情報ライブ ミヤネ屋 2014.10.07

こんにちは。
10月7日火曜日、情報ライブミヤネ屋です。
まずはこちらのニュースからです。
ことし5月、札幌市で婚約者とけんかをし、家を飛び出したまま、行方知らずになっていました女性の殺害事件。
いまだ犯人は捕まっていないんですが、その事件の参考人として家宅捜索を受けていた男性が、きのう、首をつった状態で発見されました。
助けて!警察を呼んで!
ことし5月、北海道札幌市の緑地で遺体となって見つかった伊藤華奈さん、当時25歳。
事件発生からおよそ5か月。
きのう、事件は新たな展開を迎えた。
なんらかの事情を知っている可能性があるとして、警察が行方を捜していた33歳の男性が、首をつった状態で死亡しているのが見つかったのだ。
果たして、事件の参考人と見られていた男性と伊藤さんとの間に、どんなつながりがあったのか。
改めて伊藤さんが行方不明になった当日深夜の出来事を振り返る。
午前0時40分ごろ、伊藤さんは婚約者の男性と口論になり、1人で外出しました。
そして、あちらにあるコンビニエンスストアの防犯カメラに、伊藤さんと見られる女性が、一人で歩いている姿が映っていました。
散歩に出るといって、財布など、身の回りのものを持たず、家を出た伊藤さん。
その直後、高校時代の友人と、LINEでメールのやり取りをしていた。
頭の中ぐちゃぐちゃすぎで、家、出てきてしもうた。
意外に寒くて後悔中。
このメッセージが送信されたのは、午前0時47分。
さらに。
ちょっと不安定がピークすぎて、オーバーヒートしただけだから。
頭が冷えれば落ち着くさ。
大丈夫よ、ごめんね。
しかし、午前1時ごろ伊藤さんから婚約者に入った電話は、異常を示す切迫したものだった。
助けて!警察を呼んで!
電話先のただならぬ様子。
しかし、婚約者が外に出ると、電話は切れてしまい、伊藤さんの姿もなかったという。
あたしも痩せるっ!ドレスのためにっ。
行方不明になる前まで、市内の養護施設に勤務し、結婚を間近に控えていた伊藤さん。
両親は娘の無事を信じ、街頭で情報提供を呼びかけていた。
身に覚えのある方がいましたらね、もう一日でも早く娘を返してください。
しかし、行方不明から3週間。
伊藤さんの自宅からおよそ700メートル離れた緑地で、遺体となって発見された。
今は、帰ってきてくれたという気持ちでいっぱいです。
早く娘と一緒に家に帰ろうと思っております。
伊藤さんを殺害・遺棄したのは何者なのか。
警察が事件の参考人として行方を捜していたのが、札幌市内に住む33歳の男性だった。
しかしきのう、遺体が発見された札幌市から、西へおよそ60キロ離れた仁木町で男性が死亡しているのが発見された。
橋の下で首をつった状態で見つかり、自殺と見られている。
警察は男性の自宅を家宅捜索するなどしていたが、先月23日から行方が分からなくなっていたという。
果たして参考人の男性は、事件とどう関わっていたのか。
そして、伊藤さんとの接点は。
さて、まず2つの事件の位置関係から見ていきましょう。
北海道札幌市厚別区の自宅からおよそ700メートルの所で、伊藤華奈さんの遺体が発見されました。
そして今回、参考人として捜査されていた男性の遺体が発見された場所というのが、そこからおよそ60キロメートル離れた仁木町という所でした。
しかし、この男性の自宅は札幌市内にあったということです。
これ、岩本さん、札幌市厚別区といいますと、札幌市内中心部からは、ちょっと距離が?
そうですね、車で小1時間までは、いかないんですけれども、夜になると非常に暗くて、民家だけが少し、小さな明かりがついているような所なんですけどね。
何度か、中継もしたんですけども、駅前、明るいんですけども、これ、北海道の本当にいいところでもあるんですけれども、逆方向に行っちゃうと、本当に大自然、公園といっても本当に森のような大自然がある。
これ、北海道のいい所でもあるんですけれども、こういうところがある意味、死角になるというところもあったんではないかと思うんですが。
この男性なんですが、すでに家宅捜索されていたということなんですね。
伊藤さんの遺体が発見されてから、この男性がなんらかの事情を知っている可能性があるとして、自宅を家宅捜索するなどの捜査を進めていました。
しかし、23日から行方が分からなくなっていたということなんです。
きのう、仁木町の橋の下で首をつっている姿で発見されました。
自殺と見られています。
青木さん、あくまで参考人ということなんですが、これ、家宅捜索をしてて、行方が分からなくなって、首をつっている姿で発見された。
このあたりの一連の捜査、どういうふうにお感じになります?
僕も報道レベルでしか存じ上げないので、軽々なこと、言えないんですけども、ただ、地元紙の報道なんかを見ると、かなり容疑者ではないかというようなことも見ていたようなんですよね。
家宅捜索までしていたということを考えると、自殺だとすれば、もう少し、なんていうか、きちんと普通は行動確認なども含めて調べているはずなんですけれども、その隙を縫って、みずから命を絶ってしまったということになると、ちょっと捜査のほうにも、若干問題があるのかなというふうには見えてきますよね。
まだ参考人ということなんですが、仮にもし、なんらかの事情を知ってるということになれば、もう伊藤さんのご遺族の方は、娘さんも失って、なおかつ事情を知ってる人間も亡くなったって、これ、本当にやり切れない思いが募ると思うんですが、きょうの北海道新聞、見てみましょうか。
北海道新聞が報じているところによりますと、捜査関係者によると、伊藤華奈さんとは面識はないと見られています。
そして伊藤さんが5月4日に、行方不明になっているんですが、その直後の大型連休、ゴールデンウィーク明けから、この男性は長期休暇を取っていたということです。
これ一つ不思議なのが、伊藤さんとは面識がないってことになってきますと、これ、通り魔的犯行というような気がするんですが、春川さん。
婚約者に電話を、伊藤さんはしてるんですよね。
ですから、そのいきなり、後ろからぐっと襲われてというようなことではない。
電話をする時間はあったという、ここの部分ですよね。
だから状況から考えたら、真っ暗ですからね。
なんか車にでも連れ込まれた可能性もあるんじゃないかというふうに思いますけども、いずれにしても直後の大型連休から休暇を取っているということは、なんらかの事情を知ってた可能性もあるでしょうし。
先ほどもお話出ましたように、やっぱり参考人といえども、家宅捜索までやってるので、かなりの確度の高い情報は警察は得てたと思うんですよね。
それをやっぱり事情聴取の直前で、こういう形になったというのは、そこらへんに何か問題点があったのではないかなというふうに思いますけどね。
もしこの参考人というのが、事情を知ってて、もし犯行になんらかの関与をしていたとするならば、面識がない、春川さんが言ったみたいに、連れ去りだということになってくると、普通で考えると、電話をする時間というか、余裕というのはないような気もするんですが。
それはそうですよね。
それができているというのはどういうことなのか。
面識があったかなかったということについても、まだ今から裏付けの捜査があるんでしょうけども、いずれにしても、やっぱりなんらかの事情を知っている可能性の高い参考人が亡くなったということ、これますます、捜査が難しくなってきますね。
これ、車は小樽港に乗り捨てているということで。
そうなんです。
男性の車が発見されています。
この男性の遺体発見現場と、そして伊藤華奈さんの遺体発見現場の間にあります、小樽港の埠頭に乗り捨てられていたと。
これ、車というのは、もう分かってしまっているからというのもあるのかもしれませんけども。
さあ、続いてはこちらです。
最新鋭の気象衛星ひまわり8号を載せたH2Aロケット25号機が、鹿児島県種子島にある種子島宇宙センターからまもなく打ち上げられます。
技術の粋を集めた世界初、次世代の気象衛星は、ゲリラ雷雨の予測にも大きな期待が持たれています。
ついに、世界で一番の。
気象衛星が日本から宇宙へ打ち上げられる。
ようやく展望台に着きました。
ご覧ください。
エメラルドグリーンの海!きれいですね。
そしてロケットがこちら、ひまわり8号を載せたH2Aロケット、射点にスタンバイされております。
いよいよですね、ここが一番近い距離から見ることができるんです。
気象衛星ひまわり8号の打ち上げが、一番近くで見ることができる展望台には、早朝から100人以上の観光客が、今か今かとそのときを待ちわびていた。
きょう発射ですね。
そうですね。
楽しみですね。
日本の技術力の粋を見ようと思って。
頑張れ日本ということで。
ああ、早速、持ってるロケット、何?これ。
H2Aロケット。
H2Aロケット、もう言えるんだね。
きょう、ロケット打ち上がりますけど、どうですか?
楽しいです。
楽しい?もう楽しいんだ。
将来、何になりたいの?
ロケットになりたい。
ロケットになりたい?
今回、打ち上げが予定されているひまわり8号。
一見、普通のようにも見えるのだが、これまでのものとはひと味もふた味も違うのだ。
それが、衛星画像が飛躍的にきれいに。
実は、これまでのひまわりの衛星画像は、白黒で映し出されていたもので。
全然見えない。
春先などに中国大陸から飛んでくる黄砂が、雲なのか判別がつかなかった。
しかし、ひまわり8号では、その衛星画像がカラーになるため、黄砂が黄色に映り、見ただけで黄砂だと判別しやすくなるのだ。
さらに。
観測時間が大幅に短縮。
緑の山肌に茶色い土砂が流れた跡、土砂崩れの爪痕が残っています。
各地で甚大な被害をもたらしたゲリラ豪雨。
すごいよ、すごいよ、見て見て、前。
全部飛んじゃってる。
多くの家屋などが被害に遭った竜巻。
ひまわり8号では、これまでの衛星に比べ、短い間隔で、雲の動きなどのデータを取得できるようになる。
そのため、豪雨や竜巻をもたらす積乱雲を、これまでよりいち早く捉えることができるというのだ。
ひまわり8号は、世界最高の性能の観測装置を搭載して打ち上げる世界最初の気象衛星でございます。
ぜひこれを成功させて、防災などに役立てたいと考えておるところでございます。
そしてきょう、日本が世界に誇る気象衛星が打ち上げられることに。
このあと、打ち上げ直前で盛り上がる現地と、生中継を結び、一緒に発射の瞬間を見届けよう。
だって世界初の気象衛星なんでしょ。
すごいことですね。
鹿児島読売テレビの内田アナウンサーです。
内田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
打ち上げまで8分を切りました。
今、カウントダウンがちょうど今、スタートしたところです。
午後2時16分のロケットの打ち上げまで、今、カウントダウンがスタートしました。
私が今いる場所は、ロケットの発射場からおよそ4キロ離れた、種子島宇宙センターの展望台なんですけれども、この場所からはっきりとロケットのその姿、確認できるかと思います。
午後2時16分のそのときを、今か今かと待ちわびている状況です。
お天気は問題ない?
そうですね、青空がご覧のように広がりました。
台風18号の影響、大変心配されたんですが、きょうも一日時折ですね、風速10メートル近い、やや強めの風が吹いているんですが、三菱重工業によりますと、風速20メートル以下であれば、打ち上げに支障はないということなんですね。
今、内田さんが立ってる所から、大体4キロぐらいですか?
そうですね、およそ4キロ離れた場所なんですけれども、ですから、ちょうど打ち上げのそのごう音というのが、数秒遅れて届くかなといった場所ですね。
あれですかね?4キロ離れてても、相当の音がするんですかね。
そうですね。
もう実は、私、種子島にロケットの打ち上げ、取材来るの、初めてなんですけれども。
先輩たちに聞きますと…。
初めてなん?
すみません。
何度も経験しているかのように伝えていますけれども、実は初めてお伝えします。
ばりばりばりばりというごう音が、体に響くように届くということなんですね。
それは先輩のアナウンサーに聞いたわけ?
そうなんです。
なるほど。
うれしそうに。
やっぱりこれ、これ中継できるっていうのは鹿児島読売テレビでは、もうすごいことですね。
いやー、そりゃうれしいですよね、実はですね、先輩だけじゃなくて、後輩にも先越されまして、なかなかタイミングが合わず。
なるほどね。
内田君、大器晩成なんだ。
そうですね、ようやく、ようやく、連れてきてもらうことができました。
でもあれでしょ、展望台のほうには、もう全国から皆さん、見にいらっしゃってるんでしょ。
そうなんですよね。
カメラさん、ちょっと引いてもらえますか?周りですね、本当にもう、マスコミの方たちだらけなんですよね。
全国各地からこれだけの台数が、カメラ、準備整っております。
それから展望台の今、VTRでもあったんですが、そちらには、もう本当に一般の方もお休みを取って来られている方もたくさんいらっしゃると。
そうですね。
平日での打ち上げというのは、実はちょっと久しぶりということで、小学校などでは、授業をちょっと休憩して、近くの高台から見学したりとか、それからお仕事を休んで見学するという方も多いようですよ。
今、300台ですか?これ。
ちょうど今、5分切りました。
ですから、300秒を今、切ったところですね。
300秒ぐらいから、もうずっと、カウントダウンするんですか?
どうやらそのようです。
そうか?初めてやから知らんねや。
知らんのや、初めてやからね。
じゃあ、僕らと同じ感覚で内田アナウンサーも見れるわけですよね。
そうですね、生の、生っぽい中継ができるかと思います。
そうやね。
ごめん、内田君、何年目?入社。
入社14年目になりました。
遅咲きやねん、遅咲きや、大器晩成やん。
ほんまやったらもっと早く来る予定やねん。
満を持してということですね。
でもこれ、次世代世界初の気象衛星の打ち上げ見れるっていうのは、すごいことですよね。
そうなんですよ。
世界初のね、次世代型の気象衛星打ち上げということで、KYTも満を持して、内田投入ということになりました。
そうですね。
出た!鹿児島読売のひまわり。
ひまわり出たね。
はー。
ひまわり8号、内田。
笑顔がね、ひまわりっぽいですね、内田君は。
そんな話やないねん。
今ちょっと8分ぐらい時間がありますから。
発射直前にまた会いますんで、よろしくお願いします。
お願いします。
これやっぱり、飛躍的にすごいことになるんですか?
そうですね。
蓬莱さんです。
予測精度が上がると、期待されています。
どういうものかといいますと、こういうものなんですって。
こちら!まずひまわりの初号機が1977年に飛びまして、それから8代目となりました。
今、7号と6号が運用中ですが、8年前、9年前なんですよね。
今回、8号が飛ぶわけなんですが、全長8メートル、重さ1.3トンということで、打ち上げ10日後に、赤道上空3万6000キロの静止軌道に入ると。
やっぱり10日ぐらいかかるんだ。
性能確認テストを行って、来年の夏ごろから本格的な観測を開始すると。
じゃあ、10日からすぐどんとお天気予報が変わるわけじゃないんですね。
来年7月ごろ。
じゃあ、何がすごいか。
こちら。
まずポイント3つありまして、1つ目、白黒画像なのが、カラーになるということで、VTRで見ていただいたように、黄砂の色と、雲の色が分かるようになると。
だから、霧なのか、黄砂なのかっていうのが、これ、カラーで分かる。
薄い雲と分厚い雲がより分かりやすくなる。
火山灰なども分かるんですか?
色がね、分かるんですよね。
続いてこちら。
画質の向上なんですよね。
7号よりも8号になると、画質が2倍上がるといわれていますですから、雲の形や厚みなどの詳細が分かると。
この辺のなんて言うんですか、雲のこまかーい厚みとか混み具合とかが分かってくるということですね。
特にですね、海の上の台風ですよね。
台風っていうのは、海の上に観測機がないじゃないですか、海の上なので。
なので、今はひまわりで、雲の形を見て、目の形を見て、台風の勢力を予想してるんですよね。
ですから、この画質が上がることによって、より南の海の台風の精度も上がると。
なるほど、どれぐらいの強い台風かっていうのは、南海上にあるのを、ある意味、予測していたのが、今度はばっちりと分かるようになると?
より精度が上がるんですかね。
台風の進路に関して。
今のかし画像を見てみましょうか、こんな感じです。
こちらですね。
7号は30分ごとに更新されます。
急速に湧いてくる積乱雲に関しては、30分たったら、もう積乱雲の大人になっているような状態なんですね。
それがもうずっと2分30秒ごとに更新されるわけ?
日本の近くでは、2分半ごとに更新されるということで、この成長の過程が分かる、積乱雲の卵の時点で、この雲が危ないかどうかっていうのに役立つ。
これ、ゲリラ豪雨になりますよとか、竜巻の可能性がありますよという情報がきめ細かく出せるということですね。
さあ、そろそろ打ち上げということで、鹿児島読売テレビのひまわり8号、内田アナウンサーです。
お願いします。
お伝えします。
午後2時16分の打ち上げまで今、1分を切りました。
57秒とカウントダウンが読み上げられています。
ロケットの発射場からおよそ4キロ離れたこちら、種子島宇宙センターの展望台から、お伝えしています。
種子島はおととい、台風の暴風域に入りました。
打ち上げの準備作業の遅れなどが心配されましたが、順調にその準備も進められました。
打ち上げのその時を今か今かと待ちわびています。
きょうも依然、強い風が吹いています。
しかし、発射場の周辺の、周りの周辺の海というのは、本来の青さを取り戻してきました。
きのうは茶色く濁っていたんですが…。
煙が出てる、白い煙が!
台風の影響…。
内田君、そういう決めコメントいらんねん。
白い煙出てるやん!もう。
このあと、メインエンジンが点火し、補助ロケットが点火し、上昇していきます。
ひまわり8号を載せたH2Aロケット25号機、まもなく打ち上げです。
7、6、5、4、3、2、1、0。
行った!
今、リフトオフしました。
全長53メートルのH2Aロケットが、ゆっくり上昇していきます。
まばゆい光を放ちながら、大量の白い煙を吐いて、今、ゆっくりと上昇していきます。
そして数秒遅れでばりばり張りっという、皆さんに届いていますでしょうか?
右に傾いて上がっていってるね。
ものすごいごう音が体に響いてまいります。
H2Aロケット25号機、今、打ち上げられました。
青空に吸い込まれそうで、きれいだな。
種子島宇宙センターから東側、太平洋側に向けて、今、打ち上げられたH2Aロケット25号機。
このあと順調にいけば、打ち上げから1分46秒後、ロケットの横についている2本の補助ロケットが切り離されます。
雲にかからなければ、その様子をこの映像で確認できるかもしれません。
えっ?できるかもしれないの?雲ないじゃん。
打ち上げからおよそ28分後、このあと午後2時44分ごろ、ロケットがひまわり8号を分離し、軌道に投入されれば、打ち上げは成功ということになります。
成功すれば、H2Aロケットは19機連続の成功です。
世界初の次世代型
気象衛星ひまわり8号を載せたH2Aロケット25号機。
順調に上昇を続けています。
もうカメラで追いきれないのかな、アップで撮れないのかな、もう。
もう無理?
そうですね、今、これで40倍でなんとか寄ってこの大きさです。
87、88、89、90。
1分半、今?飛び立って1分半?
切り離しですか?
まもなくロケットの横についている2本の補助ロケットが切り離されます。
100。
そろそろ?
映像で確認できるか?
あとどれぐらい?あっ、切り離された。
これ、切り離されたんちゃう?
切り離されました。
見事!
ロケットブースター、補助ロケットが今、切り離されました。
順調に上昇を続けているH2Aロケット25号機です。
ここまできれいに初めて見たな。
鮮明に見えましたね。
うわー、まだ、まだずっと飛んでいってんの、見える。
40倍レンズを抱えたカメラマンが、必死の姿勢で、ロケットのその姿を追っています。
あれですか?内田さん所からごう音は聞こえないんでしょう?
そうですね、もう音は聞こえませんね。
そして肉眼では、もう確認することができなくなりました。
えっ、肉眼で見えないの?カメラだから見えてるの?
そうですね、肉眼ではちょっともう、確認できませんね。
ああ、そうなんや。
ほんならいいわ、僕ら、見るから。
高性能カメラで。
いやぁ、興奮しました。
すごいな。
わー。
白いね、煙のようになってますけど。
こうやって宇宙に飛び立っていくんだ。
なんか、なんですかね、青木さん、ある意味、その地球というか、宇宙と、人間の技術力となんかいろんなものがない交ぜになりますね、こういうの見てると。
でも内田さんが一生懸命用意した原稿がすべて役に立たなかった。
いやいや、そんなことないです。
大丈夫。
内田さん。
はい。
実際に4キロ離れて、飛び立ったときの、ごう音とか振動って、どんな感じでした?
想像を超えていましたね。
やっぱり先輩がおっしゃっていたとおり、数秒遅れて届くんですね。
今、リフトオフしました。
全長53メートルのH2Aロケットが…。
体になんか振動みたいなの来るんですか?
そうですね、放ちながら。
高速に響くような、ばりばりばりっていうような振動が響くような感じですね。
振動来るんだ。
地元の住民の方に話を聞くとですね、自宅の家の窓がばりばりっと揺れる、そういうような振動だということだそうですよ。
切り離されたブースターはどうなるんですかね?あれ。
計算どおり、太平洋上に。
落ちるんだ。
落下するということです。
でもこれ、もう順調に飛び立って恐らく軌道に乗るっていうのは間違いないですね?
そうですね、今のところ、場内アナウンスも、特に異常を伝えるようなそういったアナウンスはされていませんので、順調に上昇を続けていることかと思われます。
分かりました。
内田さんもこのロケットのようにね、飛び立ってくださいね、エースとして。
鹿児島読売テレビのね。
ありがとうございました。
内田さんもすてきな笑顔でね、やりきったという感じですね。
これから鹿児島でひまわり内田と呼んで。
勝手に宮根さんが付けるから。
さあ、ということで、無事上がりましたけども、天気予報が、来年7月から運用ってことなんですけれども、例えば天気予報の、なに、もう蓬莱さんが用意するあれも変わるのかな、日本列島のこの地図なんかも変わってくるのかな?いろいろ。
もう、僕が謝る回数も、だいぶ減るんじゃないかという期待があります。
そしてその、ゲリラ豪雨。
例えば竜巻情報なんというか、本当、危ないですよとか、ゲリラ豪雨の情報も、ずいぶん前から出すことができると?
というか、精度がよくなるというのが期待されますね。
今のこの可視画像をちょっとね、北半球の可視画像をちょっと見ていただきましょうか。
今、これが30分置きにぱしゃっとこう上から白黒写真を撮ってるんですね。
写真を撮ってるんですね。
これが2.5分置きになって、日本の近くでは2.5分置きにカラーの写真を撮るということで、実はふだんお伝えしているときも、ある程度カラーなんですけれども、実はそれは陸地と海を緑色と青色で合成してるだけだったんですよね。
本当のカラー画像をお届けすることができるようになるということで、海の上というのは、観測機がないので、本当に、ひまわりから見て、今、台風19号ありますけれども、例えばこの目の形などを見て、この風がどれぐらい強いのか、勢力がどれぐらい強いのかっていうのを台風の強さとして今、判断してるんですよね。
解像度が上がって、観測時間が短くなると、この海の上の台風の正体をより捉えることができると。
それも今度はカラーで、本当の色で分かるっていうこと?
そうですね。
さらに今予報円、この円のどこかに台風が進みますよという予報円で出してますけれども、その円も、予測がよくなれば、円が小さくなり、より精度が上がるのが期待されます。
台風の進路なんかもよけい細かく分かると。
これ、世界初、次世代型というのを、日本が打ち上げたってことですか?
そうですよね。
特に前回の6号、7号というのは、8年から9年前に飛んだんですよね。
この8年から9年、携帯のカメラなんかを思い出していただくと、やはりカメラの性能って、非常にアップしましたよね。
ですから、そういうふうに解像度ですとか、観測時間というのが、よりよくなったと。
なんかこういうのを見て、世界初って、なんか日本人として胸が張れるんですが、春川さん、日本もなんかこう、有人飛行だとか、まあねぇ、いわゆる宇宙のセンターには、野口さんなんかも行ってますけれども、日本独自で有人のロケットを打ち上げるとかそういう日も来るんですかね?
だから日本の宇宙政策、長い意味での宇宙政策どうするかと今、いろんな機関でいろんなことをやっている所もあるので、それを今、政府のほうで日本の宇宙政策をちゃんと作りましょうという話になってるんですよね。
このH2Aのロケットなんかも、世界でもすごく信頼性のあるロケットなんですけれども、各国やっぱり、結構、安い、コストをかけないロケットがあるんで、そことの競争も相当激しいんですよね。
もうパソコン1台でロケットが上がっちゃう時代といわれてますけども、やっぱり生で見ると、違いますね。
来年7月から運用ということで、お天気、非常に期待されます。
蓬莱さん、また後ほどお願いします。
台風18号が日本列島を横断。
神奈川県横浜市で2人が死亡するなど、各地に甚大な被害をもたらしました。
そして台風一過となったきょう、御嶽山では、3日ぶりに行方不明者の捜索が再開しています。
ご覧の映像は現在の御嶽山山頂の様子ですが、かなりまだ噴煙が上がってますが、水を含んだ火山灰に足を取られながらの懸命な捜索。
3人の方が心肺停止の状態で見つかり、うち1人の方の死亡が確認されました。
3日ぶりの捜索再開。
まだ多くの方が行方不明になっているということで、われわれは必ず捜し出すと、絶対に見つけてあげるという気持ちで臨んでもらいたいと。
3日ぶりの捜索再開ということになります。
きのう、おとといは天候不良のため、捜索をすることができませんでした。
土曜日の捜索では、4人の行方不明者の発見に成功していますが、それ以来の捜索再開ということになります。
今、隊員たちが大型のヘリに続々と乗り込んでいきます。
自衛隊、警察、そして消防と、きょうは山頂に400人近い隊員が送り込まれる予定です。
救助隊が続々と乗り込む大型のヘリコプター、足元にはぬかるみでも着陸できるようにということで、スキー板のようなものが付けられています。
こうした装備をして、雨でぬかるんだ火山灰の積もっている山頂にも、隊員たちを送り込めるということです。
隊員たちが手にしているのは、噴石を防ぐための大きな盾。
きょうはこれまでで最も多い440人が山頂の捜索に投入された。
けさの御嶽山上空には、澄み渡った青空が。
しかし、台風が過ぎ去ったあとの山頂は、さらに過酷な現場と化していた。
自衛隊員のひざまで埋まっています。
かなり深い灰があると思われます。
ぬかるんだ灰で自衛隊員のひざまで埋もれています。
歩く隊員の足にまとわりつく泥のような火山灰。
これは今月1日、陸上自衛隊が撮影した、山頂での捜索風景。
このときには乾いていた火山灰が、きょうは水を含み、粘土状に変化していることが分かる。
そんな中、きょうからロープで区切ったエリアの中を、しらみつぶしに捜していくローラー作戦が始まった。
現在、午前10時20分です。
八丁ダルミで、行方不明者が発見されたもようです。
また1人、行方が分からなかった方が発見されたもようです。
10人ほどの捜索隊が1か所に固まっています。
午後1時の時点で捜索隊は心肺停止の登山者を3人発見。
うち1人の死亡が確認され、死者の数は52人となった。
昨夜、亡くなった長山照利さんの通夜が営まれた。
照利さんは、母と兄と一緒に登山に出かけ、山頂で噴火に巻き込まれた。
祭壇にはあの日、背負っていたリュックが添えられていた。
あんな小さな子が、目の前で噴火を目の当たりにしたということですけども、そのときにどんな気持ちだったのかとか、どんなふうに、どんなことを思って、どういうふうにして息を引き取ったのかとか、どうしても親としては、本当に悲しい出来事だったなということを感じます。
小学5年生だった照利さん。
将来の夢について、こんなふうに語っていた。
私の将来の夢は、医者になって外国へ行き、病院に行きたくても貧しいため、行くことのできない人たちのために患者さんを診てあげることです。
照利さんが通う小学校の同級生たちは、千羽鶴を折り、帰りを待ち続けた。
その願いはかなわなかった。
照利っていうのは照らすって書きますけど。
まぁ、照らすに利益の利で、本当にいろんな人に光を当てて、それで本当にそういうなんていうんでしょうね、心の優しい、人のために生きることのできる、そのような子になってほしいと付けさせていただきました。
岐阜県各務ヶ原市の丹羽玲子さん。
去年、定年退職するまで特別養護老人ホームでヘルパーステーションの責任者として働き、入居者からの信頼も厚かったという。
本人、どうしても、孫さんの世話をしたいということと、老後の楽しみをこれからやっていきたいということで。
退職し、これから夫、隆文さんとの生活を楽しむ、そんなやさきの出来事だった。
噴火の1週間前、玲子さんはいとこに、こんな話をしていたという。
実家から御嶽山が見える所なんで、紅葉もきれいになったし、来週は山へ行くかなと、しゃべって帰っていった。
あの日、紅葉を見るため、夫婦そろって御嶽山へ。
登山が好きだった玲子さんを、突然、噴石が襲った。
そのときの様子を隆文さんの兄が語った。
大きな石が目の前を飛び交っていくんで、もうこれは絶対死ぬと思ったんだけど、なんかね、一段落ついてみたら、自分はけがはしてるけどもまあ、生きてた。
隣で妻の玲子が頭から血を流してぐったりとしてたと。
助けようとしたんだけど、自分の手も石やらなんか当たって、力がもう全然なくって、抱き起こすもできなかったんで、まあ、そして呼吸を見てみたら、もう止まっていたんで、そこでジャンパーをかけて、後にして、小屋のほうへ行ったと。
夫の隆文さんは、そのときの思いを、こうつづっている。
どうして妻を守ることができなかったのか。
後悔の念ばかりが込み上げます。
無情にも石は妻を襲いました。
けがをして苦しみながらも、最後までお父さん、大丈夫?と私の心配ばかりしていたことをこれから先も、忘れはしません。
あの日、突然の噴火に見舞われた登山者たち。
生存者の中には、噴火の予兆を感じ取っていた人もいた。
こんにちは。
よろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
頂上付近で噴火に見舞われた山岳写真家、津野ゆうじさん。
これまで300回以上御嶽山に登り、御嶽山の美しい表情をカメラに収めてきた。
津野さんは噴火のおよそ30分前、8合目を進んだところで異変に気付いたという。
8合目半辺りだったんですけども、それまで雲が覆っていた、霧の濃いようなものがあったんですけれども、それがすーっとどいたんですね。
普通は夏や秋っていうのは気温が上がってくるとね、だんだんだんだん曇っていうのは、頂上のほうに向かって、増えていくんですよ。
ですけど、晴れるって珍しいなって思ったときに。
これは、噴火2分前の二ノ池付近の写真。
噴火前、一瞬、雲がなくなり、シャッターを切った。
そしてもう一つの異変を感じた。
鼻に硫黄の臭いがね、卵の腐ったような臭いが、つーんと、臭ってきたんですよ。
このあと頂上付近から突然、煙が立ち上がったという。
花火が破裂する、打ち上げ花火の近くで聞くようなね、しゅぱーんといって上がってく。
そんな金属音に近いような。
そうなんですね。
体に当たる噴石と熱風に耐え、山荘に避難した。
津野さんは、あの日をこう振り返る。
体を押さえつけられるような感じで、時々、針がばーっと落ちてくるような痛みを、ものすごい体全体にね。
熱いですよ、そら熱いですよ、我慢できんくらい。
焼けちゃったら困るぞと思いながら、焼けなかったから、たぶん60度とか、その前後じゃないですかね。
いやでもそれは本当に生きた心地しないですね?
ええ、本当、もうだめと思いました。
ただそれが5秒後なのか、1分後なのか、10分後なのかは分からんけども、確実に死ぬと思いました。
きのう、東海、関東地方を中心に甚大な被害をもたらした台風18号。
24時間の雨量が観測史上最大を記録した、神奈川県平塚市の保育園では、1階部分が床まで浸水。
園児と職員およそ80人が、一時、外に出られなくなった。
さらに。
横浜市中区野毛町にあるお寺です。
台風の影響で、土砂崩れが発生し、仮本堂が倒壊しています。
成田山水行堂の裏山が、幅30メートル、高さ20メートルにわたって崩壊。
寺で修行していた20代男性の死亡が確認された。
列島各地で大きな爪痕を残した、台風18号。
きのう、温帯低気圧に変わったが、新たに台風19号が発生。
現在、フィリピンの東の海上を北上している。
週末以降、日本列島に直撃する可能性がある台風19号。
さあ、捜索が再開されました御嶽山ですが、御嶽山上空は三浦アナウンサーです。
三浦さん。
御嶽山の上空3500メートル付近、火口からは4キロから5キロほど離れた所から撮影をしています。
きょうの御嶽山、午前中はそれほど雲はなかったんですが、この時間になりまして、今、山頂の山小屋付近ご覧いただいてますが、かなり雲が出ているというの、お分かりいただけると思います。
ここらへんで皆さん、救出活動と思っていたんですが、きょうの作業が大体午後3時をメドにということで、皆さん、こちらのほうから、だんだん山のほう、下っていってるんですが、宮根さん、だいぶ台風18号の、今、救助隊の皆さんが映ってますが、だいぶ下のほうに下りていく映像が今、ご覧いただけると思います。
私、ここに来て4回目なんですが、これまで台風18号の影響で、火山灰が山小屋の屋根から吹き飛ばされて、それから雨で流されてという状況を目の当たりにしました。
ですから、灰が積もった所に穴が開いているのではなく、もう、この屋根そのものがむき出しになって穴が開いている、それから壁にも穴が開いてるというのを、今、画面でもご覧いただけていると思います。
きょうはここで救出活動を行っておりまして、付近から3人の方、心肺停止の状態ということで、搬送されたことになりますが、救助活動を行っている皆さん、ここから今、3時までの捜索活動ということですから、山を下り始めているといった状況です。
そしてその台風18号の影響で、この流された火山灰なんですけれども、上空から見ると、山全体が白っぽくなってきた。
これまでは紅葉のシーズンということもありまして、赤い所、それから灰色の所、黒い所、白い所という感じがあったんですけれども、全体にそれが広がっていったような感じなんですね。
こうやって見てみると、何本か筋のようなものが見えますが、川とか、それから沢になっている所に、火山灰が雨で流れて、筋のようにすーっと、山のすそ野のほうまで下りていっているというのも、先ほど上空から確認できました。
ただ現在は、3000メートル付近に非常に雲が多くなりまして、下のほう見渡せなくなってきました。
きょう、噴煙なんですけども、700メートルから800メートルぐらいは上がってるだろうと。
私、この付近を飛んでおりまして、ここまで高く噴煙が上がっているというのは、初めて見ます。
風は西から東にゆっくりと流れているんですけれども、だいぶ高くきょうは上がっているような感じがしますね。
今、これ、今、映像でこれ、撮られているのが噴煙ですか、これが?
そうです、これ噴煙なんです。
ですから、上空から見ますと、非常に晴れてていい天候じゃないか、皆さん、そう思うかもしれませんが、作業なさってる方、救助なさっている方は、皆さん、この煙と、それから雲の下にいらっしゃるわけですよね。
ですので、雲の下での救出活動ということは、山の天気ですから、雨が降ったりとか、それから時に、雷が鳴ったりすることもあるかもしれません。
われわれはこの上空から見てますから、非常にいい天気に見えるんですけれども、山の中というのは、こういった状況、この中で皆さん、1本のロープを使って火山灰がぬかるんだ状態に足を取られながら救出活動に向かっているという状況です。
今、見ますと、隊員の皆さん、ゆっくりゆっくり下山されてるんですけれども、本当にVTR見ますと、火山灰がね、本当に固まる直前のセメントのようになってまして、相当皆さん大変ですよね、これ。
そうですね。
こういう現場に慣れていると言っては語弊があるかもしれませんけれども、経験している隊員の皆さんが、足を取られて、滑りながらも、一歩ずつ一歩ずつ一本のロープで皆さん、登っていると、または下りているということなんですね。
こうやってアップで見ますと、相当雲が出てきましたね。
そうですね。
これ、見渡すかぎり御嶽山の中心にして、雲が集まってきてるんじゃないかっていうぐらい雲が出てきてますね。
続いてはヘリコプターの基地となっている現場から中継です。
中山さん。
こちら、王滝村のヘリポートですが、午後1時45分に、こちらに山頂から1機、ヘリコプターが戻ってきました。
そのヘリコプターにきょう新たに発見された2人目、心肺停止の状態で発見されたわけですけれども、1人目の方はすでに、旧上田小学校で医師の方から死亡が確認されています。
これで亡くなった方が52名ということになってしまいました。
きのう、おとといは、天候不良ということで、捜索ができない状況だったんですけれども、きょうは、このふもとから見ても、山頂のほうがよく見える状況なんですね、だいぶ天候には恵まれた状態での捜索再開ということになりましたが、ただ、噴煙はやはりまっすぐ上に立ち昇っているという状況。
そして先ほど上空からの中継で、三浦さんもおっしゃってました、雨で灰が流されたという話でしたが、こちらから見ても、灰に覆われていた山頂付近が緑色に見えるんですよね。
ですから、やはりふもとから見ても、何か山の様相が少し変わったなという感じが感じられますね。
そういった中で、きょうは山頂付近での捜索に440人と、これまで最多の捜索隊を送り込んでの、捜索再開ということになりました。
地上からヘリコプターを使いまして、山頂に投入した人数というのが、342人、そして地上から陸路で登った方々も含めますと、440人態勢での捜索再開ということになりました。
そしてきょうから捜索の方法も少し変わったんですね。
これまでは情報をもとにして、ここにいるんじゃないかということで、ピンポイントで捜索を続けるような形だったんですが、くいを差してロープを張って、この場所は見たというふうに、確実に面を捜索していくというような手法に変えるということなんですね。
金属探知機などを使って、このエリアは確実に金属探知機で何かあるかないかを確認したんだというのを、全部しらみつぶしに捜していくという手法に変えたそうなんです。
そういったこともあってでしょうか、そして灰も流された、こういった要因もあってなのか、分かりませんが、これまで3人の方が発見されてるということなんですね。
捜索隊の皆さんは、噴石よけのための、アルミ製の盾も持ち込んでいらっしゃる、そういった状況での捜索ということなんですね。
そしてきょうは、気温もだいぶ下がりまして、山頂、火山灰が当初、凍っていたそうです。
それが捜索とともにぬかるんできて、とけ始めてぬかるみまして、かなり足を取られて前進するのも難しい、そういった場所もある中での困難な捜索作業が続いているという状況ですね。
分かりました。
ありがとうございました。
火山灰が凍っていたということで、やがて雪も降りますよね、御嶽山はね。
平年ですと10月の中旬ごろですから、もうそろそろなんですよね。
それから台風19号、これが心配なんですが。
今回の台風も強い勢力となりそうです。
18号と同じような動きですね、これ。
18号と似たような進路を取るおそれがあります。
今の中心気圧が950ヘクトパスカルですが、週末に930ヘクトパスカルと非常に強い台風になるおそれがあります。
このあとは日曜日以降の予報円というのは、あしたまた出るんですが、やはりこれを見ていると、高気圧の縁を回って、本州に近づく可能性というのが高いです。
全く18号と同じような進路をたどって、強さもそれぐらいの進路になる可能性もあるということですね。
今回も警戒してください。
また3時台もお伝えできると思います。
3年ぶりに行われる選挙を巡り、大規模な民主化デモが続いている香港。
デモ隊は政府だけでなく、反対するグループとまで衝突する事態に発展。
混乱は一体いつまで続くのか。
そしてこのデモをけん引する17歳の少年とは一体何者なのか。
このあと中継を交え、最新情報をお伝えする。
中東で勢力を拡大し続ける、イスラム過激派組織イスラム国。
その魔の手はとうとう日本にまで。
イスラム国の戦闘員に参加しようとしたとして、北海道大学の男子学生が事情聴取。
イスラム国に戦闘員として参加しようと、
ここで最新のニュースです。
岸田さん、お願いします。
お伝えします。
お伝えしていますように気象衛星ひまわり8号を載せたH2Aロケット25号機が、鹿児島県の種子島から打ち上げられました。
そして先ほど、衛星は予定の軌道で切り離され、打ち上げは成功しました。
中継です、内田さん。
午後2時16分に打ち上げられたひまわり8号ですけれども、10分ほど前に、予定の軌道で切り離されました。
今、リフトオフしました。
気象衛星ひまわり8号を載せたH2Aロケット25号機は、午後2時16分に打ち上げられました。
ロケットは順調に上昇を続け、打ち上げからおよそ28分後、予定の軌道でひまわり8号を分離。
打ち上げは成功しました。
今後、衛星の確認試験を行って、来年夏にもひまわり8号による観測が始まるものと見られています。
このあとこちらでは、午後4時をメドに記者会見が開かれ、正式に打ち上げの成功と今後のひまわり8号の運用計画について、発表される見通しです。
国会ではきょうから、参議院の予算委員会が始まりました。
民主党の蓮舫議員は、松島法務大臣がみずからの選挙区で配布したものは、うちわに当たると指摘し、価値ある品物の配布を禁じた、公職選挙法に違反していると追及しました。
松島法務大臣、自身の選挙区、東京14区の荒川区内で行われたお祭りで、これを配布されました。
これはなんですか?
自分の国会議員としての活動報告や政策などを印刷して配る、そのような配布物だと。
これは、うちわですね?松島大臣、違法ではないですか?
このうちわは。
うちわのように見えるかもしれませんが。
示したい法律が丸くなっているという。
その上で松島大臣は、イベント会場で無料で配られているものに類するものだと述べて、公職選挙法が禁じている、価値のある品物の配布には当たらないと釈明しました。
これに関して安倍総理は、疑いを受ける以上、今後、こうしたことを行わないことが望ましいと述べました。
北朝鮮の警備艇がきょう午前、黄海にある韓国との海の軍事境界線を越えて、警告に従わなかったとして、韓国軍が艦砲90発を発射しました。
韓国軍によりますと、きょう午前、北朝鮮の警備艇が韓国のヨンピョン島近くの海域に侵入しました。
韓国軍の警告射撃に対し、北朝鮮の警備艇は、機関銃と見られる銃器を数十発発射。
韓国軍は艦砲90発を発射しました。
その後、北朝鮮の警備艇は引き返し、韓国側の被害はありませんでした。
北朝鮮は先週土曜、キム・ジョンウン第1書記の側近らを訪韓させ、南北関係の改善に積極姿勢を示したばかりですが、軍の関係者は、北朝鮮の警備艇が、意図的に境界線を侵犯した可能性もあると見て警戒を強めています。
北朝鮮っていう国は、本当に何を考えているのか全く分からないんですね。
本当ですね、先日の電撃訪韓で、これ何か、南北融和にまた向けるのかなというふうにも見られたんですが、きょうはこのような撃ち合いになっているということですね。
キム・ジョンウン第1書記の健康問題もいわれてますけども、それは上からの指示なのか、勝手にやったのかっていうこともありますけれども、本当に分かんないんですね。
さあ、それから青木さん、うちわ、これはどうですか?
うちわのように見えるけれども、うちわじゃないって言ってましたけど。
利益をもたらすものであるというのは、どう思います?
軽率ですよね。
なんといっても法務大臣ですからね。
法の執行っていうかを司る大臣であるので、やっぱりちょっと言い訳にしては厳しいかなという感じがしますよね。
今ね、地方議員の政務活動費、大変厳しく指摘されてますけども、春川さんね、言うたら、イベント行ってもいろんな所でうちわ、くれるから、まぁ、うちわどうやろうという感じ?
有権者のほうは分からないですけれども、政治家はやっぱり知っててしかるべきですからね。
それとやっぱり大臣だし、大臣というのは、国会答弁というのは、すごく公言力求められている中で、この言い返しはちょっとどうなのかなという思いがしますけどね。
だから岸田さんね、見てましたけどね、笑いも起きてたんですよね、笑いも起きてたんですけども、まあ、なんか、だからこういうことに時間を割いてること自体がどうなんだと、だからこういうことはまあ、一切誤解を持たれないようにするということはもちろんですけども、もっとなんかいろんな大事なことを、しゃべってほしいなと思ったんですけどね。
そうですよね、期待を込めて送り込まれた女性閣僚の1人であるわけなんですけれども、今回、これ、うちわのように見えるかもしれないけど、配布物なんですという、本人も笑ってらっしゃいましたけど、かなり苦しい答弁なわけで。
だって、うちわだもん。
見るからにこれ、柄の部分が付いてるわけですからね、そういうふうに見えて当然なわけですよね。
例えば、選挙管理委員会、これ、地方ですけれども、例えば政治家は、自分の名前が入ってるうちわやカレンダーを選挙区内で配っちゃいけないということを定めている選挙区、管理委員会も、地方ではあるわけで、そういう中で、今回の答弁、法務大臣として適切なのかっていうことは、このあとも、きょうだけじゃなくて、追及される可能性はまだありますよね。
そうですよね。
うちわだもんね、絶対。
のように見えますよね。
絶対うちわだもん、あれ。
あれ、フライパンですって言われても、絶対うちわだもんな、あれ。
ですから、こういうことに時間を割くっていうことが、本当にもったいないなと思うんでね。
ただね、ただ宮根さんがおっしゃることも分かりますけども、予算委員会、ずっとやってて、これは一部だけ取り上げているので、政策についてもちゃんとやっぱり、議論もやってるわけですよ。
その一方で、大臣のやっぱり資質というのは、非常に大事なところなので、テレビがこれだけやっていますけれども、ずっとこういうことやってるわけじゃなし、政策の論争もやっぱりしっかりやってるんですよね。
そこがやっぱりしっかり見ていくべきだと思いますけどね。
うちわだよなぁ。
フライパンでもだめですけれどもね。
続いてのニュースお願いします。
ニュースを続けます。
広島県呉市の山中で、16歳の少女を殺害した罪に問われている主犯格の少女の初公判で、少女側は起訴内容をおおむね認めました。
強盗殺人などの罪に問われているのは、広島市東区の18歳の少女です。
起訴状によると少女は去年6月、少年少女ら6人と共謀し、当時16歳の少女を車に監禁、現金などを奪い殺害し、遺体を広島県呉市のはいがみねの山中に捨てた罪に問われています。
初公判で少女の弁護側は、起訴内容をおおむね認め、保護処分にすべきとして、家庭裁判所への移送が適切だと主張しました。
一方、検察側は、被害者の少女とは、ライン上でトラブルになり、犯行に及んだと指摘。
犯行は悪質で社会的影響を考えると刑事処分が相当であると述べました。
警視庁できょう、似顔絵捜査員が犯人の特徴を捉えて似顔絵を描く技能を競う大会が行われています。
似顔絵捜査員技能向上会は、警視庁がことし初めて開催したもので、警視庁管内の各警察署などから推薦された、81人の似顔絵捜査員が、技能を競い合っています。
似顔絵捜査員は10組に分かれて、被害者役に質問などをしながら、犯人の顔の特徴を聞き出して、似顔絵を作成します。
警視庁管内ではことしに入って、9月末までに、およそ1100枚の似顔絵が描かれ、48件の事件で検挙に役立ったということです。
きょうの大会は予選から始まり、各組から10人の優秀者が選ばれます。
その後、決勝戦が行われ、最も似ている似顔絵を描いた最優秀者1人が決まるということです。
きょうの北海道はこの秋一番の冷え込みとなり、旭川市では、初霜が観測されました。
けさは北海道の上空に10月下旬並みの寒気が入り込んだ影響で、各地で冷え込みが強まり、稚内市みまかわでは、氷点下3.9度と、道内でこの秋、一番の冷え込みとなりました。
こうした中、旭川市では平年よりも1日早く初霜が観測されました。
今後、上空の寒気が抜けるため、この冷え込みはあす以降、いったんは落ち着くということです。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
クライマックスシリーズも始まりますけれども、これ、もし日本シリーズに日ハムが出ると、皆さん、なに、ダウンか何か着込んでいって札幌ドーム行って、それ、脱ぐってこと?
そうなんですよね、遠赤外線で、すごく球場の中は気温、保たれてますんでね、パフォーマンス出すのに最適になってますんで。
何度ぐらいですか?大体?
26、7度と聞いてますね。
それをしっかり保ってるんですよね。
クライマックスシリーズの第1戦は大谷投手が投げるんじゃないかといわれてますけども、これ、仮に日本シリーズに出た場合に、セントラルのチームと対戦すると、これ、バッターボックスに立つわけですね、ピッチャーがね。
何番打たせるんだろう?
うーん、体調見ながら監督の判断だと思うんですけれども、ここ一番、決定戦とかになって、そこに登板するとなったらピッチャーとしてね、5番ピッチャー大谷とかありえるかもしれない。
もう、漫画の世界そのままですね。
ほんで、当然、だから代打で出てきたりとか、ひょっとしたら、ほかのポジションの人が打たないで、ピッチャーやけど、札幌ドームでバッターボックスに立つということもあるかもしれない?
可能性はないとは言えないですよね。
これは春川さん、夢ありますよね。
ねぇ、すごいですよね。
もうエースで4番ということも近い将来ありえますよね。
ねぇ。
アメリカの野球チーム、ものすごい見てますからね。
来るやろな、これね。
さあ、続いてはこちらです。
騒然となる街。
催涙ガスを避けるため、傘を差したことから、雨傘革命と呼ばれる香港の大規模デモ。
開始からきょうで10日目。
車の通行はなく、若者たちによって道路が占拠された状態が続いている。
このきっかけとなったのは、2017年に行われる香港政府のトップ、行政長官を決める次期選挙。
これまでの選挙は、選挙委員の投票による間接選挙だったが、3年後から、18歳以上の有権者による直接選挙を導入することが決定。
ただし立候補するには、親中派が大半を占める指名委員会の過半数の同意が必要で、中国の体制に批判的な民主派の人物を事実上排除する仕組みとなったのだ。
この改革案に、学生を中心とした民主派が猛反発。
選挙制度の民主化を求めて、デモ活動を始めたのだ。
国慶節の連休も含み行われた大規模デモは、先週末、数万人規模にまで拡大。
香港当局はこしょうスプレーと呼ばれる催涙ガスを使用し、沈静化を図ろうとするものの、デモ隊は、永久に撤退しないと強気の構えを見せた。
この事態に香港のトップ、梁振英行政長官は社会秩序回復のため、あらゆる行動を取る責任と決意があるなどと、デモ隊の強制排除も辞さないと、ビデオメッセージで示唆。
一方で、デモ隊の集会などが市民生活に影響を及ぼしていると、デモ活動に反対する市民までが抗議活動を開始。
民主化を訴えるデモ隊とデモに反対するグループが衝突する事態にまで発展した。
混迷の度を深める香港のデモ活動は、一体、いつまで続くのか。
そしてそんなデモをけん引する人物の一人として今、世界中で注目されているのが。
おかっぱ頭に黒縁眼鏡、その顔には、まだまだあどけなさが残るジョシュア・ウォンさん17歳。
中国に危険分子だと警戒されるウォンさんとは一体何者なのか。
香港で過去最大規模の民主化デモの行方。
最新情報を交え、このあと詳しくお伝えします。
ここからは香港のデモ、直接取材されましたジャーナリストの麻生晴一郎さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
麻生さんはいつまで行ってらっしゃたんですか?
9月28日から10月の2日までです。
10月の2日。
10月の2日というと、ちょうどお休みのときですね。
国慶節のときですね。
そのあとにいわゆる警官隊と、学生を中心としたデモ隊が衝突するというところなんですが、そのときまでの雰囲気って、どういう感じだったんですか?
そうですね、まず目立ったのが、学生も多かったんですけれども、それを取り巻く市民、これはもう高齢者の方とか、乳母車を抱えた夫婦とか、そういう人たちがものすごいたくさんいて、わりとこう秩序正しく、平和裏に支援をしてる、差し入れもあってですね。
さあ、現在はどうなってるんでしょうか。
香港の政府庁舎前には高井記者です。
高井さん。
今、画面に映っていますのが香港政府庁舎でして、私はその性…、政府庁舎前の占拠されている道路上にいます。
現在は、きょう、火曜日なので日中はもう、人がもう減っていまして、これはきのうから平日なので、人が減っています。
デモの現場というのは、この現場を含めて3か所あるんですけども、どの現場も同じように減っているということです。
ただし今、カメラに映っているように、道路は依然として封鎖されていまして、市民生活への影響は続いています。
そしてこちら、先にあります、こういう像が週末に、デモ隊によって運ばれたんですけれども、こちらは、今回のデモ、催涙ガスからデモ隊が身を守るために、傘を使ったことから雨傘革命などと呼ばれていますが、その象徴となるような像がここに置かれています。
そして、政府庁舎側にさらに進みますと、このカラフルなポストイットがずっと貼られておりまして、これはデモ隊側が、自分たちの思いというのを一つずつ、書いているもので、分かりやすいものでしたら、こちら支持、真の普通選挙ということで、今、真の普通選挙を求めているというようなことを書いた、その似たような内容がたくさん、ポストイットに貼られています。
そしてこの気になるデモの行方なんですけれども、現在、デモ隊側と政府側で対話に向けた下交渉が続けられていまして、きのうようやく正式に対話することで合意しました。
対話は公開で行われて、時期については、双方とも今週中に始めたいとしています。
また対話はお互い対等の立場で複数回行うということで、政府は対話内で決めたことを実行するという点でも合意しているということです。
これ、デモの中心は学生といわれていて、学生の皆さんは昼間、学校に行って、夜になると、またここに帰ってくるというようなことなんですか?
2つパターンがありまして、当然、そのように学校に行って帰ってきてデモをしている人もいます。
ただし、このデモというのは、始まる前に授業のボイコットというところから始まって、学生の主要なデモ隊の主要なメンバーというのは、もう授業をボイコットして、ずっとここで寝泊まりしている、そういうメンバーもいます。
一般の香港市民のデモに対する意見っていうのは、高井さん、どういうふうに感じます?
香港市民の意見というのは、真っ二つに分かれててですね、例えばデモの現場で、お店をしている人なんかは、売り上げが9割落ちてるから、早くデモやめてほしいというような話も聞かれます。
やはり香港というのは、中国観光客で非常に潤ってる土地でもありますし、中国との関係というのは、経済的に非常に強いので、やはりそういった恩恵を受けている人は、もう今回のデモ、早くやめてほしいというふうに言っています。
しかしですね、デモ隊にやっぱり参加している人は、商売にも影響出てるのは否めないですけれども、現在、もう私たちが主張していることというのは、それを超えて大事なことですというふうに主張してるんですね。
そして今回、そういう市民が読んでいる新聞を用意したんですけれども、香港メアというのは、3つ有名な新聞がありまして、まずこれが、一つ、りんご日報というデモ隊寄りの新聞なんですね、デモ隊寄りの主張をする新聞、そしてこの人っていうのは、暴動を、この前、デモ隊と、反対する勢力が暴動起きたんですけれども、そこに参加した人で、これが中国大陸からお金もらってたんじゃないかというような主張、疑惑を報道しています。
それに対して、デモ隊に反対するような大陸寄りの新聞は、現在、活動が議会の運営を困難にしているなど、そういった対立する主張をしています。
分かりました、高井さん、ありがとうございました。
今の現在の香港の様子見てますと、比較的のんびりしているなという気はしますけれども、麻生さんはどういうふうにお感じになりました?
そうですね、僕がいたときよりは、かなり人が減って関さんとしていて、何か持久戦のような感じがします。
ちょっと経緯を見てみましょうか。
そもそもデモが始まったのは、選挙制度の改正が決まったことからです。
行政長官、香港のトップを決めるこの選挙で、民主派を事実上、排除すること、この制度に反発をして、大学生ら1万人以上が授業をボイコットしました。
そしてデモ隊と警察隊が衝突し、警察が催涙ガスで鎮圧を図りましたが、さらにまだデモは拡大してしまいます。
そして10月の1日には、国慶節、祝日に入って、さらに数万人規模へデモは拡大します。
そして警察とデモ隊だけではなくて、デモ隊とこの選挙に反対するグループ、このグループとも衝突が起こりました。
4日には行政長官がビデオメッセージを出し、6日までに撤退しなければ、強制排除に乗り出す可能性があると、その可能性を示唆しまして、5日の夜から対話に向けた交渉が行われました。
そしてきのう、政府側と学生側で12日までに正式に対話することで一致しました。
麻生さんね、今、リポートにもありましたけども、中国大陸から、大変たくさんの観光客の方がやって来て、今、香港でいっぱいお金を使ってくれて、香港、潤っている。
その一方で、中国大陸の影響、色みたいなところっていうのは、香港の中で感じられます?
そうですね、僕がですね、4、5年前ぐらいまでのときは、中国の標準語を使うと全く通じなかったのが、今大体、コンビニに行くと、まず通じたりとか、街でも中国の人がやっぱり香港の人口の数倍入ってますので。
そういう点では、やっぱり中国、大陸の色というのが、どんどんどんどん街の中にもあふれているということですね。
それから今回のデモが長引いた原因がいくつかありまして、まず警察への不信ということなんですが。
今月の5日には、ある学生が官邸前を封鎖していたデモ参加者数十人の代表として警察と交渉を行いました。
警察幹部と握手をして解除を宣言したんですが、でも別の場所から、デモの参加者らが駆けつけて再び一帯を封鎖しました。
統制が取れていないのかと思いきや、実は驚きの事実が判明しました。
この学生の制服姿がインターネット上に出回りまして、警察の支援部隊、補助警察隊の隊員だったことが分かりました。
本人は催涙弾を使用した警察に驚いて、辞表を出したんだと話しているんですが、こういったことから警察のスパイではないかという疑惑が持ち上がっています。
さらにこんな話もありまして。
クーロン地区の繁華街でデモを続けていた学生と、デモに反対する人々が衝突しまして、そのとき、20人が逮捕されました。
うち8人が黒社会と呼ばれるマフィアであることが分かりました。
地元メディアによりますと、デモ隊のリーダーは、反対派の市民の一部を政府側が送り込んだんだと話しています。
学生を襲撃したマフィアは翌日に保釈されているんですが、一方で、逮捕したデモ参加者の学生は、およそ40時間拘束されています。
こういったことから学生たちが警察への不信感をどんどんと募らせていったというわけなんです。
特にデモが行われている地域でお商売されてる方なんていうのは、本当にお商売できない、それから世界の金融センターといわれる香港がまひをしているということで、経済的な打撃が大きいんですけれども、一方で、こういう黒社会だとか、何かスパイを送り込んだみたいな話が出てきてる。
このあたり、麻生さんはどういうふうにお感じになります?
そうですね。
いかにも中国大陸ではよくデモとか、市民の活動を弾圧するのに使うやり方なんですね、この2つは。
ただ、これ青木さんね、やっぱり学生と、この警察隊の衝突なんかを見てますと、やっぱり想起するのは、天安門で、中国の政府は、そういうことは絶対に避けたいんだけれども、落とし所がどこなんだっていうところですよね。
そうですね。
国際的な目、この番組でも取り上げるように、国際的な目があるので、あんまり強圧的に抑え込めないし、かといってこれが広がっていくと、その一国二制度とはいいながら、中国の一部なわけですから、それが大陸のほうに波及していくというのも中国の指導部は恐れつつ、一体どこで収拾するのか。
裏では恐らくさっき麻生さんがおっしゃったように、いろいろな形で陰に陽に、いろいろな形でデモを混乱させようとしているということは、あるんでしょうね。
ですから、今、麻生さんおっしゃったみたいに持久戦とおっしゃいましたよね?徐々に徐々に、関心が薄れていって、デモ参加者も少なくなるまで、ある意味、先延ばしという方法を考えているかもしれない?
そうですね、実際問題、中国政府が、今回の中国政府の決定を覆すとか、そのようなことは非常に考えにくい中で、何か非常にあいまいな形で、終わらせていく可能性はあるのかなと思います。
それから行政長官に対する不満もあるということで。
行政長官の娘がフェイスブックにデモに対する…を書いている。
トップですからね。
その写真でネックレスをつけているんですけれども、そのネックレスは犬用の首輪などのコメントが寄せられた。
このことに関して、猛反発しました。
娘さんが?
娘さんが、ネックレスは香港の納税者の皆さんのお金で買ったもの。
私のきれいな靴もドレスもバッグもみんなありがとう。
私のことを攻撃する人のほとんどは失業者だろうから、みんなじゃないけれどといった、挑発するようなコメントを書き込んだんです。
そしてまたさらに、この発言を見た人が、なんて頭に来る態度。
マリー・アントワネットのようなずうずうしさ!などとして、このようにフェイスブックが炎上してしまった。
この行政長官の娘さんって、麻生さん、ある意味、有名なんですか?
そうですね。
ことしの2月ですか、香港のリベラル紙の編集長が襲撃された事件があったんですけれども、そのときにもこの件は報道の自由の侵害となんの関係もないというようなことを発言して、やっぱりインターネット上で炎上というようなことになった、前歴もある。
ちょいちょい問題発言する人?
ですね。
さあ、そして今回のデモの最大の特徴、学生が扇動しているという点なんですが、その学生のリーダーの一人が弱冠17歳のこの少年、ジョシュア・ウォンさんということなんですが、一体どんな少年なんでしょうか?
このデモを扇動するメンバーの一人、ジョシュア・ウォンさん17歳。
ついふたつき前までは、まだ高校生だった。
彼が初めてデモに参加したのは、なんと13歳のとき。
香港と中国本土とを結ぶ高速鉄道の建設反対運動をきっかけに、時事問題や社会運動に興味を持つようになったという。
インターネットを通じ、知識、そして仲間を増やしていったウォンさん。
14歳で10代を中心とした学生組織、学民思潮を結成する。
そのリーダーとして力を発揮し、2012年には、香港の教育現場に、愛国教育を導入しようとした中国政府を洗脳だと抗議し、計画を撤回させることに成功した。
そんな強固な信念を持つウォンさんは、中国国営メディアでは、過激派とされている。
今回のデモ活動では、学生グループを主導して、香港政府庁舎の敷地内に侵入。
警察におよそ40時間も拘束されたという。
麻生さん、今回のデモでは、いわゆるカリスマ的なリーダーがいない。
これが一つの、民主化を要求する、デモをする人たちの弱みだといわれていましたけれども、ここに来て、このジョシュア・ウォンさんという人が出てきた。
これ、どういう影響がありますかね?
これはもともと今回のデモとか一連の活動が、普通選挙を求めるという一部の民主化を求める人たちの専門的な、どちらかというと運動に見えたのが、より広範な一般庶民ですか、そういう人たちを巻き込むのに大きく働きかけました。
さっき、VTRに出てたような、彼が捕まった映像とか。
なるほど、ある意味、彼がシンボリックな存在に、これからなっていく可能性も十分あると?
あると思いますね。
ただ、春川さんね、これ、行政長官との話し合いが複数回持たれるということですけれども、これ、行政長官は恐らくなんの決定権もないと思うんですよね、実際のところ。
最終的な決定権はもちろん、共産党の政府にあるでしょうけれども。
それと民主化を求める人たちが求めてる、彼の行政長官の辞任ですよね、ここは絶対に共産党としては譲れないところなので、本当にそこのところをどこで落とすんだというところが、外から見ても、中からも非常に見えてこない、難しい状況ですね。
これ、アジアのみならず、世界の経済、…影響長引くと大きな大きな影響が出る香港なんですけれども、これ麻生さん、本当に落としどころは全く見えないですよね。
そうですね、今回、十何日の対話っていうのもそうだし、今後、こういうことが繰り返される可能性も十分あると思います。
そうですよね。
これが例えば、本当に武力で制圧すると、天安門事件を想起させる。
その一方で、こういうデモをずっと容認をしていると、中国本土各地で起こっちゃう可能性もある。
対話も巻き込んでいくということで、非常に難しい選択を、中国政府もこれ、迫られているというところですね。
この香港のデモの様子、注視していきたいと思います。
麻生さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、続いてはこちらです。
中東で勢力を拡大し続けるイスラム過激派組織イスラム国。
そしてそのイスラム国に戦闘員として参加しようとしたとして、北海道大学の大学生らが事情聴取されたということなんですが、どういうことなんでしょうか。
シリアに入ってイスラム国に加わり、戦闘員として働こうと思った。
あの過激派組織への関与の動きがついに日本でも確認された。
警視庁公安部はきのう、イスラム国に戦闘員として加わるため、シリアへ渡航しようとしたとして、北海道大学の26歳の男子学生らから任意で事情聴取。
都内にある関係先を捜索した。
午後8時過ぎです。
今、警視庁の捜査員が男の自宅から出てきました。
男子学生はきょう、成田空港を出発してトルコ経由でシリア入りする予定だったと言い、トルコへの航空券は購入済みで、片道切符だった。
男子学生はJR秋葉原駅付近の古書店で、シリアでの勤務を募る貼り紙を見て、応募していたという。
貼り紙のあった古書店の関係者が、応募してきた複数の若者をイスラム国の幹部と接触していたイスラム法学者に紹介したと見られており、きょう、公安部はそのイスラム法学者の自宅を家宅捜索している。
国際テロ組織アルカイダの影響を受けて誕生したとされる、過激派組織イスラム国。
参加する外国人戦闘員は、中東だけにとどまらず、80か国余りから1万5000人以上に上るとされている。
彼らの拠点に行ったというジャーナリストの横田さんは、その現状について。
非常に大きい、元学校だと思われる建物があって、そこに最初連れてってもらって。
そこが兵士がかなり、いろんな国の兵士たちが待機してまして、ウイグルとか、オーストラリア、フランス、あと北アフリカ系のアルジェリアとか、あとはエジプト人、いろんな国籍の人がそこで生活していましたね。
各国では彼らが本国に戻った際の、いわゆる帰国テロに強い危機感を示しているのが現状だ。
そんな中、アメリカでも6日、イスラム国に戦闘員として参加するため、トルコに向かおうとしたアメリカ国籍の19歳の男を逮捕。
男の家からは、シリアに向かうことが書かれた両親充ての手紙や、イスラム国を支持する内容が書かれたノートなどが見つかったという。
そして今回、イスラム国への参加の動きが明らかとなった、日本人の存在。
その男子学生の同居人が、取材に応じた。
イスラム国について話題に上ったことっていうのはありますか?
何回かありますけど。
最近まぁ、イスラム国、いろいろとあったんで、ネットでもそういうニュースとかで、流れて、テレビでも流れて、まあ、それ、話題になったものを一緒に見たりして。
参加したいとか、そういうようなお話っていうのは?
酒飲みながら、冗談交じりのことばが。
本気なのかどうかは分からないので。
冗談交じりにはどんなことを言ってましたか?
まあ別にすごい否定的か、友好的かっていうので、すごい否定的ではないですけど。
26歳の大学生が一体なぜ?公安部は男子学生の関係先からパソコンやイスラム関連の書籍などを押収していて、戦闘員として加わろうとした経緯などを詳しく調べている。
北海道大学の学生だっていうんですけど、ご覧ください。
そうなんです。
きのう、北海道大学の26歳の男子学生らが、イスラム国に戦闘員として加わろうとしたとして、警視庁公安部が任意で事情聴取を行いまして、そして都内の関係先を家宅捜索しました。
JR秋葉原駅付近の古書店でシリアでの勤務を募る貼り紙を見て、応募したということで、きょう日本を出発して、トルコ経由でシリア入りする予定だったと、航空券は片道のみ購入していたということです。
男子学生はシリアに入って、イスラム国に加わり、戦闘員として働こうと思ったと話しているということなんですが、これらに関しては、刑法、私戦予備および陰謀の疑いがあるということで。
なんか貼り紙が出てたんでしょ。
その貼り紙が、貼り紙といわれるものがこちらなんですが、求人と書かれていまして、勤務地、シリア。
そして詳細は店番までと。
そしてその下には勤務地新疆ウイグル自治区とあるんですが、この貼り紙のあった古書店の関係者が、応募してきた複数の若者をイスラム国の幹部と接触していたというイスラムの法学者、イスラム法学者に紹介していたと見られているんですね。
しかし、岩本さんね、イスラム国、大変だなと思いながら、われわれはちょっと遠い国の話のように思ってた。
それが急にどーんと、日本にやって来たという衝撃はあるんですが、その一方で、こんな貼り紙だけで信じますかね?
やっぱりこういう組織はテロ色が非常に強い集団であって、私たち、マイナスイメージの報道ばかりだったんですけども、そこに興味を持って手を挙げるっていうのは不思議ですよね。
大体そういうなんかね、ヨーロッパとか、そういう国から加わる人間は、こういうPRのビデオみたいなのを見て、行くっていうんですけれども、こんないわゆるアナログな方法っていうのもちょっとびっくりしましたね。
そうですね、文字のみで、また、それを見つけるっていうのもね。
これが秋葉原に店舗に貼られていたわけですが。
今回は警視庁の公安部という所が動いたということで。
それ、本当かどうかちょっと疑いますよね。
だからね、これ、普通、疑うでしょ。
またふざけたことしてたとかっていう感じに見えるんですけども。
青木さん、公安というのはどういうとこなんですか?
公安というのは、簡単に言うと警察の一部門なんですけれども、普通の警察っていうのは、例えば事件・事故、殺人事件とかの捜査をするんですけれども、特定の政治思想に基づいた犯罪、例えば左翼だとか右翼だとかの、特定の政治思想に基づいた犯罪の捜査をする、およびそういう人たちを、何か起こすんじゃないかっていって監視をしているっていうのが、公安警察ですよね。
青木さん、これ、例えばこういうのぽーんと貼られててても、これで公安が動くっていうところは、どういうところから、あれ?これは危ないなっていうのが分かるんですか?普通だったら、これ、うそつけって僕らは思ってしまうんですけど。
今回の事件が、どこまで現実味があったのか、本当に大学生がどこまで真剣に考えてたのか、あるいは事実自体がそもそもあったのか分からないんですけれども、ただ2001年に9・11テロがあって、アメリカがテロとの戦いだっていったのを受けて、2002年か3年に、公安部の中にもテロ対策の部門が新しく作られたんですよね。
日本国内にいるいわゆるイスラム関係の人たち、在日イスラム教徒とかを監視するセクションっていうのを新しく作ったんですよね。
なので、そういう監視の中でひょっとすると情報が浮かび上がってきたのかもしれないんですが、ただ、日本国内にそんなにイスラムの過激派なんていう人たちがいるわけなくて、何年か前に公安部の資料が大量にインターネットに流れたことがあるんですよね。
大失態を犯したんですけれども、それも、そのセクションのやった仕事、仕事というか、失態なんですよね。
だから、どこまで今回、これが本当なのかっていうあたりもちょっとまだ精査してみないと分からないところがありますよね。
だって日本にいらっしゃるとか、日本に観光でいらっしゃるイスラム教徒の方たちは、本当に迷惑してらっしゃると思うんですけれども、この初めて聞きました、私戦予備および陰謀。
これ、刑法第93条で定められていまして、外国に対して、私的に戦闘行為をする目的でその予備、または陰謀したものは3か月以上5年以下の禁錮に処するというものです。
嵩原弁護士によりますと、外国に対するテロ活動や内乱に参加するための準備や計画を立てたものに適用される、今回は政治的背景も大きく、今まで抜いたことのなかった伝家の宝刀を抜いたようだと、嵩原弁護士も日本で扱った例は聞いたことがないとおっしゃっています。
初めてなんだ。
さらにイスラム武装勢力に詳しい高橋先生によりますと。
日本人がイスラム国に戦闘員として参加しようとした動きが明らかになるのは初めてだということで、ヨーロッパから参加する若者の多くは、人生の挫折や絶望感など、行き場のない思いを抱えて新たな役割を求めて参加している。
この大学生がイスラム教徒でないとすると、かっこいいなどと感化されて、興味本位だったのではないかとおっしゃっています。
確かにこれ、春川さん、いろんな専門分野、スペシャリストがイスラム国にはいて、インターネット上のいわゆるPRビデオを見てても、非常によく作られてる。
そこに感化されてかっこいいって行く、それも北海道大学の学生がっていう。
だから今回、捜査の対象になっている人がどこまでの思想を持ってて、どういうふうに考えたか分かりませんけども、一つ、もう一つ背景としてあるのは、この前の国連総会のときにね、オバマ大統領も主導して、要はテロ目的でそれぞれの国の人たちがシリアとかに渡航しますよね。
それを防ぐために、その処罰する法案というか、規則を各国でちゃんとやりましょうねって義務づけるのを全会一致で決めたんです。
そもそも行かさないようにしましょうよと。
各国で。
だから日本もちゃんとやってますよっていう国際的なアピールというのも一つもありますね。
しかし、こういうイスラム国というものが、今、突然われわれに降りかかってきたような気もして。
いわゆる帰国テロっていうことも出てくるんですが、それはひょっとすると青木さん、ヨーロッパだけのものではない、日本、アジア、全世界でそういうことが起こりうる可能性もあるということでしょうか。
ホーム・グローン・テロリストっていうつまり自国の中でそういうテロリストが育つんじゃないかということを、公安警察をはじめとする、それを各国の治安機関が警戒しているのは間違いないんですけれども、日本において、果たしてそれだけのことが起きるのか、むしろ日本っていうのはいイスラムの世界から見ると、どちらかというとこういんしょうをもたれているところもあるのでむしろ本当にそういうところを大事にしながら、テロリストが国内で育つような環境を作らないというようなことをしていくことのほうが、僕は賢明なんじゃないかなと思いますけどもね。
だから逆に言うと、あれですよね、日本はあんまり関わりないと、日本の人たち自身も思ってるし、イスラム世界をはじめ、海外の人もそう思っているので、これ例えば日本からこういうことが本当に出てきたら、彼らにとって宣伝材料になりますよね。
日本まで広がってますよっていうふうに。
だから本当に気をつけなきゃだめだと思います。
ただね、日本人でいまだに拘束されている方もいるわけですから。
ただ、今回確認しなくちゃいけないのは、あくまでも事情聴取で、家宅捜索なので、どれだけの彼らが思想性を持っているのか、春川さんが言ったように、思想性を持っているのか、どれほど確信を持って行こうとしてたのか、間に入った法学者っていうのは、どれくらい向こうとパイプがあったのかとか、そこのあたりもちょっと、見ていかないと分からないところがありますね。
本当にかっこいいだけで行っちゃおうと思ったのか、このあたりもちょっと本当に注目ですよね。
さあ、続いてはこちらです。
カメラが捉えた衝撃の瞬間、ロシアの交差点で、一体何が怒ったんでしょう。
ここはロシア・モスクワ郊外の交差点。
自転車に乗った男性が、横断歩道を。
と、そのとき!
ロシア・モスクワ郊外の交差点にある監視カメラが、決定的瞬間を捉えた。
自転車に乗った男性が、横断歩道を渡る。
その次の瞬間。
交差点に突進してきた赤い車とトラックが衝突。
さらにトラックは男性を巻き込む。
果たして男性は無事なのか?なんと男性は、何事もなかったように立ち上がると、横転したトラックの運転手の救出に向かった。
ロシアメディアによると、トラックと赤い車の運転手にも、大きなけがはなかったという。
あれ、トラックもそうですけれども、赤い車の破片が当たってきたら、もうねぇ。
そうでしたね。
蓬莱さん、台風19号、目がはっきりしてますね。
強い勢力となっています。
ではこのあとの進路予想です。
これがどう来るかなんだよな。
あす、あさってと方向転換しまして、北へと向かいまして、週末に沖縄に接近するおそれが出てきています。
でもどう考えても、沖縄、それから九州辺り、四国の南部辺りは影響、出そうですね、これ。
この予報円のどこかに入るということで、
北海道では紅葉の便りと、それから初霜の便りが届いています。
今週、朝晩ひんやりしますので、暖かくしてお過ごしください。
では週間予報、見てみますと、お天気は土曜日ごろまでは晴れ間の出る所が多いです。
この3連休が問題ですね。
台風の進路しだいでは予報が大きく変わりますので、こまめに確認をしてください。
今のところ、台風18号と同じような動きですから。
2014/10/07(火) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]

▽ひまわり8号打ち上げ生中継▽御嶽山噴火11日目…捜索再開か?▽香港デモ率いる17歳カリスマ少年…何者?

詳細情報
出演者
宮根誠司
川田裕美
青木理
岩本勉
春川正明ほか
番組内容
▽ゲリラ雷雨&竜巻を予測!
 世界初の最新気象衛星発射を生中継
▽御嶽山噴火11日目…捜索再開か?
▽香港デモ率いる17歳カリスマ少年…
 いったい何者?
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/

ジャンル :
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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