(神野)「それじゃあ由岐に伝えてくれ。
約束は覚えていると」
(奏)思い出したんだな?
(由岐)はっきり。
見えた。
(由岐)ねえ?わたしを使って神野を呼んでよ。
神野と話したいの。
(神野)お忙しいようで。
(大友)どこかが仕掛けたでかい取引をつぶしてたんでね。
(神野)もっと忙しくさせてあげましょうか?
(銃声)これはわなだ。
かわいがってやったのに。
(甲斐崎)うっ…。
(銃声)
(マルオ)ヤベえよ先生!すいません!甲斐崎!マジかよ。
神野だ。
俺たちをフェイクの取引におびき寄せて楽々と殺した。
チッ。
もしもし。
(ゆり)関東医大病院の西岡です。
今由岐ちゃんに代わるわ。
えっ!?
(由岐)奏。
何をしてるんだ!?タクシーでゆり先生とうちに向かってる。
なぜだ!?ごめんなさい。
いやぁ。
由岐ちゃん無茶したね。
まっでも無事でほっとした。
どう?ケガナッシング?ごめんねマルオ。
心配かけちゃって。
よいのよいの。
マルオは由岐ちゃんの心配をするために生きて…。
よくない!ああー。
西岡先生に会っていなければあと少しで神野と接触していた。
えっ?神野は甲斐崎を始末した。
何が起こるか分からない状況なんだ。
勝手な行動は取るな!
(真紀)すいません!わたしのせいなんです。
(由岐)あっ。
真紀ちゃん悪くない。
わたしが無理に頼んだから。
2人は悪くないの!悪いのはわたし!
(ゆり)許してあげて。
由岐ちゃんは由岐ちゃんの考えがあって。
要はあんたも心配で仕方なかった。
心配して何が悪い!?あっ。
あっ。
そ…。
それではですね色々と積もる話もございますのでゆり先生と真紀ちゃんはですねお帰りいただいて。
(真紀)はい。
(ゆり)あしたまた顔出すわね。
(由岐)ありがとうございました。
色々すいませんでした。
さてと。
ホントにごめんなさい。
甲斐崎を使って神野に会おうとした。
そうだな?なぜだ?なぜ神野に会いたい?
(ため息)
(ため息)
(舞島)神野のやつ課長に直接電話してくるなんていい度胸ね。
(益子)忙しくしてやるって甲斐崎殺しのことかな?
(舞島)でしょうね。
(大友)そんな簡単なことじゃないだろうな。
(舞島)簡単なことじゃないですね。
相手は神野ですから。
(鈴江)取引でパクった幹部が吐きました。
あっこれ。
(舞島)はい。
(鈴江)どうやら24日にかなり巨額の麻薬取引があるようです。
しかし場所も相手もトップシークレットらしく幹部も知らないと。
(大友)それか。
そういえば由岐の記憶も24日だったな。
はい。
大金稼いで由岐ちゃんにプレゼントってこと?ふざけた話ね。
(益子)嫉妬かよ!?
(大友)何を考えてるんだ神野は。
とにかく場所と相手を探ることが先決ですね。
頼むぞ。
(一同)はい!
(益子)あーあ。
どっちにしろクリスマスコンサート行けなかったってことか。
(鈴江)奥さまに先見の明ですな。
(舞島)ハハハハ!三上さん。
(三上)久しぶりだな高倉。
(大友)ああ。
お早いお着きでしたね。
みんな。
ニューヨーク市警の三上警部だ。
(三上)三上です。
今日より合同で神野の捜査に当たります。
(一同)よろしくお願いします。
(益子)あっそうだ。
舞島さんさ。
(舞島)うん?これラブチャンスじゃないの?
(舞島)そのとおり。
(三上)神野の捜査に関してですが今後はわれわれが指揮を執らせていただきます。
えっ?
(三上)神野はわれわれが長年追い掛けてきた男です。
それに日本の麻薬捜査はノウハウが未熟なため極めて異例ではありますが特別に警視総監から許可を頂きました。
待てよ。
ここまで神野を追い詰めたのは俺たちだぜ。
わたしにはそうは思えません。
神野はもともとのシマだった日本で好き放題している。
しかし安心してください。
われわれは麻薬捜査のエキスパートです。
必ず逮捕します。
いいんすか!?課長。
まあ仕方あるまいな。
上の指示だ。
(三上のため息)ニューヨークのヤマすまなかったな。
えっ?あれはお前が悪いんじゃない。
お前のことを買いかぶって任せてしまった俺の責任だ。
松永由岐は今日からわれわれの監視下に置かせていただきます。
OK。
レッツゴー。
(刑事たち)イエスサー。
失礼します。
奏。
マルオ。
(三上)説明を続けます。
今日からここがあなたの生活の場であり取調室ということになります。
三上さん。
それは…。
食事と睡眠の時間以外は事情聴取に応じてもらいます。
担当医の西岡先生にも事情聴取にお付き合いいただく。
ちょっと待ってくれよ。
由岐ちゃんは容疑者でも重要参考人でもねえんだよ!あんたたちが拘束できる理由がねえだろ!?そのとおり。
任意同行だ。
任意ってことは由岐ちゃんが帰りたければ帰っていいってことだからな。
帰ろうぜ由岐ちゃん。
いいのマルオ。
えっ?わたしここでいいの。
警備もつけてくれるみたいだし。
心配しないで。
マジで言ってんの?由岐ちゃん。
(三上)そういうことだ。
2人はさっさと捜査に向かいなさい。
分かりました。
おい先生。
由岐。
何かあったら連絡しろ。
(神野)お年寄りは臆病になってるようだ。
(真中)アメリカの麻薬王が聞いてあきれますね。
フフフ。
《オムレツが堅過ぎる》《えっ?》《もっと軟らかく作れる方法教えてやるよ》《うん》あっ。
あんたも眠れねえの?うん。
ああ。
過去の麻薬取引の資料を見ていた。
あっそう。
もういいだろ。
強がった態度とか。
何?寂しいんだろ?正直に言えよ。
バカな。
すっげえしんみり見てたろが。
いいかげんにしろ。
カッコつけんなっつってんの。
ニューヨーク市警に由岐ちゃん取られるわ。
あっという間に捜査の指揮取られるわ。
悔しいなら悔しいって顔しろよ!俺の目的は神野の逮捕だ。
指揮権など問題じゃない。
由岐ちゃんいなくて寂しいなら寂しい顔しろよ!俺は寂しい顔する!ハハーン!さみしい。
そもそも神野を逮捕すればこの生活は終わる。
少し時期が早くなっただけだ。
あんたがそんなこったから由岐ちゃんあっちに行っちゃったんだろ!?この鈍感のどんちゃんが!鈍感のどんちゃんって何だ?女の気持ちをこれっぽっちも理解できねえどどどんのどんちゃんだよ!どどどんのどんちゃんっていうキャラクターがいるのか?俺が今考えたの!あんたは今日からどどどんのどんちゃんだよ!何で勝手にどどどんのどんちゃんなんて呼ばれなきゃいけないんだ!?じゃなきゃあんたは…。
もういい。
もうあんたとケンカしてる力もねえわ。
おいマルオ。
まだ話は終わってないぞ!マジもういい!
(鈴江)さすが大口の取引だけあってガードは堅いようですな。
くそ。
どいつもこいつも知らぬ存ぜぬですよ。
となると考えられるのは…。
・
(三上)皆さん。
お疲れさまです。
先ほどすでに日本に向かっていると噂されていたディビット・ロッシが来日しているという情報をつかみました。
ロッシが?
(三上)このタイミングだ。
神野の取引と何らかの関係がある可能性が高い。
しかしロッシはかつて神野を。
(三上)ロッシは都内のザ・グランドパークホテルに滞在している。
神野と同時にやつの動きも探っていただきたい。
(一同)はい。
(三上)大友さん。
すいません。
(堀川)そうっすか。
俺寝てる間に大変なことになってんすね。
痛っ。
お前退院したらマジでニューヨークのやつらぶっとばせ!
(堀川)マジぶっとばします!マルオ。
行こう。
ああ。
(堀川)あっちょっと。
もうちょっとゆっくりしてくださいよ。
真紀がフルーツ用意してますから。
(シゲオ)しかしあのマンションに二人暮らしっすか。
何だよ?
(シゲオ)いや。
キモいっすね。
(堀川)キモいっすね。
だからそのキモいっていうの…。
(真紀)由岐さんもつらいと思う。
甲斐崎って人の所に行くとき言ってた。
自分のせいで大好きな人たちが傷つくのがヤダって。
(真紀の泣き声)神野を止めたかったんだと思う。
わたしその気持ちよく分かったから。
本当にごめんなさい!もうそのことはいいよ。
真紀ちゃん。
神野を止めたいと言ったのか?言ってないですけど推測です。
ナイス推測!それ絶対合ってるよ真紀。
(真紀の泣き声)あのう。
フルーツ食べますか?フルーツ。
(シゲオ)食べましょうフルーツ!
(シゲオ・堀川)フルーツフルーツ。
(真紀)おいしいフルーツです。
召し上がってください。
あっ?むき過ぎだ。
シッ!うっうまそー!
(シゲオ)食べれますよ。
ねえ?堀川さん!
(堀川)むしろペロリーン!
(シゲオ)ですよねー!動物園並みだ。
あっ。
バカ。
何だ?何だ?シッ!何だ?シッ!
(ノック)交代のお時間です。
あっ。
お疲れさまです。
(益子)おう。
動きある?いえ。
まったく。
くそ!さすが麻薬王。
いいホテル使ってんなぁ。
(鈴江)ずいぶん堂々としたもんですよね。
そうですね。
クリスマスイブコンサート行けねえんだったら1人で泊まってやろうかな。
もう悔しいからさ。
仕事だから。
大金使ってさ嫁怒らしてやるんだよ。
ハハハハ!だから仕事だから!・
(ノック)はい。
(由岐)マルオ!由岐ちゃ〜ん。
元気?うん。
元気だよ。
あのいけすかねえニューヨークのおっさんがさ居心地良さそうっつってたけど。
うん。
いいよ。
えっ?マジで言ってる?奏は?あっ。
誘ったんだけどさ。
「捜査の資料を見ておく必要がある」「行きたければお前だけで行け」っつって。
「はいお疲れさまー」「マルオ。
刑事失格だな!」フハハハ!言う言う。
そういうの。
うん。
やっぱいいね。
由岐ちゃんの笑顔は。
今度は連れてくるからね。
先生も。
うん。
それじゃあ帰るね。
うん。
フフッ。
ううう…。
ううううう…。
それじゃあ帰るね。
うん。
あれ?止めない感じ?「ちょっと待ってマルオ」的なのない感じ?ああー!じゃあ…。
「ああじゃあ」って。
ハハハハ!ハハハハ!ごめんね。
寂しくってさ。
先生もふわふわオムレツのレシピじっと見てたよ。
えっ?居心地悪くなったらいつでも連絡しろよ。
すぐに駆け付けるぜ!シュタ!ブィーン!ヘヘヘ。
なぜ神野と敵対しているロッシが…。
・ただいまー。
おかえりなさい!よし。
一休みするか。
マルオ。
何だよ?コーヒー飲むか?いらね。
飲め。
俺コーヒー嫌いなの。
ほうじ茶なら飲む。
コーヒーを飲め。
いらねえって。
あの。
はっ?・
(ノック)コーヒー入ったぞ。
しつこい!入るぞ。
受験生のお母さんか!?コーヒー飲め。
はっきり言えよ!由岐ちゃんがどんな感じだったか聞きてえだけだろ!?えっ?由岐に会ったのか?言ったじゃん!ああ。
別に聞きたいわけじゃない。
またカッコつけた。
あっ。
コーヒー飲めよ。
飲ま…。
の…。
飲むよ!もう。
言いたいなら聞いてやってもいいぞ。
あんたゆがんでる。
軍隊行くとみんなそうなるの?ねえ!?言いたいなら早く言え。
めっちゃ聞きてえだろ。
あのね…。
あっ。
もしもし。
益子さん。
(益子)あした神野とロッシが会食をする情報をつかんだ。
まっ俺がつかんだわけじゃねえけどな。
またニューヨークのやつら?ああ。
緊急の作戦会議だ。
了解。
切り替えちょ早だわ。
(男性)お待たせ。
(女性)遅い。
(男性)ごめん。
待った?うーん。
いや。
しかし最近の盗聴器は感度最高だね。
うん?なあ。
そろそろ時間じゃねえ?ああ。
神野って時間にルーズな人?いやそんなことはないはずだが。
でもあと2分ぐらいだぜ。
分かってる。
黙って監視しろ。
そうしてるうちにもー!えっ?またか。
もしもし。
(京子)もしもし。
奏ちゃん?ママです。
今はちょっとまずい。
20分後にかけ直す。
ちょっと待って。
死んじゃうかもしれないの。
えっ?ママのたまごっちが。
たまごっち?今ごろ?ママ忘れて外に出てきちゃったのよ。
今ごろたっくさんウンチして病気になってると思うの。
奏ちゃん。
おうちに帰ってウンチ流してくれない?無理です。
今はウンチは無理です。
できれば病院連れてってお薬飲ませてたくさん遊んでご機嫌も満タンにしてほしいの。
無理です。
すいません。
わたしの3人目の子供なのよ!奏ちゃんの弟…。
ウンチがどうしたって?誰もそんなこと言ってない。
言ってたよ!時間だぞ。
遅刻だぞ。
2人とも!シーッ。
うるさい。
危ない!
(銃声)
(銃声)動きを読まれてます。
撤退してください!ふざけんな!
(銃声)無駄だ!性能が違い過ぎる。
(三上)どうして神野に動きを読まれたんだ!?今回のミスでロッシの行方も見失ってしまったんだぞ!落ち着いてください三上警部。
(たたく音)
(三上)しかし!こうは考えられませんか?神野はわれわれの捜査を翻弄するために今回の情報を流した。
(三上)われわれが偽の情報をつかまされたとおっしゃりたいんですか?そう考えるのが自然じゃありませんか?あり得ない。
われわれがもめたら神野の思うつぼです。
あしたから体制を整え直して何とか場所を突き止めよう!
(一同)はい!どういうことだ?ちょっとこれ持ってってやってくんねえ?はっ?ほら。
こっち来た当時よく1人でやってたじゃん。
(由岐)《わたし卓球うまいらしい》1人で退屈してんだって。
お前が持っていけ。
俺今日シゲと合コンなのよ。
久々の。
もう夜の12時すぎだぞ。
3次会でしょうが。
何げにそこが一番チャンスでしょうが!ほら。
早く行ってやれって。
何で俺なんだ…。
早く行けよ。
押す…。
押すな!・
(ノック)
(由岐)はい。
ありがとうございます。
おう。
これ持ってきてやったぞ。
何?それ。
卓球のラケットだ。
見れば分かるけど。
あいつ。
うん?どうしたの?帰る。
ちょっと待ってよ。
何だ?お茶でも飲んでってよ。
時間がないんだ。
あっ。
す…少しなら。
少しならいいでしょ?フッ。
やっぱマルオがいないと駄目だね。
どういう意味だ?いつもマルオがつないでてくれたから。
マンション男2人なんでしょ?ああ。
ああ。
キモいわ。
だからそのキモいっていうのは何なんだ?だって想像しただけで…。
帰るか?帰らない。
だって奏はいちいち口うるさいしマルオはぎゃんぎゃん騒ぐし。
あと2人のケンカ聞いてるとこっちがいらいらしてきてさ。
分かった。
ごちそうさま。
メリークリスマス!
(真紀)まだあしたでしょうが。
(堀川)まっイブイブってことで。
(由岐)退院したんだ堀川。
(堀川)ご心配おかけしました。
(真紀)由岐さんこそ大丈夫?うん。
わたしは全然平気。
もう捜査に戻れたの?もう少しかかりそうです。
完治するまで。
そっか。
(ホテルマン)お客さま。
失礼いたします。
あっ。
お客さまにメッセージカードが届いております。
あっ。
ありがとうございます。
(ホテルマン)失礼します。
(ベルの音)由岐ちゃん?
(鐘の音)
(神野)《来年のクリスマスイブにもまた一緒にこの鐘を聞こう》
(由岐)《ホントに!?約束だよ》
(神野)《ああ約束だ》
(堀川)由岐ちゃん!
(真紀・堀川)由岐ちゃん!
(堀川)由岐ちゃん!
(英語)
(三上)中央埠頭に着いた船に潜入しロッシの組織員たちの会話から取引の情報を割り出しました。
場所は海浜通りにある建設中の駐車場。
現場の指揮はわれわれが執ります。
そちらでは動員できる警察官の手配をお願いしたい。
三上さん。
神野の目的は本当に麻薬取引なんでしょうか?どういうことだ?神野の本当の目的は取引ではなくロッシの命ではないでしょうか?
(大友)ロッシがいなくなれば結果的にアメリカの市場の90%をやつが握ることになる。
(益子)取引んときに暗殺しようっていうことか!目的など関係ない。
神野とロッシが取引場所に現れたら確保する。
それだけの話だ。
早急に周辺捜査人員配置の準備に取り掛かります。
(刑事たちの英話の会話)はいマルオ。
(ゆり)思い出したのね?約束の場所。
イブからクリスマスに日付が変わるとき教会の鐘が鳴るんです。
その横の広場におっきなクリスマスツリーがあってその鐘と同時に点灯する。
(ゆり)それで?また一緒にこの鐘を聞こうねって約束しました。
(ゆり)それはどこなの?それは…。
・
(ドアの開く音)
(ゆり)あ…。
(三上)倒れたそうだな?約束の場所思い出したのか!?
(ゆり)ちょっとやめてください。
診察中です!神野はそこに来るのか?取引の後か!?
(ゆり)やめて!彼女が混乱します!
(三上)言え!言うんだ!これ以上の尋問はやめてください!彼女を連れて帰ります。
(三上)彼女は本人の意思でここにいるんだ。
本人の意思で帰りたいと言えばここにいる義務はないんですね?由岐。
どうなんだ?帰りたい。
だってよ。
彼女の意思によりこちらの保護下に戻させてもらう。
高倉。
もうニューヨークに戻る気はなさそうだな。
失礼します。
由岐。
行こう。
安心しろ。
お前は俺たちが守る。
カッコイイねえ!ヘヘヘ。
ありがとう。
さて帰りましょうかね。
お久しぶりにね。
久しぶりじゃないでしょ。
早く乗りなよ。
先生。
すまん。
行く所がある。
えっ!?せっかく3人揃って帰んのにテンション下げ下げなこと言うなよ!先に帰っててくれ。
(京子)ヘーイ。
ウフフ。
ママうれしい。
奏ちゃんが来てくれて。
あした仕事で来れないから。
(京子)でも今日じゃサンタさんは来ないわよ。
はい。
大丈夫です。
うん。
・
(チャイム)
(京子)はーい!お客さま。
(中谷)あの。
お兄さん!俺刑事になりたくなっちゃいまして。
無理だ。
(カリン)警視庁行ってから中谷君その気なの。
(中谷)あだ名元ベースボールプレーヤーにしてほしいんすよ。
長い。
奏ちゃん。
お客さまよ。
油断したね。
フフフ。
奏ちゃん。
お前。
(由岐)いや。
わたしはやめといた方がいいって。
どうも。
お兄さんの相棒のマルオです。
(カリン)えっ!?相棒なんですか?ってことは紅茶大好きってことですか?亀山君。
事件です。
(カリン・中谷)似てねえ!
(由岐)あの。
由岐です。
(中谷)何すか?お兄さんの彼女っすか?うっ!
(由岐)あっいや。
そういうんじゃ。
もう帰ろう。
(京子)えっ?もう帰るの?帰ろう帰ろう。
何でよ?お母さんもお茶の一つも入れたいですよね?
(京子)うん。
入れたい入れたい。
駄目だ。
帰るぞほら。
うーん。
先生!
(京子)ちょっと待って。
あの。
これ持ってって。
(京子)あした頑張ってね。
はい。
きっとあれよ。
奏ちゃん!「胸撃たれた」と思ったら実は生きてて。
胸のポケットから「これのおかげさ!」ってこのお守りを出したらお守りに弾が刺さってるの!
(中谷)お母さん。
それすごいっす。
(京子)おうおうおうおう。
これは貫通しますよ。
あっそう。
ヤダー!ヤダヤダヤダ。
どうしよう。
ヤダ。
アハハハ。
(由岐)ハァー。
帰ってきた。
やっぱいいっしょ?わが家は。
わが家じゃないけどね。
まあそうだけどさ。
あしたも忙しい。
今日は早めに休むぞ。
あっ。
ちょっちょっちょっ。
味気ねえこと言うなよ。
茶でもしばこうぜ。
あっ。
じゃあわたし入れるね。
ああサンキュー。
うん。
ほら。
先生。
あしたで…。
決着つくんだね。
ああ。
何か楽しかったな。
ここでの生活。
さみしいな。
もう終わっちゃうなんて。
分かんないだろ。
また神野に逃げられたらあしたからもこの生活だし。
望んでるようなことを言うな。
だってつまんなくなるぜ。
終わりだ。
あした神野を逮捕する。
俺は先に休む。
由岐。
何?約束の場所ホントに思い出せてないんだな?うん。
ごめんね。
分かった。
(大友)取引場所周辺と逃走経路の人員配置は以上だ。
よろしく頼む。
(一同)はい。
万一の場合はわたしの指示を仰ぐように。
くれぐれも勝手な行動は慎んでいただく。
じゃあ準備にかかってくれ。
(一同)はい。
(益子)何?何?行きたいの?それ。
残念ながら今夜だよ。
いえ。
嫁と子供が行くんだよ。
クリスマスイブは俺だけ仕事!ずっと根に持ってますねこのコンサートの件。
ハハハハハ!ざまぁみろ。
(益子)えっ?えっ?あんたね呪われるよ!一生幸せになれないよ!
(舞島)はあ?今何っつった?ねえ?もう1回言ってみ!おい先生。
何してんだよ?早く行こうぜ。
ああ。
何怖ぇ顔してんだよ。
これから神野とロッシ捕まえに行くんだぜ?いまさら調べることなんかねえだろ?「ニーナ・ベリーニ」?うん?どうした?止めろマルオ!えっ?何だよ?急に!もしもし課長。
高倉です。
・
(大友)どうした?ロッシは取引に現れません。
何?やつは一人娘のコンサートに今まで必ず出席しているんです。
その娘が今夜東京シンフォニーホールで行われるクリスマスコンサートで演奏します。
きっとやつはコンサートに行くつもりです。
(大友)娘というのは確かなのか?結婚して姓は変わっていますが確認しました。
ということは神野も。
おそらく。
神野はその会場でロッシを暗殺するつもりです。
じゃあ取引はロッシと警察の警備を手薄にするためのわなかよ?分かった。
お前たちはコンサートホールに急いで向かってくれ。
はい!マルオ。
東京シンフォニーホール。
(拍手)オーライ。
レッツゴー!・
(演奏)おい!
(警察官)はい。
特殊捜査課の人間どこだ?
(警察官)いや。
分かりません。
配置に就いたときにはもういませんでした。
おそらく数人のスナイパーが配置されてるはずだ。
えっ!?2人じゃどうしようもねえだろ?
(益子)高倉!助かった。
(益子)おいおい!嫁と子供ここ来てるんだよ!シーッ。
(舞島)今から中で銃撃戦よ。
ヤバいよね?ねえ?嫁と子ヤバいよね!?われわれが救出すればいいことです。
(益子)いやヤバいよ!これヤバいよ!落ち着きなさい。
男でしょう。
それでは配置の説明をします。
(スタッフ)どうしました?
(銃声)
(スタッフ)うわっ!
(男性)着きました。
(スタッフ)何ですか!?
(銃声)
(真中)占拠した。
神野どこ。
(拍手)
(真中)間もなくいくぞ。
(拍手)うっ!
(銃声)
(男性)うっ!ううっ。
うわっ!うんうん!うわっ!うわっ!
(スタッフ)おい。
どうなってんだ?上げろ!
(スタッフ)はい!
(観客たちの悲鳴)
(真中)プランBに変更。
神野。
(銃声)
(男性)うっ。
うっ。
うわー!堀川!?
(堀川)任せてください。
ハァー。
(益子)ゆっくりね!慌てないで!慌てないで!
(男性)気を付けて!ゆっくりでいいですからね。
こっちですよ。
こっちです。
ゆっくりゆっくり。
(益子)あっ。
さあもうパパ来たから大丈夫だ。
なっ?痛いとこないか?
(妻)こんなことあるんだったら先に教えなさいよ!
(益子)いや。
それはさっきね。
(妻)パパ最低!今日玄関のチェーン掛けとくから。
(益子)また!?帰ってこなくていいから!行こう。
(益子)ちょっと。
なあ?ちょっと待って!
(子供たち)パパバイバイ。
(益子)バイバイ。
ご飯食べてくから。
(舞島)組織犯罪対策法違反で検挙する。
死にたくなかったらおとなしくして。
えっ?往生際悪いパターンのやつ?エヘヘヘ。
(銃声)
(男性たち)あっ。
うわっ。
鈴さん!?
(鈴江)銃を捨てろ!頭ぶち抜くぞ!神野!神野!
(真中)うわあーっ!神野!うわあーっ!死ね!ううっ。
ああー。
うううー!
(真中)うわあー!うわー!先生!先生!神野は?逃がした。
マルオ。
手錠あるか?ああ。
OK。
OK。
ああ。
もしもし?
(ゆり)由岐ちゃんがいなくなってるわ。
えっ?神野か!?
(ゆり)たぶん彼女は自分の意思で神野に会いに行った。
場所も全て思い出してるわ。
2014/10/15(水) 15:53〜16:48
関西テレビ1
東京DOGS #10−1[再][字]
「決着のクリスマス・前半」
小栗旬 水嶋ヒロ 吉高由里子 勝地涼 東幹久 ともさかりえ 仲村トオル 田中好子 大塚寧々 三浦友和
詳細情報
番組内容
高倉奏(小栗旬)は、勝手に甲斐崎ヒロト(水上剣星)の病室に行った松永由岐(吉高由里子)に怒りをぶつける。工藤マルオ(水嶋ヒロ)や西岡ゆり(ともさかりえ)がとりなそうとするが、奏は本気で由岐の身を心配していたようだ。
特殊捜査課は、捕らえていた神野京介(仲村トオル)の部下から、麻薬の巨額取引の日時を探り出す。それは、12月24日で、神野が由岐と再会の約束をした日だった。ニューヨーク市警からは
番組内容2
指揮官・三上真一郎(別所哲也)らが来日。三上は、今後の神野捜査の指揮権と由岐を自分たちの監視下に置くと宣言。由岐は身柄をホテルに移された。
神野の取引相手と、その場所はなかなか判明しない。だが、三上はアメリカの麻薬王、デイビッド・ロッシの極秘来日情報をつかむ。三上は、神野とロッシの取引の可能性を示唆するが、奏はうなずけない。
奏とマルオは、捜査課がつかんだ神野とロッシの会食場所を見張っていると
番組内容3
何者かに狙撃されてしまう。どうやら、警察の動きが読まれていたらしい。
クリスマスイヴ前日、ホテルマンが由岐にメッセージカードを持って来た。カードには、神野からのメッセージ。由岐は神野との約束の場所を思い出す。
クリスマスイヴ。奏やマルオたちは、ついにつかんだ神野たちの取引場所へと向かう。
果たして、奏は亡き父の敵を討てるのか?由岐は神野との再会を選ぶのか?そして、マルオは!?
出演者
小栗旬
水嶋ヒロ
吉高由里子
勝地涼
東幹久
志賀廣太郎
臼田あさ美
○
ともさかりえ
○
水上剣星
矢崎広
川口春奈
吉村卓也
○
田中好子(特別出演)
大塚寧々
三浦友和
原作・脚本
【脚本】
福田雄一
監督・演出
【演出】
成田岳
石井祐介
【プロデュース】
鹿内植
音楽
Rita−iota
【主題歌】
「ふたつの唇」EXILE(rhythm zone)
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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