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2014-10-28 人間の顔は食べやすい
先日の、平山夢明先生を講師にお迎えした「せんだい文学塾」では、このブログやツイッターでぼくのことを知っている、という方が何人かいらしていて、しかも本を出している人もいるというので驚きました。
- 作者: 早坂ガブ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: コミック
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「少年サンデーS」にて『女子高生刑事白石ひなた』を連載中(次回で完結とのこと)の早坂ガブ先生。作品のテイストからもわかるように、平山先生の大ファンだそうです。このために岩手からいらしてくださいました。
- 作者: 上条麗南
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2014/08/25
- メディア: 文庫
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昨年フランス書院から「最強の女流新人」というキャッチフレーズとともにデビューされた新鋭の官能作家、上条麗南先生。デビュー作のストーリーを聞いた平山先生が大喜びで「ワッシュくん、この人は義母を犯すんだってさ」と繰り返していたのが印象的でした。
ぼくは本も何も書いてない、ただのボンクラなんですけど、なぜかこの人たちから「ワッシュさんに会えてうれしいです」と言ってもらえるので、ありがたいのですが「逆! 立場が逆! おれシロウト!」と言いたくなる気持ちもなくはないというか。
それから、今年の「横溝正史ミステリ大賞」で最終候補に残り、物議をかもしたという白井智之さんの『人間の顔は食べづらい』が、有栖川有栖・道尾秀介両氏の推薦により書籍化されるとのこと。
株式会社KADOKAWAより、第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作品、白井智之著『人間の顔が食べづらい』を11月1日(土)に発売いたします。あまりに衝撃的な内容と異形な世界観から、最終選考会で物議をかもした本作。大賞の受賞こそ逃したものの、選考委員の有栖川有栖氏と道尾秀介氏の推薦を受け、大幅な改稿の上、書籍化することとなりました。
「食用のクローン人間が飼育される」異形な世界で展開される、精密でロジカルな推理劇。横溝賞史上最大の問題作をお見逃しなく。
【著者紹介】白井智之(しらい・ともゆき)
1990年、千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒業後、会社員。在学中はSF・推理小説研究会に所属。
本作が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、デビュー。
- 作者: 白井智之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 単行本
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実はこの白井くんという人、学生時代に仙台で「探偵小説読書会」を主宰しており、ぼくも何度か参加したので(その後、主催者が替わってからは日程が「せんだい文学塾」とバッティングすることが多くなり、あまり参加できていないケド)よく知ってる人なんです。向こうが覚えてるかどうかわわからんですけど。
読書会ではすごく詳細なレジュメを用意してくれて、精密な読み方をする人だなぁと思っておりました。出世したもんだなぁ。レッキとした成人男性のことをこんなふうに言うのも何ですが、小柄であどけない顔立ちをしていて、とても可愛い男の子という印象が残っております。『人間の顔は食べづらい』というタイトルはインパクトがありますが、ご本人はけっこう食べやすそうなお顔をしていたものでした。