情報まるごと 2014.10.15

こんにちは。
情報まるごとです。
きょうのメニューです。
こちら、エボラ出血熱の感染拡大が止まりません。
国連の安全保障理事会の報告では、今後、新たな患者が急増するおそれもあるということです。
そして右側、まず、医療です。
多剤耐性遺伝子。
一体なんなのか、どんな問題が起きているのか、まるごと解説します。
その下いきましょう。
御嶽山です。
再開された捜索が、再び中止となりました。
山頂付近で積雪も確認されたということです。
そしてこちら、青森ですね、象のオリです。
青森県のアメリカ軍三沢基地に設置された巨大な通信傍受施設です。
解体工事が始まりました。
初めはエボラ出血熱についてです。
国連の安全保障理事会で、今後、2か月足らずの間に1週間当たりの新たな患者数が、現在の10倍に当たる1万人に急増するおそれもあると報告されました。
今、抑え込むことに成功しなければ、未知の状況に陥ってしまうと、強い危機感を示しています。
14日の国連安保理。
新たに発足した国連エボラ緊急対応ミッションのバンベリー特別代表が、WHO・世界保健機関の試算を報告しました。
今後2か月足らずの間に、1週間当たりの新たな患者数が、現在の10倍の1万人に急増する可能性を指摘。
今、抑え込むことに成功しなければ、対処する方法すら分からない、未知の状況に陥ってしまうと、強い危機感を示し、対策を急ぐ必要性を改めて強調しました。
猛威を振るうエボラ出血熱。
アメリカとスペインでは、医療従事者が患者からウイルスに感染した、二次感染と見られるケースが相次ぎました。
アメリカのCDC・疾病対策センターのフリーデン所長は、日本時間のけさ会見し、感染経路は判明していないとしたうえで、次のように述べました。
さらに、アメリカ国内で今後エボラウイルスへの感染が確認された場合の対応については。
オバマ大統領は。
またオバマ大統領は、国際社会の取り組みはまだ不十分であり、多くの国が対策を強化すべきだと述べ、感染拡大を阻止するため、各国が取り組みを強化する必要があると強調しました。
感染拡大が止まらないエボラ出血熱。
検疫を強化する動きも。
イギリスのヒースロー空港では、14日から西アフリカの3か国からの渡航者に体調などを尋ねる対策を始めました。
さらに看護師なども待機し、体温を測ったり、連絡先を聞いたりすることにしています。
イギリスでは来週にかけて、ロンドンの鉄道の駅でも検疫の強化が始まる予定で、対策の精度をどこまで高められるかが課題となりそうです。
続いては御嶽山に関するニュースです。
けさ、御嶽山では積雪が確認されました。
山頂付近の捜索は3日ぶりに再開しましたが、午後、雨が予想されるとして、再び中止となりました。
御嶽山のふもとの長野県王滝村から中継でお伝えします。
臨時のヘリポートとして使われている、王滝村のグラウンドです。
正午ごろからは雨が降ったりやんだりを繰り返しています。
晴れていれば、こちらの方角に御嶽山が見えるんですが、今は雲に覆われています。
また気温も低く、こうした厚手の上着を着ていても、肌寒く感じます。
捜索の中止で、待機していた捜索隊やヘリコプターは、すでに引き上げました。
3日ぶりの捜索も短時間で終わる形となり、自衛隊の隊員の一人は、残念ですと、ことば少なに話していました。
以上、王滝村の臨時ヘリポートからお伝えしました。
けさの御嶽山です。
うっすらと雪が積もっています。
山頂付近では自衛隊員が1センチ程度の積雪を確認したということです。
御嶽山の噴火では、これまでに56人の死亡が確認され、長野県の対策本部は、まだ7人の行方が分かっていないとしています。
山頂付近の捜索は、台風19号の影響で中止していましたが、けさ3日ぶりに、これまでで最大規模のおよそ1900人の態勢で再開しました。
きょうの捜索は岐阜県側からも行われ、岐阜県の緊急消防援助隊の50人も加わりました。
しかし、山頂付近は雲が多く、ヘリコプターで派遣する部隊の一部が着陸できませんでした。
陸上自衛隊が撮影した写真でも、捜索に当たる隊員の足元に雪が積もっています。
白いもやがかかり、視界も悪く、火山ガスの濃度も高いということです。
そして午後から雨が予想されたことから、長野県側、岐阜県側ともにきょうの捜索の中止を決めました。
あすの捜索は状況を見ながら判断することにしているということです。
次です。
まずはこちら、抗生物質。
さまざまな感染症の治療に用いられる、現代の医療になくてはならない薬です。
今、この抗生物質を巡って、新たな異変が起きているんです。
こちらの容器に入った緑色の物質、緑のう菌と呼ばれる細菌の一種です。
健康な人には害はありませんが、がんの患者など、免疫力が落ちた人にとっては、肺炎や敗血症を引き起こす原因となる細菌です。
白い丸い形のものが抗生物質です。
抗生物質が菌の増殖を抑えるため、抗生物質の周りだけ菌がないのが分かります。
そしてこちらも、同様に抗生物質を入れた緑のう菌ですが、菌がなくなっていません。
同じ菌なのに、抗生物質が効いていないんです。
実は今、このような抗生物質がほとんど効かないという事例が相次いで確認されているんです。
一体、何が原因なのでしょうか。
取材に当たっている科学文化部、田中陽子記者とお伝えします。
田中さん、病原菌にこの抗生物質が効かないというのは、どうして起きるんでしょうか?
原因になったのは、多剤耐性遺伝子と呼ばれる遺伝子の一種でして。
こちら、出ましたね。
非常に難しいことばですが、これがなんなんですか?
つまり多剤というのはたくさんの薬剤、抗生物質のことですね。
耐性というのは効かないと、抗生物質が効かないということですね。
なので、ほとんどの抗生物質を効かなくする力を持つ遺伝子ということなんです。
今回、大阪府で新たにこの多剤耐性遺伝子のGESー5という種類が見つかったんです。
これの新しい種類が見つかった?
国内では初めて確認される、新しい種類が確認されました。
このGESー5という遺伝子を例にご説明します。
こちらをご覧ください。
普通の細菌は抗生物質に耐性を持たないため、効く状態にあります。
すみません、細菌というのは、要は病気のもとだと考える?
そうですね。
病気を引き起こすもと、細菌があるとして、これは効く状態です。
そこにGESー5という多剤耐性遺伝子が組み込まれると、この遺伝子が命令を出して、細菌の中で抗生物質を効かなくなる酵素というのを作り出すんです。
それによって、この細菌というのが抗生物質が効かない細菌になってしまう。
この遺伝子によって、つまり病気のもとに薬が効かなくなってしまうと?
ほとんどの抗生物質が効かないという状態になってしまうということなんです。
この遺伝子は周りにほかの細菌があると、くっつくことによって、この遺伝子をほかの細菌にも移してしまうと、また次の細菌にも移してしまう、次の細菌にも移してしまうというふうに。
増えていきますね。
どんどん多剤耐性遺伝子を持つ細菌を増やしていってしまうんですね。
そうすると別の細菌も、ほとんどの抗生物質が効かなくなってしまいます。
こうして、抗生物質がほとんど効かない細菌、つまり耐性菌というのが増えていってしまうという、こういう仕組みなんです。
このように抗生物質に耐性を持つ細菌が増えると、人間の体にどういった影響があるんでしょうか。
今回、GESー5という多剤耐性遺伝子は、緑のう菌という細菌に入り込みました。
緑色の、この細菌ですけれども、この緑のう菌は感染力がそんなに強くなくって、健康な人には問題がない菌なんです。
ただ問題になるのは、がんの治療などで、免疫が低下したような、そういう抵抗力の弱った患者さんで、肺炎ですとか、敗血症だとか、そういった感染症を引き起こしてしまう細菌なんです。
治療の切り札になる抗生物質がほとんど効きませんから、感染症が治らずに、もともとの病気の治療というのも難しくなってしまうんですね。
感染した人の状態によっては、深刻な事態につながるおそれがあると?
そういうことなんです。
またやっかいなのは、先ほどのようにGESー5というのが、より病原性の強い細菌にも入り込む、そういう可能性があるということなんです。
例えば大腸菌っていうのは、健康な人でも、普通に腸の中にいるような菌なんですが、こういう、大腸菌が、健康な人でもぼうこう炎っていったようなそういう身近な病気を引き起こす原因菌になります。
これがもし多剤耐性遺伝子を取り込んでしまうと、大腸菌に対して、抗生物質が効かないということになる、ほとんど効かないということになるので、身近な病気ですら治療することが難しくなってしまう、そういう事態も懸念されているんです。
そうすると、この多剤耐性遺伝子って、どこから発生したのかっていうのが気になるんですけども、今回発見されたGESー5というのは、日本で初めて発見されたということなんですが、どこからやってきたんですか?
これはここ数年、ヨーロッパですとか南米ですとか、そういった所で頻繁に検出されていました。
ですので、専門家は海外の医療機関で治療を受けて日本に帰ってきた人、そういう人が日本に持ち込んで、なんらかのルートで今回、見つかった病院に入り込んだというふうに見ているんです。
こちらをご覧ください。
これはGESー5と同じように、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性遺伝子なんですけれども、この白字のもの5種類というのは、これ、これまでに見つかっていたものなんです。
最初のIMP型というのを除いて、これらはすべて海外から持ち込まれたものというふうに見られています。
ここ数年、特に増えていますよね。
そうですね。
2009年以降、多いですね。
そうなんですね。
この背景というのは、欧米などというのが、日本に比べてこういう多剤耐性遺伝子を持った細菌が検出される割合というのが、非常に高い状態になってきていて、大きな問題になってるんです。
またその日本から海外に旅行だとか仕事だとか、そういうので出かけて、そこで病気になったり、けがをしたりということで、海外の医療機関で医療行為を受ける、そして日本に帰国する、日本の医療機関に入院する。
そういったケースも増えていると見られていて、そうした人を通じて、これらの多剤耐性遺伝子というのが持ち込まれていると見られています。
グローバルな移動が増えてきたっていうのも背景にありそうですね。
これまでも抗生物質の効かない細菌っていうのはニュースにありましたけれども、そういったものも理由は、原因はやはりこの多剤耐性遺伝子だと考えていいんですか?
そうですね。
主にこういった仕組みで耐性菌になっているんですけれども、ほかの仕組みで耐性になっているものもあります。
ほかの仕組みもあると。
今後、この多剤耐性遺伝子、どのような対策を取ればいいんでしょうか?
そうですね。
例えば、海外から帰ってくる患者さんを受け入れる、そういうことが多い、東京の国立国際医療研究センターでは、海外での治療歴がある患者さんというのは、まず入院するときに、必ず細菌の検査をするようにしているということなんです。
検査結果が出るまでしばらくかかりますけども、その間はもう耐性菌がいるものとして考えて、個室で管理をして、そのような対策を取ると、そういうことも院内でルール化してやっているということなんです。
そうすると、去年、海外から戻ってきた患者さんという野が5人いらっしゃったそうなんですが、そのうち4人から海外で問題になっている耐性菌というのが、検出されているということなんですね。
確率は高いんですね。
そうですね、非常に確率が高いというふうに、専門家の方もおっしゃっていました。
こうした形で、医療が高度化する中では、感染症対策というのは土台中の土台なんですね。
耐性菌が増えて、その土台が揺らいでしまえば、どんな高度医療も、台なしになってしまうので、持ち込まれても、新たなものが持ち込まれても、それを広げないと、国内で広げないと、そういう対策を医療機関も取っていくことが大事だと思います。
続いて、最近相次ぐ痛ましい事件についてです。
7月、さいたま市の全盲の男性が連れていた盲導犬が何者かに刺されました。
先月には、埼玉県で盲学校の全盲の女子生徒が、足を蹴られる被害に遭いました。
さらに、インターネット上にはこんな書き込みが。
通学時間をずらしたら?
邪魔。
なぜ今、こんなことが起きているのでしょうか。
視覚障害者が巻き込まれるトラブル、実は各地で起きています。
どんなトラブルが起きているのか、また、防ぐにはどうしたらいいのか、北九州放送局からのリポートです。
福岡県内に住む全盲の女性です。
4年前、福岡市で盲導犬に落書きをされました。
落書きされた日、女性は福岡市の天神へ行くため、地下鉄に乗りました。
土曜日の日中で、車内には立っている人もいたといいます。
到着したデパートで聞かされたのは、目の周りを黒く塗られ、口元にはひげが書かれた姿でした。
未熟児で生まれたことによる目の病気で失明した女性。
毎日の通勤には盲導犬が欠かせません。
盲導犬が狙われた埼玉県の事件を聞いて、何を感じたのでしょうか。
視覚障害について理解し、相手の立場になって考えればトラブルは減らせるのではないか。
八幡西区の高校で、北九州視覚特別支援学校の教師が、授業を行いました。
視覚障害者の中にも、全く見えない人と、視野の一部が欠ける人など、見え方に違いがあることなどを紹介しました。
授業のあと、生徒たちはそれぞれのクラスで一人一人がどういった行動を取ればいいのか、考えました。
取材した森記者が、北九州放送局のスタジオにいます。
森さん、盲導犬に落書きなんて聞くと、本当に悲しくなりますね。
そうですね。
本当にあってはならないことだと思います。
見えない人にとって、盲導犬は目と同じです。
いたずらでは済まされない問題です。
盲導犬は傷つけられたり、いたずらされたりしても、ほえたり逃げたりしなかったんでしょうか。
盲導犬を連れていた人が気付くような反応はしなかったようです。
盲導犬は痛みを我慢するような訓練はしていませんが、むだにほえたりはしない、比較的穏やかな性格の犬が選ばれて訓練されています。
福岡県内では、落書きのように意図的に引き起こされるトラブルのほかにも、視覚障害者の白いつえ・白じょうを巡っても、トラブルが起きていることが分かりました。
北九州市に住む、吉松政春さんです。
高校生のときに視力を失いました。
長年、電車通勤をしています。
つえに引っ掛かったり、ぶつかったりするトラブルは、どうしたら防げるのでしょうか。
こんにちは、きょうはどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
視覚障害者に歩行指導をしている訓練士の方たちに教えてもらいました。
あるんですね、種類が。
一方、道交法では、自転車や車の運転手も、白じょうや盲導犬で歩行している視覚障害者を見たら、通行を妨げてはならないと決められています。
基本的な歩き方も見せてもらいました。
孤を描くように、左右に均等に振っていただきます。
このように、左右に路面をタッチして、障害物がないかを確認しながら歩きます。
進む方向を面で確認しないといけませんもんね。
そうなんです。
結構、左右の幅を使うんですが、これ、測ってみたら1メートル近くありました。
必要な幅は個人差があり、体格によって変わるので、体が大きい方はもっと必要かもしれません。
横を通る場合には、余裕を持たないとつえに引っ掛かってしまいます。
またこういうケースも多いそうです。
白じょうで歩行している人より先に行こうとして。
引っ掛かってしまいます。
あとで通ることにして、数秒間待てば、お互い安全に通れますよね。
そして最近多いのは。
歩きスマホですか?
そうです。
歩きスマホの人とぶつかるケースが増えているということです。
先ほどご紹介した吉松さんは、世の中には健康で元気な人ばかりではない。
いろんなハンディを持っている人がいるんだということを理解してほしいと話していました。
今回の取材を通して、ほんの少しでも関心を持って周りを見て、相手が置かれている立場を想像してみることができたら、トラブルはなくせると感じました。
北九州から森記者でした。
次です。
母乳に含まれている脂肪酸が、子どもの体内で脂肪を燃やす遺伝子のスイッチを入れる働きをしていることが、東京医科歯科大学などのグループの実験で分かりました。
グループは、乳児期に脂肪酸を摂取することが、糖尿病など生活習慣病の予防につながる可能性があると見ています。
研究を行ったのは、東京医科歯科大学の小川佳宏教授らのグループです。
生後まもないマウスの赤ちゃんと、母乳で半月余り育てた赤ちゃんで、脂肪の燃焼に関連する3つの遺伝子の状態を比較。
その結果、母乳で育てたマウスの赤ちゃんでは、3つの遺伝子のいずれにも、脂肪を燃やすスイッチの役割をするたんぱく質に母乳に含まれる脂肪酸が結合し、スイッチをオンの状態に変えていました。
またその結果、遺伝子の活動量も生後まもない赤ちゃんに比べ、2倍から4倍活発になっていました。
グループによりますと、ヒトにも同じ仕組みがあるということで、スイッチをオンにできないと、体内に脂肪がたまりやすくなり、糖尿病など生活習慣病のリスクが高まることも考えられるということです。
けさ、朝から寒いぐらいじゃなかったですか?
そうですね、ぐっと冷え込んだ印象ですよね。
そうなんですよね。
さあ、各地、現在、どんな様子でしょうか。
気象情報、奈良岡さんです。
この時間も気温が上がっていない所もあります。
そして各地できょうは、冷え込んで、今シーズン一番気温が下がった所が多くなりました。
またこちらでは、冬の便りも届きました。
今の北海道函館市内の様子です。
すっきりと晴れています。
午後2時20分現在の気温は16度3分あります。
けさは3度8分まで下がり、今シーズン最も低い気温となりました。
そして函館ではきょう、初霜が観測されました。
平年より4日早い初霜です。
では各地の現在の気温の様子を見ていきましょう。
水色の表示の20度に届かない所が多くなっています。
特に東京は14度8分と、肌寒いくらいとなっています。
そしてあすの朝はけさと同じか、けさよりもひんやりしそうです。
暖かくしてお過ごしください。
では今夜の気温の予想から見ていきましょう。
白色の表示は10度を下回る所です。
北海道から東北、そして東日本の内陸部、また西日本の一部で今夜9時の時点で10度を下回りそうです。
また標高の高い山では、降れば雪になるような気温となりそうです。
そしてあす朝6時の気温の予想を見ていきますと、日本列島はほとんどの所で白色の表示となりそうです。
西日本も10度を下回る所が多くなりそうです。
さらにここにあすの朝の予想最低気温、あわせて見ていきますと、山口は8度、そして熊本は9度と、1桁の気温の予想です。
また京都も10度と、これは10月上旬並みの予想です。
また東京も、今シーズン最も気温が下がりそうです。
暖かい服装で体調を崩さないようにお気をつけください。
そしてきょうは、全国的に晴れている所が多くなっていますが、関東などで雨が降っています。
雨雲の様子を見ていきましょう。
3時間前からです。
きょうは午前中から東海、そして関東で雨雲がかかりつづけました。
この時間も雨が降っています。
このあとの雨の見通しを詳しく見ていきましょう。
きょうの夕方も東海から関東にかけて雨雲がかかりつづけそうです。
ただ、夜はしだいに遅い時間になりますと、雨の降る範囲は少なくなりそうです。
そしてあすの明け方には、雨はやむ所が多くなるでしょう。
ではあすの予想天気図です。
あすは晴れる所が多くなりそうです。
ただ、北日本では天気は下り坂です。
この日本海から低気圧が近づいてきます。
このために北日本や北陸は、夜には雨の降る所がありそうです。
ではあすの全国の天気です。
では次です。
アメリカ軍の三沢基地に設置された巨大な通信傍受施設が解体されることになりました。
仙台から飛田さんです。
この施設は東西冷戦時代に旧ソビエトなどの無線を傍受するため、青森県のアメリカ軍三沢基地に設置された象のオリと呼ばれる通信傍受施設です。
通信のデジタル化などで役割を終え、解体工事が始まりました。
アメリカ軍三沢基地の姉沼通信所にある通信傍受施設は、数十本のアンテナを設置した、高さおよそ42メートル、直径およそ440メートルの円筒形の施設です。
巨大なオリのように見えることから、象のオリと呼ばれています。
きょうはアメリカ軍の関係者や地元の青森県三沢市の副市長などが出席して、解体を始める式典が開かれました。
象のオリは、およそ50年前の昭和40年に設置され、東西冷戦下では、旧ソビエトや中国などの無線を傍受してきましたが、通信のデジタル化などで、2年前の平成24年に運用を終えていました。
アメリカ軍の象のオリは、国内では沖縄県読谷村の楚辺通信所にもありましたが、7年前に解体されています。
三沢基地の施設の解体は来年まで行われ、作業が終わると冷戦時代を象徴するアメリカ軍の象のオリは国内から姿を消すことになります。
続いて、こちらのマタニティーアートです。
妊娠中の女性のおなかに、いろんな絵を描くそうなんです。
最近、妊婦さんの間で人気を集めているそうです。
色とりどりのかわいらしい絵が描かれているのは、妊娠中の女性のおなかです。
臨月を迎えた大きなおなかをキャンバスにする、マタニティーアートです。
マタニティーアートは、アメリカやヨーロッパで10年ほど前から人気が出始め、日本でもこの数年、体験する人が増えています。
家族や赤ちゃんなどをイメージした絵が描かれます。
京都市内でマタニティーアートに取り組んでいる深尾亜紀さんです。
京町屋を改装したカフェを経営するかたわら、趣味で絵を描いていて、これまで手作りの絵本などを作ってきました。
マタニティーアートを始めたのは2年前。
妊娠した友人に、子どものころ、テレビで見たアメリカのマタニティーアートを描きたいと思ったのがきっかけでした。
評判を聞きつけた女性が、この日、深尾さんを訪ねてきました。
初めてのお子様ですか?
3人目になるんですけど。
そうですか。
まもなく男の子を産む予定のこの女性。
今回は帝王切開の予定です。
不安も?
そうなんです。
ちょっと怖いのもあって、不安なので。
おなかを出してもらうため、負担がかからないよう、室内は暖かくしてあります。
大丈夫です。
あー、本当に大きいおなか。
ぱんぱんなんですよ。
早速、専用のクレヨンを使って、輪郭を描いていきます。
こそばくないですか?
はい、大丈夫です。
その上から水性絵の具で色をつけていきます。
深尾さんは、生まれてくる男の子とお母さんを、2匹のチョウチョに見立ててデザインしました。
不安を和らげてもらおうと、意識的に明るい色を選ぶようにしています。
出産予定の10月に咲いている、コスモスも取り入れました。
描いているときに、赤ちゃんが動くこともあり、まさに命を感じながら描いていきます。
あー、できました。
ありがとうございます。
2時間後、マタニティーアートが完成しました。
妊婦さんは自分では全体が見えないため、カメラで撮ってもらって確認します。
かわいい。
こんにちは。
以前、マタニティーアートを描いてもらった女性が、赤ちゃんと一緒に深尾さんのもとを訪ねてきました。
この女性は新婚旅行で訪れたハワイの海をイメージして、魚やウミガメを描いてもらいました。
絵を描いてもらった3週間後、無事、元気な男の子を出産しました。
出産直前まで、マタニティーアートの写真を見て、自分を勇気づけていたといいます。
実際、このマタニティーアート、広がってきてるなっていう実感があります。
実感があるんですか?
私の友達でも、妊娠してる友達が、実際にこのマタニティーアートをして、フェイスブックにあげていたりして。
なるほどね。
やっぱり気持ちを明るくする力があるのかもしれないですね。
そうですね。
とってもかわいらしい絵ですからね。
リポートでご紹介しました、10月出産予定の女性は今月初めに無事、男の子を出産しました。
母子共に健康だということです。
子どもが大きくなったら、写真を見せて、この中に入っていたんだよと教えてあげたいと話していたそうです。
続いては、東日本大震災の影響でふるさとを離れ、暮らしている人たちの状況についてです。
松山からです。
東日本大震災の影響で、四国に避難している人を対象に、松山市のNPOがアンケートを行いました。
回答した避難者の5人に1人が、重度のうつ状態にある可能性が高いことが分かりました。
アンケートは、うつ病対策などに取り組む、まつやましのNPO、こころ塾がことし6月と7月に、福島県や宮城県など9つの県から四国4県に避難している273世帯を対象に行ったもので、23%に当たる64世帯から回答がありました。
この中でうつの症状があるかどうかを調べる検査で用いられる、無力感や漠然とした不安など、15の項目を尋ねたところ、世帯を代表して回答した64人全員が、うつの状態にある可能性が高いと判定され、このうち、およそ5人に1人に当たる14人が重度のうつ状態にある可能性が高いことが分かりました。
また、必要としている支援を複数の項目で選んでもらったところ、住居と情報提供がそれぞれ16.3%で最も高く、次いで就労が15%でした。
NPOでは、アンケートの結果を愛媛県内のすべての市と町と四国のほかの3県の担当課に知らせて、支援に役立ててもらうとともに、今月末から別の支援団体と共に避難者の家を訪問して、生活と精神の両面で支援を行うことにしています。
ルーレットやカードゲームをはじめ、さまざまな賭け事が楽しめるカジノ。
このカジノを中心とした複合型観光施設の設置を推進する法案を巡って、議論が本格化しています。
きょうのトクする日本語は、カジノについてです。
トクする日本語、杉原満アナウンサーです。
こんにちは。
日本では競輪や競馬などのいわゆる公営競技を除いて、賭博というのは禁止されていますね。
カジノというのはその賭博を例外的に解禁しようとするものですから、慎重論が根強くあるわけですけれども、進めたいという理由は、経済効果が大きいとされるからですね。
このことは、カジノということばの由来にも関係するんです。
ことばに?
カジノというのはフランス語ですが、語源はイタリア語で、小さい家という意味のことばなんですね。
イメージと合わないですけどね。
もともと、王侯貴族が別荘地や庭園に娯楽のために作った小さい家、小邸宅をカジノといいました。
ですから娯楽場という意味も出来たんですね。
16世紀のイタリアでは、こうした小邸宅にはたいてい、ルーレットやカードのテーブルがあって、賭け事が行われたんですね。
ですから、カジノは賭け事、賭博場という意味にもなりました。
17世紀ぐらいになると、ヨーロッパ各地に上流階級の遊び場としてのカジノが定着したとされているんですね。
今でもカジノというのは、世界の富裕層、つまり大金持ちが集まる場所という性格も持っています。
例えばラスベガスでも、1回の滞在中に数億円の賭けをするという人がいるそうで、英語ではそういった人を表すハイローラーという、特別なことばさえあるんですね。
ですから、カジノの周りには、ホテル、レストラン、ショッピングモールなど、いろいろな施設が集まりますが、最高級のものが求められる。
したがって、大きなお金が動く。
地元に落ちる金も大きくなるし、雇用される人数も多いということで、メリットが指摘されるわけですが、当然、賭博場ですから、デメリットもいろいろ指摘されて議論になっているということなわけです。
日本でも古くは、貴族のやはり遊びとしての賭け事というのがあったんですね。
というのは、ばくちというのは、こういう字も書きますよね。
これ、もともとばくえきと読みました。
ばくというのは、すごろくのこと。
えきというのは碁のことで、つまり勝負を争う遊戯の総称がばくえきだったんですね。
平安時代にこういったばくえきが流行するんですが、金品を賭けて行われたので、次第にこれが賭け事の意味になったんですね。
そして博だけで賭け事の意味を表すようになって、博を打つということばから、ばくちということばができてるんですね。
これもばくちと呼ぶようになりました。
でも、ばくちもこうやって見ていくと、カジノももともとは、貴族たちの遊びだった。
つまりお金があり余っている人たちの遊びだったということは、われわれもちょっと覚えておいたほうがいいのではないかと思います。
それでは現在の熊本県八代市の映像に乗せて、あすのお天気です。
あすは、晴れる所が多くなりそうなんですね、日中。
ただ、北日本では次第に天気が下り坂です。
夜になりますと北日本や北陸、雨の降りだす所が多くなりそうです。
雷を伴う所もありそうなんです。
続いて気温の予想を見ていきましょう。
朝の最低気温はあすも低いです。
札幌は7度の予想です。
そして仙台から福岡にかけても12度ぐらいの所が多くなりそうです。
広島10度まで下がるでしょう。
そして日中の最高気温はといいますと、関東から西の地域は22、3度の所が多くなりそうですから、東京では京日中、肌寒くなっていますけれども、きょうよりは日中の気温、大幅に高くなりそうです。
あすの気温でした。
日中はきょうよりも高めだけれども、朝は?
朝は東京はけさよりも低くなりそうですね。
けさより寒くなるんですか?
けさ、結構寒かったですよ。
もっと寒いです。
もっと寒い。
一番寒くなるかもしれないですね。
そんな日に、気象予報士の奈良岡さんは、どんな服装で出かけようかなと、今のところ考えてますか?
悩ましいんですけれども、薄でのコートはもう着たいなっていうぐらいです。
そう?もう?
ただ、日中は暖かいですから、そこがちょっと悩みどころです。
朝だけで考えたら、薄手のコートほしいです。
2014/10/15(水) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
情報まるごと[字]

▽抗生物質が効かない 細菌変える遺伝子とは 【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子

詳細情報
出演者
【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気

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