れという所が多くなりそうです。
今夜も晴れて風は弱いです。
こうしたときの夜から朝は、地面付近の熱が奪われて冷えますので、暖かくしてお休みになってください。
各地の天気と気温です。
広い範囲で行楽日和となりそうですね。
そうですね。
台風18号、19号と続きましたので、久しぶりに土曜日、日曜日ともに秋晴れとなってきそうです。
注意は気温ですね。
まずは予想最高気温を見ていきましょう。
北海道でも15度以上です。
関東から九州にかけては20度から25度くらい。
この時期らしい陽気となりそうです。
一方で朝の最低気温を見てみますと、北海道では1桁、そして関東から九州にかけても15度を下回って、金沢も、あすの朝は9度ですね。
一日の気温の差、10度以上、開くという所が多くなりますから、服装に注意をしてください。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
ゴルフです。
国内男子のメジャー大会。
日本オープンは第2ラウンド。
2位でスタートした池田勇太選手が、攻めのゴルフを見せました。
池田は首位に1打差でのスタート。
前半スコアを1つ伸ばし、13番。
上りのスライスラインをしっかり打ちました。
これが後半最初のバーディー。
15番の2打目は、ラフから果敢にピンを狙いました。
いい所に落ちたと、20センチにつけてバーディー。
首位に1打差に迫ります。
17番は、ティーショットがラフに入り、グリーン方向は木が塞ぐ厳しい状況。
池田、ここでも強気に2オンを狙います。
上げていきました。
グリーンを捉えた!
絶妙なショットで、このピンチを切り抜けました。
池田は首位に1打差のまま、あすからの決勝ラウンドに臨みます。
一方、去年のマスターズ優勝のアダム・スコット。
パットが乱れて、スコアを2つ落とし、19位に後退しました。
アメリカ男子ツアーは、松山英樹選手が初日、暫定の4位につけました。
松山は、前の週に行われたシーズン開幕戦で3位。
しかし前半、パットに苦しみました。
ボギーが先行します。
それでも松山は立て直しました。
前半最後のホール。
1メートルにつけて、2つ目のバーディー。
スコアを伸ばして折り返します。
いい流れに変わって、後半。
10メートルのバーディーパット。
松山はバーディー6つ、それでもパットの内容には、納得していませんでした。
プロ野球のクライマックスシリーズは、ファイナルステージの第3戦です。
パ・リーグのソフトバンク対日本ハム。
中軸バッターが、チームを勝利に導きました。
日本ハムの3番陽。
クライマックスシリーズの打率は1割を切っています。
1回、攝津のストレート。
これがホームランになりました。
打ててほっとしたと陽。
復調のきっかけをつかみます。
チャンスが続き、6番小谷野。
シンカーを完璧に捉えました。
3ランで、日本ハムはこの回、4点を奪います。
続く2回、チャンスで再び、陽。
また甘く入った!大きいぞ!バックスクリーン!
2打席連続ホームラン。
主軸が調子を取り戻し、大きくリードを広げます。
さらに6回、4番中田。
うまく打てたと、こちらは4試合連続ホームラン。
ホームラン攻勢で大勝した日本ハム。
対戦成績を2勝2敗の五分としました。
そして中田選手が、4試合連続のホームラン。
すごいですね。
クライマックスシリーズ男とでもいいましょうか。
あすの予告先発はソフトバンクが中田投手、日本ハム、木佐貫投手です。
今夜は終盤まで勝負の行方が分からない展開となりました。
この試合、最初のチャンスは巨人でした。
1回、2アウト2塁で4番阿部。
なんとか流れを持ってこないとと、必死のキャプテンがフォークに食らいつき、巨人が3戦目で初めて先制します。
3回は2番の亀井。
本人が完璧と言う当たりでした。
今シーズン、4敗を喫した阪神のメッセンジャーから、序盤で2点をリードします。
先発は杉内。
4回2アウト満塁で、7番の藤井を迎えます。
巨人のセンターは長野。
右ひざに痛みを抱えながらのファインプレーで、杉内を助けます。
試合は後半に動きます。
6回、阪神が1点を返し、さらに代打、福留。
思い切っていくことだけ考えたと、鋭く振りました。
和田監督の采配が当たり、同点となります。
続く7回は1アウト2塁3塁で4番ゴメス。
2人がかえって、今シーズン打点王のゴメスは、これできょう3打点。
阪神が終盤に勝ち越しました。
阪神は昨シーズンまでクライマックスシリーズファーストステージだけで1勝8敗という短期決戦を苦手としていたんですが、それが5戦負けなしということで、ここまで来ました。
うっぷんを晴らすかのようですね。
ただ、リーグチャンピオンの巨人があす、どんな戦いをするか。
地力は在りますからね。
楽しみです。
大リーグはワールドシリーズの対戦カードが決まりました。
青木選手がプレーするロイヤルズ。
その相手は、ジャイアンツです。
ナショナルリーグの優勝決定シリーズ。
あと1勝のジャイアンツは、同点の9回。
決着は劇的なサヨナラホームランでした。
ジャイアンツとロイヤルズが対戦するワールドシリーズは、日本時間の22日に開幕します。
アメリカのプロバスケットボール・NBAのマーベリックスと契約した富樫勇樹選手。
現地でインタビューに答え、意気込みを話しました。
富樫選手は、就労ビザの取得などが済んでいないため、チームの全体練習には参加できず、1人でシュート練習に取り組みました。
身長1メートル67センチ、日本選手2人目のNBAプレーヤーを目指し、持ち味をアピールしていきたいと話しました。
障害者のスポーツの祭典、韓国のインチョンで開かれるアジアパラ大会はあすが開会式。
開幕を前に、日本の選手たちが最後の調整をしました。
車いすテニスの国枝慎吾選手は、日本選手団の主将。
優勝すれば、2年後のリオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得します。
世界ランキング1位、国枝選手は、さらに上のレベルを求め、フォアハンドのフォーム改造に取り組んでいます。
感触を確かめながら開会に備えていました。
現地では、夕方から開幕前日のイベントが開かれました。
リレーされてきた大会の火が、車いすの高校生たちの手で運び込まれ、開幕へムードが高まっています。
香港では、学生側のバリケードを撤去した警官隊に反発して、大勢の学生や市民が、再び幹線道路に集結し、激しいもみ合いになっています。
先ほど日本時間午後9時半過ぎの香港の様子です。
香港では学生らが占拠している幹線道路の一部で、けさ早く、大量の警官隊が、学生らが設けたバリケードやテントを次々と撤去しました。
おかしな事を言いやす。
うちは所詮よそもんやし。
2014/10/17(金) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽安倍首相が中国の李克強首相と初めて…▽韓国で転落事故[二][字]

韓国ソウル郊外で転落事故…10人以上が死亡・現地から中継▽安倍首相が中国・李克強首相と初めて言葉を交わす…双方の思惑とは?▽小渕経産相めぐる政治資金問題で野党は

詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:17245(0x435D)