(サザエ)アニメ『サザエさん』は1969年10月5日に始まりました!
(カツオ)ということで!今日はアニメ『サザエさん』の誕生日なんだ!
(マスオ)いや〜めでたい!
(フネ)よく続きましたね。
(波平)これも皆さまのおかげです。
今日は記念に1時間スペシャルをお送りします!
(ワカメ)ミュージカルもあるのよ!僕も大活躍!
(タラオ)タマも頑張るですよ!
(タマ)ニャーン!皆さまお楽しみください。
サザエでございます。
・「お魚くわえたドラ猫」・「追っかけて」・「はだしでかけてく」・「陽気なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「おひさまも笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」・「買い物しようと街まで」・「出掛けたが」・「財布を忘れて」・「愉快なサザエさん」・「みんなが笑ってる」・「小犬も笑ってる」・「ルールルルルルー」・「今日もいい天気」
(猫)ニャーン。
(女性)お〜よちよち。
ニャーン。
(女性)うん?うっ!えーっ!?
(マスオ)うん?タマを雑誌のモデルに?ノリスケ君ペット雑誌に担当が変わったのかい?とうとう伊佐坂先生を怒らせちゃったんでしょ。
(ノリスケ)違うよカツオ君。
ちょっとこれを見てください。
(ワカメ)何?これ。
(ノリスケ)猫つぐらっていうんだ。
今度うちの雑誌で長野県の名産品を取り上げるんだよ。
これはわらで編んだ猫の寝床だな。
伯父さんよく知ってますね。
昔はよく赤ん坊がこういう「つぐら」という揺り籠に入れられていたからだ。
ひょっとしてこの中にタマを入れて写真を撮りたいの?そうなんですよ。
猫が入ってないと感じが出なくて。
タマが雑誌に載るの!?ノリスケおじさん出演料はどうなってるの?カツオ!
(カツオ)だってこれはれっきとした仕事なんだからさ。
大丈夫。
ちゃんと考えてるから。
それなら全力を挙げて協力させていただきます。
ふ〜。
うん?うん?わざわざ着替えなくてもいいんじゃないのかい?だってカメラマンの方がみえるんだし…。
君が撮られるわけじゃないんだから。
ウフッ…。
(ノリスケ)いいぞいいぞ。
その調子だ。
タマ頑張れ!
(ワカメ)怖くないわよ。
タマのおうちですよ。
入ったわ!
(シャッター音)
(カメラマン)OK!
(ワカメ)気に入ったみたい。
ニャーン。
うれしそうです。
おかげでいい写真が撮れたよ。
出演料忘れないでよね。
まあ任せといてよ。
タマどうしたですか?ニャーン…。
いったいどうしたんだ?タマがおうちを捜してるです。
猫つぐらのことね。
そうなの?タマ。
(タマ)ニャン。
タマ。
もうここにはないんだよ。
(タマ)ニャーン…。
(波平)タマはけさどうしてる?まだうちの中を捜し回ってるわ。
よっぽどあの猫つぐらが気に入ったんだね。
タマはかわいそうです。
どうして?ハチにはおうちがあるのにタマにはないからです。
まったくノリスケも罪なことをしてくれたもんだ。
じゃあ僕があの猫つぐらを買いましょう。
マスオ君!?
(フネ)そこまでしなくても。
大丈夫ですよ。
(タラオ)わーいです。
ニャーン。
タマおうちができるですよ。
ニャーン。
半年先ですって!?ノリスケ君が言うには今はすごい人気で特にあの名人の作ったのは予約でいっぱいらしいんだ。
そんなに待てないわ。
(タラオ)待てないです。
分かった!
(一同)うん?僕がタマのために一肌脱ぐよ。
(マスオ)もうできたのかい!?お兄ちゃんすごい!これホントにカツオが作ったの?僕が本気を出せばこんなもんだよ。
タマ!おうちができたですよ!ニャーン!
(ワカメ)これ紙じゃない。
タマ上に乗るのは反則だよ。
とんだ手抜き工事ね。
どうしたの?それ。
使ってない犬小屋をもらってきたんだ。
ずいぶん汚いわね。
(マスオ)よーしもう乾いたぞ。
なかなかいいじゃないか。
これならタマも気に入るわよ。
タマのおうちよ。
お古だってバレたか…。
子供部屋にはいないわ。
縁の下にもいなかったよ。
屋根の上にもいないみたいだ。
どこへ行っちゃったのかしらねタマ。
・
(ノリスケ)こんばんは!うん?お待たせしました。
出演料を持ってきましたよ。
(カツオ)それが出演料?話が違うよ。
どうしてだい?タマの出演料なんだからキャットフードが一番だろ。
あれタマは?いないです。
(ワカメ)ノリスケおじさんのせいよ。
えーっ!?
(ワカメ)猫つぐら何とかならないの?いや〜こればっかりは…。
タマが帰ってこなかったらおじさんのせいだからね。
そんな…。
うん?いい方法があるよ。
この缶詰を家の前にずらーっと並べたらきっとにおいに誘われて…。
《ニャーン》近所の野良猫が集まってくるだけです。
ですよね…。
(波平)心配せんでもそのうち帰ってくるさ。
お父さんはタマのことが心配じゃないの?みんなタマのことは家族の一員だと思っとるだろう?
(3人)うん!それならタマもここがわが家だと思っとるんじゃないか?そうですね。
タマを信じて待ちましょう。
そうそう。
心配することないですよ。
ビールでも飲んでゆっくり待ちましょう。
ノリスケは少し心配したらどうなんだ。
はい…。
それがまだなのよ。
カツオたちも捜し回ってるんだけど。
そうかまだ帰らんか。
まったく心配を掛けおって…。
(岡島)磯野さんすぐに帰った方がいいんじゃないですか?いやそこまでせんでも…。
奥さんが出ていったんでしょう?大変じゃないですか。
えっ!?
(荒巻)こういうときはお互いさまですから。
(波平)ああいや…。
それにしてもタマはどこへ行ったんだ?ニャーン!タマ!どうしてこんな所に?すみませーん。
(波平)うん?
(3人)タマ!
(タマ)ニャン。
ニャーン。
トラックの荷台に乗ってたの?配達の人が荷台の扉を開けたら飛び出てきたのでびっくりしたそうだ。
《ニャーン》家出したんじゃなかったのか。
タマもわが家の一員ですもの。
お父さんにべったりですね。
お父さんに出会えてよっぽどうれしかったんだね。
猫つぐらの中にいるみたいにくつろいでる。
おじいちゃんのお膝がタマのおうちでーす。
ニャーン。
フフン…。
うん?あっ…。
カツオ…うん?かまぼこを取ったのもカツオだね?僕です…。
ニャーン。
(カツオ)秘めたる友情なんだぞ。
・『レッツ・ゴー・サザエさん』・「お空が大きく見えるのは私がそこにいるからよ」・「地球が動いているのはね私が笑っているからよ」・
(フネ)サザエ!・「だけど笑ってばかりもいられない」早いとこ済ませて。
・「サザエさんまだまだやらなきゃならないことが」ニャ〜ン!・「私を呼んでるの」・「カツオよワカメ」・「みんな私についておいで」ついておいでって荷物持ちだよ!
(担任)テストの答案を返す。
磯野。
(カツオ)はい!
(担任)もう少し頑張らないと駄目だぞ。
はっはい…。
(花沢)磯野君どうだった?花沢さんと同じようなものだよ。
じゃあ40点ね?えっ!!40点!?
(花沢)違うの?30点!私が磯野君に差をつけることってあるのねえ。
アハハハ!
(早川)え〜ホントに?
(カオリ)やだ〜。
ねえ〜。
(3人)アハハハ!はあ…。
(カツオ)花沢さんもおしゃべりだよなあ。
何も僕の点数を教えなくたって…。
どうしたのよカツオ閉じこもっちゃって。
何でもないよ。
そういうときが一番怪しいのよね。
ランドセルを開けてごらん。
えっ?テストを返してもらったんでしょ?どうしてそれを…。
カツオのことなら何でも分かるのよ。
(波平)30点か。
閉じこもってるということは本人も気にしておるんだろう。
こういうときは怒らん方がいい。
くよくよしたって始まらんぞ。
次頑張ればいいじゃないか。
(カツオ)うん…。
カツオだってやればできるんだ。
本当は賢い子なんだぞ。
(カツオ)やっぱりお父さんだね。
(波平)うん?僕のこと一番よく分かってるよ。
・『カツオくん
(星を見上げて)』
(カツオ)・「星を見上げて僕は考える」・「どうして僕だけ頭がいいのかしら」
(カツオ)・「すてきな僕を賢い僕を」・「どうして先生は知らないの」・「いつか来るさカツオの時代が」・「その日その時僕は待ってるよ」
(一同)ウフフ…。
(波平)う〜ん。
あっ!
(波平)あきれたやつだな。
待っとったんじゃいつまでたってもカツオの時代なぞやって来んぞ。
自分から向かっていかんとな。
う〜ん…。
(カツオ)えっ!?それじゃあ僕の点数を笑ってたんじゃないの?
(カオリ)違うわよ。
磯野君の点数なんて知らないわ。
私がしゃべったと思ったの?
(カツオ)そうじゃないけど…。
私は口が裂けたって磯野君が私よりできなかったなんて言わな…。
あっ!
(カツオ)ああ〜花沢さん…。
(カオリ・早川)ウフフ…。
(穴子)今日のお薦めはさんま焼きか〜。
僕はしょうが焼きにするよ。
(穴子)えっ?サンマにしないの?今夜はたぶんサンマだろうからね。
分かるのかい?
(マスオ)ああだってけさ…。
《サンマか〜》チラシを見てそう言ってたからね。
なるほど〜。
・
(カツオ)姉さ〜ん!カツオ!おかえり。
あらっ昨日と違ってずいぶん元気ね。
お父さんが言ったじゃない。
(波平)《待っとったんじゃカツオの時代なんぞやって来んぞ》
(カツオ)だから思い切って自分から向かっていったら解決しちゃった〜。
へえ〜。
姉さんの時代って来たことあるの?えっ!?
(カツオ)姉さんの時代さ。
今がその時代よ。
今が!?そうよ!今が私の時代の真っただ中!・「私を呼んでるの」・「カツオよワカメ」・「みんな私についておいで」すぐ持たせるんだから…。
あら?お姉ちゃん。
何してるんですか?ああこれを探してたのよ。
何これ?しちりんよ。
チリンチリンって鳴るですか?風鈴じゃないわよ。
サンマを焼くのに使うの。
(一同)おかえりなさーい。
今夜はサンマよ。
(マスオ)《やっぱり》チリンチリンで焼くですよ。
(マスオ)えっ!?しちりんよ。
(マスオ)ああ!
(ワカメ)わあ〜奇麗!真っ赤っかです。
炭火で焼くなんて本格的ですね。
サザエがおいしいサンマを食べさせたいって。
・父さ〜ん今から焼くわよ〜。
・
(波平)お〜う!
(カツオ)みんなサンマくらいでよく大騒ぎできるよ。
やっぱり僕だけ家族とはどこか違うなあ。
僕だけ美しい。
姉さん僕ってもらわれてきたんじゃない?ずうずうしい!・「星を見上げて僕は考える」・「どうして僕だけ美しいのかしら」・「すてきな僕をかわいい僕を」・「どうしてあの娘は知らないの」・「いつか来るさカツオの時代が」・「その日その時僕は待ってるよ」
(3人)フフフ…。
(カツオ)う〜ん…。
お兄ちゃんが美しいだなんて。
(タラオ)おかしいです。
カツオが美しいんなら私なんか絶世の美女よ。
絶世の美女じゃないか。
ホント?ゴリラのまねがうまい姉さんだもの。
ゴリラの中に入ったら絶世の美人だよ!何ですって!?カツオ〜!もう…。
(タラオ)んっ?ああ!
(ワカメ)あ〜!サンマが!
(波平)2匹だけアジか…。
ああ…。
ああお母さん僕がアジの開きを頂きましょう。
えっ!?いいんですよ。
実はお昼がサンマ焼き定食だったんですよ。
だからサンマじゃなくても。
マスオさん…。
じゃ母さんサンマを食べて。
サザエ…。
アジは私とマスオさんで頂きます。
はあ〜あなたに喜んでもらおうと思って張り切ったのに…。
サンマも上手に焼けないなんて情けないわ。
何だいサザエらしくもない。
気にしなくったっていいよ。
(カツオ)《ごめん姉さん…》
(タラオ)あっまたサンマですか?パパとママだけよ。
ゆうべ食べなかったでしょ?
(タラオ)チリンチリンで焼くですか?・あ〜マスオ兄さん?えっ!遅くなるの?今姉さんがマスオ兄さんに…ああ!分かったわ。
あんまり飲み過ぎないようにね。
(カツオ)何でさ!マスオ兄さんのためにわざわざサンマ買ってきたんでしょ?いいわよ。
あんたに食べてもらうから。
僕に?カツオも少しは責任を感じてほしいわ。
チェッ。
はあ…マスオさんまだかしら。
・「こんな陽気なアタシでもひとりぼっちはさみしいの」・「さんまがうまく焼けないと涙流した夜もあった」・「だけど泣いてばかりもいられない」・「サザエさんまだまだやらなきゃならないことが」・「私を呼んでるの」・「カツオよワカメ」・「みんな私についておいで」ねえ。
それにしても遅いわね!石焼き芋〜。
あっ!やられた!うい〜お巡りさんありがとうございました。
ここがうちです!
(警察官)えっ?「磯野」って言ったでしょ?違いますね。
あれ?また間違えましたか!もう切りがないから交番に戻って酔いをさましましょう。
いやいやお巡りさん。
ここですここ!はあ…。
全部自分のうちに見えちゃうんだから。
あっホントだ!お世話を掛けて本当に…。
(2人)申し訳ございません。
磯野さん着きましたよ。
磯野波平54歳会社員でありますはい…。
交番にいると思ってるわ。
(波平)いやあお巡りさんと母さんたちに迷惑を掛けてしまって面目ない。
(カツオ)あれ?マスオ兄さんはどうして謝ってるの?ああ僕は…。
父さんに釣られただけよ。
マスオさんは付き合いがいいからね。
そうそう。
何だマスオ兄さんも何かやったんだと思ったよ。
アハハ…。
(カツオ)考えてみたらそうだよね。
けさ姉さんのお仕置きやってなかったもんね。
えっ?私のお仕置きって何よ!
(カツオ)時々やらせてるじゃないか。
失礼ね!やらせてるわけではありません!
(カツオ)口では言わないけど顔に「やれ」って書いてあるから。
何ですって!?あ〜!ほら!その顔だよ。
カツオー!!・「ときどきけんかもするけれどそれは正義のためなのよ」・「花も涙ものりこえてゆくが女の姿なら」・「だけど歌ってばかりもいられない」・「サザエさんまだまだやらなきゃならないことが」・「私を呼んでるの」・「カツオよワカメ」・「みんな私についておいで」どこまで行く気だ。
何しろ姉さんの時代だからね。
1969年といえば…。
やはり印象的なのはアポロ11号の月面有人着陸だな。
人類が偉大な一歩を踏み出しましたよね。
アニメ『サザエさん』もお茶の間に新しい一歩を踏み出したよ。
その年の漫画『サザエさん』にはこんなお話もありました。
(マスオ)今も昔も宇宙には人を引き付ける魅力があるからね。
今も昔も姉さんは怒りっぽいままだけどね。
何ですって!?
(波平のせきばらい)こらっ!
(カツオ・サザエ)う〜ん…。
引き続き『サザエさんスペシャル』を…。
(カツオ・サザエ)ご覧ください!
(タラオ)く〜ださ〜い!んっ?あっあれは…。
まさか!ああっ!クフフフ…。
本当に見たのかね?
(マスオ)ええ!あれは本物のUFOでした!ただの見間違いでしょ。
(フネ)早くお風呂に入ってくださいよ。
マスオ兄さんが本気にするとは思わなかったよ。
(中島)UFOや宇宙人なんて映画や漫画の中だけの話だよ。
(西原)それはどうかな。
宇宙はまだまだ謎に包まれているんだ。
僕ら以外の知的生命体がいても不思議はないと思うけど。
(カオリ)へえ西原君ってすごいのね。
この前の流星群のときにも写真を撮ったんだ。
(花沢)あら!すてきじゃない。
(早川)宇宙ってロマンがあっていいわ〜。
お兄ちゃん何やってるの?星を見るんだよ。
(ワカメ)お兄ちゃんが星を?「ほし」って言っても梅干しや煮干しじゃないぞ。
どうしてワカメまでついてくるのさ。
この前星座の本を読んだから本物を見てみたいの。
言っておくけどもしワカメがUFOを見つけても手柄は山分けだからな。
(ワカメ)うん?う〜んよく見えないな。
(ワカメ)私にも見せて。
あ〜あっ!あ〜あ〜あ〜!ややっ!何だ?この星は。
うわっ!何だお父さんか。
カツオ君たち天体観測かい?マスオ兄さんも興味があるの?これでも小さいころは星を見るのが好きだったんだよ。
さっこれで見られるはずだ。
(カツオ)うわっすごいや!
(ワカメ)早く代わって〜。
あの星座がアンドロメダ。
ギリシャ神話の英雄に助けられたお姫さまが星座になったのよね。
ロマンチックだわ〜。
《お月さまでお餅ついてんのだーれ?》《あれはね人間なんだよ》おとぎ話も時代と共に変わる。
昨日久しぶりに天体観測をしたよ。
いやあ星を見るのって楽しいねえ。
そういえば僕もよく宇宙人のことを想像したなあ。
(マスオ)宇宙人はいるよ。
この無限の宇宙は僕らだけのものにしておくには広過ぎるからねえ。
そしてこの地球は…僕らには狭過ぎる〜!
(ノリスケ)同感です〜!
(西原)これはエッグドロップで使う入れ物で中に卵を入れて高い所から落としても割れないようにするために紙だけで作られるんだ。
紙だけで!?これは宇宙船の着陸にもつながる技術なんだ。
世界中でコンテストが行われているらしいよ。
西原君って何でも知ってるのね。
何だい!知ってるだけじゃないか!手伝ってくれてありがとう。
いやあこれが宇宙船だと思うとがぜん燃えてきてね。
さあもう一度いくよ〜。
着陸準備OK。
そ〜れ〜。
あっ?あんたたち何やってんの?まあ卵がないと思ったら!いや〜これはその…。
わあ〜。
うわああ〜!
(マスオ)あっあっ助けて〜。
また着陸に失敗だよ。
(波平)それで今日は卵料理ばかりなのか。
どうもすみません…。
うちの卵全部使っちゃったのよ。
人類の進歩の尊い犠牲になったんだ。
進歩のたびに卵料理を作ってたんじゃたまりませんよ。
この先宇宙がもっと身近になればいいですよねえ。
火星に移住する計画もあるそうですよ。
火星ねえ。
近くにいいスーパーがあれば考えてもいいけど。
姉さん夢がないなあ。
宇宙を目指すならやっぱりロケットだ。
歴史的瞬間に向けて秒読みだ〜!発射5秒前。
432…あれ?
(マスオ・カツオ)うわーっ。
もう一度設計からやり直すんだって。
マスオ君も案外本気だな。
(カツオ)お父さんも参加しない?わしは宇宙やロケットなんぞに興味はない。
あと5分で火星に到着ですって。
こうして一家で火星まで行けるとはいい時代になったものだ。
・
(警報)
(波平)んん!?
(マスオ)大変です!ロケットの故障です。
エンジンが止まりません!
(波平)何〜!?ウ〜ウ。
ウウ〜。
ウウッ!ハッ!夢か…。
(波平)マスオ君まだやっとったのか。
いやあつい夢中になって…。
どうか安全なロケットを頼むよ。
(マスオ)ん?
(カツオ)わ〜っ!今日は絶好の打ち上げ日和だ!磯野家全員の期待が集まってるんだからよろしくね。
任せてくれ。
これでいいよね?
(男の子)あとは空気を入れて。
あんな小さい子たちまで。
お兄ちゃんみたいな子が他にもいたのね。
あの子たちにお手本を見せてやろう。
さあ打ち上げの準備だ!
(カツオ)水の量はこれでいい。
発射台はこっちへ向けるといい。
何だかんだ言って父さんも楽しそうじゃない。
(マスオ)それじゃお父さん秒読みをお願いします。
5秒前4321。
(マスオ)行け〜!やった〜!成功だ〜!
(波平)おめでとうマスオ君。
・
(ロケットの発射する音)
(カツオ・波平)うん?
(ワカメ・サザエ)ハア〜!すごいです。
うんまあまあかなあ。
もう少し空気抵抗を減らさなくっちゃ。
(マスオ)大した子供たちがいたもんだねえ。
でもこっちも負けてなかったわ。
カッコ良かったです!
(マスオ)ありがとう。
本物のロケットの打ち上げはもっと感動的なんでしょうね。
よーし僕はもっとロマンを求めるよ。
次の目標は宇宙だ!ええーっ!カツオ君応援するよ〜!宇宙は広いから宿題のない星もあるはず。
僕はそういう星を探すよ。
(波平)そんなものはロマンとは言わん!んっ!あなたご覧なさいよ。
わあもったいない!う〜。
何をふさぎ込んでるんだい?ニュートンとは何たる違い。
ええ〜っ!?これがSL人吉ね。
さすがに貫禄がありますねえ。
ああ。
昔は日本中どこでもこれが走っとったんだ。
昔っていつごろ?
(波平)このSLはことしで92歳だそうだ。
おじいちゃんよりもおじいちゃんですか?
(男性)よかったら写真お撮りしましょうか?まあお願いします。
(男性)それでは撮りますよ〜。
ヘッヘ〜。
(一同)あっ!
(カツオ)海平伯父さん!
(海平)ハハハーッ。
これは記念撮影用の衣装だ。
(汽笛)
(タラオ)シュッシュッポッポいってます。
あー僕は早くロケットを見に行きたいんだけどなあ…。
《えっ種子島?》《もうすぐロケットの打ち上げがあるんだ》《みんなで見に行ってみようよ》《それはいいねえ》《ロケット見てみたいです》《でもわざわざそんな遠い所まで…》《種子島ってどこ?》
(波平)《九州のさらに南だ》《そうだ九州といえば海平伯父さん》よかったわね。
海平伯父さんのお友達が種子島で民宿をやっていて。
でもまさか鉄道で行くなんて…。
目的地に急ぐだけが旅行じゃない。
こうして道中を楽しむのも醍醐味の一つだ。
そのとおり。
ロケットもいいがSLもなかなかのものだろう。
聞きなさいこの息遣い…。
(蒸気音)
(カツオ)あっずるいや。
姉さんのお弁当僕のより大きいじゃないか!あら重さはカツオの方が上よ。
(カツオ)姉さんのにはくりが入ってる。
やかましい!
(汽笛)
(男性)磯野さんお待たせしました。
はっ?
(男性)これが地元で有名な球磨焼酎です。
さあ飲んで飲んで。
ちょっちょっと何か勘違いされているのでは?やだなあさっき酒だる1杯はいけるって豪語してたじゃないですか。
あっ又吉さん。
(波平)ははあ兄さんですね。
(又吉)ややっ磯野さんが2人に!?これは少し飲み過ぎたか…。
すみません。
私そそっかしいもので…。
お父さんと海平伯父さんは僕らでも間違えるくらいだからね。
又吉さんはどちらから?私は地元の人間です。
退職してからすっかりこの汽車のファンになってしまいまして。
ではよくお乗りになるんですか?
(又吉)ええ昔からちっとも変わらないこいつが大好きなんです。
確かに何だか懐かしい気分になりますね。
私も。
僕もでーす。
(一同)えっハハハハ…。
(車掌)間もなく終点人吉〜人吉です。
あっという間だったな。
次に乗る電車はこれね。
せっかくですからご一緒に記念写真でもどうですか?おおわしが撮ろう。
海平兄さんも入ってください。
今度は私が。
(カツオ)何だか間違い探しみたいな写真になっちゃった。
この電車はいさぶろう号といいまして日本三大車窓と呼ばれる素晴らしい景色が見られますよ。
いさぶろう号って面白い名前ね。
この区間が建設された当時の大臣山縣伊三郎の名前から付けられたんです。
カツオも将来電車の名前になるくらい頑張らなくちゃ。
(カツオ)カツオ号かあ。
何か時間に遅れそう。
(アナウンス)間もなく発車しまーす。
おっとじゃあ私はここで。
用事がありますので…。
(警笛)ありがとうございました。
いやあ愉快な人だった。
あれっ?これは…。
又吉さんのカメラ!又吉さーん!にぎやかな家族だなぁ。
またどこかでお会いしましょう。
はあ又吉さんですね。
ご存じなんですか?ええそそっかしいことで有名ですから。
(カツオ)やっぱり。
終点の駅の売店に届けてあげてください。
奥さんが売り子をしてますので。
駅の売り子さんというと思い出すなあ。
えっ何のこと?昔駅の売店に奇麗な売り子さんがいてな。
にっ兄さん…。
(海平)《波平はいないようだな…》《すみません。
キャラメルを1つ》
(波平)《海平兄さんはいないようだな…》《すみませんキャラメルを1つ…》《フフッまあよっぽどキャラメルが好きなのね》
(波平)《えっ?》へえ〜。
(波平)いやわしは本当にキャラメルが欲しくてだな…。
そうそう。
ある日その売り子さんを汽車の中で見つけてな。
その人の忘れていった傘を二人で届けたことがあった。
《まああなたたち双子だったの。
わざわざありがとう》《大変だったでしょう。
あなたたちお名前は?》《海平です》《波平です》《あらあら…》《苦労したかいがあったな》《うん》・
(女性)《待って〜!》《忘れ物》《ああっ!》いい話が聞けてよかったよ。
やっぱり目的地に急ぐだけが旅行じゃないね。
この鐘を鳴らすと幸せになれるのね。
(鐘の音)ママー幸せになれたです。
まあいいこと。
どなたに頂いたの?えっ!?あっあらハハッ…。
さあ又吉さんの奥さんにカメラを届けないと。
売店はあそこだ。
あっあの人は…。
(海平)あの売り子さんじゃないか。
いったい何のことですか?
(波平)えっいっいや…。
あのうキャラメルを1つ…。
カツオ!あら何かご用ですか?私たち又吉さんの忘れ物を届けに。
まあそれはわざわざどうも。
私又吉の妻です。
えっ!?あなたが。
ではこの方は?私の娘です。
するともしや…。
あなたたち…。
海平です。
(波平)波平です。
まああのときの…。
いやあこんな偶然があるんですね。
あのお姉さん本当に奇麗だったわ。
売店に通っていたお父さんたちの気持ち分かるな。
いやわしは本当にキャラメルを買うためにだな…。
母さんはどう思う?お父さんは昔から優しい人だったんですね。
かっ母さん…。
(あくび)ほらみんな疲れただろう。
もう寝なさい。
終点に着いたら起こしてやるから。
ああわしらに任せておきなさい。
(アナウンス)間もなく終点〜。
もうすぐ終点よ!
(海平と波平のいびき)
(カツオ)うわ〜ロケットだ!
(タラオ)すごいです!本物のロケットの打ち上げ楽しみだな。
ここが種子島宇宙センターね。
どちらの学校でいらっしゃいますか?はあ?どちらの学校ですか?オホホホ。
私よっぽど若く見えるらしいわ。
サザエ。
えっ?ええ!?
(マスオ)先生と間違われているんだよ。
まあ!
(ガイド)これより宇宙センター内の施設をご案内します。
わあ〜。
海の色が全然違う。
(タラオ)きらきらしてるです。
ここは「世界一美しいロケット発射場」ともいわれているんですよ。
うん!確かに美しい。
お父さんたちも来ればよかったのに。
あっちはあっちで楽しくやってるわよ。
ホントに奇麗な所ですねえ。
うん?ふん!ハハハ!げたじゃないか。
(波平)うむ…それっ!うむ…ふん!ハハハ!今度はやかんか。
今度こそ!う〜ん!いいかげんにしろー!!あっあ〜すみません!
(ガイド)というわけでこの広い宇宙はまだまだ謎に包まれているんですよ。
いやあロマンがあるなあ。
私はロマンよりマロンの方がいいけど。
ええ!?ガイドさんはロマンの人なのね。
はい。
一応宇宙飛行士の勉強中なんです。
(マスオ)へえすごいですね。
はい!実は僕も宇宙飛行士を目指してるんです。
えっ!?お兄ちゃんが宇宙飛行士?
(カツオ)やっぱり夢は大きくないとね。
・つまり君は私のライバルってことね。
えっ?
(女の子)私も宇宙飛行士を目指しているのよ。
(マスオ)あれがロケット発射場か。
テレビで見たのと同じだ。
あそこからロケットが飛ぶのね。
(タラオ)すごいです。
(カツオ)あそこにある大きな建物は何?そんなことも知らないの?あの中でロケットの組み立てや点検をしてるのよ。
あら詳しいのね。
宇宙飛行士を目指してるならこれくらい常識です。
(カツオ)うっ…。
すみません。
娘はすぐに張り合いたがる性格で。
いえ弟にはいい薬になると思います。
(ガイド)あの扉の高さは67mもあります。
はい!はい!最大の引き戸としてギネス世界記録も持っています。
(カツオ)うん…。
(マスオ)うちの会社がすっぽり入りそうだ。
うちにもあれくらい大きな物置があったら片付けが楽なのに。
うう…。
ロケットはどこから飛ぶの?
(女の子)それはね…。
はい!はい!あそこからだよ。
あの2つの塔でロケットを支えるんだ。
おしい!あれは巨大な避雷針なのよ。
ああ…そうでした。
(女の子)まあ!あんな大きな避雷針ならお父さんの雷も簡単に避けられそうだ。
《ふん!!》ハッハッハクション!何だ?風邪でもひいたか。
(波平)うっうう…。
お父さん大丈夫ですか?大丈夫だ。
ちょっと鼻がむずむずしただけだ。
(カツオ)これが本物のロケットか。
(タラオ)おっきいです。
でもほとんどは宇宙まで飛ばすための燃料なのよね。
宇宙まで行くのは一部だけなんです。
つまり姉さんの長電話と同じだね。
どういう意味よ?
(カツオ)用件はほんの一部だけでほとんどは世間話。
カツオ!
(ガイド)フフフ…。
(マスオ)う〜ん僕が作ったのとはスケールが違うなあ。
だってペットボトルだもの。
やっぱり僕の宇宙への夢はカツオ君に託すよ。
任せてよマスオ兄さん。
(女の子)そうはいかないわ。
宇宙に行くのは私よ。
どうしてさ。
(タラオ)みんなで行くです。
甘いわね!宇宙飛行士になりたい人はたくさんいるけど狭き門なんだから。
(カツオ)何?これ。
ジグソーパズルよ。
このパズル絵が描いてないのね。
これは宇宙飛行士の試験で実際に出された問題ね。
集中力と忍耐力を試すテストよ。
君と私で勝負しましょ。
いいとも!ピースを正しい形に並べてね。
はい!できた!
(女の子)えっもう?
(カツオ)ほーら正しい形にできた。
ああー!
(ガイド)フフフ…。
いやー頭を使ったらおなかがすいちゃったよ。
大して使ってないじゃない。
宇宙食っていろんな種類があるのね。
たこ焼きやケーキもあるのか。
あらずいぶん乾燥しているのね。
こんな小さいのじゃおなかがいっぱいにならないよ。
でもちゃんとケーキの味がする。
たこ焼きの味がするです。
(カツオ)うん。
本当だ!おいしい。
今の宇宙食は進化してるのよ。
ハンバーガーやラーメンだってあるんだから。
(カツオ)すごいや!うちの食卓より豪華じゃないか。
いちいち献立を考えなくてもいいしこれなら宇宙も悪くないわね。
そうだ!地球を見ながら月見酒ならぬ地球見酒ってのも乙じゃないかな。
残念ですが宇宙ではお酒は禁止されていますよ。
はあ…。
(ワカメ)わあ大きな月の模型。
ウサギさんはどこにいるですか?いつもお餅をついていたら疲れちゃうだろ。
今日は休憩中なんだよ。
何言ってるの?あれはただの影で…。
あらあなたもずっと言ってたじゃない。
「お月さまにいるウサギさんに会いに行くんだ」って。
それは小さいころの話でしょ。
(女の子)「地球は青かった」何?それ。
ガガーリンの言葉ね。
(女の子)人類史上初めて宇宙に行った人よ。
私も人類史上初めて火星に行く人になりたいわ。
火星か。
僕は火星人と友達になるよ。
えっ?
(カツオ)ゴールキーパーをしてもらったらあさひが丘最強のサッカーチームになるだろう。
あーら家事なんかも上手そうね。
僕もお友達になるでーす。
(女の子)はあー。
まったく勝負にもならないわ。
君が宇宙飛行士になれるわけないじゃない。
あらそれはどうかしら?私は2人とも宇宙飛行士になれる可能性は五分五分だと思うけど。
(女の子・カツオ)えっどうして?あのね宇宙飛行士に大切なものの一つ。
それはユーモアなの。
(女の子)ユーモア?
(ガイド)狭い宇宙ステーションの中では人を笑顔にしてくれる人も必要なのよ。
カツオ君みたいにね。
じゃあ僕は宇宙にはうってつけですね。
まあ!うちでは怒られてばかりいるくせに。
あなたはとっても才能があるからあとはライバルとも協力し合う心を身に付けることも大切なのよ。
じゃあ僕宇宙飛行士になります。
どうすればいいですか?とにかく毎日勉強ね。
真面目に続ければ20年くらい先には宇宙飛行士試験に合格できるかも。
えっ20年も勉強?大変残念ですが磯野カツオ地球での生活を優先させていただきます。
(一同)まあ!今日はどうもありがとうございました。
今度は宇宙で会おう。
あら宇宙飛行士は諦めるんじゃなかったの?勉強や試験をやらないで宇宙に行く方法を思い付いたんだ。
お金持ちになって自家用ロケットを持てばいいんだよ。
えっ!?お金持ちになるためには今からたっぷり勉強しなくちゃね。
そっそれは…。
(女の子)フフフ。
私に足りないのはそういう柔らかい頭かもしれないわね。
それじゃ。
(女の子)また宇宙でね。
(カツオ)うん。
(カツオ)いよいよだね。
(マスオ)楽しみだなあ。
(一同の歓声)
(カツオ・ワカメ)わあ!すごーい!
(波平)宇宙の壮大な時間からすればわしらはみんな赤ん坊みたいなものかもしれんな。
(海平)うん。
(一同)ハアハア…。
何で寝過ごしたりしたのよ。
宇宙の壮大な時間からすれば5分や10分なんてどうだっていいじゃない。
バカ者!!フェリーに乗り遅れたら今日中に帰れんぞ!・「大きな空をながめたら」・「白い雲が飛んでいた」・「今日は楽しい今日は楽しい」・「ハイキング」・「ほらほらみんなの」・「声がする」・「サザエさんサザエさん」・「サザエさんはゆかいだな」さーて来週の『サザエさん』は?サザエさんスペシャルはいかがでしたか?『サザエさん』をこれからも…。
(一同)よろしくお願いします。
姉さんのおっちょこちょいも末永くご愛顧ください。
カツオ!サザエいつものアレを。
あっそうでした。
来週もまた見てくださいね。
ジャンケンポーン!2014/10/05(日) 18:00〜19:00
関西テレビ1
サザエさん 歌って踊ってロケットまで!放送開始から今日でぴったり45年SP[字][多]
▽レッツ・ゴー・サザエさん
▽タマのおうち
▽空を見上げる男たち
▽列車は思い出を乗せて
▽宇宙に一番近い島
詳細情報
番組内容
昭和44(1969)年10月5日(日)に放送を開始したアニメ『サザエさん』。今年は初回放送と同じ10月5日(日)という記念すべき日に45年を迎えるということで、この日は1時間スペシャルでお届けする。