メニューの充実と店舗の改善にも集中して取り組むと発表したマクドナルド。
ますます競争が激しくなる中番組の一部に字幕のない部分があります。
ご了承ください。
ノーベル物理学賞の発表から一夜明け、青色発光ダイオードの開発で受賞が決まった日本の3人に対し地元や母校、そして家族から喜びの声が上がりました。
きのう発表された今年のノーベル物理学賞。
日本の3人が同時受賞という快挙に近畿でも笑顔があふれました。
受賞の理由は「青色LED」。
私たちにも身近な発明でした。
記者)「青色LEDを使った照明や看板は街のあちこちで見ることができます。
もうすぐ完成する新しいグリコの看板にもLEDが使われる予定です」通りに並ぶ信号や…通天閣の照明も今ではLEDです。
LEDを使ったディスプレーを拡大してみると…一つ一つのライトが赤・緑・青の3つでできているのがわかります。
この3つの明るさを調節することであらゆる色を表示することができるのです。
赤と緑のLEDは1960年代に開発されましたが青い光を発する物質だけは世界の誰もうまく作ることができませんでした。
その壁を乗り越えたのが日本の3人だったのです。
受賞が決まった一人、カリフォルニア大学の中村修二教授は徳島大学出身で、阿南市の日亜化学工業在職中に青色LEDの実用化につながる研究開発を行いました。
徳島大学時代の恩師である多田修名誉教授にとっても待ちに待った朗報でした。
一方、名古屋大学の天野浩教授はフランスに行く道中、乗り継ぎのために降り立ったドイツのフランクフルトで受賞決定を知りました。
天野教授とメールのやりとりをした長女の彩さん。
京都大学の大学院生です。
研究室の仲間からノーベル賞受賞を絶賛されたことをメールで伝えました。
けさ、ノーベル賞受賞が決まってから初めて父親と話すことができました。
先月、名古屋に帰省した際にも2人で食事を共にしました。
この時もノーベル賞の話題が出たといいます。
【この部分は字幕がありません】捕鯨発祥の地と言われる和歌山県太地町。
そこには、抗議活動を続ける外国人の姿も…その町に移り住んできた一人のアメリカ人。
歴史を学び、文化の発信を図る、その活動を追いました。
ニュースを続けます。
大阪市では市長や議員らの報酬を検討する審議会が開かれ、市長の退職金を0とする答申がまとまりました。
政令市では初めてとなります。
市長や議員の報酬について外部の有識者らで議論する大阪市の特別職報酬審議会。
きょう答申がまとまり、「任期4年の市長に退職金はなじまない」として現在3953万円の退職金は廃止としました。
一方で、急激な減額となるのを緩和するためその半額を、月額の報酬に加えるとしています。
年収については10・9%の減額としています。
また、市議会議員の年収はこちらも10.9%の減額。
使い方が問題となっている政務活動費は14.9%の減額で全国トップレベルの684万円が582万円になります。
答申では報酬の適用は市長、議員ともに次の任期からとしていますが、橋下市長がどう判断するか注目されます。
きょうの特集は捕鯨です。
国際捕鯨委員会で調査捕鯨の先延ばしを求める決議案が採択されるなど、国際的に苦しい立場に追い込まれている日本の捕鯨。
規制の対象外とはいえ、反捕鯨団体や活動家から抗議を受け続ける和歌山県太地町に、捕鯨文化を研究するアメリカ人がいます。
その活動と目的を取材しました。
午前5時前の和歌山県太地町。
伝統のくじら漁が始まる時間です。
その傍らにはカメラの手にした反捕鯨団体、シーシェパードのメンバー。
それを監視する警察官。
太地町の毎日の風景です。
しかし、その中で、もう一人、漁船を見つめる外国人の存在はあまり知られていません。
この男性もほぼ毎日、メモを片手に漁師を見送っています。
男性の名前はジェイ・アラバスターさん。
ジェイさんは太地町に住み込み、歴史資料室の研究員として、太地町の文化を研究しているアメリカ人です。
ジェイさんは、太地町で捕鯨の文化を伝える学芸員のボランティアもしています。
この日の相手は修学旅行で神奈川県から訪れた中学生たちです。
アメリカ人の口から語られる捕鯨の歴史。
一方、捕鯨に対する国際社会の視線は厳しさを増しています。
今年3月、国際司法裁判所が下した南極海での調査捕鯨中止の判決。
さらに先月には国際捕鯨委員会の総会で調査捕鯨の再開を遅らせる決議案が可決されるなどしました。
太地町の沿岸捕鯨はゴンドウ鯨など小型の鯨を対象とした追い込み漁です。
これは、規制の範囲ではありませんが、今後、国際社会の流れが影響を及ぼしかねないという声もあります。
太地町を世界に知らしめたのは、ドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」。
太地町での捕鯨を全面的に批判する内容で、2010年にアカデミー賞を受賞しました。
「ザ・コーブ」の公開後、「シー・シェパード」の太地町での抗議活動は激しくなったと言われています。
今でも、漁を撮影し、捕鯨反対を世界に発信し続けています。
一方、太地町で研究員として暮らすジェイさん。
捕鯨反対の声を上げるシーシェパードらについては「いろんな考え方がある」と真っ向から否定することはありません。
しかし、あまりにも偏った情報しか世界に発信されていないことに疑問を感じています。
ジェイさんは、3年前まで、アメリカの大手通信社、AP通信の記者でした。
東京で特派員をしていた5年前に「ザ・コーブ」の取材で太地町を訪れ、それまで耳にしていた感情的ともいえる批判だけでなく冷静な情報を世界に発信したいと考えました。
しかし、当時の太地町は外国人にとても閉鎖的な町だと感じたといいます。
ジェイさんは、2年間の取材活動の末、通信社を辞め、太地町に住むことを決めました。
真の太地町の姿を発信するには、町により溶け込む努力が必要だと感じたのです。
いまでは、食事の世話までしてくれる人までいます。
ジェイさんは、この日、完成間近のあるものを持って博物館に向かいました。
今週金曜日から展示される古式捕鯨が描かれた屏風をデジタル化したソフトです。
ジェイさんは今後、自分のホームページを作り、このソフトを載せたいと考えています。
国際社会で厳しい目が向けられる中、その土地を訪れ、文化と歴史を理解しようとする1人のアメリカ人。
ジェイさんの活動はまだ続きます。
【この部分は字幕がありません】がん検診啓発キャンペーンのための、新しい曲を作る槇原さん。
歌で伝えられることは何か。
悩んだ末にたどり着いたメッセージです。
今年5月にこのスタジオで行ったインタビューの中で槇原敬之さんはこうおっしゃっていました。
「MBSのがん検診啓発キャンペーンの新しいテーマソングを書いています、待っててください」と。
あれから5か月。
ついに出来上がった、という連絡が届きました。
悩んで悩み抜いて、槇原さんがたどり着いた、みなさんへのメッセージです。
8月。
槇原さんはインターネット向けのラジオの収録をしていました。
槇原さんの曲が、がん検診啓発キャンペーンのテーマソングになってから、番組には、「がん」にまつわるメッセージが頻繁に届くようになっていました。
槇原さんの苦悩。
それは、がんになった人の気持ちを、十分に理解できているのだろうか、という思いでした。
ほどなくして、槇原さんから1通のメールが届きました。
タイトルは、「新しいドア」と書かれていました。
歌詞が仕上がると、メロディのイメージは、ほんの2、3日で出来たそうです。
そして今月2日。
「新しいドア」のレコーディングが始まりました。
がん経験者の気持ちを100%理解することはできなくても、自分自身のように、いま健康だと思っている人を検診に向かわせることは出来るかもしれない、それが、数か月間悩み抜いた末の槇原さんの答えでした。
槇原さんが大切にする「生きること」への思いも、歌に込められました。
【この部分は字幕がありません】時間まで最新のニュースです。
きのう兵庫県西宮市で発覚したデング熱の新たな感染、蚊の駆除が行われました。
蚊の駆除は、デング熱に感染した女子大学生が蚊に刺されたと推定される場所から半径200メートルの区域などで行われました。
女子学生のデングウイルスの遺伝子配列が東京・代々木公園での感染例と同じだったことから、代々木公園で感染した人が西宮市内で蚊に刺されてウイルスが蚊にうつり、その後、女子学生に感染したとみられています。
西宮市で他に感染者が確認されていないことから、市は「二次感染の可能性は低い」としています。
女性宛てのはがきばかりを盗んだ疑いで郵便局の元契約社員の男が逮捕されました。
警察によりますと、大阪港郵便局の元契約社員、加田裕之容疑者は去年1月と3月の配達中に、宛名が女性のはがき3枚を盗んだ疑いが持たれています。
加田容疑者ははがきを港区のマンションのポストに隠していたということで、住民からの通報で発覚しました。
取り調べに対し加田容疑者は容疑を認め、「宛名の女性がどんな女性か想像していた。
200通くらい盗んだ」と供述しているということです。
神戸刑務所に服役中の男が同じ房の受刑者とトラブルになり、暴行を加えて死亡させたとして逮捕されました。
警察によりますと、詐欺事件で服役している神農忠正容疑者は今月6日、強盗事件で服役中の70歳の男性受刑者の腹や胸を殴るなどして死亡させた疑いが持たれています。
受刑者の死因は、殴られて折れた胸の骨が肺に突き刺さったことで、取り調べに対し神農容疑者は、「殴ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
神戸刑務所は「まことに遺憾で残念。
再発防止に努めたい」とコメントしています。
指定暴力団山口組系の宅見組副組長が賭博店の経営者らから「みかじめ料」を受け取っていたとして逮捕され、大阪府警が組事務所を捜索しました。
宅見組副組長の荒牧堅造容疑者は、インターネット賭博店の経営者らから、守代と称する「みかじめ料」20万円を受け取った疑いで今月2日に逮捕されました。
捜索は約50人の捜査員が30分間にわたって行いました。
警察は、組織的な関与があったかどうか詳しく調べる方針です。
今入ってきた情報ですがノーベル化学賞が発表され今入ってきた情報ですがノーベル化学賞が発表され残念ながら日本人の受賞とはなりませんでした。
明日は文学賞が発表される予定です。
朝のラッシュアワー
カメラは壮絶な逮捕劇を目撃した
2014/10/08(水) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
VOICE[字]【「捕鯨は文化」と発信米国人の思いは▽検診啓発の素敵な新曲】
世界へ「捕鯨は文化」と発信米国人の思いは▽検診啓発の素敵な新曲完成
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