時刻は10時を回りました。
引き続き台風関連のニュースをお伝えします。
大型の台風19号は、鹿児島県枕崎市付近に上陸し、九州のほぼ全域と四国の一部を暴風域に巻き込みながら、東寄りに進んでいます。
台風の影響で、これまでに45人がけがをしているほか、1人が海に流され、行方不明になっています。
西日本の広い範囲で風や雨が強まっていて、暴風や高波、土砂災害、浸水などに警戒が必要です。
では、鹿児島市と宮崎県日南市から中継です。
台風の中心があるとされる、鹿児島県枕崎市から北東におよそ60キロの鹿児島の中心市街地、NHK鹿児島放送局前です。
台風の中心部、目の部分が近づいているからでしょうか、日ざしが今、さしてきています。
そして雨と風、弱まってきています。
1時間ほど前までは東の風がずっと強く吹いていましたが、だんだんと北寄りに変わり、そして今は西寄りの風が吹くようになってきました。
そしてここ、鹿児島港、まもなく10時3分に満潮時刻を迎えます。
今は大潮の時期です。
先ほど、消防が、高潮の警戒のために、こちらの鹿児島湾の周りを巡回していました。
こちらの海も、ふだんは湾の奥ですので、穏やかなのですが、今は海面が大きく時々、揺れているほか、白波も立っています。
鹿児島市内、交通にも大きな影響が出ていて、市営バスと市電は、きょうの始発から運行を見合わせているほか、桜島と市街地を結ぶ桜島フェリーも、きのうの午後から運転を見合わせていて、再開のメドは立っていません。
以上、NHK鹿児島放送局前でした。
宮崎県日南市の油津港から2キロほどの所にある、建物の7階に来ています。
日南市は全域が台風の暴風域に入っています。
横殴りの雨が降っていて、強い風が続いています。
日南市油津では、午前6時54分に、21.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また波も高くなっていて、時折、波消しブロックに打ちつけています。
大潮の時期と台風の接近が重なるため、高潮のおそれがあります。
気象台は、高潮への警戒を呼びかけています。
日南市は35の避難所を設置しています。
市によりますと、午前9時現在、109世帯144人が自主的に避難しているということです。
以上、日南市でした。
そしてこちらは、暴風域に入っている大分県佐伯市、現在の様子です。
台風の中心から北東の位置にあります。
台風の東側は風が強まりますが、ここ、大分佐伯港も風の音、そして、波がうねり、雨粒が絶え間なく打ちつけている様子が分かります。
台風が接近している海域では、強い風で高波が発生し、猛烈なしけになることがあります。
船や港の様子を見に行こうと海に近づくのは大変危険です。
やめるようにしてください。
大分県佐伯港の現在の様子をお伝えしています。
続いて、愛媛県八幡浜市から中継をお伝えします。
愛媛県南部の八幡浜市八幡浜港です。
カメラは西の方角を映しています。
小雨が降り続いています。
風は時折、弱い風が吹く程度です。
私がこちらに到着してから1時間半が経過しましたが、この状況は変わっていません。
沖合にはフェリーが停泊しています。
八幡浜と九州の大分県を結ぶフェリーです。
きょうはすでに全便の欠航が決まっています。
フェリー会社の方の話では、停泊しているフェリーは全部で4隻だということです。
しかし、見通しが悪いため、私のいる場所からは3隻しか確認できません。
八幡浜市では、防災行政無線を使って、台風への警戒を呼びかけています。
またけさ8時には、市内の公民館や小中学校など、24か所を避難所として開設したことを伝えています。
災害対策本部によりますと、午前9時現在、自主的に避難している方はいないということです。
愛媛県八幡浜市からお伝えしました。
では続いて、高知県土佐清水市から中継です。
高知県西部、土佐清水市の土佐清水港です。
こちらでは朝から、風の強い状態が続いています。
そして、時折、まとまった雨もその中に混じって、強く降っております。
この漁港では、関係者の方に聞きますと、おとといから、この港の湾の奥に、すべての漁船を退避させて、この台風への対応に当たっているということです。
この時折吹く東寄りの強い風、体が1歩、2歩と持っていかれそうになるくらい、強い風です。
こちら、港のそばには、食事、そしてお土産を買うことができる観光施設がありますが、こちらの玄関は固く閉じられています。
そして、あすは臨時休業いたしますということで、きのうの段階から、こちらでは休業を決めて、台風に備えています。
このあと、台風の接近が予想されます。
引き続き厳重な警戒が必要です。
高知県西部、土佐清水市土佐清水港からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風19号は、午前8時半ごろ、鹿児島県枕崎市付近に上陸しました。
午前10時には、鹿児島市付近を1時間に30キロとやや速度を速めて、東北東へ進んでいると見られます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルです。
画面の赤い円の範囲では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
先ほど四国の一部が暴風域に入りました。
西日本の広い範囲で風が強まり、鹿児島県の種子島で午前9時20分ごろに39.4メートル、松江市で午前9時前に24.4メートル、神戸市でも午前6時40分ごろに20.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
九州や四国、近畿などでは、発達した雨雲が流れ込み、午前9時までの1時間には、大分県の宇佐市院内で37.5ミリ、和歌山県新宮市で37ミリの激しい雨が降りました。
また、鹿児島県が薩摩川内市の下甑町に設置した雨量計では、午前6時40分までの1時間に、85ミリの猛烈な雨を観測しました。
宮崎県では、おとといの降り始めからの雨量が、多い所で450ミリを超え、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
宮崎県や大分県では、この時間、満潮の時間帯を迎え、高潮による浸水の危険性が高くなっています。
最新の雨の状況です。
画面の左側には、10時までの1時間に降った各地の雨の量が、多い順に並んでいます。
最も多いのが三重県の紀北町、41.5ミリ、40ミリを超える雨です。
30ミリを超える雨では、走行中の車はブレーキが利かなくなることがあります。
山崩れや崖崩れが起こりやすくなります。
都市部では下水道から雨水があふれ出すこともあります。
危険が想定される地域では、避難の準備をするようにしてください。
そして高知県佐川町で30.5ミリ、宮崎県の美郷町南郷で30.5ミリの雨を観測しています。
台風はこのあと速度を上げながら、中国、四国地方や近畿に接近し、あすの朝にかけて、東日本や東北にも近づく見込みです。
きょうは西日本の太平洋側を中心に猛烈な風が吹き、あすにかけて広い範囲で風が強まる見込みです。
あすにかけての最大風速は、九州南部と四国、それに近畿で35メートル、奄美地方と九州北部、伊豆諸島、それに東北で30メートルなどと予想され、最大瞬間風速は35メートルから50メートルに達すると予想されています。
奄美地方と九州南部では、波の高さが9メートル以上の猛烈なしけが続き、あすにかけて、九州北部や四国から東海にかけての太平洋沿岸、それに伊豆諸島でも猛烈なしけとなる見込みです。
きょうは西日本と東日本の広い範囲で、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、太平洋側を中心に、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、四国で450ミリ、近畿と東海で400ミリ、中国地方と北陸で250ミリなどと予想されています。
さらに、あすの朝からあさっての朝にかけて、北陸の多い所で、100ミリから150ミリの雨が降ると予想されています。
地域別の警戒が必要な時間帯の目安です。
まず大雨と洪水です。
九州と四国はきょう、近畿、東海、北陸、それに関東甲信はきょうからあすにかけて、東北はあすの昼過ぎにかけて警戒が必要です。
次に暴風です。
九州と中国はあす未明にかけて、四国は今夜遅くにかけて、近畿から東北はきょうからあすにかけて警戒が必要です。
高波です。
沖縄・奄美は今夜遅くにかけて、九州、中国、四国、近畿はあす未明や明け方にかけて、警戒が必要です。
東海はきょうの昼前からあすの昼過ぎにかけてなどとなっています。
これらの時間帯はあくまでも目安で、今後の台風の進路や速度によって、大きく変わる可能性があり、気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
このほか気象庁は、土砂災害や高潮による浸水、川の氾濫などに警戒するとともに、台風から離れた地域でも、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
各地で被害が相次いでいます。
きょう午前6時前、鹿児島県枕崎市で、木造2階建ての住宅の2階部分が、強風のため、激しく壊れ、1階部分の壁も一部が壊れました。
住宅には65歳の男性が1人で住んでいて、当時は1階にいたためけがはなく、近くの親戚の家に避難したということです。
沖縄県と鹿児島県で住宅3棟が全半壊、6棟が一部損壊となっているほか、6棟が床上、または床下浸水となっています。
また福岡県大川市では、90歳の男性が屋外の様子を見に外に出たところ、強風にあおられて転倒し、足の骨を折る大けがをしたということです。
NHKが各地の放送局を通じて午前9時現在でまとめたところ、台風の影響で、沖縄、鹿児島、宮崎、福岡の4県で、合わせて45人がけがをしました。
静岡県ではきのう午後7時ごろ、吉田町の漁港で岸壁にいた中国人と見られる男性3人が海に流され、このうち1人の行方が分からなくなっています。
各地で避難指示や韓国が出されています。
宮崎市の一部で避難指示が出されているほか、九州、四国、沖縄の5つの県で、合わせて44万人以上に避難勧告が出されています。
避難指示が出ているのは、宮崎市高岡町小崎地区の6世帯10人です。
宮崎県内では都城市の全域、7万7831世帯16万9620人、延岡市の全域、5万9517世帯12万9740人などに避難勧告が出ています。
熊本県では、人吉市の全域、1万5737世帯3万4450人など、合わせて1万8406世帯、4万1256人、鹿児島県内では、南さつま市の3315世帯6175人などに避難勧告が出されています。
また高知県では、南国市の全域2万1797世帯4万8491人、仁淀川町の3262世帯、6194人など、合わせて2万5294世帯5万5107人に避難勧告が出ています。
交通機関にも影響が出ています。
羽田空港から中継です。
羽田空港国内線第1ターミナルビルです。
空港内、混雑しています。
飛行機のキャンセル待ちや、欠航となった次の便を待つ人たちです。
皆さん、携帯電話を持って、職場やご家族に連絡を取る姿が見られました。
また連休中ということもあってか、小さなお子さん連れ、ご家族の方が多く見られます。
徳島県から、ご家族で東京に旅行に来ていたという男性に話を聞きました。
本当はきょう午前中の便で、徳島に帰る予定だったんだけれども、今のところすべて欠航となってしまっています。
台風の影響が気になりますし、あすからは自分は仕事、子どもたちは学校なので、早く帰れるといいんですがと話していました。
また飛行機の払い戻しや、便の変更手続きを受け付けるカウンターに続く列、この1時間ほど、その長さは変わっていません。
行列が続いています。
空港内の電光掲示板を見ると、赤い文字、キャンセル、欠航の表示が続いています。
九州や四国便を中心に欠航が続いている状態です。
羽田空港から中継でお伝えしました。
交通への影響です。
国内の空の便は午前10時現在、九州や四国を発着する便を中心に合わせて372便が欠航しています。
欠航便は、日本航空が徳島、出雲、広島と羽田を結ぶ便など72便、全日空が、高知や徳島と羽田を結ぶ便など66便、日本エアコミューターが宮崎と福岡を結ぶ便など58便、スカイマークが鹿児島や長崎と神戸や羽田を結ぶ便など48便、ジェットスターが、鹿児島や長崎、福岡と関西を結ぶ便など35便、ピーチ・アビエーションが鹿児島や長崎、福岡と関西を結ぶ便など32便、欠航便の情報をお伝えしています。
ソラシドエアが宮崎や鹿児島、大分と羽田を結ぶ便など26便、スターフライヤーが北九州や福岡と羽田を結ぶ便など19便、日本トランスオーシャン航空が那覇と中部を結ぶ便など14便、春秋航空日本が佐賀と成田を結ぶ2便です。
航空各社によりますと、夕方には近畿や東海地方を発着する便にも影響が広がる可能性があり、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
鉄道の情報です。
JR各社によりますと、九州新幹線と東海道新幹線は、始発から通常どおりに運行しています。
山陽新幹線は、強風の影響で、広島駅と岡山駅の間の上下線で一時、運転を見合わせましたが、午前7時29分に運転を再開しました。
在来線にも影響が出ています。
JR西日本は、ごぜん10時ごろから山口県内の在来線で順次、運転を見合わせていて、今後、山口県内すべての在来線で運転を見合わせることにしています。
また正午ごろからは、広島県内の在来線のほとんどでも運転を見合わせることにしています。
さらに、東海道線をはじめ、近畿2府4県を走る在来線の24路線も午後4時以降、すべての列車の運転を取りやめることを決めました。
JR四国でも、正午以降は、9つの路線すべてで列車の運転を取りやめることを決めました。
ライフラインへの影響、停電の状況です。
電力各社によりますと、午前9時現在、鹿児島県内では、23の市町村の合わせておよそ4万7600世帯が、沖縄県内では、7つの市町村の合わせておよそ1000世帯が、宮崎県内では、およそ400世帯が停電しています。
では、九州地方の状況について、福岡放送局からお伝えします。
福岡です。
台風19号は、午前8時半ごろ、鹿児島県枕崎市付近に上陸しました。
九州のほぼ全域を暴風域に巻き込みながら、東へ進んでいて、警戒が必要です。
九州はほぼ全域が、台風の暴風域に入り、所によっては30メートル以上の最大瞬間風速を観測しています。
また発達した雨雲が流れ込んで、所によって断続的に激しい雨が降り、宮崎県美郷町南郷では、降り始めからの雨量が450ミリを超えています。
きょう未明には、福岡県大川市で、屋外の様子を見に、外に出た男性が強風にあおられて転倒し、足の骨を折る大けがをしたということです。
気象台は暴風や高波、土砂災害などに警戒を呼びかけています。
では九州各局を結んでお伝えします。
鹿児島です。
台風が上陸した枕崎市から、今の様子について、中継でお伝えします。
台風が上陸した枕崎市です。
雨は少なくなり、視界もよくなってきましたが、高い波は依然として波しぶきを立てながら押し寄せています。
海沿いの道路を通る車もほとんどありません。
強い風は吹き続いていて、海沿いの木を左右に揺らしています。
枕崎市によりますと、けさ6時前、市内の住宅1棟で、屋根や壁が強風で壊される被害が出ましたが、けが人はいないということです。
枕崎市内には、8か所に避難所が設けられ、午前9時の時点で、20世帯27人が避難していて、台風の通過を待っています。
警察や消防は被害がないかどうか、川や海沿いなどを重点的に見て回るということです。
今後は強い吹き返しの風に警戒が必要です。
以上、枕崎市でした。
中継でもお伝えしましたが、枕崎市ではけさ、木造住宅の2階部分が、台風による強風で大きく壊れました。
けが人はいませんでした。
きょう午前6時前、枕崎市岩崎町で、木造2階建ての住宅の2階部分が風で吹き飛ばされるように大きく壊れました。
屋根は完全になくなり、壁も一部を残して建物の周りに崩れ落ちたほか、1階部分の壁も一部が壊れました。
枕崎市によりますと、住宅には65歳の男性が1人で住んでいて、当時、1階にいたため、けがはなく、近くの親戚の家に避難したということです。
枕崎市は当時、台風の暴風域に入っていて、午前6時前には25.6メートルの最大瞬間風速を観測していました。
続いて、鹿児島市のNHK鹿児島放送局前から中継でお伝えします。
午前8時半ごろに、台風が枕崎市付近に上陸したということですが、そこから北東におよそ60キロ、鹿児島市の中心市街地のNHK鹿児島放送局前です。
今、日ざしが出てきました。
台風の中心付近、台風の目の近くにあるからでしょうか。
雲の動きも分かるようになってきました。
1時間半ほど前までは東の風がかなり強く吹いていましたが、今はこの雲の動き、そして、木々の揺れを見てみますと、北西方向から南東方向への風が吹いてるようです。
ただ、鹿児島港、10時3分に満潮時刻を迎えました。
先ほど消防が高潮の警戒のために、この海の周りを巡回していました。
また鹿児島市内、交通に大きな影響が出ていて、市営バスと市電が、きょうの始発から運行を見合わせているほか、桜島と市街地を結ぶ桜島フェリーは、きのうの午後から運航を見合わせていて、再開のメドは立っていません。
以上、鹿児島でした。
宮崎です。
県内は全域が暴風域に入っています。
県の南部の日南市から中継でお伝えします。
宮崎県日南市の油津港から2キロほどの所にある、建物の7階にいます。
日南市は全域が台風の暴風域に入りました。
横殴りの雨が降っていて、強い風がまだ続いています。
また波も高くなっていて、時折、波消しブロックに打ちつけています。
大潮の時期と台風の接近が重なるため、高潮のおそれがあり、気象台は高潮への警戒を呼びかけています。
以上、日南市でした。
宮崎県内では風が強まり、西米良村では、午前6時過ぎに27.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
発達した雨雲がかかり、美郷町南郷では、降り始めからの雨量が473.5ミリとなっています。
また土砂災害の危険性が高まっているとして、日向市、門川町、美郷町、都農町に、土砂災害警戒情報が出されています。
各地に避難指示や避難勧告が出ています。
避難指示が出ているのは、宮崎市高岡町小崎地区の6世帯10人です。
また、7つの市と町の合わせておよそ16万世帯およそ34万人に避難勧告が出ています。
交通機関への影響です。
宮崎空港を発着する空の便で欠航が決まっているのは、全日空が14便、日本航空が10便、日本エアコミューターが9便、ソラシドエアが7便、それにアイベックスエアラインズが6便です。
JRは、県内のすべての路線で始発から運転を見合わせています。
宮崎でした。
熊本です。
台風が接近して、県内全域が暴風域に入り、風が強まっています。
熊本市内から中継です。
NHK熊本放送局の前です。
雨が降り続いています。
午前6時からこの場所にいますが、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返して、今は弱い状態です。
風は強さを増してきました。
東からの風が時折、横から吹きつけて、雨粒が顔に当たります。
街路樹の枝も揺れています。
熊本県は、全域が暴風域に入っています。
人吉市では午前3時半ごろに20.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
街なかでは、傘を差して歩く人もいますが、人影や車は少なくなっています。
台風が接近する中、気象台は、暴風や高波などに警戒を呼びかけています。
NHK熊本放送局の前からお伝えしました。
熊本県内ではきょう、最大風速は外海で25メートル、内海と陸上で23メートルと予想されています。
波も外海ではうねりを伴って6メートルと、大しけとなる見込みです。
雨は午前中、所によって1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
避難勧告は、人吉市全域と芦北町の沿岸部に出ています。
ほとんどの自治体が避難所を開設しています。
鉄道は、JR鹿児島線の熊本と八代間など多くの路線で運転を見合わせています。
県内の船の便は、すべての航路で全便の欠航が決まっています。
熊本からお伝えしました。
大分です。
県内も広い範囲が暴風域に入りました。
NHK大分放送局前から中継です。
大分市内、風よりも雨が気になるようになってきました。
上空から地面に打ちつける雨、断続的に降っています。
見通しが悪くなっています。
そして私の後ろ、道路、ご覧ください。
至る所に水たまりが出来ています。
付近を見回りしたところ、道路沿いの溝に、ごみや落ち葉などが詰まって、水があふれている様子がありました。
浸水にも注意が必要です。
雨が強まってきています。
NHK大分放送局前からお伝えしました。
佐伯市蒲江では、午前2時36分に33.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
最大風速は南部の海上で30メートル、中部と北部の海上、それに県内の陸上で、25メートルと予想されています。
また沿岸の波の高さは南部で9メートル、中部で5メートル、北部で3メートルと予想されています。
午前10時までの1時間には、杵築市で28ミリ強い雨を観測しました。
佐伯市は、いさき川があふれるおそれがあるとして、蕨野地区の98世帯333人に避難勧告を出しました。
杵築市でも2級河川のやさか川がおおかわち橋で氾濫危険水位を超えたため、報国区瀬口班の6世帯18人に避難勧告を出しました。
交通への影響です。
大分空港と関東や関西などを結ぶ路線は合わせて25便の欠航が決まっています。
海の便は、大分県と県外を結ぶフェリーで、ほとんどの会社できょう、全便の欠航を決めています。
大分からお伝えしました。
では、交通への影響についてです。
博多駅から中継でお伝えします。
JR博多駅です。
きょうは駅を利用する人に話を聞いていますと、予定を早めて朝早い列車に変更したという人もいて、朝から混雑しています。
この時間も大きな荷物を持った人の姿、数多く見られます。
その人たちが気にしているのがこちら、改札の横に張られた紙なんですが、きょうの列車の運行の見通しが書いてあります。
JRによりますと、在来線の特急、依然として、運休がすでに決まっている列車、また本数を減らして運行している路線があります。
運休が決まるたびに、そのつど、駅の放送で伝えられています。
また新幹線ですが、山陽新幹線が一時、一部区間で運転を見合わせた影響で、博多駅から九州新幹線に乗り入れる列車への影響もあったんですが、この時間は少なくなってきました。
電光掲示板に目をやりますと、遅れの文字が表示されなくなりました。
今後も最新の情報を確かめて、ゆとりを持って移動したほうがよさそうです。
ただ、雨、風、強まってる地域では、無理な外出は控えてください。
博多駅でした。
台風19号の状況について、九州からお伝えしました。
四国地方の状況について、松山放送局からお伝えします。
台風19号は、高知県の一部を暴風域に巻き込みながら、東寄りに進んでいて、きょう昼過ぎに四国に上陸するおそれがあります。
気象台は、暴風やうねりを伴った高波への厳重な警戒を呼びかけています。
愛媛県八幡浜市から中継でお伝えします。
愛媛県南部の八幡浜市、八幡浜港です。
画面は西の方角を映しています。
小雨で弱い風が吹くという状況は変わっていません。
八幡浜港からは九州の大分県の別府と臼杵を結ぶフェリーが出ていますが、きょうは全便の欠航が決まっています。
沖合には、そのフェリーが停泊しています。
フェリー会社の話では、全部で4隻あるということですが、見通しが悪いので、私のいる場所からは、3隻しか確認できません。
八幡浜港は、10時12分に満潮を迎えました。
今、潮位がとても高い状態です。
灯台のある防波堤、かなり高い位置まで海面が上昇しているのが分かります。
台風の接近に伴って、高潮への注意が、このあと必要です。
愛媛県八幡浜市から中継でお伝えしました。
台風19号の接近に伴い、四国では、高知県の4つの市町村に避難勧告が出ています。
このうち、高知県安芸市は、台風の接近に伴って波が高くなっていることから、ことし8月の台風で堤防の一部が壊れた沿岸部の穴内地区の一部、6世帯13人に、午前9時半、避難勧告を出しました。
このほか、南国市の全域2万1797世帯4万8491人、仁淀川町の全域3262世帯6194人、大川村の全域235世帯422人です。
台風の接近に伴い、交通機関にも影響が出ています。
JR四国は、きょう正午以降は、四国4県を走る9つの路線すべてを運休させ、列車の運転を取りやめることを決めました。
このうち、高松と岡山を結ぶ瀬戸大橋線は、全線で始発から運休となっています。
予讃線は、松山と宇和島の間で運転を見合わせていて、正午ごろから全線で運転を見合わせる予定です。
土讃線は、高知県の須崎と窪川の間で運転を見合わせていて、正午ごろから全線で運転を見合わせる予定です。
高徳線、鳴門線、徳島線、牟岐線もそれぞれ、正午ごろから全線で運転を見合わせる予定です。
予土線は午前10時過ぎから全線で運転を見合わせています。
空の便です。
欠航を決めているのは、日本航空は、徳島や高松、高知と羽田を結ぶ便、全日空は、徳島や高知と羽田、それに高知と伊丹を結ぶ便です。
ジェットスター・ジャパンは、松山や高松と成田を結ぶ便で、日本エアコミューターは、徳島や高知と福岡を結ぶ便で欠航が決まっています。
また日本航空とFDA・フジドリームエアラインズの共同運航便は、高知と名古屋を結ぶ便で、ピーチ・アビエーションは、松山と関西空港を結ぶ今夜の便で欠航が決まっています。
また四国と九州など、周辺各地を結ぶ海の便にも欠航が相次いでいます。
四国地方の状況をお伝えしました。
続いて中国地方の状況について、広島放送局からお伝えします。
中国地方の状況です。
大型の台風19号は、中国地方には、きょう夕方から夜にかけて最も接近する見込みです。
まずは山口県の状況です。
では、山口からお伝えします。
山口県下関市、関門海峡の様子です。
白い波が立っているのが分かります。
沿岸の木を時折、強く風が揺らしています。
現在、山口県は全域が強風域に入っています。
台風19号の接近に伴って、県内では午前10時現在、80世帯102人が、公民館などに自主的に避難しています。
JR西日本によりますと、県内を走る在来線の路線について、午前10時ごろから順次、運転を見合わせています。
運転を見合わせているのは、山陽線の岩国駅と下関駅の間、山陰線の幡生駅と島根県の益田駅の間、宇部線、美祢線、山口線、小野田線、岩徳線の全線です。
このほか、山口県内を発着する主要な海の便では、きょう運航されるすべての便の欠航が決まっています。
以上、山口でした。
続いて広島県の状況をお伝えします。
広島市内でも風が少しずつ出始めています。
雨も降り始めています。
気象台によりますと、このあと夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降るおそれがあり、気象台は土砂災害、浸水害、河川の増水に注意を呼びかけています。
台風19号の接近に伴い、広島地方気象台は、午前6時50分に広島県内全域に暴風警報を、広島県南部に波浪警報を出し、暴風と高波に警戒を呼びかけています。
一方、広島市は大雨注意報が出されたことを受けて、8月の土砂災害で大きな被害が出た、安佐南区と安佐北区の一部の地域に、午前7時過ぎに避難準備情報を出しました。
避難所となっている、広島市安佐南区の佐東公民館では、避難してくる住民の受け入れの準備を進めています。
広島市災害対策本部では、これらの地域の住民に対し、危険を感じた場合は、自主的に避難するとともに、お年寄りや体が不自由な人などは早めに避難するよう呼びかけています。
以上、広島から中国地方の状況をお伝えしました。
次は近畿地方の状況です。
大阪放送局からお伝えします。
台風19号は近畿地方には、今夜初めごろから夜遅くにかけて最も接近する見込みです。
和歌山県串本町から中継です。
本州最南端、和歌山県串本町です。
奥に見えているのが、太平洋です。
波が岩に当たって、白波が立っているのが確認できます。
現在、串本町は台風の強風域に入っていると見られます。
串本町の潮岬では、午前8時過ぎに最大瞬間風速18メートルを観測しました。
串本町には大雨、洪水、暴風、波浪警報が出ています。
このあと台風の接近で、雨や風は、さらに強まる見込みです。
3連休で大阪から観光で訪れたご夫婦に話を聞きました。
当初は夕方まで町内を観光する予定を立てていたが、午後からJRの運休の話も聞いているので、予定を変更して、午前中に大阪に帰ることにしたと話していました。
和歌山県串本町からお伝えしました。
近畿地方は、ほぼ全域が強風域に入りました。
昼過ぎには暴風域に入り、夜の初めごろから夜遅くにかけて、台風が最も接近する見込みです。
和歌山県日高町は、町の全域の3040世帯7892人に避難準備情報を出しました。
神戸空港では、午前9時過ぎに20.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また和歌山県新宮市で、午前9時までの1時間に37ミリの激しい雨を観測しました。
あす朝までの雨は、近畿の南部で400ミリ、中部で300ミリ、北部で250ミリと予想されています。
また満潮の時間帯となる夜の初めごろから夜遅くにかけて、高潮による浸水のおそれもあります。
空の便に影響が出ています。
午前10時現在、日本航空では大阪と鹿児島や出雲などを結ぶ31便、全日空は大阪と鹿児島・宮崎などを結ぶ18便、スターフライヤーは関西空港と羽田を結ぶ4便、アイベックスは大阪と大分を結ぶ2便、ピーチ・アビエーションは、午後を中心に関西空港と各地を結ぶ30便、スカイマークが神戸と長崎、羽田などを結ぶ20便、ジェットスタージャパンが、関西空港と成田や新千歳などを結ぶ13便、天草エアラインは大阪と熊本を結ぶ2便で欠航が決まっています。
ところできょう、京セラドーム大阪で行われる予定だった、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ、オリックス対日本ハムの第3戦は中止となり、あす、行われる予定です。
以上、近畿の情報を大阪からでした。
では、台風19号の今後の見通しや、警戒すべき点について、気象情報担当の南さんです。
台風の通過や接近に伴って、天気が大きく荒れる見込みです。
では午前10時の台風の位置は、鹿児島市付近に中心があると見られます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルです。
大型の台風で、強風域が広く、台風の中心から離れている近畿地方などでも、強い風が吹いています。
台風はこのあと北東の方向に進み、きょうの夕方には、四国付近、そして夜になると近畿地方、そしてあすの未明、午前3時ごろになると、関東甲信越から東北付近に中心を移し、その後、あすの午前9時には、東北の東の海上に中心を移す見込みです。
そしてあさってになると、温帯低気圧に変わり、北海道の東の海上へ遠ざかっていくでしょう。
これからあすにかけて、西日本から東日本、そして北日本と、荒れる所が多くなる見込みです。
現在の雨雲の様子です。
発達した雨雲が紀伊半島の南東側、そして四国は山沿いを中心に発達した雨雲がかかり、また大分県から宮崎県などに発達した雨雲が見られます。
1時間に30ミリを超える激しい雨が降り続いています。
きょうのこのあとの雨の移り変わりです。
きょうの午前中は九州を中心に雨が降り、午後になると、四国の山沿いなどで激しく降る所が多くなる見込みです。
夕方になると、近畿地方、そして夜になると、東海地方にも発達した雨雲が移ってくるでしょう。
そして今夜からあすの未明にかけては関東甲信付近、その後、東北地方でもあすになると激しく降る所が多くなり、大雨の所が多くなるでしょう。
また、あすは北海道などでも激しく降り、また東北から北陸の日本海側では、あすにかけても雨が続く見込みです。
あすの朝までに雨の降る所は、四国、近畿、東海地方では400ミリから450ミリ、雨の降る時間が長く、台風の中心がやって来ると、激しい雨が降りますので、土砂災害が起こりやすくなる見込みです。
またあすの朝以降も、北日本や北陸を中心に、雨が降り続く見込みです。
そして風の予想です。
台風の前面では南寄りの風が太平洋側を中心に強く吹き、台風が通り過ぎていくと、吹き返しの風で、日本海側や山の風下側などを中心に、強く吹く見込みです。
またあすになると、東北地方などでも風の強く吹く所が多くなる見込みです。
あすまでに予想される最大瞬間風速は、40メートルを超える所が多く、木が倒れたり、また人が立っていられないくらいの風が吹き続ける見込みです。
あすにかけての注意する点です。
大雨による土砂災害や河川の増水や氾濫、暴風、また竜巻が発生するおそれもあります。
高波や高潮などにも、警戒をしてください。
お伝えしていますように、大型の台風19号は、鹿児島県枕崎市付近に上陸し、九州のほぼ全域と四国の一部を暴風域に巻き込みながら、東寄りに進んでいます。
西日本や東海などの広い範囲で風や雨が強まり、暴風や高波、土砂災害、浸水などに警戒が必要です。
現在の大分県佐伯市の様子です。
白波が次々と押し寄せている様子が分かります。
雨も打ちつけています。
かなり荒れている状況です。
暴風域に入っています。
大分県佐伯市では、午前10時半までの1時間に34ミリの激しい雨が降りました。
高波などに警戒するとともに、山崩れ、崖崩れなども起こりやすくなります。
早めの対策を心がけてください。
では、宮崎県日南市と高知県土佐清水市から中継です。
宮崎県南部、日南市の油津港から2キロほどの所にある建物の7階にいます。
宮崎県内も全域が台風の暴風域に入っています。
一時期に比べて雨は弱くなりましたが、強い風は続いています。
市中心部では看板が壊れたり、ドアのガラスが割れたりしていました。
日南市油津では、午前6時54分に、21.7メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また波も高くなっていて、時折、波消しブロックに打ちつけています。
大潮の時期と台風の接近が重なるため、高潮のおそれがあり、気象台は警戒を呼びかけています。
日南市は35の避難所を設置しています。
市によりますと、午前10時現在、109世帯144人が、自主的に避難しているということです。
以上、日南市でした。
高知県西部、土佐清水市の土佐清水港です。
先ほどから雨、風ともに強くなってきました。
こちら、この体、手の甲などに雨粒が当たりますと、この風の強さから、時折、痛いぐらいの状況です。
こちらの港の周辺の施設では、すでに台風に備えています。
きのうの段階で休業を決めたこの施設では、このように、ベニヤ板を出入り口に貼り付けて雨風が入らないように備えています。
今、このように突風が吹きつけるようになってきています。
そしてこちらの港、おとといの段階で、この湾の奥に、すべての漁船を退避させていますが、ふだんは穏やかな内海でも、この強風にあおられて波が立って、船が大きく揺られているのが分かります。
このあと台風の接近、引き続き厳重な警戒が必要です。
高知県西部、土佐清水からお伝えしました。
2014/10/13(月) 10:00〜11:00
NHK総合1・神戸
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