土曜ドラマ「ボーダーライン」。
（一同）お楽しみに。
（エリー）私を日本に連れてって。
愛する政春と一緒にスコットランドからはるばる海を越えて日本にやって来たエリー。
ところが…。
（早苗）外国人の嫁は絶対認めまへん。
政春のお母さんに認めてもらいたくて慣れない日本の作法を前にエリーは必死に頑張ります。
（政志）お前の尻はわしがなんぼでも拭いたる！夢のウイスキー造りに向かう政春はお父さんから愛にあふれた励ましを受けたのですが…。
（早苗）この国にいる限りあんたは外国人ですけん。
後生ですけん国に帰ってつかぁさい。
（政春）無理して日本人になんかならんでええ。
エリーはエリーのまんまでええ。
この手…離すなよ。
このドラマはまだ国際結婚が珍しかった時代に夫婦となった２人の笑いと涙そして愛がいっぱい詰まった冒険物語です。
・「なつかしい人々なつかしい風景」・「その総てと離れてもあなたと歩きたい」・「嵐吹く大地も嵐吹く時代も」・「陽射しを見上げるようにあなたを見つめたい」・「麦に翼はなくても歌に翼があるのなら」・「伝えておくれ故郷へここで生きてゆくと」・「麦は泣き麦は咲き」・「明日へ育ってゆく」・「麦は泣き麦は咲き明日へ育ってゆく」
（鐘）エリーと政春は政春の勤める会社がある大阪に向け旅立とうとしていました。
お母ちゃんにエリーの事を認めてもらえんかったのは残念じゃが…これから２人で力を合わせて頑張ってやっていくけん。
長い間ありがとうございました。
行こう。
待って。
お母さん私頑張ります。
日本の言葉料理正座お箸の使い方一生懸命頑張っていつか日本人になって政春さんのいい嫁になってまたお母さんに会いに来ます。
ふつつか者でございますがこれからもよろしくお願いします。
エリー…行こう。
（政志）エリーさん。
政春の事よろしゅうお願いします。
お父さん…。
お母ちゃんの事はわしに任しといたらいいけぇ。
いつかわしが心からうまいと思えるようなウイスキー造ったら帰ってこい。
それまではこの家の敷居はまたがせんけぇ。
ええの。
はい！ありがとうございます。
お父さん。
おおっ…。
エリーエリーハグはいかんて！たまげたのう。
すまんのう親父。
ごめんなさい。
（すみれ）お兄ちゃ〜ん！すみれ！どうしたんじゃ？お母ちゃんがこれを…。
お母ちゃんが？箸…。
エリーさん頑張って。
はい…はい！多分ね…宿題？うん。
お母さん私にちゃんと箸使えるようになりなさい。
ああ…。
政春さん。
ん？私どうしても日本人になります。
エリー…。
政春さんとずっと日本で一緒にいたい。
政春さんの夢がかなうまでずっと応援したい。
だから…たくさんたくさん頑張ります。
だから政春さんも絶対おいしいウイスキー造って。
おお。
フフフッ…。
ハハッ。
政春さん…アイラブユー。
アイラブユー。
オホホッ…。
もっと大きな声で。
いやじゃって…。
どうして？痛い！痛くないマッサン。
「マッサン」？何じゃ？「マッサン」て。
「政春さん」言いにくい。
言いにくい？言いにくい。
だからマッサンでもいい？もちろんじゃ。
ありがとうマッサン。
（汽笛）すごい人。
ああ。
みんな元気。
広島とはえらい違いじゃろう。
はい。
おおっおお…。
うわっ！えらい雑じゃのう。
大阪の町は商売人の町。
売る方も買う方も戦争じゃ。
（一同）まいどおおきに！「まいどおおきに」どういう意味？大阪の言葉で「いつもありがとう」じゃ。
マッサン…まいどおおきに！こちらこそまいどおおきに！まいど！おおきに！まいど！おおきに！マッサンの会社のボスどんな人？そりゃええ人じゃ。
わしをスコットランドに行かせてくれた人じゃけん。
奥さんも優しいしのう。
ほうじゃボスの娘の優子さんはエリーと年も近いけんきっとええ友達になれる。
本当？ああ。
早く会いたい！ここは住吉酒造。
酒造といっても日本酒の酒蔵ではありません。
日本で数少ない洋酒を造る会社で葡萄酒リキュールなどハイカラなお酒を扱っています。
けれどスコットランドのような本格ウイスキーはまだ造ってはいませんでした。
（矢口）これで全部やな？はい。
じゃあええで。
おい行くで！すいません後ろ通ります。
（大作）お〜い！みんな今日はこれで仕事やめや。
社長いきなり何ですの？亀や！
（松原）「亀」？亀山が帰ってくるで！エリーエリーここが住吉酒造じゃ。
わしがここでウイスキー造るんじゃ。
ええ！ええ！みんなおるかのう。
（好子）亀山君！好子さん！社長！社長！亀山君帰ってきはりました。
おおっ！亀山！社長！おお〜！亀山政春ただいま帰ってまいりました！よう帰った！２年間ご苦労さん！はい！
（佳代）優子早よ！早よさあ…。
・
（池田）亀山さんあか抜けはったわ。
亀山君！あっ奥様お久しぶりです。
（優子）政春さんお久しぶりです。
うわ〜優子さんますますおきれいなられて。
ええ？社長！ハハハッ。
おい！何しとんねんお前ら！胴上げや胴上げ！せ〜の！
（一同）万歳万歳万歳！万歳万歳万歳〜！やめ〜！痛い痛い痛い…！マッサン…。
腰が腰が…。
（大作）ワ〜オ！静かに！ワ〜オ！エクスキューズミー？何かご用ですか？ママ…マッ…マッ…マッサン。
社長。
痛っ…。
わしの嫁さんです。
嫁はん？
（一同）ええっ！？
（大作）アーユーカメヤマズ嫁はん？社長「嫁はん」って日本語ですやん。
アーユーカメヤマズワイフ？イエス。
イエス。
（一同）おお…。
（佳代）優子優子！グッバイ…。
えっ…。
何じゃろう…？一難去ってまた一難。
またまた嵐の予感です。
わしもほんまに知らなんだんや。
（池田）社長！支度できましたよ。
おお今行く！みんな顔そろえてんねん。
今日だけなんとか頼むわ！後でわしがビシッと問いただしとくから。
なっなっ…。
嵐の原因はどうやらこの人。
社長さんの娘優子さんのようですが一体何があったのでしょうか。
（政春）ここが住吉酒造じゃ。
わしがここでウイスキー造るんじゃ。
2014/10/07(火) 12:30〜12:45
ＮＨＫ総合１・神戸
連続テレビ小説 マッサン（７）「災（わざわ）い転じて福となす」[解][字][デ][再]
亀山家の結婚への大反対の中、二人は大阪へ。住吉酒造に着くと、社長の大作（西川きよし）たちは大歓迎。しかし、エリー（シャーロット）との結婚を告げると状況は一変。
詳細情報
番組内容
亀山家の結婚への大反対の中、マッサン（玉山鉄二）とエリー（シャーロット）は大阪へと旅立つ。早苗（泉ピン子）から受けとった菜箸を胸に、いつか二人の結婚を認めてもらおうと強く誓うのだった。二年ぶりの大阪は広島と段違いのにぎやかな街。住吉酒造を訪れると、社長の田中大作（西川きよし）をはじめ社員たちはマッサンの帰国を大喜びで迎える。しかし、エリーとの結婚を告げると状況は一変。大作は動揺するのだった。
出演者
【出演】シャーロット・ケイト・フォックス，玉山鉄二，泉ピン子，前田吟，西田尚美，早見あかり，高橋元太郎，西川きよし，相武紗季，江口のりこ，白井晃，夏樹陽子，前野朋哉，木内義一
原作・脚本
【作】羽原大介
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード（ステレオ）
日本語（解説）
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