生字幕放送でお伝えします
気持ちいい!
秋晴れですね。
天気もいいですしね。
そよ風に微妙に流されつつあるんですよ。
ただ、これは本当に楽しいですね。
われわれは今、ハンギーという木のおけに乗ってるんですがこれがまたなかなか難しいんですよね。
ユージさんが離れていってますけどね。
どうですか、こんなもの見たことありますか、郁恵さん。
見たことないですけどずっと見ていられますよ。
丹沢さん、大丈夫ですか?
流されてますね、完全に。
そして、われわれはこのハンギーをこぐのに手に持っている、この木の板。
これをオール代わりにしてこうやって進んだりとか回転したりするんですね。
ユージさん、慣れてますね。
上手。
僕、初めてやったんですけどセンスがあるみたいですね。
今では地元の方々、慣れていますから通勤・通学には欠かせないんです。
適当なこと言わないでくださいよ。
ここは佐賀県神埼市、今私たちがいるのが農業用の水路クリークなんですがここであるものを収穫するのにこのハンギーが使われるんですね。
実は、このクリーク秋はおいしいものの宝庫なんです。
収穫の秋クリークの恵みを味わい尽くします!
まずは上がらないといけない。
私、ちょっとユージさんと違って結構、運動おんちなほうなんで。
ここはクリークっていうんですよ。
農業用の水路なんですよ。
きょうの舞台はこんなところです。
田園風景が広がる佐賀県東部の神埼市。
田んぼや畑に水を引くために整備された用水路のことをクリークといいます。
佐賀平野のクリークの総延長はなんと、およそ3000km。
日本列島の長さに匹敵するほどなんです。
このクリーク室町時代から佐賀平野にあったといわれている生活に密着してるんです。
さっき、われわれがハンギーで浮いていたクリークと実は同じクリークなんです。
なんだろう?これ。
なんかが茂ってる!
これ紫色の花目立つと思うんですがこれ、ホテイアオイという水生植物です。
食べられるんですか?
これは、食べられないです。
奥のほうでハンギーに乗った地元の方々が何か採ってるの分かりますか?
分かりますけど何を採ってるの?
あれが、秋の味覚なんですよ。
私たちも食べます?
あまり食べたことないかもしれません。
ヒシの実なんです。
まさにどういう形でしたっけ。
まさに、こんなヒシの実。
クリみたいな感じ?
味がクリみたいな感じなんですよ。
ちょっと今回、特別にせっかく、皆さんやってますから丹沢さんも中に行ってチャレンジするということで。
丹沢さんが行くの?
僕が行くんですよ。
でも、ユージさんはもっと大変なところにこれから、行きますからね。
僕が全身ウエットスーツを着てる理由が後ほど分かると思います。
まずは丹沢さん。
それ、簡単に倒れちゃったりするんでしょう。
これ、簡単にひっくり返ります。
緑があるので、なんか見た目の安心感はありますけどここもちゃんとしたクリークなので落ちたら池です。
深いの?クリークって。
結構、ここも足が立たないぐらいですね。
丹沢さんも無事に乗れましたので僕は地元の人たちだけが食べてきた、この時期レアなあるものをゲットしていってきますね。
とりあえず、来ました。
ここ、ヒシの実が水の中にいっぱいあるんですよ。
私だけではもちろん心もとないのでこちら、ヒシの実を採って60年このクリークの管理をされてる牟田利春さんに教えていただきます。
このハンギーっていろんな180度回転するしヒシの実は採りやすいんですね。
そうですね。
どんなふうに採ればいいか教えていただけますか。
前方のこれを…。
反転していただいて。
どの辺がいいんでしょうか。
あ、ついてますね。
これです。
郁恵さん、見えますか。
これこれ。
赤いやつ。
それがヒシの実?
ヒシの実なんですよ。
牟田さん、食べ頃だともう一つ出していただきましたね。
こちらにも1つ、ついてますけど。
どれぐらいが収穫の時期なんですか。
やはり、この辺りが一番、成熟して食べ頃のヒシということになります。
見てくださいよ。
もう少し大きくなるの?
これぐらいがちょうどサイズとしては…。
牟田さん、これはどうやって食べるのがおいしいんですか?
これは、湯がいて食べれば、クリとまた違ったおいしい味がいたします。
これ、1個採ってみてもいいですか。
ちょっとねじりながらぱきっと。
こんな感じで収穫していくんですね。
初めて見た。
いっぱい採ってますね。
今が収穫時期なんですね。
今が一番旬です。
今年は、天候の都合で若干、遅れております。
結構、このあとも長く収穫できるんですか?
これから約10日間ぐらいになるでしょうかね。
それぐらい本当に短い時期の味覚なんですね。
成熟すると実が落ちて、来年の種子になる。
皆さんふだん着で乗ってますけど落ちることはないんですか?ハンギーで。
たまにひっくり返ることはあります。
牟田さんもベテランでもありますか。
乗りたてのころはね。
牟田さん落ちたら落ちたで…。
男性の作業なんですか。
今映ってるの男性ばかりですけど。
男性も女性も。
こうやってクリークのヒシを大事に残しているんですね。
郁恵さん、私もうちょっとヒシを採ってからいこうと思います。
郁恵さん!僕は今度、広いクリークにやってまいりました。
こちらでゲットをするのは魚です。
このクリークは特に魚が多くいるそうで。
フナやウナギ、スッポンなんかも取れたりするそうです。
ちょっとお話を伺ってみましょうか。
クリークで50年魚を取り続けてらっしゃる馬場昭さんです。
早速、見せてもらってもよろしいですか。
馬場さんはここで50年やってますからもうベテランの方です。
今から網を投げてくれますよ。
これがまた難しいんですよね。
これ、僕なんかもやらしていただいたんですがやったら、もう本当に1か所にいっちゃうだけなんですね。
おー!上手。
すばらしいです。
この投げた網に果たして何かかかっているのか。
馬場さん、お願いします。
ゆっくりと、ゆっくりと…。
網が上に上げられるところです。
手応えありますか?馬場さん。
いや、何も入っとらんね。
ということで、残念ながら何も入ってませんでしたが昔の農閑期は地元の皆さんでクリークのフナなんかを取ったりして皆さんで分け合いながら食べていたということです。
郁恵さん、残念ながらこちらでは取れませんでしたが…。
馬場さん。
ありがとうございました。
本当はよく取れるはずなんですが。
本日のメインディッシュがあります。
それもクリーク?
そうです。
まさにこちらもクリークでございます。
頭の広い特徴的な葉っぱがたくさん見えますね。
この葉の下に隠れたとっておきの味覚を探ります。
そして、生い茂っているのはハスの葉ですね、これは。
ということはハスの葉の下にあるのは…れんこん。
私、大好き、れんこん。
自然に生えているものです。
天然物。
天然物なんですよ。
あ、水面に何かいましたね。
ぶくぶくいってる。
かっぱか?出ました!人間でした。
こちらは、れんこん採りの達人新井さんです。
いらっしゃーい!
きょうは、れんこん採りを手伝っていただきます。
ということで、私がウエットスーツを着てる意味が分かったと思います。
入ります!
そんな、深いの。
深いらしいんです。
今の時点ではちょうどひざぐらいですね。
どこから深くなるか僕も分からないんで探りながらいきますよ。
もう、深いですよ。
だって、ユージ君身長、高いですよね。
僕、185cmあるんですけど…うわー!これ、首まできてますよ。
カメラさんついてきてくださいね。
これはすごい体勢ですよ…。
足元はふわふわした土のような感じで時折、深いところもあるけれど基本的にはこれぐらいで大丈夫ですね。
ここからがれんこん採りですがこれ、足元に何かいろいろ当たったりしてるんですけどこれ、なんですか?
それ、たぶんれんこんだと思いますよ。
両足をずっと、さしこんでいく。
そうすると根っこに当たる。
新井さん、せっかくなんでお手本みしてもらってもいいですか。
足が当たったら足の甲をれんこんの下に入れて泥をはいでしまう。
そしたら、上のほうも足の平でひらってしまう。
カメラさんは水の中に、入らないよね。
半分、つかってますよ。
水の中での作業は今の話を聞いて想像するしかないんですね。
僕がここでレポートします。
それでは、お願いします。
これ、また水の中が濁っていまして…。
足が上に出ているということは新井さんは逆さまになってますねこれ。
あっという間に出てきましたね。
採れた!おお!長い。
すごい。
こんな長いんですか!見たことありますかこんな長いれんこん。
初めて!食べたい。
われわれがよく目にするれんこんというのはやっぱ品種改良されたれんこんなんですよね。
これ、天然ですよ。
昔から日本にある天然のものというのはこういう形をされていたそうなんです。
細長いのが特徴なんですよね。
もう1本いきますか?
新井さん、お願いします。
すごい、達人ですね。
本当に自然に生えてるものなので新井さんも、生で探してくれてます。
どうでしょうか。
もぐると水がやっぱり濁ってますので正直、ゴーグルは目を保護するためだけのもので見るためのものではないですね。
新井さんだったらもっとでかいの採れると信じてますよ。
達人、いきました。
これは時間がかかってるのでもしかすると、過去最大の大物が出るかも…。
どうでしょう。
ちっちゃ!
出ました…ちっちゃい!ちっちゃいけどそれでも立派ですね、これ。
これ、いいじゃないですか。
これも、れんこん?
これもれんこん。
これが大きくなったやつがこれ。
これがどんどん成長してこの細長いものになって太くなっていくわけですね。
その細いのがどのくらいたったら…何年?
これね大きくならないですよ。
秋口ですから。
春に、このぐらいなったやつがこうなるんですね。
これ、せっかくなので天然のれんこん、なんといっても特徴がありまして粘りけがあるそうなんですね。
今回は折らせていただきます。
ほら!見えます?
見えます、見えます。
糸引いてる。
この粘りけ、びよーんって。
これなんですよ。
これが天然物のれんこんの特徴。
これはすばらしい。
本来ならこれ生でかぶりついても問題ないそうなんですがちょっと僕の神経質な部分が出ましてちょっときれいにしたいなということで、やめておきます。
地元の人だけしか食べないんですかね。
天然れんこんは地元の人だけですね。
養殖は一般の人。
一般の人が食べてるのは全部養殖なんですね。
栽培してないのに自生するっていうのは本当、不思議ですよね。
それは、やっぱり新井さんも含め皆さんが採っているということに意味があるんですよね。
放っておいてもならないんですよ。
ちゃんと間引くというか適度に採らないといけない。
それで、新しいところにれんこんが生えてくる。
そして田んぼの栄養価のある田んぼの水がクリークに落ちていく。
そういうことなんですね。
せっかくなんでこのあとは、採れたてのれんこん新井さんのお宅でいただきます。
郁恵さん。
私は新井さんのお宅にいち早くお邪魔しています。
お庭にクリークの恵みを味わう会の皆さんに集まっていただいてます。
皆さんよろしくお願いします。
さまざまなクリーク料理を用意していただいたんですが先ほど、私が収穫していたヒシ湯がいていただきました。
これ、どんなふうに食べればいいですか。
このまま?真ん中、今ナイフで割れているんですけど。
これを、ぐいぐいっとやると実が、中の白いものが出てきてるでしょ。
これをぱくっと。
意外に甘い。
これ、塩味が利いていて、なんか本当に、これクリですね。
お芋よりもはクリっていう感じなのね。
結構、クリとサツマイモみたいな感じもしますし結構、植物性の柔らかい甘さですね。
生のものっていうのも結構、生で…。
これ、硬いんだ。
結構生は硬いです。
生でもそのままぱくっと地元の方食べてるようなんですね。
白い部分、いきますね。
このままでもおいしいです。
シャリシャリってした感じになってますね。
ほかにもヒシを使った焼酎なんかも実は作られているんです。
今、ユージさんがこっちにまさに自転車で向かってきています。
収穫を終えたユージさんが。
今回、いろんな現場が離れているので…。
ユージさん、お疲れさまです。
採れたてのれんこん持ってきました。
まずは洗ってください。
うわー!
すばらしいこんなれんこんが採れたということなんですね。
改めてれんこんを採ってくれた新井さんを紹介したいんですが新井さん、実は地元では誰かに似てると。
ある有名人に似ているといわれるんですが、横顔が似てるんですけどどうでしょう?
斜め45度からお願いします。
あの大物の俳優の方によく釣りにいかれているあの方に…。
正解は…。
西田敏行さん?
残念!松方弘樹さんと…。
本当に、松方さんありがとうございました。
よく言われます。
そんな新井さんが採った生れんこんをちょっと食べていきたいんですが。
これは先ほど採ったものはまた別のものですが新井さんが採ったものということで。
ちょっと、おしょうゆつけて。
生れんこんですか。
本当に切っただけの刺身ですね。
おしょうゆをつけていただきます。
うん!シャッキシャキだ。
程よい粘りけもあって。
粘りけも程よくあるんですけどシャキシャキ感がすごくてあとは甘みがすごい広がります。
おしょうゆをつけるとなおさら、引き立っていい香り。
そこでしか食べられないんだもんね。
なかなか佐賀県に住んでてもほとんど食べることがないですからね。
そして、こちら。
じゃん!
これ、筑前煮なんですがただの筑前煮ではありません。
もともと豊臣秀吉が兵士たちに力をつけさせるために作らせたのが始まりといわれていたんですが元祖はこのクリークでも取れるあるものを使っていたんです。
これ、普通、鶏肉でしょ。
なんだと思います?
鶏肉じゃないってことね。
何かなんですよ。
クリークで取れるもの。
フナ?
さっき一回言いましたが正解は…。
こちら!だいぶワイルドですね。
ほら!すごい。
スッポンだ!天然れんこんとスッポンの筑前煮よそっていただいたものをいただきたいと思います。
僕もスッポンの身を食べる機会なかなか、ないんで。
いただきます。
やわらかい。
おだしが利いてておいしい。
本当に鶏肉のような食感ですね。
味も鶏肉のような感じで正直スッポンといわれなかったら僕、鶏肉だと思っちゃいますね。
あと、おだしも本当においしい。
それにれんこんとかも入れるんですかね。
れんこんも入ってますよ。
れんこん、ゴボウ、ニンジン。
これ、もう力がつきますよ。
おいしい!
お隣にはフナを使った料理もあるんですよ。
これ、ふなんこぐいっていって非常に長い時間煮込んでいるものなんですけど。
これもまたすごい…。
これ、実はずっと半日間煮込んでるので頭から尻尾まで全部食べれる。
2014/10/15(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「“クリーク”は食材の宝庫!〜佐賀・神埼市(かんざきし)〜」[字]
佐賀県神埼市内に張り巡らされている「クリーク」という用水路は、地元の人たちにとって秋の味覚の宝庫。うなぎにコイ、レンコンまで、クリークで収穫体験を楽しむ!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】ユージ,【コメンテーター】榊原郁恵,【司会】丹沢研二 〜佐賀・神埼市から中継〜
出演者
【ゲスト】ユージ,【コメンテーター】榊原郁恵,【司会】丹沢研二
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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