12回シリーズでお届けしている「秋からはゆっくりガーデニング」。
次回は「夏のプランターをリフレッシュ」です。
テキストも是非参考にして下さい。
庭を彩る草花。
風に揺れる姿が美しいですね。
おはようございます。
皆さん秋のガーデニングは楽しんでいますか?今日は10月のテーマ「秋風に揺れる花」の第2弾をお送りします。
清楚でふくよかな花を咲かせるシュウメイギク。
シュウメイギクとさまざまな植物を組み合わせて秋から楽しむ魅力的なガーデンをつくります。
(テーマ音楽)シュウメイギクを主役に秋風に揺れるガーデンをつくってみませんか?庭に植えたい大型の品種鉢植えにぴったりな小型の品種。
育てる場所に合わせて選びましょう。
シュウメイギクと相性の良い草花を合わせて秋から長く楽しめるガーデンをつくります。
後半のコーナー「寄せ植えアプリ」。
今回はパンジーとビオラをエレガントに飾ります。
秋風に揺れる姿が美しいシュウメイギク。
楽しみ方を教えて下さるのは…山梨の種苗会社で研究と生産敷地内の植栽を手がけています。
お〜っきれいですね。
こちらが小黒さんが管理されているお庭。
どんな植物たちがメインなんですか?ここは主に宿根草を中心にハーブだとか一年草そこから球根ですねいろいろ組み合わせて季節の移り変わりが楽しめるガーデンになってますね。
さあこちらが今日のテーマであるシュウメイギク。
風に揺れる姿が美しい秋の風情を感じる花ですよね。
漢字で「秋」の「明るい」「菊」と書いてそれで「秋明菊」と言いますけどねこれはキクではなくてアネモネの仲間なんですね。
キクじゃないんですか?はいアネモネです。
アネモネ。
確かに言われてみると花がアネモネに似てますよね。
背がすごい高い。
僕らぐらいあるんですよね。
背の高いアネモネって感じですね。
そうですね。
こちらにある…これもシュウメイギクなんですよ。
こちらもシュウメイギクなんですか?ええ。
八重咲きですね。
違いますね。
そうですね。
「キブネギク」と言って中国から古い時代に日本に渡ってきて京都の貴船地方に多く見られます。
それで「キブネギク」と呼ばれています。
先ほど一重でしたよね。
こちら八重咲きになりますね。
大きさも違いますよね。
シュウメイギクは大ざっぱに分けると背の高い物と低い物と分けられますけど大きな物はガーデンに植えて伸び伸び育てて主役にしてもいいですよね。
先ほどねまさにインパクトありましたからね。
小型の種類は背丈が低いですから鉢植えとか寄せ植えのコンテナにも使えます。
こちらより小型の物もあるという事なんですね。
大きさによって植え方や使い方も違うと。
では改めて詳しくどんな種類があるかご紹介下さい。
分かりました。
お願いします。
種類によって花の色や形株の大きさが異なるシュウメイギク。
植える場所や楽しみ方に合わせて選びましょう。
庭植えに向いた大型タイプ。
花色が薄いピンクの種類もあります。
こちらも大人の背丈ほどに大きく育ちます。
ふくよかな白い八重咲きの花。
大型の種類は鉢で育てると半分ほどの草丈で育てられます。
鉢でも育てやすい小型のタイプ。
個性的な2色の花色。
鉢で30センチ庭で60センチほどに育ちます。
更に草丈が低い30センチほどのタイプもあります。
庭でもベランダでも秋風に揺れるシュウメイギクが育てられますよ。
花色が2色の一重咲きなど個性的なものもあるんですね。
是非鉢植えで育ててみたいなと思うんですが注意点ってありますか?まず苗を入手しましたら一回り大きな鉢に植え替えて頂きたいですね。
まずは植え替えですね。
こちらは3号ポットですかね。
3号ポットですから5号ぐらいですね。
一回りか二回り大きな鉢ですね。
これで根がよく張りますのでね。
他に注意点はありますか?できれば花の終わったあとか春ですね毎年株分けをして植え直してやる事が大切ですね。
毎年株分けするんですか?やっぱり芽数が増えて混み合ってきますのでね。
そうすると良い花が咲かなくなってしまいますね。
それほど生育旺盛という事ですね。
そうですね。
シュウメイギクはとても生育が旺盛です。
地上部が混み合ってきたら毎年株分けと植え替えをしましょう。
これ植えつけて1年たった株ですね。
シュウメイギク。
1年たつとこんなに茂るんですね。
茂って芽がいっぱいで混み合ってきますよね。
根ももうパンパンですね。
これぐらい茂るので毎年…。
株分けしないとやっぱり良い花が咲かなくなりますね。
そういう事なんですね。
いつごろ株分けってしたらいいんですか?花の終わった11月かあとは成長が始まる3月ごろがちょうどいいですね。
これ根もきっとぎっしりですね。
ちょっと見てみてもいいですか?じゃあ抜いてみましょう。
抜けるかなこれ。
あっ抜けた。
抜けましたね。
細かい根見えますかね?ぎっしり詰まってますね。
1年でこんなになっちゃうんですね。
これを株分けして植えつけていきます。
まずどのようにしていったらいいんでしょうか?葉を切り取ってですね割っていくわけですね。
まず地上部を3センチほど残して切ります。
続いて根鉢を崩して株を切り分けていきます。
これでしたら4つくらいですかね割れます。
あっこんなにワイルドにいっていいんですね。
ばっさり割っちゃってかまいませんので。
根が…このように切ったりして弱らないものなんですか?これ根のどこからでも新しい芽が出てきますのでね。
それほど強い植物なんですね。
そこまで気にせず切ってしまっていいという事ですね。
大丈夫ですね。
まあこのくらいの大きさにしてしまえば…。
でこれを植えつけていきますね。
株分けする前と同じ大きさの鉢に植えつけます。
土は水はけがよく保水性がある配合です。
鉢底石を入れて苗の高さを調整しながら土を入れます。
やや深植えにします。
3センチほどウォータースペースをとって植えつけ完了。
根が熱に弱いので夏は半日陰に移します。
春から夏の生育期月に1回緩効性化成肥料をやります。
シュウメイギクを主役に秋から楽しむガーデンをつくります。
春までの楽しみ方をご紹介します。
続いては大型の品種のシュウメイギクを庭へ植えつけていくという事でこちらに植えつけるわけですね。
どんな場所が適してるんですか?やっぱり夏の強い日ざしが避けられる所ですね。
ちょうどここは西側に大きな木があるんですね。
木陰になりますね。
午後から日陰になって西日が当たらない所なんですね。
西日が当たらない場所…。
なぜそのような場所がいいんですか?やはり株元に日が当たると根が熱くなって株が弱ってしまいます。
さすがに夏の強い日ざしで株が弱ってしまう。
それを避けるために西日が当たらない場所が…。
分かりました。
植えつける場所が決まったら土壌改良をします。
まず腐葉土を花壇全体を覆うようにまきます。
続いてショベルで深さ30センチほど掘り起こしすき込みます。
土がフカフカになって根がよく育つようになります。
続いて植栽計画です。
というわけでこちらの最初にご紹介して頂いた大型のシュウメイギク。
僕の背ぐらい大きくなるという事でこちらを植えつけていくと。
まずやっぱり大型種ですので植え込みの中の後ろの方ですね。
このちょうど真ん中から少し後ろ辺りですね。
ここに…。
大きくなりますからね後ろにドーンと。
周りにスペースをとれるように。
センターに主役をという事ですね。
他の植物はどんなふうに組み合わせますか?例えばこのオミナエシですね。
それからこのヤブランですね。
いいですね。
開花期が少しずれて咲くようなものそれから実がなるようなものを組み合わせるといいですね。
少し開花期をずらす事によって…。
全体に長く観賞できるわけですね。
花の時期が少し異なるものを合わせる事で植栽が長く楽しめます。
オミナエシやヤブランは花後に実も楽しめます。
背が高いオミナエシはシュウメイギクの脇に。
ヤブランは手前に配置します。
さあ他にはどんな植物を組み合わせますか?まずこれにシュウメイギクの矮性種小型の種類を合わせていきます。
少し低めのものでしたね。
低めのものですね。
色もピンクですので白とピンクで引き立ちますね。
同じライン状ですかね。
より主役感を出すという事でしょうか。
あとは一年草ですね。
こういった脇役といいますか添え花のような感じで使いますね。
センニチコウ。
色味なども気にしてるんですかね?少し色の淡いパステル調のものがいいと思いますね。
そこまで主張しない色という事ですね。
あとこちらホトトギスですね。
和の感じで…。
個性的でしかも合わせやすい花ですよね。
個性的でありながら控えめなたたずまいいいですね主役を引き立てる花ですね。
ああなんか渋さの中に華やかさも入ってきましたね。
いいですね。
植栽の主役はシュウメイギク。
白い大型種を花壇の後ろに。
ピンクの小型種を一緒に植えれば存在感がアップします。
脇役に色調を合わせたセンニチコウホトトギスを加えて和の雰囲気を高めます。
花壇の手前にはグランドカバーの植物シルバーリーフなどを配置して全体を明るく見せます。
レイアウトを確認して植えつけましょう。
どちらから植えつけていきましょうか?やっぱり主役のシュウメイギクから植えつけていきましょう。
後ろの方から奥の方から植えていくのが基本ですね。
一番奥に配置したシュウメイギクから植えていきます。
根鉢を崩さずに地面と同じ高さに植えつけます。
続いてオミナエシを隣に植えます。
シュウメイギクは大きく育ちますので成長を考えて株間を少し空けておくといいですね。
どれぐらい空けたらいいですか?オミナエシも30センチか40センチぐらい空けて。
結構ですね。
そのくらい空けておくと余裕がありますよね。
このあとどんどん成長していくわけですもんね。
シュウメイギクは成長が旺盛な宿根草。
大きくなる事を考えて隣り合う植物と株間を空けておきます。
一年草や成長が緩やかな植物は詰めて植えてもかまいません。
横に広がるグランドカバーの植物も株間を空けておきましょう。
こちらで完成でしょうか?はい。
植えつけ完了です。
出来ました。
いや〜すてきですね。
渋さ華やかさ明るさも出ました。
いろんな違うものを組み合わせていますので長い期間楽しめますね。
長い期間楽しむ事も考える。
でも小黒さんちょっとやっぱり間が寂しく感じるんですけど。
ただ宿根草は大きくなりますので先の事を考えて少し間を空けておくのが後々のためにもいいと思いますね。
ワンシーズン限りではないですからね。
このあとも考えて間を空けると。
そこがポイントですね。
でさみしい方は春の花が咲く秋植え球根それを間に植えておくというのもお勧めですね。
そうかそしたらより春が楽しみになりますね。
間に秋植え球根。
お勧めですね。
シュウメイギク風にゆらゆら揺れる姿がまた秋らしくて絵になりますね。
いつごろまで花が楽しめますか?11月の前半ごろまでは花が十分見られますね。
そのあとってどうなんですか?終わりましたら花の茎花茎を根元からこのまま切ってもらってかまいません。
株元根元から切っちゃっていいんですね。
下の葉を残してこの花の茎花茎を切り取ります。
葉だけにして大丈夫と。
そのあと冬って…?冬は地上部なくなりますのでね。
枯れちゃうんですね。
他のオミナエシとかホトトギスも冬は上がなくなります。
他の植物も地上部はなくなる。
どれが残るんですか?残るのはヤブランとラミウムですね。
これは冬でも残ってますけど…。
となるとだいぶ冬寂しくなりますよね。
はい。
シュウメイギクなど宿根草は冬になると地上部がなくなり一年草は終わります。
宿根草の根がある場所を避けてパンジーやハボタンなどを植えましょう。
春になると球根の花も咲いてにぎやかな景色が楽しめます。
清楚でふくよかな花を咲かせるシュウメイギク。
秋風に揺れる風情を楽しんでみませんか?
今日の主役はパンジーとビオラ。
色や形のバリエーションが豊富で寒さにも強い。
これからの季節に欠かせない花です
今回はパンジーとビオラを使ってエレガントな寄せ植えに挑戦しましょう。
教えてくれるのはこの方
今回は深みのある色合いのエレガントな秋らしい寄せ植えをつくります。
さあつくってみましょう。
色とりどりのパンジーとビオラ。
エレガントに見せる色選びのポイントは?
今回はパープル系の品種を選びましょう。
秋らしさと上品さがあってとてもお薦めです。
今回は3種類使います。
上品な薄紫のパンジー。
こっちのパンジーは落ち着きのある紫。
優雅で存在感のあるフリル咲き
ビオラは名前のとおり赤ワインのような紫ね。
エレガントな雰囲気に合うアンティーク調の器を用意しました
花姿が派手なのでこういった全面に模様が入った鉢だとゴージャスになりすぎてしまいます。
今回はこちらのシンプルな模様の入ったものを選びましょう。
確かにこっちの方が落ち着いて花が引き立ちそう。
花の上品さが際立つように脇役はややシャープな葉っぱのものを選びました。
斑入りのヘデラ。
光沢のない落ち着いた雰囲気の品種です
新芽は淡いピンクで徐々に緑に変化します
それではいよいよ植えつけ
まずは配置を決めます。
パンジービオラは中央に一番草丈の高い品種が来るようにして横一列に。
脇役のヘデラは花の前左右対称になるように配置します
シンメトリーに配置する事でよりきちんとした印象でエレガントさが引き立ちます。
培養土には元肥として緩効性化成肥料を入れておきましょう。
器の2/3ほど土を入れます
パンジーとビオラは軽く根をほぐしておきましょう
ここで一つポイントがあります。
1株植えてしまうとボリュームが大きすぎるので株を2つに分けます。
均等になるように株を2つに分けます。
今の時期は根がよく育つので思い切って株を分けましょう。
そして配置どおりに植えつけていきます
ハツユキカズラは深植えをしても大丈夫なので高さや位置を見ながら少し深めに植えても大丈夫です。
エレガントな寄せ植え完成です
深みのある色合いが秋のイメージにぴったり!上品で落ち着きのある大人の寄せ植えね。
今後はこまめに花柄を摘んで下さい。
長く花が楽しめますよ。
皆さんも是非パンジーとビオラでエレガントな寄せ植えをつくっていって下さい。
今日は母から娘に贈られたキクのお話です。
「我が家の庭には秋になると赤白黄色大小さまざまなキクが咲き誇ります。
そのかたわらに背丈も低くつぼみもつけていないキクがあります。
その姿を見る度今は亡き母の顔が浮かびます。
45年前結婚して初めて里帰りした時母がキクの苗をくれました。
『このキクは厳しい寒さの中で咲き手間をかければかけただけ花数が増えるよ』と言っていました。
その年の冬花が消えた庭に母がくれたキクが黄色い小さな花をいっぱい咲かせました。
寒さの中で凜と咲く姿を見て…」。
「…と母が私に教えてくれた事に気付きました。
それから毎年挿し木をして大切に育て続けています。
この小菊は今でも母と私の心の懸け橋です」。
今回ご紹介した「シュウメイギク」と「寄せ植えアプリ」はテキスト10月号に掲載されています。
今後の放送予定と合わせて参考になさって下さい。
次回はキンモクセイの香りを満喫する育て方剪定のテクニックです。
後半のコーナーは「しゅみえんダイアリー」。
秋植え球根の植えつけです。
2014/10/12(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「組み合わせ自由!シュウメイギク植栽計画」[字]
10月特集“秋風に揺れる花”第二弾。多品種の組み合わせ、シュウメイギクを主役にした植栽計画。<コーナー>寄せ植えアプリ【パンジー&ビオラ×エレガント風】/花信
詳細情報
番組内容
10月特集“秋風に揺れる花”第二弾。花色は白・桃・赤紫が基本。花形は一重・八重、丸弁・鋭弁など。近年は草丈を抑えたコンパクト株が人気。多品種を組み合わせた秋色ガーデン。シュウメイギクを主役にした花壇で春まで楽しめる植栽計画を。スイセンやムスカリを仕込むなどローメンテナンスの花壇に。【司会】三上真史(D−BOYS)<コーナー>寄せ植えアプリ【パンジー&ビオラ×エレガント風】/花信〜わたしのメモリアル
出演者
【講師】園芸研究家…小黒晃,園芸家…間室みどり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:14264(0x37B8)