(山口)今回の「グッと!地球便」は神奈川とデンマークをつないでみたいと思います。
行ってみましょう!
海の向こうの大切な人に大切のものを届けます
今回の配達先はヨーロッパ最古の王国デンマーク
首都コペンハーゲンは世界的に評価の高い北欧家具が溢れる街
この街で家具職人として第一歩を歩みだしたひとりの日本人がいます
OLから転身し職人の世界へ。
2年半前憧れの家具の本場にやって来ました
そんな彼女の挑戦を誰よりも応援してくれたのはお母さんでした。
しかしデンマークに渡った半年後ガンで亡くなってしまったのです
夢を後押ししてくれた母への想いを胸に家具職人の道を突き進む彼女へ今家族が届ける想いとは…
あっどうもこんにちは。
お世話になりま〜す。
(兄)こんにちは。
お待ちしてました。
よろしくお願いします。
初めまして。
初めまして。
怜子さんのお兄さんですか?山口と申します。
お世話になります。
菊池と申します。
よろしくお願いします。
お兄さんこちらは?
(兄)ここはリフォームの会社を私やってまして。
わかりました。
今日はひとつよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お邪魔します。
お世話になります。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
怜子さんのお兄さんの工房にお邪魔させて頂いてますけども。
これ怜子さんがデンマークで家具職人をやってらっしゃると…。
それは元々日本にいらっしゃる時も家具に携わってらっしゃったんですか?日本にいた時は普通にOLとか。
そうだったんですか?はい。
行かれる時ってのはお兄さん反対とかそういうのはなかったんですか?私なんかはね頑張れっていう感じですけど。
実はちょっと母が病気…ガンだったんですね。
そうだったんですかはい。
静岡の熱海のほうで。
療養しながら熱海で過ごしてらっしゃって。
そうですね。
お兄さんとして見てみたいとことか気になるとこって今の時点でどういうとこですか?向こうでね実際家具の職人としてねどういう風にやれてるのかなっていうのはね。
あとは私もねインテリアとか建築系の仕事してるのでそれはちょっと気になりますね。
なるほどね!一緒に見てみましょうかね。
はい。
わかりました。
じゃあいってみましょう。
怜子さんデンマークです。
グッと!
距離にして…
街中をたくさんの運河が走る首都コペンハーゲン
数多くの歴史的建造物が残る美しい港町に世界中から多くの観光客が訪れます
そんな人々を虜にするのが木の特徴を生かしたシンプルなデザインと高い機能性を誇る北欧家具
豊かな森林資源を活用し長く厳しい冬を室内で快適に過ごすためインテリア文化が発展したと言われています
街の郊外にある一軒の工房を訪ねました
(スタッフ)エクスキューズミーハロー。
どうも〜初めまして。
「グッと!地球便」です。
(怜子さん)初めまして。
ようこそデンマークへ。
(スタッフ)日本のご家族が様子をということで来ました。
どうもありがとうございます。
遠いところを。
(スタッフ)すごい広い工房ですね。
そうですかね?広いのかな…。
1953年創業の…
木の魅力を最大限に引き出す高い技術力と品質で知られるデンマークを代表する工房です
世界的家具デザイナーハンス・J・ウェグナーの作品を中心に数多くの名品を世に送り出してきました
例えば…。
現在所属する職人は31人。
多種多様な工程が熟練の職人達の手によって進められています
職人は…
怜子さんは駆け出しのハンドワーク職人
例えばこうやって差し込む時にまだ…。
これをやらないとはめ込みの作業が出来ないのでひたすらやってます。
怜子さんの身長は150センチ。
しかしデンマークの男性の平均身長は180センチを超えます
そうなんです。
あまり高すぎると作業効率も悪くなるので自分に合った高さを心がけてます。
ヤスリがけの作業が一段落と思いきや…
(スタッフ)まだまだあるんですね。
これもそうです。
私とも限らないですが…。
果てしなく続く地道な作業。
多い時は1日200本削ることもあるそうです
はいこれはさすがに…。
日本では家具の専門雑誌の編集を担当していた怜子さん
家具のことを知れば知るほどある思いが強くなったといいます
全部自分が仲介で人に仕事を依頼する仕事で…。
とは言え物作りの経験がなかった怜子さん
会社を辞め…
大好きな北欧家具の本場に2年半前やって来たのです
持ち前の行動力で家具工房の門を叩き無給での職人修業。
貯金を切り崩しながら2軒の工房を渡り歩きました
そうして9か月前ずっと憧れていたこの工房に実習生として採用されたのです
仕事が認められ就労ビザがおりた今年7月に正社員として迎えられました
やる事いっぱいありそうですねここ。
午前中の仕事を終えるとランチタイム。
怜子さんは毎日お弁当を持参しています
(スタッフ)今けっこう見たら…。
そうです。
女性が例えば日本だと結婚したら辞めなきゃとか出産したら産休がとか言うとやっぱりねなかなかそれを続けることは難しいんですけど。
私の尊敬するボスです。
家でケーキを焼いては工房に通う。
こんな交渉を半年間続けようやく採用にこぎつけました
一日の仕事が終わるのは午後4時頃。
デンマークでは働く時間は週に37時間までと法律で決められています
実は大学時代自転車部に所属して仲間達と日本中を自転車で走り回っていたという怜子さん
そんな彼女にとってデンマークはとても住みやすい国だと言います。
と言うのもデンマークは世界有数の自転車大国
街中に自転車専用道路が敷かれ専用の信号機も設置されています
(スタッフ)怜子さんこれから…。
はい。
さらに電車にも自転車専用車両が
通勤や通学に自転車を使う人が多いためそのまま乗せて移動できるのです
自転車大国デンマーク。
電車にも自転車専用車両があります
通勤や通学に自転車を使う人が多いためそのまま乗せて移動できるのです
公共の交通機関や自転車を積極的に使うこうしたシステムがこの国の豊かな自然を守っているのです
コペンハーゲンの中心から少し北にある築100年のアパート。
ここが怜子さんの住まい
職人たちによって組織された「ハンドワーク協会」が管理する物件で相場よりかなり安いんだとか
(スタッフ)すごくきれいなお部屋ですね。
ありがとうございます。
8畳ほどの部屋にキッチンが付いて家賃はおよそ5万円
向こう側がちょうど公園で今木々がいっぱいですが冬は葉っぱもなくなって景色は抜群です。
これ私しか多分合わないんです。
何か不安定だったりしてあとサイズもあって。
(スタッフ)はい。
イスを動かしながらちょっとワイン置きながらあっちを眺める…景色を一人…っていう具合です。
なんでしょうか…それは…。
くらいです。
フフフ。
(スタッフ)なるほど。
ちょっとお部屋の方を…。
あこれは家族です。
まだ母が生存していた時の。
怜子さんが家具職人になる夢を誰よりも応援してくれていたお母さん。
肺がんで亡くなったのは怜子さんがデンマークに来たわずか半年後のことでした
これは母が…。
カードがありまして。
2011年の4月に日本を発ったんですが10月10日が私の誕生日なんですがその日に…まあでももう母は結構これは体調が悪い時に書いてくれた手紙だったと…。
「さとが一番やりたかったことをがんばっていると思うと私は嬉しいです」っていう言葉が…。
お父さんは現在心臓を患い療養中。
家のことはお兄さんに任せっきりになってるといいます
2年前にお母さんが亡くなりお父さんは実家で一人暮らし。
お兄さんは横浜で家族を持ち怜子さんは日本から遠く離れたデンマークへ
一人また一人離れ離れになっていきなかなか一緒の時間を過ごせなくなってしまいました
そんな菊池家には家族共通の思い出があるそうです
すごいちっちゃいんですけど古くて。
でも…。
夏のどのぐらい…一週間ぐらいですかね…を一緒に過ごす。
翌日。
怜子さんはこれまでとは違う作業に取り組んでいました
この日怜子さんはこれまでとは違う作業に取り組んでいました
こちらは完成直前の仕上げ作業。
組み上がったイスを保護するために石鹸水を吹き付けます。
化学製品を使わない環境に優しいこの手法はデンマーク独特のもの。
ちなみにこのイスは1脚11万円
このへんとかこのへん。
いやあすごく充実した日々を送っていらっしゃる怜子さんでしたけどもねえ。
そうですね。
実際作ってらっしゃる工房とかご覧になってどうでしたか?すごいですね。
広いですねえ。
ねえ。
いやああれだけ大きなところでずっと何人もの人がいっぱいいて。
いろいろ勉強になってるんじゃないですかねえ。
う〜ん。
であのアプローチの仕方がボスがおっしゃってましたけど最初はもう見習いとかいらんのやって言ったけど焼き菓子持っていったっていう。
そうですね。
もうあのへんが日本っぽいですよ何かね。
ハハハ!やるなあと思いましたね。
ハハハ!まあその熱意がね認められたんでしょうけど。
はい。
やっぱそこまでやりたいっていう思いっていうのが。
ねえそうですね。
あのボスに伝わったっていうのは。
うん。
小さい時っていうのはどんな子だったんですか?一番末っ子なんでやっぱりまあ…特に母親にはよく甘えてたんじゃないかなと思いますね。
甘えっ子で。
はい。
ただやっぱり自分のやりたい事はねどんどん強く言うような感じだったんで。
だからまあ海外に行っても一人で頑張れてるんじゃないかなとは思いますね。
う〜ん。
この後届けもの届けさせて頂いてるところを引き続きご覧頂きたいと思います。
はい。
それではもう一度いきましょう。
怜子さんですねデンマークです。
グッと!
この日は日曜日
休みの工房には一人作業に取り組む怜子さんの姿が…
趣味…趣味というかまあ自分で色々やってみたいなということでやってます。
家具職人としてはまだまだ駆け出し。
でもいつの日か自分の工房を持って自分が理想とする家具を作っていきたいという怜子さん。
日本のお兄さんから届けものです
なんでしょう?ビックリですね。
なんだろう?開けていいんですか?
(スタッフ)はい。
ありがとうございます。
なんでしょう?ビックリですね。
なんだろう?開けていいんですか?
(スタッフ)はい。
ありがとうございます。
なんでしょう?え〜っ!え〜っ!ホントですか?え〜…。
届けものはダイニングセットの製作依頼書。
お兄さんのリフォーム会社からの発注です。
テーブルとイスの設置場所は家族の思い出が詰まったあの山梨の別荘
ハハッ「納期:1人前になってから」ハハハ…。
へえ…。
どんな場所かって知りつくしてるとどんな物が合うかって考え…イメージつきやすいし。
依頼書の裏側には…
ハハハ!ハハハ!ありがとうございます。
何かあってもどっか帰っていける場所があるって思えるのはそれだけでどこにでも行けちゃう気が…何でもやれちゃう気がしますね。
だから…。
お兄ちゃんホントにありがとうございま〜す。
絶対一緒に仕事をできるようにやっぱり日々こちらでの生活を大事にしてしっかり家具作りに専念したいと思います。
いいですね〜!これでも何かホントに兄弟のコラボ作品というか。
はい。
それがそこに出来上がるんですよね。
そうですね。
まあ今父もね当然心配してると思うんでどれだけになったのかっていうのをね見てもらうっていうのも面白いなと思いまして。
確かにね。
目に見える形でちゃんとそれをお父さんにも見て頂けるっていうことですもんね。
はい。
ご通行中の皆さん♪〜大変恐縮でございます。
♪〜新装開店となりました2014/10/05(日) 06:30〜07:00
読売テレビ1
グッと!地球便【北欧家具の本場デンマークで職人見習いとして奮闘する妹へ】[再][字]
海外で頑張る日本人に家族の想いを届けます▽北欧家具の本場デンマークで、職人見習いとして奮闘する妹へ▽OLから一転、職人の世界に飛び込んだ妹に届ける兄の思いとは?
詳細情報
出演者
山口智充
海外で頑張る日本人
番組内容
日本を飛び出し、海外で生きる多くの日本人。その国にしかない技術を求め、修業に出る者。大恋愛の末、海外に嫁ぐ者。会社を辞めて、異国で第2の人生を送る者…。そんな彼らには遠く日本で暮らす家族がいて、お互いの間には様々な想いがあります。この番組では、そんな“想い”を、「日本の家族から贈り物を届ける」という方法で繋いでいきます。海外で奮闘する日本人の姿…、そして遠く離れたからこそ分かる家族の絆を描きます。
おしらせ
※2013年10月13日の再放送です。
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
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