キッチンが走る!▽発見!近藤勇も愛したユニーク食材〜埼玉・吉川市、春日部市〜 2014.10.14

「キッチンが走る!」。
今回の舞台は江戸川中流域。
埼玉県吉川市に入ると不思議な物体に遭遇。
(杉浦)なまずか!なまずのオブジェって事は…
(木下)すごいっすね。
なまず?どうやら町の顔は立派なひげを生やしたなまず。
早速本物を探しにキッチンワゴンを走らせます。
なまずかあ…。
なまずに興味深々なのは…和食をはじめさまざまなジャンルの料理を取り入れ型破りのフレンチを追求する料理人です。
旅をするのは江戸川に面した埼玉県東部のエリア。
まずはなまずを求めて吉川市を走ります。
江戸川に近づくと気になる施設が…。
あホントだ。
取ってますね。
やられてますね。
なまず養殖?はあ〜…。
おはようございます。
どうも。
こんにちは。
すいませんここって養殖の施設ですか?
(永瀬)そうですよ。
何を養殖してるんでしょうか。
ああやっぱりなまずだ。
駅前にですねなまずの銅像があったんですけど金ピカの。
この辺りはなまずが有名なんですか?そうですね。
吉川はなまずで町おこし。
そうです。
近藤勇?新撰組の。
新撰組の近藤勇も食べてた。
そうそう…そうです。
ここでは地下水をくみ上げて名物のなまずを養殖しています。
永瀬さんと宇野さんは18年前農家の仲間とともに休耕田を養殖場にしてなまずを育て始めました。
今では市内の料亭を中心に何と年間2トンを出荷しています。
太陽君と木下シェフも養殖池に入らせてもらいます。
あ本当だ深い!底はやっぱ泥になってる。
2年!じゃあこれ今2歳の子たちが入ってるんですか。
ああ何かあ〜!お〜!あかわいい!かわいいっすね。
もうちょっと上げてみようか。
なまずってこんなん何か想像してましたわ。
なまずだ!町おこしの。
吉川のなまず。
かわいいっすね。
かわいいきれいな。
ひげがひげがあるよ。
(永瀬)おいしいんですよこれ。
水が違いますから。
地下水のいい水を使ってるんですね。
きれいな水を。
そうです。
かつては江戸川にたくさんすんでいたなまず。
海の遠いこの地域では貴重なたんぱく源になる川魚でした。
なまずが好物だったという新撰組の近藤勇。
京都・鳥羽伏見の戦いに敗れたあとこの辺りに潜伏し反撃のチャンスをうかがっていました。
その時吉川の料亭を訪れなまず料理を食べていたといわれます。
天然なまずは川の汚れなどで大幅に減少。
それが養殖によって復活したのです。
なまず包丁みたいなのがあるんですか?
(宇野)普通の出刃包丁。
子供のころからなまずをさばいていたという宇野さんが自慢の料理を作ってくれます。
まずは刺身。
身がねすごく透き通っててきれいですね。
なまずってでも刺身で食べられるんですね。
養殖だからですか?
(宇野)そうだね。
天然じゃどんな虫いるか分かんないからね。
井戸水できれいに管理されて育ってるから。
養殖だからこそ楽しめる新しいなまずの味です。
木下シェフは初めてのなまずの刺身。
ポン酢で食べるのが地元流です。
どんな味なんだろう?うん!うまい!シャクシャクしてて。
すごいたんぱくですけどもあとでうまみが脂とともにきますね。
結構やっぱ脂のってますね。
ふ〜ん。
これ俺好きだな。
おいしい。
おいしい。
すっげえおいしい。
(宇野)私なんかふぐ一回きりしか食った事ないけど…ふぐにも負けない。
これ負けないですよ。
おいしい。
もうこれも全部今。
そうそうそう。
捨てるところのないなまず。
頭と骨を一緒にミンチにします。
みそやしょうがなどを混ぜだんご状にして揚げます。
なまずのたたきと呼ばれかつては家々の食卓に上る郷土料理でした。
なまずのたたき。
うん。
周りサクサクの…でも全然臭みないですね。
おいしい。
2人が手探りで始めた養殖。
なまずはデリケートな魚で共食いの習性もあるため出荷できるまで育つのは3割程度です。
それでも忘れられない味をもう一度という思いで試行錯誤を重ね養殖を軌道に乗せてきました。
久々に食べた時の味とか感動とかすごかったんじゃないですか。
(永瀬)初めのころはね。
ずっと食べられなくてね。
自分たちで食べれるようになって自分たちで養殖したやつ食べた時おいしかったですよ。
自分たちの初めてできたやつ食べた時は。
うまいんだけどね。
町のために。
(永瀬)そうですよ。
よみがえらせた江戸川の味。
分けて頂きました。
いやいろんなものがありますね。
ねえすごい。
いろんな思いであのなまずを作ってると思うんですよね。
であの人たちなりの最高にうまい食い方とかなまずに対する思い出とかいっぱいあると思うのでこれを僕がいかにその…今回の僕の何か旅のイメージというか。
パリで2年半修業を積んだ木下シェフ。
日本に帰ってからは大胆な発想と繊細な技術でフレンチの枠を超えた幅広いジャンルに挑んできました。
独特の感性で作り出すスタイリッシュな作品は多くの食通をうならせています。
江戸川沿いに北上するキッチンワゴン。
吉川市から春日部市へと入っていきます。
一面米どころですよやっぱね。
米だらけですね。
両サイドどっち見ても米ですからね。
ホントそうっすね。
この地域は関東を代表する米どころの一つ。
同時に大消費地東京を控えているためこの地が誇る農産物は米だけではありません。
お?何か見えてきた。
畑もありますね。
なす?あの紫の花が咲いてますよ。
作業されてますね。
なすがいっぱいなってる。
(国枝)こんにちは
(2人)こんにちは。
見させてもらってもいいですか?
(国枝)はいどうぞ。
出会ったのはなすを作って50年という上原さん夫婦。
何なすですかこれ。
江戸川なすでね有名ですから。
何ていうなすですか?江戸川なす。
ほお〜。
(上原)みずみずしくて皮がやわらかいからこれは。
締まってますから。
これちょっと触ってみてもいいですか。
江戸川なす。
いいですね。
ああ締まってる。
すごい。
これ生でいってもいいんですかね?
(上原)はいどうぞ。
うん!あホントだ。
あみずみずしいわ。
かんだらギューって水が出てきますね。
日本一?今のところ…。
生産量?生産量は少ないんですけどね。
何が日本一なんですか。
なすは江戸川なすっていうと日本一でブランドですから。
江戸川なすは品種でいうとごく一般的な千両なす。
しかし品質の高さに自信たっぷり。
かつて東京中央卸売市場では他のなすの4倍の値がついた事もありその評判の良さから日本一とまで呼ばれるようになりました。
色ツヤが美しく実がギュッと詰まってみずみずしい事が人気の理由です。
おいしさの秘密は豊富な水とともに土壌が豊かな事。
江戸川が氾濫を起こすたびに土がかき回されミネラルの多い肥沃な大地をもたらしたのです。
そうした土地の特徴を生かして上原さんは米作りをしながら江戸川なすを栽培しています。
江戸川なすに欠かせない水は…。
これ?これ江戸川から水田とかなすの畑に。
そうだね。
日本一の評価を得たのは土地の力だけではありません。
わきれいやわ。
ツヤツヤですもんね。
(国枝)光ってるでしょ。
光ってます。
これどうやって品質見分けるんですか?大きさぷっくりしてて。
そうそう。
いいツヤですね。
ツヤツヤですもんね。
江戸川なすが日本一と呼ばれるのは生産者たちが厳しい基準を守ってきたからです。
真ん中のなすのように少しでもツヤがくすんでいるものは江戸川なすとしては出荷しません。
味は違うんですか?皮も硬いんですかね。
そうだね。
こういうふうになっちゃっちゃ。
比べ物になんない。
こうちゃんと選ばれたものが日本一なんですね。
そうだね。
それだけ厳しくやってるからね。
国枝さんがおすすめの食べ方を教えてくれました。
真っ二つに…。
(国枝)そう。
スパンと。
紫色が映える素揚げ。
食感を残すため揚げる時間は短めに。
結構さっとでいいんですね。
さっとですね。
(国枝)ねえ歯応えなくなっちゃうもんね。
きれい!やっぱ揚げてもね光沢が違いますね。
すっごい光ってる。
(国枝)どうぞ。
いただきます。
(国枝)はい。
うん!お〜。
(国枝)どうですか?みずみずしさとかも増しますね。
ホントすごいみずみずしい。
すんごい水分。
でもやっぱ食感はしっかり残って。
残ってますね。
揚げすぎないって大事なんですね。
これお母さんの揚げ方がうまいんすね。
(国枝)そうですか?ばっちりですね。
良かった。
おいしく食べてもらって良かった。
ホントおいしいこれ。
江戸川の水。
ありがたいですよ。
そっかあの水の力か。
いいのできた時はやっぱうれしいですか?うれしいですよ。
うちが一番だっつってね。
輝きが違うだろうっつって張りも違うだろうっつって。
そういうふうになってきますよ。
かつては300軒以上あった江戸川なすの農家。
しかし後継者不足や宅地化で10分の1に減ってしまいました。
その中でも伝統の味を守り抜くという上原さん夫婦の決意は変わりません。
江戸川なす。
続くといいですねこれね。
(上原)できるだけね。
ねえ。
江戸川なすっていうのはやっぱもうつないでいかなきゃいけない。
やってる以上はね。
江戸川流域に育つ日本一のなす。
しっかり受け取りました。
春日部に日本一あったの僕知らなかったです。
ね春日部に。
ツヤ大事にしてあげたいですね。
ねえうわ〜どうしよう。
生産者の心意気をしっかり受け止めたいという木下シェフ。
そんな彼の店にはフランス料理店ではあまり見られない特別のメニューがあります。
それはハンバーグ。
ハンバーグをめぐるある体験が木下さんの料理人人生を大きく変えたといいます。
毎週1回来るご家族のうちのお嬢さんがある病気になってしまって。
3年ぐらいかな…ずっと通ってくれてたのに突然病気になってもう余命何か月って宣告をされてしまって。
宣告を受けた娘さんは木下さんの料理が食べたいと店を訪れました。
彼女が注文したのはお子様ランチ。
木下さんはハンバーグが入ったお子様ランチを作ります。
彼女はその1週間後に亡くなりました。
そのご両親から「娘が書いた手紙だからこれ木下君読んであげて」って言われて見た時に「世間がおいしいっていう料理はいっぱい食べたけどあったかい料理っていうのはお母さんの料理と今回のきのやんの料理だけでした」っていう手紙をもらって「これからもあったかい料理人でいて下さいね」っていうのを見た時に何か自分のよろいみたいなのが崩れ落ちる瞬間で。
その時…料理人にとって何よりも大切なのは食べる人の気持ちだと気付いた木下さん。
今回の旅では出会いを喜んでくれた人々にどんな料理で応えるのでしょうか。
キッチンワゴンは春日部市内を西へと向かいます。
何か看板ありますよ。
「産直の里」。
「産直の里」?「産直の里」ってどういう事ですか…。
何だろう…「産直の里」。
「産直の里」?あなし園!ホントだ。
なってますよ。
すばらしい。
なってますね実ってますね。
丸々してる。
あそこにいらっしゃいますね。
いらっしゃいますね。
言ったら届くかな声。
こんにちは。
こんにちはすいません。
(折原)はい。
ちょっと食材探しの旅をしている者なんですけども。
(折原)そうなんですね。
戦後から。
はい。
今ここにあるなしがこれから収穫が始まる…「彩る玉」と書いて…。
なるほど。
出会ったのは折原透高さん。
なし農家の4代目として6年前から父親とともに果樹園を営んでいます。
良かったら採ってみます?これ採ってもいいんですか。
でかっ!重たい重たい。
彩玉っていうのが…大玉が売りなんですね。
このなしの方を私たち生産者が完熟なし…
(折原)木で熟した状態なのでシャキシャキ感とかもう甘さのコクだったりとか突き抜ける感じというかそういうものがやっぱり違うので。
一般になしは熟する前に採り市場に出します。
しかしこの農園では完熟するまで収穫しません。
更に極限の甘さを味わってほしいと市場に出さずなし園に建てた直売所だけで売っているのです。
すみませんお邪魔します。
いらっしゃいませ。
いろんな果樹がいっぱいで。
太陽君だ〜!いつもブログ見てます。
ありがとうございます。
家族でなし園と直売所で働いています。
都心からこんな近くにねこんな果樹園あるのいいですね。
眺めがむちゃくちゃいいんですけど。
すごい。
奥の方まで果樹がどわ〜ですね。
完熟なしを頂きます。
(折原)じゃあなしを。
(千鶴)こちら彩玉です。
ありがとうございます。
うわ〜みずみずしい。
いただきます。
う〜ん甘い。
う〜ん甘っ。
やっぱ完熟ですねホントに。
すごいみずみずしい。
水はけいいんすかここ?
(紳浩)いいんですよ。
昔は畑作地帯だったんですよね。
お米が作れない所だったんで。
高台という地の利を生かして新しい作物を。
その思いでなしの栽培が始まったのは戦後すぐの事でした。
その後透高さんの祖父が直売所を作り完熟なしのおいしさを広めていきます。
それが次第に評判になり今では年に30トン以上のなしを作るまでになりました。
長男さん?長男なので私が。
そういう事は言われてきましたね。
こうやって家族で今やってるんですけど父は私になし作りの事で言う事はないんですね。
あえて言わないようにしてるんですか?あの…私のね私の親もそうなんですけども…
(紳浩)親を超えられないんですよ。
自分で学びながら模索していけと。
(紳浩)そうです。
4代目としてのプレッシャーと闘ってきた透高さん。
友達と飲んですんごい酔っ払った時に家にベロンベロンになって帰ってきて大きい声で…すっごい大きい声で訳分かんなくなっちゃってたら…あんまり覚えてないんですけどね。
僕自身。
でもそのあとシャキッとしてお風呂にちゃんと入って寝ましたその日は。
なまはんかな事でそういう事言ってんじゃねえよっていう思いがあったんだね。
そうですね多分ね。
でも少しずつねでもいろいろ…。
(紳浩)少しずつでも精進していっていけばねと私もまだまだなんで…これが一番かなと思ってるんですけどね。
代々受け継いできたなしを更においしくしようと親子で農園に立つ毎日。
新たな栽培方法にも挑戦しています。
今年3月透高さんは農林水産大臣賞を受賞しました。
作業の効率化を図る独自の栽培方法を発表し評価されたのです。
そういう部分を見せられる…。
(折原)いろんななしの栽培の事でも失敗する事たくさんあったんですけどそういうところを克服しつつまた今日からあしたから頑張っていきたいと思いますね。
更にエールになるような料理をね作りたいっすね。
いやホント責任重大です。
日本一への夢が詰まった完熟なし。
分けて頂きました。
話の中でもお父さんのひと言とか奥さんのひと言息子のひと言っていうのがみんな幸せがすごい伝わってきましたね。
まっすぐですよね。
なしにも自分のやってる事に対しても。
そうですね。
すごい何かこっちまでうれしくなっちゃいましたね。
料理人冥利に尽きますね。
うんホントに。
もう早く使いたいと思いましたもんねうん。
出会ってどうですか?なまずとなすと…。
まあでもそれぞれやっぱみなさんこだわりを持っててなまずは地下水であったりとかあのなすもね品種的にはどこにでもある品種のなすを使ってるのにあんなにみずみずしくて皮が薄くてそして素揚げのうまかった事。
あれをね更に…料理人魂に火がついた木下シェフ。
驚きの食材に驚きの料理で応えようと意欲満々です。
お披露目会の朝。
いよいよ料理開始です。
シェフ今日の意気込みは?昨日ねいろんな人の熱い思いを聞いてきたんで昨日の夜も何かわくわくしちゃって。
お!わくわくしました?しましたね。
個性が強い3つの食材のコラボ。
一体どんなアイデアが浮かんだのか。
1品目はなまず。
そして江戸川なすのコラボです。
まずはなまずを3枚におろします。
さあ木下シェフこれをどうする?この井戸水を使ってたりとか江戸川の恵みをすごくあの人たちが意識されてて…続いては江戸川なす。
お母さん昨日皮の色がすごくきれいだからってずっとこだわってたじゃないですか。
何とかねその思いというか…うん…使えればなと。
なすの素揚げを木下流にアレンジ。
ツヤツヤですね紫の。
ツヤツヤの皮から中身をくりぬき…。
スパイスと一緒に炒め始めました。
ここで一工夫。
わざとあんまりフライパンを動かさないでちょっとなすの…おお焼きなす風に。
あホントだ。
そうすると焦げ色が付いてきて。
これをペースト状にしてフレンチではおなじみの粒マスタードで酸味をプラス。
そこに加えるのは…。
昨日あの…これをドレッシング兼付け合わせ的な発想で。
これとなまずを一緒に食べるんですね。
そうですね。
うん…。
粒マスタードの食感と。
おお!あめっちゃフレンチなんすけどポン酢が入る事によって和食に寄り添って。
あこれはいい付け合わせですね。
うんそうですね。
美しい色ツヤを誇るなすの皮でなまずの刺身と先ほどのなすの付け合わせを一緒に巻いて一つにします。
更に完熟なしが登場。
これを何とかつおだしの中に。
うまみをなしに加える木下流の発想です。
完熟なしならではのシャリシャリした食感を生かすためすぐに火を止めだしを染み込ませます。
これがどう料理に使われるのかお披露目会でのお楽しみ。
2品目の主役はなまず。
昨日あの食べさせて頂いたたたき。
それをちょっとまねさせてもらおうかなと。
郷土料理なまずのたたきを木下流フレンチにアレンジ。
ミンチにしたなまずに卵と生クリーム。
それをカットしたフランスパンに塗り…。
フライパンで揚げ始めました。
ふわっとしたなまずの食感とフランスパンのカリカリとした食感が合わさった木下流のたたきです。
おいしそう。
おいしそうですね。
じゃあちょっとバターが焦げ色が付いてきましたんでしょうがを加えます。
ここからはソース作り。
溶かしたバターにしょうがの千切りを加え香りを立たせます。
そこにコニャックと白ワインを注ぎ煮詰めていきます。
白ワインの酸味を鍋底にしみつけました。
そしてここでも完熟なしが。
丸ごとおろしてどうするの?うお〜すごい。
出ますね水分。
出ますね〜。
絞った完熟なしの果汁を加えフルーティーなソースに。
仕上げにフォンドボーや生クリームを加え濃厚なソースが完成。
おお複雑な味っすね。
だしも利いてるんですけどもこのお酒の香りと酸味とこれ甘みはなしですか?あいつの甘みですね。
ちょっとしかなめてないのにど〜んって広がりますね。
ごちそうになったたたきと同じく骨も無駄にしません。
素揚げにして香ばしいトッピングに。
歴史ある郷土の味を生かした木下流なまずのたたきが完成しました。
いよいよ最後のひと皿。
スイーツですね。
江戸川なすの爽やかな香りと甘みをスイーツに生かします。
マスカルポーネや生クリームで煮込み濃厚で滑らかなムースに。
そこに合わせるのがなし。
なすの生産者のご夫婦言ってたんですけども日本一になったと。
そのあとなし農園に行った時にですね息子さんが日本一のなし職人になりたいと言ってたんでね…なすみたいに日本一になれるよう。
そうですね頑張れよっていう意味で。
すてきですね。
日本一を目指すなしは赤ワインの中へ。
切り口で表面だけが赤くなって中が白いという。
グラデーションを付けるんですね。
グラデーションを付けたいなと。
すてきじゃないですか。
フレンチで紅白をイメージ。
そうですね。
おいしいなし日本一への夢をしゃれた彩りで応援します。
なしが赤くなりましたね。
はい。
これがきれいな赤になって紅白の…こんな感じですね。
めちゃくちゃきれいじゃないですか。
グラスに色鮮やかななしの花が咲きました。
超きれい!きれい。
これで準備が完了。
これ完成?完成。
いいですね。
生産者の皆さんも集合です。
今日の料理が楽しみ。
さあできました。
お待たせしました。
お待たせしました。
今日はありがとうございます。
失礼します。
ありがとうございます。
最初に食材を集めた時にですねなまずなすなしと正直言ってなかなか合わす事のない食材だったですね。
なのでまあ題しまして未知との遭遇という題名で。
未知との遭遇!出会いの驚きと感動を表現した前菜。
美しい色ツヤが自慢の江戸川なすの皮が包むのはペースト状にしたなすの実となまずの刺身。
食材同士の未知なる出会いです。
それをつなぐのは完熟なし。
かつおだしに浸したなしをそのままシャーベット状に凍らせ冷たいソースにしました。
三位一体ですねまさに。
なしなのに料理になって。
(国枝)甘いね。
すごいだしの味が…。
初めてです。
ソースっていうとどろっとしたイメージですけどこれちょっと…なしの食感は生かしたいと…。
あれはどうしても生かしたいっていうのがあって。
できるだけ火をいれないようにっていう。
すごく大事にしてもらってるんだなっていうのが伝わってきますよね。
こういう食べ方は初めてですか?初めてですね。
(宇野)なまずも刺身で普通ねポン酢で頂くのがうちの方で一般的ですけどこんな形でこういうおいしく食べるのは初めてで良かったですねこれは。
すごいですね。
なすも生きてますか?おいしかった。
3つあったのにあっという間になくなりましたね。
おいしかった。
(宇野)よくマッチングできましたねこれね。
すばらしいですね。
2品目は吉川市の郷土料理なまずのたたきを木下流フレンチにアレンジしたひと皿。
ふわふわもちもちのなまずとサクサクのフランスパンが絶妙にマッチ。
ソースにはなしの甘みをフル活用。
カリカリに揚げたなまずの骨を散らしうまみと食感をプラスしました。
いかがでしょうか?うん…。
こりゃおいしいや。
木下流たたきですね。
そうですね。
この食感が面白くなりますね。
すごいおいしい。
カリッカリしてるね。
いけますか?いけますよ。
いやこのソースが…シェフこれ砂糖も何も一切使ってないんですか?使ってないですね。
それでこんなに甘いの?
(宇野)それとやっぱり骨の…このソースをつけて食べる骨がおいしいですね。
(国枝)骨がね。
骨からだし出ますね。
ああ…。
3品目は日本一を誇る江戸川なす。
そして日本一を目指す完熟なしへのエールを込めたデザート。
ムースは爽やかな香りとともになす本来の味が口じゅうに広がります。
なしの食感と甘みはそのままにほんのり染み込んだ赤ワインで大人の味わいになりました。
なすとなしのコラボが実現したひと皿です。
(千鶴)うわ〜すご〜い!シェフすご〜い!格好いい!下のムースはマスカルポーネチーズとなすの白い部分ですね。
これでムースにしております。
なすとなし。
合うね。
なしのこの輪切りにしたこの形もこういう感じで半分残してもらって何かこの…とってもおいしかったです。
いろいろ考えてもらってね。
なすがああいうふうになるとは思わなかったですよ。
(上原)最高ですよ。
ありがとうございました。
お隣に日本一がいらっしゃいますけど透高さん。
学ばしてもらって今日から頑張りたいですねまた。
(宇野)見た目だけじゃなくてね今日教えて頂きました。
いい経験させて頂きました。
ありがとうございました。
生産者のねご苦労をたくさん見たんで。
生産者がなければ僕ら料理人はね意味がないですしそして食べてくれる人がいないとまた更に意味がない商売なので…これからも皆さんにね元気に作って頂いて僕らもそれを一生懸命料理してバトンタッチしていきたいと思いますんでよろしくお願い致します。
皆さんありがとうございました。
たくさんの元気を頂きました。
ありがとうございます。
人がいて食材があり料理がある。
生産者と料理人の熱い思いが江戸川の川べりに響き合った旅でした。
2014/10/14(火) 15:15〜15:58
NHK総合1・神戸
キッチンが走る!▽発見!近藤勇も愛したユニーク食材〜埼玉・吉川市、春日部市〜[字]

埼玉県東部の江戸川中流域は豊富な水を利用して特産の川魚の養殖や東京向けの野菜・果樹の栽培が盛ん。フランス料理・木下威征シェフが挑戦心旺盛な生産者と交流する。

詳細情報
番組内容
埼玉県吉川市から春日部市にかけての江戸川中流域では「なまず」の養殖が行なわれている。近藤勇や板垣退助も好物だったという特産の川魚だ。また、みずみずしい「江戸川なす」や大玉の「なし」など野菜・果物の栽培も盛ん。大都市近郊の立地と身近な川を生かして名産を生み出そうと奮闘する人々を訪ねる。旅人は「一食入魂」を信条にフランス料理の幅を広げようという木下威征シェフ。江戸川流域の個性的な食材に遊び心で挑戦!
出演者
【出演】フランス料理…木下威征,【リポーター】杉浦太陽,【語り】高橋克実

ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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