SONGSスペシャル「時を駆けるサザンオールスターズ 変わりゆくニッポン」 2014.10.11

あす、投開票が予定されていた市長選挙が1週間延期されました。
去年デビュー35周年を機にスーパーバンドが復活しました。
サザンオールスターズ。
ふるさと茅ヶ崎をはじめ全国6か所35万人を動員する野外スタジアムツアーを開催。
再び日本中のファンを熱くさせました。
移り変わる時代を駆け抜け数々のヒット曲を生みだし続けるサザンオールスターズ。
変わりゆく日本の社会へ時にはシニカルで鋭いメッセージを時には明るく軽妙なエロスを投げかけ常に注目を集めてきました。
サザンオールスターズが最も大切にしてきたのがファンとの絆。
時代とともに絶えず私たちの心に寄り添いお祭りのようなライブを通じて今を生きる人々に元気を送り続けてきたのです。
2020年50年ぶりに東京でオリンピックが開催される事が決定しました。
前回東京オリンピックが開催された頃サザンオールスターズのメンバーは小学生。
当時日本は急速に経済成長を果たしていました。
音楽界でもビートルズが旋風を巻き起こし歌謡曲に世界中の流行歌が取り込まれエネルギーと未来への夢が満ちあふれていました。
この時代の歌は洋楽邦楽の垣根も時代の枠も超えてヒット曲を突き詰めてきた桑田佳祐さんの原点です。
この夏桑田さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組が放送1,000回を迎えました。
その記念にそれぞれの時代を彩ってきたお気に入りのポップソングを演奏するライブを開催。
サザンオールスターズがデビューした頃にチャートを争ったライバル曲も遊び心たっぷりに歌いました。
そんな貴重なライブに加えて6年後にやって来る東京オリンピックをきっかけとして生まれた最新曲を披露します。
桑田さんのスペシャルインタビューを交えサザンオールスターズのルーツを解き明かすとともにサザンの歌で未来の日本へエールを送ります。
サザンオールスターズは1978年「勝手にシンドバッド」でデビュー。
ロックサウンドに流れるような日本語を乗せ音楽界に衝撃を与えます。
この年はピンク・レディーが一大センセーションを巻き起こしヒットチャートを席巻。
更に沢田研二さんがテレビの賞レースで大活躍。
まさに歌謡曲の全盛期でした。
キャンディーズが解散したのもこの年です。
サザンオールスターズを見いだしたのは奇しくもそのキャンディーズを育てた人でした。
「勝手にシンドバッド」と同じ夏にリリースされたのは榊原郁恵さんの「夏のお嬢さん」。
アイドルたちが歌う歌謡曲はサザンオールスターズのライバルでもありました。
デビュー2年目の1979年。
サザンオールスターズは大ヒット曲を生みだします。
このころ世界は不穏な空気に包まれていました。
イラン革命に端を発する第2次オイルショックです。
更にはソ連がアフガニスタンへ軍事侵攻。
新たな東西冷戦時代を迎えます。
そして日本は翌年のモスクワオリンピックをボイコットします。
しかし日本はバブル前夜。
テレビでは「8時だョ!全員集合」のような明るい番組がもてはやされ「ザ・ベストテン」のような華やかな歌番組が時代を彩っていました。
サザンオールスターズはテレビの人気音楽番組に毎週のように出演。
山口百恵さんや松田聖子さんのような歌謡界のスターたちと共演します。
ご唱和下さい。
サザンオールスターズの新曲「天国オン・ザ・ビーチ」。
往年の歌謡曲が持っていた華やかさ楽しさそして演芸的な要素に桑田さん一流の明るいエロスが加わりました。
みんなが思わず踊りだしたくなるお祭りソングです。
やるのか?おい。
やるのか?1961年坂本九さんの「上を向いて歩こう」が大ヒットします。
池田内閣が「国民所得倍増計画」を掲げ日本は高度経済成長に突入します。
「上を向いて歩こう」は桑田さんにとっても思い入れのある曲です。
5年前に開いたライブ「ひとり紅白歌合戦」でも披露しています。
更に最近では東日本大震災後に多くの歌手が歌う事で日本人の心を癒やす役割も果たしました。
時代を超えて人々の心を支え続けている名曲の一つです。
このころみんなが夢中になったのがテレビ。
桑田さんが子供の頃にテレビで見た「シャボン玉ホリデー」も彼の音楽の原点の一つです。
司会を務めるクレージーキャッツのギャグとザ・ピーナッツの歌声に大きな影響を受けます。
・「枯葉よ」・「枯葉よ」ハ…ハ…ハクション。
・「枯葉よ」ハハハハ…ブーブー。
フランス語の「バカンス」が流行語になり1963年ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」が大ヒット。
少年時代の桑田さんは彼女たちの歌声に魅了されます。
どうもありがとう。
歌謡曲だけでなくサザンオールスターズの楽曲に影響を与えたのが洋楽。
今から50年前イギリスで人気グループとなったビートルズの旋風が日本にも上陸します。
日本で初のシングル「抱きしめたい」。
そして初めてのアルバムもリリースされ人気が急上昇。
1966年ビートルズが来日します。
初の日本公演は桑田さんをはじめビートルズファンを熱狂させます。

(拍手)ビートルズの愛と平和の精神はサザンオールスターズに息づいています。
去年復活のステージで「ピースとハイライト」を披露。
近隣諸国との緊張関係を題材に日本と世界に平和のメッセージを送りました。
ビートルズが来日した時一緒に食事をした日本のスターがいます。
加山雄三さん。
同じ茅ヶ崎出身。
桑田さんが最も尊敬するシンガーソングライターです。
「君といつまでも」。
映画若大将シリーズの劇中歌として大ヒットします。
加山さんが作曲した数々の名曲は桑田さんにとっても大切な愛唱歌です。
加山さんは今年77歳。
この日日本武道館での単独ライブ最高齢記録を更新するとあって桑田さんはお祝いに駆けつけました。
桑田さんの登場はサプライズ。
ステージ上の加山さんも全く知りません。
桑田さんが登場するのは最後のアンコール。
ライブが最も盛り上がっているクライマックスの瞬間です。
アンコール曲「君といつまでも」の演奏が始まりました。

(拍手と歓声)自分から仕掛けたサプライズにもかかわらず若さあふれる加山さんのエネルギーに圧倒されてしまった桑田さんでした。
(拍手)現在国内でも国外でもさまざまな問題に直面し立ちすくんでいる日本。
こんな時代にポップミュージックは何ができるのか?サザンオールスターズは問いかけます。
去年発表された「蛍」。
今なお戦火がやまない世界を憂い戦争で失われた命を尊ぶ歌です。
そして「栄光の男」。
描かれているのは現代を生きる社会人の悲哀です。
サザンオールスターズがずっと仕事場としてきた都内のレコーディングスタジオ。
屋上からはすぐそばに国立競技場が望めます。
6年後のオリンピックに向けて競技場は解体されこの辺りの風景は一変します。
今からちょうど50年前新幹線が開業しました。
首都高速道路も整備が進みます。
世界各国から多くのゲストを迎えるアジア最初のオリンピックに向けて東京の風景は大きく変貌します。
音楽でもタイトルに「東京」と付く歌が次々とヒット。
三波春夫さんの「東京五輪音頭」が日本中に響き渡り人々をオリンピックムードへと誘いました。
(歓声)ちょうど1年前の9月2020年の東京オリンピック開催が決定しました。
その時桑田さんは…。
サザンオールスターズはデビューから35年以上にわたって国立競技場を望むスタジオで音楽を生みだし続けてきました。
その傍らには少年時代から聴いて育ったポップスや歌謡曲がいつもありました。
そして今再びやって来る東京オリンピックをきっかけに新たな楽曲を完成させたのです。
「東京VICTORY」。
桑田さんの頭に浮かんだのは「時を駆ける」というフレーズから始まる平和への賛歌です。
1964年10月10日東京オリンピックが開幕しました。
50年前の東京オリンピックでは聖火リレーが全国を回りました。
聖火を迎える人々は各地のお祭りで大歓迎。
日本中が活気づきました。
6年後の東京オリンピックでも聖火は全国を巡ります。
もちろん東日本大震災の被災地東北も駆け抜け人々にエールを送る事になります。
2020年東京オリンピック人々の愛と希望をのせて。
2014/10/11(土) 16:00〜16:50
NHK総合1・神戸
SONGSスペシャル「時を駆けるサザンオールスターズ 変わりゆくニッポン」[字][再]

最新曲「東京VICTORY」「天国オン・ザ・ビーチ」誕生秘話&スタジオでのスペシャルパフォーマンス!初OA!桑田佳祐がお気に入りのポップソングを歌ったライブから

詳細情報
番組内容
最新曲「東京VICTORY」「天国オン・ザ・ビーチ」誕生秘話、そして、スタジオでの超豪華スペシャルパフォーマンス!初OA!桑田佳祐がお気に入りのポップソングを歌ったこの夏のライブから、意外なあの名曲を!桑田佳佑のスペシャルインタビューでサザンのルーツを解き明かしながら、時代と寄り添い続けてきたサザンオールスターズの魅力に迫り、サザンの新しい歌で“未来の日本”へエールを贈る!
出演者
【出演】サザンオールスターズ

ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
音楽 – ライブ・コンサート
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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