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世界征服を狙う悪の組織に対して警察自衛隊は無力だった
悪の組織撲滅のために結成された第三の組織戦闘課に所属する5人のヒーロー黄金戦士トレジャーファイブ
しかし戦い以上に戦ったあとの飲み会が盛んな彼らを人はこう呼んだ
乾杯戦士アフターV

(一同)乾杯!
(ため息)おっ失恋?違いますよ!じゃあ何?思った事はなんでも言えって。
そのための反省会なんだから。
じゃあ言わせてもらいますけど今日ロボに乗った時椅子のシートにタバコの焦げ跡がありました。
誰ですか?
(グリーン)ヒーローがロボの中でタバコとか考えられないですよね。
っていうか君さこう5人で並んで走るところあるじゃん。
その時1人だけ外の方に行ってすごいコースから外れる時あるよね。
今日もそうだったし…。
あれなんなの?隊列が乱れるんです。
あああれはすれ違い通信です。
は?
(グリーン)今日結構やじ馬いたんでチャンスだと思ってその人たちの近くまで行ってバーッと前を走ったんですよ。
そしたらですねすごいですよ。
さっき確認したら結構ゲットしてて…。
ほら見てくださいよ。
いや見ないよ。
じゃあ何?君はゲーム機を持ちながら戦ってるの?いや持ってないですよ。
ちゃんとここに入れてるんですよ。
いやそこに入れちゃダメでしょ!大丈夫ですよ。
こう戦いながら…。
さっと守りながら戦って…。
ほらよいしょもういっちょどうしたあらよあらよ。
あらよあらよ…。
ちょっとやめてください。
わかりました!その件はもういいです。
いいのか?こんなに楽しいのに。
よし飲もう!いや話は終わってませんよ。
もういいよ〜。
イエローさんのその四十肩どうにかならないんですか?えっ?なんで?なんで?って…パンチ出来ないでしょ。
キックしてんじゃん。
足上がってないでしょ!あっそう。
じゃあ気をつける。
き…絶対気をつけないでしょ。
うん気をつけない。
気をつけましょうよ!なんかこう鍼に行くとか整体に通うとかあるでしょ?私の知り合いでさ体の毒素を全て外に出す水売ってるよ。
1リットル2万で。
まあ少し高いけどねえ。
よし!ここは荒療治だ。
おいグリーン俺の肩な上に強引に引っ張り上げてみろ。
えっ…いいんですか?そんなやり方で。
これ以上みんなに迷惑はかけれんだろ。
イエローさん…。
グリーン!なんで僕なんですか…。
早く!いいですか?じゃあいきますよ。
せーの…。
…と見せかけてよーいしょっと!ギブ?ギブ?
(グリーン)痛い痛い痛い痛い!ギブアップ?ギブギブギブ!ギブ…。
おーっとグリーンギブアップせずにロープに向かって必死に手を伸ばしている!これがグリーンの…いやプロレスラーとしての意地なのか!?ギブギブギブ…!
(チャイム)
(総帥)仲間割れか…。
フフフフフ…仲間同士殺し合うがいい。
(2人の笑い声)その前に…ホッケだ。
(戦闘員)キー!あの…皆さんそもそもなんでヒーローになったんですか?あっ俺はカレーが好きなんだけどほら一番好きなもんって仕事にしたくないじゃん。
なんかカレーっぽい仕事ねえかなって考えてたらあっイエローならカレー食べれるじゃんみたいな話があって…。
まあそんな感じ。
うわ〜…。
もうカレー食うイエローの時代じゃないですしね。
俺は立ち食いそば屋だ。
何がです?ヒーローになった理由だよ。
それが立ち食いそばなんですか?ああ。
あの…詳しく聞かせてもらってもいいですか?俺の実家の近くに立ち食いそば屋があってな土曜の夜にはよく親父に連れて行ってもらってた。
雨の日も風の日も通った。
何年も通い詰めたある日店を出ると隣の新聞屋に配達員募集の貼り紙が貼り出されていた。
新聞?その貼り紙はいつまで経ってもはがされる事がなかった。
(箸を置く音)そこで俺は気がついたんだよ。
なんにですか?新聞が俺に配達されたがってるんだなって。
(ブルー)だから俺は高校を卒業してすぐ採用試験を受ける事にしたんだ。
その結果どうだったと思う?さあ…。
不採用だ。
新聞配達落ちちゃったんですか…。
それでヒーローに入隊した。
えっ!?いやいや…そこの間を話してください。
バイクに乗れるならなんでもいい。
自転車でもいい。
俺は工業高校の顧問の先生にそう伝えた。
先生が黙って紙を一枚差し出した。
それが戦闘課への出願届だった。
戦闘課ってそんな誰でも入れる感じなんですか?
(ピンク)私もどっちかっていうとそんな感じだよ。
まあ安定してる公務員ならなんでもいいや的な。
なんか戦闘課はあんま忙しくないみたいな事聞いたから…。
出たなゆとり世代!
(ピンク)そんなもんじゃないの?ねえグリーン。
(グリーン)いや僕は違いますよ。
僕はちゃんとここに入りたくて試験を受けましたし。
そうでしょ?いやそう…それが普通だって!
(ピンク)でなんなの?グリーンの入隊理由は。
ちょうどその頃僕ゾンビもののゲームにはまってて。
バンバン撃ち殺す的な…。
でその時ですよ。
テレビで見たんです。
怪人がヒーローたちの手によってボーンって大爆発するシーンを。
僕これしかないなと思いまして。
それでまあ入隊して実際やってみるわけじゃないですかそのボーンってやつ。
これがもう想像してたよりずっと…。
カタルシスっていうんですかねあの感じ。
なんかちょっと中毒性もあるっていうかなんか怪人そろそろ出てこないかなと思う事もあってなんかスカッとさせろよ的な…。
もういいよ。
もういいから。
えっ?なんでですか?今の話聞かなかった事にする。
えっ?それで今後永久に口にするな。
(ピンク)でもそういう感じレッドにはないの?そういう感じって?スカッとする的な…。
ないですよ!当たり前でしょ!?えっ私あるよ月に一度ぐらい。
そういう気分の時もね。
やめましょうよそういう話…。
フンくだらん話を…。
しょせん奴らはその程度という事よ。
(笑い声)どうした?いえ…自分がこの世界に入った時の事を少し思い出しまして…。
両親が離婚して学校からも見放されてフラフラするばっかりだった俺に声をかけてくれたのは総帥でした。
(総帥)もういい。
空いたグラスを下げてこい。
あの…総帥がこの世界に入った理由はなんなのですか?よろしければお聞かせ頂けませんか?昔の…話だぞ。
(総帥)うちの親父は小さな工場を経営していてな決して裕福ではなかったが笑顔の絶えない幸せな暮らしを送っていた。
そんなある日だ!1人の従業員が突如姿を消し代わりに闇金の奴らが工場に現れた。
その男は闇金から金を借り夜逃げをしたっていう話だ。
しかしなぜ工場に?親父は保証人になっていたんだ。
なんて事を…。
俺は親父に言ったよ。
だまされたんだ!とな。
しかし親父はその男を疑う事はなかった。
あいつは金を作ってきっと戻ってくる。
そう言ってな…。
工場は差し押さえられ私の家族は虫けら同然の生活を強いられる事になった。
そして親父は無理がたたったんだろう。
6年後息を引き取った…。
結局最後まであの男を恨む事はなかった。
だが…!私は親父とは違う!正義などこの世にはない!悪の力がなければ勝つ事は出来んのだ!わかるか!?はい!悪の力で正義を根絶やしにするんだ!!はい!!泣くな!すいません…!
(店長)何してるの?泣いてるの?いや…すいません。
まず5番テーブルの片付けからだ。
はい。
うん。
うわ〜すごーい!すげえすげえすげえ!リーダーやりたかった?俺は今日はっきりとわかりました…。
ホッケの他の取り方があるのか?皆さんには大切なものが欠けています。
それはヒーローとしてのモラルです!俺たちには正義の志を貫き世界の平和を守るという大切な使命があります。
それを実現させるべく…。
ちょっと!えっ?いや今大切な話をしてるんで…。
でもトイレ…。
どうぞ。
(ため息)あのさリーダー。
はい?気持ちはわかるのよなんとなく。
ただどうなの?その正義っていうのは結局何すればいいわけ?いやだから世界の平和を…。
もっと具体的によ具体的に。
具体的に?まず俺たちがやるべき事は…ピンクに飲み代のお金を払わせる事です。
そんな事なの!?ぐっとスケールの小さい話になりましたね。
いやいやそういうのも大切なんですって!繋がってんだから世界の平和にどっかで。
ピンクにお金を払わせる事が?そうですよ。
そういう心の改革をちゃんとする事がヒーローのモラルを育てる事になるんですよ。
もうそういうのいいから飲もうよ〜。
大体ねなんであの人いつも飲み代を払わないんですか。
あんなのちょっとした食い逃げですよ。
もうあれはねピンクさんの妙技なんですよ。
本当見事なんですから。
会計直前にぬるっとトイレ行って会計終わったらふわっと帰ってくる。
じゃあその時に払ってもらえばいいじゃないですか。
それはダメだよリーダー。
なんでですか?だって会計終わったあとにささっきの飲み代なんですけどまだもらってないかな〜なんて思うんですよねって…。
女に金せがむヒーローってのはどうなのよ?ヒーローとして?ああ…。
わかりました。
作戦があります。
トイレもう大丈夫ですか?うん…。
何?それ。
セクハラ?じゃあお会計しちゃいましょうか。
すいませーん!お会計お願いしまーす!
(グリーン)《トイレに行ったばかりではもうトイレに行けない。
せこい作戦だけど効いてますよ》《勝利だな》《勝利です》《よっしゃ!》ちょっとどこ行くんですか?
(ピンク)えっ?トイレなら今行ったばっかりですよね?少しぐらいなら我慢出来ますよね?いやいや電話かかってきたからさ外行こうと思って…。
本当ですか?
(ピンク)うん。
誰からです?田舎のおばあちゃんから…。
おばあちゃん…?行っていい?どうぞ…。
すいません。
お会計お願い出来ますか。
クソーッ!おばあちゃんは反則だよなあ。
なんなんでしょうね…。
こう「おばあちゃん」って単語聞いただけで胸がキューッてなるような…。
なんにも言えなくなりますよね。
バルス!みたいなもんだろ?フフッ…バカどもめ!自ら弱点をさらしおったわ!アハハハハ…!おばあちゃんか…。
おばあちゃんだな!アハハハハ…!えっ?ピンクがタバコ?いや暗くてよくわかんなかったんですけど遠目だとそういうふうに見えたんですよね。
いやいくらなんでもピンクのはずがないでしょ。
僕もそう思いたいですけど…。
昔から男の子の初恋の相手はヒーローのピンクなんだぞ。
それがタバコふかしてたらなんか…違うでしょ。
でもさ俺も怪しい現場見ちゃったんだよな〜。
なんですか?この間さ仮眠とろうと思ってロボの中に入ったんだよ。
ちょっ…何やってんですか!だってロボの中空調効いてるし静かだし…。
それで?それで中に入ったらすげえヤニ臭えの。
うわっと思ったらさ中からあの女が鼻歌歌いながら現れてさ…。
(グリーン)うわっ…それ完璧に吸ってますねピンクさん。
本人に聞いたんですか?聞けないっしょ。
俺ヒーローだもん。
だっておばあちゃんからの電話を大切にするような女性がタバコを吸ってるとは思えないよ。
っていうかあれ本当におばあちゃんからの電話だったんですかね。
えっ?大体電話自体本当にかかってきたかどうか怪しくないですか?確かにな。
あの女表ではかわいい顔していかにもピンクってな感じでやってるけどなんか裏の顔あるよなあ!酒でも2杯目から焼酎とかポン酒いくしさ…。
いや俺はピンクを…。
というかおばあちゃんを信じます。
でどうするんですか?次は。
何が?ピンクさんのここでのお会計です。
それはもちろん払ってもらいますよ。
いつものパターンだと会計直前ぬるっと帰っちゃうんですよね。
それがまた見事なんだよ。
僕はもう諦めた方がいいと思いますけど。
いやヒーローは簡単に諦めたりなんかしない。
(総帥)フフフフフ…。
覚悟しておけよヒーローどもめ。
(2人の笑い声)
(ノック)ドリンクでーす。
うわ〜お上手ですねおばあちゃん。
見るな!まだ途中だ。
これお客さんが…。
うわっ!どうぞごゆっくり。
フゥ〜危ない。
(2人の笑い声)
(ピンク)ごめん遅くなって。
おお…座れ座れ座れ。
なんか暑苦しくない?あっそういえば言っておく事があるんです。
何?実はちょっとしたゲームをやろうって話になって…。
もしこの5人の中で誰かがトイレに立つ事があったらその時点でカラオケはお開きにしましょうゲーム!…っていうんですけど。
何?それ。
つまり誰かがトイレに立った時点でお開きにしてお会計を先にしちゃおうって事なんです。
えっ?じゃあ私今のうちにトイレ行っていい?あーっ!実はもうゲーム始まっちゃってて…。
だったらお開きって事にしてお会計をしちゃいましょうか。
別にそれでもいいですけど…。
どうします?《リーダーの作戦やっぱりせこいけど効いてますよ》やっぱ行かない。
でなんですって?おばあちゃん。
えっ?おばあちゃん?そうおばあちゃん。
ほら電話…。
ああはいはい。
おばあちゃんね…えっとなんだったっけな?あっすいません。
僕さっき外出た時ちょっと会話が聞こえちゃったんですけど。
あっそう…。
なんか六本木のクラブでDJをやるとかなんとか…。
ああそうそうそう!なんか今度六本木のクラブでイベントするらしくって。
イベント?おばあちゃんが?そう町内会の人たちと。
なんかそれでDJやるんだって。
おばあちゃんがDJやるんですか?そう。
えっとなんだったっけな?「天童よしみナイト」とかなんかそんな感じの事言ってたけど。
全員朝まで踊らせて足腰ガッタガタにしてやるって。
ふ〜ん元気でいいねえおばあちゃん。
まあね…。
でももうこんな時間だし寝ちゃいましたよね?ああ多分…。
って事はもう電話かかってくる事もないですよね?そうね…。
イエローさん何か1曲どうですか?そうか?じゃあそのおばあちゃんのために天童よしみの名曲でも入れますか。
おお〜!え〜『BETOGETHER』『BETOGETHER』…。
それ鈴木あみですよ。
えっ?天童よしみだろ?いやいやいやいや…。
鈴木あみですよほら。
どこがだよ。
だから鈴木あみ…。
お前の手で見えないんだって…。
よいしょ!ギブアップ?ギブアップ?痛い痛い!ギブギブギブ…!いいか?『BETOGETHER』はな鈴木あみの前にTMNETWORKの曲なんだよ!もう天童よしみ関係ないじゃないですか…。
(グリーン)痛い痛い痛い…!
(ピンク)ねえねえねえねえ。
そういう関節技ってさ簡単なのないの?何が?いや私も覚えようかなと思って。
戦いとかでも役に立つかもしれないし。
いいですねえ。
でしょ?なんか教えてよ。
護身術なら簡単なのありますよ。
例えば?ちょっと来て来て来て…。
こう親指の関節をとったりとか…。
えっちょっとやってみて。
どんなの?だからここをこうやって…。
痛い!痛〜い!えっ!?いやいやいやまだ何もしてませんよ。
痛い!骨折れたかもしんない。
えっ?痛い〜…。
大丈夫ですか?ねえリーダー骨折れたかもしんない。
え〜っ!?
(ピンク)痛い!冷やします?痛い!ねえリーダー…っていうかヒーロー助けてよ!ねえ正義のヒーロー助けて!
(ピンク)痛いよ〜…。
痛い…。
病院に行きましょう。
うん行く。
え〜っ!?急いで!いい病院知ってますよ。
最初から無理なんだよ。
あの女に金を払わせようってのがさ…。
いやそんな事はない。
去り際にあの女これを俺に渡していったんだ。
お金ですか?
(操作音)リーダーごめん…。
どうしたんですか?さっきグリーンに技かけた時になんかやっちゃったみたい。
明日戦えないかもしれない。
(操作音)『ズルい女』「Bye‐Byeありがとうさよなら」「愛しい恋人よ」
トレジャーファイブの前に立ちはだかる金色の男
次々と倒されるトレジャーファイブ
敵か?味方か?
2014/10/10(金) 00:30〜01:00
サンテレビ1
乾杯戦士アフター