職人や技術者一人一人のものづくりの情熱がニッポンの未来を切り拓いていきます。
おはようございます。
先輩の元オリンピック選手が本気になってぶつかるドキュメント。
番組の主役次世代を担うネクストエージはアーチェリー。
小川万諒中学3年生。
去年世界大会に日本代表の最年少メンバーとして出場した期待の新星。
だがプレッシャーがかかるとフォームが乱れるという大きな課題。
そこへ一人のオリンピアンが力を貸してくれた。
正確無比な技術で日本の女子に史上初のメダルをもたらした。
長い年月をかけて培った究極の技。
その秘密が伝えられた時…。
14歳の何かが変わり始めた。
(蟹江)うん!という訳で東京オリンピックを夢見る10代の選手を応援するドキュメント第2回です。
おっ!今回どうですか?今見て。
何でアーチェリーってこう射ったらブラ〜ンとなるの?それすっごい私も気になってました!何か三日月形にこうなるんですよね。
マシン感漂うこれの部分ね。
うん。
…みたいです。
なんと今日あるんです!あった!アハハハッ!「触ってみたいですか?」って質問された瞬間からもう目に入ってた。
私のイメージだと後ろにあってこっそりみたいなイメージだったから。
これなんです!これが…。
いい?触って。
いいですよ。
アーチェリーです。
俺からいい?年配の俺からね。
じゃあお願いします。
待って!触り方分かんないんだよな。
あっここじゃない?あっここだ!グリップあるグリップある!持ち上げるよ。
うわ〜!あっこうやって持つと重たいな。
女子がこれ持つの案外重たいかもしんない。
女子も平均で2kg持ってるみたいなんですけど。
引いてみます?えっ何何何!?教えて教えて!えっウソ!?女の子がやってんのか!女の子女の子!今回のネクストエージは静岡県の公立中学に通う14歳。
いいな学ランとセーラー服。
ホントに普通の中学生だね。
クラスメートに交じって。
チャイムが鳴って昼休み。
この時間彼女には大事な仕事があるらしい。
校長室じゃない?放送室か。
おお!今月の企画卒業する君たちへです。
気楽な思いで始めた放送委員。
半年の任期を終えたが志願して継続中。
(2人)へえ〜。
アーチェリーは学校の部活動ではない。
所属先は地元のクラブ。
といっても…。
練習内容は自分で決める。
(2人)へえ〜!的の中心10点は直径僅かに12cm。
試合では通常144本の矢を放ちその合計得点を競う。
お〜。
お〜!お〜!
(2人)すごい。
小川がアーチェリーを始めたのは小学2年の時。
3歳上の兄の影響だった。
8歳からやってんの?ほら見て。
その兄は一足先に頭角を現し…。
中学生で世界大会に出場した。
へえ〜。
対する妹は的に当てる事さえ難しかった。
(2人)え?どっか行っちゃった?中学生で初めて出場した全国大会。
結果は1回戦負け。
これがターニングポイントになった。
そこで変わったんだと思います。
どうすれば勝てるのか。
県内有数のコーチに教えを求めた。
月に1〜2回より…兄は日々の練習相手をつとめてくれた。
平日は夜9時まで。
休日は朝の9時から7時間。
強くなりたい。
ひたすら弓を引いた。
うわ…。
へえ〜。
こんなにやってたんだあの子。
屈辱の1回戦負けから1年。
再び挑んだ全国大会。
小川は2年生ながら準優勝に輝いた。
え〜!すごいですねこの伸び代。
その2か月後には世界ユースに最年少で出場。
しかしそこは今まで経験した事のない大舞台。
結果は…小川は痛感した。
「今の自分はまだ理想から程遠い」。
アーチェリーってここの筋肉を使ってこう引いてくるんですけど私はまだ…アーチェリーの構え。
弓を支えるのが押し手。
矢を引くのが引き手。
小川が苦手としているのは引き手だ。
プレッシャーがかかると…Mってしまう?的の外に…ミスって事ね!ミスが起きるのはフォームが安定していないためだ。
矢の軌道が安定せず広い範囲に散らばり得点が上がらない。
ご自身で分析されています。
いやすごい。
そうすごいな。
ホントこれ一人で分析してるんですよ。
すごいね。
そこだよね。
そうなんです。
私これが駄目だっていうのを分かってるのが。
あの練習ってさ自分でやってるじゃない。
そこ!人にやらされてるんじゃなくて自分でず〜っと納得するまで毎日やってるからさ。
ホントすごくない?すごいです。
あの年で。
ホントに好きなんだと思うんですよ。
そうだ!これぶつける番組だったね。
忘れてたよ。
迷ってる10代にオリンピアンをぶつける番組なんですよ。
こちら!ロンドンオリンピックの団体戦で銅メダルを獲得した蟹江美貴選手です。
どんな方だと思います?蟹江さん。
蟹江さん?蟹江さん朗らかなんじゃない?好きな食べ物桃かな?何で?何かイメージ。
ハッハッハッハッ!桃も好きそうだよね。
桃好きそうですよね。
何か今までのアスリートが…オリンピアンが来てくれた時と違う気持ち。
笑顔が魅力の彼女だが日本女子初となるメダルの立て役者。
プレッシャーのかかる大舞台でもこの笑顔。
ふだんどおりの力を発揮し…
(実況)きた10点!蟹江10点きました!笑顔がはじけます。
その武器は…蟹江は大学生の時から元金メダリストである韓国人指導者の教えを受けてきた。
金メダリストを次々に生み出してきた最先端の技術をたたき込まれ蟹江は…3年もかかったんですね!この春引退を発表。
手に入れたものは後輩のために。
一方の小川は?
(取材者)緊張してる?
(取材者)試合より?しっかりしてるなあ。
何かこっちの方がアスリートっぽいね。
何か待ち構えてる感がありますよね。
こういう系?「こういう系?」だって。
アハハハッ!ホントにやわらかいなこの子。
あっこういう系でしたね。
アハハッ!かわいい!かわいい!年上に申し訳ないけどすっごいかわ…。
今「ピョン」ってしましたよ。
かわいい〜。
小川は強風で弓が倒れないよう台を固定するのに必死。
真後ろだよ。
オリンピアンが真後ろだよ。
(蟹江)こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
(蟹江)こんにちは。
お願いします。
お願いします。
蟹江です。
小川万諒です。
はい。
お願いします。
お願いします。
かわいい!ホントにこの人すごいんだよね?はいすごいんです。
銅メダリストです。
小川から切り出して練習を開始。
これ緊張するだろうな。
3本射ったところで…。
弓を引く方の手に不安がある小川。
蟹江の見方は?蟹江が真っ先に指摘したのは引き手ではなく弓を支える押し手。
押し手の方なんだ。
肘の二の腕辺りでリードしてく意識してるんですけど…。
どうしても気になるのは引き手。
しかし…。
すげえ。
今優先すべきは押し手。
蟹江はぴしゃりと答えた。
見てる目が違いますね。
練習を観察して1時間。
すごい!すげえ。
教えて!多くを語らず分析にとどめた1日目。
そして明日…。
どんな指導が待っているのか。
いやすっごい!かっこいい〜!かっこいいですよね。
万諒ちゃんが1回言ったじゃん。
…みたいな空気出したじゃん。
…って言ったじゃん。
ここよくなかった?よかった!押し手なんだなと思わなかった?我々何にも知らないけど。
何も知らないし…。
…って思わなかった?すげえかっこいい!いやでもやっぱりプロだね。
プロです。
確かに蟹江さんもすごかったけどあれだけの選手にあれだけ食い下がって積極的に質問した万諒ちゃん。
自分からいくネクストエージってなかなか…。
蟹江さんは韓国に渡って教えてもらってたの?渡ってはないですね。
日本で韓国人選手に。
…に教えてもらってたの?教えてもらってた。
へえそっか。
…っていう状態なんですね。
うわ〜すごい。
いや今回見ものだなこれ。
そうなんですよ。
この人魅力あるよね。
魅力的。
(蟹江)おはよう。
昨日と違って実戦モード。
おはようございます。
(蟹江)おはよう。
「おはよう」。
オリンピックで使った弓を持参。
でも最初に始めたのは…。
昨日見つけた課題弓を支える押し手の肩に取り組む。
肩がこっちに逃げたりっていうのがしないと思うんだけど。
探っているのは押された力を無理なく受け止められる肩の位置。
理想の位置にどう肩を持ってくるか。
半時計回りに…。
それにもコツがある。
自分のまっすぐな所に持ってきて上げてからこう…下ろして引いてくる。
どうかな?はい。
あっかっこいい。
あ〜結構あれですね…
(蟹江)引けちゃうでしょ?はい。
結構これ入るんだよ。
入りますね。
入る…。
分かるんだね2人には。
共通言語なんですかね。
直した肩の位置で射ってみる。
こう気を抜くと。
あっ!やってくれんだ。
まだしっくりこない小川に目の前で世界トップレベルの手本を見せる。
うわ…きれいだね。
何て言うんだろ?安心感がある。
弓を引いてる姿勢に。
すごいと思います。
(蟹江)よかった。
手本どおりの動きができるか。
どうだろうか。
2人とも分かるんだ。
すげえ。
押し手を改善して放った6本の矢。
中心からずれてはいるが狭い範囲にまとまった。
フォームが安定してきた証拠だ。
あっ!「次引き手だね」だって!待ってた待ってた!手応えを感じ始めた2人。
次はいよいよ…。
苦手な引き手。
指や手首に余分な力が入ってしまう癖を直したい。
いかに柔らかくリラックスして矢を放てるか。
あっ!うわっ!出だしは上々。
だが…。
矢がばらけだした。
さっきはよかったんですけどね。
あっホント?あっごめ〜ん。
手にしたのはゴムチューブ。
フォームの確認に使う練習道具だ。
リリース。
リリース。
あっそういう事か!ピョ〜ンみたいな。
分かんないよ。
でも分かる目してますね万諒さん。
あっ確かに。
全然力んでないですね引き手の方が。
分かる。
左ってこういうのがいいんですよ。
向かい合ってできるから。
せ〜の。
ああなるほど。
違いは一目瞭然。
押し手が決まるまでは蟹江の方が遅い。
しかしそこから矢を放つまでが蟹江は圧倒的に早い。
なるほど。
ここを素早く行えれば…蟹江さんと万諒は時間の使い方が逆なんですね。
ああなるほど。
そうだね。
世界トップレベルの技術にどこまで近づく事ができるのか。
おっ!うわ…すごい。
この子飲み込み早くない?うん。
もう何かつかんだ顔をしてますもんね。
こういう事かって。
うわ!うわ〜!
(蟹江)力抜いて…。
押し手がすごいカッチリしてきてる。
うわっ!うわすごい!
(小川)あっはい。
マジで!?こう…何て言うんですかね。
こういう感じで力を入れると。
ピュ〜ッてこういう感じ。
うれしそう。
ありがとうございます。
オリンピアンの教えが14歳の可能性を広げていく。
調子いい時の…。
これ俺たちすごいの見てるんじゃない?今。
この短時間でこの変わり方。
はいありがとうございます。
いやすごい成長。
すごい。
蟹江さんかっこよかったね!うれしかったなあ…。
蟹江さん指導者やる気はなさそうですかね。
どうですか?若い時にやったらね。
分かります分かります。
ついていきたくなるし。
ちょっと落ち着く。
安らぐ。
そうなんだよね!プレッシャーに感じてる自分がばからしくなるっていうかさ。
いやすっごいの見たな。
すごかったですね。
やっぱ蟹江さんもおっしゃってましたけど万諒さんはずっと一人でやってきたから…この子ホントに…万諒ちゃんって素直なんだね。
あっ分かります。
(2人)いや〜すごいね。
(蟹江)お疲れさま。
お疲れさまです。
めっちゃ書いてあるじゃん。
世界の大会だと外せないじゃないですか。
そういう時の緊張の中ではどう対処していくんですか?アーチェリーって…
(小川)はい。
もう「楽しい〜!」みたいな。
分かります。
だからホントに…その場の雰囲気を楽しむってどういう事なのかなってずっと思ってたんですよ。
あっ見てくれてるみたいな。
なるほど。
そういうふうに…
(蟹江)という事でまだ先の話かもしれないけどイメージをして。
頑張ります。
ペラ〜ン。
ありがとうございます。
うわ〜。
(蟹江)この重さをイメージして…はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(蟹江)いいえ。
(小川)頑張ります。
うん。
2014/10/12(日) 17:30〜18:00
NHK総合1・神戸
めざせ!2020年のオリンピアン選「アーチェリー天才少女に銅メダルの技を伝授」[字]
中2で世界大会出場の少女を、五輪女子種目で日本初のメダリスト蟹江美貴が訪問。矢の軌道が安定しない欠点を直す究極の技を伝授。わずかな時間の指導で驚きの変化を遂げる
詳細情報
番組内容
東京五輪を夢見る若きアスリートと、元オリンピック選手が本気でぶつかるドキュメント。中学2年で世界大会に出場したアーチェリー天才少女の悩みは、矢の軌道が安定しないこと。手を貸してくれたのが、ロンドン五輪で日本女子初のメダルを獲得した、笑顔が持ち味の蟹江美貴。少女のフォームの欠点を一発で見抜き、世界最先端のワザを伝授すると、矢はたちまち一点に集まるように。最後に蟹江は少女のため、あるものを用意していた
出演者
【出演】ロンドン五輪銅メダリスト…蟹江美貴,アーチェリー選手…小川万諒,【司会】原田泰造,松岡茉優,【語り】山上智
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
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