ニュース「台風19号」関連 2014.10.13

では、台風に関する情報をお伝えします。
大型で強い台風19号は、九州の広い範囲を暴風域に巻き込みながら北上し、これから昼前にかけて、九州に最も接近して、上陸するおそれがあります。
台風はあすにかけて、西日本や東日本、それに東北に近づく見込みで、大雨や暴風、高波や高潮に警戒が必要です。
では鹿児島県枕崎市と大分市から中継でお伝えします。
台風が接近している枕崎市です。
私は今、海沿いの建物の中にいます。
高い波が次々と押し寄せています。
また海沿いの木をなぎ倒すかのように強い風が吹きつけていて、横殴りの雨も降っています。
市内では臨時休業する店があり、窓ガラスにテープを貼ったり、扉の前に土のうを積んだりしていました。
枕崎市によりますと、現在、被害の情報は寄せられていないということですが、警察や消防はパトロールを行って、満潮のときなどには、特に川や海沿いなどを重点的に見て回るということです。
また市内には、8か所に避難所が設けられ、昨夜の時点で30世帯43人が避難しているということです。
枕崎市では、きょうのごみの収集は中止され、市民にごみを出さないよう呼びかけています。
以上、枕崎市でした。
大分市のNHK大分放送局前です。
風が強くなってきています。
街路樹の木が大きく揺れることがあります。
木の葉のすれる音も大きくなってきました。
強い風が吹きつけて、信号機が小刻みに揺れています。
私の横からの風で、体全体が押される感じがあります。
風の勢いもありまして、横殴りのたたきつける雨が強さを増してきています。
雨で少し先の道路が白くなって、視界が悪くなるときがあります。
道路を通行する際には十分ご注意ください。
また道路上には、風に乗って飛ばされてきたごみや木の葉もあります。
私が大分局に向かう途中では、折れた街路樹や飛んできたごみなどが、道路に散乱していました。
大分市内では、雨風ともに強まってきています。
警戒が必要です。
NHK大分放送局前からお伝えしました。
宮崎市の今の様子です。
風で木々が大きく揺れています。
また強風でカメラも揺れています。
ごーっという風の音、そして雨の音が聞こえます。
時折、雨粒がカメラに当たります。
徳島県南部、海陽町の今の様子です。
波が高くなっています。
強風にあおられ、海面に波も立っています。
このあともさらに、風や雨が強くなるおそれがあります。
警戒を続けてください。
徳島県南部、海陽町の今の様子でした。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風19号は、きょう午前6時には、鹿児島県枕崎市の西南西100キロの海上を、1時間に25キロの速さで北東へ進んでいると見られます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から北側280キロ以内と、南側220キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風はこれから昼ごろにかけて、九州に最も接近し、昼前にかけて、九州南部に上陸するおそれがあります。
その後、速度を上げてあすにかけて、西日本や東日本、それに東北に近づく見込みです。
この時間、九州の広い範囲が台風の暴風域に入り、各地で風が強まっています。
大分県佐伯市蒲江では、午前2時半過ぎに33.8メートル、鹿児島県錦江町では、午前4時半ごろに31.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
九州や四国には発達した雨雲がかかり、午前4時までの1時間には、高知県が室戸市佐喜浜町に設置した雨量計で64ミリの非常に激しい雨を観測しました。
午前5時までの1時間には、宮崎県美郷町南郷で、31.5ミリの激しい雨が降りました。
画面の左側には午前6時20分までの1時間に降った各地の雨の量が、多い順に並んでいます。
最も多いのが宮崎県延岡市北方の30ミリ、次いで、鹿児島県の甑島中甑の30ミリとなっています。
きょうは西日本から東日本の広い範囲で、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、太平洋側を中心に、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あす朝にかけて降る雨の量は、いずれも多い所で四国で450ミリ、近畿と東海で400ミリ、中国地方と北陸で250ミリ、九州と関東甲信で200ミリ、東北で150ミリと予想されています。
さらにあすの朝からあさっての朝にかけては、北陸の多い所で100ミリから150ミリの雨が降ると予想されています。
また、きょうは西日本の太平洋側を中心に猛烈な風が吹き、あすは広い範囲で風が強まる見込みです。
あすにかけての最大風速は、九州南部と四国、それに近畿で35メートル、奄美地方と九州北部、伊豆諸島、それに東北で30メートル、関東と北海道で26メートルから27メートル、中国地方と北陸、それに東海で25メートルで、最大瞬間風速は35メートルから50メートルに達すると予想されています。
奄美地方と九州南部では、すでに波の高さが9メートル以上の猛烈なしけになっているほか、あすにかけて、九州から東海までの沿岸と、伊豆諸島でも、猛烈なしけとなる見込みです。
各地で大雨や暴風、高波に特に警戒が必要な時間帯の目安です。
まず大雨と洪水に特に警戒が必要な時間帯です。
九州南部はきょうの昼ごろにかけて、四国はきょうの夜遅くにかけてなどとなっています。
暴風に特に警戒が必要な時間帯です。
奄美地方はきょうの昼過ぎにかけて、九州はきょうの夜にかけてなどとなっています。
高波に特に警戒が必要な時間帯です。
沖縄・奄美はきょうの夜遅くにかけて、九州はきょうの夜にかけて、四国はあすの朝にかけてなどとなっています。
これらの時間帯はあくまでも目安で、今後の台風の進路や速度によって、大きく変わる可能性があり、気象庁は最新の情報を確認するよう呼びかけています。
気象庁は、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、暴風や高波、それに高潮に警戒するとともに、台風から離れた地域でも、落雷や竜巻などの突風に、十分注意するよう呼びかけています。
連休最終日のきょう、台風で交通に影響が出ています。
国内の空の便は、午前中、宮崎や鹿児島、大分など、九州を発着する便を中心に、合わせて257便の欠航が決まっています。
午後からは四国や中国地方を発着する便で、夕方からは大阪を発着する便など、広い範囲で影響が出る可能性があります。
鉄道の情報です。
九州新幹線はきょう午前6時過ぎからの始発から、通常どおり運行していますが、台風の進路によっては、運転見合わせや大幅な遅れが出る可能性があります。
山陽新幹線も始発から通常どおり運行していますが、台風の影響によっては、速度を落として運転したり、一部の区間で運転を見合わせたりする可能性があるということです。
東海道新幹線は始発から通常どおり運行しています。
またJR西日本は在来線の24路線について、午後から本数を徐々に減らし、午後5時までには、すべての列車の運転を取りやめることを決めています。
航空や鉄道各社は、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
各地で被害が相次いでいます。
鹿児島市できのう、外で脚立に乗って作業をしていた78歳の男性が、強風にあおられて転落し、頭や肩に軽いけがをするなど、沖縄県や鹿児島県、宮崎県で、これまでに合わせて43人が重軽傷を負いました。
静岡県吉田町の漁港では、昨夜、岸壁にいた中国人の技能実習生の男性3人が海に流されました。
このうち2人は無事でしたが、付海涛さんの行方が分からなくなっています。
警察によりますと、3人は釣りをするために、きのう夕方から岸壁にいたということで、高波にさらわれたと話しているということです。
各地で避難指示や勧告が出されています。
宮崎市は土砂災害の危険性が高まったとして、午前2時に、宮崎市高岡町小崎地区の6世帯10人に避難指示を出しました。
また宮崎県では、都城市や延岡市、三股町の全域など、5つの市と町の合わせて14万8955世帯32万6952人に避難勧告が出ています。
このうち宮崎県延岡市の避難所では、雨の中、市民が次々と避難しました。
熊本県では人吉市の全域や、芦北町の沿岸部の2つの市と町、合わせて1万8406世帯4万1256人に、鹿児島県では、南さつま市や鹿児島市の一部など、4つの市と町の合わせて3411世帯6335人に、高知県では、仁淀川町の全域、3262世帯6194人に避難勧告が出ています。
停電も起きています。
午前5時現在、鹿児島県内では18の市町村でおよそ4万6000世帯、沖縄県内では9の市町村でおよそ1300世帯、宮崎県内では、4つの市でおよそ300世帯が停電しているということです。
九州に接近している台風19号。
これから急激に強まるおそれがあり、雨や風、そして高波、高潮から身を守るための備えについてまとめました。
台風ではまず風に警戒してください。
台風の風はどれぐらいの強さなのでしょうか。
実際に体験してみました。
風速20メートル、強風域の強さの風です。
飛ばされたものにぶつかり、けがをするおそれがあります。
屋外に出るのは大変危険です。
前に歩こうとすると、後ろに戻される感じですね。
これはきつい。
風速30メートル、暴風域の強さの風です。
前を向けない。
とても前を向けません。
これはすごい。
建物によっては屋根が飛ばされたり、倒壊したりすることもあります。
しっかりつかまらないと、飛ばされます、これは。
台風の接近が予想される場合には、自転車など、飛ばされそうなものは家の中に片づけたり、固定したりします。
風が強まる前に作業を済ませましょう。
台風に伴う大雨も大きな災害につながります。
台風の接近とともに、湿った空気が流れ込むため、雨が長く続くときがあります。
平成23年9月の台風12号。
紀伊半島では、降り始めからの雨量が1000ミリを超える、記録的な豪雨になりました。
土砂災害や河川の氾濫などで、死者と行方不明者が90人を超えました。
風と雨、共に強まると、危険性は一層高くなります。
1時間30ミリの激しい雨。
風速は10メートルなんですが。
結構どしゃ降りですね。
10メートルの風でも相当、横殴りに感じます。
風速30メートル、1時間50ミリの非常に激しい雨になると。
つかまっているのが精いっぱいです。
雨や風が強まってから屋外に出るのはやめましょう。
こうした状況で帰宅するのは危険です。
雨と風が収まるまで、職場や学校にとどまりましょう。
台風が接近しているときには、高波や高潮のおそれもあります。
高波が堤防などを破壊すると、大きな被害につながります。
海面の高さが急激に上がる高潮。
平成11年の台風18号では、熊本県の八代海で高潮が発生し、12人が亡くなりました。
台風の接近が満潮や大潮に重なるときは警戒してください。
災害から身を守るには、気象台や自治体の出す情報に注意し、早めの準備や避難を心がけましょう。
しかし雨や風が強まったら、無理に外には出ず、建物の上の階などで安全を確保してください。
台風の中心から離れた地域でも、竜巻などの突風が発生することがあり、注意が必要です。
気象庁は記者会見で注意を呼びかけました。
台風は通常、中心に近づくほど暴風や強風が吹きます。
一方、台風の東側に当たる地域では、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になります。
このため局地的に積乱雲が発達し、竜巻などの突風が発生しやすくなります。
8年前・平成18年には、台風13号が九州の西の海上を進んでいたときに、中心からおよそ300キロ離れた宮崎県延岡市で竜巻が発生しました。
特急列車が横転したほか、住宅が倒壊、3人が死亡し、140人以上がけがをしました。
過去に、台風の接近に伴って発生した竜巻は、専門家が分析したところ、台風の中心よりも100キロから600キロ東側に離れた地域で、集中して発生していたということです。
一方、台風が接近する時間帯と満潮時刻が重なる地域では、高潮による浸水に警戒が必要です。
満潮時刻は、九州では鹿児島港が午前10時3分、熊本港が午前11時53分となっています。
四国では、高松港が午後2時28分、近畿では神戸港が午後8時50分、大阪港が午後8時54分となっています。
次です。
戦闘で荒廃したパレスチナ暫定自治区のガザ地区の復興を支援するための国際会議がエジプトで開かれ、日本を含む国際社会から、日本円で合わせて5800億円余りの支援策が示されました。
ことし7月に始まったイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘で、ガザ地区ではイスラエル軍による空爆などで、市民を含む2100人以上が、イスラエルでは兵士を中心におよそ70人が死亡し、8月、双方は戦闘を停止することで合意しました。
ガザ地区では、50日間にわたった戦闘で、1万8000棟に上る住宅が破壊されたと見られ、がれきの撤去も進んでいないことから、ガザ地区の復興を支援しようと、エジプトの首都カイロで国際会議が開かれました。
会議にはアメリカのケリー国務長官や、日本の中山外務副大臣など、60以上の国と地域の代表のほか、国連のパン・ギムン事務総長らが出席しました。
そして会議では、日本政府が2000万ドルの支援を表明したほか、アメリカが2億1200万ドルなど、合わせておよそ54億ドル、日本円にして5800億円余りに上る支援策が示されました。
ただイスラエル側は、再建に必要な建設資材が、軍事目的に転用されるのではないかという警戒から、資材のガザ地区への搬入を認めておらず、再建が順調に進むかどうかは、依然として不透明な情勢です。
政府は、旧ソビエトのグルジアの国名について、グルジア側の要請に応じ、ロシア語を起源とする現在の表記から、英語に由来するジョージアという表記に変更する方針を固め、関連する法律の改正案を、来年の通常国会に提出する方向で調整を進めています。
旧ソビエトのグルジアは、2008年の武力衝突以降、ロシアとの外交関係が断絶していて、グルジア政府は、ロシア語を起源とする国名表記は、国民感情にそぐわないとして、英語表記のジョージアに変更するよう各国に働きかけています。
外務省によりますと、すでに国連加盟193か国のうち、およそ170か国が、英語表記を使っているということで、政府は日本としても要請に応じ、英語に由来するジョージアという表記に変更する方針を固めました。
政府が公文書で使う国名は、在外公館の名称などを定めた法律に盛り込まれた表記を基準としているため、政府はこの法律の改正案を、来年の通常国会に提出する方向で調整を進めています。
政府はこうした日本の方針について、今月下旬の日本訪問を調整している、グルジアのマルグベラシビリ大統領に説明したいとしています。
2014/10/13(月) 06:30〜06:53
NHK総合1・神戸
ニュース「台風19号」関連[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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