地球ドラマチック「増殖中!タラバガニ 生態系を壊す!海底の王者」 2014.10.11

氷のように冷たい北極海。
その海底で驚くべき事が起きています。
巨大なタラバガニが増殖し旺盛な食欲で獲物を食べ尽くしているのです。
タラバガニはもともとヨーロッパの沿岸には見られない生物でした。
人の手によって運び込まれた「外来種」なのです。
ノルウェーの北部に現れたのは1970年代。
今では北極海に面したヨーロッパの沿岸全体に生息しています。
タラバガニは生息域をどこまで広げ生態系にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?科学者たちがタラバガニの謎に迫ります。
実に見事な進化を遂げた生物ですよ。
タラバガニは最大級の「甲殻類」です。
大きいものでは重さ10キロ。
脚を広げた時の長さが180センチにもなります。
名前に「カニ」とついていますが生物学的にはカニではなく「ヤドカリ」の仲間です。
学名は「パラリソーディズ・カムシャティカス」。
ラテン語で「カムチャッカのカニ」という意味です。
ロシア東部のカムチャッカ半島沿岸が生息地の一つですが現在はユーラシア大陸の反対側北欧の沿岸にも生息しています。
海に潜っていてタラバガニを見かけた時の事は今でも忘れません。
二枚貝を食べていましたが私が近づくと急に後ろ脚で立ち上がり両方のはさみを上げて威嚇してきました。
私は怖くなり後ずさりしてタラバガニから離れました。
本当にゾッとするような体験でした。
冷たく栄養分を豊富に含んだ海。
北極海にはさまざまな生物が生息しています。
特にバレンツ海は生物の多様性が保たれています。
まだ発見されていない種も数多くいると見られています。
バレンツ海の生態系は豊かであると同時にもろくもあります。
外来種であるタラバガニが現れた事で長い間保たれてきた生態系のバランスが崩れかけているのです。
増え続けるタラバガニがさまざまな生物を食べてしまうため生物の数も多様性も失われつつあります。
タラバガニはとても食欲旺盛です。
雑食性で何でもむさぼるように食べてしまいます。
ノルウェー北部バレンツ海に面した村ブゴイネスではタラとサーモンの漁が盛んです。
ここはノルウェーで最初にタラバガニが水揚げされた村です。
1977年初めてタラバガニが取れた時には新聞や雑誌に大きく取り上げられました。
最初にタラバガニを取った人々は誇りに思うと同時に見慣れぬ巨大な生物の出現に戸惑いを覚えました。
20世紀の前半タラバガニの生息地は北太平洋だけでした。
アメリカ日本旧ソビエト連邦などが漁を行い重要な水産資源と見なされていました。
そこで旧ソビエトの指導者はタラバガニを西の海でも取れるようにしようと考えました。
科学者のユーリ・オルロフが責任者となり1961年から計画が進められました。
カムチャッカ半島の周辺で取れたタラバガニを大陸の反対側に生きたまま運び海に放すのです。
何千匹ものタラバガニがウラジオストクからムルマンスクまで1万キロ以上の距離を運ばれました。
しかし途中でほとんどのタラバガニが死にました。
生きたまま運ぶ事に成功したのは1960年代の後半です。
タラバガニはバレンツ海に放たれました。
タラバガニはすぐに増え始めました。
1970年代の終わりには旧ソビエトからノルウェーの海域に広がりそのまま南下して2009年には南部の町ベルゲンでも見られるようになりました。
タラバガニは冷たい海に生息するため科学者たちもこれほど南下するとは予想していませんでした。
タラバガニはノルウェーの沿岸に広がるフィヨルドの奥にも住み着くようになりました。
ノルウェーの科学者たちはボルサンゲンフィヨルドの状況を調査しています。
数年前タラバガニがまだフィヨルドの奥まで侵入していない頃にここに来た事があります。
今回の目的はタラバガニによって海の環境が以前と比べてどのように変化したのかを調べる事です。
分かりました。
タラバガニは素早く動き回るため居場所を突きとめるのは簡単ではありません。
どんな状況?もう少しでタラバガニがいそうな場所に着きます。
この辺りなら魚もたくさんいると思いますよ。
タラバガニは音波探知機では見つけられないため海に潜って調査します。
タラバガニが生息している痕跡を見つけたいの。
具体的には潰された二枚貝とか腕を無くしたヒトデとかタラバガニが獲物を食べた証拠になるものね。
OK。
このフィヨルドにタラバガニが生息している事は間違いありませんが正確に何匹いるのかを突き止めるのは困難です。
そこでタラバガニが獲物を食べた痕跡から生息数を推測します。
貝殻を一つ一つ調べ鳥やアザラシが食べたものかタラバガニが食べたものかを見分けます。
いくつかの場所では海底が貝の残骸で埋め尽くされていました。
普通なら見られる海の生物がほとんど姿を消しています。
タラバガニがいました。
荒野のようになった海底でまだ何か食べられるものを探しているようです。
海底をこのような状態にしたのはタラバガニなのでしょうか?ヨルゲンセンたちは標準的な大きさのオスをつかまえタラバガニが獲物を捕獲する際の習性を調べる事にしました。
この10年ほどでタラバガニはボルサンゲンフィヨルドの奥深く100キロ入ったところまで生息域を広げています。
その結果生態系がどのような影響を受けたのかを調査します。
タラバガニの大きなはさみは単に物をつかんだり切ったりするだけでなく獲物を見つけ出す機能もあります。
タラバガニの殻の内側には高感度センサーが張り巡らされ脳に情報を送り続けています。
はさみの先端には「感覚毛」があり砂の下にいる貝を見つけ出す事ができます。
口のそばにはせわしなく動く小さな脚がついています。
その脚も感覚毛で覆われていて食べても大丈夫なものかどうかを判断します。
大丈夫だと判断すると獲物を口の中に押し込みます。
あごを使って獲物の殻を砕き中身をバラバラにして飲み込みます。
タラバガニとイソギンチャクが獲物のクラゲを奪い合ってるところね。
クラゲが触手で刺して攻撃しているのにタラバガニは平然としていますよ。
獲物を賭けた戦いですね。
イソギンチャクが飲み込んだクラゲを引っ張り出そうとしています。
口の中から獲物を引きずり出すなんて驚くほど攻撃的な生物ね。
こんな外来種が現れたら生態系は瞬く間に崩れてしまうでしょう。
この海にいる生物は何千年もかけて環境に適応してきたのに突然新たな生物が侵入してきた。
もともといた生物は攻撃的なタラバガニに対抗する事はできないわ。
タラバガニの生態を更に詳しく調査するためヨルゲンセンはトロムソという町の近くにある研究センターを訪ねました。
タラバガニがフィヨルドの生態系に与えるダメージを推測するためまずタラバガニが一日に食べる量を計測します。
タラバガニに食料となるヒトデやウニを与えます。
これはとても重要な実験です。
タラバガニが食べるもの獲物の大きさそして食べる早さなどを知る必要があるからです。
そうしたデータを基に自然環境の変化が今後どれくらいの規模とスピードで進んでいくかを予測します。
とても大切なデータです。
実験はタラバガニが活発に活動する夜に始まり12時間続けられます。
タラバガニはまずヒトデに襲いかかりました。
ヒトデは身が軟らかく簡単に食べる事ができます。
次はウニの番です。
タラバガニはウニのトゲにひるむ事なく殻を突き破りまず中身を食べてしまいます。
夜の間にどうなったかとても興味があります。
1匹のタラバガニがウニとヒトデを少なくとも1匹ずつ食べたようです。
自然界においてもタラバガニは1日に1匹か2匹の獲物を取ると考えられます。
タラバガニの数が膨大になれば生態系にもたらす影響はかなり大きなものになるでしょう。
タラバガニはヒトデやウニだけでなく貝なども食べます。
放っておけば海洋生物の多様性が失われ生態系のバランスが大きく崩れる可能性があります。
タラバガニが獲物探しに使うのははさみだけではありません。
口のそばにある小さな脚が見えない場所に潜む獲物を見つける超高感度センサーの役割を果たします。
人間で言えば鼻のようなもので400種以上の匂いを感知する事ができます。
タラバガニが獲物を探しながら海底を注意深く進んでいきます。
獲物を見つけました。
ウニです。
僅か数秒で殻を砕いてしまいました。
カルシウムに富んだウニの殻はタラバガニの殻を丈夫にするのに役立ちます。
手つかずの自然が残るフィヨルド。
しかし海の中ではタラバガニによる生態系の破壊が進んでいました。
タラバガニの生態を更に詳しく研究する事が求められています。
ヤン・サデットはタラバガニの問題に取り組んでいる生物学者です。
この無線発信機をタラバガニに取り付けてある海域に放しました。
そして受信機を備えたブイを海面に設置しました。
これによって発信機の信号を受け取りタラバガニ1匹1匹の活動を監視できるようになりました。
無線発信機は脚に取り付けます。
全部で25匹のタラバガニに取り付けましたがそれぞれ周波数を変えてありますからどのタラバガニからの信号かを識別する事ができます。
例えば14番はここからここへ移動したという具合です。
分かったのはタラバガニが常に動き回っているという事です。
片時もじっとしている事がないんです。
休みなく動くタラバガニ。
絶えず新たな獲物を探し求め障害物も簡単に乗り越えてしまいます。
フィヨルドの地形や水温はタラバガニにとっては理想的な環境です。
しかしタラバガニが住み着いた場所ではほかの生物が姿を消す事になります。
横に進むカニと違いタラバガニは前に速い速度で進む事ができます。
1日で10キロ近い距離を移動する事もあります。
無線発信機を使った調査によりタラバガニは海のかなり深いところまで行ける事が分かりました。
中には水深350メートル以上に達するものもいました。
太陽の光はごく僅かしか届かず生物もほとんど見当たらない深海です。
しかし深海の泥の中にはタラバガニの食料となる小さな生物がたくさん潜んでいます。
タラバガニは長いはさみを泥の中に突っ込み隠れた食料を次々と平らげます。
泥の中にいる生物はとても小さいのでタラバガニが食欲を満たすためには広い範囲を掘り起こさなくてはなりません。
深海の泥の中には貝や小さな甲殻類ゴカイのような生物がたくさん生息しています。
それらの生物は繁殖力に優れているため一度数が減っても比較的短い時間で回復します。
タラバガニにとっては小さいけれど確実に手に入る食料源です。
海底の泥の中に住む生物は食物連鎖の底辺に位置し有機物や酸素の循環に大きな役割を果たしています。
タラバガニの増殖によってそれらの生物が極端に減れば深刻な影響が出る可能性もあります。
生物学者たちが特に心配しているのは希少な生物が生息する海域にタラバガニが進出する事です。
ヤン・サデットをはじめとする研究チームがボルサンゲンフィヨルドの最も奥でタラバガニがいるかどうかを調査しています。
水深17メートル水温4度の地点でカメラが驚くべき光景を映し出しました。
海底がまだ若いタラバガニで埋め尽くされています。
なぜこれほど多くのタラバガニが集まっているのでしょうか?若いタラバガニを食べる敵を数で威嚇するためいくつかの集団が形成されているのではないかと科学者は考えています。
この集団は辺りに大量の抜け殻を残していました。
成長期のタラバガニは窮屈になった殻を脱ぎ捨てながら大きくなります。
脱皮です。
ステロイドホルモンが分泌されると古い殻が割れます。
新しい殻はまだ軟らかい状態です。
この間タラバガニは無防備な状態です。
身を守るために集団を形成するのだと考えられています。
完全に成長したタラバガニも頻繁にではありませんが脱皮をします。
組織を再生し殻をより頑丈にするためです。
大きく成長して硬い殻を身につけたタラバガニを襲う敵はほとんどいません。
オオカミウオは名前が示すとおり鋭い歯があり大きいものでは体長150センチ重さ14キロ近くになります。
タラバガニはオオカミウオと同じような獲物を食べるためしばしば争いになります。
ライバルに出会ったタラバガニが相手を威嚇します。
オオカミウオの鋭い歯もタラバガニの頑丈な甲羅はかみ砕けません。
しかし脚を1本か2本失う事はあります。
脚を失っても傷口にはすぐに保護膜ができて出血が止まります。
まもなく短い突起が現れ新しい脚として再生し最後には元どおりになります。
再生には時間がかかります。
脚が伸びるのは脱皮する時だけだからです。
しばらくは不自由な状態を強いられますが多くのタラバガニは優れた再生能力によって生き延びます。
タラバガニは繁殖力も優れています。
生物学者はタラバガニの繁殖について詳しく研究してきました。
メスは交尾の相手として体の大きなオスを選ぶ傾向があります。
タラバガニの寿命は20年〜30年。
4年〜7年で大人になります。
繁殖期は春に始まります。
メスはフェロモンを発してオスを引きつけます。
オスは交尾の相手となるメスをつかまえそのまま連れて歩きます。
オスとメスはしっかりとつながったまま2週間を過ごします。
メスの受精の準備が整うまでどちらも何も食べません。
受精が終わるとタラバガニのメスは「腹節」と呼ばれる部分でおよそ1年間卵を抱え続けます。
卵がふ化すると「幼生」と呼ばれる子供が最大で40万匹海中に泳ぎ出します。
幼生は潮の流れに乗って広範囲に運ばれます。
タラバガニの幼生は小さなプランクトンを食べて成長します。
しかし幼生の時期は捕食者に食べられる危険性が高く生き残るのはほんの一部です。
生き残った幼生は成長するにつれて姿を変えていきます。
ようやくタラバガニらしい姿になりました。
海の中には成長したタラバガニの敵はほとんどいません。
唯一の敵は人間です。
ブゴイネスのような小さな漁村ではタラバガニの増加をビジネスチャンスとして捉えています。
タラバガニは最初のうちはやっかい者でした。
タラの網にかかり漁の邪魔になるだけだったからです。
私たちは主にサーモンとタラを扱う水産工場を経営していましたがタラバガニのせいで余計な出費を強いられました。
その後もタラバガニは増えるばかり。
そんな時実はタラバガニが高級な食材である事を知ったんです。
タラバガニの水揚げ高は数年前で金額にしておよそ1億ノルウェークローネでした。
そのうち60%はこのブゴイネスのような小さな漁村から生み出されたものです。
こうした小さな村では働き口は多くありません。
タラバガニは村の経済を支えてくれているんです。
ノルウェーの漁師たちはそれまでほかの漁で使っていた15メートル以下の小さな船を改良してタラバガニを取っています。
タラバガニ漁が始まったのは1993年です。
当時タラバガニの漁船は4隻だけでしたが今は500隻もあります。
ノルウェー政府は乱獲で新たな水産資源を枯渇させないため漁船ごとにタラバガニの漁獲量を割り当てています。
生態系を荒らす外来種であると同時に重要な水産資源でもあるタラバガニ。
それだけに難しい対応が迫られています。
外来種は本来できるだけ早く排除して従来の生態系を守るのが原則です。
しかし地域によっては水産資源としてタラバガニを保護するような動きもあります。
矛盾する2つの目標が存在しているのがノルウェーの現状なんです。
ノルウェーでは卵を抱えたメスのタラバガニを海に返すよう義務づけられています。
タラバガニを生物学者は外来種として排除すべきだと考え漁業関係者は生活の糧として残したいと考える。
ノルウェーの世論は2つに分かれています。
タラバガニはそれほど魅力的な水産資源なのです。
タラバガニの原産地である北太平洋でもタラバガニを保護する動きが出ています。
ここアラスカでは乱獲によって1980年代からタラバガニの数が激減しています。
北アメリカの沿岸でタラバガニの数を増やすために設立されたのが「アククラブプロジェクト」です。
専門の施設でさまざまな研究が行われています。
とても元気な幼生です。
タラバガニの幼生を育てる研究は順調に進んでいます。
私たちの目標は貴重な水産資源を増やす事にあります。
大部分のタラバガニは幼生のうちに魚などに食べられてしまいます。
その問題を解決しないと数は増えません。
そこで幼生を人工的に育てある程度大きくなってから海に放とうとしています。
うまくいけば生息数の増加が見込めます。
タラバガニの子供を海に放つ前に生態系への悪影響や病気の拡散などがないよう念入りに調査します。
アラスカの漁業関係者の期待どおりタラバガニは増えるのでしょうか?早くこの海にタラバガニを放ちたいものです。
海の中を散り散りに泳いでいき元気に育つタラバガニの子供たち。
目に浮かぶようですよ。
生態系を破壊する外来種として警戒される一方で水産資源として注目を集めるタラバガニ。
その生態はまだ多くの謎に包まれています。
タラバガニは冷たい水を好みます。
そこで科学者たちはタラバガニがどれくらい高い水温で生きられるかを調べ将来タラバガニの生息域がどこまで広がるかを予測しようとしています。
ほかの生物と同様タラバガニも環境に適応していきます。
ですから将来的にはもっと水温の高い海にまで生息域が広がる可能性もあるでしょう。
北太平洋の調査でもそれを裏付けるデータが出ています。
私たちの調査では更に驚くべき結果が出ました。
これまで考えられていた温度よりずっと高い水温で幼生が生き延びたんです。
ひょっとすると20度近い水温でも生き延びるかもしれません。
私たちのこれまでの予想をはるかに上回る数字です。
北大西洋にタラバガニを持ち込んだ旧ソビエトの科学者ユーリ・オルロフはイギリス海峡を越えスペイン南部の沿岸までタラバガニを住み着かせる事が可能だと信じていました。
現代の多くの科学者はオルロフの考えに否定的です。
イギリス海峡の水温は6月初めですでに13度を超えています。
ほとんどのタラバガニにとって生存不可能な水温です。
最近ノルウェーのタラバガニがスコットランドでも見られますが地球温暖化で水温が上昇しているのでこれ以上南下する事はありえないでしょう。
しかしタラバガニが水温の低い深海を南下する可能性はあります。
タラバガニはどのくらいの水圧に耐えられるのか実験が行われました。
タラバガニを加圧装置に入れます。
この装置の中で水圧を高めながらタラバガニの心拍数を測ります。
海は深くなればなるほど水圧が高まります。
この実験によってタラバガニがどの程度の深さまで潜れるのかを推測します。
気圧およそ30。
まだ心拍に変化なし。
35。
85。
よしゆっくりと限界に近づいているようだ。
心拍数がだんだん減ってきた。
120。
今水深1,200メートルと同じ圧力だね。
これはすごい。
更に加圧しました。
今は水深1,250メートルと同じ圧力です。
更に圧力を高めますか?呼吸が弱まってる。
ここでやめておこう。
では減圧します。
とても元気です。
厳しい加圧実験を耐え抜きました。
ダメージは見られません。
これはかなり浅瀬に生息するタラバガニですが水深1,000メートルまでなら元気に活動できるでしょう。
今回の実験結果から見てタラバガニは極端に深い場所を移動する事はできませんが深さ1,000メートル程度の深海なら移動できると思います。
生存能力が高いタラバガニは水温が低ければどこの海でも住み着きます。
実に見事な進化を遂げた生物ですよ。
タラバガニは数百万年にわたる進化の中で高い水圧に耐える能力や環境への適応力を獲得しました。
これまでに数多くの気候変動を乗り越えてきたように今後も生き延びていく事でしょう。
0度を少し上回る程度の低い水温がタラバガニにとっては最も理想的な環境です。
これまで人間はタラバガニの生息域を変え数をコントロールしようとしてきました。
タラバガニはそうした変化に適応し増え続けてきました。
タラバガニはこれからも高い適応力で生き延び海底の王者として君臨していく事でしょう。
球が浮くおもちゃだ。
2014/10/11(土) 19:00〜19:45
NHKEテレ1大阪
地球ドラマチック「増殖中!タラバガニ 生態系を壊す!海底の王者」[二][字]

増殖している生き物に注目するシリーズ第2弾。ノルウェー沖の海で密かに増え続けるタラバガニを追う。ハサミのセンサーで獲物を見つけ、何でも食べる驚きの生態に迫る。

詳細情報
番組内容
もともと北太平洋に生息していたタラバガニ。水産資源になることを期待した人々が1960年代に海に放ったことがきっかけでノルウェーの海に生息するようになった。今、フィヨルドの奥深くにもすみつき、海底のあらゆる生物を食べ、生態系が危機にひんしている。雑食で、センサーや嗅覚で獲物を探り当てる。広範囲を移動し、水深1000メートルでも生きられる。最新の研究をもとにタラバガニの世界を紹介。2013年フランス
出演者
【語り】渡辺徹

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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英語
サンプリングレート : 48kHz

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