当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
大型の台風19号は今朝8時半ごろ鹿児島県の枕崎市付近に上陸しました。
この映像は午前7時ごろの鹿児島市内の映像ですがこの台風は日本列島を縦断する形で進む恐れがありますので全国各地今日からあすにかけては台風への備えが大切ですね。
≫月曜日のコメンテーターは萩谷麻衣子さん川村晃司さんです。
よろしくお願いいたします。
≫よろしくお願いします。
≫そして、今日のスペシャルゲストは池上彰さんです。
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫祝日にありがとうございます。
台風を前にしてありがとうございます。
今日は後ほどニュースの特別解説をお願いします。
ではきょうのラインナップです。
大型の台風19号が今朝、九州に上陸。
北上を続けています。
各地と中継を結んで最新情報をお送りします。
シリア・イラクで支配地域を拡大し続ける過激派武装組織イスラム国。
彼らは何をもくろんでいるのか池上さんにわかりやすく解説していただきます。
歴史を振り返ると真の狙いが見えてくるそうです。
12時からは「徹子の部屋」。
ゲストは海援隊の皆さんです。
12時30分から再び台風情報を中心にお送りします。
「ワイド!スクランブル」は午後1時45分までです。
では、報道フロアから平石さん。
≫お伝えします。
台風19号の影響で静岡で高波にさらわれ1人が行方不明になっているほか各地で、怪我人の被害が相次いでいます。
きのう午後7時ごろ静岡県吉田町の吉田漁港で男性3人が高波にさらわれました。
1人が自力で岸に上がりもう1人が、消防に救助されましたが残り1人の行方がわかっていません。
行方不明になっているのは26歳の中国人の男性だということです。
静岡地方気象台によりますと当時、波の高さは普段の2倍の3mだったということです。
このほか、強風であおられて転倒するなど沖縄や鹿児島などであわせて38人が重軽傷を負っています。
また、宮崎県でおよそ34万人高知県でおよそ5万4000人などに避難勧告が出されています。
そして、この台風19号の影響で空の便でも九州地方の路線を中心に欠航が相次いでいます。
日本航空と全日空は午前10時現在宮崎空港と鹿児島空港を発着する全便の欠航を決めています。
日本航空で72便全日空で66便のあわせて1万1000人以上に影響が出る見通しです。
またスカイマークは九州を発着する便を中心に48便ジェットスターは関西を発着する35便で欠航が決まっています。
そして、新幹線は午前7時ごろ山陽新幹線が、強風のため三原駅と広島駅の間で一時運転を見合わせました。
その影響で、東海道新幹線は山陽新幹線からの直通運転の列車で遅れが生じています。
JR九州によりますと宮崎、鹿児島の在来線は全線で運転を見合わせています。
一方、首都圏の在来線と私鉄は今のところ平常どおりの運転です。
現在、九州を横断している台風19号の影響でこのあと、東日本や北日本も大荒れの天気となりそうです。
このあとは徐々に速度を上げて早ければあすの未明に関東・甲信に最も接近する見込みです。
大型の台風19号は強い勢力のまま午前8時半ごろに鹿児島県枕崎市付近に上陸しました。
このあとは徐々に速度を上げて今夜にかけて西日本を通過。
あす未明には東日本に接近する予想です。
あす朝にかけては四国や近畿、東海などで最大400ミリ以上の大雨が予想されています。
台風は、あすの午前9時には東北の太平洋側に抜ける見込みです。
また、西日本は最大瞬間風速50mの猛烈な風が吹く見込みです。
さらに、今日は西日本の太平洋側を中心に猛烈なしけとなり今夜には東海地方の沿岸部も猛烈にしける見込みです。
西日本から東北地方にかけての広い範囲で大雨や暴風、高波などに厳重に警戒してください。
報道フロアからお伝えしました。
≫2週続けて台風上陸ですね。
≫そうですね。
お伝えしていますように大型の台風19号は今日8時半ごろ鹿児島県の枕崎市付近に上陸しました。
ここまでの動きをまとめました。
≫午前6時の佐賀市内です。
横殴りの雨が降っていて非常に強く風が吹いています。
≫鹿児島市では現在、非常に強い横殴りの雨と風が吹いています。
また、この風の影響によって街路樹の枝が折れ道路に散乱しています。
≫3連休の日本列島を襲う大型の台風19号。
先週の18号に続き2週連続の直撃となった。
≫船木さん台風19号の中心は今現在はどの辺りでしょうか。
≫最新の情報をお伝えします。
台風19号大型の勢力で、この時間は鹿児島県内を東北東に進んでいます。
1時間に30km。
徐々に速度が上がってきているんですが東北東に進んでいる状態です。
大型の台風ですから強い風が吹く範囲が広いというのが特徴的でして半径700kmの黄色い円の中で平均風速15mの強い風が吹いています。
また、半径北側で280km南側220kmのこの円の中で平均風速25m以上の暴風が吹き荒れています。
この時間は九州の全域そして四国の一部がその暴風域に入っているという状態です。
≫では、その暴風域に入っている宮崎県日南市から松井さんに伝えてもらいます。
松井さん。
≫宮崎県の南に位置します日南市です。
ご覧いただけますでしょうか。
ヤシの木がまったく動いていません。
雨、風がぴたりとやみました。
今から1時間ほど前がピークだったと思います。
立っていられませんでした。
その時間は我々も中継ができなかったんですが今はご覧のとおり雨と風がぴたりとやみました。
まだ台風の中心が到達していないのに非常に不思議で不気味な感じがします。
後ろをご覧いただけますでしょうか。
海ですね。
これが、日南海岸太平洋なんですがあくまでも目測ですが今まで見た中で今日一番、高い波になっています。
そして、この波が来ているところなんですがここ、川になっていまして河口が広くなっています。
ここは柵がなかったので先ほどまでは近づけなかったんですが今、まったく風がなくなりましたので近くに行ってみます。
川幅が200m以上ある非常に広い河口になっていましてこう、見えている橋の向こうがもう海です。
海の波がそのままこちらに戻ってきているような状況なんですね。
ここも広い池のようになっていて茶色く濁った広い池のようになっていまして真ん中には流木などもたくさんある。
このような状況になっているんですね。
今、雨と風はやんでいますがまったく予断を許さない状況の今、宮崎の日南です。
また、交通なんですが公共交通機関は宮崎はずたずたです。
宮崎空港の発着便は午前中は、すべて欠航です。
また、JRも宮崎県内は始発からすべて止まっています。
そうなると、最後はバスなんですけれども宮崎県内は宮崎交通というところがほぼ1社、独占なんですがこのバスもすべて始発から止まっています。
つまり、宮崎県内は今日は午前中、公共交通機関がほぼまったく動いていない。
今日が本当に祝日であったということで不幸中の幸いなんですがもしも平日でしたら通勤・通学には大打撃になっていたというそういう状況の今の宮崎の日南です。
≫松井さん、1時間前がピークだったということですが今朝は、雨と風は何時ごろから強くなったのでしょうか?聞こえますか?≫何時ごろから強くなった?雨が強くなったのはずっと強かったんですが一番強くなったのは9時半から10時にかけてです。
この30分の間は本当に外にいて立っているのが危険なくらいの強い雨でした。
≫ありがとうございました。
≫続きまして、高知市桂浜から高橋さんに伝えてもらいます。
高橋さん。
≫風が非常に強くなってきた高知市の桂浜です。
雨は降ったりやんだりを繰り返していまして今、比較的、雨はやみ間に入っているんですがそれでも少量の雨が針のように突き刺さってくるというような状況です。
雨も降るときにはザーッと降りましてやむときには、さっとやんでそういった間隔が、だんだんと短くなっていることから台風が接近してきているというのを感じます。
また、雨が強くなってきました。
波も非常に高くなってきまして今、実際に観測された波で7mという波が観測されています。
このあと、波がもっともっと高くなって10mの波が押し寄せるといったような予報も出ています。
風ですが、今のところ25m程度の最大瞬間風速を高知県内は記録しているんですがこのあと、太平洋沖で45mといった非常に強い風が今からまだ吹くということが予測されています。
避難勧告なんですが県内に出ていまして5万人以上の方が今、避難勧告を受けているという状況です。
実際に避難をされている方も150人程度いらっしゃるということです。
交通なんですけども道路、国道33号愛媛県と高知県をつなぐところに倒木がありましてそこが通行止めとなっている一部、情報があります。
今のところ大きな被害の情報は入っていないんですが大きな被害が出た場合そういった道路の通行止めによって復旧、あるいは救助が遅れるという可能性もあります。
≫雨、風は今朝、何時くらいから強くなっていますか。
≫雨は、きのうの夜からかなり強く降っていました。
そして、風ですが今朝の2時、3時ごろから急に強くなり始めた印象です。
雨ももうすでに250ミリ程度降っていまして明日の夜までにさらに450ミリ程度降ることが予測されています。
合計700ミリとなりますと土砂崩れ、あるいは深層崩壊といった大規模な土砂災害が発生する可能性もありますので十分な警戒そして早めの避難が必要です。
≫東京の船木ですけども風の吹いてくる方角そして風の吹き方といいましょうか長い時間吹き続ける風なのか強まったり弱まったりを繰り返す風なのか教えていただけますか?≫風は南の方向から吹いているんですけどもこの中継中もこのように強くなったり弱くなったりを繰り返していてだんだん強くなっている時間が長くなっているように感じます。
≫ありがとうございます。
台風の前面に当たる東側の地域は太平洋からの南風が今吹き続けている状態です。
台風の中心が近づくにつれて今のコメントにもあったように強く吹くタイミングというのがだんだん長くなってくる。
これは台風が近づいている証拠でもありますね。
≫高橋さんありがとうございました。
池上さん、このところ強い、または大きな台風が増えているような気もしますし特に先週から今週は、1週間のうちに2つも台風が来る。
何か、少し変わってきているのかなと。
≫というふうに見たくなるんですが週末になると台風がというのは過去にもありましたよね。
また、今週も来ましたというのは過去にもありました。
ただし、日本周辺の海水温がかなり高くなってきているというのがありまして昔は日本列島に近づくと急激に勢力が弱くなってきたんですが強いまま来るということが起きていますね。
実は今、インド洋でもインドに向かって巨大なサイクロンが押し寄せてきていましてそれが史上2番目だといわれています。
地球あちこちで海水温が高い状態になっているのでこういう状態になっている。
≫陸地に近づいても大きなまま強いままというのが多くなっているんですね。
≫今年、上陸する台風は4個目になりますが1年のうちに4個以上の台風が上陸するのは10年ぶりということになります。
≫もう1つ、船木さん先ほど、日南の中継で今、急に1時間ほど前に風と雨がやんだというのはこれはどういう現象なんでしょうか。
≫一般的に考えられるのが台風の目に入ったのではと考えられますけど台風っていうのは例えば、ミルフィーユのように層状に雨雲、あとは強い風の範囲が分布しているんですね。
ですからいったん風が弱まったりいったん雨がやむということはこれまでの台風でもありました。
ですから、このあと急速に雨や風が日南市周辺でも吹いてくる、降ってくる可能性は考えられます。
≫一時は900ヘクトパスカルまで発達した台風19号。
被害が相次いでいます。
≫午前6時の佐賀市内です。
横殴りの雨が吹いていて非常に風が強く吹いています。
≫大型の台風19号は午前8時半ごろ九州に上陸し猛威を振るっている。
鹿児島県枕崎市では強風により家屋が倒壊するなどの被害が出た。
その影響は交通機関にも。
航空各社は沖縄や九州各地を発着する便の欠航を決めた。
≫朝6時半の桂浜です。
台風の接近まで、まだ時間はあるんですが、夜明け前から非常に強い風が吹いています。
≫すでに強風や高波などの影響が出ている高知県では、つい先ほど西部が暴風域に入ったとみられる。
≫強風域に入っている愛媛県宇和島市から村上さんに伝えてもらいます。
村上さん。
≫こちらは愛媛県南部の宇和島市です。
私たちは、きのうの夜から宇和島市にいますがすでに昨夜からゴーッという強い音を上げて突風が吹いていまして今日午前0時19分に最大瞬間風速18.3mを記録しました。
現在も時折、体を持っていかれそうになるような強い風が吹きつけています。
雨は、強くなったり弱くなったりを繰り返しながら断続的に降り続いています。
こちらからは宇和島港が見えますが今日は離島を結ぶフェリーなど全便の欠航を決めています。
今も岸壁につながれたままの状態になっている船をこちらから確認することができます。
愛媛県にはこのあと昼過ぎから夕方にかけて台風が最接近するとみられていて今後、河川の増水や土砂災害に厳重な注意が必要です。
≫交通にも大きな影響が出ています。
鹿児島中央駅から伝えてもらいます。
≫鹿児島市のターミナル駅に当たるJR鹿児島中央駅の前です。
こちら、1時間ほど前まで雨と風が激しく降っている状態だったんですが現在、台風の中心にあるからかだいぶ、雨も風も収まっており、ご覧のように晴れ間が広がっている状態です。
台風による鉄道への影響ですが主要な路線の特急列車が本数を減らして運行しているほか一部運休も出ています。
鹿児島県内も在来線は運行を見合わせていて九州新幹線にも一部遅れが出ています。
駅前では、バスなどの交通機関も運休しているためタクシーを利用する客が多く見られます。
台風は鹿児島を横切る形で進んでいて今後、雨、風ともに再び強くなることが予想されます。
≫中礼さん、この雨、風やんだのはどれぐらい前からですか?≫大体1時間くらい前に急速に収まりすぐに晴れ間が広がったというような状況です。
≫そうするとこうやって映像を見ますと市民の方も台風のさなかとは思えないような様子なんですけどもちょっと安心するとまだ危険ですよね?≫そうですね。
今後、再び雨、風ともに吹き返しの風が強くなる恐れがありますので十分な警戒が必要です。
≫ありがとうございました。
≫鹿児島は、1時間ほど前に北風に変わりまして台風が通り過ぎて吹き返しの風に変わってきているんですね。
いったん、この風が弱まったり晴れ間が出たところもこのあとまた吹き返しの風が吹いてくる可能性があるので西日本の方は台風が通り過ぎても油断しないでもらいたいと思います。
≫萩谷さんこうやって映像を見ているといったん、やんでいるところとちょっと遠い高知なんかではあれだけ風や雨が吹いて…。
≫本当ですね。
今回、雨もそうですけど風も強い台風ということで先週も台風に伴って竜巻の危険がなんて言われてましたけど今後、また竜巻が突然、起きる可能性があると思うのでお天気情報を常に気をつけておかないといけないと思いましたね。
≫竜巻はずいぶん遠いところで起きたりするんですよね。
≫関東地方なんかは最近群馬とか栃木で起きていますけど週末にこのところ台風が来ているということでいわゆる旅行とか週末プランを立てている人はじゃあ、来週行こうかといったらまた来てるということで一方で、その前にはちょうど週末に御嶽山の噴火もありましたし週末のプランもはっきりと立てられませんね。
≫観光地も大打撃ですよね。
≫今日午後からあすにかけては東海から関東に接近するとみられています。
2週連続の台風で被害が大きくなる恐れもあり緊張が高まっています。
≫3連休の日本列島を襲い各地に大きな被害をもたらしている台風19号。
その進路上にあり今後、警戒が必要なのが…。
≫先週月曜日に台風18号が上陸した東海・関東地方を再び台風が通過すると予想されているのだ。
先週の台風では神奈川県横浜市で土砂崩れなどにより男性2人が死亡。
浸水被害が発生した平塚市では保育園内に一時園児ら100人が取り残される事態となった。
また、静岡県内でも各地で冠水や浸水の被害が発生。
≫ここで崖崩れが起きました。
東海道在来線の上下線ともに塞いでしまっています。
≫線路脇の土砂が崩れたJR東海道線。
現在も、この区間は不通となっており復旧作業は今も終わっていない。
≫船木さん中継の映像を見ていると台風の中心はかなり離れたところでも雨、風強かったりして大きさは感じるんですが勢力そのものは弱くなってきているんでしょうか?≫そうですね。
上陸して幾分弱まったところがありますけども影響の範囲が広いという特徴は変わらずありますね。
おっしゃるように台風の中心から離れたところでも風や雨が強いというところがあります。
最新の情報が入ってきました。
午前11時の推定位置です。
現在も鹿児島県内を通過中とみられますが薩摩半島から大隅半島にその中心が移ってきました。
中心の気圧975ヘクトパスカル変わらず、東北東に時速30kmで進んでいる。
引き続き強風域の範囲が広いですし暴風域もしっかりと伴っていますので風は強い台風ということになります。
≫スピードはどう見たらいいんですか?≫一般的に30kmというと一般的な台風ですね。
このあと速度を加速していく予想でして時速50kmにも達するようになりますと我々が住んでいる地域ではガラッと天気が変わることがありますので加速する台風というのはこのあとの地域で警戒が必要な台風ということになってきます。
その辺りも予想進路を見てみましょう。
引き続き、東寄りに東北東に進む台風になると思われます。
あと1時間ほどで抜けてそのあと四国や近畿東日本の各地を縦断するような形で通過していくと考えられます。
このあと午後には四国地方。
そして、夕方から夜にかけて近畿地方。
そして、あすの未明にかけて東日本、中部山岳地帯を通過して、あすの朝には東北地方の太平洋側に抜けるという予想です。
これも、徐々にスピードアップして通過していきますので東日本や北日本の各地今は、雨、風弱い状態ですが急速に天気が変化してくる可能性があります。
中でも、今回の台風は風による被害例えばドアに手を挟んでしまったり突風にあおられて転倒するなど風による被害が相次いでいるように見受けられるんですがその風の予想、見てみます。
これ、色が赤やピンク色のところほど強い風が吹くことを示しています。
平均風速でも20m以上。
立っていられなくなるくらいの強い風なんですが午後3時の予想ではこの四国に台風の中心がありますので中心に向かって東側の地域は南風が強く吹きこむ。
反対に台風が通り過ぎたあとの西側の地域は日本海からの北風が強く吹きこむということがわかると思います。
ですから、台風が通り過ぎた地域でも今度は吹き返しの…日本海側を中心に北風に警戒が必要だということがわかりますね。
時間を進めましてこのあと夜9時には近畿地方周辺に台風の中心が進んでいきます。
関東などもこの時間からは急速に風が進むと考えられます。
そして、あすになると一気に東北まで進みますので今度は東北地方の太平洋側そして、日本海側で風が強まります。
予想されるその風の強さがこちらになります。
平均風速35m30mとありますがこれは10分間の平均風速ですので我々が特に被害を感じやすい瞬間風速に換算しますと50m近い突風が吹くことがあります。
40mを超えてくると街路樹が倒れるような可能性もありますのでこういった地域では瞬間的な突風にも警戒していただきたいと思います。
あとは雨ですね。
今回の台風は中心が近づいてくると急速に雨が強まることがあるんですがこれ、雨の予想です。
午後3時の雨雲。
四国周辺に台風中心の活発な雨雲が見られます。
それ以外の地域も雨は降るんですがそれほど強くない予想ですね。
時間を進めましょう。
夕方になると近畿地方でより雨が強くなる。
台風のスピードが比較的速いので非常に激しい雨というのが3時間から6時間ぐらいで収まるところも多くなりそうですね。
時間を進めまして夜9時。
そして、あすにかけてどんどんと台風が東北東に進んでいく。
東北地方もこのあとあすにかけて大雨の警戒が出てきます。
予想される雨の量は多いところ、四国でさらに450ミリ。
すでに400ミリを超えているところがあるところにさらに400ミリですからねこういったところでは土砂災害引き続き警戒をお願いします。
まとめますと、雨や風いつがピークなのかです。
このあと九州はあと数時間程度。
そして中国・四国地方は夕方にかけて。
近畿は今日いっぱい。
東海や北陸はあすの朝にかけて。
そして、関東は今夜雨が強まる予想です。
風のピークも加えて見てみますと大体、雨と風のピークは同じくらいですが、風のピークが雨がやんだあとも少し強い時間があると予想していますので全体的に風が収まるまでは台風に警戒を続けていただきたいと思います。
≫池上さん、まだまだ油断せずに警戒したいですね。
≫そうですね。
特に台風19号っていうとかつて日本海を通ってリンゴが大量に落ちたと。
青森で大変な被害がありましたね。
くしくも19号なんですよね。
台風の進路のその先で強風に気をつけていただきたいと思いますよね。
≫大分では杉が倒れ青森でリンゴが落ちたというすごいあちこちで影響を与えてね。
≫現在、映っているのは大分の別府市の様子です。
波が白波が押し寄せている様子がわかりますしカメラのレンズに雨粒が当たって見えづらくなっていますが雨や風だけでは、今回の台風はありません。
高潮に対しても警戒が必要な地域がありまして台風の中心と中心が通過するタイミングと満潮の時刻が重なるような地域では高潮の恐れがあります。
現在、大分県内には高潮警報が出ているところもありますので警戒を続けていただきたいと思います。
瀬戸内海の様子も見てみましょう。
香川県の高松市内の現在の様子。
続いて出ますでしょうか。
こちらは大分に比べると台風からの距離が若干あるということで風はそんなに強くなさそうに見られますが水面が、時々、白波が立っている様子がわかりますね。
こういったところでも台風が近づくと急速に風がまた強まったり、急速に雨が強まったりということがありますので警戒をお願いします。
≫船木さんでした。
続いては、佐々木さんにこれまでの情報などをまとめて伝えてもらいます。
≫まず、我々ができる対策からお伝えしていきますけどもこの主に4つあります。
1つ目が土砂災害の対策。
特に、山の斜面の近くに住んでいる方なんですが土砂災害、急にザーッと来る可能性がありますから寝ているとき、特に戸建ての方は2階に逃げる。
あるいは、アパートなどの1階に住んでいる方は避難所に行くなどしていただきたいです。
そして、冠水ですね。
これ、詰まってしまうととにかく水があふれてしまいますからこういったところ側溝などの、くずなどは出すように、近所の方と協力してやってください。
土のうなども準備するといいと思います。
そして強風対策なんですがこれ、外に置いてあるものはまず家の中に入れる。
そして、窓ガラス割れてしまう恐れがあるのでフィルムを貼るあるいはカーテンを閉めて万が一、割れてしまった場合でも室内に破片が飛び散らないようにしていただきたいと思います。
そしてこういった防災・非難グッズの確保というのもお願いできればと思います。
≫先週も平塚なんかで保育園が水につかったということがありましたからあれも、側溝に稲わらが詰まったというのが原因だったという話ですので今のうちになるべくご近所、力を出し合って。
≫被害を受けないようにするし与えないようにもしなければなのでやっぱりベランダのものは片付けるとか、家の周辺のものを日のあるうちにきれいにしておくとかが必要かなと思います。
≫かわりまして、先週26歳の日本人が参加しようとして事情聴取を受けたイスラム国。
今日は池上彰さんがイスラム国にまつわる素朴な疑問を解説してくださいます。
池上さん、読み解く鍵があるそうですね。
≫それは、歴史なんですね。
とりわけ世界史。
世界史を改めて復習することで今のイスラム国が見えてくるのではないかというんです。
≫歴史と現代史がつながるところが池上さんの真骨頂かなと思うんですがでは、まずはこちらからご覧ください。
≫今、中東で急激に勢力を拡大している過激派組織イスラム国。
≫欧米各国のみならず周辺のイスラム国家さえも敵視するイスラム国。
独自の国家自立を宣言しシリアやイラク周辺の地域を次々と支配下に収めている。
イラクでは今年6月政府軍兵士や警察官などの捕虜およそ1700人を集団処刑した。
イスラム国の戦闘員は3万1500人以上とも言われ今や、世界に脅威を与えている存在となっている。
そんなイスラム国に対しアメリカなど有志連合は空爆を開始。
一方で、イスラム国は空爆に参加した国のジャーナリストたちを次々に殺害。
その映像を、インターネット上に公開したのだ。
欧米各国に敵意をむき出しにするイスラム国。
しかし今世界各国からこの過激派組織に参加しようとする若者が後を絶たない。
≫また、日本でも先週、イスラム国に参加を企てた日本人大学生が警察に事情を聴かれていることが明らかになった。
≫アメリカ政府によると80か国以上から1万5000人を超える戦闘員がシリアに流入しその大半が、イスラム国に加わっているとされる。
また、戦闘員には現地の平均月収のおよそ3倍の報酬が与えられているという。
世界各国から集まった多くの戦闘員を抱えその報酬まで支払っているイスラム国。
彼らはなぜ豊富な資金を持っているのか。
≫今日は池上さんにイスラム国についてお伺いをしたいと思うんですが、池上さんこのイスラム国というのはどんな人たちが作って何を狙いしているんでしょうかね。
何か、それがわからないと不気味な感じがするんですよね。
≫そうですよね。
日々のニュースだけ見ているとなかなかそこがわかりませんよね。
これは、世界史の中に位置付けてこそ見えてくるのではないかと思いまして今日は、歴史の先生でジャーナリストでもある増田ユリヤさんとともに伝えていこうと思うんです。
≫こんにちは。
よろしくお願いします。
皆さんは世界史は得意でしたか?≫いえ、得意ではありません。
≫1つも得意な科目がない…。
≫イスラム国というのは実は自分たちのイスラム教徒が作ってきた歴史の中に自分たちの理想を見ているんですね。
ですので、今日はその辺りを復習しながら考えていきたいと思っています。
≫私たちが今日お聞きしたいのはこの3つです。
なぜ、ここまで勢力が急拡大したのか。
豊富な資金はどこから来るのか。
そして、イスラム国の野望とは何なのかです。
まず池上さん、なぜここまで勢力が拡大したんでしょうか、急に。
≫これ、元々はイラクの中にいる非常に小さな勢力だったんですよね。
ところが、アラブの春で隣国シリアでいわゆる反政府運動っていうのが盛り上がりましたよね。
ここに目をつけたということなんですね。
≫エジプトやチュニジアなんかの政権が倒れたアラブの春ですね。
シリアでも。
≫シリアまで来たわけですよね。
≫アサド政権がなかなか倒れず内戦になったと。
≫内戦になったときにアサド政権に反抗する反戦勢力に対して例えばサウジアラビアあるいはカタールここが資金援助、あるいは武器援助をしたんですね。
内戦状態になったのをイラク側にいたこの勢力が目をつけたということなんですね。
≫まず、こちらにいたこのイスラム国の勢力がここで戦っていた反政府軍に戦いを挑みました。
そして、ここが資金と最新の武器をアメリカから供給されたものを持っていたわけなんです。
ですので、これを根こそぎ持っていきましてまたイラクに戻って…。
≫政府軍じゃなくて反政府軍を攻撃して武器を奪ったと。
≫そして、また自分たちがここで戻ってその最新の武器でどんどん勢力を拡大しているということなんですね。
≫つまり、非常にずるいという言い方は語弊があるかもしれませんが自分たちも反政府軍だよと言いながらほかの反政府軍を攻撃して武器や資金を奪い取ってこちらに戻って来たというわけでですね要するに、究極の過激派という言い方をよくされますけどなんと、つまりこの反政府軍の仲間まで攻撃したものですからアルカイダ系の仲間を攻撃している。
元々はアルカイダ系だったんですけどアルカイダから破門されたんですね。
つまり自分たちの勢力を伸ばすためには同じアルカイダの仲間だって攻撃するというやり方をとってこれだけの勢力になった。
で、さらに欧米から大勢のメンバーが来てアメリカ政府の推定ですがこれだけのメンバーになってきているだろうということなんですね。
≫そして、なぜ豊富な資金を持っているのかというところなんですけども。
≫これは、今の増田さんが説明されたようにこのシリアの反政府軍から資金を奪ったというのがありますでしょ。
そのあと、イラクにやって来てイラクの銀行を襲撃してそこから大量のドル資金を手に入れた。
あるいは最近は特にイラクの北部の油田を制圧してその油田から取る原油を密輸出して資金を得ていると言われていましたね。
いまや、世界最大のつまり過激派の中では一番の金持ちということになりますから色んな兵士がやってくるとその連中に給料も払えるよということなんですね。
≫密輸出ってどこに売ってるんですか?≫まさに密輸出なんてはっきりわかっていないんですがどうもトルコ経由で売っているのではないかと言われているんですね。
今、そのルートをアメリカなどが必死になって探しているというところがあります。
≫そこを利することになっちゃいますもんね。
≫世界の若者に呼びかけていますが若者は別にお金でつられているわけではないんですかね?≫インターネットを上手に使っているんですね。
残虐な映像を流すとともに洗練された自分たちのPRビデオを流してそれに影響を受けた若者がやはりここに入ってくるというような流れになってきているんですね。
上手なのは英語を使ってやっているのでそれだけ範囲が広がりますから今や、80か国の若者が参加していると言われています。
≫萩谷さん、何か…。
≫いいですか?イスラムの教えを純化した先にアルカイダとかタリバンとかイスラム国とかが出てきてほかの宗教に比べてイスラム教という大義のもとにかなり過激に他民族を殺したり子どもを殺したりというようなテロ組織が出てくるのはなぜなのかということとそれをほかのイスラム諸国はどう見ているのかというところをお聞きしたいんですが。
≫最近、特に過激なのはイスラム教徒ということになっていますがイスラム教徒がというよりはここはそもそも中東石油が出るということもあって紛争地帯なんですね。
その紛争地帯に、たまたまイスラム教徒が多いということが1つあります。
もう1つは、やはりそれぞれの宗教に原理主義というのが出てくるわけですね。
究極の過激な考え方というのは色んな宗教の中で出てくるわけですね。
イスラム教の中でもそういう非常に過激な考え方を持つ一部のグループがいてその一部のグループの中でさらに先鋭化してくるというそういう構造になっているということですね。
≫ほかのイスラム諸国がすべてイスラム教として認めているとかそういうわけではないんですね。
≫そういうわけではないですね。
特に今回の場合は周辺の国々が有志連合の形でイスラム国を抑え込もうとしてアメリカなどと協力して抑え込もうとしている。
多くの人たちがこれに反発を覚えているというのも事実ですよね。
≫ただ、そんな中でイスラム国というのは野望がもちろんあるということなんですが勝手に国の建国宣言をしたというこの辺の、珍しいテロ集団といえませんか?≫そうですよね。
今までこんな集団なかったですよね。
≫まったくなかったですよね。
≫またキーワードがここで出てくるわけですね。
≫それが、これ。
勝手に建国宣言なんですが。
目指す、さあ、一体どんなものなのかというときに見えてくるのがこちらということになります。
キーワードがオスマン帝国。
≫オスマン帝国という皆さん、オスマントルコと習った記憶はありませんか。
≫あります。
≫今はオスマン帝国という言い方をするんですよね。
なぜかというのはこちらを見ていただければわかるんですけども古代ローマに勝るとも劣らないヨーロッパからアフリカからそして中東のかなりの地域までこのオスマン帝国というのは17世紀にずっと勢力を広げた国なんです。
トルコ人が建国したというのは間違いはないんですがここには、色々な宗教色々な民族の人たちが住んでいたということで最近ではオスマン帝国という表現をしています。
≫もう一度、オスマン帝国というキーワードをとっていただきたいんですがお二人の著書にもここは共通のキーワードとしてオスマン帝国が取り上げられているわけですね池上さん。
≫つまり世界史を見ることによって現代のニュースが読み解けるよということなんですね。
≫ここで、さらにイスラム国の野望とオスマン帝国がどうつながるのかというところなんですが…。
≫そこなんですね。
実はそこにはかつて皆さん習ったはずです。
イギリスとフランスのある密約がありました。
≫世界に対し一方的に国家樹立を宣言したイスラム国。
≫現在の世界秩序を無視し国境をまたいで支配地域を広げるイスラム国。
そこにはある思惑があった。
≫池上さんこのイスラム国の野望がオスマン帝国の歴史から読み取れるというところを1つ、わかりやすく。
≫さあ、そもそもオスマン帝国が目指すものですね。
この特に彼らが言っているのはサイクス・ピコ体制の打破。
≫イスラム国が言っている?≫これは、どういうことなのか増田さんにお願いします。
≫サイクス・ピコ協定というのは皆さん、結構世界史の時間に習っている用語ではあると思うんですがあまりわからないなという方が多いと思いますのでこちらに図を用意しました。
実は、1916年つまり第1次世界大戦のさなかにイギリスとフランスとロシアが密約をしたんですね。
そのころはもうオスマン帝国は衰退をたどっていましたからじゃあ、私たちでここを山分けしようという密約が結ばれました。
しかし、ロシア革命が翌年に起きるんです。
そのロシア革命によって反政府軍からこの密約がばらされてしまってこのとおりにはいかなかったんですがやはり、このあと新しい条約が結ばれてこの辺りをイギリスやフランスが分割することによって中東の問題が大きくということになってくるんですね。
≫第1次世界大戦中に…。
≫そうです。
≫戦争が終わったら山分けしようねという話をしていたと。
≫そういうことですね。
見ていただければわかると思うんですが勝手に引いてますのでここに住んでいる人とか民族とかまったく無視した形になっているんですね。
ある程度、直線部分が現在の国境にも生かされてしまってますのでそういう不満を持ったイスラム勢力の人たちがこれを打破していこうと考えているということなんです。
≫ですから、こちらの地図をご覧いただけるとイラクとシリアの辺りがずっと直線でしょ。
サイクス・ピコ協定の辺りも線が引いてありますでしょ。
≫直線的な。
≫あのとおりではなかったんですけどこれがこういう形になっている。
つまりここに住んでいる人の中には欧米が勝手にこんな国境線を引いたんだっていう思いがあるわけですね。
そうするとイスラム国がサイクス・ピコ体制の打破だというと、それなりの支持を得るというところがあるんですよね。
≫そうだ、そうだと思ってしまう人たちがその地域に多数いるということですね。
≫だからこそこれだけ支配地域を広げていられるという部分があるんですね。
まさに、歴史を知ることによってそれが見えてくるということがありますし、それからですねさらに、彼らは過去のイスラム圏を支配下に置こうというとんでもない野望を持っていまして。
≫どこまでですか?≫これ、見てください。
2020年までにこれだけ領土を拡大しよう。
つまりこれは色んなイスラム王朝があるわけですよね。
そのイスラム圏だったところを全部取り戻すんだと。
中には、スペインのように…。
≫ヨーロッパも入ってますよね。
≫ここもかつてはイスラムの王朝だったものが要するにキリスト教側によって取り戻された。
レコンキスタでしたね。
そこをまた取り戻そう。
言えば、逆レコンキスタ。
≫国土回復運動ですね。
≫覚えてますね。
≫思い出しました。
≫すぐに思い出しましたね。
≫国を作るということはリーダーも存在するということですか?≫これが、そうなんですがそこがまた勝手にカリフ復活。
カリフというのはここは専門家に任せます。
≫カリフというのはムハンマドつまりイスラム教を始めた人の後継者という意味なんですね。
オスマン帝国には、カリフがずっと存在したんですけども第1次世界大戦のあとにオスマン帝国が崩壊してそのあと、憲法ができてトルコ共和国になるんです。
その段階で政教分離になりましてカリフ制というのが廃止されてそのあとカリフがいない状態が、今日まで90年間続いていたんですね。
そこで今度は自分がカリフを名乗って私こそイスラム世界のリーダーであると言い始めたと言うことなんです。
≫一方的に自分がイスラム教のリーダーだといってほかの国々のイスラム教徒の人々は反発しないですかね。
≫賛否両論ですよね。
≫つまりじゃあ彼に従おうという人たちも中にはいるんですよ。
その一方で例えばアルカイダから破門されているでしょ。
アルカイダ系の中でもじゃあ、彼らと一緒でいいじゃないかという人もいればとんでもないことを言っていると許せないという人たちがいる。
まさにそれ、色々分かれているという状態ですね。
≫サイクス・ピコ協定で勝手に分割されたのはけしからんと屈辱だという気持ちはわからないではないですがだから、なんか今、決まっている国境を全部無視して東にも西にも延びていこうという野望はいかがなものかと。
≫あんな広い範囲を。
≫私も中東を取材していて中世に戻すと先ほどの大きな地図ですね。
そういうことはスンニ派、あるいはシーア派両方の人たちがいますよね。
その恨みというのはこのサイクス・ピコ協定とともにイギリスの宣言でユダヤ国家の承認を。
アラブ連合国の承認によって勝手にそれぞれ別に国を作っていいですよと密約したんですね。
そういうことに対して言うとあまりイギリスやフランスに対していい気持ちといいますかそういうことはイスラムの人々は持っていないというのが事実ですね。
≫彼らは彼らなりの目的があるというのはわかったんですけどだからといって虐殺が行われるのは看過できません。
イスラム国が子どもたちにも恐ろしい思想教育をしているというんです。
≫イスラム国が公開した映像の中には驚くことに、子どもたちが射撃訓練をしている様子が映し出されている。
実は、イスラム国では幼いころから兵士になるための訓練を施されているのだ。
そこには、ある思想があった。
≫なんか、話を聞いていると相手のイスラム国の言い分にも最もだというところがありそうな気がしちゃうところが危ないですね。
それが向こうの付け目なんじゃないかと思うんですが。
≫そういうことですね。
逆に言えば、相手側の論理がどういうことなのか知ったうえで対策をとらなければいけない。
そのために世界史を知らなければいけないということだと思うんですね。
≫ただ爆撃してても解決する問題じゃなかろうと。
≫例えば、こちら現在のイスラム国の支配下というとこういう赤い線で出ています。
こうやって線で出てるでしょ。
この線だけ確保しているのかと思いがちですがこの辺、実は全部砂漠なんです。
砂漠で人が住んでいないのでこうなっているわけで言ってみれば、この辺りを幅広く、全部占領している、統治していると言っていいと思うんですね。
この統治方法が実はオスマン帝国に彼らは学んでいるんですよね。
≫そうなんですよね。
皆さんは、もしかしたら習ったことはありますか。
≫イスラム教を取るか武力弾圧をするか。
イスラム教を信仰しなければ殺すぞという言葉なんですが実は600年も続いたという帝国。
これを続けるためには緩やかな支配をしていったんですね。
まず、異教徒例えばユダヤ教徒とかキリスト教徒これは、同じ経典の民である。
つまり1つの神様を信じる同じ聖書の学びを持った同じ同胞なんだという考え方があってその人たちはお金をちょっと、人頭税皆さん、聞いたことがあるでしょうか。
人頭税と。
わずかな税金を払えば自分たちの信仰も自分たちが話してきた言葉も文化も自身も認めてあげるよというそういう統治の仕方をしたので長く広い領土を確保できたということですね。
≫神様はイスラムでもキリスト教でもユダヤ教でも一神教だから同じ1人の神様だと。
その神様の言葉を伝えた人がたまたま違っていたと。
だからみんな同じ神様のもとの民だという説明の仕方をしていったと。
≫つまり同じ神様を信じているんだから我々の言い分を聞くんだったら認めてやろうとこういうことなんですね。
≫欧米人を虐殺しているとかそういうことを聞きますが…。
≫それは、アメリカなりイギリスなりフランスが我が国と言いますけど自分たちを攻撃している。
自分たちを攻撃している国の国民だから許せないとこういう言い方なんですね。
逆に言えば自分たちの国民を殺されたくなかったら攻撃をやめろというそういうやり方ですね。
≫同じイスラム教徒も虐殺をしていたりするんじゃないです?≫例えば、これは自分たちスンニ派ですからシーア派を敵視していたりあるいは、同じイスラム教徒でも自分たちに逆らうのならば殺すという。
逆らわなければ認めてやるという。
≫イスラム国は系統としてはスンニ派なんですね?スンニ派が多数派なんですか?≫そうですね。
世界のイスラム教徒の9割はスンニ派ですね。
もちろん、スンニ派の中にも色んな考え方があるんですが彼らはシーア派をイスラム教徒と認めていないという極端な考え方を持っている人たちということなんですね。
≫緩やかな統治ということは放っておくというと変ですけどそうやったらどんどん拡大してしまってどうすればいいんでしょうか。
≫そうですね。
だから、今のやり方自体はその昔のオスマン帝国とちょっと違いますよね。
だからそこのところを彼らが学んでいないというか彼らなりの自分たちのいいような解釈をしているような面があると思うんです。
そこを、どうほぐして…。
≫違いは何ですか?≫その違いは池上さんどうでしょう。
社会の違いですかね?≫もちろん、時代がずいぶん違うということがありますけどとりあえずは恐怖心をあおることで支配を広げていく。
しかし、広げた支配地域の統治の方法はオスマン帝国のやり方を参考にしている。
≫一度、脅かして静かにさせてそして、お金さえ払えばと。
≫自分たちの言うことを聞くならあとはオスマン帝国のようなやり方をしていこう。
そうでなければとても、これだけの広い範囲を支配なんかできないですよね。
≫その歴史から学ぶとどういう、彼らに対しての国際社会として対応策があり得るんですかね?≫これが非常に難しいところなんですがつまり彼らにしてみるとサイクス・ピコ協定のようなまさにイギリスやフランスによって勝手に我々が分断されてしまったというのがあるわけですよね。
アラブは本来1つのはずだという彼らの思いを理解したうえでさあ、どのような形をとるのか連邦制を取るのか色んなやり方があるでしょうけど少なくとも多くのイスラム教徒にとっては過激なやり方は認められないと思っているわけですよね。
そういう世論を広げていく高めていくということが必要でしょうしあるいは、特にアメリカやヨーロッパにしてみるとここに世界中から多くのメンバーが入っていってこの連中が戻ってくるのを恐れているんですよね。
そこを遮断する。
あるいは、石油の密輸ルートを止める。
資金源を断つというのがまず、アメリカが考えていることなんでしょうね。
≫萩谷さん、どうですか。
わかったことまだわからないこと。
≫一見、能力が広そうにも見えるんですがやっぱり子どもは一番従順な戦闘員を育てようとすると子どもを育てるのが効率的。
そこに目をつけて善悪がわからない子どもを戦闘員にしている卑劣で許せないですね。
≫子どもたちの教育っていうのはどうなんですか?やっぱり、それがいかないと視野が狭くなっちゃうと思うんですけど。
本当にそうですよね。
とにかくコーランだけ読めばいい。
あとは知らなくていい。
そのコーランの解釈も極めて極端なもので。
この戦いで2014/10/13(月) 10:30〜11:42
ABCテレビ1
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あの橋本大二郎が24年ぶりキャスター復帰。大下アナとのコンビで最新ニュースから気になる生活情報までわかりやすく丁寧にお伝えします。“大事なポイント”は見逃しません
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