社会のトビラ「日本の工業を支える・町工場」 2014.10.08

こう覚えよう!ではまた会おう!トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと。
こんにちは。
わたくし「社会のトビラ」こと温水洋一です。
今日のテーマはこちら。
町にある小さな工場ってことなんですがそれが日本の工業を支えるってどういうことでしょう?それにしても町工場。
口に出してみるとすてきなひびきだと思いませんか?みなさんもごいっしょに。
町工場。
いったいどんな所なんでしょうか?東京都の東にある大田区。
この町にはおよそ4,000をこえる町工場が。
どの工場も得意な専門分野を持っている。
その高いぎじゅつ力は日本のもの作りを支えてきた。
じゅう業員20人のこちらの町工場。
世界的に見ても高いぎじゅつ力を持っている。
その技とは金属を加工するぎじゅつ。
一まいの板からいろいろな部品を作り出している。
照明器具などの日用品から最先たんのせい密機器の部品までさまざまだ。
こちらはしょく人になって40年をこえるベテラン三橋雅幸さん。
100分の数ミリというちがいの加工ができる技を持っている。
どんな技なのか見せてもらおう。
まずは材料になる金属の板を用意。
そして型とあて金とよばれる所の間にしっかりと固定。
これでじゅんびオーケー。
そしてへらとよばれるこの金属のぼうを使って加工するのだ。
そこでこの加工法はへらしぼりとよばれている。
へらをわきにかかえてこの原理を使って自分の体重を金属に伝えて加工していく。
力の入れ具合で金属にはしわがよったりやぶれることもあるそう。
だからこそびみょうな力加げんが重要だとか。
これこそベテランしょく人の技なのだ。
へら一本だけで三橋さんは機械にはできないび調整をしてしまう。
へらしぼり。
三橋さんたちがみがき続けてきたこの技は今日本のもの作りに欠かせないものになっている。
ではここでクイズ。
正かいは…使われているのはここ。
ほ助ロケットの先たん部分。
軽いがひじょうにかたい特しゅな金属のため機械による加工はむずかしい。
そこで三橋さんたちしょく人の技が必要とされたのだ。
最先たんの科学ぎじゅつを町工場のしょく人さんたちが支えていたんですね〜。
小さな町工場で作られたものがあの大きな宇宙を飛んでいるなんてすごいじゃないですか。
わたくし今はしがないトビラですがいつかはロケットになって宇宙を飛び回るのがゆめなんです。
三橋さんにたのんで部品を作ってもらわなきゃ。
でもどうしてそんなにすごいぎじゅつが町工場にあるんでしょうか?大田区に町工場がふえ始めたのはおよそ50年前。
日本の工業が急速に発てんする中大田区の町工場は大企業から受注した部品をせい作してきた。
さまざまな注文をこなす中でもの作りのぎじゅつをみがいてきたのだ。
そんな大田区の町工場だがこの30年でその数は半分以下にへってしまった。
その大きな理由は部品をおさめていた大企業の工場が海外にい転してしまったからだ。
そこで大田区の町工場はどく自のぎじゅつをみがくことで生き残りをはかろうとしている。
この部品ステンレスせいのパイプを一部は広げ一部は細くするなどの複雑な加工をいらいされた。
ゆがみが出やすいステンレスは加工がひじょうにむずかしい。
三橋さんはさまざまなへらしぼりの技をく使し作り上げていく。
加工はできたが実はこの部品最後の仕上げが必要。
もう一つの部品とつなぎ合わせなければならないのだ。
しかし三橋さんの工場にそのぎじゅつはない。
そこで問題。
正かいは…高橋くん。
三橋さんがよんだのは地いきの町工場にくわしい…高橋さんさっそくつなぎ合わせる溶接のぎじゅつを持つ工場に。
こちらは溶接を始めて40年のベテランしょく人…うすくゆがみやすいステンレスせいのため溶接はむずかしいはずだが…。
あっという間につなぎ合わせてしまった。
自転車で行けるほどのきょりに高いぎじゅつが集まっている大田区。
これを自転車ネットワークとよび協力し合うことで新たなもの作りを進めようとしている。
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。
三橋さん完成した部品をチェック。
満足のいく出来だったよう。
町工場がみがき続けてきた技でまたこの世に一つしかない部品が生み出された。
一つ一つの町工場でできることはかぎられていてもみんなで助け合ってもの作りをしているんですね。
すてきです。
それにお客さんの喜びが自分の喜びだなんてかっこいい!わたくしトビラですがもしこわれたらこんな気持ちを持ったしょく人さんに直してもらいたいものです。
あなたの町にも小さな町工場はありませんか?のぞいてみたら新たな社会のトビラが開くかもよ。
地きゅう上のさまざまな場しょを2014/10/08(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「日本の工業を支える・町工場」[解][字]

小規模ながらも高い技術力で日本の工業を支える町工場。「へら絞り」という金属加工法でロケットの部品まで作り出す東京大田区の町工場の職人の技と心意気を伝える。

詳細情報
番組内容
小規模ながらも、得意な専門分野と高い技術を持つ町工場。東京都大田区のある町工場では「へら絞り」という金属加工の技術で、ロケットの部品まで作り出している。どんな注文にも応えられるよう、町工場同士が協力し合っている様子などを紹介することで、日本の工業を支える町工場の職人たちの技と心意気を伝える。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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