ビートたけしのTVタックル 2014.10.14

(男性)やばいねこれ。
先月27日に噴火した御嶽山。
これまでに50人以上の死亡が確認され戦後最悪の火山災害となった。
だが被害の全容はいまだつかめていない。
未曽有の実は日本は三宅島浅間山新燃岳など110もの活火山がある火山大国。
そんな中先週火口湖御釜が白く濁り火山性微動が発生。
噴火の予兆ではと疑われている。
果たして次なる火山噴火の危機は一体どこに潜んでいるのか?そこで今夜は…。
そして…。
5人の専門家が集結。
火山と噴火を徹底討論。
さあ…。
今回の御嶽山の噴火というのはビックリしましたが。
この国に住んでて本当に日本人ってあんまりあれだね。
平気だね。
割に自然災害に対しては…。
これだけ危ないところにいるという気はないよね。
あんまり考えないようにしてるっていう感じはしますね。
あまり気にするのをやめようっていう…。
今回専門家の方々においでいただいているんですけれども。
それぞれにまず伺いたいんですが御嶽山が噴火したっていう一報を聞いた時にどういう風に感じられたのか。
まず島村先生は火山の専門家。
そうですね日本に火山いっぱいあります。
地震学者で火山研究の権威島村英紀氏は御嶽山噴火をどう見たのか?火山はどれも危ない。
ですからこんなとこでやったかなというのが印象ですね。
もっと危ない火山というのがもっと影響が大きい火山が他にもあるわけです。
御嶽山というのは島村先生の中では…。
(島村氏)ノーマークに近い感じだった。
ノーマークに近い感じ。
何かが違ったという感じなんです。
ロバート・ゲラー先生はこの間地震の時にもおいでいただきましたけれども。
東京大学大学院ロバート・ゲラー教授。
地球科学の権威が噴火予知を真っ向から否定。
火山の予知というのは…。
アバウトってどれぐらいですか?予知の事はまた後ほどお話しいただくとして高橋先生は地質学?私はですね環境考古学。
なんですか?それ。
昔の時代がですね寒かったか暑かったかあるいはいつ火山が爆発したかというのを調べて人間の生活にどんな影響が出たかっていうのを調べる。
先生は元プロレスラーとかそういうのじゃない…?残念ながらちょっと背が足りないんです。
日本の自然災害の歴史を研究する高橋教授は噴火対策の問題点を語る。
基本的に今西日本は南海トラフとの関係で非常に火山が爆発しやすい状態ですね。
桜島とか新燃岳とかなってますし。
東日本の方もですね東日本大震災との関係で火山が爆発しやすい状態になってるのでさほど驚かなかったという…。
(高橋教授)そうですね。
これ気を付けなきゃいけないのは火山の噴火という問題とそれによって生じる災害とは別個だって事です。
(ミッツ)煙はよく上がりますよね。
ただあんまりマグマがブワって出てくるような火山ってあんまり日本では…。
大島とかはありましたけど以前。
あんまりこう本州とかではないですよね。
でも普賢岳の時には…。
あれはマグマきましたっけ?火砕流だけじゃない?ハワイは地震ってあんまり言わないよね。
ん?ハワイは地震とかあんまり言わない。
そうですね。
日本は地震と火山とほとんどリンクしてるみたいなとこあるから。
地震があればどこかドンといくだろうというかドンといったあと地震がとかそんなような事がよくいわれるじゃない。
(ゲラー教授)でもたまたまね日本はね最近の100年ぐらいで大した…まあ桜島を除いてすごい噴火は本州には起きてないんですね。
だから日本は大きな噴火はどういうものか忘れてますね。
江戸時代とかその前に結構ありました。
江戸時代までさかのぼらないと大きな噴火は忘れているという事ですか。
(島村氏)今度の噴火はね出てきたものが火山灰とか火山弾ですが東京ドームで量ると3分の1とか6分の1なんです。
ですから東京ドームよりは小さいものしか出なかった。
だけど東京ドームの250杯以上の噴火を大噴火って火山学ではいうんですが。
その大噴火は今までの19世紀までは1世紀の間に100年の間に4回から5回ありました。
日本で?ええ日本だけで。
ですからゲラーさんが言うように桜島とそれから北海道の駒ヶ岳ってとこですがそれが1900年代の…1900年の前の方にあっただけでって事は逆に言えば…。
(島村氏)非常に不思議な事でこんな事はあり得ない。
これから多分21世紀には5〜6回の大噴火つまり東京ドームでいうと250杯のなんかは出てくる…。
(ミッツ)周期っていうのはあるんですか?周期は長い目で見るとあります。
大体何年に1回とかっていうのがあるんですか?
(島村氏)ですから長い目で見るとつまり日本列島全体を見ていて100年200年という単位だと例えば4回ぐらいはずっと噴火してきた。
山村さんは現地を見て…。
はい。
防災のスペシャリスト山村氏が現地を視察。
採取した火山灰を徹底解説。
灰を持って帰ってきたという…。
これはですね灰といっても私は上行くわけじゃなくてふもとをずっと回った中で濁沢川っていう川があるんですね。
そこの途中にですね流れてきた灰なんですね。
(ミッツ)川に流れてた…。
(山村氏)川に。
ですから非常に灰色のドロドロしたものが。
これだともうちょっと硬いですけどね。
泥ですね。
粘土みたい。
(大竹)どういう特徴があるんですか?
(山村氏)これは乾くとですねこういう状態で水を含むと大変粘り気が強くてですねそれで乾くと石膏状態になってしまって。
場合によってはその…。
固まるんですか?表面固まってきちゃうんですね。
なんていう状態が起こりますね。
(大竹)日にちが経ったら掘れない?
(山村氏)そうですね。
(八田)じゃあこの先山頂はもっと捜索が難しくなるかもしれない…。
可能性ありますね。
消防隊の人に話を聞いたんですけども谷の方にも滑落した方もいらっしゃるかもしれない。
その方々に灰が流れそして固まると大変捜索が困難になるかななんて話をされてましたですね。
いつもそうだけど被害がだんだん拡大していくじゃないですか。
松本さん拡大していく前に何かみたいな…。
被害が拡大をしていくっていうか最初は全部が見えなくて。
そこに支援に入ったり調査に入ったりした時にこんなに…という世界の広がりはあるんですよね。
政府の防災担当を務めた松本衆議院議員が語る。
火山対策の実情とは?東京ではですね三宅島はコンスタントにって言うと怒られますけども20年前後で爆発を繰り返してるんですねここのところ。
大島が30年ちょっとぐらいですかね。
(ミッツ)三原山とか大島なんかは山頂まで登ってる人はあんまりいらっしゃらないですよね。
危ないから。
いつ爆発するかわからない…。
ですから三原山ですとか桜島ですとかですね噴火がよくあるところっていうとおかしいんですが。
研究対象としても注目をされますしまたそこに研究対象として注目されるっていう事は多くの専門家の関心が集まりますし観測機器もたくさん付けられますし小さな予兆も見逃す事がないしという火山との付き合い方としていい循環が生まれてきますね。
逆にね。
御嶽山の噴火で注目される火山の監視体制。
噴火警戒レベルはどうやって決まるのか。
そしてそもそも噴火は予知出来るのでしょうか?現在日本にある110もの活火山のうち24時間監視されているのは…。
47。
御嶽山も24時間の監視対象に入っており…。
…などが監視されていた。
しかし今回の噴火を予知する事は出来なかった。
これを受け火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は…。
…と火山噴火予知の難しさを語った。
しかし防災担当の山谷えり子大臣は…。
果たしてちょっとこちらを…。
これは大変なのは煙上がったらちょっとちっちゃな火山の噴火があったらああ噴火するぞっていう…。
その前はどうだい?わかるかな?今世界地図でご覧いただくと世界の活火山の状況っていうのはこうなっていまして。
日本列島どこにあるんだっていうぐらい。
(大竹)日本がないじゃないかそれじゃ。
ないよそれ。
完璧に隠れるほどの火山。
今VTRの中でもご覧いただきましたけど日本の活火山というのは全部で110あって。
でこの中の47火山ですか。
これが常時観測火山と。
御嶽山はこの常時観測火山の中に入ってるんですか?47の火山の1つに入ってます。
そもそも110の中の47の選び方っていうのはどういう風になってるんですか?
(松本議員)47は火山の専門家といわれる方々に集まっていただいて。
これから100年のうちに噴火をする可能性が高いといわれる47が選ばれて。
でも…お言葉ですけどもさっきのVTRの中で火山予知連絡会の会長さんが火山の予知は無理だと。
(ゲラー教授)火山噴火予知。
火山予知は簡単ですよ。
火山の噴火予知は基本的に無理だっておっしゃっちゃった…。
(松本議員)この藤井先生がトップになって選んでいただいた47の火山について…。
47を選んだ意味がわからない…。
100年っていうのがどうやって決めたんだろうっていうのはどうなんだろう?要は変なとこでこれだけ火山があるから…。
非常に単純に説明すると要するにいくら観測しても…。
全部経験的でアバウトでああこれは震動してるどうしようどうしよう。
でも
(松本議員)そんな事はない…。
(ゲラー教授)いくら観測してもそんなに正確な予知に…その観測データを結ぶ理論は何もないのに。
でも噴火予知連があれば噴火予知が出来るのではという間違った印象を与えてるだけです。
気象庁からは今回の場合もそうでしたけれどもこの山はどんな感じっていうのが噴火警戒レベルというもので。
今回の御嶽山も平常のレベル1だったという情報を信じて登山をしたら災害に遭ったっていう。
7分前にはわかってたって話はありますよね。
(松本議員)うんうん。
(大竹)それでその前に微震動っていうんですか?この山はあった…。
火山性の微震動がデータとしては出てきてるんですよ。
5月の13日今年の。
5月の13日以降ですね御嶽山は13回地震があります。
で9月の10日以降10日と11日がですね大体50回80回の火山性微動があります。
したがってこの段階でかなり怪しいなという事は十分みんな考えてたわけです。
じゃあ地元の人たちはわかってたんですね。
地元の人たちはある程度わかってるし気象庁のデータに基づいてこれ今私は話をしてます。
(八田)じゃあ発表されているって事ですか?
(高橋教授)ええインターネットに全部出てきてます。
リアルタイムで?リアルタイムで。
御嶽山が噴火したのは先月27日。
しかし周辺地域では5月に群発地震更に9月には火山性地震を観測していた。
そして噴火10分前には火山性微動7分前には山体膨張も確認されていたのだ。
(大竹)ただ観光シーズンで天気もよくてみんな登ったわけですけど。
その微震動が地震でいうところのね大きな地震がきますよという微震動であったのか噴火を知らせる微震動であったのかわからない。
微震動ってどのぐらいの頻度で起こるものなんですか?ものすごいたくさんしょっちゅうあるっていうんだったら確かにさっきおっしゃった…。
(松本議員)いやいやしょっちゅうあるっていう話ではないんですけども。
僕は火山の専門家じゃないから先生の方がお詳しいと思う。
私はもうちょっと批判的なんですけど。
何に?火山噴火予知そのものに。
(大竹)予知なんか出来ないって事ですか?
(島村氏)かなり難しいかほとんど不可能だと思いますね。
研究者としては。
だから藤井さんと同じ考えを持ってます。
警報レベルがこういうやり方で決まったのは2007年から。
今年で7年目です。
ところが1から22から33から4に上げてくその基準というものがですね数値的なものでもいわば客観的なものでもないの。
なんなんですか?
(島村氏)なんにもないんです。
非常に悪く言えば目の子です。
はい?
(島村氏)目の子。
(大竹)なんでロバートさんが目の子知ってるんだ…。
(島村氏)それで今回もですから1から2にしておけば少なくても火口付近頂上付近に人がいなかったんじゃないかっていう反省は火山学者の中にもあります。
あります?ですから1から2という基準が客観的にはないんですよ。
登山者は大体気象庁のこれがどのぐらいかなという事を見て1だからまあ登っても平気だろうなと。
(島村氏)1は山頂まで行ってもいいという事ですからね。
ですからごく普通の状態。
それがヤマ勘だったって言われたら…。
いやヤマ勘っていうのは1から2へ上げる2から3へ上げる事がヤマ勘。
(大竹)いやいやちょっと待ってくださいよ。
そうはおっしゃるけどなんにも出来なくても空振りしても構わないから情報が…多分流したと。
天気のいい行楽日和ですけど空振りに終わるとしてもこの情報は流すと気象庁が判断して流したりすればですよ。
(ゲラー教授)いやそれはね甘いですよ。
(大竹)甘い?
(ゲラー教授)甘い。
要するに一番日本の優れたそれは彼らが悪いのではなくて学問には噴火予知を許すための理論はない。
にもかかわらず…。
じゃあ火山予知連合会っていうのはある事自体がバカバカしいと思いながら藤井さんは会長をやってるみたいな感じなんですか?まあそんな感じじゃないかしら。
彼は非常に正直な研究者なんだと思います。
(八田)でも今回に限って言えばその微震動があった時に山頂だけで例えば警報なりなんなり鳴らす程度でも心構えとしては多少変わったのかなと思ってしまうんですね。
(島村氏)そうですけどねただうまくいった例はないわけじゃないんです。
ですからちゃんと例えば2000年ですが北海道の有珠山っていう室蘭の近くの山で全員避難しまして1人のけが人も出さなくってうまく逃げた事があるの。
しかし3日前に出された緊急火山情報で危険地域の住民およそ1万5000人は事前に避難。
家屋の被害などはあったが噴火による死傷者は1人も出なかった。
(島村氏)それは何かっていうとホームドクターみたいな先生がちゃんと大学におられてその火山をずっと見てきて経験も研究もしてきたわけですね。
火山のドクター?
(島村氏)それぞれの火山にホームドクターがおられる火山とそうじゃないのが…。
御嶽山は違う?御嶽山は違うんです。
でも有珠山のようにホームドクター的な人がもしいたとしたらもう少し被害っていうのは違った?
(八田)じゃあもう全部に付けちゃえばいいじゃないって。
110人いればいいんでしょ?
(島村氏)でも火山学者20人しかいないっていうんですよ日本で。
火山学者20人しかいないっていうんですよ。
(八田)日本に?
(島村氏)はい。
だから気象庁の実はそこの机に座ってる方も火山や地震の専門教育を受けた方ではありません。
(ミッツ)1人ふた山とか。
1人5…。
5つの山を見るようにするとか。
データがありますのでね。
今までの研究の蓄積みたいなものはやっぱり非常に大事なので。
火山のそばにいなきゃわかんないんですか?その土地のお百姓さんに聞いた方が早いんじゃないの?明日は晴れだなっていうのは大体土地の人がよくわかってる。
(八田)でもせっかくねお金かけてデータ取ってるのにそれを活用しないっていうのがすごくもったいない…。
活用っていうかね例えば
(島村氏)ですから例えば西暦2000年ですか。
磐梯山っていう福島県の山がありますね。
地震がどんどんどんどん増えて1日400回までいって入山禁止にしたけれども結局噴火しなかったの。
でもそれはいいじゃないですか。
被害がなかったんだから。
(大竹)逆に空振りでもいいから情報を流せっていうのは間違ってますか?いやさっきゲラーさんがおっしゃったとおりそれやるとオオカミ少年になっちゃうんじゃないかしら。
(大竹)でもそれでも…。
でもみんなその警戒を無視するようになるっていう可能性はあるんじゃないですか。
(島村氏)だから3になって…。
3や4になっても結局噴火しなかったら…。
どうせまた外れるに決まってるさ。
あれはだっていつも外れるもんっていう考え方になって。
(ゲラー教授)でも松本さんは先に言って例えば危ないところに家を造ると結局法律上で強制的に禁ずる事は出来ないから。
それはいくら…。
だから半分ぐらい空振りになったらあってもいいんだけど伺いたいんですけど世界的にこういうレベル1レベル2とかあるんですか?
(ゲラー教授)ないと思います。
他の国はどうしてるんですか?イタリアとか火山の多い。
アイスランドなんかではですね気象庁が担当して実際に避難命令を出しています。
その場合にはレベル1とか12345っていうやり方じゃなくて実際に危なければ逃げなさいという事でかなり当たってますね。
ついこの前も…。
何を基準にして危ないと?それは地震の活動度とかそれからさっきおっしゃった火山性微動とかそういったいろんな経験とかいわばデータの蓄積をみんな彼ら持ってるわけです。
なんで日本はこんな火山国なのにそういう技術については…?
(島村氏)どうでしょうか。
火山の数が多すぎるっていう事がありますね日本の。
もうちょっとハッキリすりゃいいんじゃないの?「入っちゃダメ」「いい」の2つしかないとか。
レベル1っていうのは平常って書いてあるんですね。
平常ってホームページにも気象庁は平常って書いてあるんですよ。
で平常っていうのは誰が考えても…。
おかしいよね。
レベル1は平常じゃないよね。
平常っていうのはこの下にあるわけだ本当はね。
場合によっては火口内立ち入り禁止規制という形になるんですけども。
でも普通の人が見たら…。
海に例えれば波風立ってないから海に出てよろしいっていう話ですよね。
特に水蒸気噴火はわかりにくいんですよね。
わかりにくいと思います。
(八田)水蒸気噴火っていうのは今回の…?
(山村氏)今回の噴火ですね。
わかりにくいってわかっている火山でそういう風に基準値をねガチガチに5段階決めちゃっていいのかなと。
あるいはそれがじゃあルールが決まってるのかと。
(大竹)だったらさやっぱりたけしさんの言うみたいにさ入る入らないぐらいはさ決めてもいいんじゃないですか?いくら地元の環境とか言ってても。
世界のおよそ1割の活火山が集中している日本。
風光明媚な温泉地は火山活動と切っても切れない縁があるのです。
時として牙をむく火山。
しかし日本にとってその恩恵は計り知れない。
特に温泉で親しまれている観光地はまさにその象徴だ。
しかし…。
地震学者で長年火山の研究も行ってきた島村英紀特任教授はこう指摘する。
(島村氏)例えば草津白根山がそうだし。
それから蔵王もね。
宮城蔵王もそうですし。
実は…。
島村氏が警戒する火山の1つ…。
年間2000万人が訪れる日本屈指の観光スポットだが…。
箱根山はおよそ3000年前にマグマ噴火した活火山。
町を囲むようにそびえ立つ山々は外輪山と呼ばれ火山の証し。
その中心付近に位置する大涌谷では今も活発な火山活動が見られる。
箱根の町はまさにでは箱根山が噴火する可能性は?24時間監視を続ける神奈川県温泉地学研究所の竹中研究課長に箱根山の現状を聞いた。
こちらの図がそうなんですけども2001年…。
実は箱根山はここ数年群発地震が起きるなど盛んな動きを見せている。
山の動きを24時間監視。
町ではハザードマップを作成しインターネットで公開するなど万が一の事態に備えている。
御嶽山噴火を受け竹中氏は…。
今それがどれだけ…。
実は歴史の中で富士山を超える大噴火をしてきた箱根山。
やだな。
よく地獄谷なんて名前付けたなしかし。
グツグツいってるもんね。
(ミッツ)グツグツいってるわけでしょ。
でも結局それが風光明媚だったりもするわけじゃないですか。
(八田)ああいうところ見るとやっぱり楽しいですしボコボコいってるのワーなんて言いながら見てますよね。
でもそれがボンとある瞬間ね噴火する可能性だってあるわけですしね。
(八田)そういう事ですよね。
箱根はどうなんですか?箱根山はですね実はかなり危ない火山だと思います。
え?本当ですか?ただ一番最近に噴火したのは3000年も前なんですね。
ですから皆さんは噴火の事を知らない覚えていない。
噴火の前に何があったかも知らないっていう事なんですが。
3000年前って何時代?もう石器時代かそのぐらいじゃないの?
(島村氏)大変な大噴火でね。
どうして知ってるんですか?そんな時代の…。
それはねその火山から出てきた噴出物をちゃんと地質学的に調べるとわかる。
ですから仙石原はその時に初めて出来たし。
それから川をせき止めちゃって芦ノ湖もその時初めて出来たし。
それからさっきの外輪山がありますが長尾峠っていう外輪山を越えて火砕流が静岡県側にいったのね。
そんな事までわかるんですか?そのくらいまでわかってます。
ですからそういった意味で3000年前は大噴火だったんだけども。
それから3000年間ない間に皆さん住み着いちゃったし大観光地に化けちゃったわけね。
ですからそういった意味では3000年っていうのはある意味では地球の歴史に比べて非常に短いですから僕たちが知らないだけで日本人が知らないだけで。
ある意味ではしょっちゅう噴火してきた火山の1つっていう事です。
今箱根は今のVTRにあったようにただしいつ噴火するかという事は残念ながら学問的にわからない。
(大竹)でもあれだよね。
桜島レベル3になってるわけじゃないですか。
そしたらば島村さんはレベルからいったらどのくらいだと思って?さっき申し上げたみたいに目の子って…ゲラーさん目の子ってなんです?要するにヤマ勘。
彼が言ってるのは間違いなく非常に近いうちというのは…。
(ミッツ)それって100年かもしれないですよね。
だから我々人間が知りたいのは我々の人間の生活…。
(大竹)それはわかりました。
(ゲラー教授)残念ながら一番知りたいのは…。
(大竹)おっしゃるとおりだと思うけど。
おっしゃるとおりだけど手をこまねいて見ているのかっていえば…ですよね?例えばさっき7分前にはわかってたと。
山に警報ぐらいは鳴らせるだろうと。
それが空振りに終わったとしてもそのくらいの事はいくら予測が…予知が出来なくても。
7分前もそうですし9月の10日11日にも出そうと思えば警報は出せたはずです。
だからそういったものに出すか出さないかの決断を出来るアルゴリズムがないという事をロバートさんはおっしゃってる。
すいません。
ロバートは下の名前でゲラー。
ごめんなさい。
(松本議員)その事っていうのは大変難しいと思うんですよね。
(大竹)箱根は人だらけだしね。
(ミッツ)空振りしたら空振りしたで。
(松本議員)気象庁っていうかね行政がレベル3とか4だよっていう認識が噴火があるまでなかったんではないかっていう風に僕は思ってるんですよ。
気象庁の判断ミスっていう事ですか?
(松本議員)そこまで警戒をしてなかったという事がまずあるんだろうと思うんですね。
で火山学者の皆さんも明確に噴火しますよっていうんだったらみんなが声を上げたと思うんですよ。
だけれども先生がおっしゃっていただいたように5月から異常があった。
異常はあるんだけど誰も確信的にこれは噴火の危険性が半分はあると思えばですね先生だって声を上げられただろうと思うんですよ。
その情報は全部オープンにされてるんです。
でもそれを眺めた日本中の専門家が噴火が高い確率で起こるという事を確信出来なかった。
そこをなんとかこれから高めていかないと…。
どう高めるんですか?
(松本議員)それはやっぱり研究の積み重ね知見の積み重ねをしっかりやっていただくしか手はないのかなと。
(八田)さっき島村先生はアイスランドは成功してるっておっしゃいましたよね?ほぼ成功しています。
(八田)そこに例えば誰か人材派遣してちょっとお勉強させてもらうとか。
ただね火山ごとに性質が違うのですよ。
日本の火山と?
(島村氏)日本の火山のしかも1個1個で非常に性質が違うので。
じゃあ今あるデータを使ってその理論が確立されてないっておっしゃるけれど確立しようとする事は可能なんですよね?アイスランドの例を見ると。
まだまだ不可能だと思いますね。
例えば気象についてはですね大気の運動方程式っていう難しい話ですがある方程式がわかっていまして。
そこにアメダスのデータを入れると明日は計算出来るの。
地震や火山はこの方程式がないんですまだ。
(大竹)でもさっき有珠山の場合にはその山をずっと見てらした方がいてっておっしゃって…。
実は非常に経験的なものなんです。
経験的なものでもなんでもいいから。
有珠山に関してはですね有感地震っていう体に感じる地震があって1日か2日で必ず噴火してるのを今まで7回繰り返してる。
ですから学問的な噴火予知じゃなくっても経験的に出来ちゃうわけですよ。
(大竹)なるほど。
だけど有珠山の下で何が実際に起きてるかマグマがどう動いたかっていう事は全然わかってないんです。
ですから有珠山に関しては経験的な予知が出来る。
じゃあ割と予知しやすい山?
(島村氏)そうしやすい山。
(八田)しやすい山しにくい山があるって事?
(島村氏)しやすい山がごく少なくある。
ほとんどはしにくい山であるっていう事ですね。
思わせぶりだっていいますよね日本の火山ってね。
アイスランドとか割と素直にいくぞっつったらボーン…。
アイスランドはホットスポットのマグマが…。
ホットスポットのマグマですから上がってきやすい。
もう1つの大きな問題はさっきおっしゃったけれども1つの悪い例として津波警報があるんですね。
津波警報っていうの出してますがあれは当たらない方が95パーセントなの。
ですからほとんどの方は実は津波警報が出ても逃げなくなっちゃってるわけです。
ですからオオカミ少年の悪い例っていうのはありますので火山がそうなっちゃうと非常に悪いですね。
また出たねぐらいな感じなんですね。
それは非常に悪くすると皆さん例えば夜中に預金通帳を探しておばあちゃんを背負って逃げるっていうのが2遍3遍あってそれが無駄になると皆さん今度は逃げなくなっちゃう。
人間は大体お盆になって渋滞20キロっつっても必ず行くからな。
あれほど言われてるのに渋滞の道路に行くんだから人間って不思議なもんなんだよ。
今急速に高まっている富士山噴火への不安。
もし本当に噴火したらその時はどんな事態が待ち受けているのでしょうか?2004年スマトラ島沖でマグニチュード9.0の大地震が発生。
その後3年のうちに震源地から程近い…。
そして2010年チリ中部でマグニチュード8.8の大地震が発生。
するとその翌年にチリ南部の日本では2011年マグニチュード9.0の東日本大震災が発生。
それからさまざまな現象が起きている。
思い出されるのが去年11月小笠原で起きた海底火山の噴火だ。
そして最も気になるのが山道の地割れや河口湖の水位低下など富士山周辺の異変だ。
1707年に起きた富士山宝永噴火をもとに政府は2004年に富士山噴火の被害想定を公表。
それによると…。
火山灰や火山礫を噴き上げる大噴火が2週間も続きその火山灰の影響は東京都内にも及び首都圏は壊滅的な被害を受けるという。
戦後最悪の被害といわれる富士山噴火。
考えられる御嶽のテレビ映像でもわかるとおり…。
だから電線なんかもそういった火山灰に雨が降ると重くなって切れて落ちるっていうような事もありますし。
降り積もる火山灰は歩行すら困難を極め…。
火山灰の影響で羽田や成田など6つの空港が閉鎖。
東海道新幹線は運行停止。
東名高速道路も閉鎖。
日本の大動脈といわれる主要な交通インフラが麻痺状態に。
極め付きはライフラインの電気。
火力発電所の動力は大量の空気を吸うタービン。
火山灰を吸い込む事でその機能は失われ…。
首都圏は大停電に見舞われるという。
予想されるいやあこれな…。
富士山いっちゃったらもう…。
関東ローム層ってこれ全部ねこれだからね。
なす術はあるんですか?富士山っていうのは立派な活火山なんですがこの300年間噴火してないんですね。
だけどこれから噴火ずっとしないって事はあり得ない事なので。
例えば平安時代っていうのは400年間ありましたけどその間に10回も噴火してる。
ですからそういった意味では300年間噴火しなかったっていうのは…。
平安時代?
(島村氏)平安時代。
かなり前ですが。
400年間あって厳密に言うとその初めの300年間に10回噴火してる。
ですからそういった意味じゃほとんど平均…30年にいっぺん噴火してるわけですね。
今300年噴火してないって事は非常に珍しい富士山の歴史にとっては珍しい事だし。
まだ先あるじゃないですか。
富士山にとっちゃまだ最近な感じ?世界的な経験から言うと火山の経験から言うと休んでるお休みの期間が長いほど次の噴火が大きいという経験則がありますので。
さっきおっしゃったように。
あれは最悪なパターンですよね?今のVはね。
(高橋教授)いえ違います。
(ミッツ)あれよりひどいっていうのがあるんですか?実はですね今富士山の噴火って1つの単体で考えておられますよね。
先ほど島村先生もおっしゃったように平安時代に富士山噴火した時これ貞観の大地震っていう東日本大震災みたいなのが起きてるんです。
864年平安時代に起こった貞観の大噴火。
この富士山噴火から5年後東日本大震災クラスの貞観の大地震が起こった。
あるいはですね宝永山が出来た時の噴火も西日本で南海トラフ地震が起きております。
(高橋教授)地震とセットで起きますから。
火山の噴火だけだったらこれだけだけど地震も西日本ずらっとやられたら西日本どうなるんだろうなっていう話なんです。
じゃあいつ起こるかっていう事を予知するとかそれを防ごうっていうんじゃなくて起こっちゃったあとどうするかっていう事の方が大事だと。
そうだと思いますよ。
…いう事になると例えばこれも予測。
内閣府の予測ですか?東京の火山灰の降灰量。
これがさっきのドロドロの灰が10トンダンプ205万台ってとても想像出来ないんですが。
これだけ降っちゃったらどうするんですか?あの重い…。
(山村氏)そうですね。
その準備っていうのもですね例えば現在そのハザードマップを含めてですね2004年に1回出されて。
そのハザードマップっていうのは何を下敷きにしたかっていうと宝永の噴火を基準にしてるんですよね。
あら随分また古い…。
(山村氏)1707年。
ところが実際はそれよりももっと噴出物が倍以上出てるのが貞観の噴火ってあるわけですよね。
この規定は無駄って事ですか?無駄ではないですけれどもいろいろな角度からもう少しね1つの災害1つの過去の事例だけで被害想定を作るのは非常に危険だなという風にも思いますね。
(ゲラー教授)そのとおりだと思います。
205万台の車ってどうするの?本当に…。
除去する車がまず通れないでしょ。
こういうその…出来ないような事ばっかり考えないでね出来る事は何かという発想がないと…。
でもこれ内閣が出してるんですよ。
(松本議員)いや出してますよ。
おたくが出したの。
僕が出したわけでもないけど出てるんですよ。
地下都市をつくるか?日本のそういう事を予想する英知を集めてシミュレーションをした結果がそれなんですよ。
出してどうするんですか?内閣府は。
だからそれだけ大変だからそれに備えてくださいよっていう話です。
怖いねっていって終わるんですか?そうじゃないんです。
そのためにそういう事を…。
とにかく命を守る。
守ってもらうためには噴火があったり地震が起きたりして簡単に倒れない強靭な都市をつくらなくちゃいけない。
津波がやってくる。
津波に簡単にのみ込まれない都市をつくる。
でもそれは一気に出来る事ではない。
今日本はたまたま火山の噴火がこの200年間ないんですけれどももっとずっと大きな噴火が1世紀に4〜5回ずつあったし。
もっと前を言うとカルデラ噴火といってもっと桁が違う…。
(島村氏)特に九州に多いんですけれども。
ですからそういったものがあったとしたら何千年にいっぺんはとんでもない大噴火がこれからも起きる。
現にそれで縄文文化は途絶えちゃったんですね。
縄文文化の遺跡っていうのは東日本にしかありません。
それは西日本でその火山の噴火のおかげでなくなっちゃったわけです。
あったのになくなっちゃったんですか。
発生確率と結果の重大性という事を勘案して考えていかざるを得ない。
やっぱり発生確率が低いものを基準にして物事を考えていくと大変厳しい状態が起こってくると思いますよね。
ですから現実的な対応という事であれば例えば富士山の噴火でいえばですね富士山の噴火の灰が舞って東京がものすごい灰が降るといった時にじゃあ結果の重大性って何が起こるのと。
つまり結果事象っていうのは例えばあるいは…。
飛行機も新幹線も動かなくなる。
そういう可能性があるとしたらねそれを克服するイノベーション。
技術革新を含めてですね研究を今のうちに進めていくと。
つまり噴火そのものを防げないとしたら噴火によって起こる事に対して何が出来るかを含めてね今非常に研究している人たちも実はいるんですね。
ですからそういった事に政府が力入れて支援して。
全く何も出来ないっていう事はないはずなんです。
火山のねいやそうじゃなくて…。
でも無理だって言われた事が常に科学で行われてきたわけだからね。
そういうのは
(ゲラー教授)悪いけど…。
(ゲラー教授)だからなんでもかんでも出来ないものをやろうというのはマンガみたいな…。
すぐ出来ないから出来ないっつって最初から諦めて手を付けなければ…。
でもそれを言ったらさっき内閣府が出した試算に対して対策をしていかなきゃねっておっしゃってた…。
もちろん対策をしていかなくちゃいけないですよ。
だから対策をしていくのに全部が今からね灰をじゃあどうするんだと。
200万台のダンプをねどこかの駐車場へ置いといてそこに運転手を全部そこに付けといてという事は現実的ではない。
だからそれを現実的な施策としてどう計画をしていくかという事をこれから研究しなくちゃいけないね。
空中都市をつくるとかだね噴火の煙が届かないとか火山弾なんか届かないような高さで…建ててやるとか。
(ミッツ)都市をつくっちゃう。
手塚治虫先生だって最後はもう地下にみんな…。
この間の大林組の人かな話したら「もう出来ます」って言ってましたから。
(八田)本当?「宇宙エレベーターはあります」。
そう言ってます?本当…本当ですか?何人乗りですか?3人。
だけど…だけども本当に開き直ると何千年にいっぺんドカンとくるんだったらヤケクソになっちゃってさ。
冥土の土産。
いろんな人が見た事ないんだったら俺が生きてる間に富士山の噴火で俺死んでもいいやって思っちゃうって浅草なんかで飲んでるとそんなやつばっかりだよ。
(大竹)逆に富士山なんかがさもういっちゃったらもういいやって気もするよねでも。
どうしましょう。
(ゲラー教授)今言うけどその時にはみんな必死になっちゃうと…。
あんたはさっきからうるさいな。
ハハハ…!前にこういう話して開き直ったやつが一番最初に地震でスタジオから逃げちゃったやつがいるから。
なんださっきのやつはって…。
どうも失礼いたしました。
ありがとうございました。
2014/10/14(火) 00:30〜01:32
ABCテレビ1
ビートたけしのTVタックル[字]

富士山も危ない!?火山列島ニッポン緊急検証SP!東大大学院教授、火山学者、危機管理のプロ、政府防災担当らが集結…次なる噴火の危機を大予測!噴火災害は防げるのか?

詳細情報
◇番組内容
戦後最悪の噴火災害となった御嶽山の噴火…災害は未然に防ぐことができなかったのか?▽噴火は予知できる?予知できない?政府の火山対策の実情を大暴露!今、やらなければならないこととは?▽大地震と火山噴火の深い関係…東日本大震災は富士山噴火の予兆!?もし、富士山が大噴火したら東京は、日本はどうなるのかを完全シミュレーション!
◇番組内容2
▽観光地が危ない!?温泉と火山の関係…観光名所には火山が!?火山列島ニッポンの実態を探る!
◇出演者
【レギュラー出演者】ビートたけし、阿川佐和子、大竹まこと
【ゲスト出演者】松本文明(前防災担当政務官)、ロバート・ゲラー(東京大学大学院理学系研究科教授)、島村英紀(地球物理学者)、高橋学(立命館大学教授)、山村武彦(防災システム研究所所長)、八田亜矢子、ミッツ・マングローブ
【ナビゲーター】江口ともみ
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/

ジャンル :
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – 討論・会談
バラエティ – トークバラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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