男の魂に火をつけろ! このページをアンテナに追加


  
 

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2014-10-28 人間の顔は食べやすい このエントリーを含むブックマーク

先日の、平山夢明先生講師にお迎えした「せんだい文学塾」では、このブログツイッターでぼくのことを知っている、という方が何人かいらしていて、しかも本を出している人もいるというので驚きました。

少年サンデーS」にて『女子高生刑事白石ひなた』を連載中(次回で完結とのこと)の早坂ガブ先生作品のテイストからもわかるように、平山先生の大ファンだそうです。このために岩手からいらしてくださいました。


昨年フランス書院から「最強の女流新人」というキャッチフレーズとともにデビューされた新鋭の官能作家上条麗南先生デビュー作のストーリーを聞いた平山先生が大喜びで「ワッシュくん、この人は義母を犯すんだってさ」と繰り返していたのが印象的でした。


ぼくは本も何も書いてない、ただのボンクラなんですけど、なぜかこの人たちから「ワッシュさんに会えてうれしいです」と言ってもらえるので、ありがたいのですが「逆! 立場が逆! おれシロウト!」と言いたくなる気持ちもなくはないというか。


それから、今年の「横溝正史ミステリ大賞」で最終候補に残り、物議をかもしたという白井智之さんの『人間の顔は食べづらい』が、有栖川有栖道尾秀介両氏の推薦により書籍化されるとのこと。

 株式会社KADOKAWAより、第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作品白井智之著『人間の顔が食べづらい』を11月1日(土)に発売いたします。あまりに衝撃的な内容と異形な世界観から、最終選考会で物議をかもした本作。大賞の受賞こそ逃したものの、選考委員有栖川有栖氏と道尾秀介氏の推薦を受け、大幅な改稿の上、書籍化することとなりました。

食用クローン人間飼育される」異形な世界で展開される、精密でロジカル推理劇。横溝賞史上最大の問題作をお見逃しなく。


【著者紹介】白井智之(しらい・ともゆき)

1990年千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒業後、会社員。在学中はSF・推理小説研究会所属

本作が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、デビュー

人間の顔は食べづらい

人間の顔は食べづらい

実はこの白井くんという人、学生時代仙台で「探偵小説読書会」を主宰しており、ぼくも何度か参加したので(その後、主催者が替わってからは日程が「せんだい文学塾」とバッティングすることが多くなり、あまり参加できていないケド)よく知ってる人なんです。向こうが覚えてるかどうかわわからんですけど。

読書会ではすごく詳細なレジュメを用意してくれて、精密な読み方をする人だなぁと思っておりました。出世したもんだなぁ。レッキとした成人男性のことをこんなふうに言うのも何ですが、小柄であどけない顔立ちをしていて、とても可愛い男の子という印象が残っております。『人間の顔は食べづらい』というタイトルはインパクトがありますが、ご本人はけっこう食べやすそうなお顔をしていたものでした。

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