今回のテーマは「運動」。
ある小学校の6年生にアンケート調査を実施。
「運動が好き」と「嫌い」というグループに分かれてもらった。
結果はこのとおり。
話を聞いてみると…。
得意な事だとすごくやる気になるんですけど…実は今運動をほとんどしない子どもと逆に運動をしすぎる子どもの二極化が進んでいる。
中でも運動をしない子の…1週間体育の授業以外には運動しないという驚きの結果が。
あまり運動しないと心配な事が。
その心配を一気に解決!迷っている人まで。
思わず運動したくなるコツを一気に大公開!最近はどう考えてもゲームで遊ぶようになったでしょ。
タブレットやいろんなもの持ってますからそれで遊ぶようになったから…僕らの時って結構身近にそういうものがあったんで。
メンコやったりとかドッジボールやったりとかそういうものが主流だったんで…あれですよね運動が嫌いというよりも運動した時の喜びが分からないのかもしれないですね。
「汗が嫌い」とか言って…
(塚原)だからちょっとあの子の気持ちが分かってしまう…。
意外と面白い…だんだん分かってきた。
いやいやもう…。
私も嫌いと言いながら何なんですけど1週間運動ゼロが4人に1人ってあれはどう思われます?あれが発表された時は衝撃が走りましたね。
4人に1人がゼロってわけでしょ。
体育の授業とか以外で運動しないという事。
子どもたちは一体どれくらい体を動かしているのか。
ある家庭で実態を調査するため向かったのは静岡市。
おはようございます。
今回協力してくれた…長男の亮くん。
次男の景保くん。
外で体を動かして遊ぶのが大好き。
今日は二人に密着取材。
どれくらい体を動かしているのか活動量を調べるために歩数計をつけてもらう。
さあ二人の結果は?
(取材者)じゃお願いします。
(2人)はい。
いってきま〜す。
いってらっしゃい。
亮くんと景保くん歩いて10分…兄の亮くん教室に着きかばんを置くとすぐに…。
返しにいこう。
そう毎朝図書室に通うのが亮くんの日課だ。
今日は本を2冊借りる。
そのころ弟の景保くんは教室を出て猛ダッシュ!向かったのは校庭。
そう友達と一緒にドッジボールだ!景保くん朝から思いっきり遊ぶ!今日の授業は午前中で終了。
亮くん景保くんそれぞれ帰宅。
ただいま。
昼ご飯を食べ終わったあと兄の亮くんどこかに出かける準備を始めた。
向かったのは近所の図書館。
偉いなこれはこれで。
亮くんのお気に入りの場所だ。
今日は本を7冊も借りた。
すごいな。
帰宅後早速読書に夢中。
一方弟の景保くんはというと妹の美麻ちゃんと大暴れ。
家の中でも動き回る!ん?さっきまで妹と遊んでいた景保くん。
何やら準備を始めた。
カゲバイバイ!いってらっしゃい!出かけた先は小学校のグラウンド。
実は景保くん小学2年生から地元のサッカーチームに所属。
週3日2時間ほどの練習。
休日に試合がある事も。
練習を終えた景保くんがようやく帰宅。
あれ?亮くん歩数稼ぎの追い込み?一日の歩数の測定を終了。
その結果を確認してみると…。
家で読書をして過ごした亮くん。
(亮)意外と…。
(取材者)少なかった?サッカーの練習に出かけた景保くん。
歩数は…。
二人の結果をお母さんに知らせると…。
読書が好きだっていうのも大事ですからね。
共感力とか想像力つくしすてきな子になると思いますよ。
ただもうちょっと運動してくれればなというのもあるけどでも1万歩歩けてるわけでしょ。
だいぶ追い込みやってましたけどね。
かわいかったです。
1万歩に全く届かないようなお子さんもいるんですよね。
そうなんですよ。
それは運動が嫌いなんですか?体力テストの結果というのも最近は…。
毎年行われている…30年前と比べると運動能力はこのように低下している。
こうした傾向は…子どもの運動と健康の関係に詳しい…結構深刻ですよね。
こう考えると…骨にまで影響するんだって事にびっくりしました。
楽しく生きられなくなっちゃうって事ですもんね。
教育現場の先生方というのも問題視というのはどれぐらいされてるんですか?僕が実際に見た話でも…頭にきちゃって「コンチキショー」とか言ってね…それからよく廊下でぶつかったりとか。
これは幼稚園保育園でもそうですけど来たからとっさに止まったりとっさに左へよけたりとか…だからまともにぶつかっちゃうんです。
そうじゃなくてやっぱり…運動が嫌いな子をいざ運動させたい。
そんな時スポーツクラブや運動教室と考えてしまいがちだが実はもっと気軽に楽しく体を動かす事ができる。
子どもたちは楽しく遊ぶ事で自然と体を動かす事を身につける。
子どもの遊びと運動の関係に詳しい山梨大学中村和彦さんによると…。
まずは子どもの頃にいろいろな運動遊びを通して体を動かす事が楽しいという経験をする。
その経験が運動をしたいという意欲を引き出す。
更に将来にわたっての運動の習慣化につながる。
中村先生によると楽しく体を動かす運動遊びは基本的な36種類の動きが組み合わさって出来ているという。
36の動きがこちら。
これらは大きく3つに分けられる。
例えば立ったり回ったり。
例えば走ったり跳んだり。
そして最後は…例えばボールを投げたり打ったり。
さまざまな動きを組み合わせる事で子どもはおもしろさを感じる。
これが運動遊びの醍醐味だ。
スタジオで大人も楽しめる…やってみるのはボール遊びです。
ほう。
ソフトなボールを私たち持ってますけど1つ目は1人でもできる…まず最初に実践するのはおもしろキャッチ。
1人1つ好きなボールを持ち上に向かって投げ落ちてきたボールを捕る。
ポイントは捕り方を自分なりに工夫する事。
笑わないで下さい東山さん。
ボケ防止とかいうやつですか?違います違います!投げて…捕る。
投げて捕る。
ポイントとしては投げて捕るだけじゃなくてこれができるようになったら…手をたたいて…パチパチ。
手をたたいて。
やってみせて。
いきますよ。
ああなるほど。
こう投げて…って事ですね。
こう投げて…こうなのね。
そうです。
尾木さんもできた。
上に上げたらいいんですかね。
あれ私2回いかない。
それを…。
ちょっと増やしていったり。
結構汗ばんできた。
もう既に汗かいてきました。
東山さんに実践してもらうのは回って捕る動き。
さあどんなアクション?東山さんに回ってかっこいいの何か一つ…。
こうして…こうでしょ。
いや〜!
(拍手)なんか逆に恥ずかしいわ。
次に実践するのは…運動が苦手な塚原アナが東山さんと一緒に挑戦するぞ!こうしてじゃあ…せ〜の!…って事だね。
オッケーイ!上手上手。
できましたできました!成功ですよね。
何回か…はい。
バスケットのかっこいいあれになってますね。
そうですか?私なんか毬みたいに…。
せ〜のっ!あれ低い低い!はいできたできた。
OK!ハァハァ…ありがとうございます。
何年かぶりに運動した。
大人でも楽しめる運動遊び。
更に詳しい遊び方は…一旦体を動かす楽しさを知ったらそれを運動する習慣につなげられる秘けつがある。
運動のチャレンジは大きく2つに分けられる。
一つは自分の目標や課題に挑戦する自分へのチャレンジ。
もう一つは他人や他のチームと競い合う集団へのチャレンジ。
運動が嫌いな子に対して特に大切なのが自分へのチャレンジ。
その例を見てみよう。
縄跳びではいきなり難しい技をやってもなかなかうまくできないので子どもたちは楽しくない。
そこでまずは少し簡単な技に挑戦。
するとできた!子どもたちはできたという達成感を得て運動に夢中になる。
できた経験を繰り返す事で楽しさを感じながら技能も上達する。
赤松喜久さんによると子どもの成功体験が運動を続ける原動力になるという。
目標に至れたという…実際にやってできた達成感というのは…。
すごい大きいわね。
できたっていう自信が能力をまた開発しちゃうんですよ。
自分でやってるのもいいかも分からないけど周りにお友達がいて「すごいじゃない」とかね「うわできるようになった」って…子どもって特に一日一日で成長してるんで…あっという間に成長するんで。
確かに例えばジャニーズ事務所でターンていうんですか。
あれをクルクルクル…って何回も皆さん回ったりするけど…。
昨日できなくても今日できたりとか。
それで僕たち教育現場でいうとね…先生が教えるのも大事ですけれどもできたお友達が「君ここへ手をつけばとび箱もっと遠くへ跳べるよ」とかね。
「こうやればいいんだよやってみせようか?」とかやってみせるの。
「なるほど」って。
そうすると単にできただけじゃなくて…教えてあげた事がこの子が喜びにつながったっていうと…こうやって教えたらこの子はできるようになると他のお友達にも実践できる…。
男の子と女の子それから年齢によってもそれから個性によって違うでしょ。
これが難しいわね。
一般論ですけど「じゃあ君尾木君やってみな」って言われたら俺もっと高いの要求してほしいなとか思ったらやる気が逆になくなっちゃうけれども…そこはどう判断すればいいんですか?それは例えば2つ3つ選択肢おいといて…それいいですね。
そしたら自分で…そして達成感を持てばいいわけですから。
運動しない子が増えている一方で実は運動しすぎる子も増えている。
実は運動しすぎる事で成長期特有のケガが起こりやすくなる事がある。
成長期には骨が急速に伸びる。
しかしその周りにある筋肉やけんに負担がかかりケガをしやすくなる。
ここはJリーグ横浜F・マリノスの練習場。
週5日2時間ほどトレーニングや試合を行うジュニアユースのチームではさまざまな方法で選手のケガに対する意識を高めている。
練習前後には15分ほどかけて入念にストレッチを実践。
ケガをしないよう筋肉をほぐし柔軟性を高める。
少しでも体に違和感のある選手は専門のトレーナーやドクターが体をケアしトレーニング内容を個別に調整する。
チームのために常に全力プレーを心がけている…実は7か月前くるぶしの下に痛みが出てしまった。
1週間練習を休みケアに専念。
無事トレーニングにも復帰できた。
その経験が今につながっている。
未来のJリーガーを目指してみんな体をしっかりケアしてね。
再び子どもの運動や遊びについて。
こちらは子どもたちが楽しく遊ぶ公園。
しかし看板を見ると…。
実は今子どもを取り巻く環境が大きく変化している。
この「3つの間」を確保するある取り組みが行われている。
授業が終わった午後3時。
子どもたちが向かった先は…。
学校の隣のとある建物。
おかえり。
はいおかえり〜。
ここ寿栄小学校ではNPOを主体に地域の大人が子どもたちを見守る。
毎週水曜日授業が終わってから午後5時まで時間を有効活用。
更に学校の校庭を使う事で空間を確保している。
これなら子どもたちも体を使って遊べる。
そしてここにはたくさんの仲間がいる。
まさに「3つの間」が整えられた絶好の環境だ。
夏の時期にはみんなで水遊び。
子どもも大人もびしょぬれだ。
4年間放課後子ども教室に通っていた…楽しく遊んだ経験が中学校での部活動にもつながっている。
鬼ごっこで…陸上でも楽しい感覚と似たものがあるので。
所変わって東京。
この小学校では放課後子ども教室に加え学童保育の子どもたちも一緒に遊べる取り組みをこの4月から始めた。
更に子どもが運動や遊びを楽しめるようとある大人が一役買っている。
自治体から委託を受けた教員免許を持つ専門の指導員。
月に2回昔遊びなどを交えて子どもたちと一緒に体を動かす。
(高橋)ぐるりと回って猫の目。
(笑い声)中でも一番の人気がふだん子どもたちだけではやらない相撲。
(子ども)あっもうちょい…。
あっあっ先生負ける負ける…ああ〜!基本的なルールというかあれはダメこれはダメこうしろああしろという威圧的な事も含めてですけど…というところは気を付けてやらせてもらってます。
4月から始まったこの取り組み。
今では毎日およそ150人の子どもが体を思いっきり動かしている。
こういう取り組みを考えてくれている人たちがちゃんといるというのがありがたいですね。
学校の隣の場所でというのは…。
これはいいですね。
これ文科省が今力を入れてるんですけども。
放課後子ども教室というので今までは学童の子だけだった。
学童行ってない子…ご家庭は働いてないといううちの子だって放課後がないわけでしょ。
その子たちをどうしようかというので学童の子も一緒になって遊びの場の確保とか。
時間帯はちょっと違いますけれども。
遊びに先生がつくようになったんだと思って。
知識を与えるという意味ではそういう方がいたほうがみんなも分かりやすいですもんね。
東山さんVTRを見ながら「やってる事昔と同じ」って。
大波小波ってね。
やってる事変わらないなって。
そういう意味では親も自分がしてきた事を楽しく子どもに教えればあんだけ目をキラキラさせて遊ぶって事ですよね。
さっき「3つの間」っていうVTRありましたけど…大人たちがそのスペースを作ってあげるというのは改めて大事な事なんだなと思いますけどね。
必ずできると思うから。
次回をお楽しみに!2014/10/11(土) 17:55〜18:25
NHKEテレ1大阪
エデュカチオ!「こうして解決!運動嫌い」[字]
「体を動かすのは好きではない」という子どもが増えている。このままでは将来の健康にも悪影響が…。”運動が嫌い”という子が思わず運動したくなる秘けつを一気に大公開!
詳細情報
番組内容
「体を動かすのは好きではない」という子どもが増えている。子どもの一週間の総運動時間を調査したところ、中学2年生の女子4人に1人がなんと“ゼロ”! 一週間、体育の授業以外には運動しないという驚きの結果まで。このままでは将来の健康にも悪影響が及んでしまう…。そこで”運動が嫌い”という子どもが思わず運動したくなる秘けつを一気に大公開。スタジオ実演にも乞うご期待!【出演】尾木ママ、東山紀之、塚原愛
出演者
【出演】教育評論家、法政大学教授…尾木直樹,東山紀之,女子栄養大学教授…上西一弘,山梨大学教育人間科学部教授…中村和彦,大阪教育大学教授…赤松喜久,【司会】塚原愛,【語り】鈴木麻里子
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趣味/教育 – 教育問題
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