ふしぎな2人の物語 〜秋の房総めぐり旅〜 2014.10.11

私の大好きなお二人が顔をそろえました。
さあお二人。
今回はですね秋の南房総を旅したいと思います。
(2人)よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
どんなイメージです?ちなみに。
房総といったら。
房総?魚だね。
あ〜お魚。
うん。
なんかお花畑とか。
春のイメージあるじゃないですか。
そうだね。
でも今回秋なんですけれども秋も房総は景色がきれいなので…。
景色楽しんでいきたいと思います。
そうですか。
お二人は房総に来ることってありますか?映画の撮影でねこないだ…何度か来たことあるんだよ。
それくらいかなぁ。
へぇ〜。
ついこないだまでじゃあ…お二人とも撮影で来てたなじみの場所ではあるんですね。
そうそうそう。
へぇ〜。
でもどこがどこだかわからない…。
その映画がこちら。
あなたがいて村の人たちがいてみんなに支えられて…。
モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリエキュメニカル審査員賞を受賞した『ふしぎな岬の物語』。
ありがとね。
『ふしぎな岬の物語』。
こんな岬が実際にあるなんて…
映画の中で漁師の役を演じているのが笹野高史さん。
あっ…痛い痛い!お〜悪い悪い。
血管にうまく入らなくてなぁ。
歌舞伎俳優片岡亀蔵さんはドロボーの役で出演しています。
失敗してよかったじゃない。
お二人でも…ふだんから面識があるんですか?うん。
私はこの人とはねとっても…家族づきあいさせていただいております。
家族ぐるみの仲なんですね。
はい。
亀蔵さんはちょっと温度差を感じましたけど…。
ほんとですか?ええほんとです。
ちょっと…おっかない顔してますけど優しい人なんですよ。
そうなんですね。
それにしてもバスって久しぶりに乗りましたけど…。
いったいこれどこ行くの?どこへ向かってるの?とうとう気になりました?気になりますよ。
早くこれ押したい…。
私たちですねこの旅のはじまりとしてまず秋景色がきれいな所に行きたいと思います。
なるほどね。
気が利いてるね。
やっぱり目から楽しみたいじゃないですか。
そんな景色のいいとこがあるの?あるんですよ!お〜。
あ〜。
うわ〜。
なんかこう…すごすぎて絵みたいじゃないですか。
ほんとだね。
はい。
実りの季節。
訪れたのは東京にいちばん近い千枚田。
日本人の原風景だねこれ。
いいね〜。
あぁいいね。
これいい。
いい色してるそれ。
黄色い!これ結構集中しますね。
これだけでも…。
伝統工芸品房州うちわの製作体験も。
いい感じじゃないの。
テレビでよく見る。
何だっけな…思い出せなくて。
映画の舞台となるのは岬の突端にある喫茶店です。
私の役は店のあるじ。
房総にはそのモチーフとなった店が実在するのです。
でもねすべてが喜びになりましたよね。
鴨川から乗り込んだバスはそろそろ目的地。
次は釜沼釜沼です。
おっここですよ。
次。
次?次です次。
押していいの?どっちどっち?はい亀蔵さんの勝ち〜。
どこ押すのか迷っちゃったじゃねえか…。
あんだけ張り切ってたじゃないですか。
はい。
さあ降り立ちましたよ。
うん。
こちらのほうに目的地があります。
あきえちゃんの引率でバス停から15分ほど歩きます。
房総もここまで来るとのどかな田園地帯。
もう視界に飛び込んでくるものは緑か空の青かって感じですね。
ちょっと早めの息切れしてません?お二人…。
お嬢さん…。
あのさ…きれいなとこへ連れていくのはいいけどなんかあの…。
たくさん上ったり歩いたりするのは嫌だな。
もう…もう高山病。
ちょっと息苦しく…。
高山病ですか?息苦しくなってきた…。
ちょっと遅いですよ笹野さん。
フレームアウトしていきますよどんどん。
あんた若いからいいけどさ。
どどこに…どこまで歩くの?もうちょっと。
もうちょっとです。
まだ5分も歩いてないけど。
もう見えてきましたよ。
見えてきた?どれどれ?もうちょっとです。
(セミの鳴き声)このセミの鳴き声もいいですね〜。
すでにきれいですけれどもね。
いいね〜。
久しぶりだねこういうとこ歩くっていうのはね。
車では通るけどね。
大変大変。
ほら。
どれ?あっ。
見えてきましたね。
これのこと?はい。
これですよ。
棚田。
うわ〜。
棚田ね。
それのことか。
ここですね。
なんかちょっとタイムスリップした気分になりますね。
ほんとだね。
こういうふうに見ると。
な〜んか…時代劇でも撮りたくなるね。
そうですよね〜。
これあのほら…。
水田のときにさ来ると夜お月さんがバーッとすべての田んぼに映ってきれいだったりするんだよ。
へぇ〜さすが。
だてに長く生きてないですね。
さすがですよ。
わりとだて。
だてですか。
そういう写真を見たことがある。
へぇ〜。
お〜。
まだまだ広がってましたね。
お〜。
うわ〜。
へぇ〜。
うわすごい。
うわすごいですね。
すごいすごい。
え〜すごいですね。
なんかこう…すごすぎて絵みたいじゃないですか。
ほんとだね。
はい。
これはいい。
あマイカメラ。
これはやっぱし…撮っておきましょう。
千枚田。
これはなかなか見られないですよ。
すり鉢状の大地で雨水だけを頼りに稲作を続けている大山千枚田。
その起源は江戸時代以前にさかのぼるといわれています。
季節の情景を映しおおいなる実りをもたらしてきた棚田。
今では東京にいちばん近い千枚田として知られています。
なんか気持いいね。
気持いい。
きれい。
あらなんか地元の方らしい方がおいでになったんで。
どうもこんにちは。
おじゃましております。
この千枚田の方ですか?はい。
これとても懐かしい風景のように思えてよくこれ残ってますね。
保存しなきゃ残らないんですかこれは?それは都会からオーナーさんが来るんですかこちらに?そうです。
来てこうお手伝いしたり。
田植えから収穫まで。
大小375枚の棚田。
大半は首都圏に住むオーナーによって支えられています。
地元の人が指導にあたり一時は荒れかけた田んぼをよみがえらせました。
子供たちにはいい経験。
オーナーの申し込みは殺到しています。
収穫したお米はもちろんオーナーのもの。
それはいいですね。
ぜひ参加してください。
空きができたら教えてください。
おっ笹野オーナー。
お金は持ってますんで。
お金持ちとは仲よくして。
冗談ですすみません。
冗談でしょ?冗談…。
棚田には自ら米作りに励む農家もわずかに残っています。
あっ人がいらっしゃいますね。
作業されてますね。
ほんとだ。
ちょっとお話伺ってみましょうか。
ちょっと話聞いてみる?はい。
こんにちは。
こんにちは。
どうもおじゃましてます。
今日はどんな作業ですか?そうですか。
こちらの方なんですか?80ですか。
お若いですね。
いやピンピンされてますね。
うわぁ元気だな。
いいお米食べてるから。
昔ながらにこうやって干しとく作業っていうのは何かそれは特徴が何かあるんですね?こうやっとくと甘くなる?稲刈りしてすぐ脱穀するんじゃダメなの?ダメ。
これはしぜんだから。
しぜんにこうやって甘くなれ甘くなれと。
そうそう。
テレビでよく見るなんだっけな。
思い出せなくて。
木村拓哉。
あ〜木村拓哉とはちょっと違うけど。
どっきりの寿命短かったですね今すぐバレちゃった。
木村拓哉とちょっと違う。
ちょっと違った?農家の7代目オーナーの指南役も務めています。
内房線に乗って次に向かうのは海辺の漁師町。
太公望には釣りのスポットとして知られる和田浦。
沖を流れる黒潮が一年中豊かな海の幸をもたらします。
実は私吉永小百合も和田浦を訪れたことがあるんです。
映画『ふしぎな岬の物語』撮影はここでも行われました。
こっちこっち。
あっこっち?こちらですか?なんかねここへ来るとなんかなんだろう初めて来たとこじゃないもんだから懐かしいというかなんかなんか帰ってきたっていう雰囲気がするな。
前に来たことがあるんですか?そのね映画の撮影でね何度も来てるんですよここには。
そうなんですね。
そうなの。
僕は漁師の役だったんでねここのお祭りとかさここをクジラの大きい…え〜何?この担ぐのをここ歩いたんだよ。
町の人の協力のもとに。
せ〜の。
そのワンシーンがこちら。
(歌声)て言ってこうやって歩くんだよ。
(歌声)なんか歌いながらね。
ここずっと歩いてったんだから。
映画でそのシーンがあるんですね。
そうそう。
びっくりした。
急に一杯ひっかけたかと思いましたね。
ちょっとね暑さのせいかなって。
あ〜これこれこの道。
ここの道上がってったところが現場だ。
ここはね私の娘が帰ってくるんでこの坂上ってくるんだな。
へぇ。
あったねあったあった。
そんなとこが。
ここですか?なんか懐かしいよね。
竹内結子さんの役は笹野さん演じる漁師の娘。
父親の反対を押し切って家を出たものの秋祭りの日に突然帰ってきます。
この撮影では大勢の地元の人にご協力いただきました。
300人以上の皆さんが強い日ざしの中エキストラとして出演してくださったのです。
ここですか?ここでねみんなこう集まっててそこにクジラのえ〜あれ何?山車がクジラの山車があってここにこうテント張ってあって吉永さんはここで料理をみんなに…。
へぇここなんですね。
そうそう。
僕はここでこんな大きなクジラの肉をこうやってこうこうやってこう切ってるわけ。
こんな大きい肉をこう…。
こんな大きい樽の中にドッパーンとあげてガチャ〜切るんですけど。
そうするとあそこに娘が帰ってきて…。
で阿部寛さんがそこでワーワーと子供たちをあやして「よし出発するぞ」って言ってワーッとここからダーッと下りてくんだけどね。
へぇ今ここに来てから映画観ると更に感動が増えそうですね。
ああ観てくださいぜひね。
はいここなんですね。
どこか懐かしさが漂う和田浦。
絵になる漁師町です。
撮影のときは笹野さんも町を見て歩く時間はなかったようです。
改めて散策。
ありがとうございます。
おかげさまでね賞いただいてよかったですおかげさまで。
世界じゃないですか。
そうそう。
皆さん撮影見てたんですか?このあたりで。
撮影のときは見てらっしゃいました?見てたよ。
あっそうなんですね。
クジラね。
ねっよかったです。
ありがとうございます。
今日は何の撮影ですか?ありがとうございます。
おかげさまで。
フフフッ。
もう地元のヒーローみたいになってますね。
ヒーローになっちゃった。
かっこいいじゃないですか。
ここで笹野さん本物の漁師と出会いました。
こんにちはこんにちは。
こんにちは。
ちょっとお仕事の邪魔かもしれませんけどこれは何用の網なんですかね。
伊勢エビ!?えっ。
伊勢エビこれで獲んの?このあとは地元の伊勢エビ!うわぁ〜!どうぞ。
すごい!すごいねこんなものが獲れるの?房総の旅。
こんにちはこんにちは。
こんにちは。
ちょっとお仕事の邪魔かもしれませんけどこれは何用の網なんですかね。
伊勢エビ!?えっ。
伊勢エビこれで獲んの?はあどうもその節はお世話になりましたありがとうございました。
伊勢エビこれで獲るんですか。
ええ。
どうやって獲るんですか?この大きな網で。
ああそうですか。
へえ。
これじゃあ今日揚げてきたあとですか?あっそうですか。
今は網の修理をされてるんですか?そうです。
でもお裁縫みたいですね。
えっ?これはねそうですね。
そうなんですか。
これでもまた時間のかかる作業ですね。
そういえば俺あの家の中で夜話してるときに網の修理をしながら話してたよ。
あっそうなんですね役の中で。
網の修理らしいものをねやりながら。
今日はこのあとまた網かけに行くんですか?おお!行きますか。
うん。
ええ。
で獲れるのは明日?明日の朝。
ああそうなんですね。
夜明け前仕掛けておいた網を揚げ小宮さんの船が港に戻ってきました。
高値を呼ぶ伊勢エビ。
漁師は入札にかけるまでが大忙し。
波が少しあるからね今日は。
運が悪いんですよ。
この日の水揚げはまずまずといったところ。
中学を出て漁師になった小宮さん。
働き盛りの25年間は単身東京湾で輸送船の仕事をしていました。
和田浦に戻ったのは55歳のとき。
以来15年奥さんと2人娘を育てあげた今も海を離れる気はありません。
和田浦で古くから有名なのがクジラ。
ほらクジラって書いてある。
もうクジラって書いてある。
クジラ?うん。
ほらクジラ。
おっ。
くじらと書いてあります。
捕鯨ね。
ここで?うん今でも年間何頭かはクジラ獲ってもいいよ…。
へえ!ここでクジラ獲れるんですね。
そう。
水揚げされるのは指定されている小型のクジラ。
現在では政府の管理のもと夏場に26頭のツチクジラを捕獲しています。
あっここだね。
あ!ありました。
ほら捕鯨って書いてあるからね。
ほんとだ。
ほらあそこに何か…ちょっと聞いてみよう。
こんにちは。
ちょっと聞きたいんですけどあれクジラの解体場でしょ?そうです。
ね?あれちょっと中…。
いいですかお伺いしても。
詳しいこと聞きたいんですけど。
もう時期になったらすごいんでしょうねこのへんは。
人いっぱい。
へえ。
ここでくじらをさばいてたんですね。
ほらここ斜めになってるからさバーッといろんなものが流れていくようになってるんじゃないの?うわぁ。
下木だもん木。
ほんとですね。
ここだよここほら。
下木だもんほら。
木だから。
もうほんとにへぇ〜。
はいはい…。
それ東京の方面からも買いに来るんですか?みんな。
そうですかそうですか。
クジラ。
お腹空きましたよ。
ねっ。
はい。
ちょっといい塩梅に歩いたしね。
そうですね。
ちょうど今いい頃ですよ。
和田浦にはクジラ料理を食べられる店が何軒もあります。
もちろん伊勢エビなど獲りたての海の幸も魅力。
フッ。
こんにちは。
はいいらっしゃいませ!こんにちは。
威勢がいいな。
どうも。
おじゃまします。
威勢がいいですね。
いいですかね?こんにちは。
その節はどうも。
こちらこそお世話になりました。
ありがとうございました。
はいいらっしゃい!いいですか?漁港の目の前に店を構えてかれこれ10年になる味処ご主人は地元の生まれ。
大勢の常連客に親しまれています。
大将ちょっとお話いいですか?ちょっと聞いても。
これどれを食べていいかわからないんですけど。
あのねせっかくだからさ地のクジラを召し上がったほうが。
せっかくこっちにいらっしゃったんですもん。
それはどれになるんですか?それはねこのつち鯨なんですよ。
でこの南蛮っていうのは味付け軽くしたやつを一度揚げてうちの特製のねタレにつけ込むんです。
でつけて食べていただくんですね。
へぇ〜お勧めですか?お勧め。
これはうちのテッパンですね。
おおいしそう。
南蛮漬け。
はい。
ここへ来たらこれを食え?そう。
程よく甘みと酸味をきかせた特製のタレにつけ込んだやわらかな肉。
これに粉をまぶしてから油でカラっと揚げるんです。
そのまま出せば竜田揚げですが南蛮漬けは揚げてから更にタレにくぐらせます。
ご主人いちおしの味。
あっ。
はいじゃあこちらの南蛮漬けです。
はい。
南蛮漬け。
ありがとうございます。
これはこのままいただいて…。
はい。
もう味がつけてありますんで。
へぇこれクジラのお肉なんですね?はいそうです。
うわぁ。
南蛮漬け。
南蛮漬け。
いただきます。
おいしそう。
いただきます。
結構大きくカットしてありますね。
あっ。
どうですか?うまい。
えっおいしい?うまい。
うん。
おいしいこれね。
うまい。
あんたお酒が欲しくなるでしょ。
うんうんやわらかい。
うん。
うん。
あっおいしい。
やわらかいでしょ?やわらかいですね。
クジラってこんなにやわらかいんだって驚きです。
やわらかいです。
うん。
おいしい。
うわこれこんなおいしく食べられるなんて初めてだな。
おいしい。
これはうまい。
うん。
これはおいしい。
なんであの撮影のとき出してくんなかったの。
おいしい。
うんうん。
これはすごいね。
であとはこのたれ。
たれもねこれ。
たれ?この獲れてる時期にね一年分作るんですよ天日干しで。
味付けした肉を半日ほど天日にさらすツチクジラのたれ。
古くから伝わる房総の特産品。
地元ではお土産として売られていて家庭で味わうこともできるんです。
これが評判。
食べ方はフライパンで表面を軽くやいてから水を張ります。
沸騰したら水を切り更に裏表をやいて食べやすい大きさにほぐすんです。
酒の肴にもってこい。
これが。
クジラのたれ。
たれへぇ〜。
そのままでもいいんですけどマヨネーズつけて食べていただいてもその一味をかけて食べていただいてもおいしいですよ。
黒光りしておりますすごいですね。
見た目はねちょっとビーフジャーキーみたいであれなんですけどえぐいんですけど食べるともうクセになる。
クセになる?あっこれはこれでおいしいね。
おっいけますか?噛みごたえあるから。
まビーフジャーキーとはよくいったうん。
干してあるもんだからね。
へぇ〜うん。
これまたいいですね。
つまみ極上のつまみって感じが。
ちょっといいね贅沢だねこれこうやってこうつまみ…。
チビチビ食べて。
ええ。
こうやってなんだかんだ言いながらこうね。
いいですね。
はいお待たせ。
はい。
うわぁ。
はい。
うわぁ。
どうぞ。
すごいちょっとちょっと豪快ですねこれ。
これちょっとうわすごいね。
こんなものが獲れるの?これさっきまで生きてたんですか?そうそうそう…。
へぇ〜。
その日の朝和田浦に水揚げされたばかりの伊勢エビ。
大ぶりで形のいい上物です。
活きのよさそのままにさばいて盛り付けるのが店の呼び物おどり刺し。
これを目当てにやってくる人は少なくありません。
身はプリップリで甘みたっぷり。
新鮮ですよ。
これいただいていいですかね…。
どうぞ。
ありがたいもんだねこれ。
はぁ〜ありがたやありがたや。
これでちょいと。
ほんと真っ白。
透き通った白。
ねほらこんなほらほら。
うわぁ。
おいしそう。
新鮮。
へぇ〜。
おいしい。
自然の甘みがあるね。
うん。
うん。
プリップリのまた弾力もすごくて。
いいねその。
おいしい。
甘い。
ほんとに身がパーンってこうね跳ね返ってくるくらいのプリップリさですよね。
よかったいい映画に出たね。
あの映画に出たおかげでこれ食べさせていただけるんですからね。
よかったよかった。
ありがとうございます。
フフフッ…。
吉永さんがエビになっちゃったみたいになってますけど。
カメラ目線…吉永さんのおかげで…ありがとうございます。
ありがとうございます。
ごちそうさまでございます。
いいえ私もご相伴に預かりたかったです。
再び内房線に揺られ一行は房総半島を西へと横断します。
訪れたのは東京湾に面した温暖な町館山。
目当てのものがあるようですが周りは見渡すかぎり田んぼ。
ちょっと鈴木さん。
はい。
何にもないですけど何どこどういうことですか?なすしかないよ。
ちょっと雰囲気変わりましたよね。
何にもないとこ連れて来た。
まあまあお二人が好きかなと思うものをご用意しておりますよ。
私たちが好き?はい。
ちょっとお二人に伝統工芸なんかに触れていただきたいと思います。
この人は伝統芸能の人。
ハハハッ…伝統芸能と伝統工芸のコラボですよ。
房総ならではの伝統工芸品があるので。
この何にもないところで?あるんですよ。
そこそこくっと曲がるとね出てきますからね。
くっと曲がる?はい。
おっ見えました?あれか?あれ。
はい。
手作りうちわ。
あ〜。
房総にですね古くから伝わる房州うちわというのがあるみたいなのでぜひ作ってみましょうよ。
これ?うやま工房さん。
おじゃまします。
こんにちは。
いらっしゃるかな。
こんにちは。
はい。
こんにちは入れていただきます。
失礼いたします。
おじゃまします。
はいこんにちは。
どうもこんにちは。
こんにちは。
うちわをちょっと作れたらなと思ってやってきたんですが今まさに作ってらっしゃるのが…。
房州うちわ。
はい。
あっ房州うちわ。
これですか。
伝統工芸品房州うちわを製作しているおぉご主人。
うわぁなかなか繊細そうな。
房州うちわ。
女竹。
この女竹っていうのを使うっていうのが房州うちわの特徴ですか?はい。
すごい!細かい!細い竹を更に細かく。
62本?あらあらあら。
これこういうふうになってるのってなんかしばきたくなる。
バンバンと。
これでもかこれでもか。
シンバルでこういうの…。
お二人急カーブで違うほういきましたね。
これうちわですからこう開いてうちわにするんですよね?はい。
ははあ繊細なこと繊細なこと。
山に自生する女竹を使う細かくさいた竹の骨を糸で編んで作る半円形の部分は窓と呼ばれ繊細な美しさをかもし出します。
柄の部分が丸いのが特徴です。
ここが丸いのも特徴ですか?ええ。
へぇ〜。
でもかわいいですね。
これじゃあここ丸いのを利用してこうやって風が来るんだね。
どうですか?ご主人これ。
いやいやこうやるんですよ。
的確で冷静なツッコミいただきました。
竹の選別から始まり20以上の工程を経てようやく完成する房州うちわ。
宇山さんはそのすべてを1人でこなす数少ない職人です。
戦後18歳でこの道に入り60年あまり。
江戸時代から続く郷土の伝統工芸を守り伝えています。
ここで3人はうちわの製作体験。
布ほんとだ。
わぁすごい。
この中から選んでください。
へぇ〜。
あっこんなのいいじゃない。
これどうですか?いいじゃないですか。
馬でかけちゃってるよほら。
亀蔵さんいっぱい使えそうですね。
これにしましょう僕ほら亀ですから。
ほんとだね。
あったねよかったね。
亀甲があります。
亀蔵ですから。
亀蔵ですからね。
たっぷりつけたほうがいい?はいそうそう。
体験できるのは布はりの工程から。
これなら初めての人でも気軽に楽しめます。
これ結構集中しますね。
これだけでも。
子供さんでもそうですよ。
結構集中してやる。
表側ですからねいいですか。
こことここの間にわかるように広さがねだいたい。
ほら。
そしたらねここをつかまえて真ん中からこういってこういってこういって開いてこういってこういって開いてきたら押す。
はいよし。
開きましたか?はい私は出来ました。
亀蔵さんちょっと苦戦中。
布と合わせてください。
はいこれを裏に和紙をはるんですね?表の布と合わせる?なるほど。
上はねちょっとこっち…。
あららら違うずれてる。
なんかそれらしいね。
はい出来てきましたね。
いい感じじゃないの。
あらチクショウ!ここがちょっと…。
およそ1時間ご主人の指導を受けながらいよいよ仕上げ。
あっよし出来た。
あれ?なんでみんなそんなやっつけ仕事なの?やっつけじゃないよ。
手際がいいというか。
亀蔵さんは亀のようなスピードでやっていらっしゃる。
でも性格が出ますねうちわ作りにも。
性格が出ますね。
出ます。
だからね…。
ああそうなんだ。
笹野さんのも個性がとがってるんじゃないですか?なかなかね。
縁の黄色がまたちょっとアクセントになっていいですね。
房州うちわ。
(3人)出来ました!いい記念になりました。
先生から上手い上手いって言われました。
いや私のほうが上手いかな。
いや僕のほうが上手いかな。
ちょっと納得がいってないですね。
自分に甘い人と自分に厳しい人。
性格が出るっていうね。
性格が出るそうですよ。
味わいのある房州うちわ。
装飾品としても喜ばれているそうです。
再び3人は田園風景の真っただ中。
郷愁に駆られる館山郊外深まる秋。
先を急がずのんびり歩くには格好の季節です。
またまた何もないところにやってまいりましたな。
そう見えますけれどもあるんですよ実は。
さぁお二人秋といえば何ですか?食欲の秋。
おっいいですね。
房総の秋の味覚であるものがあるんですよ。
それをですねぜひ味わいに。
おっ見えてきましたよ。
おっsweetsshop。
おっいいとこ目いきましたね。
スイーツ。
こんにちは。
こんにちは。
ハウスでいちじく狩りができますので。
ハウスで?はい。
なんと!ズバリいちじく!いちじく!いちじく狩り!これはいいですね。
これは聞いたことないな。
「チャッチャッチャチャラッチャラバナーネ!」いちじくおいしい。
おいしい甘い!ジュックジュクに熟してますね。
房総の旅館山パイオニアファームではいちじく狩りが楽しめます。
秋の味覚中には珍しい品種もあるようです。
これハウスの中で?そうなんですハウスの中どうぞ足もとお気をつけください。
こちらのほうへ。
足もと気をつけ…あっあっ!やろうと思ったのに。
とられましたよ。
いちじくうわぁほんといちじくの匂いがすごい。
してますね。
そうですね結構いちじくの香りが葉っぱからも果実からもするんですよね。
葉っぱからも?今採れどきなんですか?今ですねうちでお勧めのちょっとこういうようなですね変わったいちじくがもぎとれるんですね。
でかい!結構大きいですよね。
大きいですねこれ。
うちではあんまり市場に出回ることがないフランスで品種改良されたいちじくでフランス語でバナーネというのがバナナという意味になりまして。
バナナのように…色もちょっと似てるんですけどねっとりしたたいへん甘いいちじくになるんですね。
おいしそう!これがもう出来上がった状態なんですね?この色で。
そうなんです。
こちらでもう熟しているという状態ですね。
バナーネ!バナーネ。
バナーネ!チャッチャチャラッチャラ…。
バナーネ!見てくださいお兄さんの苦笑い。
(笑い声)ものすごく俺頑張ってるんだよ。
大丈夫でした?OKですね?よかったです。
早速バナーネのいちじく狩り。
でもその前に…。
いちじくというのがもぎとるとここから白い乳液みたいなのが出るんですね。
これがタンパク質分解酵素フィシンというものでつくとかぶれたりということもありますのでうちのほうでこの腕カバーを…。
お好きな柄を選んでいただいてここにつけていただければと思います。
どうぞ。
へぇ!バナーネ!すごく…雰囲気で似合ってますよ。
シャッシャッシャ〜。
早くしましょう。
そうですねいちじく業界からクレームきちゃうかもしれませんから。
ここからそちらのほうまでですね…。
ここまでで一本の木になるんですね。
えっ!なんじょてかい?これ見ていただくと…。
あっほんとだ!うわぁ横に伸びてる!そうなんです。
これわざと横に低く仕立てるんですね。
一文字製枝栽培という栽培なんですけれども。
収穫も容易にできるそうです。
これをこう持っていただいてこういうふうに上に持ち上げるとですねこう取れます。
樹液が出てくるんですね。
これはある程度下に振ってある程度出なくなってからパックにお入れください。
バナーネ!バナーネ!あっ!でもどうですかこれ!かなりきてるじゃないそれ。
下向いてて…。
折れてる折れてる!いいですね!いきますよ初いちじく狩り。
上に…あっできた!そしたら下に…。
上の気をつけてね。
はいこれを下に?乳液を…。
乳液を落とすと。
これですね。
そうです。
これやわらかいですね!熟してくると水風船のようにやわらかくなってくるんですね。
ほんとほんとフニョフニョおいしそう!あっ!なんかカエルがいる。
え?カエル付きだほら。
わぁほんとだ!アマガエル付きだぞ。
急に科学番組みたいになりましたね笹野さん。
ほらアマガエル付きだ。
バナーネ大きいよほら。
ミラクルが起きてますね。
ちょっとすみませんけどそれとらてせください。
カエルと笹野さんの対決。
すみませんすみません。
あっ笹野さん勝ちましたね。
(笑い声)ほらいいあんばいに熟してる。
これほら立派立派。
おいしそう!あっできた!おお!見事!すみません地味で。
とったの?いつの間にかとっておりましたよ。
温暖な房総では春はいちご夏にはびわが実ります。
でも秋のフルーツがありませんでした。
そこで齊藤さんが目をつけたのがいちじく。
28歳で脱サラ。
農家で技術を学び4年前土地を借り農園を開きました。
まずいちじくにこれだけ種類があったのかということでまず驚かれる方が非常に多いですね。
自分の思いとしてもいちじくというのが桝井ドーフィンといって赤いいちじくが一般的なんですよね。
それが市場の8割以上をシェアしていてそれ以外の品種っていうのはなかなか世の中に出回ることがなくて。
でもそれらの品種のほうが糖度が高くて甘かったり。
皮ごと食べて皮がおいしかったりなんていう非常に白かったり黒かったりいろんないちじくがある。
そういうのをいろんな方に種類があることを知っていただきたいということとうちあたりだとこういった形でいちじくをもぎとっていただいて完熟のものを新鮮な状態で召し上がっていただくことができる。
そういった形でとにかくいちじくはおいしいんだ。
種類もあっていろんな方に召し上がっていただきたいというような思いがありますね。
齊藤さんの思いがこもったいちじく。
もぎたては格別です!え〜とですねこちらのいちじくなんですけども実を言うとこのまま召し上がっていただけるんですね。
そのまま皮ごとバクっと召し上がっていただけますので。
ではバナーネいただきます!いただきます!ほんとだ!皮から全然いける。
いちじくおいしい!あっおいしい!甘い!甘いね。
ジュックジュクに熟してますね。
これすげえ贅沢ないちじくだこと!なんかすごいさしの入ってる肉みたい。
ほんとだ霜降り牛みたい。
中でプチプチしているものが実は花になるんです。
いちじくってこういうふうに目に見える花は咲かないでこの果実の中に花を咲かせるんですね。
この一個一個のプチプチすべてが花になるので花が千いくつくらい咲いてるわけですね。
我々は花を食ってるんですか?そうなんです。
フルーツ大国ってのがまた新たにわかりましたね。
いや房総半島に対する認識が新たになりました。
いちじく狩りは11月中旬まで楽しめます。
館山から内房線に乗り込んで東京湾沿いを北上します。
訪れたのは鋸南町。
有名なのがそびえ立つ鋸山です。
さぁどこへ連れてってくれるの?続いてですけれども。
お二人はのこぎり山を登ったことありますか?ノコギリは持ってますけど…。
山ですよ山。
来たことない。
登ったことはない?ないな。
ないですね。
実は私もないんですけれどもすばらしい絶景が広がってるみたいなので。
登るの?それずっと。
見てください今文明の力ってやつですよ。
ロープウェー!あれで上まで行きたいと思います。
あっちだ。
わぁすごい。
知らなかった!また秋ものすごく景色が晴れ渡ってきれいに見えるそうなので上まで行ってみましょうよ。
はい。
ロープウェー。
ロープウェイじゃなくてロープウェーなのね。
あっそうですね。
ロープウェー。
ロープウェーですね。
さっきからね。
着眼ポイントがね細かいんですよね。
ロープウェーでしばし空中遊覧。
標高およそ330m。
のこぎり山の頂へ。
出発です。
このゴンドラは定員40名。
秒速5mで運転され山頂まで約4分でまいります。
早い。
うわ。
うわ気持いい。
なんか結構切り立ってるし鋭角だね。
えっほんとだ。
ジグザグジグザグしてるからのこぎり山っていうんですかね?そうかもね。
すご〜い。
ほんとに飛んでるみたいじゃないですか?カラスの気分が味わえる。
ほんと空飛んでるみたい。
ゾクゾクしますね。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
うわうわ。
お〜っ!うわ〜すごい!おお。
すご〜い!この角度が違うと港って全然違く見えるね。
上から見ると気持いいですねほんとに。
あっ富士山!が見えたらいいのに。
ちょっと名演技っぷり出さないでくださいよここで。
引っかかりましたよ。
迷ってるほうだよ。
鋸山山頂駅ですね。
山頂駅から10分ほど歩くとのこぎり山の名所があります。
山の南斜面に広大な境内を持つ関東屈指の古刹。
1300年もの歴史があると伝えられる日本寺です。
我々が今日目指すのはあの山頂展望台地獄のぞきっていうところに行きたいと思います。
おそらくぞっとするスリルが待ってると思うんですよね。
極楽のぞきはないの?極楽がいいな。
極楽をちょっとのぞきたい。
極楽はそのうちみんな行くとして地獄のほうを生きているうちに見てみましょうよ。
この順番ですからだいたい。
その前にね地獄を行きますよ。
地獄のぞきは日本一の大仏様と並ぶ日本寺の看板。
古くから盛んに砕石が行われたのこぎり山。
石切り場の跡が残る境内は霊場として厳かな空気に包まれています。
自然の洞窟に祭られた羅漢像はその数1,553体。
江戸時代に20年あまりの歳月をかけ彫りあげたものです。
でもぐっと涼しくないですか?涼しい。
上に来ると。
ねぇ。
気持いい。
大変なことになったよ。
おや。
おっ。
おっあ〜っ。
30mだ百尺観音。
すごいうわ〜。
お〜っ。
大きいですね。
誰かが彫ったわけね。
ははあこれはこれは。
どうもどうぞよろしく。
よろしくお願いします。
なんか心の奥まで見られてる気がしますね。
山頂近くの切り立つ岩に刻まれた高さおよそ30mの昭和41年に戦没者の供養と海上交通などの安全を願って建立されました。
近くで見ると岩っていうか石のこの肌質っていうんですか歴史感じますね。
どうぞ百尺観音様。
100まで生きられますよう。
お願いします。
たたずめば清められるかのようです。
更に階段が続いてますね。
山寺とあって石段の連続。
地獄のぞきまではあとひと息。
この上ですかねここの上?これ?ラストスパート。
これ?結構急。
アスレチックみたいになってますね。
えっほんと?すごいすごい。
よいしょ。
急にエネルギー出してきましたね。
よいしょ。
もうすでに怖いよ。
行きましょう先っちょまで。
うわ〜うわ〜!うわ〜足がすくむ!行きましょう先っちょまで。
房総のこぎり山の地獄のぞき。
うわ〜うわ〜!えっ?うわ〜足がすくむ!これは…うわ〜!これさっきんとこか。
そうそうそう。
そうですね。
さっきの百尺。
これはすごい。
ほんとになんかもう崖の先端にいる気分になりますね。
いやいやいやこれすごいじゃないですか。
だってもうそこらじゅうの山よりもはるかに上にいますしこの下に何も見えないっていうこの衝撃的スリルこれはヒヤヒヤしますね。
これはすごい。
よくないね。
笹野さんでも余裕そうですね。
大丈夫ですよ。
高いとこ大丈夫なんですか?高いとこ大丈夫ですよ。
ほら。
あそこらへんすごい。
船があってこう。
きれいですよねキラキラしてて。
これはきれいだ。
今夕暮れの夕日の時間でいいときに来たかもしれないですね。
これはいいね。
すごいこれは。
これはいい。
これはなかなかの絶景。
おもしろいいい。
すごい。
これは来たことなかった。
日常生活でここまでのスリルはなかなか味わえないですからね。
仕事で来てさこういうところを物見遊山でねなかなか訪れないんだよ。
撮影したらそのまますっと帰っちゃうからね。
こんなところがあるとは知らなかったね。
ですよね。
どうしました?暑いなと思って。
それ冷や汗じゃないの?そうですね。
冷や汗だそれ。
もういいんじゃないですか?様子おかしいですね。
なんか自分を背にしてる感じで。
このスリルも楽しみの一つ。
東京湾を一望できます。
笹野さんには今回の旅に目的がありました。
いや〜。
房総いっぱいいいとこありますね。
おもしろいとこがいっぱいありましたね。
はい堪能できましたよ。
はい。
ちょっと待って。
ここまで来たらねぜひとも行きたい所があるんですよ。
まだあるんですか?あるんですよ。
え?僕はねそれだけが心残りで映画の撮影で行ってない場所があるんですよ。
僕はその場…中はセットで撮ったんですけどその実際のモデルになった岬のコーヒー屋さんが…。
コーヒーをまだ僕いただいてないんですよ。
吉永さんが淹れていただいたのは飲んだんですけど。
へぇ〜。
この近所だって…。
知ってんでしょ?近所でしょ?近所ですよ。
亀蔵さんは行ったんですか?僕は二度ほど行きました。
あっそうなんですね。
私もそこ行ってみたいですね。
行ってみたいでしょ。
すばらしくおいしいコーヒーがあるんですって。
え〜。
おいしいですよ。
楽しみ。
知らなければ通り過ぎてしまいそうな場所にその店はあります。
音楽と珈琲の店岬?うん。
え〜!ちょっと看板見過ごしてしまいそうな感じですよね。
ほんとだよね。
ここにあるんですか?あそこにほら…。
あっあった!岬!あれ?あれ?わっここ。
ここか〜。
そうですよ。
やっぱり結構賑わってるじゃないの。
ねぇ。
見てくださいポスターありますよ。
あぁほんとだ。
『ふしぎな岬の物語』。
ここコマーシャルでやってますよね。
そう。
ここ私が来たかったとこでございます。
なるほど。
ここですか。
わ〜い到着。
岬カフェ。
へぇ〜。
あなたがいて村の人たちがいてみんなに支えられて…。
永遠なんてないってことわかってたのに…。
映画『ふしぎな岬の物語』。
岬の情景は随所に登場します
ありがとうね。
『ふしぎな岬の物語』。
こんな岬が実際にあるなんて
明鐘岬に建つ喫茶店岬。
この店をモチーフに森沢明夫さんの小説『虹の岬の喫茶店』が出版され今回の映画も生まれました。
出演者の1人笹野さん念願の訪問です。
こんにちは。
どうも。
その節はお世話になりましてありがとうございました。
やっと来られました。
はじめまして。
やっとここに来られましたよ。
ご無沙汰してました。
ありがとうございます。
どうも。
コーヒー好きな…。
ようこそいらっしゃいました。
コーヒーいただいてよろしいですか?はいどうぞ。
わぁ温かい雰囲気のお店ですね。
うわ〜しかも絶景ですよ。
今夕日きれい。
訪れる人はまずこの景色に目を奪われしばし時を忘れます。
店主の玉木節子さんはそんなお客をそっと迎え自慢のコーヒーでもてなしてきました。
至福の時を邪魔することなくゆったりとくつろげるように。
あっコーヒー来たよ。
はいコーヒーどうぞ。
お好きなものをお取りください。
どれでもいいですか?はい。
どれでもよろしゅうございます。
私がずっと憧れておりましたコーヒー節子さんのコーヒーをいただきたいと思います。
節子さんどうも。
どうぞ。
いただきます。
おいしいですねコーヒー。
おいしい。
これはまた格別ですね。
おいしいコーヒーと夕日。
夕日がいいですね〜。
今日は本当にすばらしいですよ。
すばらしいですね。
このカフェっていうのはどれくらい歴史があるんですか?えっそんな昔からやってらっしゃるんですか?はいやってます。
あららら。
なんでここにカフェを開こうと思ったんですか?もともと両親がここで飲食店をやってたのでそれを手伝おうってことで。
それで父親が小ちゃな小屋を建ててくれたのがきっかけです。
そうですか。
へぇ〜。
もうほんとに小ちゃいね…。
ご両親が営む釣り人相手の食堂の隣で節子さんと岬の物語は始まりました。
近くにある住まいからそそくさとやってきて開店準備。
この時間に顔を出す常連客がいます。
ぶらりと立ち寄る人も少なくありません。
そうした人たちのために37年間店を開いてきたのです。
店内で流すのはお気に入りのジャズ。
コーヒーにはのこぎり山の湧き水を使い丹精込めて淹れています。
この味をこよなく愛する人たちに節子さんは支えられてきました。
開店当初から足しげく通ってくる常連さんがこの日もやってきました。
釣りが好きでこの岬を知り南房総に移り住んだもうずっとね好きでね。
私だけじゃないよ。
たくさんいますよここに来るのは。
もう有象無象わんさと来ます。
だけどそのあと…。
これも全部手作りです。
何もかも手作りです。
常連客。
勝手に作った。
ほんとですね。
あぁ。
でも誰もが前向きでした。
人と人とのつながりがここには幾重にも交差しているようです。
映画はそんな岬を舞台に物語を紡いでいきました。
いつもいつも私たちの面倒見てくれてほんとにありがとうございます。
何をおっしゃいますやら。
わしのほうこそ2人にずっと支えてもろてきたんや…。
おいしくな〜れ。
おいしくな〜れ。
それ魔法?こうやって抱きしめてねそしておまじないをかけるの。
大丈夫大丈夫って。
ここが映画のキースポットですか。
う〜ん。
はぁ…。
撮影もじゃあ近くでずっとご覧になってたんですか?そうですねこの裏でもやりましたしここにセット建てましたので。
ここで台風のシーンとかね。
えぇえぇ。
へ〜。
どんな雰囲気でした?吉永小百合さんとか。
もうね…こう寒いときだったでしょ?雪の降る日ね。
でもそれでもねこう待ち時間もありながらね皆さんもう苦労もあって。
それでこういうねすばらしい賞をねいただけたっていうのはもう…よかった〜。
ふ〜ん。
私が節子さんに初めてお会いしたのは去年の11月。
とても気さくでチャーミングな方。
初めてなのに何十年も前からの友人のような感じでした。
撮影は今年の2月に始まりました。
私が初めてプロデューサーも務め脚本作りから参加した作品です。
明日への希望を持って生きていく命のリレーを描きたいと思いました。
印象はなんかねあの…。
そういうなんかね…。
だからそれは小百合さんもねおっしゃってくださってなんか初めてお会いした気がしませんなんて言われたの。
私もそうなんですよね。
何よりの嬉しいお言葉です。
もう…。
今日も温かい人々が集まっていた
失敗してもいいんですね。
おまじないをかけるの。
大丈夫。
前科者の俺はここからしかえっちゃんのこと見守れねえんだ。
私逃げてきたのに。
大阪の子会社に行け言われてるんや。
虫の知らせってやつか。
火事だ!えっちゃん!9月モントリオール世界映画祭で『ふしぎな岬の物語』は…。
映画人にとってはこのうえない幸せです。
喫茶店岬のらくがき帳には吉永さんが記したページがあります。
そこには節子さんへの感謝の言葉と出会えたことへの喜びがつづられています。
あっそこがそうなってんだ。
いや〜。
あぁ気持がいいな。
房総半島明鐘岬。
笹野さんたちが訪れたこの日喫茶店の前から見事な夕日が拝めました。
ほんと夕日の明かりでこう照らされているって感じですもんね。
雲もなんか雰囲気があって…。
雲もね〜すごいですね広々と。
気持がいい〜。
気持いいですね!気持いい。
ほんとにこの…微風なんだけども…。
あぁ涼しい。
暮れなずむひとときは心安らぐ一日の句読点。
いや〜。
いやいや…。
節子さん今日ねずっと朝からね鈴木さんの案内で南房総をずっと…。
僕の知らないとこなんかいっぱいあったんですけど。
一日中いろんなとこ連れてってもらって。
あ〜そうですか。
もう最後のこのコーヒ−と夕日でやっと僕夢が叶ったんでもう今日は大満足の一日でございました。
あ〜よかったですわ。
ありがとうございました。
ありがとね。
いやこちらこそありがとうございます。
…最高ですしね。
ほんとですよね。
あなたもぜひ秋の房総を訪ねてみてください。
岬のカフェも忘れずに。
2014/10/11(土) 16:00〜17:15
テレビ大阪1
ふしぎな2人の物語 〜秋の房総めぐり旅〜[字]

語りを吉永小百合さんが務める旅番組!秋の千葉県房総を俳優・笹野高史さんと片岡亀蔵さんの2人が巡ります。絶景と旬の幸、地元の方々とのふれあいも。映画の舞台も紹介!

詳細情報
語り
吉永小百合
出演者
笹野高史、片岡亀蔵、鈴木あきえ

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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