こんにちは。
情報まるごとです。
きょうのメニューです。
こちら、フィギュアスケートの高橋大輔選手が、引退の意向を固めました。
この時間、岡山市で行われている式典に出席していて、このあと引退について説明するものと見られます。
新しい情報が入りしだい、お伝えします。
日本列島を縦断した台風19号について、各地の被害と影響をお伝えします。
そしてその下、こちらです。
今、選挙権を18歳まで引き下げる議論が本格化しています。
まるごと解説します。
最初はこちらです。
フィギュアスケートで日本男子を引っ張ってきた、バンクーバーオリンピック銅メダルの高橋大輔選手が、現役を引退する意向を固めたことが分かりました。
高橋選手は28歳。
オリンピックに3大会連続で出場し、2010年バンクーバーオリンピックで、フィギュアスケートの日本男子として、初のメダルとなる、銅メダルを獲得しました。
高いスケーティング技術を生かした世界屈指のステップと、情感豊かな表現力を持ち味に、長年にわたり、世界のトップで戦い、日本男子のフィギュアスケートを引っ張ってきました。
高橋選手は、6位だったことし2月のソチオリンピックに出場したあと、3月の世界選手権をひざのけがのため欠場し、今シーズンは現役を続けるかどうか、スケートを少し離れてゆっくり考えたいとして、休養していました。
高橋選手はきょう、岡山市で地元の財団の表彰式に出席していて、引退について説明するものと見られます。
このニュースについては、後ほどお伝えします。
次です。
台風19号は、きょう午前9時に、東北の東の海上で温帯低気圧に変わりました。
きょういっぱいは北日本を中心に風の強い状態が続く見込みで、強風や高波などに十分な注意が必要です。
また北海道では、台風の接近に伴って、強い寒気が流れ込んだため、雪が降りました。
札幌からお伝えします。
北海道の上空には、11月上旬並みの寒気が流れ込んでいて、峠や山間部では雪が降っています。
また今夜遅くにかけて、太平洋側を中心に、大荒れの天気が続く見通しで、気象台は、暴風や高波などに警戒するとともに、山間部での積雪に注意するよう呼びかけています。
石北峠7号目です。
辺り一面、真っ白に染まっています。
こちらは北見市と旭川市を結ぶ国道39号線の石北峠です。
5合目付近より高い場所で一面の雪景色となり、けさは多い所で5センチほどの雪が積もりました。
一方、新千歳空港では、昨夜、羽田に向かった便が台風の影響で着陸できずに折り返し、宿泊施設に入れなかった乗客ら、およそ500人が、空港内の会議室などで一夜を明かしました。
きのうは空港の中で毛布借りて寝てましたけど。
天気のことはね、しょうがないと思いますんで。
一度は、羽田のほうに向かったんですけど、結局、4時間ぐらい飛んで、こっち戻ってきたんですよ。
だいぶ疲れました。
台風19号は、きょう午前9時に温帯低気圧に変わりましたが、北海道の太平洋側では風の強い状態が続いていて、えりも岬では、午前11時ごろに36.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
今夜遅くにかけても太平洋側を中心に、大荒れの天気が続く見通しで、最大風速は、太平洋側の陸上で20メートル、海上で25メートル、最大瞬間風速は35メートルに達し、海は大しけになると予想されています。
太平洋側では1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあり、あす正午までの24時間に降る雨の量は、太平洋側で50ミリと予想されています。
また峠や山間部では、あす正午までに、多い所で10センチから20センチの雪が降ると予想されています。
気象台は、暴風や高波、それに高潮による低い土地の浸水に警戒するとともに、積雪や路面の凍結による交通への影響にも注意を呼びかけています。
日本を縦断した今回の台風。
2人が死亡するなど、各地で被害や影響が相次ぎました。
今月9日、国際宇宙ステーションから撮影した台風19号です。
大きな目の周りで渦を巻く巨大な雲が映っています。
一時、中心気圧900ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60メートルの勢力を持つスーパー台風でした。
その台風19号はきのうの朝、鹿児島県枕崎市付近に上陸。
その後、四国に再上陸します。
台風の中心から離れた地域でも、強い風が吹きつけました。
8月の土砂災害で大きな被害を受けた広島市安佐南区では、早めに備える動きが。
避難所に次々と家族連れなどがやって来ました。
戦後、最悪の火山災害が起きた御嶽山では、きのうときょうの捜索活動が中止に。
ふもとの王滝村と木曽町は、一部の地域に避難勧告を出しました。
デパートは台風接近を前に、閉店時間を相次いで繰り上げました。
JR西日本は、午後7時半までに在来線の運転をすべて取りやめました。
関西では、各地で大雨に。
洲本市では、1時間に83ミリの猛烈な雨を観測。
家電量販店では、従業員らが店内に入った水を、モップを使って取り除いていました。
昨夜8時半ごろ、台風は大阪・岸和田市付近に再上陸。
市の中心部では、住宅や店舗が床上まで水につかりました。
近畿地方では、200棟余りの住宅などに、浸水の被害が出たということです。
ここずっと店の中、入ってね、びっくりしましたわ、ほんまに。
台風は速度を上げて、関東、そして東北へ。
東京・渋谷駅前では、滝のような雨に。
傘が吹き飛ばされそうになる人もいました。
東北でも道路が冠水。
深い所では、水深が50センチを超えました。
青森県八戸市では、軽トラックが倒れてきた木に接触し、フロントガラスが壊れました。
運転していた男性がけがをして、病院で手当てを受けているということです。
台風の影響で、鳥取と愛媛で男性2人が死亡したほか、静岡で中国人の男性1人が行方不明になっています。
このほか、23の府と県で96人がけがをしました。
列島を縦断した台風19号。
きょう午前9時に、東北の東の海上で、温帯低気圧に変わりました。
台風の影響で、東日本や北日本の学校では、休校にしたり、始業時間を遅らせたりしました。
このうち東京・千代田区の小学校では、午前10過ぎの3時間目から授業を行っています。
遠藤さんがお伝えします。
遠藤さん。
東京・千代田区の麹町小学校にお邪魔しています。
東京は台風が過ぎて、青空が広がっています。
日ざしも出て、気温も上がっていますが、まだ強い風が吹いています。
時々かなり強く吹いて、校庭の木も大きく揺れることもあるほどです。
では、お話を伺います。
麹町小学校のあさかわひろし校長先生です。
よろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
きょうは小学校、授業を遅らせて、時間を遅らせて始めたということですね。
2時間繰り下げて始業しております。
台風の影響、校舎や校庭に被害はなかったでしょうか?
特に校舎内もございませんし、通学路のほうも始業前に点検をさせていただきました。
安全確保できましたので、通常に通学しております。
きょう、このあとなんですけれども、授業は予定どおり行われるんでしょうか?
低学年のほうは5こうじまでで、高学年は6こうじまで、通常どおり予定しております。
まだ風が強いですから、下校時刻、心配ですよね。
まだちょっと、突然の風とか落下物等が通学路上にないように、確認しながら、安全確認をしながら、下校するように指導しております。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
東京・千代田区の麹町小学校からお伝えしました。
今回の台風、沖縄や奄美では生活に必要なものの輸送に大きな影響が出ました。
福岡からお伝えします。
鹿児島県の奄美地方では、長い所で35時間にわたって台風の暴風域に入り、生活物資を運ぶ船が運航できなくなりました。
きょう、物資を運ぶ臨時の船が5日ぶりに奄美大島に向けて出航しました。
奄美大島の名瀬行きと書かれた荷物。
鹿児島市の鹿児島新港では、けさ7時半ごろから、食料品などが入ったコンテナを、船に積み込む作業が行われました。
台風の影響で、鹿児島県内の海はしけた状態が続き、4日間、物資を運ぶ船が奄美大島に出航できませんでしたが、波が収まり、きょう、臨時の船が運航されました。
野菜や肉などの生鮮食品のほか、トイレットペーパーなどの生活必需品などが入ったおよそ100のコンテナが積み込まれました。
船は午前11時、5日ぶりに奄美大島へ向けて出航しました。
一方、宮崎県では、収穫前の稲が倒れる被害が出ています。
都城市ではきょう、県の職員が被害の状況を調べました。
根元から全体が倒れた稲や、倒れてはいないものの、大きく傾いて倒れるおそれのある稲の割合を確認して、調査票に記入していきました。
次は、冒頭でもお伝えしましたフィギュアスケートの高橋大輔選手についてです。
日本男子を引っ張り、バンクーバーオリンピックで銅メダルに輝いた高橋選手。
現役を引退する意向を固めたことが分かりました。
では、フィギュアスケートの取材を20年以上続けてきました、刈屋富士雄解説委員とお伝えしていきます。
今、高橋選手、岡山市で行われている式典に出席しているということで、その映像、今、画面右下に出ました。
このあと、高橋選手があいさつするものと見られます。
あいさつ始まりしだい、中継映像でお伝えしてまいります。
刈屋さん、高橋選手の引退の意向を固めたということで、どのようにこの情報を聞きましたか?
なんていうか、ロングランの名作の舞台がですね、いよいよ終わってしまうのかという感じですね。
いよいよこの時が来てしまったのかというこう、寂しさと、それまですばらしいものを見せてもらったという感謝の気持ちと、両方あるかなって感じですね。
今シーズンは休養の意向ということで、この先どうするのかっていうのが、非常に注目されていたわけですけれども、やはり?
でもやっぱり、ソチオリンピックが終わって、恐らく引退するだろうなと。
その中で気持ちの整理をする時間っていうのが、必要だったんじゃないかなと思いますよね。
では、式典で、高橋選手がこのあと、前に登壇するようです。
こちら映っているのが、高橋大輔選手です。
今、席を立ちました。
中継映像でお伝えします。
こちら、岡山市の財団による表彰式の会場です。
今、高橋大輔選手が前に出て、これから表彰を受けるところです。
表彰状、スポーツ振興奨励大賞、関西大学大学院、高橋大輔さん。
世界の数々の賞を獲得し、不可能かと思われた日本の男子フィギュア界を、世界のトップにけん引したあなたの功績は極めて大きく、ここにスポーツ振興奨励大賞を贈ります。
平成26年10月14日、…記念財団理事長…。
おめでとうございます。
それでは、大輔さんから、自分の今までの思い、ぜひですね、皆さんに、お祝いを兼ねてお話いただいたらいいと思います。
皆さんこんにちは、高橋大輔です。
きょうずっと表彰式ですかね、贈呈式ですかね、お聞きしていたんですけれども、本当にすばらしい方々の中で、僕なんかがこういう賞を頂いて、ましてやこういう場でしゃべらさせていただいていいのかなということも思っているんですけれども、すごく岡山にたくさんこんなに新しい世界を見いだしていっている方々、開いていってる方々と一緒に、今までの成績ということで、こういう賞を頂いて、本当に大変うれしく思っております。
なんだかんだ20年ですかね、気付けば20年ということで、すごくばく然と夢を見てたオリンピックというものに、3回も出させていただくことができて、自分自身でも3回も出れるなんて思っていなかったので、正直、びっくりで、本当に3回とも出たのかなというふうに、今でも思うんですけども、その3回という経験は、なかなか、経験したくてもできる場所ではないですし、僕自身もその3回の経験を経て、その4年4年、それまでのストーリーが今の自分を作ってくれたなと思いますし、たくさんのふだんの生活では経験できないような経験をたくさんさせていただいて、本当にフィギュアスケートというものに出会えてよかったなと思って、そして、またこういう賞を頂いて、本当にうれしく思ってます。
本当にありがとうございました。
ここではね、私しか聞けないと思うんですけど、私、岡山県のスケート連盟の会長もしてるんで、聞いてしまおうというふうに思っています。
これからの大輔さんの抱負、これからどういうふうにしていくのか、それを皆さんの前で、発表していただけたらと思います。
そうですね、なんか、こういった形でしゃべるのも、すごく、いいのかなというところなんですけれども、僕自身、引退することを決断いたしまして、次の目標に向かって進んでいきたいなというふうに思いました。
すごく僕自身も急な決断で、1年間、1年、2年ゆっくり考えて、引退するのか、現役を続行するのか、決めていこうかなと思ったんですけれども、悩んでても、なんかすごく気持ちの中に、もやもやっとしたものが残っている自分がいて、やはり次に進むには、一度、線を引くということで、引退したいなという気持ちで、すごく急なんですけど、自分の中で引退という決断をしました。
ただ、目標というのは、全く定まっておらず、この引退という、僕もすっきりした形で、また違った形で、自分を見つめ直して、これからの人生のほうが長いと思いますし、この場にいられる僕の大先輩方ばかりなので、本当にいろんな道があるなと思いますし、ゆっくり、これからの人生のほうが、情熱がもっともっとないと、やっていけないと僕は感じているので、すごく悩んで決めていきたいなと思います。
なので、目標というのは決まっておりませんけども、一応、現役を引退するということだけは決めて、次に進んでいきたいなと思っています。
ありがとうございました。
高橋大輔選手、引退を表明しました。
刈屋さん、今のあいさつ、どのように聞きましたか?
急な決断というふうにおっしゃっていましたけれども、時期としては最高のタイミングなんですよね。
やっぱり新しくシーズンが始まる直前で、やっぱり自分の気持ちをしっかりと整理して、そしてまあ、スケート界においても、しっかりと次の道に進んでいくタイミングとしては、シーズン直前の今が、本格的なシーズンが始まる今が、一番いいタイミングだったんじゃないかと思いますし、3回のオリンピックは、最初のトリノは夢をかなえた。
次のバンクーバーではメダルをとりにいった。
そして最後のソチは、最高の自分を表現しようとしたと、それぞれ違うオリンピックの姿を見せたというのは、本当にすばらしかったと思いますよね。
非常に今、あいさつをしているときの表情も晴れやかだなと感じたんですけれども、どうでしょう?
気持ちの整理がちゃんとついたんだなというふうに思いますね。
では、その高橋大輔選手のこれまでの歩みを見ていきます。
活躍の映像、VTRにまとめました。
こちらです。
高橋選手は、岡山県倉敷市出身の28歳。
8歳でフィギュアスケートを始め、ジュニアの頃から頭角を現しました。
オリンピックには19歳のとき、トリノオリンピックで初出場。
しかし、緊張もあって、思うような演技ができず、8位でした。
その後は、ステップに代表される世界屈指のスケーティング。
情感豊かな表現力と、持ち味を伸ばしていきました。
しかし、バンクーバーオリンピックを前に、大きな試練が。
1年前のシーズンに、右ひざのじん帯を切る大けがを負ったのです。
苦難を乗り越え迎えた2回目の大舞台。
世界一のステップ。
持ち味を存分に発揮しました。
銅メダル。
フィギュアスケート男子で、日本に悲願のメダルをもたらしました。
そしてことしのソチオリンピック。
高橋選手は、早くから競技人生の集大成にすると、心に決めていました。
ひざの痛みを感じながらも、世界中に高橋らしい演技を見せました。
感謝の気持ちを込めたと、万感の滑りでした。
結果は6位。
長年、日本男子を引っ張ってきた高橋選手の最後の演技となりました。
非常に苦難を乗り越えて、栄光をつかんだという印象のあるVTRですけれども、刈屋さん、16歳のときから取材を続けてきたということで、高橋選手、どんな選手ですか?
その人柄は、本当にわれわれ、いろんな選手を取材しているんですけれども、私はもう、最も信頼して、最も信用できて、そして最も尊敬するアスリートの一人ですよね。
信頼ですか?
はい、バンクーバーオリンピックのときに、演技が終わって、そのあと、選手は終わったあと、インタビューをどういうふうにいくかというミックスゾーンというルートが決まっていて、どこのインタビューを受けて、どのインタビューを受けてっていう、ずっと決まってるんですよ、ルートが。
彼がバンクーバーオリンピックのときのフリーの演技が終わったあとに、まだ順位が確定してなかったんですね。
そのときに私がインタビューをして、最後のメダルが決まるかどうかっていう、プルシェンコの演技のときに、もう1回、ここに戻ってくれないかとお願いしたんですよ。
普通はもう、常識的には考えられない無謀なお願いなんですけれども。
選手の動きだって、いろいろ制約があるわけですよね?
制約もありますし、やっぱり異常な興奮の中で、いろんなメディアのインタビューを受けなきゃいけない中で、戻ってくることはほとんど不可能だったんですけれども、もしかすると高橋大輔選手だったら、戻ってきてくれるんじゃないかなと思って、そういう無謀なお願いをしたら、ちょうどプルシェンコ選手が演技をするときに、彼が現れまして、戻ってきたんです。
来ましたっていうふうに戻ってきてくれて、一緒にプルシェンコの演技を見て、メダルが決まった直後にもう1回、インタビューをしたんですね。
ですから、日本にお届けしたメダルが決まった直後のインタビューというのは、高橋大輔選手ならではの動きをしてもらったことによって、初めて可能だった、奇跡的なインタビューだったんですね。
そのいっときの約束もきちっと果たすっていう、誠実な人柄も感じますよね。
その高橋選手が日本のフィギュア界にとって、どんな存在なんでしょうか?
分かりやすくいうと、日本の男子のフィギュアスケートを、世界のトップに引き上げたということと同時に、やっぱり日本のファンだけではなくて、世界のファンにフィギュアスケートの持つ表現力の可能性の豊かさというか、無限さというか、無限の可能性というのを見せたと思うんですね。
やっぱりバンクーバーの直前ぐらいから、高橋選手がリンクに立つと、国内に限らず、国際大会、オリンピックでも、空気が変わるんですよ。
うわー、大輔が出てきた、どんな世界を見せてくれるんだろうというわくわく感、つまり、人が見ている期待以上の世界をそこで表現してくれるっていう、まさにフィギュアスケートの無限の芸術性というか、可能性を、世界のフィギュアファンに広めたということがいえると思いますね。
ちょっと詳しく伺いたいんですけども、その高橋選手の演技っていうのは、それまでのフィギュアの演技と何が違ったってことですか?
やはり、音の表現力ですね。
こういう形の音を表現するのか、こういう形で世界を表現するのかと。
ですから、ファンにとっては、音が聞こえなくても、高橋大輔選手の映像を見てると音が浮かんでくる。
つまり音を見せることができる演技、そういう演技力を世界に見せたと。
あっ、フィギュアスケートというのは人間がここまで芸術性を表現できるんだというところの可能性をやはり高橋大輔が世界に向けて発信したということが言えると思いますんで、ですから、男子のフィギュアスケート界においては、歴史に残る名選手の1人ということになると思いますね。
先ほどオリンピック、大会ごとに違う姿を見せたというお話ありましたけれども、ただそこには、高橋選手、当然努力が陰ではあったんですよね?
そうですね。
16歳で彼が日本の男子で初めてジュニアの世界チャンピオンになったときには、本当にすばらしい感性を持った、素質を持った選手ではありましたけれども、ガラス細工って言われたんですね。
非常に弱い、精神的な部分の弱さ、技術的な部分の安定感がないといわれたんですけれども、それを本当に努力しながらですね、技術を高め、そしてメンタル面を鍛え、そして夢を果たしたトリノオリンピックで、自分がまだできるということを確信して、さらに別な世界へ、ヒップホップの音を導入したりですとか、あっ、高橋大輔はこんなこともやるのかっていうリズムとか、テンポとか、そういうことも全部挑戦して、シーズンごとに高橋大輔が進化していくんだということを、世界のファンに見せたんですね。
ですから、フィギュアスケートもそうですけど、フィギュアスケーターが、あっ、もうこれ以上は進化しないんじゃないかという限界をさらに超えて、さらに超えて、さらに超えて、新しい世界を見せ続けたというのが、高橋大輔っていうフィギュアスケーターだと思うんですね。
何度も進化を見せてくれたと。
その間にもう、選手生命が絶たれるんじゃないかという大けがも乗り越えて、高橋大輔はこれ以上うまくならないんじゃないかということを、その答えを、うわー、またうまくなってきたよと、うわー、またさらに進化しているよということを、見せ続けたっていうところが、やっぱり高橋大輔の本当のすばらしさだと思いますよね。
センスはもちろん、その上にどんどん努力を重ねて、重ねてということなんですね。
そうですね。
ですから彼が、あれだけのフィギュアスケーターとして、あれだけの世界を作ったのは、持って生まれたものではなくて、みずから勝ち取っていったもの、技術にしてもメンタル面にしても、表現力にしても、勝ち取っていったものなんですね。
ですからそれを見ている今の羽生選手にしても、続く若い世代にしても、高橋大輔が歩んできた世界っていうのは、そのステップっていうのは、ものすごく影響を与えていると思いますね。
だから自分もこれでだめかもしれない、ここまでかもしれないと思った、いや、高橋大輔はそれを乗り越えてきているんだと。
さらに進化してるんだっていうのを目の当たりにしてますんで、ですから自分の限界をさらに超えていく選手たちが日本の若い選手たちがついていくと思いますね。
初めてオリンピックのメダルをとった高橋大輔選手引退によって、このあと日本の男子フィギュア、どんなステージに入っていくと思いますか?
高橋大輔がいなくなって、レベルが下がるんではなくて、高橋大輔が残したものを、たぶん引き継いで、どんどん続いていってくれるんではないかなと、それだけの引っ張ってきた力というのは、高橋大輔にはあるというふうに思いますよね。
本当に振り返るほどに、高橋大輔選手の功績の大きさというものを実感します。
高橋大輔選手、現役引退を表明しました。
刈屋富士雄解説委員とお伝えしました。
では気象情報です。
台風19号は、温帯低気圧に変わりましたが、各地に被害、影響が出ています。
奈良岡さん。
そうでしたね。
こちらは気象庁からのデータをもとに、風の状況を映像化したものです。
きのうの午前から見ていきます。
この渦を巻いている所は台風の中心です。
そしてオレンジ色の所ほど、風が強いことを表しています。
台風の中心付近では、南風が強く吹いていたことが分かります。
西日本ではきのう、瞬間的には40メートル近い暴風が吹きました。
これに併せて雨の様子も見ていきます。
南からの暖かく湿った空気が流れ込んだ太平洋側を中心に、雨雲がきのう、発達しました。
そして広い範囲に、きのうは雨雲がかかっていたということが分かります。
台風はこのあとも北上を続けて、北日本にはきょうにかけて、大雨をもたらしました。
日本列島、広い範囲に大きな影響を与えた台風19号は、きょう午前9時に、三陸沖で温帯低気圧に変わりました。
そしてこちらは、今の北海道釧路市の様子です。
台風から変わった低気圧の影響で、雨が降っています。
そして風も強く吹いています。
木も揺れていますね。
このあと、夕方にかけても雨が続きそうです。
激しく降ることもあるでしょう。
また風の強い状態も続きそうです。
では雨雲の様子を見ていきましょう。
2時間前からです。
北陸から東北、そして北海道にはまとまった雨雲がかかっています。
このあとの雨の見通しを詳しく見ていきます。
きょうの夕方にかけても、北海道の太平洋側では1時間に30ミリの激しい雨が降りそうです。
ただ、そのあと夜にかけて見ていきますと、次第に雨の範囲は海上へと抜けていく見込みです。
ただ北日本では今夜にかけて、暴風や高波、そして夕方から夜の初めごろにかけての満潮時刻を中心に、高潮にも引き続き警戒をしてください。
では波の予想を見ていきましょう。
きょうも北日本の太平洋側では7メートルの大しけが予想されています。
そして北日本から東日本、5メートルから6メートルの波が予想されている所が多くなっています。
しける所が多くなりそうですから、引き続き、高潮に警戒をしてください。
そして今夜の予想天気図を見ていきましょう。
低気圧は、発達しながら、北海道の東の海上へと進む見込みです。
等圧線の間隔が込み合います。
このために引き続き今夜にかけても、風の強い状態が続きそうです。
北海道では瞬間的には35メートルの風が予想されています。
波の高い状態も続きそうですから、高波にも警戒をしてください。
また標高の高い山では北海道、雪が降っています。
積もる所もありそうですから、峠越えをする際など、車の運転、くれぐれも注意をしてください。
ではあすについてです。
あすの予想天気図を見ていきましょう。
あすは低気圧は離れて、次第に高気圧に覆われる見込みです。
晴れる所が多くなりそうです。
ただ関東の沖には、低気圧が発生します。
このために関東はすっきりしない天気となって、雨の降る所もありそうです。
では、全国のあすの天気です。
次はこちらです。
今、選挙権を18歳まで引き下げる議論が本格化しています。
ことし6月に改正された国民投票法。
4年後に、投票できる年齢を18歳以上に引き下げることが決まりました。
これを受けて、与野党8党が作業チームを設置。
国民投票の投票年齢に合わせて、選挙権が得られる年齢についても、20歳以上から18歳以上に引き下げるため、具体的な実施時期などを検討していて、今の臨時国会に公職選挙法の改正案を提出することを目指しています。
こうした議論が進むことについて、10代の若者たちは。
一方、20歳以上の大人は。
選挙権を18歳まで引き下げるねらいは?そして課題は?まるごと解説します。
10代の方から前向きな声が聞かれました。
では政治取材歴20年以上、安達宜正解説委員とお伝えしていきます。
安達さん、VTRにあったんですけれども、国民投票は18歳からになると、きょうさらにお伝えするのは、18歳に選挙権をということで、まあいわば、高校生に選挙権をという議論についてですね。
そうですね、決まればそういうことになりますね。
さっきVTRにもありましたけど、与野党では2年以内に法整備を進めるということで。
憲法改正の国民投票法と合わせるということですか?
そういう面もありますね。
憲法改正の国民投票と、国政選挙が同時に行われた場合に、混乱するということですね。
それにも増して、一方は18歳、一方は20歳以上というのは、これはやっぱり合理的な説明がつかないんじゃないかという、当然の議論もありますよね。
それに加えて、僕は2つくらい理由があると思いますね。
まずじゃあ1つ目。
1つは、世界のすう勢というか、国際水準なんですね。
小澤さんね、世界で18歳選挙権を認めていない国っていうのは、どのくらいあると思います?
認めてないというところは、かなり少ないんじゃないですか?
少ない?大体90%認めてるんですよね。
国会で調べた世界190か国程度のうち90%が18歳まで選挙権を与えていると。
こっち見てもらうと、分かるんですけどね、主要国、G8といわれる国の中で、20歳まで選挙権を認めていないのって日本だけなんですよね。
例外中の例外ということですね。
日本と同じように、20歳以上にならないと選挙権を認めていない国というのは、例えばお隣の韓国ですとかね、それからさっき、刈屋解説委員出てましたけれども、サッカーのワールドカップで戦ったコートジボワールとか、相撲のトンガとかですね、比較的小さな国が多いんですね。
各国が18歳まで引き下げている理由というのは、なんなんでしょう?
国によっていくつかあるんですけれども、1つはまあ、高校の卒業年次が18歳という国が多いということ、それからあと徴兵制ですね。
それに関係する議論もありますね。
例えば1970年のアメリカ、これ何が行われていたか分かりますか?
今出ていますが、ベトナム戦争。
ベトナム戦争のときに、21歳だったんです、選挙権ね。
そのときに徴兵制18歳で、19歳、18歳の若者たちは、いつベトナムに戦争に行かされるか分からない。
死ぬか生きるか分からないのに、だけれども政治の決定、戦争を始めるかやめるかの決定には、参加できないというのは、認められないということで、選挙権年齢が引き下がったんですね。
先ほど、2つの理由ということでしたけども、もう1つはなんですか?
もう一つは高齢化社会への対応ですね。
日本より一昔前に、高齢化社会を迎えた、北欧諸国などでは、こうした理由なんですね。
ちょっとこれ見てもらいたいんですけれども、出ますかね、今、2012年には、現役世代2.4人に1人、お年寄りを支えていたんですが、今から10年後、2025年にはこれが1.8人に1人になりますね。
そうすると、どうしても社会保障の負担はますます若者の負担が増していくという現状ですね。
それからもう1つ、図が出ると思いますが、出してもらえますか。
現在でも若者の負担が多いんですね。
これ、世代ごとの受益と負担の差。
受益と負担?
そう、受益というのは、例えば道路とかの社会資本の整備だとか、あと年金、介護、医療、こういう公共サービスを受けるお金ですね。
それに伴う負担っていうのが、これ、負担なんですけれども、この負担を見てもらいますと、例えば今、60歳以上の人は4875万、得をするというか、多いですね。
受益のほうが。
だけども、今の20歳代の人は、これだけ損をするっていうか、損してしまうんですね。
負担するということですね。
そういうことですね。
その差、6500万円以上。
それだけ若い人の負担が多い。
それから20歳以下の将来世代といわれる人たちは、これ、9500万円、1億円近く違うんですね。
これ、確認ですけど、世代によって、一人一人の比較でこれだけの差が出るということなんですね?
そうですね、今消費税が上がっているときじゃないですか。
だったら今やって、いつやるんですか、今でしょ、みたいな議論もあるわけなんです。
こういう状況を見ると、若者の意見を取り入れていく必要というのは、分かる気がするんですが、一方で、街頭のインタビューでも慎重な意見ありましたよね。
そうですね、僕3つぐらいあると思うんですが、慎重な意見ね。
1つは今の、若い世代が必ずしも望んでいないんじゃないかということですね。
統計なんかを見ても、確かに国政選挙での投票率っていうのは、どんどんどんどん若い世代、20歳代が一番低いんですよね。
18歳、19歳の人たちに選挙権を与えればその投票率がさらに進むんじゃないかという慎重論です。
さらに2つありますけれども、まず2番目、こちら権利のみの拡大に反対ということで、確かに責任が果たせるのかという不安もあるのかもしれませんね。
成人年齢は20歳のままで、選挙権年齢だけを18歳に下げるというのはですね、例えば選挙権年齢を下げると、選挙運動にも18歳、19歳の子どもたち、人たちが参加できるんですね。
その人たちが選挙違反を起こしたときにどうするのか。
少年法の今の保護対象になっているけども、そのままでいいのかっていうのが、具体的な議論として上がっているんですね。
その下はどうですか?政治教育が伴っていない。
学校で政治教育やっていないのに、18歳、19歳の人にちゃんと確かな選択ができるのかっていう議論なんですけれども、ただこれについては、18歳でも19歳でも、しっかりした子どももいるし、僕たちの世代にもいろんな人もいるし、これは世代ではなかなか決められないんじゃないかという、慎重な意見もあります。
賛成にも慎重派にも理由があるのは分かるんですけれども、安達さんは、18歳に選挙権を与えることの意味っていうのは、どんなものだと思いますか?
そうですね。
僕も政治取材長いですから、いろんな政治家と話する機会があるんですけれども、政治家の人たちに聞くと、中年以降、僕ら以降の世代の人に話するほうが、力が入るって言うんだよね、というのは、選挙にも行くしね、政治にも関心が高い。
だけども若い人たちは、選挙にも行かないし、投票率が低いですから、行かないし、ましてや18歳や19歳の人たちが選挙権自体がないわけですからね。
政治家もどうしても中年以上の人たちに目を向けてしまう、シルバーデモクラシーとも言われてるんですけれどもね。
一方でAKBの総選挙なんか見ると、タレントの方々は若い人向けに支持を呼びかけるわけですからね、だいぶ違うわけです。
なるほど。
それから若い人たちにも選挙権の幅を広げることによって、政治を若い世代に向けるっていうことにもなるのかもしれませんよね。
そうですね。
そういうことだと思いますね。
外国はどうなんですか?
外国なんか見てみると、どんどん引き下げる方向なんです。
オーストリアは16歳になりましたしね。
この番組でも先日やってましたけれども、スコットランドの住民投票、これも16歳から認めていますよね。
北欧4か国は、さらに被選挙権、選挙に立候補できる年齢も18なんですね。
高校生の国会議員なんかもいるんですね。
やっぱり若い人たちも、政治に目を向けるチャンスっていうのを与えていかなきゃいけないと思いますね。
18歳選挙権の議論について、安達宜正解説委員に聞きました。
続いては社会問題になっている危険ドラッグを巡って全国初の条例です。
広島からお伝えします。
危険ドラッグによる事件や事故は、各地で相次いでいますが、規制が追いついていないという指摘も出ています。
こうした中で、薬物の成分が特定されなくても、販売や所持などを全面的に禁止する全国で初めての条例が、鳥取県議会で可決されました。
この条例は、興奮や幻覚などを引き起こし、麻薬や覚醒剤と同じように健康に害を及ぼすおそれがある薬物については、成分が特定されなくても、県が独自に危険薬物として、製造や販売、それに所持や使用を禁止することにしています。
条例はきょう開かれた鳥取県議会の本会議で、全会一致で可決されました。
一方、処罰の対象があいまいなどとして、厳格かつ慎重な運用を求めるとする付帯意見も、賛成多数で可決されました。
鳥取県によりますと、製造や所持なども含め、危険ドラッグを全面的に禁止する条例は、全国で初めてだということです。
危険ドラッグは、法律で規制されている成分の構造を少し変えるだけで、次々と新しいものが流通し、規制が追いついていないと指摘されていて、民主党など野党7党が、薬事法の改正案を衆議院に共同提出するなど、規制の動きが広がっています。
では、今の空の様子、見てみましょう。
こちらは、山形県山形市の蔵王の様子ですね。
今、雲が多くなっていますね。
でも紅葉がきれいに見えています。
ことしは紅葉が1週間ほど早く始まって、山頂付近は見頃を過ぎましたけれども、今はこの辺りの中腹が見頃ということです。
そしてあすは、各地で晴れそうです。
青空が期待できる所、多そうですが、関東地方はすっきりしない天気になりそうなんです。
夕方以降は雨の降る所がありそうです。
気温の予想を見ていきましょう。
最低気温は、けさと比べて大幅に低くなる所が多くなりそうです。
広島は12度まで下がりそうです。
日中の最高気温は22度ぐらいの所が関東から西、多くなるでしょう。
お伝えしていますように、フィギュアスケート日本男子を、エースとして引っ張ってきた高橋大輔選手が、先ほど、現役引退を表明しました。
2014/10/14(火) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
情報まるごと[字]
▽台風19号 大雨と暴風 土砂災害に厳重警戒を 【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子
詳細情報
出演者
【キャスター】小澤康喬,實石あづさ,【気象キャスター】奈良岡希実子
ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:15243(0x3B8B)