皆さんの大きな支えがあったと思っております。
決して私1人でできた仕事ではない。
いまだに夢の中にいるような気がします。
今週火曜日、奇跡の青を生み出した3人の日本人研究者が、ノーベル物理学賞を受賞した。
3人が世界で初めて開発し、実用化した青色発光ダイオード。
これにより、光の三原色がすべてそろい、あらゆる色の光をLEDで作り出せるようになった。
今では信号機やテレビの液晶画面など、世界中のさまざまなシーンに使われている。
まさに世界に誇れる日本の発明だ。
そこで街の人に聞きました。
日本が世界に誇れるものはなんだと思いますか?
礼儀正しさだと思います。
電車とかも、すごい、朝のラッシュとかでもちゃんと並んでるし。
手先の器用さっていうんですかね、そのものづくり、メイド・イン・ジャパン。
コンビニエンスストアってすごいと思うんですけど。
公共料金の支払いであるとか、ATMであるとか、なくてはならないインフラではないかなと思いますし。
ホテルの水回りのきれいさ。
この間、モロッコに行ってきて、トイレが流れなくて。
最高裁が認めた国の責任。
判決が出ました。
勝訴、勝訴と書かれています。
大阪・泉南地域にあった紡織工場で、アスベストを吸って肺がんなどを発症したとして、元従業員や遺族らが国に賠償を求めた裁判。
この裁判では、同じ内容の2つの訴訟について、国の責任を巡り、2審での判断が真っ二つに割れていた。
そして最初の提訴から8年半たったおととい、最高裁が初めて、国の規制の遅れを認める判決を下したのだ。
国の責任は明らかになりました。
もう逃げることはできません。
アスベスト被害を巡っては、全国で訴訟が起こっており、それらの裁判の行方にも影響を与えそうだ。
2週続けて最強クラスが。
今週月曜日、日本列島に上陸した台風18号。
首都圏を含む各地で、浸水や土砂災害をもたらした。
静岡県内では広い範囲で降り始めからの雨量が300ミリを超え、その影響で、JR東海道線では土砂崩れが発生。
この台風18号により、全国で5人が亡くなり、2人が行方不明となっている。
大きな爪痕を残した台風18号。
さらに日本列島には次の19号も迫っており、その勢力は18号を上回る、ことし最強といわれている。
わー!
撮れた?よかったね。
うちわ、それとも。
松島法務大臣、自身の選挙区、東京14区の荒川区内で行われたお祭りで、これを配布されました。
と、蓮舫議員が取り出したのは。
うちわ?
これはなんですか?
自分の国会議員としての活動報告や政策などを印刷して配る、そのような配布物だと。
これはうちわですね。
松島大臣、違法ではないですか?
蓮舫議員は、松島大臣がみずからの選挙区で配布したこのうちわのようなものが、公職選挙法が禁止する寄付に該当すると指摘したのだ。
これに対し、松島大臣は。
このうちわは…、うちわのように見えるかもしれませんが。
示したい法律が丸くなっているという。
あくまで資料だとして、違反には当たらないと釈明した。
臨時国会早々のこのバトル、国民はどう見たのだろうか。
日韓関係に影響も。
今週水曜日、韓国の検察当局が、産経新聞の加藤達也前支局長を在宅起訴した。
問題となったのは、ことし8月の加藤氏のコラムだ。
旅客船沈没事故の当日に、パク大統領が男性と会っていたとのうわさがあるという内容で、これがパク大統領の名誉を傷つけたとして、情報通信網法の名誉毀損罪に当たるというのだ。
これに対し菅官房長官は。
報道の自由および日韓関係の観点から、極めて遺憾である。
国際社会の常識とは、大きくかけ離れており、韓国に事実関係の詳しい確認と、懸念をしっかり伝達をした。
パク・クネ政権となり、いまだ一度も行われていない日韓首脳会談。
日韓関係の懸案事項がまた一つ、増えた形だ。
おはようございます。
10月11日土曜日、ウェークアップ!ぷらすです。
2週連続の台風襲来の週末になってしまいましたけれども、今回は特に大型で非常に強い台風。
週末から週明けにかけて、日本列島縦断しそうであります。
まずはきょう、このニュースからお伝えしてまいります。
去年、フィリピンで6000人を超える死者を出した台風にも匹敵する勢力にまで、一時発達した台風19号。
台風の進路に当たる地域は、暴風や大雨に厳重な警戒が必要です。
はっきりと確認できる台風の目。
ことし最強といわれる台風19号が迫っている。
沖縄本島の南の海上をゆっくりとしたスピードで北上している台風19号。
一時、中心の気圧は900ヘクトパスカル、最大瞬間風速は85メートルと、いわゆるスーパー台風と呼ばれる勢力にまで発達した。
この規模の台風は、2000年以降に発生した349の台風のうち、こんかいの19号を含め4つだけだ。
これは、そのうちの一つが去年11月にフィリピンを襲ったときの映像だ。
こちら、空港のターミナルですが、屋根が吹き飛び、窓ガラスも割れてしまっています。
1階部分を見ますと、柱だけしか残っていなくて、吹きさらしの中、多くの住民が雨をしのいでいます。
低い気圧と強風により発生した高潮が町を飲み込み、6000人を超える死者を出した。
今週、台風18号が襲ったばかりの日本。
10月に短い期間で連続してやって来るケースは今回だけではない。
これは今週月曜日に上陸した台風18号と、今後来ると予想される19号の進路。
一方、この進路図は、2004年10月に日本を縦断した、台風22号と23号。
2つを比べると、沖縄付近から東日本までの進路が似ており、2004年の2回目の台風では1回目に比べ、大規模な被害が発生した。
後ろのほうでは、プレハブがこのように倒れています。
すごい風だ。
あ、見えた。
バスが見えました。
舞鶴市を流れる由良川が、大きく氾濫しまして、茶色い水の中にバスの屋根だけが浮かんでいます。
その上におよそ10人の人が乗っている格好です。
2004年の台風23号では、西日本から東日本の広い範囲で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、死者95人、行方不明者3人の大きな被害を出した。
一時、最大瞬間風速85メートルにまで達した台風19号。
一体どれほどの威力なのか。
風速50メートルに近づくと。
窓のサッシが外れた。
そして風速75メートルになると。
なんと窓ガラスが割れてしまった。
この3連休にも、日本列島を縦断すると見られる台風19号。
強い風、雨に対し、われわれはどのように警戒すべきなのか。
それではここで中継で伝えてもらいます。
昼過ぎに暴風域に入る見通しの、南大東島から中継ですね。
久野村さん、現状どうですか?
南大東島は現在、雨は降っていませんが、南大東島では現在雨は降っていませんが、真横から吹きつける猛烈な風が吹いています。
私の後方には、さとうきび畑が広がっているのですが、大きく揺れているのがお分かりいただけますでしょうか。
木々も電線も看板も、あらゆるものが強風によって大きく揺さぶられています。
地元の気象台によりますと、南大東島では午前6時過ぎに最大瞬間風速30メートルを観測し、現在、暴風警報が出されています。
役場によりますと、強風により、太さ1メートル、高さ7、8メートルの大きな木が倒れたということです。
また沖縄電力によりますと、南大東島では現在、停電は確認されていませんが、隣の北大東島では100軒、沖縄本島では1万1100軒が、飛来物などにより、停電しており、暴風が収まりしだい、本格的な復旧作業を行うということです。
また台風の影響で、船が入ってこられず、スーパーでは物資が不足し、インスタント麺を買いだめする人の姿も見られました。
島では前回の台風が強かったので、今回は避難をしたという人もいるようで、村の集会所などには、高齢者を中心に前回よりも多くの人が避難をしています。
また相次ぐ台風対策など、2週連続の台風の接近に、島の人たちからはうんざりした様子が見られました。
以上、南大東島からお伝えしました。
ご苦労さまです。
気をつけてくださいね。
人口1500人ぐらいの島ということなんですが、今リポートにもありましたように、孤立状態ということであります。
ちょっと今、ふんばって立っているような状態でしたね。
続いて沖縄のカメラで、現状を見てみましょう。
こちら、沖縄市の現在の様子です。
道路の脇にある木なんですが、こちらも大きく揺れています。
沖縄本島地方はきょう午前6時前、台風の暴風域に入りました。
南城市では午前7時過ぎに、43.9メートルの最大瞬間風速が観測されています。
交通機関にも、すでに影響が出ているようでして、那覇空港がきょう、台風の影響で閉鎖され、航空便がすべて欠航しているほか、沖縄本島内のバスやモノレールも、朝から運休しているということです。
この風だったらしょうがないっていうか、そうでしょうね。
このあと台風、どうなるのか、気象予報士の蓬莱さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
お願いします。
どんな状況ですか?
現在の中心気圧が930ヘクトパスカルです。
大型で非常に強い勢力となっています。
時速15キロで北上していますから、かなり遅い速度です。
日曜日の夜まで、沖縄本島では大荒れの天気が長引きそうです。
月曜日にかけて九州の近くを東へと進む予想となっています。
火曜日の午前3時の段階で、近畿地方辺りまで進んでいる可能性があります。
つまり近畿地方の最接近は、月曜日の真夜中から、火曜日の午前3時ごろにかけてとなりそうです。
これ、予報円のどこを通っても、よほど東に行かないかぎりはどこかに上陸しそうですね。
今回は、台風18号よりもより陸地の近くを通ります。
さらに東日本の台風の再接近は火曜日の午前中となりそうです。
ポイントはこちらです。
18号よりも陸地の近くを通りますし、台風本体から離れた所でも大雨や突風に警戒をしてください。
強い勢力の台風の動きが遅いので、影響が長引く可能性があります。
そして続いての画面、見ていただきますと、雲の様子です。
台風の中心から東のほうに離れると、これ、前線の雲なんですが、台風の中心からおよそ1000キロ離れた小笠原諸島で、50年に1度レベルの大雨となっています。
今かかっている本州の雲は薄雲が中心ですが、台風が北上とともに、この前線の雲も北上してきますので、次第に天気は下り坂となりそうです。
いつぐらいから、例えば関東、東海、近畿、雨が降りそうですか?
ピーク、見てみましょう。
こちら。
青が雨のピーク、赤が風のピークです。
まず沖縄から説明していきますと、吹き返しの風も考慮すると、月曜日の午後までは風の強い状態、続きます。
九州、中国、四国地方に関しては特に月曜日ですね。
雨と風のピークが重なる所では、暴風雨となりそうです。
近畿地方は月曜日の午前中から雨が降りだしてきまして、次第に強まって、特に警戒していただきたいのは、近畿地方は月曜日の真夜中。
東海、関東、北陸に関しては、月曜日の午後から雨、風が次第に強まって、火曜日の午前中、通勤・通学時間帯に台風が再接近するおそれがあります。
北日本に関しては火曜日となりそうです。
では続いてこちら、見てみましょう。
今、どれぐらいの風が予想されているのか。
沖縄が最大瞬間風速65メートルです。
これは電柱が折れるぐらいの突風が予想されています。
これが日曜日の夜まで続きそうなんですね。
波の高さは13メートル、台風から離れている近畿、四国でも4メートルから5メートルと予想されています。
では続いて雨の情報ですが、あすの朝までに沖縄・奄美が300ミリ、そしてあすの朝から月曜日の朝にかけてプラス200ミリから300ミリ、記録的な大雨となるおそれがあります。
九州の南部でも月曜日の朝にかけては300ミリから400ミリの雨、そのほかの地域は、今後今後、台風情報こまめに、大雨情報も出てきますので、随時、確認をしてください。
今回の台風は、雨も風も両方厳戒で臨まなきゃいけないと。
前回の台風よりもよりひどくなるおそれが十分考えられます。
蓬莱さんでした。
ありがとうございました。
それでは続いてですね、気象予報会社も最大級の警戒態勢を敷いているようです。
千葉・幕張に本社があるウエザーニューズにきょうは坂木さんがいます。
坂木さん。
こちらは千葉・幕張にあるウエザーニューズの予報センターです。
けさはまだ働かれている方、通常どおりの人数だということなんですが、あすの午後から大幅に人員増やして、作業に当たっていくということです。
というのも、台風が近づきますと、河川の情報など、多くの情報を収集して分析し、こちらにスカイ、そして奥にシーなど書かれていますが、交通インフラなどの企業に随時、最新情報を提供していく必要があるからだということなんです。
ということで、今回の台風について、予報センターの石河さんにお話お伺いしていきます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、この台風19号なんですけれども、非常に強い勢力といわれていますが、それはどういったところから分かるんでしょうか。
こちらが衛星の雲画像になりますけれども、2日前の朝の雲画像になります。
台風の目がしっかりと分かりますね。
台風の目がしっかり出ていますね。
これが台風が発達しているということを表しています。
これから今、どのように変化しているんでしょうか?
これが1日前の情報なんですけども、だいぶ目が不明瞭になってきていると思います。
それで今は、こういった形で目もあまり分からなくなるぐらい、ちょっと弱まってきているという状況です。
ただ、油断はできないんですよね。
そうですね。
このまま強い勢力を、衰えながらも強い勢力で日本に接近していきますので、警戒は必要になります。
もともとが非常に強いので、油断はできないということなんですが、18号と比べてはいかがでしょうか。
この19号ですね、18号よりも大回りのコースを通る予想になっておりますので。
こういうことですか?
ですので、沖縄から西日本、東日本、北日本、全国的に荒れた天気になるというところと、日本に接近しますと、急に速度を速めますので、外が穏やかであっても、急に雨風強まるということが起きますので、油断はされないようにということが、注意点になります。
こういった注意ポイントがあるということで、皆さん、しっかり台風、備えていただきたいんですけれども、気になるのが、交通情報だと思います。
こちらのウエザーニューズは先ほども申しましたように、交通インフラに分析した情報を提供しています。
それをもとに航空会社など、運休など決めているということなんですけれども、石河さん、現在はどのような情報を送ってらっしゃるんでしょうか。
まず航空に関してですけれども、バツがこちら、運転見合わせとなっていますけれども、欠航のちょっと間違いです。
すみません。
バツが欠航、サンカクが条件付き運航を表しておりますけれども、きょう、あすにかけては沖縄、九州南部、13日月曜日にかけて、西日本、東日本と影響が広がってくるということになります。
そしてこちらは?
鉄道ですけれども、こちらは、13日月曜日ですね、新幹線、在来線とも西日本、東日本、広い範囲で影響が出そうという状況になります。
そしてこちら、道路ですね。
道路ですね。
13日月曜日、西日本、最も接近しますので、西日本の各路線は、通行止め、あるいは一部速度規制などの規制になるように予想しています。
この赤い所が通行止めの可能性があるということなんですけれども、こういった情報、われわれも随時、チェックすることはできるんでしょうか?
こちら、ご覧ください。
ウェザーニュースズのスマートフォンの、ウェザーニューズタッチというアプリですけれども、この最新台風解説から、交通の影響予測というところに行きますと、さらに詳しい情報を確認することができます。
このアプリをダウンロードすれば、すぐに情報を入手することができるということなんですね。
このアプリ、ぜひ皆さん、ダウンロードしていただいて、こまめにチェックしていただきたいと思います。
こちらからは以上です。
ご苦労さまでした。
今回の台風ですが、数日前に、国際宇宙ステーションから地球上を見ていた宇宙飛行士が、こんな台風見たことないって言ったぐらいですから、辻井さん、相当警戒しないとまずいですね。
そうですね。
もう、先週も台風で、私、ちょうど講演で地方に行っていたんですけど飛行機が大幅に遅れまして、非常に、時間に着くかなってやきもきしました。
これ岩田さん、週明け、月曜日、今週は3連休ですから、休みですが、連休明けから月曜日にかけて。
ですからね、本来は連休なんですけどね、やっぱりこれは不要不急の外出や移動っていうのは避けて、防衛しなきゃいけないだろうし、河川に近づかないとかね、土砂崩れの問題とかありますんで、それは本当に十分な態勢を取ってほしいと思いますね。
五郎さん。
そうですね、私たち、こうやって学んだのは、やっぱりとにかく、過剰といってはあれですけども、警戒はもうね、徹底的にしたほうがいいという、それで空振りになってもね、しかたがないと思わないといけないってことですよね。
今回はちょっと本気で対策を取らないと、大型で非常に強いということなんで、十分本当に皆さん、警戒してください。
さあ続いてのニュースなんですが、これ、一体事件の背景には何があるんでしょうか。
北海道大学の男子学生が、イスラム国の戦いに加わる渡航を計画していた事件。
警視庁公安部は、渡航計画の全容解明を進めています。
自分自身が殺す場面になるとき、ためらいとかなさそうですか?
ためらいというのが起きたら、それは喜ばしいことだと思います。
人を殺すことは喜ばしいと語るのは、北海道大学の26歳の男子学生だ。
今週月曜、警視庁公安部は、この男子学生がイスラム国に戦闘員として参加する計画を立てていたとして、私戦予備および陰謀の疑いで宿泊先などを家宅捜索した。
シリアやイラクで勢力を拡大するイスラム国。
国際テロ組織アルカイダの流れをくむ残虐なテロ組織だ。
別に海外初めてとかじゃないわけですか?
いや、海外初めてです。
海外へ行ったことはなかったという男子学生が、なぜイスラム国へ?きっかけは、東京・秋葉原の古書店にあった求人広告だ。
そこには、勤務地シリア、詳細店番までと書かれていた。
シリアが魅力的だと思った。
そこには戦場があって、全く違う文化があって、日本とは全く違うイスラムという、イスラムという強大な宗教によって、統治というか、民衆が考えて行動しているという。
大学生は今週火曜日に成田空港からトルコなどを経由し、シリアに渡航する予定だったという。
現地は激しい戦闘地帯。
命の危険もあるのだが。
たいした問題ではない。
たぶん日本で生きていても1、2年の間に、たぶん自殺していたと思うんで。
戦場で死ぬか、日本で死ぬかってことですね。
さらにこの学生が渡航を相談していた人物がいた。
広告があった古書店から紹介された元同志社大学教授の中田考氏だ。
イスラム法学が専門の中田氏は、イスラム国の幹部と親交がある。
学生であまりお金もないんで、日本にいるとお金かかるんで、早く行きたいということで、ということで、確か、7月ぐらいだと思うんですけど、7月ぐらいに急いで行けるように手配してくれという話になって。
行きたければ行けばいいという感じで、彼らに限らず、私は、特に、私はイスラム教徒ですので、イスラムに導かれたいという人がいれば、誰でもお手伝いするという方針ですので。
男子学生は、警視庁の任意の事情聴取に対し、この中田氏から、トルコに着いたら、イスラム国との連絡の取り方をメールで教えると言われたと話しているという。
警視庁はこの中田氏が、学生をイスラム国側に仲介したと見て、今週火曜、中田氏の関係先も捜索した。
イスラム国には、欧米を含む80か国以上から、1万5000人以上の外国人が戦闘員に加わっていると見られている。
各国が懸念するのは、外国人戦闘員の帰国後のテロだ。
中でも欧米人は出入国が簡単で、テロが世界へ拡散する危険が高まっているのだ。
さらに今回の北大生の計画で、日本にもテロの芽が存在する現実が明らかになった形。
多くの欧米の国民は、日本入国の際、ビザが不要だ。
諸外国や日本人の元戦闘員が入国して、テロを起こすおそれもある。
どんな人物が、なぜ戦闘員を目指すのか。
欧米の国、あるいはその町では、イスラムの実践ができないと。
だからこそ、それができる所に出かけていくんだと。
単に戦うということだけでなく、イスラムに傾注し、そしてそれを実生活の中でも完全に実践していこうという思いを持った人たちが集まってきていると思いますね。
身近な所で、何かしらちょっとした個人的なトラブルを抱えたり、相手のことを許し難いと。
自分たちのイスラム法に照らせば、相手にある種の報復ですけれども、このような脅威が広がるということも、やはりありえるので。
現実化するテロにどう立ち向かえばいいのか。
まず事件の構図です。
今回、登場人物の行為は刑法93条に抵触する可能性がある。
外国に対して私的に戦闘行為する目的でその予備または陰謀したものは3か月以上5年以下の禁錮に処する。
ただし、自首した者はその刑を免除するということなんですが、この罪、刑法ならってる人でも、えっ、そんな刑法の条文があったのという方が大半だろうと思います。
たぶんこれで摘発されたケースはないに等しいという状況ですね。
今回、これを使って、今のところ関係者全員、任意での事情聴取ですから、今のところ、誰も逮捕者が出てるわけではないんですが、北海道大学生が古書店に貼り出された求人広告を見て応募をすると、イスラム国の関係者とつながりのある中田考氏がある意味あっせんして、ジャーナリストと一緒に10月7日に渡航する直前に、警察は、要するに岩田さん、渡航を阻止するために警察が任意で調べに入ったと。
世界の動きなんかでもね、こういったテロに対するものの備えをしようっていうのは、動き出てますから、それの一環だと思いますね。
まさしく、国連決議が行われたばかりで、国連としてはテロ目的の渡航者や支援者を処罰する法整備を加盟国に義務づけ、各国がイスラム過激派の要員の送り出し先にならないようにという、この一環の中で、今回、警察が手をつけたという構図のようでありますが、五郎さん、どういうふうにご覧になりますか?
そうですね、国際的に協力してやらなければいけないということと同時に、私はね、ちょっと今回の事件は、あんまり過大に、日本の若者は、なんかそういう傾向に走ってるんじゃないかみたいにね、あまり思わないほうがいいんではないか。
一方にきちんと帰国テロ、それからこういうの警戒しなければいけませんけれども、なんかね、ちょっとね、よく分からないっていうかね、何を考えてるんだろうという感じはありますよね。
田崎さん。
僕は自分が大学生のときにね、テルアビブ空港事件というのがありまして。
乱射事件がありました。
日本赤軍、岡本幸三らが向こうに行って、銃乱射して、100人近い死傷者を出したわけですね。
だからなんか、いつも時代として、こういう人たちが生まれてくるんだろうと思うんですよ。
だからそういうときに、よく摘発し挙げる。
事情聴取したり、あるいは逮捕したりすることが、かえって本人を救うことになるんで、警察が十分に目を光らせてほしいですね。
辻井さん、母親として、自分の育てた子どもが突然、たぶん、今回の摘発されているというか、事情聴取を受けた大学生の親御さんも、まさかと言っていると。
そうですよね。
26歳でうちの息子と同じ年齢ですけど、なんか彼の先ほどのVTRを拝見してると、非常に投げやりで、就職活動がうまくいかなかったから、なんかもう自暴自棄になってるなという思いがあるんですけど、とにかく、まだ26歳、これから将来、いろんな可能性を持ってらっしゃるわけだから、そんなことに行かないで、もっともっと、ご自身、例えばね、今、日本でもボランティアも本当に少ないから、もっともっと、ボランティアの人数も増やさないといけないし、そういうなんかもっと建設的なことに気持ちが動いてほしいなって思いますね。
そうですね。
このあとのコーナーのスペシャルゲストとしてお越しいただいている増田さん、そして石破さんですが、ひと言ずつ頂けますか?
イスラム教徒、あるいはイスラム教とね、それからイスラム国の狂信的なテロリストとは全く違うと。
そこはきちんと理解しておく必要があると思いますね。
ただまあ、今回、ある意味あっせんをしたイスラム法学者の日本人の方は、あの方はイスラム教徒で、彼は、その大学生が現地に入ったら、居住者となって戦闘員になるということを、ほぼ理解したうえであっせんしてるという現実に構図があるというのも事実であります。
石破さん、どうですか?
だから、テロっていうのは実力では警察にも軍隊にもかなわないと。
民主主義では多くの賛同が得られない。
だからテロだっていう、めちゃめちゃな話なんですよ。
治安も否定をする、民主主義も否定する。
だからこういうものに理解を示してもどうにもならない。
人、金、物、それを徹底的に遮断をするしかない。
それずっと長く続いてきたテロとの戦いっていうのは今も続いているということであって、国家としてあるいは国民一人一人として、これは民主主義の否定なんだということをきちんと認識しなければいかんです。
岩田さん、これ、現時点においては、全員、任意の聴取ですが、今後も例えば、逮捕・起訴等の刑事事件化する可能性は、どう見てらっしゃいますか?
これ、相当ね、それは警察当局も悩むところは、検察も含めてだと思いますけどもね、ただ、これ、出国させないとかね、事前に防止するという、所期の目的というのはある程度、達してますから、そのあとの実際の起訴までいくかどうかっていうのはまだ検討中じゃないですかね。
私戦予備という、ほとんど聞き慣れない罪ですけども、今までいわゆる外人部隊というか、日本人でも、いろんな所の戦闘で本書いた人はたくさんいるわけで、それ、摘発されていないということを考えると、今回のイスラム国だからということなんでしょうね、きっと。
もちろんそうだと思いますね。
それとやっぱり実態をね、この学生なんかの話聞いてましても、私もシリアには行ったことあるけども、実際の戦闘の実態とか、人を殺害する、教義が違ったら、同じイスラムの中でも、相手を殺害するとか、女性の教育はさせないとか、全く今は、お話出たけども、民主主義の否定みたいなんてのはもう少しきちっと学んでほしいと思いますね。
やっぱり。
そうですね。
日本にいても1、2年で自殺するからということなんですが、じゃあ戦闘員になって人を殺すということを考えているのかというところもあるんだろうと思います。
さあ続いてこちらです。
さあ続いて、少子高齢化、人口減少という日本が直面する解決策を探る、問題の解決策を探る新シリーズ、ネオニッポン列島改造論。
第1回は政府が重要課題に掲げる地方創生。
その基本理念を盛り込んだ法案の審議が来週、国会でスタートします。
地方をどう活性化し、人口増加につなげていくのか。
石破茂地方創生担当大臣、そして有識者らで作る政策発信組織、日本創生会議の増田寛也座長、きょうはキーマンのお2人を直撃します。
人口減少という病に蝕まれた日本。
今、列島を大改造しなければ、重大な危機が。
ひん死の日本を救う大きな鍵を握るのが、この2人だ。
地方創生担当大臣、石破茂、元総務大臣、増田寛也。
かつての列島改造は、高度成長期、時の総理大臣、田中角栄が主導した。
都市と地方の格差を解消するため、列島に新幹線や高速道路を張り巡らせた。
そしてこれらの公共事業は、多くの雇用とお金をもたらした。
だが今、地方経済は疲弊し、都会への人口流出が止まらない。
追い打ちをかける少子高齢化。
ことし5月、増田が発表したリポートに、衝撃が走った。
全国の半分の自治体、896の自治体が、将来的に人口が今後、増えない、消滅可能市町村といわざるをえない
消滅する自治体の多くが地方の町だ。
だが、増田リポートのさらなる衝撃は、大都市への人口集中のほうが問題だと指摘したことだ。
都会は子どもを産み育てにくく、特に東京は出生率が全国ワースト。
超少子高齢化のあと、いずれ人口減少が加速し、東京や日本全体が沈み込むという。
増田リポートの警鐘を受け、安倍内閣は地方の創生を重要政策に掲げた。
臨時国会の目玉は地方創生。
要は地方に対して、親切な中央省庁でありたいし、そうでなければ地方創生なんかできっこないと思います。
地方創生の基本理念を盛り込んだ、まち・ひと・しごと創生法案は来週、審議入りする予定だ。
論戦の行方は。
どうやって地方の疲弊を救い、人口の減少を食い止めるのか。
キーマン石破と増田が描く、新列島改造論とは?
地方創生、主な論点、50年後に1億人程度の人口維持、3000万人ぐらいは減ってもしょうがないっていうことですかね、増田さん。
出生率ってよく言いますよね、それを上げても大きな船がかじ切っても、なかなか真っすぐにね、進路を変えられない。
あれと同じで、これからどうやっても、2、3000万は間違いなく減ると思います。
なんとかそこで止めたいと。
止まらないと、人口の年齢構成比が悪くなって、まず真っ先に社会保障が破綻すると思います。
年金であるとか、医療であるとか、高齢の方を支えられなくなるということですね。
逆ピラミッドから逆三角形になりますね。
何をするかで、総合戦略ですが。
今後5年間ですね。
地方の自主的な取り組みを基本とし、国が支援、ああ、なるほどねという話なんですが、問題はじゃあ、具体的に何をするのかですけれども、石破さん、そのあたり、聞かせてください。
今まで、いろんな政策を打ってきたわけですけども、公共工事もそうだし、農業、漁業、林業、観光、いろんな政策を打ってきて、昭和50年代ぐらいまでは、それでうまくいったわけです。
ところが世の中変わったのに、政策そのものがあんまり変わらなかったんで、まあいっかみたいなことできちゃったわけですね。
自分の責任も多いことも、よく認識していえばね。
今起こっていることというのは、霞が関や永田町からじゃ見えなくて、そこの市町村じゃないと見えないことがいっぱいある。
市町村がそれぞれの町をどうすべきなのかというプランを立ててもらう。
それで国に要望してもらう。
なんでもいいから、今ある補助金頂戴じゃなくて、わが町をこうするためにこの事業ということを地方から言ってくれる。
それに対して国はデータを提供し、人を提供し、国と地方とが一緒になってやって、うまくいかなかったら、なんでだろうねというシステムを入れておかないと、うまくいかなくてもまあいいやっていう、結果がこれなわけですから、私たちは、今までいいと思ってやってきたことがどこが合わなかったのかというのを検証したうえで、早く取りかからないと間に合わないっていう、そういう強い危機感を持っています。
方向性としては五郎さん、そのとおりだろうと思いますが、じゃあその地方に、自分の町をなんとかするだけの気力とプランニング能力があるかっていうところが。
またそう言っちゃ身もふたもないんで、両方から攻めるべき。
田中角栄さんの日本列島改造論、それから大平さんのでんえん都市国家構想にしても、日本全体、こうしたいなあというのがあったんですね、これは。
方法論において間違いがあったとしても。
それがやっぱり国として大きくどう考えるかっていうのが一つあって、それから地方がその気にならないと。
やっぱりこの2つが相まって。
ところがもう、列島改造が失敗して以来、全体をこうするかっていうのが、あんまりなくなったんですね、これね。
そういうことをいわなくなっちゃった。
で、それは非常に私は大きな問題だと思います。
新幹線をひき、高速道路を通せば地方はよくなるっていうね、そういう面もありましたよ。
そういうことじゃなくて、もっと、日本の国をこういう具合にしたいんだと、例えば林業の問題にしても、それは、これは森は大事なんだから、守っていこうとか、そういうのをきちんとしたものがあったかどうかっていうことですよ。
林業政策、漁業政策ね、漁業もそうですよ。
資源管理の在り方、もう一回見直さなきゃいかんのでね。
そして農業政策だってそうですよ。
政策そのものは全部見直す。
だけどそれが地域に合っていないとすれば、どこが合っていなかったんだろう、林業でも、国の政策と違うことやってうまくいっている。
秋田の大潟村もそうですよね。
国と全然違うことやって、うまくいっている。
だとすれば、国の政策そのものを見直すのもその知恵は地域にあるんじゃないかということだと思いますよ。
1987年、88年にね、竹下内閣のふるさと創生、それから第4次全国総合開発計画、これ、多極分散をねらったんですが、うまくいかなかったんですね。
あのときはとにかく、各自治体、基礎自治体に1億円ずつばらまくという、ある意味むちゃくちゃな、田崎さん、政策だったような気もするんですけど。
僕はね、あのとき、梶山自治大臣だったんですよね。
僕はまあいいかなと思ったのは、3000市町村あったんですけど、人口が数百人の所にも1億円、何万人増えようが、また1億円でね、逆傾斜で配分されているっていう面があったんですね。
でも外から見るとばらまきとしか映らなかったですけどね。
成功した所もあるのかもしれませんけれどもね、金塊買ったり、穴掘って出ない温泉掘ったりっていう、岩田さん、事態になりますよね?
ですよね、金塊も取材したことありますけどね。
ですから、そのとき、地方に対しての支援というのは、結構心強いといったような自治体もあったんですけども、そのあとわれわれは何をしてきたのかというは、ずいぶん問われているんだと思いますね。
あのとき竹下総理がみずから考え、みずから行うと言ったんですよね。
私、何度かご本人から聞いたけど。
みずから考えてだめなところはあるんだと。
だけどそれはそういうものなんだ。
きちんと知恵出せっていうのが、竹下さんの発想だったと思います。
その地方議会も今、全部が全部じゃないんですけども、ごく一部だと思いますけれども、地方の議員の議員さんって、最近、関西で問題になりましたから、記者会見で絶叫したり、カメラに追いかけ回されて逃げたおしたり。
大丈夫か?地方はっていう、いつも思うんですけども。
ばらまきっていわれる一方で、それはそれで、ちゃんと知恵を出さないとえらいことになるぞというね、そういうことでもあったんですよね。
ふるさと創生は。
なんか地方にすばらしいホールなんかが建ってるんですけれども、結局あまり稼働してなかったっていうことが非常に多いって伺うんで、なんかもう、ちょっとね、考えていただきたいですね。
現実に東京に住んでる人に、これ、インターネットアンケートですが、聞いてみたところ、実は40%を超える人が、いや、地方に行ってもいいよと答えてるという数字なんですね。
高い数字ですね。
ただだけど、不安なところは働き口、働く所がなきゃ住めないと。
それから。
2番目の医療を中心として、日常生活が不便になるのが困る。
それは当たり前の話で、さあこれ、どうするかという話ですが。
これ、実はね、男性は20代とそれから50、60代、高いんですよ。
ところがね、女性はだんだんだんだん下がっていって、夫婦の間ですごいギャップがあるんですよ。
それはやっぱり、働き口の問題もやはりあるんですが、日常生活がね、がらっと変わることに対しての女性のほうのすごい抵抗感がある。
うちなんかでもそうです。
定年後は地方でゆっくりって言ったら、絶対嫌って。
ですから、その要因がね、いろいろ、なるほどなという要因がありましてね、それをきちんと取り除くというか、それからあと、地方行って、健康医療、本当にきちんと回るのかどうかとかですね。
今は元気だけども、本当に老後、大丈夫かということがあるんで、それぞれ、原因をきちんと潰していく必要はあると思いますね。
石破さん、地方から出てくるアイデアを国が支えるというのは、非常に方向性としてはいいと思うんですが、でも出てこない場合、じゃあ国としてどうするのかというところは、これ、どうしましょう。
それは出てこない所もあるでしょう。
今ね、ちっちゃな町や村の役場って、その役場だけで大忙しで、そんなこと考えてる暇ないぜっていうのが現状でね、そうであれば、国からなんか応援しましょうよってことでね、シティマネージャーという小文字がいいかどうかは知らないが、国の役人、あるいは大学の先生、民間企業の人、私、あそこ行ってみたい、あそこに行って自分の経験生かしたいという人は、必ずいるんです。
地方もなんでもいいから助けてちょうだい、なんでもいいからスーパーマン来てちょうだいではなくて、こうしたいんだけどこんな人くれないっていう、そのマッチングをやろうと思っているんですよね。
もう一つは、地方から霞が関に来ました。
某役所に行ったらばうちじゃない、うちじゃないって、かえんなとか言われて、なんだったんだ、きょうのいちにちはっていうことになるんだけども鳥取県なら鳥取県、秋田県なら秋田県、福井県なら福井県で、そこの出身とか、そこに勤務したことがあるとか、私、そこ大好きだとか、そういう、応援したいなっていう役人は霞ヶ関に実はいっぱいいる。
じゃあ農林省に来たら、いやー、うちでは無理だけども、経産省に行ったらこういう事業あるよ、あの人紹介するね。
じゃあ、公園に保育所作るとすれば、国交省と厚労省、一緒になったら、こんなことできるよねっていう。
秋田県の応援団、富山県の応援団みたいなものを、霞が関に作る。
さっき、答弁で言った、親切にやろうよって、そういうことなんですよね。
だって納税者が納税してくれないと国って潰れちゃうんだから。
どうやって納税しようかって一生懸命考えてる人たちに、ありがとうございますっていうのは当たり前だと思うんです。
今、石破さん、大賛成ですね。
増田リポートの、一つ問題があるとすれば、ちょっと脅かし過ぎたっていう感じがあって、むしろね、地方はもっといいところいっぱいあるんですよ。
それは暮らしやすいし、子どもたちは非常に純真な目をしてるし、そういうものを伸ばしながら、足りないところを補うっていう、そういうことができないものかと思いますね。
秋田はちょっと脅かし過ぎたかもしれませんね。
でも、悲観論に陥る必要はなくて、やっぱりその現実をきちんと見て、じゃあこれをどうやって避けようかですから、今、おっしゃるように、やっぱりアイデアの部分はね、私はやっぱり自治体、ずいぶん多く見てきましたけど、知恵袋のような人は、外部からどんどんどんどん入れるってことが大事だと思うんです。
その視点で、次ご覧いただくVTRは、へー、こんなことになってるんだって、もしかすると思っていただけるかもしれません。
一面に積み上げられた丸太、丸太、丸太。
ここにあるのは、すべて中国輸出向けの丸太です。
中国向けの木材の輸出が急拡大。
去年は前の年に比べなんと7倍に。
アベノミクスによる円安もあり、木材不足の中国で日本の木材が利用されているのだ。
そもそも日本は国土の7割が森林という森林大国。
その上、戦後全国に植林された木々が、樹齢60年以上になり、ちょうど伐採期を迎えている。
今、日本の山は宝の山になっているはずだった。
しかし現実は、林業の衰退で間伐が行われず、荒れ果てた森林。
山というのは、単純に、林業のためだけにあるわけじゃないわけですよね。
水のためにもあるわけだし、災害、土砂崩れなんか防ぐために、間伐しないで、こんな密集した細いスギが立っちゃうと、もう、ほとんどもう、いつでも崩れてもいい状態になるわけですから。
だが今、林業のイベント開催や情報発信を行う、林業女子会が各地で結成。
林業に興味を持つ女性が増えるなど、明るい兆しも。
今、
ちょっと皆さん、意外なグラフだと思います、林業就業者数棒グラフ。
高齢化率が赤の折れ線グラフなんですが、ずっとここへきて、実は就業者が若干増えてます。
さらに、高齢化率がどーんと落ちて、つまり若返ってると、え?日本の林業に最近、何が起きてんのっていう、そういう話であります。
木材価格の低下や、林業に従事する方の高齢化などで放置され、地方の疲弊の象徴ともいわれてきた日本の山林。
なぜ今、その林業が見直されているのでしょうか。
水産の町として全国に知られる宮城県気仙沼市。
東日本大震災から3年半がたち、徐々にではあるが、漁獲量は回復を見せている。
そんな気仙沼の町で、漁師として50年にわたって海の仕事を続けてきた小野寺一朗さん73歳。
朝、港で一仕事を終えたあとの最近の日課は。
行きますかね。
そう、林業だ。
たった一人で、自分が所有する山に入り、黙々と成長が悪い木を切り倒す。
こんにちは。
朝、漁業されてましたよね?
はいはい。
そのあとは山ですか?
山ですね。
やり始めたきっかけっていうのはなんですか?
きっかけっていうのは、こんなんなったらうまくねぇかなと思ってさ
小野寺さんが本格的に山に入り始めたのは、震災から半年ほどたったころ。
港が甚大な被害を受け、小野寺さんは自分のある思いに気付いたという。
何か起爆剤になるものがあると思うからさ、海だけでなく、山のほうにも、力を少し入れてね、そして、町を元気にしてやりたいなっていう気持ちでやってます。
毎日昼過ぎまで3時間ほど、小野寺さんの作業は続く。
そんな小野寺さんが行っている林業は、自伐型と呼ばれる新しいスタイル。
山の持ち主が自分で木を切り出し、自分で山を管理するやり方だ。
日本の林業は、かつて、山の持ち主が、高性能な林業機械を所有する森林組合などの林業のプロにお金を払い、その作業を委託するのが常識だった。
しかし。
こんな小さな木を切ったって、切り賃と、運び賃で取られてしまって、地主さんにお金が入ってこないっていうような。
木材価格の低迷などもあって、小野寺さんのような小規模の山林所有者は、プロに頼めば赤字になることもしばしば。
そのため全国で放置される山が増え、林業離れが加速していった。
しかし今、プロでない小野寺さんたちがどうして林業を簡単に始めることができたのか。
そもそも林業は、木を植林し、間伐することで、太く材質がいい木々を育てるもの。
しかし今は、戦後大量に植林された木々が樹齢60年を迎え、全国で伸び放題に。
そんな状況ゆえ、一から木を育てなくても、間伐だけのコンパクトな林業なら始めることができるのだ。
間伐を始めて3年目の小野寺さんだが、切り出せるのはまだ細い木ばかり。
ほとんど値打ちがないはずなのだが。
実際に利益になるんですか?
まあ、ないって言えばうそになるし、あるといえばある。
今までは金出してから切ってもらったのを、銭っこもらえるんだねって、こうなれば、またものの考え方が違ってくるしょ。
金額2000円になりましたので。
小野寺さんらが切り出した細い木が活用される場所、それが木質バイオマス発電所だ。
伐採後に残る木材や廃材などを再生利用し、チップなどに加工し、燃やすことで、発電などのエネルギー源となる。
気仙沼では、この発電所のチップの原料として、建築材としては価値がない木材を買い取ってくれる仕組みが作られているのだ。
こうした林業とバイオマス発電所の組み合わせは、全国各地で林業の再生策として注目を浴びている。
気仙沼では、すでに100人以上の人が、この制度に登録。
市内各地で自伐型林業への取り組みが始まっている。
こうした自伐型林業の仕組みを確立し、気仙沼で初心者の指導を行ったのが、高知のNPO法人だ。
チェーンソーの使い方の指導から、林道作りのサポートまで、各地で推進する決め細かな取り組みを行ってきた。
実はこの中山間地域には、8割9割を超える森林がありまして、その森林をもう一度、地域の人たちでできるようになれば、これ、非常に大きな地域活性化策にもなりますし。
中嶋さんのNPO法人の拠点、高知県。
山に囲まれた人口僅か90人余りの小さな集落、によどがわちょう上名野川は、高齢化が進み、65歳以上の住民が8割を占める。
しかし、山の中に一歩足を踏み入れると、なぜか、30代、40代の働き盛りの人々の姿が。
実は中嶋さんがこの集落に呼び寄せた。
その中の一人、片岡盛夫さんは3年前、父親の自伐林業を継ぐためにUターンした。
都会を離れることに抵抗はなかったのか。
父親のほうがずっとやっていたんで、都会でもそんなに仕事もなかったですしね、年がいってからですね。
比べると、それはいいです。
なんとか、サラリーマン程度は取れるかな。
15年前、片岡さんの父親が1人で始めたこの集落での自伐型林業。
現在では、地元住民だけでなく、UターンやIターンした人が加わって、9人に拡大した。
何年にもわたって間伐され、手入れされたまっすぐに太く育った木々が、次々と伐採されていく。
そしてこのグループが今、取り組んでいるのが。
これ、通ったら、次にやってほしい人がおるんじゃけどね。
自分たちの山だけでなく、高齢で山に入れなくなった住民の山も請け負う形での自伐林業だ。
さらに大幅に出荷量が増えた木材を、安定した形で販売するための木材市場が、3年前に設立された。
曲がりと節が少なく、高品質な上名野川木材のブランド化の準備も進めている。
高齢化が進んだ集落に新しい息吹が吹き込まれようとしている。
上名野川はこのまんまでいくと、20年もしたらたぶん誰もいなくなる。
このまま終わってしまうのはちょっと寂しいんで。
自分たちの代で、どこまで頑張れるか。
手応えはありますよね。
ということで、実はこちらご覧ください。
ちょっと聞き慣れないことばかもしれませんが、森林蓄積ということばがあります。
これ、一体どういうことかというと、森の中にどのぐらいの体積、木があるかということなんですが、1966年、東京オリンピックの直後に比べると、要するに伐採してこなかったんで、木がどんどん大きくなってるんですね。
その森林蓄積、木の体積が実に2.6倍、植林地帯に関しては、5倍以上の材木量になってるということなんで、これはやっぱり、使わない手はないだろうということなんだろうと思いますが、いかがですか。
使いみちさえはっきりしてれば、山の木も切られるようになるし、最近、あれですよね、海外からの輸入材が少なくなって、国産材を使う人が多くなってきたんですよね。
だから価格が僅かに上がってきました。
中国向けの輸出が非常に田崎さん、増えているということなんですが、いがいとこういうことって知らない人が多いっていうか、報道されてないですね。
そうですね。
僕も知らなかったんですけども、やっぱりああいう所へ若い人たちが入っていくというのはね、非常にいいことだと思いますよね。
日本のヒノキかなんかで、茶室を作って、茶室のユニットを中国人のお金持ち向けに、これ、売って、結構もうかってるところもあるっていう話もあったりしてですね、五郎さん、いろいろ、やり方しだいで。
そうなんです。
私はね、何か新しいものを作るというよりは、今あるものでね、これ、大事なもの、それをもう少し活用するっていうぐらいに考え方をね、変えたほうがいいんじゃないか。
それは森なんかがまさにそうなんですよね。
そうですね、石破さん。
面積当たりどれだけの方が従事してますかということを考えるとね、ドイツにしてもオーストリアにしても、面積当たり、日本の10倍の人が従事しているわけですよね。
今まで私も含めて、林政というのは、高性能の機械入れるんだと。
林道をバーンと造るんだと、それで低コストでやるんだということでやってきたけれど、そうじゃないやり方があるんだっていうことですね。
やっぱり地方創生っていうのは、地方にどれだけ働き手を作るかであって、林業って世界中、木の切り過ぎで困ってるのに、日本だけが木のきらなすぎで困ってるわけです。
これ、生かさないでどうするのってことですから、新しいやり方っていうのを考えて導入したいし、国もできる支援をやりたいと思いますね。
と考えると、やれることは本当にまだまだたくさんありそうですね。
農業も漁業も林業もあります。
増田さん、ここまでです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ続いて、日本最大の日雇い労働者の街で、こんなことが起きてます。
全部アダルトですか?これ。
こちら、ご覧ください。
大阪市西成区あいりん、通称あいりん地区と呼ばれる所なんですが、大阪万博の建設特需で、日本全国から日雇い労働者の方が集まって、ところがその後、日雇い労働者の方が高齢化しまして、現在、高齢化率が36%、そして人口が西成区、12万人ぐらいなんですが、生活保護率が23.3%、4人に1人弱が生活保護で暮らしているという状況なんです。
場所的には、あのあべのハルカス、日本で一番高いビルから下見下ろすと、ここという、通天閣のすぐ近所という所で、こんなことが起きてます。
そのあいりん地区で今週、古くから続く闇市が摘発されました。
この地区ではことしに入って、9人の露店商が逮捕されています。
露天商が後を絶たない理由とは。
今週日曜日、大阪府警の捜査員に囲まれ、一人の男が路上に立ち尽くしていた。
午前6時34分です。
露天商の男が逮捕されます。
69歳の男は、無許可で露店を開いたとして摘発された。
道にブルーシートを敷き、眼鏡や拾ってきたネックレスなどを販売していた。
露店が出ていたのは大阪市西成区にあるあいりん地区。
全国から集まった2万人近い日雇い労働者が暮らしている。
古くから覚醒剤の密売や違法賭博が横行、道には違法な露店が軒を連ね、闇市と化した。
今、7時過ぎたところですけれども、10メートル、20メートル間隔で、露店が出ていますね。
カメラは1年近く前から、その闇市を取材。
この日は30ほどの露店が出ていた。
映画。
英が?1枚200円。
3枚500円。
1月18日。
きょう?
あした。
あした?
この翌日に公開されるはずの映画が、なぜかDVDとして売られている。
それは、韓国経由とか、あっちですよ。
ああ、ちゃんと日本語になってくるんですね。
うん、日本語はちゃんとしてる。
またこんな店も。
これ1ついくらするんですか?
100円のお握り。
売られていたのは、コンビニのお握りやサンドイッチ。
賞味期限切れてるのちゃう?
切れてる。
当たり前のやつはコンビにいかなあかん。
露天商の男によると、店が廃棄した商品を別の人物から買い取り、転売しているという。
たばこだ。
マルボロは?
330円。
韓国、韓国。
あ、韓国からのか。
100円くらい安い。
朝にもかかわらず客は決して少なくない。
わいせつDVDを扱う店では、取材班の横で、中年の男が20枚まとめ買いをしていった。
あいりん地区は、日本一高いビル、あべのハルカスで沸くエリアから電車で1駅で、闇市のすぐそばには小学校や中学校がある。
マイナスのイメージで取り上げられることが非常に多かった。
このイメージを根元から変えること。
こういった現状に、大阪市も改革に乗り出した。
西成区の特区構想を打ち出し、子育て世代を呼び込もうと、来年4月には、あいりん地区に小中一貫のスーパー校を開校する予定だ。
そして警察も治安向上を目指し、闇市の取締りを強化している。
しかし、露天商からはこんな声が。
それでもやる。
やっていかないといけない。
結局、生きてくってことや。
やり続けるのはなぜですか?
生活できへんからね。
違法行為に手を染めなければ生活できないという労働者。
おととい、取材班は早朝からあいりん地区に入った。
中心部にある公園には、小屋やテントのそばで野宿をする労働者の姿があった。
この地区では、いまだ1000人以上の人が路上生活を続けているともいわれている。
こちらにも求人情報が出されていますね。
一般土工で、賃金は日額ですね、1万円、雇用期間は5日間。
労働者が仕事を求める職業安定所に向かうと、周辺には多くの人が。
リーマンショック後の不景気で、全国的に日雇いの仕事は減ったままで、この街には今なお、各地から労働者が流れ着いているという。
建物に入ってみると、床に寝転ぶ人たちの姿が。
仕事にあぶれた人が昼間、ここで時間を潰しているというが、100人近くいるように見えた。
ある労働者は、現状をこう語った。
仕事って昔に比べて、数は減ってるんですか?
もちろん。
どうなってる?増えてる?
いやもう、減ってる。
半分ぐらいでしょうね。
生活は?
生活は成り立たないよ。
1970年の万博開催を機に、大阪では建設ラッシュを迎えた。
同時に、日雇いの仕事も次々と舞い込み、街は活気であふれたが、その後の不況や機械化により仕事は激減。
ここ5年でも半分になっている。
ただ、取材をしたこの日、求人広告を貼った車が10台近く確認できた。
なぜ仕事が残っているのか。
体力的にやっぱりやれるのは65ぐらいまで。
本当に仕事やる気あったらなんぼでも探せるんで。
体さえ元気だったら。
この男性は現在78歳。
日雇いの仕事で多い肉体労働は、求人があったとしても体力的にもうできないという。
今、あいりんの街は労働者の高齢化が急速に進んでいる。
西成区の65歳以上の高齢者の割合は36%と、大阪市全体の24%を大きく上回り、超高齢化社会となっている。
雇う側も、高齢の労働者を避け、労働者も仕事に手を出せない。
収入が得られなくなり、闇市の露店のような犯罪に手を染めるケースがあるのだ。
この通りは両側に簡易宿泊所が立ち並んでますね。
街の様子も変わってきている。
よく見かける福祉や介護サービスの文字。
住宅や宿泊施設の多くが高齢者をターゲットとしているのだ。
そして高齢労働者の多くが生活保護を受給し、西成区の受給割合はここでもほかの区と比べ、突出している。
高齢化に保護費の増大、日本の社会が抱える問題の最も深刻なケースがそこにある。
頑張りたいんだけれども、通常の仕組みではなかなか無理かなっていうんで、ここで滞留せざるをえない方がね、結構、目立ってますよね、今ね。
600人ぐらい孤独死だという話を聞いたんですよ。
今は生活保護を適用してもらって、畳の上に上がってね、生活しているんですけどね、やっぱり身寄りがないとか、一人でそのまま孤独死している。
現在、西成区で進められている特区構想の中で、大阪市の橋下市長は、あいりん地区に日雇い労働市場を残すと明言した。
あいりんの街は、これからも流れ着く失業者の受け皿となり、労働者はこの街で老いていく。
超高齢化で疲弊した街の姿が、日本の行く末に静かに警告を発している。
石破さん、日本でこれから起きることのある意味縮図でもあります。
そうですね。
ですから、仕事がきちんと確保できる、やっぱりあれこれきれい事言っても、どうやって仕事を確保するかということですよね。
だから誰でも知ってた自動車メーカー、あるいは家電メーカー、それが海外に行っちゃったことで、何万という人が減っている。
公共事業ってそんな伸びやせんですよ。
どうやって仕事を確保するかっていうのは、仕事を作っていかなきゃいけないんで、仕事を作るために地方に行く、そういう今までと逆の発想をすることによって、これから先、日本がきちんと仕事があり、きちんと年をとっていける、
お天気です。
大型で非常に強い台風19号が北上中です。
沖縄本島地方は暴風域に入っています。
では初めに台風情報です。
台風19号は沖縄の南の海上を北上中で、このあとも非常に強い勢力を保ったまま沖縄の本土に近づき、あさって月曜日にかけては、九州の南に進む予報です。
月曜日から火曜日にかけては、西日本から東日本を中心に大荒れとなる見込みです。
では全国のきょうのお天気です。
晴れる所が多いでしょう。
ただ、台風が近づく沖縄や九州南部では、雨や風が強く、海上では猛烈なしけとなりそうです。
続いて週間予報、北日本と東日本では、月曜日から火曜日にかけて台風の影響で、雨の降る所が多くなりそうです。
西日本です。
あすは九州や四国などで雨や風が強まり、月曜日は各地で大荒れとなるでしょう。
以上、お天気でした。
警戒し過ぎるということはありませんので、本当にお気をつけいただきたいと思います。
岩田さん、それにしても、先ほどのあいりん地区ですが、今、あそこは安いホテルを求めて、外国人バックパッカーのせいちになったりしているところもあるみたいですけど少しずつ変わりつつある。
変わりつつあると思いますよ。
まだやはり福祉の問題もありますけど、…やっぱりね。
そうですね、実は今、疲弊しているのは地方だけではないということが改めて浮き彫りになった感じがいたします。
皆さん、きょうもどうもありがとうございました。
来週、こちらです。
過疎の村が消える?その危機を救うのは東京育ち、25歳の女性。
2014/10/11(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]
3連休直撃か?最強クラス台風ここに警戒を!▽衝撃・北大生「シリアへ」…日本にテロ危機迫る現実▽少子高齢、東京集中、地方創生…近未来日本どうする?新企画始めます
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