不完全燃焼に終わった初勝利
世界を圧倒し制するために求められるのは個の力だけじゃない。
そこで今夜は日本サッカーをもっと強くするために大改革案を提言。
それは…
Jリーグに300億円のビッグクラブを作る。
もちろん本気だ。
そんななかすでに前代未聞の改革に乗り出しているチームもある
そこで見た日本サッカー躍進のヒントとは…
日本サッカーを強くするためにさまざまな視点からサッカーを考えていく番組『FOOT×BRAIN』。
今夜のブレインは経営コンサルタントの並木裕太さんです。
よろしくお願いいたします。
世界最大のコンサルティングファームマッキンゼー・アンド・カンパニー。
そこで最年少役員を務めた実績を持つ…
現在コンサルタントを務めているのは
更にプロ野球の楽天イーグルスや先日史上最速でJ1昇格を決めた湘南ベルマーレなど…
それが…
海外に目を向けてみてもヨーロッパの大きなリーグは必ずそのビッグクラブがあってその国のサッカーが発展していくっていう構図を作ってるので…。
というのを大きな目標にぶち上げてそこに向かってくっていうのがひとつの手段なんじゃないかなと思います。
ビッグクラブの重要性は近年のワールドカップ王者からも見てとれる
2006年王者イタリアの決勝戦のスタメンを見ると11人中4人がユベントスの選手。
2010年のスペインは6人がバルセロナ。
そして今年優勝したドイツはバイエルンの選手6人が先発に名を連ねていた。
つまりビッグクラブの選手を中心に構成したチームがワールドカップを制しているのだ。
ちなみにザックジャパンを見てみると全員の所属クラブがバラバラ。
近年の優勝国とは対照的だ
ビッグクラブで鍛えられたシステムのもとそれを代表にもっていって…。
代表の…課題というと…。
というのを構造的に解決しようとしてるのがこのビッグクラブ論なんじゃないかなと思います。
こちらは昨シーズンのJ1収入ランキングベスト3。
1位は浦和レッズの58億円。
一方世界は…
レアル・マドリードを筆頭にバルセロナやバイエルンが600億円超え。
ユベントスでも381億円
途方もないように思えますけれども。
並木さんこれは可能な数字なんでしょうか?絶対可能だと思いますね。
言っちゃいましたね今。
「絶対」言いましたね今。
言いました。
ネクタイもう1回締めて言いましょうか?絶対可能だと思います。
なぜやらないんですか?例えばステップとして100億とかいうところを目指したり200億っていうところあるわけじゃないですか。
でも50億40億くらいがだいたい上のクラブで5チーム6チームくらいがそれくらいじゃないですか。
そこから動かないのはなぜですか?今のルールの中でよくしようというと例えば50億あったら来年52億いこうぜ54億いこうぜっていう毎日の積み重ねだと思うんですけどそのルールすらJリーグのリーグと一緒に変えてって構造を変えてくと新しいステージにいけるボーンッて起爆剤になると思うので今日はぜひそういう構造改革になるようなお話をできたらなと思ってます。
では並木が考える
その問題が今Jリーグにも見られるという
Jリーグのクラブってリーグ戦をとても大事にしますよね。
ただどうしてもJリーグの中の順位を重要視するがためにACLに対して本気で勝負できてない部分があるとしたらこれをガラパゴス化と呼びたいんですけれども。
Jリーグチームの公式戦には国内のリーグ戦とカップ戦の他にアジアナンバーワンのクラブを決める大会アジアチャンピオンズリーグがある
2008年にはガンバ大阪が優勝。
しかしその後はベスト4がやっと。
決勝トーナメントにすら進めないチームも。
つまり…
日本ってアジアの中で日本の中でいい成績を作ろうっていうだけじゃなくてアジアの中のサッカー大国になれると思ってるんですね。
なので日本の中でJリーグの中で頑張ろうはもちろん大事なんですけれどもその先にあるアジアっていうマーケットに出ていこうアジアの中でサッカーを広げていこうというのをぜひ日本には視野に入れてほしいと思います。
並木がアジアマーケットを重視するわけ。
その狙いはアジアマネーの獲得。
ちなみに世界最高峰とも称されるイングランドプレミアリーグの胸スポンサーを見てみるとそこにはマレーシアやタイなどアジアを代表する企業が進出
プレミアリーグの海外放映権料は3年でおよそ3,573億円。
実は…。
その3分の1を担っているのが東南アジア。
この巨額なアジアマネーの獲得こそが改革には必要不可欠なのだ
同じサッカーに対してそれだけ興味があるんだったらJリーグにそれ使ってほしいですよね。
アジアの中でそれを使ってくれればアジアのレベルがアップするはずなのでJリーグがもっと魅力をアップしなきゃいけないと思うし小さく日本の中でじゃなくて開国主義。
広く広げて特にアジアから集めていけたらなと思いますね。
更に並木はJリーグの構造改革も必要だという
その改革のカギとなるのが
貢献度によって上乗せはあるものの基本的に大きな差はないのが現状だ
ちなみに昨シーズン最も多く受け取ったのは…
最も少なかった湘南と比べても…
一方ドイツブンデスリーガでは…
強さを支える配分のシステムとは?
これ972億円。
これを単純にクラブの数で割ると1チームあたり27億円になるんですがドイツの過去5シーズンの成績に応じてこれが傾斜配分される。
例えば連覇を達成したバイエルンなんかは27億から大きく上の51億円支払われていると。
今平等の状態で抜けきれないところがあるので変化を起こすとしたら傾斜配分。
強いチームにより多くっていうのがいいと思うんですね。
例えば今年の例で言うと大きな補強をしたチームで神戸がありますけど…。
いっぱいお金払っていい選手とって勝てなかったらどうしようっていうのが経営の悩みだと思う。
リーグからしてあげられたらなと…。
これが平等主義から抜け出せるんですね。
それはいいですよね例えばセレッソなんかフォルラン呼んで話題をガッと盛り上げて…結果ちょっと出てないんだけど出たらそれだけ…。
それはリーグのためにやってくれてるわけだからすごく大事なチャレンジですもんね。
確かにそのままだとチャンピオンズリーグACLもそうですけど王者の…四強くらいがあるとリーグ戦以外で戦える足腰が…。
選手の数もそうですけどいい選手が2チームくらい作れる今のヨーロッパのリーグじゃないですけどそういうこともできますもんね。
そうですね。
どうしても日本だったらその下位のチームも平等に僕たちもお金配ってよていうふうな発想になりそうな気が…。
今だと安すぎますからね。
もらわないとできないくらいだから本当大変だよね。
ビッグクラブができると下でいい選手が育ったら買ってくれるじゃないですか。
そうすると潤う。
ビッグクラブのメリットで去年おもしろいなと思ってたのはガンバ大阪がJ2にいたじゃないですか。
彼らがアウェーでスタジアムいろんなとこ行脚しますよね。
J2スタジアムの入場者記録を全部打ち破ってったわけですよね。
それがまあステージがJ2なんですけどそれをJ1で行えるチームが2チーム3チームあったら毎年入場記録打ち破るチームがあるみたい。
そうなんだよみんなガンバ見直す。
じゃあスタジアム大きくしようかみたいな話になりますよね。
嬉しかった。
近年伸び悩んでいる
並木の描く未来とは?
ヨーロッパの大きなクラブを見ていても収入全体の中のだいたい2割くらいがチケット収入から生まれているんですね。
そうすると60億円ってチケットだけでもレッズなみじゃんって話だと思うんですけど。
ただ無理じゃないと思うのは6万人のスタジアムを例えばコンサートのように満員にしてそれを20試合やると届いちゃう金額なんですね。
なので日本にもそういうスタジアムはあるしこれから大きなスタジアムをオリンピックのために作りますけれどもそこをホームにしてそこを満員にするようなチームを作ればまずチケット収入のところは合格にできると思いますね。
確かにサッカーにかぎって考えると不可能に近いって僕らは思ってしまいますけど野球なんかだと週に例えば5試合5万人を集めてるチームがあるわけじゃないですか。
そう考えると現実味を帯びますよね。
そうですね。
今おっしゃったように他の野球やエンターテインメントに目を向けてみると例えば今年の夏味の素スタジアムで大きな音楽のライブイベントがあってa−nationっていうイベントですけど。
同じ味の素スタジアムでスタンド全部まんぱん。
ピッチの上も人がいる。
埋め尽くされて3日間まんぱんみたいなのがあるのでだからたぶん東京の人たちはおもしろいエンターテインメントに対してサッカーでも音楽であれど集まるっていうのはできる人たちなんで。
そうですよね。
国立競技場のときでもすごいっすもんね。
ライブやるときは。
びっくりしますよね。
びっくりですよね。
家族行ってるわそれ。
その可能性を感じさせるこんなデータがある。
経済的なポテンシャルを示す都市のGDP。
ビッグクラブを擁する街バルセロナやミュンヘンと比べてみると…
これいけるやん!いけますよ。
実は大阪でも38兆円ですからバルセロナよりも大きいですよね。
じゃあ大阪にはバルセロナ以上のクラブができる可能性があるってことですね?先ほど言いましたけど他のエンターテインメントにたくさんの人たちがチケットを買って押し寄せるという習慣もあるし。
サッカーがおもしろいサッカーをし始めてみんなが見たい選手たちがたくさんいると決して無理ではないしむしろ世界の中で一番可能性を持った街東京だと思いますね。
なんかにおいがしてきましたね。
そんななか前代未聞の改革に乗り出したチームが。
その戦略会議に『FOOT×BRAIN』のカメラが潜入した
そこにあったのは湘南ベルマーレとあのavexのロゴ
音楽の祭典a−nationを主催するavex。
この夢のコラボを実現させたのが並木だ
実際avexと湘南ベルマーレって共通点が多くて。
両方ともファンビジネスだと思うんですね。
ファンがいて支える人たちがいてその人たちと一緒にビジネスを作ってくっていう意味でファンビジネスっていうのが共通点だと思っていて。
ファンクラブの運営の仕方ってどうやってやってるの?グッズ作っていっぱいライブでも売ってるけどどうやってやってるんですか?チケットも完売完売完売が続いてますけれどもどういう売り方してるの?っていうのを音楽とサッカーって今まで一緒に合わさって会議してこうやってやるといいんですよとかこれから売り出して今は有名じゃないアーティストでもこうやって売り出すとみんな燃えるんですよ。
火がつくんですよみたいなノウハウ共有みたいなのはしてこなかったはずなので。
協力してみましょうっていうことで新しい取り組みを始めてみましたと。
やはり今回サッカーでの活躍っていうとこは…。
そういった意味で…。
近い将来スタジアムの近くでライブを開催
現在お世辞にもビッグクラブとは言えない湘南ベルマーレだがそこには未来の地方クラブのあり方を提示する一貫したクラブの哲学があった
その哲学とは…
サッカーの試合でいうとというとちょっと語弊があるんだけれども…。
サッカーを見てて逆に冷静に見れるじゃないですか。
競技として自分でやってなかったから。
そうするといちばん沸く瞬間って…。
それで見るとアタッキングサードっていう前線の部分あるじゃないですか?あそこでボールを奪取した回数ってドイツ代表であるとかと比べても回数的には湘南も負けてなかったりJ2J1のなかでダントツに多かったりたぶんわかりやすいサッカーで…。
今の日本のサッカーを好きなお客さんには最高のサッカー。
走りますよね。
もう一生懸命やりますし。
ハードワークをするからもうホントに負けたとしても全力を尽くしてっていうのをチョウ監督もクラブも求めてるからそれはホントに観客に伝わっていく。
でもちろん食べ物の志向と同じようにサッカーの志向っていろいろあると思うけどやっぱりハードワークして貫いてくれるとそれはもう見てるほうとしてはスポーツの原点だから拍手を送りましょう負けたけどってなるじゃないですか。
そこがベースとしてありますよね。
もう一度いいんだこのままやれってケツ叩いてやらせてやっぱそれがJ2レベルではダントツで今度J1いったらまたまったく去年と違う世界だから。
何か起きるかもしれないし。
勝ち負けに関係なく見ていておもしろいサッカーの追求
来期J1に帰ってくる
あなたにも会えるチャンスが!
『FOOT×BRAIN』アプリをダウンロードしよう。
SOCIO会員になればプレゼントが当たるチャンスが。
今回は…
詳しくは番組公式Facebookかアプリまで
2014/10/11(土) 23:30〜23:55
テレビ大阪1
FOOT × BRAIN【W杯優勝から逆算!?経営視点で見るサッカークラブ論】[字]
Jリーグは人気下降気味!?と言われて久しいが果たしてそうだろうか?日本代表のW杯優勝なんて夢物語!?果たしてそうだろうか?経営の視点から二つの疑問に迫ります!!
詳細情報
番組内容
今年圧倒的な強さでJ1昇格を決めた湘南ベルマーレ、昇格初年度にJ1で上位に食い込むヴィッセル神戸に深くかかわるスゴ腕経営コンサルタントの並木裕太氏をゲストに迎え大胆にも日本がW杯で優勝することから逆算して、サッカークラブの経営論、組織論を考えます!サッカークラブも企業としてとらえれば、大きな可能性が眠っている…という並木氏。有名企業とのコレボレーションがJリーグクラブに革命をもたらす!?必見です!!
出演者
【司会】
勝村政信、杉崎美香
【ゲスト】
並木裕太(経営コンサルタント)
【解説】
都並敏史、秋田豊(ともに元日本代表)
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