ニュース 2014.10.15

こんにちは、正午のニュースです。
国連の安全保障理事会で、西アフリカで広がり続けている、エボラ出血熱に関する報告が行われ、今後2か月足らずの間に、1週間当たりの新たな患者数が、現在の10倍に当たる、1万人に急増するおそれもあるとして、対策を急ぐ必要性が改めて強調されました。
国連安保理では14日、エボラ出血熱に対応するため、新たに発足した、国連エボラ緊急対応ミッションのバンベリー特別代表が、本部が置かれているガーナの首都アクラから、テレビ電話で報告を行い、次のような、WHO・世界保健機関の試算を示しました。
現在は1週間当たりの新たな患者数が1000人程度ですが、今後、2か月足らずの間に、その10倍に当たる、1万人に急増する可能性を指摘しました。
そして、12月までに各国で患者の70%を隔離して治療し、また死者の埋葬も、70%を安全に行う態勢を整える必要がある。
今、エボラ出血熱を抑え込むことに成功しなければ、対処する方法すら分からない、未知の状況に陥ってしまうと強い危機感を示し、対策を急ぐ必要性を改めて強調しました。
感染の拡大防止が、国際社会の大きな課題となっている中、安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領からの呼びかけで、日本時間の午前10時からおよそ25分間、電話で会談。
薬の提供や医療関係者の派遣など、エボラ出血熱の感染拡大の防止に向けた、日本の取り組みを説明し、今後もあらゆる支援を加速化させる考えを伝えました。
これに対しオバマ大統領は日本の支援に感謝する意向を示しました。
その上で両首脳は、エボラ出血熱の流行は、国際社会の平和と安全に対する脅威であり、感染拡大の防止に向けて、日米両国をはじめ、国際社会が緊密に連携して取り組むことが重要だという認識で一致しました。
また両首脳は、TPP・環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉の早期妥結に向けて、引き続き連携していくことを確認しました。
民主的な選挙を求める抗議活動が続いている香港では、昨夜からきょう未明にかけて、道路を新たに占拠しようとしたデモ隊と、警察との間で衝突が起きました。
デモ隊はけさまでに現場から排除されましたが、双方の対立が深まっています。
香港では昨夜遅く、一部の学生など数百人のデモ隊が、新たに議会のある建物に近い道路で、鉄柵などのバリケードの設置を始めたため、駆けつけた多数の警察官との間で衝突が起きました。
警察官が隊列を組み、催涙スプレーを使うなどしたのに対して、デモ隊側も激しく抵抗。
40人余りが拘束され、デモ隊はけさまでに排除されました。
こうした中、中国共産党の機関紙、人民日報はきょう付けの1面で、安定は幸福で、動乱は災いだ。
過激な違法活動や、政治的なゆすりに屈すれば、さらなる違法活動を招き、動揺と混乱が激化するだけだなどとして、学生らを非難し、警察が圧力を強化することを支持しました。
香港の警察は、デモ隊が幹線道路に設置したバリケードなどの大がかりな撤去におとといから乗り出していて、強制排除ではないとしながらも、抗議活動への圧力を強める姿勢を見せています。
反発する学生などとの間で、対立が深まっています。
アメリカはイスラム過激派組織イスラム国への軍事作戦に関与している、22か国の軍のトップらによる作戦会議を開き、イスラム国の壊滅に向けた今後の軍事行動を協議しました。
会議は14日、アメリカ軍が開き、イスラム国に対して合同で空爆を実施しているイギリスやフランスのほか、中東のイラクやトルコなど、軍事作戦に関与している22か国の軍のトップらが出席しました。
参加者からは、さまざまな戦術を持つイスラム国に対しては、あらゆる手段を使って対処する必要があるといった発言が出て、今後、各国の軍がどのような役割を果たせるかを検討し、それぞれの政府に提言することで一致しました。
会議に出席したオバマ大統領は、イスラム国がイラク西部やトルコと国境を接するシリア北部の都市アイン・アルアラブで攻勢を強めていることについて、次のように述べました。
アイン・アルアラブ周辺では、アメリカ軍などが13日と14日に合わせて21回の大規模な空爆を実施し、戦闘が激しさを増しています。
けさ、JR上野駅で信号のトラブルが相次ぎ、山手線の内回りは3度にわたって全線で運転を見合わせました。
JR東日本は駅の信号設備に問題があると見て、原因を調べています。
きょう午前5時50分ごろ、JR上野駅に電車が停車していた際、本来は出ないはずの赤色の停止信号が表示され、山手線の内回りは全線で20分余りにわたって、運転を見合わせました。
トラブルはいったん復旧しましたが、午前7時40分ごろと午前8時15分ごろにも同じトラブルが起き、いずれもおよそ10分間、内回りの全線で運転を見合わせました。
このトラブルで、およそ2万人の乗客に影響が出たということです。
JR東日本によりますと、山手線の信号は、それぞれの電車の運転台に取り付けられていて、地上の信号設備から信号の情報を受け取る仕組みになっているということです。
3回のトラブルは、それぞれ別の編成の電車で起きていることから、JR東日本では、上野駅の信号設備に問題があると見て、原因を調べています。
松島法務大臣は、衆議院内閣委員会で先週、野党からの追及を念頭に、いろいろな雑音と述べたみずからの発言について、おわびしたうえで、撤回させていただくと述べ、改めて陳謝しました。
松島法務大臣は、民主党などから、選挙区の祭りで配布したものはうちわで、寄付に当たり違法ではないかと追及されたことなどを念頭に、今月10日の記者会見で、いろいろな雑音でご迷惑をかけたことは残念だったと述べました。
これについて、松島法務大臣は、衆議院内閣委員会で、あくまで私自身の至らなさでお騒がせした。
私が雑音を発してしまったという意味で申し上げた。
誤解を招いて多くの方々にご迷惑をかけたことを、非常に反省していると述べました。
その上で、民主党の議員から発言は撤回するのかと問われたのに対し、次のように述べました。
これに関連して、菅官房長官は。
自民、公明両党の幹事長と国会対策委員長が会談し、この中で松島法務大臣の一連の言動や、江渡防衛大臣が政治資金収支報告書を訂正した問題を巡って、法案審議への影響が出かねないという懸念が出され、緊張感を持って国会運営に当たることを確認しました。
会談では、松島法務大臣の一連の言動について、大臣の公務以外の言動が反発を招いており、法案審議に影響が出かねないという懸念が出されました。
また江渡防衛大臣が、政治資金収支報告書を訂正した問題を巡っても、領収書の保存期間は3年間であり、出せるものは出しているとして、民主党などの理解を得られるよう、丁寧に説明するなど、緊張感を持って国会運営に当たることを確認しました。
自民党の佐藤国会対策委員長は、会談のあと、松島大臣に、言動に注意するよう求めたことを明らかにしました。
御嶽山ではけさ、積雪が確認されました。
山頂付近の捜索は3日ぶりに再開しましたが、午後から雨が予想されるとして、再び、中止となりました。
けさの御嶽山です。
うっすらと雪が積もっています。
山頂付近では自衛隊員が、1センチ程度の積雪を確認したということです。
御嶽山の噴火では、これまでに56人の死亡が確認され、長野県の対策本部は、まだ7人の行方が分かっていないとしています。
山頂付近の捜索は、台風19号の影響で中止していましたが、けさ、3日ぶりに、これまでで最大規模のおよそ1900人の態勢で再開しました。
しかし、山頂付近は雲が多く、ヘリコプターで派遣する部隊の一部が着陸できませんでした。
陸上自衛隊が撮影した写真でも、捜索に当たる隊員の足元に雪が積もっています。
白いもやがかかり、視界も悪く、火山ガスの濃度も高いということです。
そして午後2時ごろから、雨が予想されるとして、きょうの捜索の中止を決めました。
あすの捜索は状況を見ながら判断することにしています。
菅官房長官は記者会見で、いわゆる従軍慰安婦の問題に関連し、外務省のホームページに、元慰安婦に償い金などを支給した、アジア女性基金の文書が載っているのは問題だという指摘を踏まえ、文書を削除したことを明らかにしました。
岸田外務大臣は今月6日の衆議院予算委員会で、元慰安婦に償い金などを支給した、アジア女性基金への拠出金の呼びかけが、政府の文書ではないのに、外務省のホームページに載っているのは問題だという指摘に対し、削除するか、注釈をつけるか検討したいと述べました。
これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、アジア女性基金の呼びかけ人が発出した拠出金呼びかけの文書で、政府の文書ではなかったが、慰安婦問題に関わる経緯を明らかにする観点から、外務省のウェブサイトに転載されてきた経緯があったとしたうえで、次のように述べました。
また菅官房長官は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡り、謝罪と反省を示した河野官房長官談話について、安倍総理大臣も私も継承して、見直すつもりはないと明言していると述べました。
2014/10/15(水) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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