FNNスピーク 2014.10.07

イスラム国の戦闘員になろうとしていた日本人大学生を警察が聴取。
きっかけは古書店のビラでした。
こんにちは。
10月7日火曜日のスピークです。
イスラム過激派組織イスラム国で戦闘員になるために、北海道大学生の男が、シリア入りを計画していた事件で、男はジャーナリストのインタビューに、義勇兵になれないなら、自殺すると話していたことが分かりました。
そこには戦場があって、全く違う文化があって、イスラムという強大な宗教があって、統治というか、民衆が考えて行動しているっていう、このフィクションの中に行けば、違う発見があるのかなと、それぐらい。
これはきのう、イスラム国で戦闘に参加する私戦予備の疑いで、警視庁公安部の事情聴取を受けた北海道大学生が、取材のために一緒に渡航する予定だったフリージャーナリストのインタビューに答えたものです。
男はこの中で、義勇兵になれないなら自殺すると思う。
たとえシリアで死ぬことになっても同じことだと話していたということです。
インタビューをしたジャーナリストの自宅もきのう、家宅捜索を受けていました。
警視庁の公安部の捜査員7人が来まして、この支度してる機材を、洗いざらい押収していってしまいました。
もしもシリアに行かないとしたら、自分はことし中か、来年にも、間違いなく自殺していますから、だからシリアで死ぬことになるとしても、それは全く変わりがありませんという言い方をしていました。
男は秋葉原の古本を扱う書店で、シリア入りを募るビラを見て、シリアに渡航歴のある元大学教授の手配で、トルコ経由でのシリア入りを計画し、イスタンブールに向けてきょう、成田から出国する予定でした。
この元教授は、8月にも、今回の北海道大学生と、千葉県出身の23歳の元アルバイトの男性を、シリアに連れていく予定を立てていましたが、男性の親の反対などによって、頓挫していたということです。
警視庁はけさから、この元教授の関係先を捜索し、裏付け捜査を行っています
一方、アメリカ・イリノイ州では、イスラム国に参加しようとしていた少年が逮捕されました。
アメリカ人のイスラム国への参加者は、少なくとも100人に上ると見られ、当局が取締りを強化しています。
アメリカ当局は、シカゴの国際空港で4日、イスラム国に参加するため、トルコ行きの航空券を持って出国しようとした19歳のアメリカ人の男を逮捕しました。
こうした若者が増え続けるのには、組織的な勧誘活動が背景にあり、別のイスラム過激派組織による音声記録からも、その実態が分かります。
これはソマリアに拠点を置く、イスラム過激派組織アルシャバーブによる、実際の勧誘活動の音声で、2006年に記録されたものです。
西アフリカ以外では初めて感染が確認されました。
スペイン保健省は、エボラ出血熱で死亡した神父の治療に当たった女性看護師が、エボラ熱に感染したことを6日、発表しました。
スペイン国内でエボラ熱への感染が確認されたスペイン人の女性看護師は、マドリード市内の病院で、先月25日に死亡した神父の治療に携わっていました。
看護師は30日になって、発熱などの症状を訴え、現在、容体は安定しているということです。
この看護師は、入院していた神父の部屋に2回入っていて、2回目は神父の死後、遺品を整理するためでした。
西アフリカ以外でエボラ熱の感染が確認されたのは、今回が初めてです。
またこの看護師は、8月に同じ病院でエボラ熱で死亡した別の神父の治療にも関わっていたということです。
スペイン保健省は、神父の治療に携わった病院スタッフおよそ30人や、看護師の家族について、体温などのモニタリングを行っています。
ことし5月、当時25歳だった札幌市厚別区の女性が殺害された事件で、警察が参考人として任意聴取を予定していた男性がきのう、死亡しているのが見つかりました。
自殺と見られ、警察は男性が死亡した経緯や、事件との関連を調べています。
この事件はことし5月、札幌・厚別区の養護施設職員、伊藤華奈さんが行方不明となり、その後、何者かに殺害され、自宅近くの緑地で遺体で見つかったものです。
警察はこの事件について、札幌の33歳の男性が、なんらかの事情を知っている可能性があるとして、任意聴取を予定していましたが、先月下旬から、行方が分からなくなっていました。
警察は、男性の自宅を家宅捜索するとともに男性の行方を捜していましたが、きのう午前、札幌から50キロほど離れた仁木町で、橋の欄干に首をつった状態で死亡しているのを見つけました。
警察によりますと、遺書などはなく、遺体の状況から自殺と見られています。
警察は、男性が死亡した経緯や、事件との関連を調べています。
死者51人を出した御嶽山では、台風で中断していた、行方不明者12人の捜索が、3日ぶりに再開され、新たに心肺停止状態と見られる1人が見つかりました。
また捜索関係者によると、さらに、もう1人が見つかりました。
では上空から中継です。
御嶽山の上空です。
現在の捜索の状況ですが、新たな行方不明者が見つかったのでしょうか。
急なこの山の斜面で、捜索隊員が集まって、地面を掘り起こす作業が慎重に行われています。
きょうの捜索活動ですが、これまで捜索しなかった場所も含めて、広範囲で行われています。
そして先ほど、行方不明者と見られる人を発見し、ヘリでの救助活動が行われました。
そして新たにもう1人の行方不明者が見つかった情報もこちらに入ってきています。
上空からは以上です。
長野県王滝村の自衛隊のヘリコプターが離着陸するグラウンドです。
このグラウンドには、午前11時ごろ、山頂付近で発見された1人が搬送されました。
捜索はこれまでで最大規模となる440人態勢で行われていて、きょうから山頂付近で範囲を広げ、くいとロープで範囲を区切りながら行うことから、大型ヘリコプター2機で、自衛隊や消防、それに警察の隊員や、捜索に使う機材も順次、輸送しています。
しかし、きのうまで降り続いた雨の影響で、山頂付近は火山灰がぬかるんでいて、捜索にあたっては、困難な状況が予想されます。
こちらからも、山から上る噴煙が見えます。
2日間の中断を余儀なくされ、ようやく再開された本格的な捜索が続けられています。
行政長官の選挙制度の民主化を求めて行われている香港のデモは、きょうで10日目に入りました。
長引くデモの影響で、観光業などが打撃を受けています。
対立する学生側と政府側はきのう、正式対話に向けた2度目の協議を行いましたが、合意には至らず、話し合いは継続されることになりました。
対話の継続を受けて、道路を占拠する人の数は、大幅に減っていますが、長引くデモは、中国の建国記念日に当たる国慶節の連休を直撃し、中国からの大勢の観光客のキャンセルが続出。
経済的な損失はおよそ5600億円という試算もあります。
そんな中、日本料理のチェーン店では、安全を考慮して、一部の店で深夜の営業時間を短縮しました。
香港の中心の所でやらしてもらってるんですけれども、そういった部分でも売り上げが25%ダウンというふうなところで、結構、今後、これが続くと、どこまで下がっていくのかなというふうなとこの不安は、非常にあります。
一方、警察の催涙ガスなどを防ぐために使用され、今回のデモのシンボルになった雨傘について、クーロン地区にある傘の専門店では、売り上げが2割増えました。
学生と政府側はきょう、
ITなどの最先端技術が集結した、アジア最大級の見本市、CEATECジャパンが、きょうから千葉県の幕張メッセで始まりました。
その会場には、清水記者がいます。
清水さん。
私が今、卓球をしている相手、実はロボットなんです。
これはオムロンが展示している卓球ロボットで、ピンポン球の位置を正確に認識して、打ちやすい場所に打ち返してくれるんです。
こうした難しい技術を可能にしているのが、あちらに搭載されたセンサーだということです。
ことしはソニーが出展を見送るなど、家電から最先端技術を生かしたロボットなどにシフトした展示も目立っています。
そのほかのブースも取材していますので、ご覧ください。
このリアルな恐竜の模型。
実は私の手元のスマートフォンで動かしているんです。
ことしで15回目を迎えたCEATECジャパンには、私たちの生活を便利にしてくれそうな技術が集まっています。
シャープが紹介しているのは、しゃべるスマホです。
スマートフォンを置くと。
お帰りなさいませ。
人工知能を搭載していて、持ち主の状況に合った内容を、音声や画面を通して話しかけてくれます。
あっ。
痛い、なんてことを。
親にも殴られたこと、ないのに。
そしてNTTドコモのブースで体験できるのは、ユビナビです。
この装置を握って歩くと、地図と連動して、右や左にねじれて、目的地に案内してくれます。
今、右にねじれました。
これは右へ曲がれということですね。
ドコモは、歩きスマホの解消に役立てたい考えです。
最新技術を体験できるCEATECジャパンは、きょうから11日まで行われています。
以上、会場の幕張メッセから中継でした。
では続いてワールドトピックス。
オーストラリアの海岸に、なぞの球体が出現しました。
ごろごろと海岸に転がる緑色の丸い物体。
これは直径6センチ、テニスボールほどの大きさもある藻で、2日、オーストラリアのシドニー近くの海岸に打ち上げられました。
その数はなんと、数千個。
感触はまるでスポンジのようで、海岸では写真を撮ったり、キャッチボールをして遊ぶ人たちの姿が見られました。
それでも一面に広がる光景はなんとも不気味で、地元の人は、エイリアンの卵だなどと呼んでいるんだそうです。
一方、博物館の中に横たわる巨大なギター。
アメリカ・ニュージャージー州で、開幕したばかりの展示会で紹介されたもので、数あるギターの中でも、ひときわ目立ちます。
その長さおよそ13メートルで、世界一大きなギターとして、ギネス世界記録にも認定されました。
完成までおよそ1年かかった巨大ギターは、必ずしもきれいな音とは言えませんが、実際に演奏ができるように作られていて、訪れた人たちは、次々とその音色を確かめていました。
交際中の女子大学生からセクハラ被害の相談を受け、相手の男子大学生に金を要求したとして、京都府警の警察官が懲戒処分を受けていたことが分かりました。
警察によると下鴨警察署の地域課に勤務していた男性巡査
(19)はことし3月、交際中の女子大学生から大学でのセクハラ被害の相談を受けました。
そして、相手の男子大学生に警察官の名刺を見せ「被害届を出さない代わりに示談金を支払え」と現金100万円を要求したということです。
男子大学生が警察に相談して問題が発覚し、内部調査に対し巡査は「彼女のためにやった。
恐喝とは思わなかった」と現金を要求したことを認めています。
巡査は先月、減給6ヵ月の懲戒処分を受け依願退職しています。
京都府警は「厳正な人事管理・業務管理に努めます」と話しています。
きょう未明大阪市東淀川区のコンビニエンスストアに押し入った男が「殺すのが好き」などと言って刃物で店員を脅し現金およそ5万円を奪って逃走しました。
午前2時50分ごろ大阪市東淀川区淡路のファミリーマート淡路4丁目店で客を装った男が商品を持ってレジに近づき店員に刃物を突きつけ「殺すぞ、金を出せ。
殺すの好きなんや」などと言って脅しました。
店員がレジから金を出すと男は「まだ出せ」とさらに金を要求し、店員が差し出したレジのトレイから、現金およそ5万円を奪い歩いて逃走しました。
店員に怪我はありませんでした。
逃げた男は年齢が50〜60歳くらいの小太りで、黒のキャップに黒のジャージの上着とズボンを着てマスクをしていたということです。
警察は強盗事件として防犯カメラの映像を解析するなどして捜査しています。
滋賀県甲賀市の忠吉山では、秋の味覚「マツタケ」が姿を見せ始めました。
ことしは雨が多く、豊作が期待されます。
マツタケが姿を見せ始めたのは、甲賀市の標高およそ400メートルの忠吉山です。
山のなかに入ると松の木の根元や落ち葉の間から傘が開き始めたマツタケがあちこちに姿を見せています。
ことしは、8月から9月にかけて雨が多く、気温も低かったため、例年より1週間ほど早く成長しました。
今後、朝晩の冷え込みが厳しくなると、さらに多くのマツタケが姿を見せるということです。
忠吉山では、予約をすると、松茸狩りを楽しんだ後、すき焼きや松茸ごはんなどが味わえるということです。
2014/10/07(火) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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