あるところに人間は誰も知らないヴァンパイアの世界がありました。
悪い伯爵から逃れるため桜子と小町は人間界へ
(湊川)葵さん。
葵とその恋人湊川の悲しい別れを経て…
(隼人)桜子と一緒にいられるのが俺の幸せなんだよ!
すれ違い続けていた想いが通じようやく結ばれた桜子と隼人。
このままハッピーエンドへ一直線…かと思いきやその裏では桜子を奈落の底へと突き落とすためのカウントダウンが始まっていたのです
(葵)よし。
(桜子)おかえりなさい。
ただいま。
で何この異様なにおいは!?2人ともいなかったからとりあえず仕込みやっとこうかなと思ったら…。
(小町)葵さんやばい。
黒い物体入ってる。
そうかな?ねぇねぇねぇこれとかダメ?ちょっと…。
うわっダメ!死人が出る。
でもちょっと食べてみないとわからないんじゃない?においだけじゃ判断できないからさ。
はいどいてどいて。
こまちゃんちょっとそこ拭いてくれない?ほ〜い。
何これ!?すごいよねよく作ったよねこれ。
えっ?あ〜あ私桜子とは結婚したくないな。
なんでそんなこと言うのこまちゃん!私もイヤだ。
えっ葵さんまで!そんな…。
これはダメですかね?ダメだよ何だよこれ。
黄色っぽいのもあるんです。
何?ポテト?スッポンの血で許してください。
どうぞ。
しかたないな。
ありがとう。
あの…。
私隼人さんと正式におつきあいしようと思います!問題が山積みなのはわかってるけどでも2人でやってこうって決めたから。
別に報告しなくても…。
律儀よね桜子ちゃんって。
あっ…。
冗談!おめでとう!でもねやってみる。
よかったじゃん。
ありがとう。
でもホント勇気ある。
桜子ちゃんと隼人。
あっ別に嫌味じゃなくてね。
ホントそう思うの。
すごいな〜って。
勇気というかなんか開き直ったというか…。
それが足りなかったんだな私には。
まぁ異種族間恋愛で困ったことがあったら2人で語ろう。
一応先輩なんで。
フフフ…はい。
それに心強い味方もいるしね。
(ドラムの音)それにしてもよく気がついたわよね。
弾けば吸血衝動がおさまるなんて。
まぁたまたまなんですけどね〜。
人間もこれ弾いて衝動おさまったりしてんのかな?言葉にならない想いを伝えるため音楽は生まれた。
おぉ〜!かっこいい!ってなんかに書いてあった。
って葵さんの言葉じゃ…。
私人間じゃないからさ音楽とかさっぱり。
まなんにせようちらの想いはあれだけですよね〜。
(3人)血が吸いたい。
(隼人)これ。
好きそうだったから。
(健太郎)好きです。
悪いな。
え?寝てないだろ最近。
あぁ。
僕こういうの好きなんで余裕です。
お前ホントは桜子のこと…。
あっああ!そこは気にしないでください。
ヴァンパイアって好きな人のそばにいると吸血衝動が高まるって葵さん言ってたじゃないですか。
桜子さんって僕が近くにいてもヴァンパイアになるとかそんなの一度もなくて。
なんかすごいわかりやすくて。
なんで桜子さんのことよろしくお願いします。
あっこっちは任してください。
得意分野なんで。
うん。
〜案外いいわねこれ。
なんか楽しくなってきた。
うちら有名になっちゃうんじゃない?ヴァンパイアのバンド作っちゃう?〜それに…。
〜これなんて書いてるんだ?えっ首がクルンクルン…。
おかえり。
ただいま。
ちょうどよかった。
なに?これ読めたりする?ん?あ無理。
言葉違うし。
だよね。
ん〜ここの単語がわかればな。
あちなみにヴァンパイアって首がグルンって一回転したりするの?するヤツもいるかも。
ホントに?じゃあやっぱこれ首一回転の方法なのかな。
なんかすごい重要っぽい感じで書かれてるんだけど。
でも首がグルンってそんな重要?ってごめん1人でベラベラ喋っちゃって。
別に。
どうかした?なにが?いやあれみんなと一緒に演奏してたんじゃ…。
飽きた。
そっか。
小町さん!なに?あのヴァンパイアがこっちの世界でもうまくやっていける方法きっとあると思うから。
太陽の下でも平気な方法とか血を吸わなくてもお腹がいっぱいになる方法とか。
なんでそんなこと言うの?なんか最近楽しそうにしてるのあんま見てないなと思って。
そんなことないよ。
必ず見つけるから。
小町さんが笑って暮らせるための方法。
アンタさホントお人よしだよね。
え?でもさ私せっかちだから。
それ待ってらんないんだよね。
小町さん。
じゃあね。
(理沙)隼人に伝えてほしいことがあって。
え何だろう?私あなたよりずっといい男見つけますからって言っといてください。
いるわよ絶対。
あなただけにピッタリの男。
私もそう思います。
(瑞穂)理沙…。
(ちさと)なんかちょっと感動。
私次の恋に進むから。
(2人)うん。
近くのコンビニにね超かっこいい店員さんがいるの。
(2人)えっ?なんか人間ぽくなくてすごく危険な感じがするんだけど。
モデルとかやってそうな感じ。
(2人)へぇ〜。
(藤兵衛)まぁたぶん俺みたいな。
(源十郎)ホントに?だってあのコンビニの男はこの俺かキミか店長だよ。
じゃあありえるでしょ。
ないないないない。
わかんないですよ最近の若い子は。
いやいやいや俺でしょ。
いや俺ですって。
まいったな。
いやだって…あっ!そっちの準備は?整いました。
伯爵から例のものはどうしたとの催促が。
自分の心臓隠してるくせにこんなのが怖いなんてどんだけ小さい男なわけ。
シーッ口には十分お気をつけください。
伯爵人間界でいう連ドラ感覚で小町さんの動向チェックしてますから。
フン!アイツらこの私を暇人扱いしおって…。
戻ってきたら即刻拷問部屋行きだ。
ん?おっ?これで安心でしょ?今日最高におもしろいショーを見せてあげる。
楽しみにしてて。
それはそれは…。
アハハハハ!夜が待ち遠しい。
アハハハハ!あそこ置く。
はい。
すみません。
よいしょ!はい。
はぁ…。
ありがとうございます。
ずいぶん本格的だな。
いや〜しばらく使ってなかったんで。
すっごくきれいにして葵さんを驚かせてやります。
料理でも十分驚かせてるけどな。
何?それ。
隼人さんの真似。
フフフ…。
はい。
えっ?弾いて。
私…弾けない。
知ってる。
〜〜大丈夫。
〜なっ?〜〜あっ!あっ!ちょっと待った!!
(健太郎)ちょっと待った!!お前…。
何かあったのか?ヴァンパイアが…人間になれる方法見つけました。
本当ですか?本当にそんな方法が?でもそれが…。
言えよ。
互いに愛し合うヴァンパイアと人間が口づけを交わしたときヴァンパイアは人間になることができる。
ただし…。
何ですか?口づけを交わした人間はその命を失う…。
本当にそう書いてあったのか?はい…。
ダメです…隼人さんが死ぬなんてそんな…。
落ち着けって。
本当にそうなるとはかぎらないだ…。
(隼人)何だ?
(咳き込む声)
(健太郎)体が…。
(咳き込む声)隼人さん…健太郎さんしっかりして!
(葵)みんな逃げて!アイツら…。
〜うあ〜っ!!あっ…。
隼人さん?何これ…。
葵さん…健太郎さん!?なんで切れないの…。
うちらの力じゃ無理だから。
こまちゃん…。
それ伯爵が丹精こめて作った鎖らしいよ。
なんで…。
気がつかなかった?結構前から伯爵んとこ入り浸ってたんだけどねぇ。
でさ桜子の最高に苦しむ顔が見られたら私を自由にしてくれるって。
ダメ…。
やめて…こまちゃんやめて!!こまちゃん…。
ほら。
ねぇ…ほら。
やめて…。
残念。
こんなにおいしいのに。
こんなこともうやめて…お願い…。
これはこれはグッドタイミング。
さて私の席はどこかな?こちらです。
ほう…いい目だ桜子。
しかしいつまでそんな強気でいられるかな?
こうしてヴァンパイアによる残酷な宴が…
今幕を開けたのです
あるところに人間は誰も知らないヴァンパイアの世界がありました。
悪い伯爵から逃れるため桜子と小町は人間界へ
(桜子)覚悟…してくださいね。
共に生きていくことを決意した桜子と隼人に突きつけられた残酷な発見
(健太郎)互いに愛し合うヴァンパイアと人間が口づけを交わしたときヴァンパイアは人間になることができる。
ただし口づけを交わした人間はその命を失う。
そして100年以上も一緒に暮らしてきた小町の悲しい行動
(小町)桜子の最高に苦しむ顔が見れたら私を自由にしてくれるって。
2人のヴァンパイアの友情は信じられない方向へと向かっていました
ハア…ハア…ハア…。
苦しそうだね。
吸っちゃえば?吸わない…絶対に。
そこまでしてソイツのこと守りたいんだ。
大切な人だから…。
やっぱ桜子はさ人間界のほうが合ってるよ。
ここの生ぬる〜い感じ?私合わないんだよね。
吐き気がする。
嘘。
こまちゃんがこんなことするはずない。
みんなのこと傷つけるとかそんなこと…。
信じてんだ私のこと。
信じてる…。
私は…こまちゃんを信じる。
アンタホントバカ。
今アンタの目の前にいる私がいちばん自分に正直な私。
人間を傷つけようが殺そうがなんとも思わない。
(健太郎)嘘だ。
小町さんそんなこと思ってる人があんな優しい顔で笑うはずない!黙らせろ。
(葵)ちょっと…。
相手は人間なんだから手加減しなさいよ!そのババアも。
はあ?アンタね世の中には言っていいことと悪いことがあるんだから…。
葵さん!前座はそのぐらいでいいだろう。
早く始めてくれ。
その男の目を覚ませ。
(藤兵衛)はっ。
うっ…。
(隼人)うっ…。
隼人さん?
(隼人)桜子?お前…なんで…。
フン。
あっおもしろいこと考えついちゃった。
お前は3分間桜子に血を吸われ続ける。
それでも生き残ることができたら全員解放。
ハハハハ…それはおもしろい。
こまちゃん?本気で言ってるの?3分もあればその男確実に死ぬ。
伯爵アンタは本当の愛ってもんを知らない。
愛?愛は不可能を可能にする…こともある。
ということはこの男死に際に粘りまくるということか?そっ。
しぶといから人間って。
血全部なくなっても気力で立ち上がるかもね。
ホホホホ…。
そんなの…。
(隼人)わかった。
隼人さん?そのかわり…。
俺が生き残ったら必ず全員助けろ。
もちろん。
隼人さん!やめなさい隼人。
ソイツが約束守るわけないでしょ!来ないで!大丈夫。
私…隼人さんを殺しちゃう。
死なない。
一緒に生きてくって決めたのに死ねるかよ!いや…やめて!うっ!うっ…あっ…。
桜子…。
いや…。
こまちゃんこんなことやめてお願い…。
伯爵はうちらと格が違うんだよ!あっ…。
どうあがいたって敵わない。
それは長年お仕えしている我らも重々承知しております。
(源十郎)ヴァンパイア界でもその力…。
(藤兵衛)才能美貌。
すべてにおいて。
パーフェクトに備わっているのは…。
(2人)我らが伯爵ただ1人。
ん?どうしたんだお前たち。
急に。
うん?それにコイツは弱点である心臓さえも隠してしまった。
ハハハハッフフフフフッ。
こんなズバ抜けた力を持った伯爵に私たちが勝てるわけないじゃん。
おおなんだ今日は気分がいいな。
これも今日の余興の1つかな?別に。
日頃思ってることを口にしただけ。
ああそうかそうか。
まあこれほどパーフェクトに自在に心臓を移動できる能力を持っているのはたしかに私だけだろうな。
それっていつか私もできるようになる?チッチッチ!これが難しいのよ。
ちょっと見てなさい。
ジャジャーン!おぉ〜!いったいどこに?それは秘密。
いちばん大事なものなんだしこうして肌身離さず…フフフフ!えっ!?やっと見っけ。
まさか私の心臓を手に入れるために…。
正解。
簡単に騙されるんだもん。
頭悪すぎ。
こまちゃん。
おのれ〜!この私を騙すとは…。
フフフフフバカめ!私の心臓が壊せると思うか?あっ!あぁ…。
壊せ…桜子!邪魔だ!あっ!何だキサマら!桜子さん!うっ!惜しい。
フフフフッフフフフフ!こまちゃん!?大丈夫?ごめん…あともうちょっとだったのに…。
こまちゃん。
結局いつものように私が皆殺しにして幕切れか…。
つまらん。
まったくつまらん。
はぁこれもつまらん。
それはどうかしらね。
ん?あぁ〜。
フフッこんなもので私の力が封じられるとでも?愚かめ。
ハッハッハッハ。
このっ!んんん?
(楽器の音)なんだこの音は?なぜだ?力が入らん。
知らないの?新ヴァンパイアルール。
あ?もしかしたらって思ったけどアンタのパワーも抑えられてるみたいだね。
私今生まれて初めて健ちゃんをかっこいいって思ってるわ。
初めてなんですか?でたぶんこれで最後。
え〜!?こんなもの…うぅ!こまちゃん。
やっちゃう?
(2人)うぅ…。
なんだ?
(2人)やぁ!!うわっ!フハハハハ。
何をするかと思えば。
こんなことで私が…。
なんだこれは?見事命中。
ああっなんだこれは…。
そんな…バカな!こんなヤツらに。
こんなカスのようなヤツらにこの私が…。
ありえん!あの日からこうなる定めだったのかもしれん。
桜子。
愛している。
嘘。
あなたが本当に愛しているのは自分自身でしょ。
あぁそのとおり。
桜子私のために共に死ぬがいい。
いやだ!
(笑い声)桜子!桜子。
桜子起きて。
桜子!ねぇ起きて。
桜子…。
桜子。
伯爵は?大丈夫消えてなくなったよ。
ざまあみろって感じ。
よかった。
ねぇみんなは?隼人さん…。
大丈夫たいしたことない。
よしじゃ早く桜子のケガ治さないとね。
ねぇ葵さん用意しよう。
葵さん!こまちゃん…。
私ダメっぽい。
そんなこと言うなダメとか言うな。
絶対に治るんだよ。
桜子のために…。
桜子に幸せになってもらいたいからだから…。
うんわかってるよ。
全部わかってるよ。
ありがとう。
もっと早く隼人さんに会いたかった。
そうしたらもっと一緒に…。
桜子はこれから幸せになる。
好きな人と好きなときに好きなことができる。
隼人さん…。
あとよろしくな。
桜子さんにキスしたら隼人さんが死ぬんですよ!桜子は人間になる。
隼人…。
隼人…。
いや絶対いや…。
人間になれ桜子。
互いに愛し合うヴァンパイアと人間が口づけを交わしたときヴァンパイアは人間になることができる。
そして口づけされた人間はその命を失う…
かもしれない。
または即座にカエルに生まれ変わるかもしれない。
またはお互いの記憶がなくなるかもしれない。
または…
何の味だろう?ね。
ねぇ愛って何だろうね?愛したら世界が変わるらしいよ。
えっ?フフフフッ…。
〜
(理沙)ねぇ!今度海行こう。
海?いえ無理ですよ。
死んじゃいますって!
(理沙)なんで?全然平気。
あ…泳げないんでしょ?2人も行くよね?パパのプライベートビーチ。
(2人)はい喜んで!行こう。
ありがとう…。
いや…いや〜!健ちゃん!そこ拭き残し。
なんで僕ばっかり…。
ちょっとは働いてくださいよ!それは無理よ健ちゃん。
だって今めちゃめちゃいいとこ…。
あ〜っ!何やってんの?あ…いや葵さんがちゃんと働いてくれたら返します!働いてんじゃん!ちょっと葵さん…。
返せよ!牙が出てるじゃないですか!絶対噛まないでくださいよ!噛むよ!吸うよ!
こうしてヴァンパイアの世界から飛び出し人間と恋に落ちた桜子は大切な何かをなくしましたがそれはそれは幸せに暮らしたのでした
では終わりません
桜子が失ってしまったいちばん大切なものをヴァンパイア界きっての大作家小町がステキな物語にしたのです
自分で大作家って…。
上巻が完成しましたよ。
おぉ〜!
これはどの小学校の図書館にも置いてある古くから伝わる物語です。
それはこんなフレーズから始まります。
あるところに永遠に歳をとらないヴァンパイアたちが暮らす世界がありました。
人間は誰もその世界を知りません。
そしてこの物語の主人公である桜子と小町も…
私が忘れたくないことは全部書いておいたからね。
桜子。
さて!2人の最後はどうしようかな?
2人の続きは桜子も小町も知らないまた別のお話
2014/10/13(月) 00:35〜01:35
テレビ大阪1
ヴァンパイア・ヘヴン[再][終][字]
絶世の美少女ヴァンパイアが人間の男と初めての恋に落ちる、せつな度満点のキュートでポップな恋愛ドラマ★第11話、最終話を一挙アンコール放送!!
詳細情報
第11話、最終話
【第11話】ようやく付き合うことになった桜子と隼人。一方、小町は伯爵と手を組み、桜子を奈落の底に突き落とそうと企てる。そんな中、ヴァンパイアが人間になれる方法が明らかに!
【最終話】
ヴァンパイアが人間になる方法を知った桜子と隼人は、悲しい現実に言葉を失う。そんな中、小町がミッドナイトカフェを襲撃!そして隼人にある提案をする…。
出演者
桜子…大政絢
小町…本田翼
健太郎…冨浦智嗣
理沙…岡本杏理
源十郎…長江英和
藤兵衛…君嶋麻耶
ちさと…三浦透子
瑞穂…黒澤はるか
エビ中…私立恵比寿中学
出演者続き
葵…江口のりこ
伯爵…篠井英介
隼人…平岡祐太
脚本・監督
【脚本】鈴木裕那
【監督】瀬田なつき
音楽
<オープニング・テーマ>
「禁断のカルマ」
私立恵比寿中学
<エンディング・テーマ>
「Bloody Night」
超特急
番組ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/vampire/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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